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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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今日のクレスト・デュアルフェイスのお時間です。

アサシン・降・臨!!


アサシン

今回で完成です。

一言で言えば、
「今回もしんどかった・・・」。
それだけですね。

ホント、全塗装までキッチリとこなすとなると、最高レベルでの作業量を強いるプラキットだと思います(キャラクター物の中で)。アーマードコアは。
それでも、完成したときの快感はひとしお。
「頑張って良かった」。本気でそう思わせてくれるキットだと思います。
皆さん。道具と根気があるのなら、是非とも修羅の道を歩み、最後に得られるこのオルガズムを味わってみてくださいね。

さて、ACキット。やっと2体目。
こんなに頑張っても、まだ2体目。
2体目なのに、やぱり実作業は一ヶ月かかってしまうキット。
習い性なんて受け付けない。
キットごとのデザインを考えた仕上げを工夫させられるキットですね。

と言うわけで、今回のデュアルフェイスさんのモチーフは、冒頭にも書いたように「暗殺者」です。
アサシン。黒装束を思わせる夜間迷彩で忍び寄り、背後からグサっと・・・。

デュアルフェイスさんに相応しいイメージではないでしょうか?
まあ、私がそれを具現化できたかどうかは別問題ですけどね。

さて、お約束の三面図。


三面図

いいですねえ・・・。惚れ惚れしますよ。マジで。

以前、仮組み段階で、「どちらかと言うとセレナが好みかなあ」なんて言ってましたけど、こうして完成した姿を見せられると、ググっとこっちに引き寄せられてしまいます。

何というか、変な話ですが、ってか当たり前か?
接着作業の時にばらして以降、こうして組み上げるのが初めてなんですよ。
つまり、ほとんど半月振りに、デュアルフェイスさんに再会したのですな。ずっとパーツ状態しか見てこなかったですから。
なので、塗装中も全体像が分からないままやっていたってことです。

「これで色のバランスはいいのだろうか?」

ずっと、疑心暗鬼でした。
結論から言えば、「思ったよりはいいけど、あくまでベター。ニアリーベストでもないし、ましてやベストなんて・・・」。
そういう感想ですね。
グレー部分の色をもう少し変えれば、ズンと良くなった筈です。

例えば、脚の鱗部分の色。綺麗なすみれ色ですね。
これ、本体色パープルに白を混ぜただけなんです。
これをグレーの代わりに塗っていたら・・・、まあ綺麗過ぎるのでアサシンではなくなってしまいますけどね。
そういうのもありだと思います。

では、顔周辺。


顔周辺

特徴的なお顔です。ガンダムでは金輪際見られないデザインの方向性。
徹底的にメカ。機械に表情など必要ない。機能だけあればいい。
そういうスタンスですね。

今回、本当はグラデーション塗装をするつもりは無かったのです。
なぜなら、ドライブラシをするつもりだったから。
ダイレクトにドライブラシの効果を体感したかったわけですね。

が!!最初に塗ったパープルがあまりにも暗すぎて、肉眼でしかパープルっぽさを確認できない。
写真だと、なんとなく変な色合いの黒でしかなかった。

これはマズイ!!ってんで、急遽、それに幾らか白を足した色を作り、それを重ね塗り。
イメージした色にかなり近くなったものの、結局はグラデになってしまいました。

が、ドライブラシの破壊力はそれすらも一刀両断しました。
ドライブラシをほとんどすべてのパーツの、ほとんどすべてのエッジに施したことで、グラデがあるのか無いのか、いまいち分からないレベルになってしまいましたね。
というか、これほど色味が全体的に変わって見えるもんだと思わなかったです。

かなり白!!

実際、ドライブラシにはホワイトを使いました。
本当ならば、段階を踏んで、元の色から段々と白っぽくしていくのが基本のようです。
が、私の目的としては、ディテールとエッジの強調がしたかったわけであり、ドライブラシによってグラデを付けたかったわけではありません。
なので、一気に強調が出来る白でやりました。

最初は金属感をだすべくシルバーでやったのですが、いまいちでしたね。
所詮は金属粒子ということでしょうか?
色が全然乗らない!!
やり方が悪いのだとは思いますが。


メカ部分

色々とメカ部分。

ここはメカを強調したかったのと、全体的に暗い色合いが多いので、明るめにゴールドで。
っていうか、ブラックを50%くらい混ぜたゴールドですけどね。
やっぱり、アサシンにキンキラキンは似合わないというわけで暗く。
渋めの色味を目指しました。

結果、いいアクセントになったのではないでしょうか~。

当初、塗装に関しては、セレナさんと同じくらい時間がかかる見込みでした。
そして、実際に同じくらい時間がかかりました。
っていうか、より一層かかったかもしれません。
記事回数的には、セレナ10回に対して、デュアルフェイスさんは9回ですけどね。
これは、単純に無理しただけです。

セレナさんで下地塗装、中塗りをやらない代わりに、こっちはドライブラシがある。
初体験なのでどの程度の労力がかかるものなのか分からないが、おそらく最低でも二日はかかるだろうと踏んでました。
実際に二日でやりきりましたけど、これも無茶です。最低でも三日はかけた方が、精神衛生上いいでしょう。

その他、他の誤算もありました。
上にも書いたように、パープルが濃すぎて重ね塗りしなければならなくなったり。
これは意外と省労力でできましたが。


斜に構えて

斜に構え、尚且つアオリ。一番、ロボットが格好よく見える角度?

そういった誤算を無理で乗り越え、辿り着いた初めてのドライブラシ。
塗装を暗めの色彩にすると決めたときから、これはやろうと思っていたのですけどね。前にも書きましたが。

ずっと思っていたんです。
グラデ塗装で端に暗い感じを残すと、色の情報量が増えて面白いのは事実だ。
しかし、これはどうなんだろう?車や戦闘機などは、端が黒くなってはいない。
むしろ、光の反射で白だ!!

そんな訳で、今回はリアリティを追ってみました。
セレナさんでは「鈍い金属感」を追求しましたが、デュアルフェイスさんでは「実際にこいつがあったら」というリアリティを考えてやってみました。
なので、今回のドライブラシはウェザリングではないつもりです。あくまで「ディテールやエッジの強調」です。
結果については、皆さんのご判断に任せます。

それにしても、ドライブラシは辛かった!!
さっきも言いましたけど、二日で終わらせる作業量ではないです。
かかった時間で言えば、組み立て完了までよりもずっと重たいです。
しかも、組み立ての様に変化に富むものではないんですよね。
延々と「ゴシゴシ・・・・」。それだけ。

まさに精神修行です。

しかし、やってよかった!!この威力は素晴らしい!!
初めてでありながら、こんなに綺麗にディテールを強調できるとは思いませんでした。
最初はかなり戸惑いましたけどね。色が上手く乗らなかったり、ラインを強調できてなかったり。
筆をトントンとたたきつけるよりも、横にしてゴシゴシと擦りつける方がいいような気がします。私は。


臨戦態勢

臨戦体制で。

まあ、ドライブラシは結果として、とても面白いものでした。
が、ここにも誤算がありましたね。

グラデが消えている!!

まあ、ある程度想定通りではありましたけどね。
それでも、グラデを意識した塗装の時にこの陥穽に嵌らなくて良かったと思いますよ。
怪我の功名ではありますが、今回はグラデ塗装をしてましたしね。
それで分かったこの事実は、後に生かされるでしょう。

ってか、ドライブラすのならば、かなり強めのグラデを残したほうがいいですね。
綺麗な仕上げを目指して、気持ち残したグラデでは簡単に消えます。
まあ、綺麗な仕上げを目指す時に、ドライブラすことは無いと思いますけど。


狙撃!!

そして狙撃!!任務完了。ターゲット消去。

もう一つ。今回のドライブラシの実験で学んだこと。
それは、「艶消し以外には使いにくい」ということです。

断定ではありません。まだ艶アリでやったことは無いですからね。
が、出来上がったデュアルフェイスさんを見ていると、艶消しだからこそ映えるのがドライブラシではないかと思います。
艶ありだったら、むしろ不自然になりそうですね。

端っこだけ色味が安定せず、他はツヤツヤ。どうなんだろう?今度、実験してみるか・・・。



漢の背中

漢の背中。ACは背中で物を語る。

以上、アクション終了。
ポーズが少なくてスマン。
ってか、動かしてバランスの良い体勢にするのって、かなり面倒なんですよ。
そしてそれ以上に、私自身が決めポーズを見たいと思っていないのが原因ですね。
基本的に、格好いいメカは素立ちが一番格好いいと思ってますし。特に何もしていなくても、どの角度からみても格好いい。それが秀逸なデザインの証です。

実際、私はブログにいくつかの数少ないポーズの画像を載せるため以外には、動かしてません。
セレナさんなんて、完成して一通り写真を撮った後は、1mmも動かしてませんし。
たまに手に取り、つらつらと眺めて楽しむ。激闘の日々を思い出し、悦に浸る。
それが私の、作り終わったキットの楽しみ方です。
現在、デュアルフェイスさんも、綺麗な素立ち(意外とこれって難しい)に戻して、飾ってあります。
おそらく、一生このままでしょう。

ふと思うことがあります。
一月もの間、必死になって作りこんできたキット。
この後、どれだけの間私を楽しませ、そしてどれだけの間生き残るのか?
まさか20年後も生き残っているとは思えないのですけどね。
現在、16年物のキットが、私の部屋にはありますけど。

劣化してしまうのは哀しいけど、それよりも飽きるのが先なのだろうか?
どんどんと次のキットを作っていきますし、優れたキットも次々発売されますからね。

今のところ、ACキットの造形に飽きる筈はないと信じておりますけど。

さて、色々と書いてきましたけど、実は全部戦略だったってオチで終わりにします。

デュアルフェイスさんを始めるにあたって書いたこと。
「今年最後の大輪の華」
これ。つまり、レイレナード・アリーヤのことです。
アリーヤさんを、今年最後の本気ットにしようと目論んでいます。

ですが、アリーヤさんはこれまでのACキット以上に、細かいディテールが叩き込まれています。
これ、ただ塗るだけでは目立たなくなってしまう質のものです。
勿体ないですね。
で、このディテールを強調し、よりメカメカしさを出したい。これをどう解決しようかと考えた時に思いついたのが「ドライブラシ」でした。
これを使えば、細かいディテールも強調できる筈だよなあと。
で、ドライブラシが効果を発揮するのはどういうときかと考えると、暗い色合いのときだよなあと。

こういったことから、AC第二段はデュアルフェイスにし、その塗装はこういう色彩になったわけです。
なんとなくデュアルフェイスを作ったわけでもないですし、結果的にこういう色にしたわけでもないのです。
アリーヤさんへの道しるべ
です。
そして、実験が終了したわけです。

デュアルフェイスさん個体として考えれば、実験は成功し、出来にはかなり満足しています。
が、ドライブラシのノウハウとしてはどうか?
難しい問題です。

まだアリーヤさんの色や仕上げの艶をどうするかまではまったく決まってないです。色すらも分からないですから。
ですが、仮に設定よりも明るくした場合。そして、艶ありにした場合。
ドライブラシはどうにも合いそうにない手法であることに気がつきました。
まあ、エッジ強調にドライブラシを使うのではなく、細かいディテールにだけ使えば、あるいは艶ありでもOKなのかもしれません。

この辺は、実験してみないと分かりませんけども、多分いけるでしょうね。細かいディテールだけなら。


さて、本文は大体書き切りました。毎度のこと、文字地獄でしたね。
お次は、恒例。キットレビューです。


○キットの造形:9点
前回のセレナさんと同じことを書きます。
10点でもいいと思ったけど、現在はそれ以上のキットがあることを知っているので、あえてこの御点で。
アリーヤやテルス。ああいった造形がありますからね。
好みの問題もありますけど、あっちの方が好きなので。


○どれだけ簡単に綺麗に作れるか度:6点

セレナさんと比べて、割と作り易い気もする。
まあ、組むだけなら、小学生にだって出来るキットですけどね。充分に親切です。
ただ、胸のシルバーのパーツは、なぜかはめ込みにくい。
ってか、はめ込みにくいパーツは、アチコチで散見される。
まあ、これはACキットの恒例行事ではあるが。
あと、全体的に、合わせ目がセレナさんよりも少ないので、パチ組みでも気にならないレベルにはなる。
毎度のことだが、パチ組みでの完成度はMGを超える。
塗装に関しては、セレナさんと同レベルの作業量。
覚悟して修羅に入るべし!!


○可動範囲:6点
 上半身の可動範囲はセレナさんに劣るが、下半身では遥かに勝る。
基本的に表情を付けるには上半身などある程度動けばいいのだし(肘など90度で充分)、下半身の可動のほうが大事だ。
よって、一点アップ。
肩周辺がもう少し動くとなお良かったかも。
立ち膝は出来るけど、どうでもいいやね。

○関節・武器保持力:7点
全体的に悪くない。上半身の関節はかなりカッチリとしている。
あくまで、付属の武器を支える程度ならということだが。セレナさんはバズーカでかなり苦戦。
ただし、股関節が外れ易い。なんだか阿呆みたいに外れる。
やはり、差込が甘いんだと思う。
よって、充分ではあるがハイレベルではないということでこの御点。

 

○プレイバリュー:6点
これもセレナさんと同じかなあ。
組み替えをすれば8点でもいいと思うし、今後さらに遊びの幅は増えるでしょうね。

○置物的価値:10点
 大変素晴らしいキットです。
作りこめば尚更。滅茶苦茶格好いいキットに変貌します。
現在、セレナさんとデュアルフェイスさん。どっちが格好いいのか分からなくなってます。
どっちも素敵!!


○総合評価:9点
 今回はポリ割れがなかった。これは大きい。
やはり、ポリの色が違ったのは、改善の跡だったのだろう。
当たり前の改善ではあるが。
ともかく、今回は欠点らしい欠点が見つからない。どこをとっても秀逸。
誰にでも素晴らしいクオリティを与えてくれるキットであることは間違いない。

○お勧め度:9点

やはり好みに依るか。
だが、これを見れば一目瞭然。スバ抜けた造形であることは分かってもらえると思う。
コトブキヤさんの熱意に感謝。
誰でも難易度でハイクオリティに到達できるというのは、模型に求められている最大の命題だが、それをここまで追求してくれたキャラクターキットはあまりない。
ガレキならハイクオリティはあるが、あれは「誰にでも」というわけには行かない。
やはりプラキットでという但し書きが付いてしまう。
そういう中で、ガレキなみのディテールを見せてくれるACキットは、誰にでも勧められるものだと確信しています。


ということでね。
今回は、ポリ割れが無かったお陰で、すんなりといきました。
良かった~。

現時点での最高を目指すという、本気ットの第二段。そしてACでも第二段に当たるデュアルフェイスさん。
実作業一ヶ月という、実に作り応えのあるキットでした。
そして、その労力に見合うだけの素晴らしいキットでした。

今回もデキには満足。やっぱり、やっただけの成果を見せてくれるキットってのは有難いぜ!!

しっかし、今回もよく遊んだなあ。
ほんと、トコトンまで模型を作ったという充実感がありますよ。
こんなに心地よい充実感を与えてくれたデュアルフェイスさんに、そしてコトブキヤさんに乾杯!!

はぁ~。楽しかった
あとは眺めて暮らそうっと。

最後に、ちょっとだけ・・・


比較

並べてみました。
デブとアサシン。どっちがお好み?


比較2


こうして並べてみると、デュアルフェイスさんの方が性能が高そうに見えますね。普通なら、太くてデカイ方が強そうに見えるのに。
セレナさんはどことなく古き良き旧式を思わせるデザインだからでしょうかね?
ん~、どっちも格好いいですねえ。

しっかし、両極端な仕上げだよなあ。我ながら。
同じACキットなのに、統一感がない。
まあ、始めから統一感なんて考えてないんですけどね。
デザインにあった仕上げを考えたいだけで。

セレナさんは、シルバー部はメタリックそのままだし、レッド部はメタリック透過をして金属っぽさを追求。
さらに、ほぼ艶あり(テカテカになる2歩手前でストップしましたが)のトップコート。
「新品」って感じですな。

一方で、デュアルフェイスさんは、メタリック塗料は最低限。フレーム露出部(でかいピストンとかって金色っぽく見えるでしょ?アレを狙ってみた)だけ。
装甲色はメタルを使わず、普通の塗装で。ドライブラシのお陰で、汚しまではやってないつもりだけど、少し痛み始めた感じに。
さらに、思いっきり艶消しなので、ドライブラシと相まって、思いっきり「歴戦の機体」って感じになってしまった。
ま、アサシンがモチーフだからいいかな。

しかし、セレナさんに比べて、デュアルフェイスさんはどう見ても、「血の通わない冷血漢」って感じですよね。
そこがいい!!
殺戮兵器。感情のない戦闘マシン。デスマシン?そういやサガでいたな。そんな奴が。
やっぱ、暗殺者。

そんな訳で、今日のクレスト・デュアルフェイスはお仕舞い。

今回は、早く仕上げるために、かなり無理したぜ。

また。


~追記~

今回も、セレナと同じように、高画質版をアップしてみました。
毎度のことですが、重たいので順次消します。

では、一気に。


マジで!!
超素敵な!!
最高峰のキットです!!
作ってみたら分かるって!!
作ってみてね!!
最後はアオリで

素晴らしいキットです。マジで。
ACキットがこれからもドンドン発売されて、もっともっと一般的になって、上手な人が上手い作例をネットに載せてくれたらなあ・・・。

今一番の悩みどころってこれなんですよ。
素組みでのクオリティが高いもんだから、ほとんどの人が部分塗装だけで満足してしまって、全塗装する人がほとんどいないと。
なので、AC的塗装の妙というものを、上手な人から盗めないのが困り物です。
全部、自分でアイデアを調達するしかないですからねえ。
まあ、他のキットからでもアイデアは盗めますけど。

しかしなあ~。ガンプラ作っている上手い人は沢山いるのに、そういう人はガンプラの塗装や改造には情熱を燃やすけど、ACキットには手を出さないってのはどうしてなんだろう?
有名ではないから?
デザインが複雑だから?
あれだけ上手いんだから、デザインなんて選ばずにいいものが出来るでしょうに。

みんな。ACキットを作ろうぜ!!

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今日のクレスト・デュアルフェイスのお時間です。

今回で、精神修行となりうる作業。ドライブラシが終わりました。
ほんと、無理してます。睡眠時間を削ってます。
ついでに、命も削ってます。

早速、全景。


終わった・・・

全部やり切るのに、何時間かかったかなあ?6時間くらいかな?
とにかく、阿呆みたいに疲れましたよ。

本当は一気にトップコートを吹いて終わりにしたかったのですが、気力が続きませんでした。
ドライブラすだけで、精神力を使い果たしました。

なので、完成形は次回ということで。

しかしですね。今回、初めてドライブラシをやってみて思ったんですが、皆さん、これをやったほうがいいです。
部分塗装派までの方は特に。
勿論、パーツの色やディテールの形状など、様々な要素にも依るのですが、これをやるのとやらないのとでは雲泥の差になりますね。

アーマードコアのキットは、デュアルフェイスさんみたいに暗い色彩が多いです。
となると、折角のディテールが見えなくなってしまいますよね。
そういうときにこれをやると、面白いようにディテールが浮き上がってきます。
勿論、幾らかコツはあるみたいですね。
今回、やった感じだと。

○それほど薄めない方が色が乗り易い。3倍程度かな?
○筆の先でトントンと叩くようにやるよりも、出っ張りにこすり付けるようにした方が綺麗に乗る
○パーツを持つ手は手袋をしたほうがいい(指紋がつきます)

などですね。
全塗装しなくても、かなり質感を高めることができますし、これをするための費用なんて、塗料一瓶に筆一本です。数百円ですよ。
あとは、気合いと根性です。

それだけで、キットを格好よく出来ますし、なにより徹底的なまでに作業労力を払わなくても、ただ組み立てたのよりは達成感も激増すると思います。
よって、お勧めの作業ですね。
これだけお手軽にクオリティを高め、同時に達成感も味わわせてくれるわけですから。

そんな訳で、今日のデュアルフェイスはお仕舞い。

次回、トップコートを吹いて完成予定です!!

では。


~追記~

ガンダムユニコーンの画像を見て一言。


ガンダムユニコーン

意外と格好いいな、おい。

ガンダム形態が普通だと思っていたのですが、顔(フェイス)がかなりイイ!!
この画像では、いまいち分かり辛いですけどね。
なんというか、かなり細面で、いい具合になってました。

ただ、欠点と感じたのは、脚が異様に長いこと。
これって、現在の時流もありますけどね。無闇に脚が長くても、そのほうが格好いいと感じる人が多いと。

私はどちらかと言うとバランスが大事な人なので、脚が長い=格好いいにはならないのです。
ボディバランスとしては、変身前のほうが優れていると思います。若干頭が大きいかなとは思いますけど。

元々、小説の中の存在として、動画として動かすことを想定しなくても良かったからでしょうか?
これまでのガンダムと比べて遥かに面構成が複雑ですね。
これも長所と言えるでしょう。
複雑=長所とは、一概に言えませんけどね。
しかし、デザインの全体像は、やっぱり「ガンダムのデザイン」なんですよねえ。

面構成が複雑であっても、FSSの様にそこに精密感というか色気というか、そういうものがそれほどないという。
また、ACのようなリアリティも感じないんですよねえ。

悪い言い方をすれば、「ただデコボコしているだけ」とも取れてしまいます。
何が違うのか、素人の私には良く分かりませんけどね。無責任なようですが。

でも、00関連(ティエレンなどは除き、主役のガンダム4機)よりも優れたデザインだと、私は思っております。
00も悪くはないのですが、SEEDの後ということもあって、私の中ではいいときに出たものなんですよ。
つまらないデザインの後だからこそ、そこそこでも受け入れられると。

そういう意味では、ユニコーンの方が普遍的に「良いデザイン」だと思います。
が、果たして、ユニコーンが本当に普遍性を持ったデザインとして、私の中に残るかと言うと、おそらく無理でしょうねえ。

子供の頃にZやν、サザビー、最終的にはEx-Sを見たときの衝撃。
そして最近ではFSSのデザインや、AC関連、特にアリーヤを見たときの衝撃。
これにはまったく太刀打ちできない程度の「良いデザイン」です。私には、ですよ?勿論。
上に挙げたもの、特に最近の方のは、呼吸を忘れて見入ってましたからね。
そういう衝撃を経験してしまうと、見慣れた「ガンダムデザイン」から脱却できない(カトキさんはしたくないんだと思うけど)ユニコーンは、敢闘賞といったところですね。

よく見てみれば、このデザインがまったく新鮮味がないことはよく分かります。
スパロボ関連に、同じカトキさんがデザインしたものでそっくりなのが沢山ありますよね。こっちは顔がガンダムなだけで。
そういえば、なんとなくディテールや面構成のあり方も、バーチャロンに似ている気もします。凹凸やモールドに意味を感じられないというところが。
結局、同じ事をガンダムに置き換えただけで、だからこそ私としても面白くないわけですね。

新鮮味って面白いもので、要するに奇抜なことをするから新鮮なのではないのですよ。
いみじくもカトキさん本人が、ファーストガンダムでやったように(ヴァージョン・カトキの衝撃ですな)、それまであったシルエットを幾らか変えただけでも、バランスを弄っただけでも。
それだけで新鮮味って出るのです。

ユニコーンにはそれすらもないかなって思ってしまいます。
格好いいのですが、「ウホ!!」っていう衝撃がないと。

Ex-Sをデザインしたときの反骨はどこにいったのか?カトキさん・・・。
あの、ガンダムではないガンダムを作ったときの気合いはどこへ?
結局、ガンダム的ガンダムを描き続けるだけになってしまったあなたは寂しい。

私は出渕さんのデザインが好きです。何でかと言えば、彼しかかけないラインだからなんですよね。
サザビーとかケンプファーとか。どう見てもガンダムっぽくない。オーラバトラも然り。素晴らしいと思ってます。

小説なんだから、もっとやりたいようにやればいいのに・・・。
カトキさんならできると、私は信じています。

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今日のクレスト・デュアルフェイスのお時間です。

今回から塗装の仕上げに入ります。
早速墨入れをしました。

いつもなら、これでトップコートを吹いて完成!!ですが、今回はここからが本番です。

ドライブラすのじゃ~!!

ということで、エッジ強調や凸モールドを強調する時に使われる手法。ドライブラシを今回は人生で初めて実験してみます。

一般的にウェザリングの一環として語られることの多い塗装方法ですが、根本的には上に書いたように、ディテール強調の手法だと、私は思っております。
ウォッシングであれば、確かにウェザリングと言えなくもないですが、これも元は墨入れの手法の一つですしね。

で、気になる成果は?


ドライブラす

激しく実感。この威力!!

暗い色彩にすると決めたときから、これをやろうと思っておりました。
色が暗いと、ドライブラシをしなくては、こういうディテールやエッジが消えてしまいますからね。

初めてやってみてその威力に脱帽したわけですが、気が狂いそうな作業の連続ですな。
ほとんどすべてのパーツの、ほとんどすべてのエッジやディテールに擦り付けていかなくてはならない。
これは大変です。
なにせ、ただでさえパーツの多いアーマードコアのキットですよ?
しかも、ハイパーディテールのACですよ?
それをほとんどすべてのパーツに対して、延々と擦るんですよ?
何時間も何時間も・・・

腰が痛いし、目がチカチカするし、ウンザリしてくるし、気が滅入ってくるし・・・。

最初は、威力を実感するのが楽しかったのですが、慣れてくると恐ろしく大変な修行だと分かりましたね。
が、これもデュアルフェイスさんを、ひいては今後のキットを格好よくするためです。

頑張ります。
で、今日の成果。


今日の成果

墨入れと同時にやっているので、これでもかなり無理したほうです。
胡坐をかいてやっていたのですが、立ち上がるときに節々が痛くなってしまって、雄叫びを上げました。

まあ、ともかく半分近くは来たかな?
あと少し。あと少しで、全工程が終わります。
長かったデュアルフェイスさんですが、もう少しで完成状態が見れますよ。

そんな訳で、今日のデュアルフェイスはお仕舞い。

また。

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今日のクレスト・デュアルフェイスのお時間です。

今回で、エアブラシを使った塗装を、すべて終了しました。
いや~、長かった。下地塗装や中塗りがなかった分、時間的にはセレナさんよりもかかってないですけど、密度が濃かったなあ。
結構、無理して進めましたしね。
なんでそんなに急いでいるのかと言えば、簡単な理由です。

今年中に大輪の華を完成させたいから!!
あと一月半しかないぜ!!

さて、今日の成果です。


下地

これは、細かい所を塗るための下地です。
細部はメタリックっぽく塗る箇所が多いので(勝手な色変えですが)、下地黒です。発色が良くなりますからね。

んで、


塗装完了

しゅ~りょ~。
つっかれたっと。

下地は一色なのでいいんですが、目的色が4色くらいあったので大変でした。
ゴミ画像からでは分かりませんけどね。
まあ、完成図を楽しみにしていてください。
誇れる内容になるかどうか、今のところ全然自信はないですけどね。

あ、ちなみにですね、コトブキヤさんのカラーガイドにずっと疑いを持っていた私ですが、今回その疑惑が確信に変わりました。
これです。


100_1545.jpg

見て分かるように、背中に背負う大砲とライフルです。ライフルのシルバーは俺カラーで塗ったものですからいいとして、問題はその下の赤っぽいメタルブラックです。

カラーガイドをみると、こう書いてあります。
ブラック40%
シルバー30%
モンザレッド20%
コバルトブルー10%
とね。

で、その通りにやりました。
結果は見ての通り、説明書の写真のようなグレーにはなりませんでした。
それよりも圧倒的に黒く、しかも赤がはっきりと見える色味になりました。
まあ、悪くはない色ですが、見本と全然違う色になってしまったことから、確信しましたね。

コトブキヤさんのカラーガイドは、信じきってはいけない。

もしかしたら、カラーガイドに書いてある調色例は、プラの成型色の段階での調色なのかもしれませんね。
なので、塗料には応用が利かないという。

いずれにしても、説明書どおりの色合いにしたいのならば、赤を少なくし、白を混ぜてやる必要がありそうです。
私はこのままでいきますけどね~。

さて、エアブラシを使った塗装が終了しました。
あとは墨入れとトップコートだけじゃんって?
ノンノン、今回はここからが実験なのですよ。

その実験内容とは!!

それは次回のお楽しみ。
今日のデュアルフェイスはお仕舞い。

また。

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今日のクレスト・デュアルフェイスのお時間です。

今回で、装甲色の塗装を完了しました。

では、画像を・・・、の前に。
やっぱり黒すぎるパープルが許せず、白を足して上から塗装しました。


グラデ?

こんな感じに。左が上塗りしたもの。右が前回のいままのパーツです。
画像でも、パープルってことが確認できる明度になりましたね。
今回、エアブラシによるグラデをやるつもりはなかったんですが、結果的にすることになってしまいました。
まあ、いいでしょう。グラデをやると色の情報量が増えて、面白くなりますからね。

で、一旦塗装が完了したパープルパーツすべてに、もう一度この作業をします。
といっても、今回は簡単でした。
前回、半分くらいかなと思っていたんですが、八割くらいは終わっていたようで、残りを塗装するのがあっという間であったこと。
基本的には、表面にちょっとパープルを乗せてやるだけなので、時間がかからないこと。

以上のことから、一気に全パーツにグラデを付けることができました。


完了の図

というわけで、装甲色の塗装は終了しました。
あとは、このパープルとグレーが合うかだけですねえ。前回も言いましたけど、自信ないです。


次回からは、細部の塗装にかかります。
今回、色味が暗いですから、細かいパーツを明るめにしようと考えています。
よって、設定とはちょっと違うことになるでしょう。

なんにせよ、エアブラシでの塗装はあとちょっとでお仕舞い。
その後は・・・。
今回も実験がありますよ~。

しかし、セレナさんのほうが重たく感じたなあ。なんだろ?慣れ?
下地黒や中塗りシルバーがないせいかな?
想定よりも、ここに辿り着くのは楽でした。

では、今日のデュアルフェイスはお仕舞い。

また。


~追記~

今月はMGの新作がありませんね。
私としては、毎月発売しなくてもいいだろうと思っているので問題ありませんけどね。
毎月発売のために、無駄な色変えやちょっとした武装替えなどをされても、面白くもなんともないですから。
やっぱり隔月あるいは三ヶ月に一個にしてもいいので、造形的にも煮詰めたキットを出して欲しいと思います。

で、気になったのが月末あたりにドラグナー関連とバイファム関連の旧キットが再販されること。
ん~、欲しいですねえ。単価が安いこともあって、無駄に纏め買いしてしまい、在庫が溜まるってのが旧キットの怖いところ。
次はいつ買えるかわかりませんしね。

しかし、この時期にこれらのキットが再販されるってのは・・・?

もしかして、R3再始動!?
だったらいいけどなあ。単に、魂スペックのドラグナー発売にあわせただけだったりして。

ドラグナーは欲しいですよ。魂スペックで素晴らしいバリグナーが出ていますが、R3でもバリグナーが欲しいです。大河原さんのやつよりも格好いいんですよね。
完成品では燃えませんから。自分で作りたいです。

個人的には、80’sロボであるドラグナーとバイファムの市場調査のために、旧キットを出すつもりだと考えたいです。
今までも、何度もこういうことがありましたからね。

これがR3へと続きますように・・・。

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