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何度も言ってますが、お値段38000円也!!
アーマードコアのキット10個分のお値段です。
本当ならばアリーヤさんの続きを書いているべきですが、記念すべき日なので(そうか?)、今回はKOGをざっと調べてみたいと思います。
さて、なんとなくレビューに入る前に、一言。
(C)TOYSPRESS
これで、心置きなく語れますね。
ボックスアートです。
黒地に金の文字。
格好いいです。
シンプルイズザベスト。
第一印象。箱は小さめだな。ってんで、調べてみました。
この間発売されたばかりのエンゲージSR1の箱との比較です。
厚みと縦は同じです。横が2cmくらい短いかなって感じ。
ま、ガレージキットってのは、箱がプラキットよりもずっと小さいものですけどね。
パーツがランナーについていないことが多いですから。
さて、箱を開けてみましょう。
中身のお出ましです。
クッションの形が独特ですね。こういうS字っぽいのは、初めて見ました。
で、とりあえず全部出しますが・・・
アレ?説明書がない?
ばんなそかな!!もとい、そんな馬鹿な!!
必ずあるはずだと思い、探します。
10秒後・・・ありました。
パーツを載せている中蓋みたいなのの裏に入ってました。
ん~、これは説明書が入っていないと勘違いして、waveさんに請求するせっかちな人が多くなりそうですね。
一瞬、私も思いましたモン。
さて、全景です。
パーツ多!!
1/144サイズのガレキとは思えない多さです。って、これは最近のwaveさんのFSSガレキに共通する仕様なんですけどね。
普通のサイズである1/100と同じようなパーツ分けと細かさ。
総パーツ数は、130個くらいになります。
プラキットかよ!!そういいたくもなりますね。1/144サイズ(17cmくらい)のガレキで、このパーツ数は破格でしょう。
パーツが多いということは、作るのは大変になりますが、その分クオリティは上がるということですからね。
楽しみです。
さて、ざっと確認していきましょう。
まずは、成型色がゴールドのパーツ。
フレームなどに使われるパーツですね。ゴールドは。
画像では黄土色っぽい感じですが、これは写真特有の色彩変化ですね。
実際には、ちゃんとゴールドです。
今まで見た金色の成型色の中では、一番いい色だと思います。
が、所詮、成型色は成型色ですね。塗装に勝てる道理もありません。
遊び心を感じたのは、腹の蛇腹パーツに、
「2007,06,syujyu」
と書いてありました。原型師さんが自らの名前を刻印したのですね。
自分の仕事に誇りを持つこはいいですね。
実際、いい仕事してますし。
パーティングラインも、消し易い箇所にあり、メーカーさんの気遣いが感じられます。
次。クリアパーツです。
綺麗ですね。ちゃんと透明です。
といっても、他のクリアレジンとパッと見、差は感じません。
シリコントライブさんのレッドミラージュにしても、こんな感じでしたし。
でも、熱による質感の変化を抑えるため、新しい素材だか製法だかを使っているようですよ?
クリアレジン。毎度のことですが、袋に入ったままではパーツ確認が困難を極めるため、開けました。
本当は、黄変とかが怖いので、袋は開けたくないんですけどね。
しかし、これだけ細かくて透明なパーツを、グチャグチャな中から一個づつ特定していくのは難しいですから。仕方ないです。
次。このKOGの目玉パーツ。
ゴールド成型のパーツをクリアレジンで包んだ、インサート成型パーツ。
ほーん・・・。
そんな感じです。
いや、綺麗ですよ。ちゃんと。
でもね、そんなに作り手にアピールするものがあるか?そう問われれば、「ん~」といった感じになりますね。
ここも、先ほどのクリアレジンパーツと同じで、ゲートレス成型です。
クリアレジンのゲートレスは作り手には大きな恩恵をもたらしますが、インサート成型はどうなんだろ・・・。
冷静に考えれば、これが大きな恩恵をもたらすのは分かります。
KOGは半透明装甲で、頭の装甲の内部にもディテールがある。
それを包むためのクリアーパーツを普通に作ると、クリアパーツに合わせ目ができて、どうしても汚くなる。
それを解消するために、こういう高い技術を使った。
確かに仰る通りなんです。
綺麗に作るためには、クリアパーツに合わせ目なぞあるべきではないんです。
消せませんからね。どうしてもスジが残ってしまう。
そういう意味で、大きな恩恵があるんです。
これは事実です。
が、貧乏人の私は、どうしても経済的なこともあわせて考えてしまうんですよねえ。
それに、「KOGがクリアレジンである必要があるのか?」とも考えてしまいますね。
ま、そういう話は後でまとめて。
次。
デカールとエッチングパーツです。
永野さんは、基本的にはデカールを許していないようです。
「そんなに簡単に、モーターヘッドの模型を作ろうとするな」
そういう意味だそうです。
苦労して作ってこそ、模型だしMHだと。永野さんの主張です。仰るとおりです。永野さん自信、真・模型野郎ですからね。
意気込みは伝わってきます。
なので、本来ならマーキングだろうと思われる箇所も、凸ディテールになっているもんですね。FSSガレキは。
製品の段階でそうしてくれないと、作り手が塗装しづらいこと夥しいからです。
凹凸になっていれば、マスキングでなんとか綺麗な塗装ができますもんね。
が、1/144サイズなら許しているようで、waveさんのキットには必ずデカールが入っています。
赤いデカールの部分は、キットにモールドが入っているのでマスキングでいけそうですけど、眼は使わざるを得なさそうですね。
ということでね。ざっと確認作業は終わりました。
さて、纏めてみましょう。
まずは、キットの内容です。
一言で言えば、大変素晴らしいキットです。
成型色ゴールドも綺麗。
クリアレジンも綺麗。
インサート成型の試みも面白いと。
組み立てていないので、立体としての魅力はまだ分かりません。
しかし少なくとも、写真から受けた印象と、個々のパーツ精査から受ける印象を総合すると、造形も素晴らしいキットです。
間違いありません。
今まで見たKOGの中で、個人的には現時点で最も格好いいKOGだと思います。好みの問題もあるでしょうが。
ボークスさんのKOG.ver3も格好いいですけどね。
FSSガレキに対しては、昔のならいざ知らず、2000年あたりから出たものを「駄目だろ?」と思ったことのない私ですから、採点は甘いのかもしれませんけども。
ってか、どのカテゴリよりも原型制作に高い技術を要するのがFSSガレキだと思いますし、そういうものを作れる超絶技巧の原型師さんが作ったものが格好悪いわけがないと思うんですけどね。
要するに、
元のデザインが好きかどうか。
原型師さんのアレンジなどが好きかどうか。
つまりは、個人的好みに依るものですよ。ここまでくれば。
FSSガレキに対して四の五の言う人は多くいますけど、自分の好みを一般的価値観と勘違いしてしまっている人だと思いますね。
造形の良し悪しと、個人的好みはまったく違いますよ~。
素直に、FSSのガレキは格好いいです。どれをとっても。
さて、次は値段ですね。これが大きいです。
なんたって、38000円ですから。普通の1/100ですら2万数千円程度です。
やはり、このキットの割高感は否めないと思います。
高い理由を、冷静に分析してみましょう。
○成型色ゴールドのコスト
○ゲートレス製法
○クリアレジン
○インサート成型
○細かいパーツ分け
以上でしょうね。
最初の成型色ゴールドに関しては、塗装する人にはまったく意味をなさないのもではあります。
私としては、これが一番どうでもいいです。これがどれだけコストを上げているか知りませんけど、納得はいきませんね。
インサート成型のところは仕方ないですが。
他の部分は・・・。仕方ないと思ってます。クリアレジンはどうかという、根本的な疑問はありますが、それを言ったら、このキットは成り立たないわけです。
なぜなら、このキットの命題は「挑戦」ですから。
より高いクオリティを持つGKを作るために、技術開拓を目指しているわけですからね。
これで、既存の技術だけを使って作っていれば、このKOGももっと安く収まったことでしょう。
ですが、一つだけいえるのは、こういった試みをしていくことで、より一層キットが進化していくわけですね。
そういう意味で、私は大いに賛成です。
値段の高さは、相当に痛いですけどね。
現在、プラモデル・プラキットは組み立てるだけで高い質感を引き出せるように作られていっています。
これは大事なことです。誰も彼もが塗装出来るわけではないし、そこまでのモチベでキットを作っているわけではないですから。
現在、ガンプラを作っている人の何割が、全塗装までしているでしょうか?統計的にはまったく分かりませんけど、おそらくほとんどの人が部分塗装まででお仕舞いでしょう。
敷居を低くして、お手軽に格好よくってのは真実です。
ガレージキットも、一般的にはプラキットよりも難しいと思われがちですが、こういった風潮の中で、よりユーザーフレンドリーなものへと進化していくべきでしょう。
そのために、マイルストーンとして、このKOGはあるのかもしれません。
値段は置いといて、キットの内容や造形は、間違いなく最高峰のガレキなのですからね。
そんな感じで、私はこのキットの値段をも肯定しています。
値段を無視すれば、本当に素晴らしいキットですから。
インサート成型というところから最初に受けた印象は、完成品の二歩手前って感じだったんですが、そうではないことも分かりましたし。
作る工程で、一番面倒な整面作業などを少しでも楽にするための、非常にユーザーフレンドリーな技術ですものね。
そんな訳で、waveさんにお疲れ様と言ってあげたいですね。
ほとんどすべてが挑戦の連続だったことでしょう。
それを高次元で纏め上げたのは、原型師のsyujyuさんやRCベルクさんの高い技術。そして一番はwaveさんの熱意にあるわけですものね。
これからも、どんどん秀逸なキットをだしていって欲しいですね。
頑張ってくださいね。waveさん!!
はあ、買って良かったぜ。このキット。
ちょっと、いや、かなりお高いけどな。
一番上の画像を見てご覧。
limited editionと書いてあるだろう?
もう買えないぜ。定価では。ヤフオクで上乗せされることになるぜ。
なんたって、waveさんの限定は、本当に限定だからな。ボークスさんとは、そこが違うぜ。
最後に、
俺は、一体いつになったら、このキットを作ることが出来るだろうか・・・
そんな訳で、暫く振りにキットを精査して興奮した私からお送りしました。
では。
さて、前回の模型リビドーを書いてから早半年、というか七ヶ月。
今回も、欲しいキットを羅列していきます。
といっても、FSS関連のガレキは同じことなので、今回は省きます。
超困っているのは、ワークショップキャストさんのエンゲージ・オクターバーSR1が、今回の再生産で絶版になってしまうことです。
ん~、買えないんですが・・・。この時期に2万3千円は辛い。辛すぎる。
ま、WAVEさんのプラキットもあるし、個人的には一番好きなシリコントライブさんのもあるし、諦めるかな?
御免なさい。生嶋さん。私、金に負けました。
ってか、一生金には勝てそうもありません。
さて、前回のリビドーはコチラ。
FSSに限らずガレキ関連は基本的に変わってません。欲しくても買えないキットってのは、いつの時代もあるものですね。
では、今年下半期のリビドー開始。
ここに書かれているべきなのに書いていないのは、既に手に入れているキットってことですね。アレとかソレとか。
☆☆☆編。
○持ってないACキット全部。
いきなり纏めてます。
これから何が発売されるとかは分かりませんし、元となるゲームを知らないので、どれが出て欲しいとかもありません。
なので、予定となっているものと既発売の物から選ぶことになりますが・・・。
全部欲しい!!AC4からもさらに出るっぽいですが、超期待です。マジで格好いいから。
持っていないACキットを並べると、
・ミラージュ・ガイア:相当素敵なデザインです。
単純な格好よさでは、アリーヤやテルスに比肩するかも知れません。クレスト系は硬派なイメージですが、ミラージュ系はデザイン性が高いですからね。
・クレスト:考えてみれば、クレストはかなりパーツ被りの多いキットなので、単品で買う必要はないかもしれません。が、やはりこういう男デザインは素敵です。
・クレスト軽量級:ほそっこいデザインがイカスわけです。
私は基本的には、重装備な感じが好きな阿呆ですが、やっぱりリアリティ追求となれば、人型ロボは細くある必要があると。
・ヴィクセン:ACの中でもいまだ追従を許さない、独特のデザイン。
いかにもメカって感じです。顔が特に良い!!勿論、鳥脚もね。
・フォックスアイ:最初は顔の塗り分けに違和感があったのですが、今ではこれが格好よく見える不思議。
さらに。はじめは、重量級としてはセレナの方が格好いいと思っていたが、最近はフォックスアイの方に味を感じる不思議。
手前で作ってないから、そう感じるんだろうか?
いずれにしても、なるべく早く作りて~。
・ナインボール:私の中ではフォックスアイの陰に隠れているのですが、やっぱり格好いいです。
が、現状では、ACの中ではそれほどリビドーは高くないかな。
・クレスト・デルタ四脚:出ました。2008年最初の本命キット。
脚を作っているときは、根気勝負になりそうですね。同じのを4本もかよ・・・みたいなね。
が、これは模型的に面白い物だと思いますよ。
ガンダムなんぞが並んでいるよりも、遥かにアイキャッチ抜群です。
こうしてみると、大好きなACですら、半分以上持っていないってことになりますね。
うーん。金が。
○マクロス(ハセガワ製)各種
纏めてしまうとこうなりますが、イチイチ名前を挙げていくと
・YF-19
・VF-1・バトロイドバルキリー
・VF-1S・ストライクバトロイドバルキリー
・SV-51γ
などですね。大体、3000円くらいなので、最近では普通の値段ですが、やっぱり3000円っていえば結構な値段です。
それでも、かなり良心的な価格設定だと思いますよ。
内容に対しての値段は、WAVEさんはおろか、バンダイに対しても勝っているかも。
単純に大きいですし、ディテールも細かいですから。ACキットに匹敵するのではないかな。
細かさという点では、デザインの関係上及びませんけどね。
それにしても、流石はスケールモデルのハセガワさん。模型としてのデキは素晴らしいです。
○ダイゼンガー馬付き
いつ出るのか分かりませんが。
絶対に、面白いキットになると思うんですよ。恐ろしく場所を取りそうですけどね。
値段が心配ですが、6500円程度になるのかな?
多分、馬の塗装は恐ろしく大変になると思いますよ。
○ビルトビルガー高軌道型・重装型
どっちがいいのか、いまだに判断がつきませんが。ただ、高軌道型は脚が長すぎるかなあと思ってます。
○ビルトラプター
5月に買おうと思っていたのですが、デュアルフェイスさんを買ってしまったので、こっちはお預け。
結局、買いそびれています。
○サイバスター
これまた、2月以来買おうと思いつつも、なぜか縁がなく買えていません。
ってか、より欲しいキットが出てくるからさ。余裕が常にないんだよな。
○レッドミラージュ・サリオン機
WAVEさんの1/144キットですな。ver3と並べたいわけです。
まだver3を作ってすらいませんが。
○カーチス
紅の豚に出てくるライバル機ですね。是非ともならべたいのです。
○ティエレン
バンダイ製キットで、久々の快作。
○大和
最強の戦艦・・・ということですよ。
○長門
ハセガワさんが出してくれた、脅威のキット。
私もいつか・・・・
○F-16 1/32・タミヤ
一番好きな戦闘機、F-16を大スケールで作ってみたいのですよ。
○ミレニアム・ファルコン
ファインモールドさんの超絶キット。あの内容で二万ってのは、かなり安いと思います。
大体、以上ですな。
見事にガンプラがなくなってしまった・・・。ティエレン一個だけって。
それほどリビドーを感じないんだよなあ。ガンプラって。
模型を作り続けるほど、バンダイから遠ざかる不思議。
次。☆☆編。
○デモンベイン
面白いキットなんですが、買えていません。結構高いし、ボリュームあるしで、後回しに・・・。
でも、見比べてみると、ボークスさんが出しているガレキ版の方が、私は好きかも。ガッシリとしていて。
コトブキヤさんの方が、設定画に忠実みたいですけどね。
○アルトアイゼン
144と100どっちがいいんだろう?悩みますな。
○ガンダム00関連・1/144で買うと思う。
ひと括りで。ただ、あんまりデュナメスはいいと思わないんだよなあ。
いや、悪くはないんだけど、普通な感じ。
キュリオスとかも、どことなくF91を尖らせた感じで・・・。
結局、ガンダムにはあんまり興味がなくて、ユニオンフラッグなどの敵MSに興味があるという。
これって、キットが好きな人なら、みんな同じだと思いますけどね。
主役機以上に、敵が売れるなんて、いいことじゃないか!!
ガンプラブーム再燃?
○∀ガンダム・MG
いつか作りたいです。ただ、それほど好きってわけでもないんですよね。「面白いな」というだけで。
これはこれで重要なんですが、高まる物欲を今のところ感じてはいないので、ずっと先になりそうです。
○ザクver2
シャア専用ではなくね。
模型に復帰してから既に一年と半年近く。でも、いまだにザクを作っていないってのはどうなんだろうと。
ま、必ず作ります。
○キュベレイ・MG
背は低いが、幅は取るキット。
ギラギラのパール仕上げにして見たいですね。
○百式・MG
復帰作として作りましたが、所詮メッキなので質感がイマイチ。
ちゃんと綺麗な金色に塗装してみたいです。
○Ex-S・MG
ディープストライカーが出れば初版で買うのだが、おそらくでないだろうから、コッチで我慢。
私を模型道に引き込んだ張本人ですね。何度も言っていますけど、素組み部分塗装で終わらせてしまったキットなので、どうしても「やった」感がないのです。
なので、もう一度、徹底的に拘って作りたいですね。
ただ、高いのとボリュームがあるのとで、いつになるかは不明ですが。
○ガンダム・ユニコーン・MG
この間、素組み無塗装の現物をみましたが、なかなか良かったです。
が、優先順位の関係で、今はちょっと・・・。
フェイスは、久々に好みのガンダム。変身後のバックパックも素敵。
ただ、脚が長くなりすぎてしまうところが、ちょっとなあって感じです。
○リガズィ・HGUC
相当に格好いいキットに仕上がっていると思います。バックウェポンシステムもありますし。
値段が、MG4000と比較して高いですけどね。それだけが難点です。
○ヤクトドーガ・HGUC
おそらく近い将来に、逆襲のシャア祭り第二段を開催することになるでしょうが、そのためにはシリーズ全部がキット化されなくてはならないのです。
気長に待ちましょう。
しかし、シリーズ全部を集めると、かなり金がかかるな。旧キットの三倍以上だもんな。
○ザク1・スナイパータイプ・HGUC
こういうモチーフって好きです。作っていて燃えます。意味が分かりますからね。
○ヅダ・HGUC
上と同じですね。とても素敵なデザインだと思います。
○パラスアテネ・HGUC
好きですねえ。こういう阿呆みたいに重そうなの。
○ジオ・HGUC
同上。ガンダムの中では、いまだに独特のデザイン。大好きです。
○ゼクアイン・HGUC
ほとんどマラサイじゃないかって気もしますけどね。ってか、マラサイとどっちがいいかなあ?
○その他、MG・HGUC各種。
いちいち書くのが面倒臭いのでね。
○HGAB各種。
ダンバイン関連ですな。やっぱりオーラバトラーのデザインってのは、いまだに面白いと思うんですよ。
なので、マニア受けはそれほど良くないし、実際に有名どころの原型師さん(PMTさんなど)が作ったABには程遠いですが、それでもなかなかのデキではないかと思います。
少なくとも、値段的にも美味しいですしね。
○パトレイバー関連各種
MGでパトレイバーとグリフォンが出たこと自体、現在では奇跡以外何者でもないですが、これからもこうしたチャレンジをバンダイには続けてほしいです。
って、今のバンダイには無理な注文か?
MGだけでなく、旧キットも幾つか欲しいのがあります。でも、あんまりないんだよなあ。
○ボトムズ関連
バンダイ製も格好いいです。でも、タカラ製やWAVE製も作ってみたいです。
○ファースト、Z、ZZの旧キット
やっぱり、旧キットは作っていて楽しいです。
格好悪いし、無駄に手間はかかりますが、作っているという実感もあるのがいいです。
肩の力を抜いて楽しめますしね。
大体、☆☆編はこんなところでしょうかね。
次、☆編
○ヒルドルブ
こういうのって好きです。値段がちょっと高い気もしますけどね。
○スケールモデル各種
あらゆるものを作ってみたいですよね。
戦闘機、戦車、戦艦、零戦、空母。
不思議なもので、自動車などにはあまり興味がなかったりします。
あ、でもカウンタックとかF40とかは作ってみたいかな。
○その他諸々
単純に作ってみたいキットならば、山ほどありますからね。
ただ、金と時間が追いつかないというだけで。
とまあ、そんな感じでした。
ま、ここに書いてなくても欲しいキットは沢山あるわけで、でもイチイチ思い出したり調べたりするのが面倒で書かなかったりするわけで。
そんな訳で、回を追うごとに適当になる俺のリビドー。「俺リビ」でした。
考えてみれば、現在在庫として所有しているキットをすべて完成させるまで、おそらく数年はかかるわけです。
んで、それにまだ持っていないが作りたいキットを足すと、10年くらい模型を作り続けても、全部は無理でしょう。
これから、ドンドン新しく面白いキットが発売されるでしょうしね。
そんな訳で、私は焦らず弛まず怠らず。これからも気長に、模型趣味と付き合っていきたいと思います。
だって、模型って楽しむものですからね。
無理して作っても面白くないですから。
長く続けるコツは、細く長く。
一月に一つ。多くても二つ。それくらい完成すれば、上出来ってことで。
では、皆さんも模型趣味を楽しんでくださいね。
って、なんのこっちゃ?どういう纏めだよ!!
昔、そんな映画があったな・・・。当然の助動詞「べし」で見なかったけど。
なぜか小説版を読んだ友人に聞いたところ、阿呆みたいな内容だったと言ってました。
そういえば、アマゾンでPGウィングガンダム・パールコーティングが、半額で売ってましたね。それでも16000円しますが。
こんなもん、80%OFFでもいらねえよ!!
1000円なら、買ってもいいかな。プレゼント用に。
子供を模型道に引き込むのには、いいアイテムだ。値段を無視すればだがね。
でも、でかすぎるのは邪魔なんだよなあ。
まあ、そんだけ売れなかったって事なんでしょうねえ。
アマゾンの割引って、需要と供給の兼ね合いを見るのに、最適なんではないかと思っております。
例えばコトブキヤさんやWAVEさん、ハセガワさんのキット。生産数自体がそれほど多くないためか、あるいは、アソートが小売店にとって必要な数だけ入荷し易いものであるためかは知りませんけども、ガンプラに比べて人気が低い筈なのに、割引率は低めです。高くても10%くらい。稀に15%以上の場合もありますけどね。
つまり、在庫と消費の兼ね合いが上手くいっているってことじゃないのかな?
一方、ガンプラは品にも依りますが、低くても10%くらい。物によっては37%OFF!!
最高記録は、ガンコレのアルパアジールで、69%OFFでしたね。私の知っている限り。完成品のハイコンプロでは、SEEDザク・ライヴバージョンが75%OFFでありましたけど。
1/100エクシアですら、発売前から37%OFFでしたからねえ。
ってか00関連が、軒並み30%OFFってのはどうなんだ?
ガンプラってものが、どれだけ供給過剰で、それが小売店を圧迫するものかってのがよく分かるのではないでしょうか?
いち消費者としては、安く買えるほうが良いに決まっていますが、小売店が圧迫されると、
「過剰供給→価格破壊→模型店閉鎖→模型環境悪化→模型人口減少→以後ループ」
こういう図式になってしまうこともまた、考えなくてはなりませんね。
量販店も便利ではありますが、キットしか置いてないなんて店ばかりになったら困るでしょ?(一部、量販店でも道具の品揃えがいいところもありますけど)
模型野郎としては、その辺も考えてあげて、模型店にお金を落としてあげないといかんかなあと思っております。
私独りでは、何の意味もないことかもしれませんけどね。
ま、バンダイのやり方が諸悪の根源なんだけどね。
なんでもいいけど、1/48のアーマードコアのキットが欲しい!!
想像してみてください。
22cmのアリーヤ、そしてテルス・・・。
その迫力。その存在感。MGサザビーやEx-Sを凌駕する。
これまで以上のハイパーディテール。
AC4のCGで見られたアリーヤの足首のメカニックが、すべてディテールとして再現。
勿論、目もダイオードが使われ、輝く。(これは要らんかな?)
想像だけで勃起が止まらん!!
一万でも買うね。
本当に出たら・・・作るのに、三ヶ月くらいかかるのかなあ。
パーツ点数1000個とかになったりして。
それもまた善し!!
ま、まず出ないから。コトブキヤさんにもACにも、スケール違いで展開するほどの体力も旨味もないし。
ガンプラとは違うからねえ。やっぱ、認知度って大事なんだなあ。
大体、ACキットはあの1/72でもコレクションキットではまったくなく、徹底的に拘った作りになっているしね。
でも、スパロボは1/100が出るけど?
あれって、試金石なんだろうなあ。
とまあ、関係ない話をしてから本題です。
冷静と情熱の間。
まあ、そんな感じで、現在冷静でありつつ、情熱も持ってます。
勿論、キットに対して。
以前、セレナを完成させた後、
「出来ることを徹底的にやったので、次にやりたいことが思いつかない。だから、いまいちモチベがわかない」
そう言ってましたね。
なんと言うか、燃え尽きた感があったからですが、今回は違います。
デュアルフェイスさんで見えた、新たな可能性が面白かったからです。
自分でも、質感がかなりいい感じになったと思いますが、それ以上に、エッジや凸ディテールを強調すると、こんなにまでクッキリとシルエットが浮き上がってくるんだと実感したからですね。
ドライブラシ。今現在、思考中です。
1:デュアルフェイスさんほどの労力を払わず、ドライブラシをする方法はないものか?
これ、デュアルフェイスさんでは全パーツの全エッジ、凸ディテールに対してドライブラシたから気が狂いそうになったわけです。
ここで、パーツの端っこはやらず、パーツの中にある角度が変わる部分にだけ施したどうかのか?そんなことを考えてみました。
つまり、デュアルフェイスさんの腰横アーマーでいえば、端っこにはやらずに、角度が変わっている箇所と凸ディテールにだけ施すということです。
そうすれば、ドライブラす場所がかなり減りますからね。
やって見ないと分かりませんねえ。
変な感じになりそうな気もしますけど。
デュアルフェイスさんでやりながら実験すればよかったのですが、私は毎回そうですが、一通り終わった後でないと疑問が出てこない人間なんです。
一回の作業に、沢山の実験的要素を盛り込むことが出来ないんです。
効率悪いです。頭も悪いです。
なぜか、一つ疑問が生まれたら、その解消に集中してしまい、その疑問と連鎖するあらゆる可能性を追ってみてから実験に入るってことができないんですよ。
これでは無駄にコストもかかりますねえ。
まあ、現在作っているリックドム2さんで実験してみようと思いますが、ドムさんは曲面主体でエッジもほとんどないため、効果のほどが良く分からなくなりそうです。
実際、デュアルフェイスさんだからこそ、あれだけ平面とエッジで構成されたデザインだからこそ、ドライブラシが大きな効果をもたらしたともいえますからね。
まあ、できる限り、リックドム2さんを人身御供にして見ますが・・・。息抜きットの本来のやり方ですね。
実験体として作るという。
脳内の想定では、一部にだけやると、面の変化は見えても、面の全体図は見えてこなくなる気がしてしまうんですけどね。
やって見ないと分かりません。
ジムコマンドさんでもウォッシングをやってみましたが、あれは良く分かりませんでした。
ウォッシングは艶消しトップコートをちょっと吹いてあげないと、色が残りませんねえ。
2:艶あり、半艶などで、ドライブラシの質感をよくすることは出来るか?
これは、全然想像が付きませんね。
考えてみれば、艶があれば、自然とエッジ部分は光を反射し、白っぽくなる気がします。
が、スケールの問題もあり、その反射が玩具っぽさを強調してしまうことがあります。
この辺が、私がギラギラのメタリック塗装をあまりしない理由ではありますが。
小奇麗になるし面白いんですが、長い目で見ると満足度が低いというか。
で、おそらくですが、いけると思うんですよ。艶ありでも。ドライブラシは。
ウェザリングではなくディテール強調としてのドライブラシの意味って、いわばスケール間を出すための艶消しを吹きながら尚且つ、光の反射を表現し、立体感を浮き立たせることにあると思うんです。
私の解釈では。
で、艶ありの場合は勝手に光が反射するから、ドライブラさないだけではないかと。
しかし、元が15cm程度のキットですから、艶ありでの反射はどうしても玩具っぽく見えますよね。
で、ある程度それを制御するために、エッジ部分などにドライブラす。
すると、その面だけデコボコするわけですから、その上から艶ありを吹いても、圧吹きしなければデコボコは残り、そこだけ艶は抑えられ、ドライブラシの感じはいい具合にでるのではないかなと。
ただし、この場合のドライブラシは、本当にエッジの先端にだけしないと駄目になる気もしますね。
物凄く、好意的な解釈ではありますが。
まあ、半艶ならば、間違いなくできると思います。
でも、根本的には、艶消しを一度吹き付けてあげてからやったほうが、色の乗りは自然になると思います。
デュアルフェイスさんで叩き付けるだけでは色が乗らなかったのは、おそらく艶消しを吹いてなかったからでしょう。
・・・とすると、艶ありでは厳しいということになるが・・・。
3:色の白っぽいパーツにドライブラシという手法は通じるか?
これ、難しいですよね。
デュアルフェイスさんだからこそドライブラシの効果が良く出たって話はさっきもしましたけど、それって色にも依るわけです。
暗い色合いだったからこそ、白で大きく強調されたってのが。
白に近くなればなるほど、ディテールやエッジは見えなくなると思います。
これは、真っ黒とほとんど同じ状態だと思います。
大きければ自然と陰影が付き、白でも大丈夫なんだとは思いますが、さっきも言ったように15cm程度のキットでは、それはあまり期待できませんしね。
で、白っぽいのに白をドライブラしても、意味はないと思うんです。
では、塗装したものよりも暗い色合いでドライブラすのかというと、これも見当違いなんではないかなと。
さっきも言ったように、私の場合は、面の変化の箇所が反射するであろう光を表現し、結果としてディテールを強調するという目的で、今のところドライブラシを考えています。
これ、もう少し応用性を拡げられないか、検討中ですが。
なので、反射で白っぽくなるはずの箇所に、塗装した色よりも暗い色でドライブラすのはおかしい気がします。
それだったら、エアブラシによるグラデ塗装の時に、超細吹きにするなりして、エッジのところだけ(周辺ではなく)上手に下地の暗い色を残すという方法でもいいはずですし。
ここまで言っておきながら、次の本気ットでドライブラシを使うかどうかは不明なんですけどね。
世の中って不思議なもので、こういう問いに答えてくれるものってほとんどないです。
ネットなどでハウトゥ模型の記事を読んでも、ドライブラシのやり方は書いてあっても、艶ありで映えるのかとか、より暗い色でドライブラすのはどうなのかとか、そういう実証的解答って見たことがないです。
おそらく趣味で模型を作っている人の多くは、好きな方法を延々とし続ける方が多いでしょう。
マックス塗り一辺倒だったり、発色の良い色合いで綺麗に塗装し続けたり。
あるいは、ウェザリングでみせることを前提としたり。
いろんな方のサイトを拝見させていただくと、傾向というものが如実に見て取れます。
ほとんど毎回、塗装方法は同じですよね。
ごくたまに、毎回意表をつく面白いものを作る方もいらっしゃいますが、ほとんどの方が同じやり方で作り続けていると思います。
私の様に、常に今までとは別のやり方をしてみることが面白いと考える奴が珍しいからかと思います。
なので、こういう疑問はあまり一般化されません。一般化されないということは、その疑問に答えられる人もいないということです。
アメリカの首都はどこかという問いに答えられる人は多くても、アメリカという国名はなんで付いたのかっていう疑問を持つ人は少ないので、答えられる人も少ないわけです。
おそらく、考えるのが面倒なんだと思います。毎回、新しい塗装方法を研究してみるのが。
毎回、慣れない作業を強いられますしね。
私も面倒です。いちいち「次はどんな仕上げにしようか」なんて考えるのは。
ですが、本気ットはなるべくいいものを作りたいので、どうしても次なるステージを目指さざるを得ないわけです。
私が求める「最高の仕上げ」を目指すためには、どうしてもいろんな方法論を実践しておきたいし、それによる応用も傾向と対策を練っておきたいのです。
要するに、いまだ見えない「俺式究極」を探すために、研究せざるを得ないって事ですね。
ま、私が下手だからこそやらざるを得ないわけですけどね。こういうことを。
ともかく、これからもひたすら実験の日々が続くでしょうねえ。
そして、結局、「俺式究極」なぞ幻想だってことにもなるかもしれません。
気分やキットによって、ベストと思われる仕上げは変わるんだよと。
いや、ベストなんてないんだよとも言えるのかも知れません。
ん~、模型制作って、やっぱ深遠だ。
本当は、ドライブラシだけではないんだよねえ。
山ほど疑問があって、それのすべてに解答を与えるとなると、10年くらいは模型を続けなくてはならなそうだねえ・・・。
「存在が本質を決定する」
サルトルだったっけか?
キットの仕上がりという存在が本質を決定してしまうと言うのならば、本質なぞ無いも同じだねえ。
パチ組みはともかく、塗装までやる人のキットは全部違うものになるだろうし。
ま、サルトルはキットに対して言ったわけではないけどさ。
私は全然です。無理です。準備のじの字もないです。
まだ届いてないですが、手に入れても当分はお預けです。説明書を眺めて、脳内モデリングで楽しむことにします。
そういえば、HGUCでヤクトドーガも発売になりましたね。
あれも欲しいです。旧キットでもまあまあよかったのですが、やはり格好よさの格が違いますからね。
かといって、旧キットからの改修となると、恐ろしくしんどい作業となることは請け合いです。作った私が保証します。改造しなかったけど。
本当のことを言うと、造形的にHGUCのヤクトよりハイコンプロのほうが格好いいんですけどね。
なんでか分かりませんけども、バンダイってこういうことをするんですよねえ。
おそらく、商品の差別化のためなんだとは思いますけど。
同じ造形では売りにくいという。だったらさらに良くしてくれればいいのに、落ちているのはどういうこと?
一月にはリガズィさんもでますね。あれも欲しいです。1/144のくせに2940円(初期のMGより高い。ここ最近、値段高騰が激しい)と思い切った値段設定でバンダイの原則を破ったキットではありましたけど、バックウェポンシステムも付いてるんじゃ仕方ないですよね。
11月にはティエレンもでますね。グリーンカーキに塗ってみたり、サンドブラウンぽく塗ってみたり。
とりあえず、現用兵器の色で塗装すると映えそうなデザインで、これまた面白そうです。
久しぶりに、バンダイ製のキットで魅力的なのが目白押しといった感じですね。
ほんと、あと一年位したら逆シャアシリーズがHGUCでコンプリートされていたりしたら、嬉しいんですが。
バンダイの打ち切り体質は怖いですからねえ。
コンプリートされていたら、またもや独り逆シャア祭りをやるかもしれませんね!
出来のいいキットばかりになれば、弄らなくてもいいので、半年もかからないでしょうし。
閑話休題。
この間、ちょっと気になったので、これまで買ったキットの目録を作り、それの概算額。さらには完成したキットの日付などを調べておりました。
忘れないうちにということです。
不思議なもんで、どのくらいの割引で買ったのか。いつ買ったのか。大体覚えてるものですね。
一昨日の晩飯は覚えてないのに。
要するに、模型の家計簿です。
何年何月。これこれのキットを買い、代金は幾ら。
何月何日、このキット完成。
そういうのを一個一個調べて、表にしていました。
ビックリしましたね。いや、予想はしていたんですが、
まさか○○万(恥ずかしいので伏字)も模型に投資していたとは!!
まさか○○個もの模型を買っていたとは!!
そして、完成したのはそのうちのたったの17個(復帰後、完成とした数)でしかなかったとは!!
いやはや。どれだけ私は衝動的にお金を使ったのでしょうか・・・。
模型にかかったお金のうち、半分くらいはFSSガレキなんですけどね。
んで、模型制作ツールにもかなりお金がかかってますし。
プラキットにかかったお金って、おそらく総額の1/3程度です。
んん!!模型ってものが、どれだけ不思議な娯楽であるか分かりますね。
一般的であるプラキットを一番多く買っているのに、それにかかった額そのものは、意外と少ないのです。
制作ツール込みでも、総額の半分いかないです。
ガレキって、やっぱり負担が大きい。
そして、プラキットは作り手にとっては有り難いものである。
再認識しました。
まあ、道具は一通り揃いましたから、コンプレッサーが壊れたなどの突発事故が起こらない限り、これからはそれほど負担となるものではないですけどね。
塗料も馬鹿になりませんけども。ACみたいに思いキットが相手だと、どうしても消費量が多くなるので。
私の場合は、欲しいガレキが今のところFSSだけなので(でも、これが一番高いカテゴリかも)、あるいはまだ気楽なほうなのかもしれませんけども。
本当はダンバインなどのガレキも欲しいんですけどね。なかなか買えないし、買ったら収拾が付かなくなりそうで。
今現在の方針は「本気ット→息抜きット」です。
本気ットに一ヶ月かかり、息抜きットが半月だとして計算すると・・・。
概算で2ヶ月に3体。
これが、私の制作スピードです。
それを考えると、現在の在庫をすべて作りきるまでには、おそらく○年かかります。
が、この後も買いたいキットが目白押しなので、現在判明している欲しいキットだけでも、半年は伸びると思われます。
いや~。ほんと、何年先に作るキットを、俺は買っているんだろうか?
表に書いた模型すべてに、済マークが付くことはあるのだろうか?
在庫が増えた原因で一番大きいのは、昨年11月頃から最近のMGなどよりも旧キットに興味がいって、そこで無駄に纏め買いをしていたことが原因ですね。
そこで、かなりの在庫を常に抱えるようになってしまったと。在庫の1/3くらいが旧キットです。
その後は、欲しいキットが加速度的に増えてしまい、FSSだのACだのその他諸々に手を出してしまったことが、在庫が減らない、というか増えていっている原因でしょう。
もう一つ言うならば、
手が遅い!!
これが大きいのかもしれません。
手のかかるFSSガレキですら、一月もかからず仕上げる人もいるのに、私は、組んで基本工作をして塗っただけの、普通のプラキットであるセレナに一月かかりました。
パーツの少ない旧キットですら、半月以上かかってしまいますからね。幾らか改造してしまうので、仕方ないのかもしれませんが。
でも、速度を速めようとは、あまり思っていなかったりします。
楽しめる範囲でやりたいですし、早く作ろうとすると、キット一体を充分に楽しめなかったりするので。
義務的にはなりたくない。
いずれにしても、今年上半期は8体しか完成しませんでしたし(しかも、旧キットで。うち2体は基本工作から部分塗装まで)、下半期はさらに手のかかるキットを作っているので、もう少し遅くなるでしょう。
目標は、6体ですが・・・。現在3体。
まあ、とりあえず在庫データの整理は終わったので、次は箱の整理でもしようかな。
かなり邪魔なんですよね。
ただ、後々、飾っておくことができなくなったキットを保存するために箱が必要になるでしょうから、その辺りの兼ね合いを考えて処分しようっと。
ガレキはともかく、プラキットならば、すぐに作る物以外は買わない方がいいかもしれません。一部、なかなか再販されそうにないもの以外は。
ガンプラなどは、旧キットならまだしもMGなどの銘入りならば必ずどこかにありますし、すぐに再販されます。
無駄に先行投資する必要もないでしょう。突発的にお金が必要になったときに困りますから。
でも、そんなことを言いながら、やっぱりACプラキットなどは買ってしまうんだよなあ。
バンダイ製以外のキットは、欲しい時に買えない可能性がある、とか変なプレッシャーを感じて。
バンダイは生産表を公開してくれているので幾らかわかり易いんですが、コトブキヤさんはいつ再販されたのかも分からないですからね。
模型誌には書いてあるのかな?
ふうむ。積みシンドロームは、模型野郎には当たり前の、不治の病なのかもしれません。
考えてみれば、模型なんぞよりも遥かに私の心に根付いている読書。模型を触らない日はあっても、本を読まない日はありませんから。
そんな読書にしても、積読(つんどく)は沢山ありますからね。
積読しているくせに、何度も読んで中身を完全に把握している本を、また読んでしまったり。
面白い本って、何度読んでも面白いですからね。
俺は一体、何がしたいのか?
趣味ってなんなんだろうなあ?
やっぱり、下半期のネタはワンフェスやキャラホビで出尽くしてしまうからなんでしょうかね。
2月の冬のワンフェスで、また驚きが一杯来ることでしょう。
個人的に注目していたコトブキヤさんは、ACの新作キットを発表しなかったし。
同じく注目していたwaveさんは、一瞬「おお!!」ってなりましたが、詳細を確認すると、「完成品かよ・・・」で終わってしまうパトレイバーを2種発表していましたね。
んん!組み立てキットで出して欲しかった!!
でも、ガーランドは面白そうです。アオシマさんも変形可能なキットを出すそうですが、どっちが格好いいんだろう?
ってか、やっぱり、waveさんはタイミング悪すぎ!!
マイティシリーズでも機を逸していたし、今回のガーランドも同じ。
WAVEさんよりも先にサイズも大きい可変キットが出てしまっては、厳しいんじゃないのかな?
最終的には可変というステータスではなく造形に依るのですけど。
こういう風に被って商品化してしまった背景には、色々と金の亡者どもの問題があったようですね。
リ・ガズィは正面に近い画像を見ましたが、かなり良さそうです。顔が端的にいってカトキ顔になってますが、MGよりも全然格好いいのでOKです。
なんか、メタリックコーティングのνも出るみたいですよ・・・。はぁ・・・。
これは、HGUCで逆シャアを全部面倒見るっていう宣言の証?
もうお金を取れなくなる金型で、最後の足掻きにしか見えないもん。
いずれにしても、近いうちに「第二次逆襲のシャア祭り」を敢行するときが来るかもしれませんね。
一個一個のお値段が、旧キットの三倍になるんでしょうが。
個人的に一番インパクトがあったのは、ハセガワさんが10月半ばに出す「1/350長門」。
総パーツ数847点だったかな?で、20000円もするプラキットです。ハセガワさんのHPで詳細が見れます。
物凄い精密さです。見ていて口が開いてました。ポカンと。
こういうキットを見てしまうと、バンダイの出す予定のプトレマイオスなんて戦艦(なのか?)に13000円も出すのは勿体ないって思ってしまいますね。それだったらもう少し頑張って長門を買った方が楽しいです。
ディテールアップパーツ(エッチング)も3種類あって、それぞれが2500円から7000円するもので、相当高いです。
さらに専用アクリルケースも別売りしていて、これが13000円。
本体とあわせて、ディテールアップパーツとケースのすべてを買ったら、計45000円ほどだったような・・・
FSSガレキ二体分です。男だなあ。
こういうキットを半年くらいかけてチマチマ作っていく・・・。
ん~、なんだか楽しそうだなぁ。やっぱり、模型っていい趣味です。
ACごときで重いなんて言ってられませんね。
長門も作ってみたいのですが、数年は先になるでしょう。とりあえず技術的にも入手も簡単なキャラクターキットを一通り作ってから、こうしたキットに入っていこうかと思っております。
こうした硬派で高価なキットって買うときを逃すと、次にいつ手に入るか分からないのが難点。
でも、現在は先行投資するほどお金に余裕がありません。
いつか、1/350で長門と大和を並べたいですなあ。でも、どこに置こう?
そういえば、今年の12月にGFFのディープストライカーが再販になるそうですね。
実はこれ、ずっと欲しかったんですよ。
いや、多分買わないとは思いますけど。
熱い模型が目白押しの今秋~来春。完成品に高いお金を出している余裕はありませんから。
でもねえ。メッチャ格好いいんですよね。ガンダム系とは思えない迫力とメカメカしさが堪らないです。
http://www.amiami.com/shop/?vgForm=ProductInfo&sku=PMD-MIA-0111&template=review.html
定価1万。割引で買っても、諸経費込みで8000円弱ってところですね。
素直に高い。
不思議になるんですよ。ホビー事業部とボーイズトイ事業部(?)は仲が悪いとか噂を聞きますけど(Sガンダムもプラキットで出すのと前後して、GFFも出していたらしい。お互い、潰しあってる?)、なんだって完成品としてのCADデータがあるのに、それをプラモにしてくれないかなあと。
まあ、プラキットの方がパーツも多くなるし、金型鋳造費用は圧倒的に高くなるでしょうけど。
でも、ですよ。ディープストライカー。これに憧れている人、多いと思うんです。
出せば、初回出荷分は簡単にはけると思うんです。
Ex-Sなどでほぼ素体は出来上がっているわけですし、出してくれないかなあ・・・。
1万ちょっとくらいなら平気で出す人、多いと思うんでよね。
前にも言ったように、購買層を考えてなのか、HGUCは2500円、MGは8000円までっていう感じで、バンダイは原則を決めているように感じるんです。
なので、確実に万はいくであろうディープストライカーは出しにくいのかもしれません。
極端な話、Sガン、Ex-S、ブースターユニット装着型、ディープストライカー。すべての形態にできるようにパーツをつけて、お値段15000円以上でも問題なく売れると思うんですよ。
まあ、換装などしない人が多いでしょうから、無駄なパーツを付属させないで、一万で出してくれってのが本音ですが。
使わないパーツにお金を払うってのは、どうにも・・・。
ディープストライカーとともに、ガンダムMK-Ⅴも出してくれ~。あれ、メッチャ格好ええんですよね。
ほとんど立体化されてないし、されていてもどこぞの違法キットとかの始末。Bクラブは出しているのかな?
考えてみれば、サザビー8000円は意外と抵抗があります。ただ大きいだけって気がしてしまいますし。
拘る人なら、改造するのが前提で買う覚悟になるでしょう。
が、Ex-Sの8000円はまったくと言っていいほど抵抗がないように感じます。
むしろ、どこに行っても「コレは買いだ」みたいな意見しか聞かないのです。いや、もしかしたら反対の人もいるのかもしれませんが、私の見た範囲ではってことです。
私自身、Ex-Sに関しては誰にでも勧められますね。「このクオリティで8000円なら、超お買い得だ」と。実売6000円~7000円ですし。
要するに、値段とクオリティが比例しているかってことが、一番大きな問題になるんですよね。
単に、一商品の値段としてではなく。
私も、機会があったら、もう一回Ex-Sを買って、今の道具をもってして、全塗装をしたいです。
やり残した事のあるいいキットって、「もう一度」って思うものですね。
同じように秀逸なキットであるセレナさんは、腹一杯やったので、もう一度やりたいとは今のところ思っていませんから。
大体、Ex-Sは出たのに、ブースターユニットは出てないってのも不思議なんですよね。
完全に金型流用でいけるはずなんですよ。脚の変わりに背中のブースターをもうワンセット付ければいいだけですから。
おそらく、計画はあったんだとは思いますけど、Sガンが好きな開発者の人が別の部門に行ってしまったから、中止になったのでしょうけどね。
あのデザインをプラキットとして、色々なギミックを内蔵して、発売するのはかなりの情熱が必要ですから。
そう、バンダイって、基本的に情熱を感じないメーカーなんですよ。
適当に展開して、中途半端なところで、いつも中断。
無駄に高望みして、それよりも売れなかったら、即撤退。
HGABのサーバインはどうした!!まあ、プラキットでオーラバトラーは厳しいかもね。ガレキとか、さもなきゃPVCフィギュアの領域の方がデザイン的にはあってると思うし。
いや、それ以前にHGHMは?R3は?
バンダイって、なんとしても売ってやるという意気込みがないんですな。
これはいいものだから、出し続ければ認められるという信念がないんです。
最初はあったんですけどね。ファーストの時代は。それが当たって以降は、そういう根性はなくなりました。
コトブキヤさんなら、できる範囲でもって精力的に商品展開をしていますよね。
ACのように、目を見張る素晴らしいキットを、アレだけの勢いで出せるってのは、まさに情熱の賜物だとおもいます。
ACだけではなく、色々なマイナーなデザインをも、プラキット化しようと頑張っています。
スパロボから私の知らないアニメのメカまで。
ボークスさんにしても同じです。
プラキットですら売れないこのご時世に、いまだFSSのスーパーガレキを頑張って出しているという、漢のメーカーさんです。
WAVEさんにしてもそうですね。
やっぱり、FSSのガレキを頑張って出している。
それだけではなくて、プラキット化にも頑張っている。
さらに、コトブキヤさん以上にマイナーアイテムのキット化もやっています。数は少ないですけど。
ハセガワさんだって、マクロスキットを少しずつ充実させています。
かなりマイナーであると思われるバーチャロンも頑張っていますね。
まあ、冷静に考えれば、一つのシリーズに対してどれだけ商品展開をしたかって考えると、やっぱりバンダイが一番多いかな?現在はってことですけど。
昔は、イマイさんやアリイさんやタカラさんがバリバリだったときは、そうでもなかったですが。
ガンダムという、キャラクターモデルの中で一番売れるものを独占しているのに、そのガンダムですら中途半端。他のシリーズにいたっては、どうしようもない感じ。
MGは開発当初の目的を完全に見失い、「マスターグレード」というブランドの名前とはまったく違う方向へと、今は行ってしまっています。
R3なんて、どこにいったの?開始の時の大義名分はなんだったの?
ガンダムを独占するのなら、もっとやりようもあるのに。
バンダイの商品展開を考えると、いつもそう思ってしまいます。
バンダイが出す気のないデザインは、他のメーカーさんに売ってくれれば、消費者としては嬉しいです。
ちょっと格好悪いHi-νしかり。元のデザインの版権を、他のメーカーさんに売ってよ?
まあ、そうすると、MG版は売れなくなりそうですけど。
Ξガンダムはどうだろう?出す気なさそうです。だったら、いいじゃん。他のメーカーさんだって、バンダイに劣らない高い技術を持ってますよ?
というか、バンダイが他メーカーに勝っているのは、色分け技術だけですよね。
成型技術はディテール再現なども含めて、スケールモデルなどを作ってきたメーカーさんの方が上だと思います。
ディープストライカーもMK-Ⅴも出す気がないのなら、他メーカーに売ってくれないかなあと。
結局、バンダイって模型業界全体のことを考えた生き残り策なんてものには目が行かないで、ライバルを潰すことしか考えてないんだと思います。
版権囲い込み。他社の成果を乗っ取るなど。
どうやれば、模型を楽しむ人を増やせるか、ひいては模型そのものの売り上げを伸ばすか。そんなことは考えてないんです。
どうやれば他の企業をキャラクターモデルから締め出せるか?
それだけを考えているのではないかと。
頭悪いです。
要するに、模型業界をつまらなくしている張本人が、模型業界のなかで独り勝ち状態にあるバンダイなのでは?
そう感じてしまうんです。
こう考え始めたのは、年末辺りのヒュッケバイン・ボクサーの嫌がらせがあったことが端緒なんですけどね。
非常にいいキットであったボクサーを、意味不明なイチャモンで販売できなくさせてしまった。
なぜか?簡単です。
ガンプラの売り上げを阻害するものであったから。
そこに、より多くの消費者を獲得しようとか、模型の作り手を喜ばせようとか、そういう考えは読み取れません。
ただ、他社にユーザーが流れるのを阻止したい。もっと言えば、他社をキャラクターモデルから締め出したい。
それだけなんだともいます。
なんか、どうしようもなく老醜を晒している、セレブと結婚して金持ちになっただけのオバチャン的みっともなさを感じます。
誰とは言いませんが、インドネシアの元大統領夫人とか、某野球監督夫人とか、ズバリ言ってる詐欺師もとい占い師とか(ネットで調べると、あのオバチャンはただの犯罪者だって分かります)。
ヒュッケのデザインがガンダムに似ているから、なんてただのイチャモンです、元々そういう意図でデザインさせたものですし。
大体、ずっと昔からあるものです。今になって言えた文句ではありません。
やるのなら、版権無視で違法キットを売っている業者を潰すべきです。
要は、デザインが問題なのではなく、旭日昇天の勢いのコトブキヤさんがいいキットを出すと、バンダイの売り上げが阻害されるからに他なりません。
模型紙がこういうバンダイの糞忌々しい行動を叩かないのが不思議でなりません。
ま、所詮、バンダイの太鼓持ちですけどね。
新製品のカタログに成り下がるよりも、こういう模型業界全体をつまらなくしている体制に対して疑問を模型好きな人に伝える方がよっぽど価値があると思うんですが。
模型紙はジャーナリズムではないけどね。かといって、宣伝紙では意味が無いと。
実際、バンダイが元を取れないと思って出さないよりも、他のメーカーに版権を売って、そこからその模型の利益の何パーセントかをパーティスペーションとして取れば、ガンダムというカテゴリも更に利益を出せる物になるでしょうし(幅が広がるから)、ユーザーも楽しいし(ちょっと値段が高くなりそうですけどね。出ないより増し)、他のメーカーも潤い、何より、模型業界全体が活気付くのではないかと思うんです。
素人考えですが。
バンダイだから叩かれるってのはあると思います。
大きいものは、常に否定される運命です。
誰も、政府を信用せず、文句を言い続けるように。
私自身、バンダイだから言っている文句というのも、自覚していますし。
例えば、もしFSSプラキットをバンダイがWAVEさんのペースで出していたなら、
「なんでこんなに遅いんだ。おかしいだろう?そんなに莫大な資本があるのに」
確実に言うと思います。WAVEさんだから、あのペースでも仕方ないかなって思うだけです。
WAVEさんだから、できれば年に2~3体出してくれたら嬉しいなって感じるのです。
バンダイだから文句を言う。それは自分でも分かっています。なるべく公平には見ているつもりですけど。
しかし、商売方法としてバンダイは阿漕だし、自社中心的過ぎる。そう感じるってのもあるんですけど。
小売店には辛いアソートでガンプラを沢山押し売りするのも阿漕ですし、ユーザーに納得のいかないオプションパーツの付け方でバリエーションキットを買わせようとしたり、無駄に値上げするのも阿漕です。
ここで思うわけです。
ガンプラだけが売れるから、そういうバンダイの阿漕なごり押しが通用してしまうのだ。
では、と、さらに考えを進めます。
「なぜ、ガンダムだけが突出したキャラクターモデルたり得たのか?」
デザイン性、造形美。そういうレベルの話をすれば、ガンダムは普通のメカキャラクターに過ぎないと思います。one of themです。
他のデザインでも、ガンダムよりも優れたものがあります。
これは、個人的嗜好にも依るのでしょうが。
この答えは、逆に考えた方が分かり易いと思います。
「なぜ?他のキャラクターキットは、キットのスタンダードになり得なかったのか?」
それは一重に、バンダイ(サンライズ)がシリーズをひたすら続けてきたから。そう言うしかないのでしょう。
ガンダムに匹敵するほど人気のあったダンバイン、エルガイム、ボトムズ、特にマクロス。その他諸々。
80年代にキャラクターモデルが全盛期を迎えたのは、次々生まれる新作アニメと、そのデザインを消化し続けるメーカーさんがいたからです。
ダンバインとエルガイムは、やっぱりバンダイがガッチリと版権を握っているようなので仕方ないにしても、マクロスは惜しかったと思います。
幾つものメーカーさんが競作していて、当時はガンダムと同じくらいの人気があったのに、続編アニメがヒットしなかったり中途半端で終わってしまったことにより、新しい支持者を獲得できなかった。
現在まで続いていれば・・・。
更には、メーカーの一角の雄であったイマイさんが倒産してしまったという不運もありました。
ボトムズも惜しかったですね。
新しい物を出し続けることが、やはりキャラクターモデルには必要なんだと思います。
そして、新しい物としてロボットアニメを作る旨味が、昔に比べて少ないため(ロボよりも女の子を中心とした物がはやるご時世)、出てきにくいのでしょう。
だから、常に新作を出し続けるガンダムだけが独り勝ち状態となり、つまらないキャラクター模型の世界を作ったのでしょう。
ガンプラバブリーな時代を生きてきたバンダイのお偉いさんは、そういう現在の状況を踏まえてキャラクターモデル業界を生かし続けるという思考はまったくなく、他のメーカーを圧迫することしか考えられない、救い難いほど知能の低い人になってしまったのでしょう。
バブル時代に就職した人が少なからず、掛け値なしの阿呆であるように。
作れば売れる。そういう時代はもう終わりました。
が、模型って瀕死の状態からも、常に復活してきたという、数少ない娯楽です。
模型の歴史はまだ50年くらいだそうですが、その中で何度も売れない時がありました。
が、いまだになくなってません。
ガンプラにしたって、80年代終盤から90年代前半までは、かなり追い詰められていたと思います。
良作キットが沢山あったのにです。
F91~シルエットフォーミュラーシリーズなんて、今見ても素晴らしいデキです。
現在、まだまだ模型業界は追い詰められきってはいないと思います。
そして今後、ますます売れ行きが悪くなるのだと思います。
以下。私の思い込みで書いてみます。
これからより一層、模型は売れなくなると思います。
ですが、必ず、キットのリバイバルブームはやってきます。
模型ってそういうもんです。というか、手作りを楽しむ娯楽って、生き残り続けますから。ただの消費(受動的)であるゲームなんぞよりもはるかに根強く。
既に、模型は娯楽というカテゴリではなく、趣味というカテゴリになってますしね。
考えてみてください。
「ゲームが趣味」。これはおかしいですよね。
が、「模型が趣味」これは普通です。読書、映画、音楽、もっと言えば、料理や絵なども。そういうものと同じレベルで語れる世界になっていると思います。
50年の歴史は伊達じゃないってコトですね。
読書や絵に比べれば、認識される高尚さは圧倒的に低いですけど。趣味に高尚も低俗もないんですけどね。
現在、完成品がもてはやされ、キットよりも完成品や美少女フィギュアが売れる時代です。
模型好きな人はこういう状況を憂い、近い未来に模型が死に絶えるのではって思っている人もいるようです。
が、私は死に絶えることはないと思います。
完成品は模型(形を模すという意味で。組み立てキットに特化せず)の幅を広げたに過ぎません。
いままでの模型は組み立てキットオンリーでしたが、技術進歩により新しく出てきた完成品に人が集まっているだけではないかと思います。
どこかでリバウンドし、必ずまたブームとまではいかないにしても、現在よりも遥かに模型趣味が楽しめる時代は来ると思います。現在でも楽しいですけどね。より一層ってことです。
その時、メーカーに何ができるのか?
やはり、現在の世情に迎合して、完成品やら美少女フィギュアばかり造っていたのでは、まず潰れるでしょう。
完成品はともかく、美少女Fなんて、明らかに一過性のものだと思ってますから。
ああいうものには未来はないです。
組み立てキットとして出すのならともかく、完成品として美少女Fは、購買層のちょっとした嗜好の変化で、すぐに死に絶えるでしょう。
ただの消費ですからね。買って飾っておくだけ。
2年前に必死で予約して買った限定品の美少女Fを、いまだに恍惚と眺める人間がどれだけいるでしょうか?
すぐに飽きるのは、完成品がメカ・美少女に限らず、消費行為でしかないからです。
自分が何かをしたわけではないからです。
やることは同じでも、娼婦よりも彼女との方が楽しいのです。
そこに意味を見出せるから。
不思議なもんで、人間ってそういうもんです。
現在、オタク文化(オタクとマニアは全然違います)などという言葉でなんとなく市民権を得つつありますが、日本て基本的にはそういう偏りを認めない民族性を持ってます。
それが良いことか悪いことかは別としても(愚民化しやすい傾向も持っている)、政治・経済・思想・哲学。そして娯楽。そういうものに対しての偏りは根付いたことがないのです。一時的な勢いは得たとしても。
全体主義の弊害と言えばそうですが、同時に利己主義を許さないという抑止力にもなっています。
そういうコンセンサスの中で、造形美を楽しむフィギュアはともかくとして、パンツやオッパイ丸出しのフィギュアという気持ち悪いものが、一般的に認められるとは思えません。
パソコンでずっと昔からある(ファミコン以前かな?)、エロアニメや美少女アダルトゲームがいまだに一般化しないのと同じ理屈です。ビデオというものが出たとき、実写のAVは圧倒的な勢いで市民権を得てしまったのに。
そういう偏りに、市民権を与えないのが日本の民族性です。アメリカとかなら開き直って「個人主義」という体のいい言い訳で認めてしまうのでしょうけど。
これは、私の思い込みなのかもしれませんけども。
人って、娯楽や趣味には「合理性」を求めないもんです。
本来、生きるのに必要ないことこそ娯楽であり趣味なんですから。
無駄なこと。それが重要です。それが楽しいのです。
合理性を追求するなら、完成品は主役であり続けます。そして、今後、さらに完成品は輪をかけてハイペースで出されることでしょう。
その時、買う方が追いつくでしょうか?単体で考えれば2000~1万円程度だったとしても、一個買えばそれで終わるものではない筈です。
完成品を買う人は、コレクター的な要素も持っていますからね。
そして、現在の完成品は、昔のデザインを消費しているだけです。新しい物を出すのではなく。
そのうちに行き詰まり、メーカー同士で同じデザインを出すことになりかねません。
そうすると、後発の方がいいものになるでしょうし、買手もいいものになるであろう後発の完成品を待つのではないでしょうか?
そうなれば、買い控えが起こり始め、完成品市場も縮小することになるでしょう。
やがて、幾らクオリティが上がっても、すぐに飽きてしまうことに消費者も気が付き始め、買うこともなくなる。
そして、完成品は工夫する余地がありません。模型の様に、自分次第で幾らでもって物ではないのです。
そういう時、やっぱり戻ってくるのが模型ではないでしょうか?
主体的に行動できる娯楽として。
満足感を得られる遊びとして。
自分次第で幾らでもクオリティを高められる奥深さを感じて。
作るのに一ヶ月とかかかってしまう、一つの趣味として。
模型は金がかかります。が、辛いのは初期投資だけで、それ以降は一つのキットに1000円程度プラスするだけで、塗装から改造までの大抵のことはできるようになります。
そうすると、模型一個の値段プラス1000円で、一月くらい遊べてしまうのです。
今で言えば、5000~6000円程度で、一ヶ月もの間、遊ぶことができるのです。
そして、完成品では味わえない楽しさを得ることができるのです。
自分の求めるものを手に入れられるのです。
所詮、無駄なことだ。だが、それがいい。
それが、娯楽の本質です。
前にもどこかで書きましたけど、娯楽性のキャパシティは完成品なんか敵わないほど、模型の方が高いですから。
ある漫画の影響で、子供の間で囲碁がはやった事があります。
現在も囲碁ブームは続いているのか分かりませんけども、自分が主体的に何かを考え、行動する。そういう遊びって死ぬことがないんです。
TVゲームみたいに、一月もやり続ければ飽きるなんて、底の浅いものではないんですよ。
将棋や囲碁にプロは認められても、TVゲームのプロなんて誰も認めないように。
模型もそういう遊びですね。将棋と比べるのはおこがましいですが。ほんと、プロの棋士は頭いいですから。
こういうことを、メーカーさんも考えて欲しいなと。
どうすれば、自社だけが儲かるようにできるのかではなく、
「どうすればパイを大きくできるか?」
これが重要なんですから。
現在、コトブキヤさんが頑張っています。
他のメーカーさんもこれを見習って、なんとか頑張って欲しいところです。その場だけで楽に利益を出せるPVC完成品ではなく、長く利益を産み、愛好者を増やすこのできる模型を作って欲しいところですね。
そして、バンダイを締め出す勢いを獲得すれば、その時がキャラクターモデルの本当の復活の時でしょう。
内情をまったく知らない私が、偉そうに長々と思い込みを語ってみました。
いじょ。能書き終了。
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