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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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当然買うよな?
模型を愛する漢として。



27年。
27年だ。ハセガワ新版が出てから。

語りてぇことは山ほどあるが、今、言葉は必要ねえ。
必要なのは行動だけだ。

パーツを眺め、作り、飾る。

それが模型野郎ってえもんだ。

それでいいんだ。
それだけでいいんだ。

拍手[3回]

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時間がないと言いつつ、なぜか記事を更新します。
いや、私、不勉強でした。

先日の記事でタミヤが1/32でモスキートを出すので楽しみって書きました。
んで、タミヤがモシーを32で出すって噂が出てくる直前に、HKモデルってメーカーが同じ32でモシーを発売するってんで、予約が始まっていたんですね。
私が知った時系列でいうと、HKモデルが先でした。
予約が始まるまで、このキットのことは知りませんでした。

んで、HKモデル版の32と聞いて、これは欲しい。モシーだけにほしーと思っていたわけです。
が、高い。2万です。なんで、二の足を踏んでいたんです。
そしたら、その直後にタミヤも型は違うものの同じ32で出すと聞いて、それならHKモデル版はいらないかなと思っていたのです。

が!!!

不勉強でした。私。
まず、これを。

http://forum.largescalemodeller.com/topic/3096-132-mosquito-bomber-sprue-shots/

知っている人は知っているんだと思います。
もう、去年の11月あたりに出ていた情報みたいですね。これ。
私は全く知らなかったので、ビックリ。
タミヤの32モシーで、パーツの写真とか出回ってないかなあと調べてみたら、こいつが出てきてたまげたわけです。

このパーツ構成を見て、血が沸く感覚を味わいました。

そう!
これだよ!
俺がずっと言っていたこと!

エアモデルをつくる度に私が言い続けていたこと。

なぜ、メーカーは、構造的進化をしようとしないのか?
なぜ、何十年経っても、ランディングギアやタイヤはハメ込み式はおろか、グラグラで接着固定すらやりづらい構造なのか?
なぜ、いつまでもキャノピーのマスキングで神経を擦り減らさねばならないのか?
なぜ、合わせ目消しなどという、楽しくもなんともない作業を、メーカーは延々とユーザーに強いるのか?
なぜ、作る楽しさを雑味なくユーザーに伝えるべく、メーカーは設計思想を進化させないのか?

そんなことをずっと言ってきたわけです。
私なんぞの戯言には何の価値もないのですが、その戯言に答えてくれたのが、まさか国内メーカーではなく香港のメーカーになるとは思いませんでした。

このキット。決して革新的な技術は使っていません。
が、革命的キットです。

これまでの作法、様式にあぐらをかいて怠けていた他のすべてのメーカー。
そして、それに対して何の疑問の抱かなかった、頭の固いユーザー。
全方位に対して喧嘩を売る、革新的かつ革命的なキットですね。

キットのパーツ設計という、一番キットを作る上で楽しくなるかどうかの境目となる重要なフェイズで、ほとんどのメーカーが過去の例に習い従ってきました。
そこに何の思想も志もありませんでした。
自分がこのキットを作るときどうか?ではなく、いかに楽に仕事をするかだけを考えていたわけです。
もちろん、一概にそんなことは言えないでしょう。いろんな制約がありますからね。

このキットは既存の技術を使っただけです。
スライド金型を使い、胴体も機首も、果ては翼も一体成型することで、無駄な、本当に無駄な合わせ目消しという退屈でリスキーな作業からユーザーを解放したわけです。

だったら、なぜメーカーはそんな便利な技術をなぜ今までやらなかったのか?
スライド金型という技術は10年以上前から使われていますが、金型を普通のものよりも多く作らなくてはならないため、開発費が高騰するわけです。
開発費が高騰すれば、当然キットの価格となってそれは返ってきます。
なので、確実に値段が上がることになるスライド金型に、おいそれとは手が出せなかったのでしょう。
ごく一部の、例えば排気管など小さなパーツを除いてね。
それが、メーカーにとっての苦しい制約でしょう。

メーカーの苦しい事情もわかります。
が、同時に思うのです。
模型が売れないと嘆くくせに、売るための工夫をなぜしないのか?
何十年も変わらない構造で模型を作り続け、ユーザーに作りづらい思いをさせておきながら、そこを改善しようとはなぜ考えないのか?
作るのが疲れるから、作らなくなり、買わなくなるのです。

模型製作は娯楽です。
楽しくなければやりません。
合わせ目消しなんぞ、いの一番に失くすべき作業です。
あんなものは技術でもなんでもなく、唯の作業です。
ただひたすら面倒なだけです。
合わせ目消しをやってこそ!なんて発想自体、模型を衰退させる根源です。

エデュアルドが出した1/48のBf109G。このキットを見て、何mmでかいだのと文句をつけている輩。
こういう人たちは、何を再現したとかしてないとか、そういう目線でしか模型を見れないのでしょう。
もちろん、ディテールがしっかりしている方が正義なのは間違いありません。
が、根本的に、模型の楽しさは、パネルラインがどうとかそんな細かいことではないと思うのです。

今作っている1/72のモスキート。タミヤとハセガワの比較でこう書きました。

模型としての志は、タミヤが上。
なぜなら、模型を作りながら、それぞれのディテールの意味を作り手の考えさせ、理解させてくれるから。
そのために、わざわざディテールを入れている。
見えないからいいとか、見えるからモールディングするとかそういうことではなく、なぜこういう形をしているのかをユーザーに伝えようとしている。
実物が存在するというスケールモデルの根幹的な部分で、その形状の意味と目的を理解させてくれる。
その意味で、タミヤのキットは圧勝している。

そういう目線でHKモデルのモシーを見てみると・・・。
その革新性がわかると思います。
ユーザーをつまらない作業から開放し、すぐに出来上がるアウトライン、エアモデルでは士の字なんていいますが、それに集中させるわけです。
そのアウトラインを横目に見ながら内部構造を作っていく。
コクピット。脚部。爆薬庫。
バラバラになっている各部分を外形に当てはめていくと、それぞれの意味が立ち上がって目の前に現れてくるわけです。

俄然、このキットが欲しくなってしまいました。
タミヤも欲しかったのですが、こっちも欲しい。
やばい。本当に金がなくなる。
クルマの税金を近々66000円払わなくてはならないのに。

タミヤが出るからHKモデルのはいらないやと思っていましたが、今は欲しくて仕方ありません。
おそらく、ディテールの質は、タミヤの圧勝でしょう。
パーツの精度だって、同じでしょう。HKモデルが勝てるわけがありません。
上のページの写真ですら、バリが少し出ています。

が、Hkモデルのキットは間違いなくスーパーキットですよ。
精度は作ってないのでしりませんが、ディテールなどは私が保証します。
実は私も一つ持っているのです。HKモデルのキット。
物凄い密度でディテールが入っています。質はタミヤに劣りますが、密度は同等です。
前回HKモデルが出したDo335プファイル。物凄く欲しかったのだけれど、我慢しました。高かったから。
が、今回は我慢できなくなりそう。

5月末発売かあ。
タミヤのを見てからで購入は間に合うかなあ?
タミヤはHKモデルのモスキートを超えられるだろうか?
志や思想というレベルで。

頑張れ!日本メーカー。
世界に冠たる技術を持っているのだ。
あとは、戦闘的姿勢を取り戻すだけでいいのだ。
なぜ、日本の模型メーカーが世界に君臨したのかを思い出せ!
パーツの精度が高かったからだろう?
精度が高いとどうなる?
作るのが楽になるだろう?
つまり、それだ。
答えはそれなんだよ。
少しでも安くとか、パーツを少なくとか言う前に、無駄な労力を省いて作れるキットを開発しようぜ!
もう、模型は子供のオモチャではなくなっているんだ。
つまり、高くてもいいものであれば、オトナなんだから買うんだ。
遠慮はいらない。
攻めろ。

ひと月後に発表されるタミヤのモシーが、どうか私の度肝を抜くキットでありますように・・・。

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二年半ぶりにブログを更新します。
ほったらかしにも程がある。まことに酷いもんである。

まあ、言い訳がましく私事を書いてもつまらんので簡単に言うと、引越しから2年半かかって、ようやく模型を作れる状態にまで漕ぎ着けたということです。

さて、2年半も空いてしまったので、何を作ろうと散々悩みました。
2年半前に作っていたキットは、アカデミーの1/72・F-22が塗装途中。
タミヤの1/48・F-16と同時進行していたハセガワも1/72・F-16。こっちは組立はほぼ終わり、各部接着までしたところでした。

続きをやるのがスジなのですが、なんか個人的に盛り上がりません。
しかも、引越を挟み2年半放置されていたためか、F-22のほうはアカデミーのはおろか塗装の参考にしていたフジミの説明書もなくなってしまっていました。
説明書はまだいいのですが、一番痛いのが、デカールまで失われてしまったことです。
これでは、まともに作ることができません。

今まで作ったF-14,15,16で余ったデカールがあるので、それで適当にそれらしく仕上げてしまおうかとも考えました。
が、それだとやはり再開一発目なのに盛り上がらない。
デカールを捨てた記憶はないのでもしかしたらどこかにあるかもしれないとも思うし、F-22はやめました。

では何を作ろう?

一番最初に考えたのは、前回2年間の休暇から再開したときにしたことと同じで、作りやすい簡単なキットを作ること。
具体的に言えば旧キットガンプラを適当に仕上げて完成する快感を思いだしたのち、真面目に作ること。

が、手持ちのリストを見ても、イマイチモチベの上がるキットがありません。

それではと、今一番作りたいキットは何か?自分で考えてみると、エアモデル。それも大戦機でした。
もっと言えば、スピットファイア。これを作りたい。

模型に復帰するにあたって、部屋に置いているキットの棚卸をしておりました。
キャラクターモデルはおおよそ200種。
エアモデルはおおよそ200種。
計400種ほど持っておりました。
尋常ではない積みキットです。在庫の数が半端ではありません。そこらの模型店よりもありそうです。
もう、一生かかっても全部つくりきれそうにありません。

エアモデルの内訳を見ると、面白いことに、200種のうちレシプロ機とジェット機の割合はほぼ半々の100種ずつでした。
なんでしょうね?全く考えてみいないのに、全部が綺麗に半分ずつです。

しかし、その中でレシプロ機の内容を見ていくと、なんとスピットファイアの数がなんと50種を超えていました
なんでこんなことになってしまっているのか?
実に簡単なことです。

例えば、F-16。私が愛してやまないジェット機です。
愛してやまない割に持っているのは16種ほどです。スピットの1/3です。
こうまで差が出てしまった理由は、決定版キットがないからです。

F-16は1/32、1/48ともに、タミヤが出しているスーパーキットがあります。
なので、あとはタミヤが出していない派生型が欲しいかどうかで、この二つのスケールのキットは在庫数が決まります。
1/72に関しては、各社比較をしたいがためにフジミやレベル、イタレリのキットを買いました。
完全に興味本位です。
当時、1/72ではアカデミーが決定版でしたが、現在ではタミヤのキットがずば抜けて決定版でしょう。
アカデミー版はディテールなどは良かったのですが、機首の形が決定的に変でした。真横から見るとしゃくれて見えるのです。

2014年春にタミヤが新金型でF-16を出すと聞いて、私は小躍りして喜んでおりましたが、なんとあのタミヤがガッカリなことをしてしまいました。
なんと、このニューキットには、武装がミサイル2発しかついていない中途半端なもので、しかも増槽タンクが付いていなかったのです。
これは本当にガッカリでした。
キットが届いて内容を確認し、良いものであれば複数個買って積んでおこうと思ったのですが、内容が中途半端だったため落胆が激しく、結局一つしか買いませんでした。

これでタミヤは大不評を受けたからなのか、今月、2015年2月にフル武装版を出しました。
一年越しでまたもや、大喜び。
2個買わせていただきました。

F-16は決定版キットに恵まれています。
が、スピットはどうか?
恵まれていません。
他の機体に比べればマシな部類だと思いますが、それでもF-16に比べると足りません。

2007年。タミヤが出した1/32・スピットファイアMK.IX。F-16を超える内容のスーパーキットでした。
ここから嬉しい誤算があり、なんとバブルキャノピーのMK.XVIも出してくれたお陰でマーリンエンジンのスピットは1/32では補完され、魂は救済されました。

問題はそれ以外のスケールですが、まず、1/48も救われました。
2013年。エデュアルドがこれまたスーパーキットを出してくれました。まずMK.9が出され、エデュアルドらしく細かいバリエーション展開で武装違いで何種もキットが出されておりました。
私も買いました。プロフィパックが最初に出て、その内容を確認した結果スーパーキットと認定し、複数個保有しておきたいと考え、その数ヵ月後にでたロイヤルクラスを手に入れました。

エデュアルドの商品展開は実にユニークで、面白いのですが、その話はまた今度。

ただ、あくまでエデュアルドがヨンパチで出したのは2013年であり、それまではハセガワかタミヤかどっちがいいのか?そういう感じでした。
ハセガワ版は1994年。
タミヤ版は1993年。
両方とも素晴らしいキットであるのは間違いありません。
が、同時に2000年代のスーパーキットを目にしエレクトしてしまった模型野郎の心には、足りないのも事実です。

1/72ではどうか?
これも物足りません。
ハセガワ版が1996年。
タミヤ版が2000年。
これまた、両者とも素晴らしいキットです。
ナナニーに関してはスケールの関係もあり、そこまで濃密なディテールは必要ないとも思います。なので、この二つのキットで満足できないこともないのです。

スピットのキットで、一番大きな問題は、スピットファイアという機体が古今未曾有の大戦の中で主力を務めた戦闘機であるがゆえに、膨大なバリエーションがあることです。
型番だけでもMK.24までとそこに含まれていないシーファイアのMK.1~3と45~47。更に偵察機がまた何種類か・・・。

ここで、決定版と言えるキットを見渡してみると、
1/32はタミヤのMK.8、9、16。
1/48はエデュアルドのMK.9。
1/72はハセガワのMK.8、9。
つまり、マーリンエンジンしかないのですね。

そう。グリフォンエンジンのスピットが全くないのです。
ましてや、1/48に関しては2013年までは20年近く前のキットしかなかったわけですから、マーリン・スピットですら満足できず、彷徨ってしまうのです。

グリフォン・スピットの美しさに魅せられてから、長いあいだ必死に探し回りました。
スケール問わず、ファストバック、バブルキャノピーを問わず、色々とキットを買いました。
一番欲しいのは、バブルキャノピーなわけです。バブルキャノピーのグリフォンこそ至高なのです。
が、これが本当にキットが少ないのですね。

当時、1/72ではAZモデルとその系列メーカーのアドミラルが出したキットの在庫がありました。今はもうないですが。その後、スペシャルホビーがいくつか出しましたが、AZモデルよりも品質は良かったです。
1/48では1996年にエアフィックスが出したMK.22、24、46、47が今でも決定版です。これを超えるグリフォン・スピットはありません。アカデミーが1996年にMK.14バブル・ファストともに出していますが、ちょっと太いです。ディテールなどもエアフィックスに及びません。
1/32に至っては、うん十年前にレベルが出したキットか、パシフィックコーストモデルが出したファストバックのMK.14しかありません。

グリフォン・スピットが目立ってしまいますが、それと同じくらいマーリン・スピットのバブルキャノピーもキットがないです。
1/32ではタミヤが出してくれて本当に感謝しておりますが、1/48ではICMしかありませんし、1/72ではスウォードしかありません。両者ともいいキットですが、決定版と呼ぶのには少し足りない感じです。

このキットのなさが、私をスピットのキット蒐集に駆り立てた極めて現実的な理由です。
「現時点での決定版」という意味ではなく、「パーツを見ただけで心が踊るキット」のないのが探し続けてしまう理由なのです。エアフィックスのMK.47などは凄く微妙な立ち位置です。
パーツを見れば心は踊るほどにディテールは美しいですが、同時に現在の目で見れば少し物足りないのも事実なのです。

タミヤも、1/32でマーリンを出した時にグリフォンも取材しているはずで、実際に写真もありますし出せるはずなんですが、出さないんですねえ。

なんで?
グリフォン・スピットは、ほとんどが大戦期間中に実戦配備が間に合わなかったから?
でも、人気の機種の決定版なんだけどな。グリフォンは。

タミヤさん。私は待ってますよ。1/32でグリフォンを出してくれることを。
ファストバックにバブルキャノピー。両方出してくださいね。買いますから。

と、話が盛大に横道にそれました。

つまり、私はスピットファイアを愛してやまないわけです。
なので、ここはやはりスピットを作ろうと。
しかし、2年半前に最後に完成したキットがハセガワの1/72のMK.8だったわけです。
簡単なキットの方がいいけど、同じキットってのもなあと。

そこで、単発になってしまい、今後の制作と何の関係もなくなってしまうと思いますが、ハセガワの1/48・スピットを作ろうと思います。

そんなわけで。復帰。

拍手[6回]

さて、前回に引き続き、今回は救済されなかった機体。

前回の救済された機体はコチラ。
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/846/

救済されたかどうかってのは個人の主観による部分が多く、意外と難しい。
特にスケールモデルともなると、コダワル人はいるもので、ドコソコの形状がおかしいだの、こんなモールドは実機にはないだの、果てはこのキットはA型としてはディテールは正確だがC型としては間違いだとか。

そんな細かいことを言い出すと、模型を作ることがつまらなくなりそうだけどな。

さて、はじめる。

<救済されなかった機体>

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○F-15系

扱いが難しい機体である。救済されていないと言えば、確かにされていないだろう。
だが、この間発表されたように、1/72でフジミがF-15Eを出すので、E型に関しては救済される可能性が高い。
もしかしたら、デカール替えでI型も出るかな?そうすると、この間発売されたハセガワ版ラームはどうしようか・・・。

イベントで公開された作例の写真は見たが、かなり綺麗なモールドに見えた。
が、所詮はでかい会場でのいい加減な写真なので、詳細なところは分からない。
なので、結局は自分で手にとって見るまで不明と言うことになりそうだ。
フジミのバトルスカイシリーズは、作例を箱に載せないしね。ホントにボックスアートがダサい。

また、タミヤの1/32を救済とすることもできる。
模型メーカーとして、タミヤのセンスは素晴らしい。
1/32という大きさをふんだんに利用して、あらゆるところに模型として面白い工夫を入れている。
これは、F-16で感動したことだし、P-51Dでは更に洗練されている。
が、1/32のF-15自体、おそらく1992年発売だし、パーツを見てみると分かるが、確かにディテールは素晴らしいが、それは1/32だからという感も否めない。
というのは、モールドが太いのだ。

良く見てみると、イタレリや一部の海外メーカーキットのように、モールドの端っこが丸っこくなっていることによる甘さはないのが分かる。
ちゃんと、モールドの端のエッジが立っているのだ。なので、シャープ感はある。
フォルム再現も、かなり高レベルだと思う。

なので、タミヤ1/32をもって、イーグル系は救済とすることもできると思う。
が、結局は90年代のキットなのだと思う。

山ほどキットを見ているとよく分かるのだが、2000年代に入って模型を製造する技術に革新があったように感じる。
これは、国内、海外、キャラクター、スケールを問わずだ。

80年代、金型製造技術がほぼ確立されたと思う。
今の目で見ても80年代のキットをダメキットと感じないのは、これに起因すると思う。

そして、90年代。80年代の技術をさらに進化させ、それまでの技術としては究極レベルにまで達したのだと思う。
だから、90年代のキットは良キットが多いのだろう。
この1/32F-15もその到達点とも言える素晴らしいキットだ。

が、おそらく2000年代。それまでの技術を根底から覆す技術が生まれたのだと思う。
それがCADなのかは、現場で仕事に携わったことのない私には分からない。
仮にCADだったとしても、それを金型に起こすのはまた別の技術が必要だろうし、CAD一つですべてが解決するわけでもないと思うが。

いずれにしても、2000年代には入るのと前後して、確実に革新はあった。
それはパソコンの普及と高性能化と無関係ではないだろうが、ともあれ、この革新によって、これまでの造型を陳腐化させる模型を作れるようになったことは確かだ。

12年もの歳月が間に横たわっているわけだが、同じタミヤの1/32のF-15とF-16を並べて比べてみればわかる。
そこに注ぎ込まれた技術の歴然とした格差に唖然とする。

簡単に言えば、90年代は80年代の延長線上なのだが、2000年代は90年代とはまったく異質な世界に到達したのだ。

タミヤ1/32F-15が間違いなく傑作キットだ。
やや太いにしても、シャープなモールドは美しいし、リベット跡もキチンと入っている。
が、2000年代の模型を多く見てきた私には、「充分」ではあるが「満足」ではないのだ。

特にF-15は、20世紀を生きてきた私にとっては重要な戦闘機だ。
だからこそ、厳しい目になってしまうのだろう。

これまで、F-15はほとんどのメーカーによってキット化されてきた。
が、それらのキットは古く、また劣化コピーだったりで、しかもメーカーにリメイクする気概もないため、「実戦の中で、最強を証明した機体」としては残念なことに、長らく決定版がなかった。
結局、ハセガワが出した20年以上も前のキットを決定版として有り難がるほかなかったわけだ。

近年、エアモデルにも攻撃に徹するメーカーが出てきた。
残念ながらそれは国内メーカーではないが、2000年代の技術でもってキットをだしているので、私には有り難い。
いずれ、F-15も新金型として、これらのメーカーがやるだろう。

何を持って救済とするか。
難しい話であるが、少なくとも20年前のキットが救済足り得たとしたら、模型業界もお仕舞いだろう。

ちなみに、1/48ではレベル・モノグラムのF-15Eも素晴らしいデキだと思う。

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○Su-27

これも微妙である。F-15ほど数が出ている機体でないにせよ人気があり、近年完成品が沢山出ている。
完成品など面白くもないものに興味はないが(かといってキットを作るモチベ維持はこんなんだけど)、どれをとっても決定版とは言い難いものばかりだった。

が、やはりここ数年、Su-27系のキットも充実してきており、ある意味では1/32トランペッタ-をもって救済とすることもできる。
マニアに言わせれば形状の違う箇所が散見されるらしいが、私はかなりいいキットだと思う。
が、いかんせん1/32なのだ。60cmを超える大型キットなのだ。

エアモデルは人型のキャラクターモデルと違って、かなりかさばる。
なので、できれば1/72で、最悪1/48までで何とかして欲しいのだが・・・。

1/48では、救済されたキットとして書いたSu-30の原型として27は発売されている。
機首がおかしな感じだが、改造すればいい感じのフランカーにはなるのかもしれない。
が、私にはエアモデルを改造する技術はない。
あれだけ細かいモールドやリベットを自分で掘り込むことを想像するだけでえずいてしまう。

ま、F-15Eと同様に、近々トランペッターが1/72でJ-11Bとして出す予定なので、救済される可能性が高い。

最近、旭日昇天な勢いのアジアメーカーだが、やはり国内メーカーに技術的には及ばないらしく、モールドやリベットなどは詳細に再現されているのだが、その質は物足りない。
モールドはまだいいとしても、リベット跡は詳細にみると、丸い針で刺したようになっており、リベット周辺まで凹んでいるのだ。
これが国内キットだと、リベット跡だけ凹んでいて、その周辺は凹んでいないのだ。
言葉で説明するのは難しいが。

なので、詳細なリベットはディテールフェチの私としては嬉しいのだが、面がゆがんでいるように見えることが多く、「やはり技術的には国内メーカーに及ばないな」と思うわけだ。
是非とも国内メーカーに出して欲しいところだが、異常にフットワークが悪いので、まず無理だろう。

無いより遥かにマシなので、アジアメーカーには、このままハイパーディテールの道を突き進んで欲しいと思う。
同時に、国内メーカーには、行動力を期待する。

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○グリペン

現時点で、イタレリしかキットを出していないので(レベルが出してたっけ?)、グリペン好きの心情は推して知るべしだろう。

イタレリというメーカーは信用に置けないメーカーで、フォルムは悪くないし、発売ペースは速いし、兵装も沢山付けてくれるのは有り難いが、精密さなどは一切なく、モールドなどは本当に適当だ。
形さえあってれば、それでいいだろ!的なキットばかりだ。

世の中には、イタレリしか出していないキットが多数存在する。
YF-22/23、X-32/35など。
が、どれもヘンテコキットである。
グリペンも同じで、モールドはダルダルだし、リベットなんてあるわけが無い。
大体、90年代に発売したキットなのに、凸モールドなんてやっているのはイタレリくらいなものだろう。

今後、グリペンが救済されるかは難しいところだが、いずれアジアメーカーが出しそうな気はする。
ホビーボスとかがね。ラファールもだしていたし。
ハセガワが数年前にドラケンを出したし、1/48で出してくれると嬉しい。

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ここまで書いて気がついた。

「救済された機体」以外は、全部「救済されなかった機体」じゃん!!
なんか書きづらいなあって思ってたら、それ以外全部だからだよ!!
あげればキリがないからだよ!!

クフィルもハインドもF-20もミラージュ系もタイフーンもMig-17もSR-71もジャギュアも、アレもコレもソレも全部、救済されていないのだな。
無駄なことをした・・・。

書いてて思ったこと。
自分が好きな機体は、かなりハイレベルなキットが出ていないと満足出来ない。
が、大して好きでもない機体だと、ソコソコのキットがあれば満足できる。

私にとって、F-14.15.16はかなりハイレベルなキットでなければ満足出来ないが、F-4などはハセガワのキットで充分素晴らしいキットだと思えてしまう。
それ以外、それ以上を探そうとしない。
ま、実際、ハセガワF-4はいいキットだと思うけど。

最近知ったことなんだけど、エデュアルドってコクピットやノズルなどのアフターパーツ専門メーカーかと思っていたけど、フルキットもだしてんのな。
Mig-21.29とか。
29はよく分からなかったけど、21は素晴らしいデキに見えた。欲しくなってしまった。

いずれにしても、エアモデルは、キャラクターモデルとは違って、甘い造型が許されないシビアな模型だ。
メーカーさんの努力も凄まじいだろうし、ディテールを掘り込む作業たるや、想像を絶する面倒な仕事だろう。
いいキットを見ると興奮するが、模型野郎としては、いいキットをただ消費していくだけではダメなのだなと思う。

模型は、完成品や、またジャンルは変わるがゲームなどの娯楽と違い、消費されていくものではない。
いいキットは確実に時代を超えて受け継がれるし、また売れ続ける。
バンダイのように、その場その場での決定版を出すことは、キャラクターモデルだからこそできることで、入れ替わりが30年を超える戦闘機だと、どうしてもメーカーも攻めづらくなってしまうのだろう。

だからこそ、ハセガワもタミヤも腰が重くなってしまうのだろうが、このままのペースで行けば、近い将来、エアモデルの主役になっているのはアジアメーカーになるだろう。
遺産は大事だが、模型は同時に技術による再現が最も物を言う世界だ。
かつての傑作キットも、次の日には新製品が出て陳腐化されてしまうかもしれないのだ。

今年、ハセガワは何個の新金型製品を出しただろう?

経験上、確信を持っていえることだが、売ろうとするから売れるのだ。売れるものだから売るのではないのだ。
これでは、ただの消費になり、一過性で終わる。
バンダイが証明しているではないか。
ボトムズもR3も、数対出して終わりにするから止まるのだ。シリーズを続けていくことの重要性を本質的に理解していないのだ。
結局、バンダイの出しているキット群でシリーズが続いているのは、MGとHGUCくらいだ。
この二つをやめれば、バンダイは模型から撤退せざるを得なくなるだろう。

あれだけ版権囲い込みをしているバンダイだが、結局のところ、ガンダムに頼らないと何にも出来ない、情けない模型メーカーなのだ。

流れは自分で作るものだ。流れに乗ることは危険だ。
スケールモデルが売れなくなったのではない。
売れるスケールモデルを作っていないだけだ。

では、売れるキットとはなんなのか?

答えはバンダイが、コトブキヤが、ボークスが出しているではないか。

と言っても、結局は時代を見ていない、というかかつてのやり方に固執する人間が決定権を持っている以上、何も変わらないのだけどね。
コダワリとは、長所ともなり得るが、短所になる可能性のほうが大きいのだ。

なんとか自己変革を遂げてくれ。ハセガワさん。
エアモデル好きの私には、ハセガワさんが頑張ってくれないとつまらないのだ。

拍手[3回]

F-15Cのデカールがなかなか終わらないので、適当に穴埋めします。

雑記として、私が知る範囲での、いいキットが発売されたことにより救済された戦闘機と、いまだにキットに恵まれずに救済されていない戦闘機を纏めてみようかと思います。

あくまで、私が知る範囲です。
なので、ジェット戦闘機のみです。
私が興味のない機体も入りません。

以下、個人的な決定版と思われるキットの羅列。


<救済された機体>

-------------------------------------------------

○F-16 
→タミヤ1/32、1/48。アカデミー1/72による救済。

完全に救済された機体と言っていいでしょう。
何度も書いているように、1/72はアカデミー。1/48と1/32はタミヤと、各スケールにおいて傑作キットがあります。
まあ、1/72のアカデミーは賛否両論となりそうですけどね。
32タミヤは神キットと言ってもいいでしょうが、48タミヤも凄まじいです。
価格的にも割安なので、エアモデル好きなら買っといて間違いないでしょう。
この両キットは、パーツを眺めているだけで幸せになれます。
ディテールフェチの私には堪らないキットなわけです。

あと、アカデミーの32も悪くないキットですよ。
ディテール再現の質はタミヤには全然及びませんが、F-16Iスーファをハイパーディテールで出してくれたことには、大きな意義があるでしょう。
兵装も豊富だし。
キネティックの48スーファもかなりいいらしいですが、見たことないです。間違いだらけだと言ってた人がいましたけどね。

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○F-22
→ハセガワ1/48、フジミ1/72による救済

最新型ゆえに最新技術によるキット化に恵まれ、救済された幸運な機体ですね。
イタレリがYF-22やF-22を出すのが一番早かったですが、どちらもいつものイタレリテイストなので、期待してはいけませんね。
フジミ72は一部間違っていたりするらしいのですが、そんなことは大きな問題ではありません。

ハセガワ48は、完璧なF-22ですね。
新型のアムラームやサイドワインダーの別売りウェポンセットもなかったため、ハセガワにしては珍しく付属兵装にも恵まれました。
モールド表現がある意味斬新な凹凸を持っての再現のため、受け入れられない人もいるとか。
72でやったらナシだったかもしれませんけど、48なら面白い表現だと私は思いますけどね。

ハセガワF-22は、外形はホントに一瞬でできるのですが、ウェポンベイやらに恐ろしいほどの細かいパーツを使っておりまして、説明書を読んで笑ってしまいました。
ウェポンベイやランディングギアを閉状態で組むなら、労力は半分以下で済むキットですよ。

最新技術と、設計者のひたすらなコダワリを感じられて、私は好きですよ、このキット。
このキットのお陰で、キライだったF-22も好きになってきましたから。


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○F-14
→ホビーボス1/48による救済。

ホビーボスの48に異議を唱える人も多いですが、私は何が悪いのか正直分かりません。
フォルムが間違っているらしいですが・・・
無駄に高いってのは私も納得できますけどね。
ただ、ハイパーディテールで、しかも美しくクッキリとしたモールドは、ディテールフェチの私を満足させてくれましたよ。

72ホビーボスは、ちょっと微妙です。ある意味救済と言っても良いのですが、ディテールが足りない!!
なぜ他のキットでできていたハイパーディテールが、F-14でできなかったのか?
モールドは最新キットですから、クッキリハッキリで綺麗です。
ハセガワ版と比して、組みやすいですしね。

が、ディテールは、残念ながらハセガワ72の方が細かいです。というか、ハセガワ版にはあるリベット跡が、ホビーボス版ではオミットされてます。
そのハセガワ72も、モールドが消えかかってますから(一部は完全に消えてる)、救済にはなりえません。まあ、20年以上前にキットですからね。

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○F-8
→ハセガワ1/48。アカデミー1/72による救済。

クルセイダーは、ずっとまともなキットに恵まれなかったらしいです。
ハセガワが72クルセイダーを出したのは86年・・・だったかな?当時の標準、凸モールドだったわけです。
フォルム自体はかなりいいと思うのですが、いかんせん凸モールドであることが大きな欠点です。
しかも、ディテール自体は時代的なこともあり、アッサリめ。
まあ、凸モールドでハイパーディテールを再現されても困るだけですけどね。
だって、ペーパーかけられないもん。

海外製キットでは、フォルムはハセガワを超えるものがあったらしいです。
が、これもやはり凸モールド。

そんなクルセイダー冬の時代をぶち抜いてくれたのはハセガワの48だったわけですね。
美しいディテールで、棒に翼を付けたみたいな50年代特有のフォルムで、垢抜けないが格好いいクルセイダーをキット化してくれたわけです。

その1年後に、アカデミーがハイパーディテールで、クルセイダーを72でキット化。
パーツ配置などを見ると、ハセガワ48に幾らかディテールを加えて縮小コピーしたのだろうなあと思うのは邪推なのだろうか?
そう、実際パーツを仔細に見比べてみると、アカデミー72の方がハセガワ48よりもディテールが細かい。
さらにサイズも小さいので、余計にハイパーディテールに見える。
そして、兵装もハセガワ48はロケットランチャーしかついてないのに、アカデミーはサイドワインダーから爆弾から全部付いている感じでお得感あり。
メーカーの好き嫌いを抜きに考えると、どう考えてもハセガワ48よりもアカデミー72の方が満足度高いよな。

まあ、ハセ48もアカ72も、間違いなく傑作キットなので、クルセイダー好きなら買え。買ってしまえ!
私はクルセイダー大好きです。
この垢抜けない無骨な感じが大好きです。
ガキの頃は好きではなかったのに、なぜなんでしょうね?この嗜好の変化は。
胸に隠し持った4丁拳銃が、堪らなく男の血を騒がせます。


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○MIG-21
→レベル1/72による救済。 【追記:エデュアルド1/48による救済。後述】

実は私はレベルのミグ21を持ってないんですが、写真で見ていたくディテールフェチシズムを刺激されたんですよね。
当然、欲しくなります。
が、売ってない。

いずれ再販されるでしょうから、その時にでもね。

ちなみにフジミの1/72もかなりいいキットですよ。リベット跡などのディテールが全然ないため、レベルには全然追いつきませんけどね。
でも、パネルラインなどは綺麗に入ってます。
国内キットのため、入手しやすいのもありがたいです。
やはり50年代戦闘機は味があって素敵です。

【追記】
エデュアルドの1/48のMig-21bisを入手。
圧倒的なまでのディテールは、見ていて気持ち良いです。

端的に言うと、スーパーキット。

ただ、組立て難度が高そう。恐ろしく細かいパーツが多いから。
さらに、エッチングパーツも難易度を高めていると思う。だが、エッチングを扱わなければ、エデュアルド版フィッシュベッドを作る意味が無い。
エッチングパーツを捨てるくらいなら、アカデミー版を勝ったほうが安上がりだし。

パーツを見たところの短所は、リベット跡があまりにも精密すぎて、埋まるレベル。
正直、パッと見では見えないくらい細かい。
ここまで小さなリベット跡は、ハセガワでもタミヤでも見たことが無い。
その精密感は圧倒的。
が、精密すぎるゆえに、見えづらいは埋まりそうだわと、欠点が出てくる。
それゆえ、日本の両メーカーはここまでしないのか?

スーパーキットであるが、それゆえに、作り手にも高いレベルでのモチベと技術を要求するキットとなっている。


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○Su-33
→ハセガワ1/72による救済。

言わずと知れた、超絶キットですな。
やっと、やっとフランカーをハセガワが出してくれたよ。
そんな万感の思い出このキットを眺めている人も多いことでしょう。
まあ、Su-27は、ずっと前にハセガワも出しているのですが、どうにも形状が変。太いんですな。
しかも、売ってないし。

また、ロシアの兵装をウェポンユニットで出していないため、完全にキットに内包されたのも、意図しなかったにしても、このキットの長所。
やはりハセガワが本気を出したときのハイパーディテールは、一味違う。アカデミーとは一味違うのだ!!
そう思うのは、国産贔屓なのでしょうかね。

ホント不思議なのですが、なぜソ連・ロシア戦闘機は、なぜキットに恵まれないのでしょうかね?
まあ、東側の機体ゆえに日本は情報を入手しづらく、キット化し辛い、若しくは出しても変な形状になる(ハセガワのファルクラムみたいに)のかもしれません。
そして、東側やその周辺は、技術的に低かったですからね。ついこの間までは。
なので、まともなキットがなかったのでしょう。

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○Su-30
→アカデミー1/48による救済。

ついこの間発売になった新作キットですが、もとは以前出していた27のバリエーションキットです。
ディテールフェチとしては、「もう一声」って感じてしまいますが、それは2000年代後半のハイパーなキットを見たからでしょう。
このキットのディテールでも充分でしょう。

私が酷いなと思ったのは、パーツの荒れと梱包方法です。

胴体上面に、金型のキズと思われる荒れがいくつかあります。
ペーパーだけでは追いつかない深さのキズです。パテが必要です。

これよりも致命的だったのは梱包の拙さによるキズです。
ほとんどのランナーは袋に入れて重ねているのですが、一番上に胴体パーツを裸で置いているのです。
これが拙い。
裸で一番上におかれたお陰で、箱の天面と胴体上面の一部がこすれて削れてしまっているのです。
韓国から遥か日本まで輸送されてきた間に、ゴリゴリとあたり、紙にプラが負けてしまったのでしょうね。
キャノピーと胴体の境目のところが削れてしまって、本来曲線を描くところなのに、平らになってしまっていましたよ。
これを修正するのは億劫だなあ。3次曲線ですからねえ。

他、以前出したキットの形状がおかしかったからなのか、無茶な工作をやらされますね。
詳しくは、説明書が見られるネットショップに行ってみてもらえれば分かるかと思いますけどね。
機首周辺を切り取って、新規パーツを接着したり。
垂直尾翼の端を切り取って、新規パーツを接着したり。

ハセガワF-16CJの、パイロン切り取り→新規パーツ接着ってのと概念は同じですが、工作レベルが違うだろ!!
特に機首。

いきなりグチから入ってしまいましたが、ともあれいいキットです。
現状、48でこれ以上のSu-30は存在しませんしね。
美しいフランカー系のフォルムをキチンと再現していますよ。
ディテールもなかなか綺麗ですしね。

ハセガワが48で出さない限り、これ以上のSu-30は無理だろうなあ。

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○Su-27(J-11B)
→トランペッター1/72による救済

発売時期とメーカーの前科から推して、ハセガワSu-33のコピー&改造キットかと思ったが、違うみたいだ。
これもスーパーキットだと思う。
ハセガワSu-33ほどの徹底したディテール再現とその質には及ばないが、それでも素晴らしいモールドは快感である。
長きに渡り、フランカー愛好家は虐げられてきたが、2011年において、かなりの愛好家達が救済されたことと思う。

カナード無しのフランカーとしては、間違いなく現行ベストキット。

余談だが、ほぼ同時期に発売されたフジミの1/72・F-15Eは、単体としてみればベストキットであるが、サイズがまったく違うので、存在意義を自ら放棄してしまったキットである。
ゆえに、20世紀最強戦闘機のライバル同士の対決は、エアモデルにおいては、フランカーの勝ちになってしまった。
あくまで、フジミ版ストライクイーグルは、単体としてみればベストキットである。
ただ、1割ほど大きいがゆえに、並べて楽しむという、そして、兵装の組み換えなどが難しいということが欠点なのである。


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○A-10
→ホビーボス1/48による救済。

まだこのキットを買ってないのですが(売ってない)、写真で見る限り、凄まじいディテールです。
ただ、ホビーボス特有の無駄な割高感は否めませんな。
F-14といい、何だってこんなに高いの?童友社が、中間マージンをボッタクってんの?

愛すべき「えーてん」なんですが、書くことねえな。

あ、そうそう、えーてんは稀有な機体で、1/72ではイタレリがベストキット扱いですね。
イタレリがベストって・・・、どんだけ恵まれてないんだ。えーてん。
とはいえ、確かにイタレリえーてんは、悪くないですな。兵装も豊富だし。
ただ、やっぱりイタレリテイストのモールドなので、その点は不満ですけどね。

かといって、でかくて高い48をそうそう沢山買うわけにもいかんしなあ。

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○ドラケン
→ハセガワ1/48、1/72による救済。

72よりむしろ48のほうがデキがいい気がするドラケンですが、どちらにしても素晴らしいキットです。
ドラケンなどを見ると、ハセガワさんは、ディテールを意図的に省く傾向があるのかなと思ったりもします。
いや、私には、ドラケンのすべてを知っているわけではないので、あるべきモールドやリベットが省かれているかどうかなんて知りませんよ。
ただ、くど過ぎるほどにディテールを彫りこんでくる最近のアジアメーカーのキットを見ると、ハセガワさんのキットは割りとアッサリめが多いなと。

それにしても、ドラケンの決定版キットがあってよかったですよ。
大好きですからね。
ハセガワが出さなかったら、ドラケンのキットってないんじゃないの?
まともなの、一つでもあるの?
最近は1/144で出たり、完成品があったりしますが、所謂通常のサイズのドラケンって、海外メーカーは出しているんだろうか?
ハセガワ様様ですな。

私はF-16が一番好きな機体ですが、2番目って難しいんですよ。
その2番目候補の最右翼が、ドラケンとなぜかクルセイダーなんですよね。私。
なので、どちらも決定版キットがあるのは幸せ。

航空機の歴史を見ると、その存在価値は計り知れないドラケンですが、意外とその辺のことは知られていない気がします。
50年前に設計製造された機体とは思えないほど、美しく未来的なフォルムばかりがクローズアップされてしまっていて。
まあ、私もフォルムが好きだからドラケンが好きなわけで、圧倒的に先進的だった設計思想や、その後の影響など二次的なものに過ぎません。
が、ドラケンの意義を知ると、より一層ドラケンに対する愛情が強くなりますよ!!

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○F-2
→ハセガワ1/72、1/48による救済。

まあね、日本のメーカーとしては、出すべき責任があったといってもいいでしょうが、タミヤは無視してますね。
ハセガワが出さなきゃ、世界中どのメーカーも出しませんよ。
世界に冠たるローカル国家、日本の戦闘機なんて。
アメリカ人に聞いたら「知らない」というでしょうし、知っていても「F-16まんまじゃん」というでしょう。

ぐぁ!!
そうなってしまったのは、アメリカの力尽くの横槍のせいなんだ!!!

なんにしても、最近のキットなので、美しいモールドがいかしてます。
同じハセガワのF-16と比較すると、まったくディテールが違いますな。
いずれ並べたいものです。

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○F-4
→ハセガワ1/72による救済。48は見たことない。

いつ発売なのか知りませんが、かなりいいキットだと思います。
というか、あまりファントム愛が深くないため、ハセガワ72で充分満足できます。私は。
兵装が付いてないのが最大の欠点です。

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○F-35
→フジミ1/72による救済。

F-22と同じく、最新の機体ゆえのアドバンテージで、これからも内容に恵まれるキットとなるでしょうね。
STOVL型を再現したかったゆえかB型のみのキット化ですが、A型も出して欲しいですね。
今後、もっといいキットが出そうだけど、まあ充分秀作キットの称号はあげられるのでは?

しかし、F-22はともかく、35は高性能には見えないなあ。
VTOLができるってところは、私のフェチシズムを刺激するのですけどね。

ちなみに、イタレリ版は最低のデキですな。
なんだ?あれは。

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○ラファール
→ホビーボス1/72による救済。【追記:レベル・モノグラム=エース1/48による救済。後述】

90年代から2000年代に実用化された次世代戦闘機(というべきか?)は、完全に二分化されますね。
すなわち、救済された機体と、まったく救済されない機体と。
タイフーンやグリペンなどを尻目に、なぜかラファールは救済されました。

ホビーボスの超絶ディテールにより、素晴らしいキットとなっております。
兵装もフル装備できるようになっており、満足感もありますね。

あまりラファールが好きではなかったのですが、このキットを見て好きになって来ました。

ラファールって、正面から見ると漫画のキャラクターみたいですよね。
こんな顔したやつ、いた気がする。
ほっぺたが横にビヨーンと出っ張ってて、顎が細いやつ。

滑らかな三次曲線で、美しいんですけどね。ラファール。
角度付けて見ると格好いいんですけどね。ラファール。
名前も素敵なんですけどね。疾風ラファール。

でも、横から見るとダサい。

これは、次世代機の共通点ですな。
F-22もF-35もユーロファイター2000も(こいつはどの角度から見て格好悪いけど)。
ステルス性を重視すると、格好悪くなるのだなあ。

☆追記☆
その後の調査により、ホビーボスのラファールはレベル・モノグラム1/48のコピーの可能性が高いことが判明。同社の1/72はそのコピーの縮小版。
確かに、相当のディテールが叩き込まれているが、モールドは甘い感じだ。
海外製エアモデルをいくつか持っている人なら分かると思うが、モールドの端のエッジが立っておらず丸い感じだ。
コピーを繰り返したせいだろうか?

ラファールの決定版キットは、間違いなくレベル・モノグラムの1/48なのだが、現在絶版。
絶望・・・かと思いきや、同じ金型で韓国のメーカー「エース」が、金型を引き取って(買い取って?)販売している。
レベル・モノグラムとエースの両方を持っている人のレビューによると、違いは無いとのこと。(自分で見たわけではないので断言は出来ないが)
単なるコピーではなく、オリジナル金型をエースが所有しているっぽい。経緯の想像ができないが。OEMってやつなんだろうが。

つまり、大本がレベル・モノグラムの1/48ラファールがスーパーキットであったわけで、そいつをコピーしたホビーボス版は48、72ともにディテールは一見同じに見えてもモールドの質が劣るってことだろう。
そして、エースがオリジナル金型を所有しているみたいだってことだね。
類推だけど。

なので、ラファールの決定版が欲しければ、現在ではエースの1/48を買っとけば間違いない。
少なくとも、エースのキットを生で見た限りでは、モールドのダルさや丸っこさ、甘さはまったく感じられない。
次世代機(実用化されてるから、最新鋭機?)の中では最も格好いい機体なので、価格の高さに負けず、買って作ろう。

ラファールとF-16って、なんとなくアウトラインが似てるよね。
ラファールの中翼配置や胴体形状がブレンデッドウィングボディっぽいし。
ただ、F-16がすっきりスマートな体操やスケートの選手みたいな雰囲気に対して、ラファールはガチガチ筋肉質の短距離ランナーっぽい感じがするけど。


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○BACライトニング(イングリッシュ・エレクトリック・ライトニング)
→トランペッター1/72による救済。エアフィックス1/48は更に凄いらしいが、見たことない。

今となっては超絶マイノリティに属するBACライトニングですが、私は好きです。
50年代特有の、機首をまんまインテークにしたデザインがイカス!!

そんなマイノリティなBACライトニングなのに、トランペッターが素晴らしいディテールのキットを出してくれたことによって、救済されました。
これまでは、ハセガワ72とタミヤの100という中途半端なスケールのキットしかなかったのでは?海外製は知らんけど。

イギリスが単独開発した、最後の超音速機。
50年代特有の胴体に、ライトニング特有の大後退翼。そして、ポッコリお腹。
愛すべき機体です。

今でも民間で使われているのは、ひとえにこの愛すべきデザインのお陰でしょう。

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○F/A-18A・C
→アカデミー1/72による救済。

書いてる順番が、ホントにでたらめだなあ。なんの規則性もない。ただ思いついた順番。
酷いもんだ。

いわゆるレガシーホーネット。
48は、ハセガワ版もなかなかいいキットですが、いかんせん90年代前半。当時としては頑張っていますが、現在的な目で見れば、あと少し。
そんな中、アカデミーがまたもやハイパーディテールで72をだして、傑作キットの仲間入り。

ホーネットは、本当に数奇な運命の機体ですなあ。
いらない子扱いされたと思いきや、エンジンが双発だからという中途半端な理由で海軍制式採用になったり。
開発メーカーが艦載機開発の経験がないから別のメーカーに委託され、そしたら契約違反の売り方をされ訴訟になったり。
発展型のE・Fは戦闘機という扱い以上に雑用までやらされていたり。

面白い機体ですなあ。

この機体、あんまり好きではなかったんですよ。
が、大好きなF-20の血を受け継ぐ機体(正確にはF-5ですが)というのを知ってから、好きになってきました。
世の中、何が理由でどう転ぶか分かったもんじゃないな。

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○F/A-18E・F
→ハセガワ1/48による救済。

この機体もあまり好きではないのですよ。ストレーキが大きすぎて、こんな爬虫類いたよな?って感じがダメなんです。
が、それを打ち破るほどのハイパーディテールがいかしてるキットなんですな。

戦闘力は知りませんが、私にとってスーパーホーネットは雑用戦闘機です。
ジャミングをやったり、空中給油までやらされてる戦闘機って他にあるのか?

F-14がどこまでもお高くとまっていられたのに、後継機の18は色々と大変ですな。
でも、悲しむ必要ないよ。みんな、生きるために必死だからね。キミだけじゃないよ。
頑張っていれば、きっと誰か見ていてくれるさ。

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○F-105
→トランペッター1/72による救済。

BACライトニングといいサンダーチーフといい、トランペッターはマイナーな機体を秀作キットにしてくれるので、助かりますな。
パクリ模型メーカーという称号はなかなか消えませんけどね。

まあ、正直、サンダーチーフのほかのキットは知らないんですけど、古い機体だし、これ以上のキットはまずないでしょうな。

サンダーチーフといえばベトナム戦争。
そして、独特のインテークが格好いいわけです。

50年代。ジェットエンジンが当たり前になったとはいえ、いまだにレシプロ機の頃の設計思想を引きずっているところが、なんともレトロな感じでたまりません。
ランディングギアの収納方法やその場所、棒みたいな胴体など。
MIG-17・21、BACライトニング、サンダーチーフ、セイバーなどなど。
これらの古い設計思想の極限まで洗練させ、そこに新しい発想を盛り込んで、近代戦闘機の礎を作った機体の一つが、クルセイダーだと思ってます。
ショックコーンによる高速化、高い位置に配置する翼、一部ではなく翼全体が可動する水平尾翼など、クルセイダーの影響は大きいですな。

航空機の設計思想を細かく追うのは大変ですが、デザインラインから読み取れるものだけでも充分にいろんなことが伝わってきて、面白いですな。

そんなことを考えながらドラケンを眺めると、あまりにも革新的過ぎて、スウェーデン技術者の素晴らしさが伝わってきます。
ドラケンからビゲン→グリペンという直系だけでも面白いですが、ドラケンから派生する欧州機の定番クロースカップルドデルタ。
更にはF-16やF-18に受け継がれたブレンデッドウィングボディとストレーキの発想などなど。
ドラケンのダブルデルタは偉大なわけです。
ダブルデルタだけではありませんね・・・って、サンダーチーフの話はどこ行った?

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○アパッチ
→ハセガワ1/48による救済。

なぜかヘリまで入れてしまいました。
ハセガワアパッチは半端ではなくいいキットです。ディテールが凄まじい。
その分、パーツ割りが尋常ではなく、ラダーの一個一個まで別パーツという、拷問に等しい組立てをやらされます。

ま、実際に作ってみれば、案外難しくないのかも。

ソ連のハインドもこのクオリティでやってくれないかなあ。
ハインド。ろくなキットがないんだよなあ。イタレリは凸モールドだし、1/32でもどこか出してたけど、内容がサッパリ分からん。
やっぱり、ロシアは恵まれないなあ。

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○F-5E
→AFVクラブ1/48による救済。

いくらエリア88に出ていようと、時代遅れで、しかも今まで数々のキットがリリースされてきたF-5など、いまとなってhどこのメーカーも見向きもしないのでしょうね。
が、台湾の新興メーカーがやってくれましたよ。

いや、もうね。すんばらしいキットですよ。
パーツレベルでこれだけ興奮したのは、タミヤのF-16やアカデミーのF-16以来かも。
凄まじいまでも詳細なモールド。リベット跡。しかも、リベット跡はタミヤF-16みたいに大きさの違いまで入れてる。
これらのディテールが、本当に綺麗に入っているのです。クッキリハッキリと。

本当に素晴らしいキットです。

AFVクラブ。名前の通り、AFVのキットだけを出していたようです。
F-5E・タイガーⅡが初めてのエアモデルらしいですな。
が、この素晴らしさはどうだい?

このクオリティを維持して、更なるキットを出していって欲しいところですな。
他のメーカーが見向きもしない機体、既にキット化しているけどイマイチなキットしかない機体などなど。

タイガーⅡはあんまり好きではなかったんですよ。
エンジンノズルが格好悪いし、変に太い胴体もイマイチな感じでした。
というか、F-20・タイガーシャークが好きだったもんで、そのシャープなラインをスポイルしている感じが好きになれなかったんですな(私の出会った順番がF-20→F-5だったってのが大きな理由でしょうが)。

が、このキットを見て、F-5が好きになりました。
って、このパターン多いな。

同時代的に見ても、確かに高性能じゃない。
速度だって速くない。
でも、機動性は高いし、整備性も高いし、コストも安いし、いい機体じゃないか。

無骨で華はないけど、確実に一定の結果を出してくれる。
そんな職人肌のタイガーⅡは素敵ですな。

-------------------------------------------------

以上、救済された機体は終わり。
長くなってしまったので、救済されなかった機体は、また今度。
そっちの方が面白い文章書けそうだな。その分、エネルギー必要だけど。

他に秀作キットを見つけたら、また追加します。

もし他に救済された機体を知っている方がいたら、是非教えて欲しい。
勿論、個人的価値観にもよるだろうが、いいキットは模型野郎の心を癒す、貴重なオアシスなのだから。

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