その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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ん?いつの間にか、ウラヌスは発売されていたのか。
今月末だとばっかり思っていたよ。
悩んでるんですよねえ。後回しにしようかどうか・・・。
秋から冬にかけて、かなり熱い模型が沢山出るので。
アマゾンはいまだに25日発売とかいってるねえ。
さてさて、どうしようかな?
ついでに、
http://www.kotobukiya.co.jp/kotobukiyashop/detail.msp?id=7184
ナインボールカッコエエ!!
流用パーツが多いですが、肩と顔がイイ!!
これ、何か別のACと下半身を取り替えたら、さらに格好よくなる気がする。
アリーヤの下半身と合う気が・・・。
塗装済みパーツがあるみたいですが・・・。
ちょっと心配。自分でやりたいので。シンナーに漬ければOKかなあ?
さて、私と模型の出会いを「追記」として書いていたわけですが、ここのところ旅に行っていたり、本編であるキットの解説文が相当に長くなったりしていたので、「追記」を書きづらくなっていました。
本で長い文章を読むのって全然平気なんですが、PCで読むのってなぜか気合いが必要なんですよね。
ん~、モニターを見ている姿勢が良くないのだろうか?
面白い文章なら、すぐに引き込まれるので、サクっと読めるんですけどね。
そんな訳で、異常に長くなるので暫くご無沙汰だった第一次模型現役時代のことを、纏めてここで書いてしまいます。
また長くなりそうなので、一回で終わるか分かりませんが、書ける所まで・・・。読んでおられる方はどうか無理せず、止めたいところで止めてくださって結構ですよ。
文字地獄が続きますからね。
あと、なんでこんな中途半端な時にこんなことを書く気になったかというと、セレナさんが原因です。
ポリがアレでしたから。
しばらく傾向と対策を練らなくてはなりません。
ほんと、初めて、仮組みで終わりにして他のキットに浮気しようかと思ったよ。
組むだけで格好いいですからね。ポリも立っているだけなら何とかなるし、塗装しなくてもいい質感だし。
まだ頑張るつもりではいるけど・・・。
さて、今回の本題です。
第一次模型現役時代について。
前回はどこまで・・・、ああそうね。生まれて初めて作ったリアル頭身の百式まで漸くいったんだった。
で、今回はその続き。
ガンプラの二体目は、実は憶えてません。百式はおそらく初ガンプラであっているんだと思うんですが、それ以降がかなり曖昧です。
今もそうですが、私は当時から原作となるアニメや漫画などを知らずに模型を作っていたんです。
理由の第一に、「TVを見せてもらえなかった」。これが大きいですね。
以前、どこかにも書きましたが、私の母親は所謂、教育ママの最強形態みたいな人で、
「お勉強以外のことをしなくてよい。遊ぶなんてもってのほか」。
そういう人だったんです。
そんな信条(というわけではないだろうが)が、どれだけ私の幼心に悪影響を与えたのか、推して知るべし。皆まで言うなってはなしですけど、まあそんな感じで、勿論、TVは一日30分。土曜は「暴れはっちゃく(知らない人多いだろうなあ)」と「日本昔話」の二本立てで、豪華1時間も見ることを許されていたのです。
そんな環境ですから、夕方やっている再放送などは見れませんし、19時からやっている番組など見たことがないです。
「風雲たけし城」とかをみんなで楽しそうに語っているのが羨ましかった・・・。
で、本編は知りませんが、ただ格好いいと思ったので、模型を作り始めたわけです。
これは今でも残っておりまして、いまだにアニメなどを見たいと思いません。
ってか、正直、ガンダムのアニメは私の趣向には合わないだろうなあと思っております。
まあ、私がガンダムが好きになれないのは、なんでも素直に受け入れられる子供時代に見ないまま、山ほど良質な本や映画を観て大人になってしまったからなんでしょう。
お話としての面白味のレベルが違いますからね。
アニメだから駄目なのではないですよ?勿論。好きなアニメも沢山ありますからね。
ガンダムが駄目なだけです。
ああ、ちなみに、小学校のころに親を騙して買ってもらったものがありまして、それが富野さんが書いたファーストガンダムの小説でした。
「漫画じゃないよ。本だからいいでしょ!!」。そういって買ってもらったんですな。
感想は・・・最低でした。子供の頃、使われている語彙やイメージが難しいからなのかと思っておりましたが、高校生の頃に読む本がなくて屋根裏部屋を漁っていたら出てきたんです。
懐かしいなあってんで、読んでみました。ええ、三巻全部。
私がある程度知恵を得たあとに読んでも、いや、むしろ、だからこそ、最低でした。
富野さん。小説家にはなれないよ。
言っていることは阿呆みたいに簡単なことなのに、賢げにみせるため、回りくどく、無駄な修辞とかしているんだもん。
馬鹿馬鹿しい。
その一言でした。
ま、アニメなんてものは所詮、玩具の宣伝番組だしね。内容なんてどうでもいいよね。
ま、アニメのことはどうでもいいとしてもです。
いまだに、そしてこれからも、アニメを見ることはないでしょうし。未来永劫。
が、格好いいロボットってのは好きです。ガキ時代も今でも。いい大人が子供みたいに、なんていわれても好きなものは仕方ないです。
美人と模型、どっちを取る?って言われたら、そりゃ美人ですがね。
ガンダムに興味がないなら、ガンプラなんぞ作るなよ!!って言われそうですが、アニメと模型は私にはまったく別物なんです。
デザインとその造形に興味があるだけなので。
閑話休題。無駄話が多すぎます。
で、ガンプラ。百式以降はもう滅茶苦茶です。アニメを知らないから、「これとこれを並べたい」なんて当然考えないわけです。
脈絡なんてありません。今も同じですけど。
その時、玩具屋さんに売っている物の中から、予算的に買えるものを選んで買うわけです。
小4くらいからでしょうかね?作り始めたのは。お小遣いは当然400円。買えるものも限られていますね。
作っていたものの中心はZ~逆襲のシャアあたりです。当時、逆シャアの映画が公開される前後だったんです。
本当に旧キット然としているZ時代のガンプラから入ったので、今のガンプラって「何て親切なんだろう」。そう実感しますね。
逆シャアを作って接着剤を使わないキットに初めて出会ったんだと思いますが、衝撃的でしたね。
つ、作り易い!!
ガキですから、綺麗に作りたいとかそういうことはなかったんです。
ただ、格好いいロボットの立体物があればいい。それだけなんです。
塗装なんて当然考えませんでしたしね。金も無いし、1瓶で120円とかするものを数本買うのなら、キットをもう一つ買った方がいいと。
子供なら、誰でもそう考えるでしょう。
現在知っている様々な技術も、すべて復帰してから知ったことです。当時はなんにも知りませんでした。
そんなガキでしたから、バキューンドカーンってやるためにキットを作るわけです。
復帰してからは完全に置物と化して、完成後はまったく動かさないんですけどね。ええ、サザビーですら、まったく動かしていません。
この趣向性の180度転換が不思議です。
遊びまくるとどうなるか?
プラスチックですから、簡単に壊れます。壊れた時は物凄くがっかりするんですが、次のを手に入れるともう前のには興味がなくなってしまうんですよね。
苦労して作ったわけじゃないから。ただ組み立てただけだから。バキューンドカーンってやれれば何でも良いから。
そんなわけで、ガキの頃にガンプラが沢山並んでいたってことは一回もありません。
すぐ壊すので。
壊れたキットはジャンク箱に入り、後に爆竹で破壊してました。ええ、マジで。友達と一緒にやってましたな。
ガンダムで興味のあるキットはなんとなく買い終わったあとも、まだ立体物で遊びたいって欲求はあったんですね。
なので、ガンダム以降、迷走が始まります。
パトレイバーとかマクロスとか戦闘機とか、とにかく色々と買いました。
ま、買った模型は、以前ここに一覧として書いたので、見てもらえれば大体分かるかと思います。
買ったものはまだありそうなんですが、如何せん思い出せません。
第一次~の頃は、逆シャアあるいはポケ戦まででして、F91の辺りからは完全にノータッチです。
F91の頃には既に卒業していたのですね。
その後、私はゲームに移って行きました。
こういう遊びの変遷は私の世代を分水嶺として、ちょっと年上の人ならみんなそうだったのではないかと思います。
中学三年間は、遊びといえばゲームばっかりしてましたね。
上にも書きましたが、玩具を買ってくれない親なので、なんとか自前で調達して。
中学生に2万もする本体や、6千円~一万近くもするソフトは高いよ。
高校になってからは、まったくゲームをやらなかったんですね。
なんでか知りませんが。3年間。まったくゲームをしませんでした。興味すらなかったです。
世は移ろい、スーパーファミコンが完全に廃れ、プライステーションやセガサターンが一般的なゲーム機に変わった頃。
私は大学生になっておりました。
暇だなあ。よし、久しぶりにゲームでもやってみるか!!
そう思った私はPSを買いました。ゲームの進化にビックリしましたねえ。
スーパーファミコン末期にスターフォックスってゲームで必死に使っていたポリゴンが当たり前に、しかも超綺麗になって使われてる~。
んで、ゲームはいい暇つぶしになりましたとさ。
その後、2000年だったと思います。何気なくTVを見ていたら、何とかガンダムがやってたんですよ。何ガンダムだったかは忘れましたけど。
驚きました。ガンダムってまだあったんだ!!
そんなもの、時勢に流されて、とうに滅んでいるんだと思ってましたからね。
ぼんやりと眺めていたら、CMでガンプラをやっているじゃ御座いませんか!!
超ビックリです。そんなもの、時勢に流されて(略)。
あまりの懐かしさに、私は近くにあった大手デパート(今はなくなってしまった)の玩具コーナーに行ってみました。
あった!!
これが、私とMGの出会いですね。
箱の写真を見て、興奮しまくりでした。
スゲー。格好よくなってるじゃん。うげー、でも圧倒的に高くなってるじゃん。なんだよ、3500円て。
そこで衝動買い。
買ったブツはMG・Zのver1でした。メタリックコーティング版です。Zがそれしかなかったのと、メタルが好きだったことから選びました。
Zは大好きですから。
感動しましたねえ。あまりの格好よさと、その色分けっぷりに。
塗らなくても、このクオリティ!!
パーツなんかも圧倒的に多くて、組み立てだけで8時間もかかってしまいました。
昔のキットを知る私はビビリました。
今では散々に言われてしまうZのバージョン1ですが、当時としては相当な傑作だったと思います。
アレだけのクオリティを維持しながらも、変形を成し遂げていたってこと自体、バンダイの高い技術力を実感させます。
間違いなく、MGの中でもマイルストーンとなった傑作キットだったと思いますよ。
ちなみに、このキットを作るときに、私、接着剤を買ったんですよ。
当然、接着剤を使うものだろうと思っていたので。
が、スナップフィットでした・・・。
考えて見れば、当たり前じゃんか。昔からそうなんだから。
十年くらい模型から離れている間に、私の頭脳はガンプラではなくほかの模型基準で考えるようになっていたんですねえ。
でも、なぜか模型に復帰しなかったんですよ。
Zを一体作ってお仕舞い。それだけで満足してしまったんですねえ。
その後、2006年夏になぜか古本屋にあったメッキの百式を見て、またもや衝動買い。
その時、ネットという便利なものがあったので、調査してみると・・・ワンサカ出てくる!!
超上手い人が作った、圧倒的な作例に魅せられる日々。
で、出会ったのが、MG・Ex-S。当時から大好きであったキットを1/100で!!でも高い!!
魅せられてしまったもんは仕方ねえ。だが、自重しろといわれたのに・・・
Sガンダムって、なぜか私と縁があるんですよ。模型卒業間際に大好きだったガンダムですからね。最初にブースターユニットを買い、次にEx-Sを買い、最後にノーマルSガンを買い。
結局、すべて買ってしまったわけです。ただし、上にも書いたように、同時に存在したことはありません。
壊してしまうので。
で、MG・Ex-Sを買ったときも、色んな工具の買出しに近くのホビーショップへ行った時に旧キットのEx-Sを見つけまして、思わず衝動買いしてしまいました。
この旧キットEx-Sで、初めて改造をし、合わせ目消しをし、部分塗装をし(これはガキの頃もやったことはありましたけど)、墨入れをし、トップコートを使ったわけです。
色んな道具や技術の叩き台として、活躍してくれました。
そのMG・Ex-Sが私を完全に模型の世界へと引き込んだ、直接の犯人ですね。
超絶なまでに格好いいですから。デザインも造形も。
そして、こだわりのギミック。可動はよくないですけど。あと、自立が厳しいですけど。
でも、作ったときのあの迫力は忘れられません。でかく格好いい。
今では、Ex-Sは、バンダイにおける一つの奇跡だったと知っていますけどね。
で、復帰、第二次模型時代開始。
今に至ると。
復帰した最大の理由は、「模型って、空恐ろしいほどに遊べるキャパのある娯楽だ」そう思ったからでしょうね。
塗装したり、改造したり、果てはスクラッチしてみたり。
ゲームなんぞよりも、楽しめる上限が圧倒的に高いです。
その複雑さ、表現の幅。そういったものに魅せられてしまったんですね。
で、大人の財力に物を言わせて、当時やりたくてもできなかった塗装道具を買い、大人の根性と発想で弄り、思い出深い逆シャアを作ってみたりしているわけです。
やっぱり、子供の頃にかったのと同じキットを買って作れるガンプラって、すげえな。
下手すれば、お父さんと子供が、同じ年齢の時に同じキットを作っている事だってあるわけだし。
ん~。再販を繰り返してくれるバンダイには感謝。
私の第一次現役時代は、ガンプラに始まり、ガンダムは1/100νガンダムで終了。結局戦闘機のキットで模型は幕を閉じました。
第二次の現在は、やはりガンプラで始まりましたが、既に心はガンプラから離れつつあります。
実際には、復帰後数ヶ月でガンプラ以外の方がプライオリティが高くなっていたんですけど、手が遅いもので、実際に作れるようになるまで一年近くもかかってしまいました。
いえいえ、ガンプラでも懐かしいキットといいキットは作っていくつもりですが、「いい」と感じるものがガンプラ以外の奴の方が多くなっているんですね。
要するに、最近のガンプラは退屈。
なので、きっとこの先、ガンダム色はどんどん薄まっていくことでしょう。
ブログのタイトルにはガンプラって書いてあるのに。
復帰した頃は、こんなことになるとは思わなかったなあ・・・。
ACもFSSも知らなかったし。
WAVE?ボークス?ワークショップキャスト?シリコントライブ?コトブキヤ?
何それ?美味しいの?
そんな感じでしたから。
ま、復帰して百式→Ex-Sときて以降は、このブログを丹念に読めば、経過は分かるでしょう。
読みきるには、果てしなく長い駄文と付き合わなくてはならないですけどね。
あ、カテゴリ見れば、何を作ったのか分かるか。
そんな訳で、私と模型道は、一応完結です。
んで、ここから新しい模型道が始まるわけですよ。
本編に戻りたいのですが・・・。
セレナはどうしようかなあ?
今月末だとばっかり思っていたよ。
悩んでるんですよねえ。後回しにしようかどうか・・・。
秋から冬にかけて、かなり熱い模型が沢山出るので。
アマゾンはいまだに25日発売とかいってるねえ。
さてさて、どうしようかな?
ついでに、
http://www.kotobukiya.co.jp/kotobukiyashop/detail.msp?id=7184
ナインボールカッコエエ!!
流用パーツが多いですが、肩と顔がイイ!!
これ、何か別のACと下半身を取り替えたら、さらに格好よくなる気がする。
アリーヤの下半身と合う気が・・・。
塗装済みパーツがあるみたいですが・・・。
ちょっと心配。自分でやりたいので。シンナーに漬ければOKかなあ?
さて、私と模型の出会いを「追記」として書いていたわけですが、ここのところ旅に行っていたり、本編であるキットの解説文が相当に長くなったりしていたので、「追記」を書きづらくなっていました。
本で長い文章を読むのって全然平気なんですが、PCで読むのってなぜか気合いが必要なんですよね。
ん~、モニターを見ている姿勢が良くないのだろうか?
面白い文章なら、すぐに引き込まれるので、サクっと読めるんですけどね。
そんな訳で、異常に長くなるので暫くご無沙汰だった第一次模型現役時代のことを、纏めてここで書いてしまいます。
また長くなりそうなので、一回で終わるか分かりませんが、書ける所まで・・・。読んでおられる方はどうか無理せず、止めたいところで止めてくださって結構ですよ。
文字地獄が続きますからね。
あと、なんでこんな中途半端な時にこんなことを書く気になったかというと、セレナさんが原因です。
ポリがアレでしたから。
しばらく傾向と対策を練らなくてはなりません。
ほんと、初めて、仮組みで終わりにして他のキットに浮気しようかと思ったよ。
組むだけで格好いいですからね。ポリも立っているだけなら何とかなるし、塗装しなくてもいい質感だし。
まだ頑張るつもりではいるけど・・・。
さて、今回の本題です。
第一次模型現役時代について。
前回はどこまで・・・、ああそうね。生まれて初めて作ったリアル頭身の百式まで漸くいったんだった。
で、今回はその続き。
ガンプラの二体目は、実は憶えてません。百式はおそらく初ガンプラであっているんだと思うんですが、それ以降がかなり曖昧です。
今もそうですが、私は当時から原作となるアニメや漫画などを知らずに模型を作っていたんです。
理由の第一に、「TVを見せてもらえなかった」。これが大きいですね。
以前、どこかにも書きましたが、私の母親は所謂、教育ママの最強形態みたいな人で、
「お勉強以外のことをしなくてよい。遊ぶなんてもってのほか」。
そういう人だったんです。
そんな信条(というわけではないだろうが)が、どれだけ私の幼心に悪影響を与えたのか、推して知るべし。皆まで言うなってはなしですけど、まあそんな感じで、勿論、TVは一日30分。土曜は「暴れはっちゃく(知らない人多いだろうなあ)」と「日本昔話」の二本立てで、豪華1時間も見ることを許されていたのです。
そんな環境ですから、夕方やっている再放送などは見れませんし、19時からやっている番組など見たことがないです。
「風雲たけし城」とかをみんなで楽しそうに語っているのが羨ましかった・・・。
で、本編は知りませんが、ただ格好いいと思ったので、模型を作り始めたわけです。
これは今でも残っておりまして、いまだにアニメなどを見たいと思いません。
ってか、正直、ガンダムのアニメは私の趣向には合わないだろうなあと思っております。
まあ、私がガンダムが好きになれないのは、なんでも素直に受け入れられる子供時代に見ないまま、山ほど良質な本や映画を観て大人になってしまったからなんでしょう。
お話としての面白味のレベルが違いますからね。
アニメだから駄目なのではないですよ?勿論。好きなアニメも沢山ありますからね。
ガンダムが駄目なだけです。
ああ、ちなみに、小学校のころに親を騙して買ってもらったものがありまして、それが富野さんが書いたファーストガンダムの小説でした。
「漫画じゃないよ。本だからいいでしょ!!」。そういって買ってもらったんですな。
感想は・・・最低でした。子供の頃、使われている語彙やイメージが難しいからなのかと思っておりましたが、高校生の頃に読む本がなくて屋根裏部屋を漁っていたら出てきたんです。
懐かしいなあってんで、読んでみました。ええ、三巻全部。
私がある程度知恵を得たあとに読んでも、いや、むしろ、だからこそ、最低でした。
富野さん。小説家にはなれないよ。
言っていることは阿呆みたいに簡単なことなのに、賢げにみせるため、回りくどく、無駄な修辞とかしているんだもん。
馬鹿馬鹿しい。
その一言でした。
ま、アニメなんてものは所詮、玩具の宣伝番組だしね。内容なんてどうでもいいよね。
ま、アニメのことはどうでもいいとしてもです。
いまだに、そしてこれからも、アニメを見ることはないでしょうし。未来永劫。
が、格好いいロボットってのは好きです。ガキ時代も今でも。いい大人が子供みたいに、なんていわれても好きなものは仕方ないです。
美人と模型、どっちを取る?って言われたら、そりゃ美人ですがね。
ガンダムに興味がないなら、ガンプラなんぞ作るなよ!!って言われそうですが、アニメと模型は私にはまったく別物なんです。
デザインとその造形に興味があるだけなので。
閑話休題。無駄話が多すぎます。
で、ガンプラ。百式以降はもう滅茶苦茶です。アニメを知らないから、「これとこれを並べたい」なんて当然考えないわけです。
脈絡なんてありません。今も同じですけど。
その時、玩具屋さんに売っている物の中から、予算的に買えるものを選んで買うわけです。
小4くらいからでしょうかね?作り始めたのは。お小遣いは当然400円。買えるものも限られていますね。
作っていたものの中心はZ~逆襲のシャアあたりです。当時、逆シャアの映画が公開される前後だったんです。
本当に旧キット然としているZ時代のガンプラから入ったので、今のガンプラって「何て親切なんだろう」。そう実感しますね。
逆シャアを作って接着剤を使わないキットに初めて出会ったんだと思いますが、衝撃的でしたね。
つ、作り易い!!
ガキですから、綺麗に作りたいとかそういうことはなかったんです。
ただ、格好いいロボットの立体物があればいい。それだけなんです。
塗装なんて当然考えませんでしたしね。金も無いし、1瓶で120円とかするものを数本買うのなら、キットをもう一つ買った方がいいと。
子供なら、誰でもそう考えるでしょう。
現在知っている様々な技術も、すべて復帰してから知ったことです。当時はなんにも知りませんでした。
そんなガキでしたから、バキューンドカーンってやるためにキットを作るわけです。
復帰してからは完全に置物と化して、完成後はまったく動かさないんですけどね。ええ、サザビーですら、まったく動かしていません。
この趣向性の180度転換が不思議です。
遊びまくるとどうなるか?
プラスチックですから、簡単に壊れます。壊れた時は物凄くがっかりするんですが、次のを手に入れるともう前のには興味がなくなってしまうんですよね。
苦労して作ったわけじゃないから。ただ組み立てただけだから。バキューンドカーンってやれれば何でも良いから。
そんなわけで、ガキの頃にガンプラが沢山並んでいたってことは一回もありません。
すぐ壊すので。
壊れたキットはジャンク箱に入り、後に爆竹で破壊してました。ええ、マジで。友達と一緒にやってましたな。
ガンダムで興味のあるキットはなんとなく買い終わったあとも、まだ立体物で遊びたいって欲求はあったんですね。
なので、ガンダム以降、迷走が始まります。
パトレイバーとかマクロスとか戦闘機とか、とにかく色々と買いました。
ま、買った模型は、以前ここに一覧として書いたので、見てもらえれば大体分かるかと思います。
買ったものはまだありそうなんですが、如何せん思い出せません。
第一次~の頃は、逆シャアあるいはポケ戦まででして、F91の辺りからは完全にノータッチです。
F91の頃には既に卒業していたのですね。
その後、私はゲームに移って行きました。
こういう遊びの変遷は私の世代を分水嶺として、ちょっと年上の人ならみんなそうだったのではないかと思います。
中学三年間は、遊びといえばゲームばっかりしてましたね。
上にも書きましたが、玩具を買ってくれない親なので、なんとか自前で調達して。
中学生に2万もする本体や、6千円~一万近くもするソフトは高いよ。
高校になってからは、まったくゲームをやらなかったんですね。
なんでか知りませんが。3年間。まったくゲームをしませんでした。興味すらなかったです。
世は移ろい、スーパーファミコンが完全に廃れ、プライステーションやセガサターンが一般的なゲーム機に変わった頃。
私は大学生になっておりました。
暇だなあ。よし、久しぶりにゲームでもやってみるか!!
そう思った私はPSを買いました。ゲームの進化にビックリしましたねえ。
スーパーファミコン末期にスターフォックスってゲームで必死に使っていたポリゴンが当たり前に、しかも超綺麗になって使われてる~。
んで、ゲームはいい暇つぶしになりましたとさ。
その後、2000年だったと思います。何気なくTVを見ていたら、何とかガンダムがやってたんですよ。何ガンダムだったかは忘れましたけど。
驚きました。ガンダムってまだあったんだ!!
そんなもの、時勢に流されて、とうに滅んでいるんだと思ってましたからね。
ぼんやりと眺めていたら、CMでガンプラをやっているじゃ御座いませんか!!
超ビックリです。そんなもの、時勢に流されて(略)。
あまりの懐かしさに、私は近くにあった大手デパート(今はなくなってしまった)の玩具コーナーに行ってみました。
あった!!
これが、私とMGの出会いですね。
箱の写真を見て、興奮しまくりでした。
スゲー。格好よくなってるじゃん。うげー、でも圧倒的に高くなってるじゃん。なんだよ、3500円て。
そこで衝動買い。
買ったブツはMG・Zのver1でした。メタリックコーティング版です。Zがそれしかなかったのと、メタルが好きだったことから選びました。
Zは大好きですから。
感動しましたねえ。あまりの格好よさと、その色分けっぷりに。
塗らなくても、このクオリティ!!
パーツなんかも圧倒的に多くて、組み立てだけで8時間もかかってしまいました。
昔のキットを知る私はビビリました。
今では散々に言われてしまうZのバージョン1ですが、当時としては相当な傑作だったと思います。
アレだけのクオリティを維持しながらも、変形を成し遂げていたってこと自体、バンダイの高い技術力を実感させます。
間違いなく、MGの中でもマイルストーンとなった傑作キットだったと思いますよ。
ちなみに、このキットを作るときに、私、接着剤を買ったんですよ。
当然、接着剤を使うものだろうと思っていたので。
が、スナップフィットでした・・・。
考えて見れば、当たり前じゃんか。昔からそうなんだから。
十年くらい模型から離れている間に、私の頭脳はガンプラではなくほかの模型基準で考えるようになっていたんですねえ。
でも、なぜか模型に復帰しなかったんですよ。
Zを一体作ってお仕舞い。それだけで満足してしまったんですねえ。
その後、2006年夏になぜか古本屋にあったメッキの百式を見て、またもや衝動買い。
その時、ネットという便利なものがあったので、調査してみると・・・ワンサカ出てくる!!
超上手い人が作った、圧倒的な作例に魅せられる日々。
で、出会ったのが、MG・Ex-S。当時から大好きであったキットを1/100で!!でも高い!!
魅せられてしまったもんは仕方ねえ。だが、自重しろといわれたのに・・・
Sガンダムって、なぜか私と縁があるんですよ。模型卒業間際に大好きだったガンダムですからね。最初にブースターユニットを買い、次にEx-Sを買い、最後にノーマルSガンを買い。
結局、すべて買ってしまったわけです。ただし、上にも書いたように、同時に存在したことはありません。
壊してしまうので。
で、MG・Ex-Sを買ったときも、色んな工具の買出しに近くのホビーショップへ行った時に旧キットのEx-Sを見つけまして、思わず衝動買いしてしまいました。
この旧キットEx-Sで、初めて改造をし、合わせ目消しをし、部分塗装をし(これはガキの頃もやったことはありましたけど)、墨入れをし、トップコートを使ったわけです。
色んな道具や技術の叩き台として、活躍してくれました。
そのMG・Ex-Sが私を完全に模型の世界へと引き込んだ、直接の犯人ですね。
超絶なまでに格好いいですから。デザインも造形も。
そして、こだわりのギミック。可動はよくないですけど。あと、自立が厳しいですけど。
でも、作ったときのあの迫力は忘れられません。でかく格好いい。
今では、Ex-Sは、バンダイにおける一つの奇跡だったと知っていますけどね。
で、復帰、第二次模型時代開始。
今に至ると。
復帰した最大の理由は、「模型って、空恐ろしいほどに遊べるキャパのある娯楽だ」そう思ったからでしょうね。
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その複雑さ、表現の幅。そういったものに魅せられてしまったんですね。
で、大人の財力に物を言わせて、当時やりたくてもできなかった塗装道具を買い、大人の根性と発想で弄り、思い出深い逆シャアを作ってみたりしているわけです。
やっぱり、子供の頃にかったのと同じキットを買って作れるガンプラって、すげえな。
下手すれば、お父さんと子供が、同じ年齢の時に同じキットを作っている事だってあるわけだし。
ん~。再販を繰り返してくれるバンダイには感謝。
私の第一次現役時代は、ガンプラに始まり、ガンダムは1/100νガンダムで終了。結局戦闘機のキットで模型は幕を閉じました。
第二次の現在は、やはりガンプラで始まりましたが、既に心はガンプラから離れつつあります。
実際には、復帰後数ヶ月でガンプラ以外の方がプライオリティが高くなっていたんですけど、手が遅いもので、実際に作れるようになるまで一年近くもかかってしまいました。
いえいえ、ガンプラでも懐かしいキットといいキットは作っていくつもりですが、「いい」と感じるものがガンプラ以外の奴の方が多くなっているんですね。
要するに、最近のガンプラは退屈。
なので、きっとこの先、ガンダム色はどんどん薄まっていくことでしょう。
ブログのタイトルにはガンプラって書いてあるのに。
復帰した頃は、こんなことになるとは思わなかったなあ・・・。
ACもFSSも知らなかったし。
WAVE?ボークス?ワークショップキャスト?シリコントライブ?コトブキヤ?
何それ?美味しいの?
そんな感じでしたから。
ま、復帰して百式→Ex-Sときて以降は、このブログを丹念に読めば、経過は分かるでしょう。
読みきるには、果てしなく長い駄文と付き合わなくてはならないですけどね。
あ、カテゴリ見れば、何を作ったのか分かるか。
そんな訳で、私と模型道は、一応完結です。
んで、ここから新しい模型道が始まるわけですよ。
本編に戻りたいのですが・・・。
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