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アリーヤさんは現在墨入れ中です。しばしお待ちを・・・。

HGUCのνガンダムさん。仕様が見えてきましたね。

合わせ目がない。
全パーツ後ハメ可能。
新型ポリによる、ABS分割と可動範囲拡大。

とまあ、こんなところでしょうか。

全体的に見て、「割とどうでもいい」と思ってしまうのは、わたしがアーマードコアを作ってきたからかもしれませんね。

①合わせ目がない。
これは、結構大きいかもしれません。
整面作業の手間が、相当減りますから。
が、ヒケやエッジ出しなどをしなくてはならない物ならば、あまり変わらないですね。
カタログスペックとしてのステータスにしかならない、なんてことにならないようお願いしますね。バンダイさん。

②後ハメ
すんごくどうでもいいです。
上と連動しての構成となるこの技術ですが(合わせ目をなくすってことは、後ハメができるパーツにしないと実現不可)、それほど大変なものではないです。
アリーヤさんでやっていたように「接着→合わせ目消し→塗装→マスキング→接着→ループ」って作業は確かに面倒です。
面倒ですが、簡単です。技術的なハードルは決して高くありません。
面倒と言っても、ちょっと手間が増えるだけで、それほど作業負担が増えるわけでもありません。
私のアリーヤのように、塗装を何重にも重ねたりしない限りはってことですけどね。
最近流行の、発色重視のベタ塗りをするならば、そんなに違いはありません。
とはいえ、やはり作業負担が軽減されたことは、嬉しいです。

③新型ポリとABS分割。
難しかったABS分割ってのが、さっぱり意味が分かりません。どういうことを指しているのか根本から分からないので、何もいえないんです。
なので、新型ポリの威力も良く分かりません。
可動範囲拡大は、完成したら飾っておくだけの私なので無意味です。

要するに模型野郎の労力を少しでも減らしてやるぜってことで、こういう技術を開発したのでしょう。
見方によっては、組み立てる玩具と言うこともできますが、そこはそれ。
敷居が低いほうが、より正しいのは世の常です。よって、単純に塗装しやすいこれらの技術導入もいいのでしょう。

結局、これらのことがどれほどの威力を発揮するのか?手にとって見ないと分かりませんし、作ってみなければ本当の意味では分からないでしょう。
こういう技術が導入されることによって、模型人口が増えると嬉しいのですが・・・。
実際はどうなんでしょうね?

バンダイ製のキット、すなわち塗装不要、基本工作不要。こういったキットに慣れてしまえば、塗装必須、基本工作必須のキットを作ろうともしない人が増えてしまうのではないかと不安です。

例えばコトブキヤさんのキット。
色分けは秀逸ですが、合わせ目消しは延々とあります。
合わせ目消しが嫌だから(やり方が分からないから)、いいキットなのに作ろうともしない。

例えばwaveさんのキット。
合わせ目消しどころか、全塗装必須のキットです。
造形は素晴らしいのに、塗装できないから、見向きもしない。

その他、スケールモデルとなってくると、リアリティ追求のために様々な技術があります。
これらも、「知らないし、面倒だし、やりたくない」。そういう理由で無視するのかなと。

とここまで悲観的なことを書いてきましたけど、私はそうなるとは思ってません。
面倒臭いからやらないって人は大勢いると思います。
が、模型ってものの根本は、これまで何度も書いてきたように、「魅力的な造形物を手に入れたい」ってところなんですよね。

ですから、キットに様々な工作や技術が必要だとすれば、自分からそのノウハウを蓄積していく人ってのは、少ないながらも絶えることはないと思うんです。
実際、私がそうでしたし。好きな立体を求めるクオリティで作るにはどうするか?勝手に調査・研究し始めましたしね。

合わせ目?
プラキットである以上、パーツ形状に限界があり、合わせ目は永遠に消えることはないでしょう。
後ハメも同じ。単純作業の連続であって、難しいことはないです。

塗装不要?
成型色は所詮、成型色です。塗装の質感に勝てるはずもありません。
ベタ塗りですら成型色よりも圧倒的に優れた質感を出せるのですから、グラデやウェザリングなどを駆使すれば、組んだだけのキットなぞ目じゃない質感が出せます。

現在、模型技術の進化はめざましいものがあります。
その進化によって、作り方も大きく変わっていくのでしょう。
が、模型は人が作るものです。どこまでいってもアナログなものです。

模型の面白さは正にこの「アナログ」ですね。ひたすら工夫をし、ひたすら作業をする。
なぜか?唯一つの消滅点のためです。

すなわち。完成。

完成へ至る道筋は短くなっても、険しい模型道を歩み、模型の荒野を彷徨う模型野郎は消えることはないでしょうね。

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色は色々。
確かに成形色のままでは不満なことが多いですよね。

たとえば先日組んだデュナメスも、緑色が明らかに変でしたので、オリーブドラブっぽい色に変えましたし。
あ、でもエクシア、フラッグ量産機あたりは非常に私好みの色だったので、塗装せずにそのまま仕上げました。
結局、塗るか塗らないかは「つくる本人が仕上げコートする前にその色で納得できるか」に関わってくるんですよね。
このHGUCニューガンも、「塗らなくてもOK」な色を用意してくれるどうかは分かりませんし・・・。まあ、塗らなければ後はめ構造の無駄になるだけですけど・・・ww
合わせ目けし。個人的に「これはどっちでもええな~」と思うことが多いです(笑)私のブログ内に掲載したエクシアをご覧になればお分かりになると思いますが、思いっきり肩に合わせ目があります(爆)コレこそ後はめ工作をやれば良かったのですけど・・・。これも「別にそんなに気にならんかな」と思ったのが決定打でした(笑)
ただ、最近の00HGなどはディティール線と一致させて合わせ目をカモフラージュしているものが多いので、これはこれで大変助かります。

コトブキヤさんは、確かに合わせ目とヒケに関してはやはり二の次ですね。
でも、私もこれから合わせ目消しと表面処理にこだわるところまでいけば、やはり「作るこだわりではコトブキヤが断然イイぜ!」という結論に至るかもしれません。
コスオルモス URL 2008/02/08(Fri)22:59:41 edit
今日の雪?
成型色は所詮、成型色ですからね。
でも、コスオルモスさんが仰るとおり、本人の自己満足が模型の軸ですからね。
納得できれば、それでいいのだと思います。
というか、塗装しなくてもいい質感の成型色を、メーカーさんも出して欲しいものです。
そうすれば少しはユーザーも増えるでしょうし。

合わせ目消しも同じですね。
気になるのなら消せばいいだけで、そうでないなら放置上等。
模型の楽しみ方は人それぞれですね。

作っているという実感ではコトブキヤさんの方が圧倒的に上ですが、そのぶん負担も圧倒的に多いです。
この労力をどう感じられるかってのが、ポイントなんでしょうね。
多かれ少なかれ、模型って面倒な作業の連続&繰り返しですから。

でも、私の場合、その面倒臭い作業の果てにしか見られないクオリティを知ってしまったから、頑張ってしまうんですね。
特に好きなキットは。

はあ。変なの。
【2008/02/09 15:15】
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