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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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暫く鳴りを潜めていました。
漸く更新です。更新しておかないと、面倒になって放置上等とかなりそうなんで。

2007年7月以降の下半期に完成したキット一覧。

1:サザビー・1/144・旧キット
2:ミラージュ・セレナ・AC
3:ジムコマンド・1/144・旧キット
4:クレスト・デュアルフェイス・AC
5:リックドム2・1/144・旧キット
6:レイレナード・アリーヤ・AC


成果

ということでね、6個しか完成しませんでした。アリーヤさんは2008年2月に完成だろ!って突っ込みは無しの方向で。
2007年最後の完成品であり(いやほら、塗装以外は終わってましたし・・・)、2008年最初の完成品でもあるってことで一つ宜しく。

ペースでいうと、一月に一個の割合。う~ん。遅いのか順調なのか。
まあでも、大体は想定通りなんですけどね。下半期では6個くらいになるかなってのは。

だって、超重たいアーマードコアのキットを3つも作ったんですからね!!
一個につき、丸一月かそれ以上かかるキットですよ。
アリーヤさんは三ヶ月かかってしまいましたけど。

○サザビー
遠い昔のようだ・・・。
とてもとても暑い夏だった。いつまで経っても終わらないキットだった。
元よりはずっと格好よくなったと思うけど、理想と考えていたハイコンプロには程遠いデキだったな。
ま、アレを旧キットから自作できるくらいならばプロ級だろうし、旧キットを使うよりもフルスクラッチの方がやり易いかもしれない。
キットがアタリにしかならないからねえ。

○ミラージュ・セレナ
思い出深いキットですねぇ。
人生で初めてのコトブキヤ製キットでありACキット。
できうる限りのアイデアを投入し、尚且つ手間を度外視して頑張ったキットでした。
やり方によっては、グラデが入っていても発色良く塗装できるんだなって分かりました。

○ジムコマンド
息抜きも大事だと分かりました。
適当に作って、立体を楽しむってのも大事です。模型の楽しみ方として。
その分、眺めて楽しめる期間も短くなってしまいますけどね。
作る期間に、観賞を楽しめる期間も比例するということなんですねぇ、模型って。

○クレスト・デュアルフェイス
挑戦のキットでした。
ドライブラシをやってみて、色々と分かったというね。
ま、挑戦といえば、セレナも同じなんですけど、あれはそれまでの方法論を突き詰めたものでしたね。
一方コイツは、まったく新しいことをしてましたから。
しかしです。今見ると、色にセンスがねえなと。もうちょっと格好いい色彩で塗装すればよかったぞと。

○リックドム2
こう言うとなんなんですが、面倒なキットでしたね。
元来、あまりドムは好きでなかった上に(嫌いということではなく、高いモチベを維持できるほどに好きというわけではないということ)、アリーヤさんと被って作ってしまったので、その造形の駄目さっぷりをもろに感じてしまって・・・。
じゃ、作るなよって言わないで!!
全体的なバランスはかなりいいと思うんですけどね。しかし、ディテールであったり、変化の部分がモッサリしていて・・・。
しかも、無駄に面倒な改造をしてしまったので、かなりモチベが下がってしまいましたね。

○レイレナード・アリーヤ
歓喜のキットでした。そして、命を削ったキットでした。
どこまでいっても終わらない。そんな感じでしたからねえ。
サザビーさんの時とは違い、とても寒い冬の最中、凍えながら塗装したのもいい思い出になるでしょう。
しっかしねえ。三ヶ月かかるキットなんて、そうそうありませんよ。手が遅いってのも大きいですが。
でも頑張ったぶん、それまでとは一線を画す圧倒的なクオリティを手に入れられたと思っています。
模型ってのはやっぱり、知識と根性の産物ですよ。
経験やセンスも大事ですけど、それって突き詰めればってことであって、素人が趣味の範囲で楽しむ分には、知識(方法論)と根性(求めるクオリティと労力の兼ね合いを考えた)があれば、大抵のことはできると思います。
私が追い求める質感。「重厚で、硬そうで、深みがありながら、それでも尚且つ澄んでいて透明感のある(濁っていない)、美しい色彩」
これが、まあまあ達成できたかなって思ってます。
パールにはまりそう・・・。
上の質感は、ガンダム系でやると、なぜか違和感のある仕上がりになりそうですねえ。
ん~、やっぱり、キットに合った仕上げってものを研究していくべきですね。

とまあ、ざっと思い出ですね。
なんでしょうね?模型って物は、作っているときに、作り手の思い入れやアイデアだけでなく、思い出も織り込みながら作るものなんでしょうかね。
やはり、本気で作った本気ットの方が言葉が出てきますし、記憶が鮮明です。

アリーヤさんを作ってみて思ったのが、「数年ごとにこのキットを作って、その時々の技術、発想、好み、目標を盛り込んでいきたいな」ってことでした。
ま、超重たいキットなので、一度作ってしまった今は、なかなか腰が上がらないでしょうけどね。
またいつか、気持ちが盛り上がり、「アリーヤを作りてー!!」ってなることでしょうね。素晴らしいキットですから。アリーヤでこんなことをしたいと。
ストックを買っておこうかな・・・?
いや、待て!止めておけ。あんな重たいキットのストックなぞすべきではないぞ。
いつでも買えるから。多分。

いずれにしろ、私はまだまだ模型の荒野を彷徨うことになりそうです。

模型野郎の皆さん。
頑張って作っていきましょうね。
丁寧に作れば、必ず作品は報いてくれますから。

さて、そろそろ次のキットに取り掛かろうかな?
ん~、でもあと少し下半期の成果を眺めて過ごしたいなあ。

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アリーヤさんは現在墨入れ中です。しばしお待ちを・・・。

HGUCのνガンダムさん。仕様が見えてきましたね。

合わせ目がない。
全パーツ後ハメ可能。
新型ポリによる、ABS分割と可動範囲拡大。

とまあ、こんなところでしょうか。

全体的に見て、「割とどうでもいい」と思ってしまうのは、わたしがアーマードコアを作ってきたからかもしれませんね。

①合わせ目がない。
これは、結構大きいかもしれません。
整面作業の手間が、相当減りますから。
が、ヒケやエッジ出しなどをしなくてはならない物ならば、あまり変わらないですね。
カタログスペックとしてのステータスにしかならない、なんてことにならないようお願いしますね。バンダイさん。

②後ハメ
すんごくどうでもいいです。
上と連動しての構成となるこの技術ですが(合わせ目をなくすってことは、後ハメができるパーツにしないと実現不可)、それほど大変なものではないです。
アリーヤさんでやっていたように「接着→合わせ目消し→塗装→マスキング→接着→ループ」って作業は確かに面倒です。
面倒ですが、簡単です。技術的なハードルは決して高くありません。
面倒と言っても、ちょっと手間が増えるだけで、それほど作業負担が増えるわけでもありません。
私のアリーヤのように、塗装を何重にも重ねたりしない限りはってことですけどね。
最近流行の、発色重視のベタ塗りをするならば、そんなに違いはありません。
とはいえ、やはり作業負担が軽減されたことは、嬉しいです。

③新型ポリとABS分割。
難しかったABS分割ってのが、さっぱり意味が分かりません。どういうことを指しているのか根本から分からないので、何もいえないんです。
なので、新型ポリの威力も良く分かりません。
可動範囲拡大は、完成したら飾っておくだけの私なので無意味です。

要するに模型野郎の労力を少しでも減らしてやるぜってことで、こういう技術を開発したのでしょう。
見方によっては、組み立てる玩具と言うこともできますが、そこはそれ。
敷居が低いほうが、より正しいのは世の常です。よって、単純に塗装しやすいこれらの技術導入もいいのでしょう。

結局、これらのことがどれほどの威力を発揮するのか?手にとって見ないと分かりませんし、作ってみなければ本当の意味では分からないでしょう。
こういう技術が導入されることによって、模型人口が増えると嬉しいのですが・・・。
実際はどうなんでしょうね?

バンダイ製のキット、すなわち塗装不要、基本工作不要。こういったキットに慣れてしまえば、塗装必須、基本工作必須のキットを作ろうともしない人が増えてしまうのではないかと不安です。

例えばコトブキヤさんのキット。
色分けは秀逸ですが、合わせ目消しは延々とあります。
合わせ目消しが嫌だから(やり方が分からないから)、いいキットなのに作ろうともしない。

例えばwaveさんのキット。
合わせ目消しどころか、全塗装必須のキットです。
造形は素晴らしいのに、塗装できないから、見向きもしない。

その他、スケールモデルとなってくると、リアリティ追求のために様々な技術があります。
これらも、「知らないし、面倒だし、やりたくない」。そういう理由で無視するのかなと。

とここまで悲観的なことを書いてきましたけど、私はそうなるとは思ってません。
面倒臭いからやらないって人は大勢いると思います。
が、模型ってものの根本は、これまで何度も書いてきたように、「魅力的な造形物を手に入れたい」ってところなんですよね。

ですから、キットに様々な工作や技術が必要だとすれば、自分からそのノウハウを蓄積していく人ってのは、少ないながらも絶えることはないと思うんです。
実際、私がそうでしたし。好きな立体を求めるクオリティで作るにはどうするか?勝手に調査・研究し始めましたしね。

合わせ目?
プラキットである以上、パーツ形状に限界があり、合わせ目は永遠に消えることはないでしょう。
後ハメも同じ。単純作業の連続であって、難しいことはないです。

塗装不要?
成型色は所詮、成型色です。塗装の質感に勝てるはずもありません。
ベタ塗りですら成型色よりも圧倒的に優れた質感を出せるのですから、グラデやウェザリングなどを駆使すれば、組んだだけのキットなぞ目じゃない質感が出せます。

現在、模型技術の進化はめざましいものがあります。
その進化によって、作り方も大きく変わっていくのでしょう。
が、模型は人が作るものです。どこまでいってもアナログなものです。

模型の面白さは正にこの「アナログ」ですね。ひたすら工夫をし、ひたすら作業をする。
なぜか?唯一つの消滅点のためです。

すなわち。完成。

完成へ至る道筋は短くなっても、険しい模型道を歩み、模型の荒野を彷徨う模型野郎は消えることはないでしょうね。

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今日から(日付としては2/2の早朝から)旅行に行っています。
なので、模型はなしです。

ちょっとした模型雑記でも書いてみましょうかね。

この間秋葉原にオープンしたスーパーモデラーズ。行ってみました。
といってもオープンの日ではなかったので、福袋などはなかったですけどね。

ざっとみただけの所感で書きます。

ワンフロア占拠しているのでそれなりに大きいお店ですが、通りを大きく取っているためか、それほど大量に物があるようには感じませんでした。
ざっとみて回ると、各社のキットが並んでいます。
バンダイから始まり、コトブキヤさん、waveさん、ハセガワさん、タミヤさんその他。
注目したのは、FSSキット。ワークショップキャストさんやwaveさんのガレキも少しはありました。
もっと早くに行けば、きっともう少しはあったのでしょうね。

一番ビックリしたのが、スケールモデル。
これまでみたどこよりも沢山並んでました。
キャラクターキットではなく、スケールモデルが好きな人には嬉しいお店でしょう。

道具類は全然見てません。暇がなかったので。
ま、塗料各種はザックリと並んでいたので、基本的な工具はあるんでしょうね。
ってか、きっとマニアックな工具もあると思います。

ガンプラはまったくみなかったのですが、入り口に一番近い棚に、売り切れ続出のユニコーンが大量に積んでありました。
今すぐに手に入れたい方は、スーパーモデラーズに行ってみては如何でしょうかね?値引きはよく分かりませんけども。

その他、プロの肩が実演するためのスペースがありましたが、これって最初しか意味が無いような・・・。
結局、品を出すスペースがなくなるだけで、実演が販促になるような気はしないんですよね。
だって、毎日実演をしているわけではなく、というかほとんど実演などしないのに、そのスペースは恒久的に取られるわけですから。
だったら、商品を出したほうがいい気がしますね。

私のようなひねくれ物にとって、できたばかりの模型店というのはちょっと面白くないです。
というのも、最近のキットや売れ筋ばかり揃っていて、眺めていて面白くないからです。
ガンプラばかりではなく各社のキットが揃っているのは面白いのですが、昔キットやマニアックなものもあったほうが、楽しいですよね。模型店って。

まとめとしては、わざわざ秋葉原まで出て行くほどの重要性を感じないお店と言った感じでしょうか。(スケールモデル好きならば、行ってみる価値はあると思います)
これで池袋などにあれば話は別なんでしょうけど。

チャンスがあればもう一度行ってみて、ジックリ見物して、そこでこのお店の価値を考えようかなと思ってます。
工具も全然見てませんしね。

では。

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一泊のつもりが二泊になってしまい、ブログの更新すらできませんでしたよ。
ハッハッハ!!

ってなわけで、一日置いて、また今日から馬鹿話が始まります。

で、本題。

やっぱりバンダイだなあと思いましたけどね。
え?何がって・・・

アンフ

これですよ、奥さん!!

これがマジなのかまだ分かりませんけども、Bクラブ(今はポピーだっけ?)から、こういう微妙人気商品を出すってのはバンダイの十八番じゃないですか。
ハンブラビとかメッサーラとかナイチンゲールとか(本当の)Hi-νとか。
これも信じてしまいそうですよ。

しかも、この造形。
アリか?これはアリなのか!?
一言で、ダッセ~って感じ。

ボディーバランスがかなり悪い気がするんですよね。
顔が変に小さく、設定画などのオモシロデザインをぶち壊し。
ヤケに拾い胸の幅と肩。
腕が胴体から離れすぎている。
撫肩。
胸と比べてボリューム不足な腰周り。
ツンツルテンのズボンを履いたような貧弱な下半身・・・。

なんというか、非常に「旧キット」然としたバランスに見えるんですよね。
それも、逆シャア以前の。

「設定画を追ったらこうなった」なんて言い訳しそうですけど、造形ってのは一つのカテゴリであって、立体物として如何に格好よく見せるかが技術でありオリジナリティになるわけですよね。
設定画は設定画として、それをどうやって格好よく見せるか?
その辺が原型師さんの腕の見せ所でしょうに。

もう少し胸と腰のバランスをとって、肩と腕の位置を直して、脚が長く細く見えるので短くするか太くすれば、かなり良くなりそうなんですけどね。要するに、上半身が上下に短いから、顔も変になっているんじゃないかな。
って、ほとんど全身がおかしいってことかな?

ま、どうでもいいよ。本当に発売されたら、こんなんで15000円とかするんでしょ?Bクラは無駄に高いから。
俺は買わないよ。絶対に。
レジンキャストキットで出しても、これは売れるかどうか微妙だな。

可哀相に。アンフ。
合掌・・・

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今日は、極寒の上に雪だったので、当然、塗装はできませんでした~。

なので、模型雑記でも。

いきなりですが、HGUCでνガンダムが発売決定しましたね!!
かなり嬉しいです。嬉しいですが・・・。ま、皆まで言わず、行動で示そう、俺。
近いうちに、逆襲のシャア祭りをもう一度するかもね。

ついでに、ザク・マインレイヤーもMGで出るみたいですね。
昨日、ザクキャノンが出るかもとかいってたら、意外とやってるじゃない。バンダイ。


閑話休題。

さて、一年前くらいから欲しいキットがあります。

http://www.hobby-wave.com/LINE_UP/kit/lxg/index.html

ここに出ている、二種類のキットですな。どちらもwaveさんのインジェクション・プラスチックキットです。
プラキットですが、なぜか、絶版という赤い文字が躍っています。
もう、再販はされないのでしょうか?
とても哀しいです。

以外と人気があるのか、初版が2005年の春あたりから夏にかけてだったらしいのに、現在、どこにいっても見当たりません。
普通、よっぽど人気がなければ、店頭在庫がゼロに近くなることってないと思うんですよね。たかが数年では。

非常に欲しいのです。

まず、デザインが素晴らしい。
徹底的に趣向を凝らしたレリーフ。
そして、こんなに複雑な形状を高い技術で再現したwaveさんに拍手。

造形を楽しむのが模型道だとすれば(私はそう信じています)、これはまさしく最高峰のキットではないでしょうか?

なのに、絶版です。
泣けます。

レジンキャストキットならともかく、莫大な金型鋳造費用がかかるインジェクションで、なぜ絶版になってしまったのでしょうね?
版権の問題で、生産し続けることができなくなったとかなんでしょうか?
この絶版は、本当に再販は二度とないって意味なんでしょうか?

是非とも、再販して欲しいです。

waveさんの商品を見ていると、本当に実感します。
発売ペースは遅いけど。
商品は低価格を狙っているため、サイズが小さく、迫力に欠けることもあるけれど。
商品の品質は、本当に最高クラスだなと。

ネモズカー。そしてノーチラス。
どうしても欲しいプラキットとして、私のリストに載っています。

いつかどこかで運命の邂逅を果たすことを信じて、私は日々探し続けるでしょう。

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