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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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さて、今回の雑文は、題名にあるとおり、

「一体、模型の何が楽しいのか?」

これをちょっと考察していきます。昨今の世情では、
「模型なんて面倒臭いだけじゃないか。色々と問題のある材料を扱うし。完成品の方が健康的だし、素人が作るよりもよっぽど増しなデキだよ」
こういう人も多いかと思います。
が、それに反論するわけです。
そうではないのだ。模型とは、そんなみみっちい価値観でやるものではないのだと。

勿論、甚だ科学的とは言いがたく、思い込みと個人的趣向で語ってしまうことになるでしょうが、実践的体験から書いているので、模型野郎なら、「うんうん、そうだよね」って部分が必ずあると思います。
そんな訳で、広い心で、時にはニヤニヤしながら読んでいただけたら幸いです。

いつもの様に、文字地獄となるので、ここで引き返すのが賢明です。

さて、模型の何が楽しいのか?
模型には色んな形がありますが、とりあえず一般的なプラキットで考えたいと思います。

一応、プラキットの工程をまとめてみましょう。人によってこれは変わると思うのですが、基本は同じです。
あと、話の整合性という意味で、「こういった前提のもと、話を進めるよ」ってことです。

で、工程。

1:説明書熟読
2:組み立て
3:バランスチェック
4:改造・改修
5:合わせ目消しなどの基本工作
6:整面作業
7:サフによるチェック
8:塗装その他

こんな感じになるかと思います。

さて、本題開始。


プラキットは一般的に説明書熟読から入ります。
少なくとも、私はそうです。以前どこかで書いたように、この説明書熟読が大好きです。
ここで構造やパーツ割をイメージしながら、頭の中で作っていって、どの辺が優れた構造か、どういう順番で作った方がいいのかを考えていきます。
さらに、完成写真をみてどこがどういいのか?どこを直した方がいいのか?
そんなことを考えているのが楽しいのです。
だって、自分ができるできない、さらに根性のあるなしに関わらず、脳内モデリングは可能性無限大ですからね。
頭の中では、プロ級の腕前ですから。

が、それだけでは飽きてしまうので、物理的に作って行くことになります。
私の様に一体ずつ作っていくことを旨としている人間だと、そして在庫が多い人間だと、実際に弄れるのは作りたいキットのほんの一部だけになります。
なので、残りのほとんどは脳内モデリングで楽しむことになります。運命の邂逅を果たすまで。

さて、組み立てフェイズですが、これをつまらないという人はいないでしょう。
おそらく、物理的作業の中で一、番楽しいフェイズではないでしょうか?
ほとんど何も考えず、説明書の指示通りに組んでいくだけ。気楽なこと夥しいです。

まずもって確実にいえることは、この組み立てフェイズに模型の醍醐味「その1」があることは間違いありません。
ガレキとは違い、プラキットの場合、昔のパーツが極端に少なかったものは別としても、大体形ができておりません。
最近の徹底的に作りこまれたキットはパーツが多く、説明書をみても、どこを作っているのか分からなかったりしますし。
そういう、形を成していない部品が、徐々に形状をなしていく様。
パズルを組み合わせ、最終的に「こうなるのか!」
これが模型制作の最初の醍醐味「その1」。
ファーストインパクトです。

組み立てが終わったら、その後は人によって工程が分岐します。
無塗装派の人は、そのままシールなどを貼って終了。
部分塗装派の人は、細かいところを塗って~終了。
全塗装派の人は、ここからが勝負となります。

無塗装派・部分塗装派の人は、悦びはファーストインパクトのみしかなく、模型の楽しさを極限まで味わえないわけですが、その分後の作業フェイズのストレスを感じなくてもいいので、それはそれで賢い選択だと思います。
楽しさとストレスの兼ね合いは、自分で決めればいいことです。
正解なんてありません。すべきことなんて決まってません。それが模型です。

さて、全塗装派の人はここからが勝負なわけです。
組み立てはオードブルです。メインディッシュはこれから。

ここで、全塗装派の中でも分岐が出てきます。
改造をする人としない人。
これはキットにも依りますね。改造しなくては格好悪かったり、全体的にいいのに一部悪いところがあるとどうしても弄りたくなる。
よって、デキのいいキットを作っている場合や、改造はしない人なら、このフェイズを飛ばしますね。

さて、改造・改修フェイズです。
改造をする人は、ここからが本番開始といってもいいでしょう。
バランスチェックから入るわけですが、ここにはセンスが関係してきます。
私の様にセンスのない人間は、基本的な箇所しか気がつきませんから。

で、このバランスチェックで洗い出した欠点。そのすべてを直す人は稀でしょう。
根性なしの私なぞは、気が付いた箇所の中でできそうな箇所、それも比較的簡単な部分しかやりません。

つまり、この改造フェイズは人によってやることが一番変わる工程だと思います。
やる気になれば、工程の中で一番重たいフェイズになります。
そのまま泥沼に嵌り、放置なんてこともザラのようです。

この改造フェイズは相当に厄介です。細かくて面倒臭い作業を延々と続けなくてはならないのですから。
が、悦びもあります。ここから悦びは抽象的になってしまうのですが、「イメージの具現化に成功した時の悦び」。
これが改造フェイズにおける最大の悦びです。
確かに面倒臭いです。改造は。
が、どうせ作って飾るのなら、格好いい方がいいじゃねえか?っていう価値観でなされるものですな。

一個一個のパーツを直していく段階でも悦びはありますしね。
腿が長いなあ。よし、短くしよう。修正→見ろ!こんなに印象がよくなった!!
とまあ、そんな感じです。
面倒臭い個々の修正を繰り返し、イメージに近いものを作れたときは、本当に嬉しいものです。

さらに楽しいのは、「こうしたいが、どうやればいいだろうか?」「どういう構造にすれば、効果的かつ簡単だろうか?」。
こんなことを工夫するのも楽しいのです。
実作業そのものは確かに面倒ですが、工夫している最中。そして工夫が見事に嵌った場合は、本当に嬉しいですし。

例として言えば、セレナさんのポリ移植とか。
これはやりたくてやったわけではないですけど。
サザビーさんなんかでも、腰周りの改造は楽しかったです。結果的にかなり立体感も出てご満悦の私。

こういうものが模型制作における醍醐味「その2」。
セカンドインパクトですな。

最近のキットはデキがいいので、改造をする必要もなくなりました。
なので、その分のストレスは軽減されています。悦びの量は減ったのかもしれませんが、元々デキがいいってのはそれ以上の見返りがあります。
素人には、できることに限界がありますからね。メーカーサイドでキチンと作ってくれているなら、その方が格好いいです。本当に上手い人でない限り。
なので、セカンドインパクトは相手次第です。好きなデザインなら喜びも大きくなりますが、そうでもない場合はそれほどの嬉しさを感じませんね。
改造などしなくていいのなら、それが正解なのですから。

根本的に、ここで労力を費やすくらいなら、塗装に回した方がいいと思ってます。私は。
改造は、私にとって「必要に迫られるからやる」ことでしかないですから。
利きガンダムもできませんし。

その後、整面作業に移るわけですが、これが面倒臭い。
作業フェイズの中で、一番心を折る段階ではないでしょうか?
特に改造などをしていると、この作業が格段に面倒になります。

多くの人がその後の作業負担を思い、仮組みまで、進んでも改造までで、整面作業の前で放置してしまうって気持ちは痛いほど分かります。

模型制作において、この整面作業だけは悦びがないと思います。
正確に言うと、悦びはあるのですが、分かり辛いのですな。
結構いい加減にやったのと、徹底的に拘ったのを比べても、よ~く見ないと分からないですから。
パッと見はほとんど同じです。よく観察して初めて分かる類の悦びです。
なので、悦びは薄いと。

んで、サーフェイサーです。
これはさっきのセカンドインパクトをより明確に、より大きくしたものです。
プラ板やパテなどで表面の色がチグハグだったものが一色になったことにより、改造箇所にも一体感がでるわけです。
これによって、完成状態がイメージしやすくなり、セカンドインパクトを明確に感じられると。

で、最終工程。塗装です。
ここは今までの改造や整面で溜まった鬱憤を晴らす、最も楽しいフェイズです。
作ったものが表情を持ち始め。やがて・・・。

これこそが、アルティメットインパクトです。まさに究極。

塗装に関しても、改造と同じで人によって拘りが違います。が、やはり悦びの質は同じですね。
ここまできて、漸く大きなカタルシスを得られるわけです。

それに、塗装というものは恐ろしいまでに複雑で深いものです。
プロが作ったものを見てみましょう。「これ、どうやったの?」そういう作例が沢山ありますね。
塗装というものは、改造以上に知識やノウハウの蓄積が物をいい、さらには発想と知恵によってなされるものですね。
習い性なんてものでやっていては、面白いものはできない。それが塗装の極意だと思います。

最終的に、模型の楽しみは「工夫」
。これにあるのではないでしょうか?
組み立ては普通に終わりますけど、その段階で「どうすれば、後の作業負担を軽くできるだろうか?」。そう考えながら作っていくこと。
改造にしても、「どうすれば、より効果的に格好よく見せ、さらには簡単で剛性の高い構造にできるだろうか?」。これを考える。
そして、塗装です。「どうすれば、頭の中のイメージに近いものを再現できるだろうか?」「どうすれば、面白い質感を得られるのか?」。
こういったことを常に考え、それに向かって工夫していく。
それが、模型の本質的な楽しみなのだと思います。

そういった、数々の工夫の結果、完成されたキットを眺める時・・・。
それが、カタルシスの価値ですね。
一つ一つの工程でもそれなりに悦びがありました。
が、最終的に出来上がった時の喜びには到底かないませんね。

模型制作ってものは、本当に登山と似ていると思います。
いろいろな場所で綺麗な景色を楽しみながら登る。楽しむといっても登坂ですから、基本的にしんどいのです。
が、山頂まで来た時の達成感たるや。

模型を作り続ける人ってのは、そのカタルシスが病みつきになっているからこそ、止められないのでしょう。
私の場合、一個のキットに一月もかけて作るわけですから、余計に。

段階を踏んで、その工程特有のストレスと悦び。
その上にある工夫と達成感。

それが模型の楽しみなのでしょうね。

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ん?いつの間にか、ウラヌスは発売されていたのか。
今月末だとばっかり思っていたよ。
悩んでるんですよねえ。後回しにしようかどうか・・・。
秋から冬にかけて、かなり熱い模型が沢山出るので。

アマゾンはいまだに25日発売とかいってるねえ。
さてさて、どうしようかな?

ついでに、

http://www.kotobukiya.co.jp/kotobukiyashop/detail.msp?id=7184

ナインボールカッコエエ!!
流用パーツが多いですが、肩と顔がイイ!!

これ、何か別のACと下半身を取り替えたら、さらに格好よくなる気がする。
アリーヤの下半身と合う気が・・・。

塗装済みパーツがあるみたいですが・・・。
ちょっと心配。自分でやりたいので。シンナーに漬ければOKかなあ?


さて、私と模型の出会いを「追記」として書いていたわけですが、ここのところ旅に行っていたり、本編であるキットの解説文が相当に長くなったりしていたので、「追記」を書きづらくなっていました。
本で長い文章を読むのって全然平気なんですが、PCで読むのってなぜか気合いが必要なんですよね。
ん~、モニターを見ている姿勢が良くないのだろうか?

面白い文章なら、すぐに引き込まれるので、サクっと読めるんですけどね。

そんな訳で、異常に長くなるので暫くご無沙汰だった第一次模型現役時代のことを、纏めてここで書いてしまいます。
また長くなりそうなので、一回で終わるか分かりませんが、書ける所まで・・・。読んでおられる方はどうか無理せず、止めたいところで止めてくださって結構ですよ。
文字地獄が続きますからね。

あと、なんでこんな中途半端な時にこんなことを書く気になったかというと、セレナさんが原因です。
ポリがアレでしたから。
しばらく傾向と対策を練らなくてはなりません。

ほんと、初めて、仮組みで終わりにして他のキットに浮気しようかと思ったよ。
組むだけで格好いいですからね。ポリも立っているだけなら何とかなるし、塗装しなくてもいい質感だし。
まだ頑張るつもりではいるけど・・・。


さて、今回の本題です。
第一次模型現役時代について。

前回はどこまで・・・、ああそうね。生まれて初めて作ったリアル頭身の百式まで漸くいったんだった。
で、今回はその続き。

ガンプラの二体目は、実は憶えてません。百式はおそらく初ガンプラであっているんだと思うんですが、それ以降がかなり曖昧です。

今もそうですが、私は当時から原作となるアニメや漫画などを知らずに模型を作っていたんです。
理由の第一に、「TVを見せてもらえなかった」。これが大きいですね。
以前、どこかにも書きましたが、私の母親は所謂、教育ママの最強形態みたいな人で、
「お勉強以外のことをしなくてよい。遊ぶなんてもってのほか」。
そういう人だったんです。

そんな信条(というわけではないだろうが)が、どれだけ私の幼心に悪影響を与えたのか、推して知るべし。皆まで言うなってはなしですけど、まあそんな感じで、勿論、TVは一日30分。土曜は「暴れはっちゃく(知らない人多いだろうなあ)」と「日本昔話」の二本立てで、豪華1時間も見ることを許されていたのです。

そんな環境ですから、夕方やっている再放送などは見れませんし、19時からやっている番組など見たことがないです。
「風雲たけし城」とかをみんなで楽しそうに語っているのが羨ましかった・・・。

で、本編は知りませんが、ただ格好いいと思ったので、模型を作り始めたわけです。
これは今でも残っておりまして、いまだにアニメなどを見たいと思いません。
ってか、正直、ガンダムのアニメは私の趣向には合わないだろうなあと思っております。

まあ、私がガンダムが好きになれないのは、なんでも素直に受け入れられる子供時代に見ないまま、山ほど良質な本や映画を観て大人になってしまったからなんでしょう。
お話としての面白味のレベルが違いますからね。
アニメだから駄目なのではないですよ?勿論。好きなアニメも沢山ありますからね。
ガンダムが駄目なだけです。

ああ、ちなみに、小学校のころに親を騙して買ってもらったものがありまして、それが富野さんが書いたファーストガンダムの小説でした。
「漫画じゃないよ。本だからいいでしょ!!」。そういって買ってもらったんですな。
感想は・・・最低でした。子供の頃、使われている語彙やイメージが難しいからなのかと思っておりましたが、高校生の頃に読む本がなくて屋根裏部屋を漁っていたら出てきたんです。
懐かしいなあってんで、読んでみました。ええ、三巻全部。

私がある程度知恵を得たあとに読んでも、いや、むしろ、だからこそ、最低でした。
富野さん。小説家にはなれないよ。
言っていることは阿呆みたいに簡単なことなのに、賢げにみせるため、回りくどく、無駄な修辞とかしているんだもん。

馬鹿馬鹿しい。

その一言でした。
ま、アニメなんてものは所詮、玩具の宣伝番組だしね。内容なんてどうでもいいよね。


ま、アニメのことはどうでもいいとしてもです。
いまだに、そしてこれからも、アニメを見ることはないでしょうし。未来永劫。

が、格好いいロボットってのは好きです。ガキ時代も今でも。いい大人が子供みたいに、なんていわれても好きなものは仕方ないです。
美人と模型、どっちを取る?って言われたら、そりゃ美人ですがね。

ガンダムに興味がないなら、ガンプラなんぞ作るなよ!!って言われそうですが、アニメと模型は私にはまったく別物なんです。
デザインとその造形に興味があるだけなので。

閑話休題。無駄話が多すぎます。
で、ガンプラ。百式以降はもう滅茶苦茶です。アニメを知らないから、「これとこれを並べたい」なんて当然考えないわけです。
脈絡なんてありません。今も同じですけど。

その時、玩具屋さんに売っている物の中から、予算的に買えるものを選んで買うわけです。
小4くらいからでしょうかね?作り始めたのは。お小遣いは当然400円。買えるものも限られていますね。

作っていたものの中心はZ~逆襲のシャアあたりです。当時、逆シャアの映画が公開される前後だったんです。
本当に旧キット然としているZ時代のガンプラから入ったので、今のガンプラって「何て親切なんだろう」。そう実感しますね。
逆シャアを作って接着剤を使わないキットに初めて出会ったんだと思いますが、衝撃的でしたね。

つ、作り易い!!

ガキですから、綺麗に作りたいとかそういうことはなかったんです。
ただ、格好いいロボットの立体物があればいい。それだけなんです。
塗装なんて当然考えませんでしたしね。金も無いし、1瓶で120円とかするものを数本買うのなら、キットをもう一つ買った方がいいと。
子供なら、誰でもそう考えるでしょう。
現在知っている様々な技術も、すべて復帰してから知ったことです。当時はなんにも知りませんでした。

そんなガキでしたから、バキューンドカーンってやるためにキットを作るわけです。
復帰してからは完全に置物と化して、完成後はまったく動かさないんですけどね。ええ、サザビーですら、まったく動かしていません。
この趣向性の180度転換が不思議です。

遊びまくるとどうなるか?
プラスチックですから、簡単に壊れます。壊れた時は物凄くがっかりするんですが、次のを手に入れるともう前のには興味がなくなってしまうんですよね。
苦労して作ったわけじゃないから。ただ組み立てただけだから。バキューンドカーンってやれれば何でも良いから。

そんなわけで、ガキの頃にガンプラが沢山並んでいたってことは一回もありません。
すぐ壊すので。
壊れたキットはジャンク箱に入り、後に爆竹で破壊してました。ええ、マジで。友達と一緒にやってましたな。

ガンダムで興味のあるキットはなんとなく買い終わったあとも、まだ立体物で遊びたいって欲求はあったんですね。
なので、ガンダム以降、迷走が始まります。
パトレイバーとかマクロスとか戦闘機とか、とにかく色々と買いました。

ま、買った模型は、以前
ここに一覧として書いたので、見てもらえれば大体分かるかと思います。
買ったものはまだありそうなんですが、如何せん思い出せません。

第一次~の頃は、逆シャアあるいはポケ戦まででして、F91の辺りからは完全にノータッチです。
F91の頃には既に卒業していたのですね。

その後、私はゲームに移って行きました。
こういう遊びの変遷は私の世代を分水嶺として、ちょっと年上の人ならみんなそうだったのではないかと思います。

中学三年間は、遊びといえばゲームばっかりしてましたね。
上にも書きましたが、玩具を買ってくれない親なので、なんとか自前で調達して。
中学生に2万もする本体や、6千円~一万近くもするソフトは高いよ。

高校になってからは、まったくゲームをやらなかったんですね。
なんでか知りませんが。3年間。まったくゲームをしませんでした。興味すらなかったです。
世は移ろい、スーパーファミコンが完全に廃れ、プライステーションやセガサターンが一般的なゲーム機に変わった頃。
私は大学生になっておりました。

暇だなあ。よし、久しぶりにゲームでもやってみるか!!

そう思った私はPSを買いました。ゲームの進化にビックリしましたねえ。
スーパーファミコン末期にスターフォックスってゲームで必死に使っていたポリゴンが当たり前に、しかも超綺麗になって使われてる~。
んで、ゲームはいい暇つぶしになりましたとさ。

その後、2000年だったと思います。何気なくTVを見ていたら、何とかガンダムがやってたんですよ。何ガンダムだったかは忘れましたけど。
驚きました。ガンダムってまだあったんだ!!
そんなもの、時勢に流されて、とうに滅んでいるんだと思ってましたからね。
ぼんやりと眺めていたら、CMでガンプラをやっているじゃ御座いませんか!!

超ビックリです。そんなもの、時勢に流されて(略)。
あまりの懐かしさに、私は近くにあった大手デパート(今はなくなってしまった)の玩具コーナーに行ってみました。

あった!!

これが、私とMGの出会いですね。
箱の写真を見て、興奮しまくりでした。
スゲー。格好よくなってるじゃん。うげー、でも圧倒的に高くなってるじゃん。なんだよ、3500円て。

そこで衝動買い。
買ったブツはMG・Zのver1でした。メタリックコーティング版です。Zがそれしかなかったのと、メタルが好きだったことから選びました。
Zは大好きですから。

感動しましたねえ。あまりの格好よさと、その色分けっぷりに。
塗らなくても、このクオリティ!!
パーツなんかも圧倒的に多くて、組み立てだけで8時間もかかってしまいました。
昔のキットを知る私はビビリました。
今では散々に言われてしまうZのバージョン1ですが、当時としては相当な傑作だったと思います。
アレだけのクオリティを維持しながらも、変形を成し遂げていたってこと自体、バンダイの高い技術力を実感させます。
間違いなく、MGの中でもマイルストーンとなった傑作キットだったと思いますよ。

ちなみに、このキットを作るときに、私、接着剤を買ったんですよ。
当然、接着剤を使うものだろうと思っていたので。
が、スナップフィットでした・・・。
考えて見れば、当たり前じゃんか。昔からそうなんだから。
十年くらい模型から離れている間に、私の頭脳はガンプラではなくほかの模型基準で考えるようになっていたんですねえ。

でも、なぜか模型に復帰しなかったんですよ。
Zを一体作ってお仕舞い。それだけで満足してしまったんですねえ。

その後、2006年夏になぜか古本屋にあったメッキの百式を見て、またもや衝動買い。
その時、ネットという便利なものがあったので、調査してみると・・・ワンサカ出てくる!!
超上手い人が作った、圧倒的な作例に魅せられる日々。
で、出会ったのが、MG・Ex-S。当時から大好きであったキットを1/100で!!でも高い!!

魅せられてしまったもんは仕方ねえ。だが、自重しろといわれたのに・・・

Sガンダムって、なぜか私と縁があるんですよ。模型卒業間際に大好きだったガンダムですからね。最初にブースターユニットを買い、次にEx-Sを買い、最後にノーマルSガンを買い。
結局、すべて買ってしまったわけです。ただし、上にも書いたように、同時に存在したことはありません。
壊してしまうので。

で、MG・Ex-Sを買ったときも、色んな工具の買出しに近くのホビーショップへ行った時に旧キットのEx-Sを見つけまして、思わず衝動買いしてしまいました。
この旧キットEx-Sで、初めて改造をし、合わせ目消しをし、部分塗装をし(これはガキの頃もやったことはありましたけど)、墨入れをし、トップコートを使ったわけです。
色んな道具や技術の叩き台として、活躍してくれました。

そのMG・Ex-Sが私を完全に模型の世界へと引き込んだ、直接の犯人ですね。
超絶なまでに格好いいですから。デザインも造形も。
そして、こだわりのギミック。可動はよくないですけど。あと、自立が厳しいですけど。
でも、作ったときのあの迫力は忘れられません。でかく格好いい。
今では、Ex-Sは、バンダイにおける一つの奇跡だったと知っていますけどね。

で、復帰、第二次模型時代開始。
今に至ると。

復帰した最大の理由は、「模型って、空恐ろしいほどに遊べるキャパのある娯楽だ」そう思ったからでしょうね。
塗装したり、改造したり、果てはスクラッチしてみたり。
ゲームなんぞよりも、楽しめる上限が圧倒的に高いです。
その複雑さ、表現の幅。そういったものに魅せられてしまったんですね。

で、大人の財力に物を言わせて、当時やりたくてもできなかった塗装道具を買い、大人の根性と発想で弄り、思い出深い逆シャアを作ってみたりしているわけです。
やっぱり、子供の頃にかったのと同じキットを買って作れるガンプラって、すげえな。
下手すれば、お父さんと子供が、同じ年齢の時に同じキットを作っている事だってあるわけだし。

ん~。再販を繰り返してくれるバンダイには感謝。

私の第一次現役時代は、ガンプラに始まり、ガンダムは1/100νガンダムで終了。結局戦闘機のキットで模型は幕を閉じました。
第二次の現在は、やはりガンプラで始まりましたが、既に心はガンプラから離れつつあります。
実際には、復帰後数ヶ月でガンプラ以外の方がプライオリティが高くなっていたんですけど、手が遅いもので、実際に作れるようになるまで一年近くもかかってしまいました。
いえいえ、ガンプラでも懐かしいキットといいキットは作っていくつもりですが、「いい」と感じるものがガンプラ以外の奴の方が多くなっているんですね。
要するに、最近のガンプラは退屈。
なので、きっとこの先、ガンダム色はどんどん薄まっていくことでしょう。

ブログのタイトルにはガンプラって書いてあるのに。

復帰した頃は、こんなことになるとは思わなかったなあ・・・。
ACもFSSも知らなかったし。
WAVE?ボークス?ワークショップキャスト?シリコントライブ?コトブキヤ?
何それ?美味しいの?
そんな感じでしたから。

ま、復帰して百式→Ex-Sときて以降は、このブログを丹念に読めば、経過は分かるでしょう。
読みきるには、果てしなく長い駄文と付き合わなくてはならないですけどね。
あ、カテゴリ見れば、何を作ったのか分かるか。

そんな訳で、私と模型道は、一応完結です。
んで、ここから新しい模型道が始まるわけですよ。

本編に戻りたいのですが・・・。
セレナはどうしようかなあ?

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ということでね、新たなる章が開幕します。

私が模型に復帰してからほぼ1年。この一年は綺麗に二つの章に分けられます。

○第一章:9月~1月
素組み、部分塗装で基本的に満足。
ガンプラばかり見ていたあの頃。
塗装も合わせ目消しもする必要もないバンダイの親切設計のキット万歳だった。

○第二章:2月から8月
様々な調査と研究により、新しい世界が加速度的に広がる。
お陰で、ガンダム以外の模型に関心が高まる。
バンダイ以外のメーカーにも、多くの素晴らしいキットがあることを理解する。
特にガレージキットという、根本が異なる模型を知り、模型とは造形であることを理解する。
エアブラシを手に入れ、理論上怖いものなしになる。
様々な技術や知識の実験台として逆シャアシリーズを作り、コンプリートする。

ここまでで1年かかりました。脳内では数ヶ月で辿りついてはいたんですけどね。手が追いつかない。
年末~年始辺りにFSSやアーマードコアなどの超絶キットたちに出会ったことにより、価値観が激変したのが災いの元です。
あれがなければ、今頃模型を止めていたかもしれませんし、こんなに金がかかることもなかったと。

しかし、綺麗に世界が進化しているのが分かります。
第一章の時は、導入期。基本的な技術や工作などにまったく興味がなく、目に入る狭い世界でのみ満足していた時期。
第二章は、知ってしまった禁断の地への憧れから、そこにたどり着くための修行の時期

ま、そんなこんなで創成期は終わったわけです。
実際には、第二章は自分に課した物ではあったんですけどね。
素晴らしい模型を作るには、相応の技術と知識が必要だろうと。そのための実験の時代として。
脳内では、ずっと先に進んでいても、物理的にできなければ模型は作れませんから。

そして、物語は第三章へと・・・。
禁断の地、エウレカへと一歩を踏み出すわけです。

そんなに大袈裟なものでもないんですが、要するに第三章は、今まで我慢していた「本当に作りたいキット」を作りつつ、尚且つ更なる実験をして、もっと模型の世界を広げようと。もっと模型を楽しもうと。
そういうことです。

で、第三章は、第二章でやったような一つのシリーズに特化してそれを作っていくようなことはしません。
基本的な実験は大体終わっていますから、あとは根性と根本的なセンスが問われることになるでしょう。
勿論、これからも実験はしていくつもりですけど。知らないことが山ほどありますからね。
ってか、塗装やらの具体的方法論を書いた本が、最近は欲しいです。
あまりにも知らないし、自分で蓄積するには塗装のノウハウは膨大すぎます。

勿論、ある程度の整合性を持たせた形でキットは作っていくと思います。
ネタばらしになってしまいますが、このあとAC関連を作っていきますし、その合間に旧キットを作っていきます。
前に書きましたが「本気ット→息抜きット」の順です。本気ットがACであり、息抜きットが旧キットです。

が、その整合性にこだわる必要もないだろうと。
作りたい物、立体物が欲しい物がある。だからこそ模型は作る。
それでいいのだと。
実験のための実験は、消耗を促すだけだ
と。

突発的に弄りたくなったキットがあれば、途中で割り込んで作ってしまいますってことです。
といっても、やはり一個ずつ作っていく姿勢は変えないようにしたいです。幾ら積みが多くても、です。
弄っている間に飽きてきて、別のキットを触りたくなるって気持ち、痛いほど分かるんですよ。
が、それをやってしまうと切りがなくなりそうで・・・。私、意志が弱いですから。

まずは楽しむことが第一。次に完成させることが重要。
そんな訳で、一個ずつ確実に作っていこうと思っています。

で、第三章開幕の記念すべき第一弾は・・・。
ま、明日になれば分かります。
って、誰も気にしてねーか。

第二章を試行錯誤の時代と分類するならば、第三章は「成長期(得た知識を洗練させ、確実な技術を模索する時代」という風に言えることでしょう。
この第三章が長そうですけどね。新しい知識を得ること自体は難しいことではありませんから。
その知識から、自分なりの答えを引き出し、さらなる解釈を盛り込むことが大変なわけです。
・・・ん~、なんか形而上的表現に過ぎるなあ。あまりこういうの好きではないんだが。

ま、この長い第三章が終われば、そんな先のことまで考える必要はありませんけどね、第四章に突入し、所謂「安定期」となることでしょう。
安定期になって初めて手を出せるキットたちに、私は再開することになるでしょう。
このキットたち。既にスタンバっていますから。私の部屋で。いつ作るんだよ、俺!!

この運命の邂逅のためにも、これからも技術と知識を蓄えていこうぜ、俺!!

ん、しかし、こういった計画的で学問的な姿勢を、もっと実生活の中や今までのお勉強で見せていれば、もう少し増しな俺になっていたと思うなあ。
ま、好きだからこそできる、面倒な手順ではあるんですけど。

ともあれ、第三章開幕です。

では、次回は新しい模型の世界へ、
とつげ~き!!

拍手[0回]

個人的にFGのガンダムエクシアを応援していたんですが(私が買うかどうかは別として)、早くも10月にHGとして出るようですね。
しかも、値段も親切で1050円らしいです。

FG危うし!!

たった500円の差ですから、ある程度以上の年齢ならば、HGを買ってしまいそうですね。
私なら・・・造形によります。大差がないなら、FGで。大きく差があるならHGで。
可動やギミックはどうでもいいです。

本当は、エクシアなぞどうでもよく、FGというカテゴリをもっと充実させて欲しいだけなんですけど。

バンダイも気が付いたってことかな。
以前、ここで私が書いていたこと。
「FGは後のHGやMGの叩き台で良いから、シリーズを増やすべきだ」
この、叩き台に使ったんでしょうね。プロポーションやフォルム、あるいは可動やギミックを煮詰めるのに。

しっかし、今回はヤケに商品展開が速いな。放送前から関連商品を発売なんて。
バンダイ。何を考えている?
1/100だけでなく、1/60の試作品も既にできているようですしね。

もしかして・・・00だけでなく、裏でアレを?
って思ってたらやっぱりキャラホビでユニコーンが出てましたね。
このデザイン。顔以外は思いっきり「これまでのガンダム」なんですよね。
割と好きなガンダムデザインなんで、いいんですけど。
ただ、スーパーサイヤ人化したあとは、顔すらもガンダムになってしまうので、面白くないですねえ。

しかし、ロボットが変身って・・・


この間、模型店に行ってきました。なんだかしょっちゅう行っているようですが、実際にはしょっちゅう行っています。
何ヶ月かに一遍を、私基準ではしょっちゅうって言うんですけどね。
やる気の人は毎週の様に通っているのかもしれませんけども。

今回の買出しの目的は、次に作る予定のキットの塗料の買出しです。
「~の」が多いな。

さて、行ってみると、いや前からそうだったんですけど、そのお店にはフィニッシャーズカラーが置いてありました。
噂は聴いてます。
隠ぺい力が強い。
発色がいい。
塗膜が強い。
色の種類がMr.カラーに比べて少ない。
などなど。

ま、基本的にいい内容ばかりですね。
で、幾つか買おうと思っていた塗料がフィニッシャーズでも代用できそうだったので、買ってみました。
値段が結構高いんですよね。ミスターカラーの倍以上。
内容量も倍なので、そこまで高いわけではないんですけども。

が、フィニッシャーズ。面白いですね。色に拘りを感じます。
赤、青。そういう基本的でありながら調色の難しい色に、沢山の種類があるんですね。
サザビーさんを塗る前にこれを目にしていれば、もっと綺麗な色で塗れたかも知れません。
赤だけで、そこには5種類以上あるんですよ。明るいものから暗いもの。青も同じです。ってか青はもっと種類があったな。
いいですねえ。

が、気になったことが一つ。塗料の裏には専用のピュアシンナーを使えって書いてあるんですが、普通のラッカーシンナーで使えるものなのだろうか?
結論から言えば、使えるみたいです。が、本来の性質が落ちることがあるとか何とか。

「本来の性質」ってなんだ?
「落ちることがある」ってなんだ?

はっきり書けよ!!ムカつくなあ。こういう言い方。
何がどう変わるのか、ちゃんと説明しろや、おい!!

ま、使ってみます。そのお店にピュアシンナーの在庫がなかったもので。
いずれどこかに行ったときヒョイっと見つけて買えるかもしれませんけども、暫くは模型店には行く予定はないですしね。
大体、既に普通のラッカーシンナーとリターダー入りのが2本もあるのです。
これ、普通に使ったら1年くらい持ちそうな量です。それに加えてまたシンナーを買うのかよと。

んで、計4000弱も塗料だけで使ってしまいました。
数ヶ月に一遍、キット代よりも高い工具や塗料の買い物をしているなあ・・・。
今回はモリモリのパテやらを諦めたんですけどね。
サイフが厳しいよ。

そんな訳で、当分は塗料を買う必要はないと思います。
面倒臭い買出しも、しばしのお別れ・・・だと思います。

んで、そのお店にMG・ターンAとガンダム00のFGの・・・エクシアだっけ?の見本がありました。
ターンAに関しては、こんなものかなって感じです。良くも悪くもバンダイ製キット。
ディテールなどが意外と乏しく(デザインの時点からそうなんですが)、メカという感じがしない。でも、作りやすそうだし、何より動くのだろうなと。
ディテールに関しては、元デザインでもかなりモールドが入っているので、真面目に再現してましたね。
合わせ目の誤魔化しも相変わらず上手い設計でした。

個人的には、あのバンダイが当たり障りのないキットではないものを久々に出してくれたなと喜んでいるのですが、まだ買ってません。今のところ買うつもりもないです。
他で忙しいので。

FGはいい感じでしたね。あの低価格でよくぞここまで頑張ったと。久しぶりにバンダイに拍手をします。
造形的クオリティに関しては、子供向けの安全基準というところに目を瞑れば、最近のHGUC並みに良く出来ているのではないでしょうか。

あとはデザインの好みの問題でしょうね。私はそれほどいいとは思いません。悪いとも思いませんが。
SEED系よりはいいが、それだけって感じです。
冷静に言えば、最近のガンダムデザインの中ではいいほうだと思いますよ?
なんつーか、まったく進歩がなくむしろ退化していたのがガンダムデザインでしたから。
許される範囲内で、頑張ってガンダムの記号から離れた感は評価できると思います。

なんか、PVを見て敵役の量産機(?)はマクロスとかそんな感じのメカデザインに近い感じがしました。
んん!!こっちのキットの方が欲しい!!

ま、値段が値段なので、どこかで衝動買いする可能性大ですね。

適当に作ってみて、「なるほど」ってやれるキットですから。
つまり、「息抜きット(※1)」ですよ。

これから私も、「本気ット(※2)→息抜きット」の順で作っていこうと思っているので(連続して本気ットだと疲れる)、こういうのもアリです。

ま、そんな訳で、そろそろまた模型制作に着手しようかな。
ん?まだ4日しか休んでないぞ?


※1:息抜きット(いきぬきっと)
○俺語。
○息抜きで適当に作るキットの意。
○特に改造もせず、また塗装に拘るわけでもない。
○実験的色彩が強い場合もあるが、本気で作っているキットで実験することもあるので、一概には言えない。
○完成後の美しさを楽しむためというよりも、作る工程に楽しみを見出すためのキット。
○つまり、なるべくストレスフリーで作ることを目的とするのが第一義。
○おしなべて、楽な気持ちで模型本来の楽しみを満喫するために作るキット指して使う。
○比較的低価格キットでやる場合が多い。
○適当に作っても勿体なくないから。
○積みが多く早く消化したい人は、高価格帯のキットでもやってしまうケースもある。
○対語「本気ット」。
○「手抜きット」の類語として扱われることもあるが、本質的には違う。「息抜きット」は楽しめる範囲内でやることを目的とするのに対し、「手抜きット」はハナから適当につくることが目的。

※2:本気ット(ほんきっと)
○俺語。
○本気で、真面目に、やる気で、作るキットの意。
○できることはなるべくこなし、格好よくすることを目標に頑張ったもの。
○改造だけを指すのでなく、塗装に拘りを持つ場合もある。
○実験的要素を含む場合もあるが、今まで培った確実な理論に基づき作るケースが多い。
○できることはやるという姿勢から、作業工程が艱難辛苦を極める場合が多く、疲れる。
○つまり、作る楽しみよりも、完成後のカタルシスや美しさに重点を置き、普遍的恒久的ディスプレイを目指し、その時点での限界性能まで己を叩き込むことをモットーとする。
○が、精神力の限界から、手抜きをする場合も多いので、限界とは技術の限界ではなく根性の限界を指す場合が多い。
○比較的高価格キットでやる場合が多い。
○なぜならテキトーに作ったら勿体ないから。
○好きなデザインのキットは低価格でもやることがある。
○対語「息抜きット」

ついでに、

※利きガンダム(ききがんだむ)
○俺語。
○利き酒が語源。
○模型の造形の良し悪しを見抜く目の意。
○ガンダムと言っているが、ガンダムに限らず、立体物ならなんでもござれ。
○良し悪しだけでなく、どこがどう悪いのかを見抜く目も必要。
○さらには、悪いところをどう変えればよくなるのか(例:腿を3mm延長など)想定する能力をさす場合もある。
○なので、立体認識能力だけでなく、造形的センス全般を問われる特殊能力。
○意外と持っている人は少ない。
○プロモデラーは持っていることが多い。
○原型師は間違いなく持っている。

※田中君(たなかくん)
○俺語
○関節部位のポリ♀を固定する物を指して言う。
○関節固定と可動になくてはならない物であることが、戦後日本で語られないことがない政治家「田中角栄」と似ているため命名された。
○マキコさんが聞いたら、きっと怒られる。
○基本的に、関節♀を固定するものならなんでもOK。ボールジョイントだろうが普通の棒だろうが。
○プラ板箱組みで作るのがもっともポピュラーだが、稀にパテで強引に作る場合もある。
○故に関節=田中君といっても過言ではない。
○大事な要素なので、おろそかにしてはいけない。
○ほとんどのプラキットに使われている。
○固定式のガレージキットには使われていない。
○また、昔のスケールモデルにも使われていない。
○可動という面白味からキャラクターモデルを隆盛に持っていった、影の立役者。
○やっぱり、カクエイと同じである。
○でも、最近はABSで関節を作る場合も多く、使われる数が減ったり、場合によってはまったく使われていないキットも出始めている。
○最近ではあまり振り返る人がいないのも、カクエイ氏と似ている。
○けどやっぱり万能的性能は色褪せることはない。

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今回は夏に相応しく怪談です。
これから、私自身が体験した恐ろしいお話をします。

夜中、誰もいない部屋でPCに向かってこれを読んでいるあなた。そっと後ろを振り返ってみてださい・・・

「お前だ!!」

さて、半月ほど前のことです。
深夜、丑三つ時をちょっと過ぎた時間帯。私は寝ておりました。かなり暑かったので、熟睡とまではいきませんでしたが。
その時、突然

ガタン!グシャ!!

異様な音が、私の部屋に響き渡る!!!

かなり大きな音だったので、眠りの浅い私はすぐに起きました。
「なんだろう?こんな時間に、こんな大きな音がするなんて・・・」
部屋を見渡します。

・・・と、あれ、何これ?
半分寝ぼけている頭が異常に気が付くのに、たっぷり10秒はかかりました。

ここから先は覚悟のある人だけ読んでくださいね。
恐ろしい出来事が書かれています。
正直、渦中の人である私も、いまだ根本的解決法を見つけられません。

では、気合いのある人だけ・・・

あなたの知らない世界にご招待。

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