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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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なんだか、アマゾンだけではなく、楽天でもエンゲージSR1は人気のようですねえ。
嘘くせえなあ。
絶対、複数個買いで売り上げが伸びているだけだろ?

これで味をしめて、これ以降、WAVEさんが毎回こんな初回限定オプションパーツ付きなんてことをしなければいいのだが・・・。

あ、俺も踊らされた一人か?

だって、一年近くも、エンゲージのプラモ出ねえかなあって切望してきたんだもん!!
大好きなデザインなんだもん!!
本当は俺だって、無駄に複数個買いなんてしたくねえよ!!

・・・子供かよ、俺。

今日のミラージュ・セレナ
のお時間です。

なんだ坂。こんな坂。

続きました。なんとか続かせることができました。
これも、一重に旧キットで少しずつ根性を鍛えてもらったお陰でしょう。
半年前なら、「もうどうでもいいや」ってんで、投げ出すか、そのまま壊れたポリを使っていたことでしょう。
が、今なら「何とかしよう。できる筈だから」と考えますからね。
工夫をする。これが模型制作の醍醐味の一つであることも知っていますし。

冷静に考えれば、サザビーに比べればハナクソみたいな問題です。
ディテールが足りないガンプラにディテールを叩き込むも、圧倒的に作業量も技術も要りません。
ちょっとした道具と知恵があれば、誰にでも簡単に解決できる問題です。

なにより、ここで諦めるには、勿体ないほどいいキットです。
滅茶苦茶格好いいですから。
これをちゃんと塗装したら、どんなになるんだろうって妄想がすごいことになりますから。

さて、今回はポリの改修です。


ポリの相違

左が別売りのコトブキヤさんのポリ。
右がキット純正のポリ。

同じ色ですが・・・壊れねえよな?これしか同じ径のボールジョイントを持ってねえんだ、俺。
まあ、経験的に、別売りのポリは丈夫だったと思います。
1/100ガンダムさんでも散々使いましたが、かなり頑丈だったと・・・。
信じてますよ?

右の純正のを見てもらえれば分かりますが、後ろに生えている棒が四角ですね。
これが、BJ自体の回転を抑えているんです。
が、別売りの棒は丸です。回転しまくりです。

さて、左をどう固定するかですが、様々な方法がありますね。
なかでも一番簡単なのは・・・


ポリ固定


これでしょう。
左。見て分かるように、形状は完全に一致しています。当然、横に生えている棒は切り取っています。
問題は固定方法ですね。BJ自体が回転してしまっては意味が無い。間接が固定されませんから。

そこで、右の様に、径1mmの真鍮線を2本通しました。1本だと細い棒ですから千切れてしまいそうでね。
金色に見える点が真鍮線です。
これによって、パーツに穴が開いてしまったことになりますが、なあに、心配は要りません。
これは胸の下のパーツなんです。
胸下のポリの下には、色々と別パーツが付くんですよ。
よって、ここに穴が開いてそこに真鍮線がのぞいていても、完成後には見えなくなります。
問題なしっと。

これをやるときは、くれぐれも下のパーツにして下さいね。
胸の上のパーツでやると、思いっきり穴が見えてしまいますから。

これで、一番大きい問題はクリアと。
頼むから割れないでくれよ。もう一回割れたら、もうどうしようもないんだから。

お次は背中というか肩というか、まあその辺にくっ付ける武器ポッドの保持ポリです。
これは・・・


もう一つ

同じ大きさのポリ(これはWAVE製)があったので、ナイフで形を切り出していきます。

左から、純正ポリ、形状変更したポリ、別売りそのままのポリ。

これもストレスの溜まる作業ではありますが、簡単です。
最後のポリ固定用突起の形を合わせるのが、幾分厄介なだけです。
この形があっていないと、キットについているポリの穴に仕込めないのです。

あとは、これを二つ作ってと。


接着完了


はい。接着まで完了~。
はあ、ヨカッタ良かった。

本当は、全身のポリをこういった改修を施すべきなんでしょうが、接着してしまった箇所がほとんどなので、ちょっと無理です。
股関節は接着していないのですが、ポリ割れは起こっていないので今はやりません。
割れたらやります。

しかし、デュアルフェイス以降、ポリ割れの報告はないなんてどっかで見ましたけど、本当でしょうか?
本当なら、何が変わったんでしょうね?
♂を小さくすると保持力が緩くなるだけでしょうから、純正ポリの材質を丈夫で粘りのあるものに替えたってことでしょうか?
ってことは、デュアルフェイス以降に再生産された以前のアーマードコアシリーズも、割れなくなったってことでしょうかね?
ま、コトブキヤさんのキットはバンダイと違って、生産年月日を知ることはできないんで、買うときに選ぶことはできないんですけどね。

さて、あとは接着剤が硬化するのを待ってから、整面作業に、果てしない塗装地獄へといざなわれる予定です。
今回は、ちょっと手の込んだ塗装をしてみようと思うので。

根性が続く範囲で頑張りますよ~。

あ、接着は、今までの経験から言うと、マジで一週間放置した方が良さそうです。
4日くらいで大丈夫だろうと思っていたのですが、νとかサザビーとか、塗装まで済んだあとになって、うっすらとスジが浮かんでいるのに気が付きました。
よーく見ないと分からないレベルですけどね。
すべての合わせ目がこうなっているわけではなく一部なんですが、それでも嫌なものは嫌です。
よって、今回はちゃんと一週間は放置します。
目安は、ペーパーを当てたときに、シンナーの臭いがしたらwaitってことですな。

では、今日のセレナはお仕舞い。

次回からは今までと同じように、接着待ちを利用して、別のキットの組み立てを行います。
以前にも言いましたが、これからは「本気ット→息抜きット→本気ット・・・」の順でやっていこうと思うので、次は当然、息抜きットです。
これも私には懐かしい旧キットとなります。かつて作ったことがあるんで。

しかし、弄るところがまったくないっていうほど性能がいいはずもない旧キットが、息抜きットになるのであろうか?

そんな訳で、また。

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