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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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雑誌とかを毎月チェックしている人なら当たり前のことなんでしょうが、2007年1月にクロスボーンガンダム・フルクロスっていうバージョンが出るらしいですな。
素体のクロボンさんに、増加装甲を付けたバージョンだとか。

どうなんでしょうね?クロボンさん。確かにいいキットです。2回作っても飽きないだろうし、その価値はあると思います。
MGの中でもかなり秀逸なデキで、上位に入るクオリティの高さだと思います。

ちょっと悩みますな。
とりあえずどんなのか見てみましょう。
こんなのです。


びっみょ~

画像はGFFの奴なんですが、正直、微妙なデザインではないですか?
パット見のインパクトは大きいんですが、ちゃんと見てみると、素体の方が全然格好いい。というか、素体の格好よさを明らかに殺している気が・・・
しかもこれを着ると、圧倒的な可動範囲を誇った我らがクロボンさんは動けなくなるでしょう

こんだけデカイ増加装甲がついてきて、さらに付属武器も大量に付くらしいから、値段は5000円超えてくるだろうと思っていたのですが、おや、定価4725円だそうです。
素体のクロボンさんが3675円でしたから、たったの1000円増しですか
素体を買ってしまった人にとって、これは損した気分ですね。

フルクロスなんかどうでもいいですが、付属武器が沢山あるのはミリキテキなんですよね。うそ臭い感じで、いいデザインなんですよね。
ボウガンとか槍とか大剣とか。
かといって、武器だけのために、新たに4000円は出したくねえなあ。
どうしようかねえ。
顔が変わるみたいだし。素体のクロボンさんの顔、とても素敵ですよ?なんか勿体ない気が。
新しいクロボンさんの顔も素敵かもしれませんが。

ま、アレですね。とりあえず買って、説明書だけコピーして、武器だけバンダイにパーツ請求して、新品としてヤフオクとかで転売って手もあるんでしょうが、面倒ですねえ。
素体のクロボンさん自体がかなり人気があったみたいですし、これも売れると見込んで、かなりの数を初っ端から生産しそうですし、足りなくなることなんてないと思うんですね。
するってえと、ヤフオクでわざわざ買う人もいないと。

困ったな。
ガンダムの時の様に、スクラッチするか?武器だけ。
でも難しいぞ、アレは。曲線が多いし、細かいし、モールド彫りも必須だし、塗装も面倒だ。
誰か、私に武器だけ下さい。1000円払いますから。

ってかさ、バンダイさん。その年の初っ端の新製品MGで、バリエーションキットってのは拙くない?
やるにしてもさ、もうちょっと時期を考えてさ。クロボンからたったの3ヶ月目なんだし。素体を買った人も、フルクロスを買うのに抵抗があるでしょ。
そんな状態で出すと、「やる気あんの?」って思われるよ?
もっとさ、お年玉を握り締めて買いに行く子供たちの気持ちになって、商品展開をしようよ。
私としては、サザビーver2がよかったな。


さて、今日は、クロボンさんのを作ってあげました。

これまた非常に精巧な作りとなっています。
さっそくですが、ざっと見ていきましょう。


こんな感じの構造

すまん。前腕のフレームを撮り忘れた
上から、肩、上腕、手です。
ま、でも大体分かりますね。こんな感じの構造です。

で、こいつらを合体させてやると・・・・


で、こう合体すると

こうなります。
左の一番長いのが、肩、上腕、前腕を繋げたもの。
そして、手首となるフレーム。といってもこれは外に露出するみたいですが。
そして、手そのものですな。
見て分かるように、手首はボールジョイントとなっています。

手首パーツを挟み込む形でくっ付けるわけですが、これのお陰で、関節部分がすかすかにならないし、接続部が丸見えになってうそ臭くならないって寸法ですね。
いや、最初にこれを考えた人、君は偉い

ちなみに手ですが・・・・


手

こういう風になっています。
これを見ると、中指から小指までワンパーツになってはいるが、自分で切り離せば別々に可動できる構造になっているのが分かりますね。

ですが、ここは止めておきます。
指が一本一本可動したからって、何がどう変わるわけでもないから・・ではなく、このキット、武器の保持力に不安があるらしいんですね。
2次出荷分からは修正されているらしいんですが、私のは初出荷の物なので、さらに保持力を弱めるような工作は厳禁です。

では、腕の可動範囲の確認。いってみましょうか。


腕の可動確認

はい。凄まじく動きます。グリグリと。
たかがボールジョントのくせに、手首がなんで90度も外に曲がるのか?
これまた写真を撮り忘れて
しまいました。ってか、そういう意味があるって知らなかったので、サクサクっと組んでしまったんですよ。
なので、写真で説明することができません。

でもヒントとなる画像ならあります。上から2枚目とかが分かりやすいかな。
要するに、ボールジョントを手首パーツに差し込んで接続するけですが、このボールJ、手そのものにも差し込む構造になっている別パーツなんです。つまり、手首と手の接続を、どっちかの♂でするのではなく、別のパーツを持ってきて、そいつを両方に差し込むことで接続しているんですね。

上から2枚目の手を見てもらうと分かりますが、ボールジョントが白い手の甲に食い込んでますね。これです。これがその接続用のパーツです。
この食い込んだ場所に回転軸が仕込まれていて、ボールジョントとは別の可動軸となって、外側に90度曲げられるってわけです。
ただし、干渉する部分があるため、内側には曲がりません

いや、凄い構造ですね。
可動を拡げるために、ここまで細かいパーツ分割をしてくれるとは。
いつもキットに素立ちしかさせていない私ですが、ちょっと設計者に申し訳ないですな。
これからは、もう少しグリグリと動かします。

ってか、よくできたキットって、素立ち一番格好よく見えるよね?この間見た、ハイコン・プロのサザビーとかはいい例です。
中途半端なキット、つまりMGサザビーだったり、MGリ・ガズィだったりは、たいしたことがないので、ちょっと角度をつけて誤魔化してやらないと、格好よく見えない。

いつも思うんですよ。キットの紹介とかするときの写真は、真正面と真後ろから
そして、真横。
この写真を見せてくれよと。ポーズなんて要らないから。化粧も要らないから、素顔を見せて
作り笑いなんて要らないから、心からの笑顔を見せて。

話が逸れました。
特に正面からが大事ですが、こういった写真なら、そのキットのスタイル、フォルムなどは一目瞭然ですからね。
角度をつけると、結構誤魔化せるんですよ。サザビーやリガなどの紹介写真は、ちょっと角度をつけて誤魔化しているので、格好よく見えるわけです。
しかし、真正面から見てみると・・・・なデキなわけですよ。

紹介写真を信じて買って、作った後に「騙された!!」って感じた人、結構多いと思います。
私もそうなりたくないので、ネットという便利な道具を使って、なるたけ正面からの写真を探してから、買う価値を検討しています。
私はコレクションが目的ではないので、MGで駄目なら、旧キットでもいいやと思えるんですよ。
MGは高いですしね。

私が正面とかばかりで、ポーズを付けた写真を載せないのは、こういった理由もあるんですね。
素の形を知りたいと。
どっかの酒のCMと同じです。
「何も足さない。何も引かない」
いや、格好つけてないで、旨みを足して、不味さは引けよと、心から思うんですけどね。

肘は、膝と同じく2重関節のお陰で、180度以上曲げられます。
構造的には、膝と大体一緒で、サイズが小さくなっただけです。
違いは、膝の時は可動するパーツそのものは別になっていて、それを膝フレームパーツで左右から挟みこむ形になってました。
でも細い腕にはそんな余裕はないので、フレームそのものに回転軸をつけています。
前腕の、肩のちょっとしたあたりに一つ目。肘に二つ目といった感じで2重関節になってます。

ここまでポリキャップなしでも可動を確保できるのであれば、ポリなどこれから必要ないのでは?
あ~、でもそうすると、パーツそのものに可動部を作りこまなくてはならなくなるから、こんどは金型成型に金がかかるのかな?なのでバンダイさん的にはやりたくないとか。
それと、強度ですな。保持力は問題ないと思うのですが、ポリとABSと、どっちが早くへタるのか?それも結構重要ですよね。
15年前のキットの生き残りなどは、既に自立すら困難ですから。膝のポリがスカスカなせいで、すぐ膝が曲がって後ろに倒れる。

さて、これで首から下のフレームは完成しました。
ざっと今の全景を確認しましょう。


外観

フレームだけだからでしょうか?ちょっと女性的なシルエットですね。細くて。
頼りなげに震えているその細い肩を、優しく抱きよせて
あげたくなります。
嫌ですかそうですか。

では、最後に恒例行事をば。
今回のテーマはこちら。

「肩が一番軟らかいの、だあれ?」


だれが一番軟らかい

ぶっちぎりですなクロボンさん。楽勝で手首をつかめますよ。本当にグニャグニャと曲がってくれます。
FGガンダムさん。意外と健闘していますね。ちゃんと手がくっ付いてます。ポリだの二重関節だの使っていないのに、この可動はたいしたものです。

情けない
のは100ガンダムさんです。手が届くとかの前に、そのポーズを取ることすらできていません。
なぜか?

FGガンダムができているのは、上腕の付け根、肩との接続部に回転軸があることによって、肘の可動をちゃんと生かせるからなんですね。
しかして、我らが100ガンダムさんは、そこに回転軸がない。私が作った回転軸は、肘そのものを軸として回せるようにしただけです。
肘から下が回転できても、上腕との接続部は動いてないわけですから、当然、曲げることができなくなります。肘を曲げるためのスペースは、前後にしか用意されてませんからね。左右にはありません。
よって、回転させると100ガンダムさんの肘は曲がらなくなる
わけです。

ちなみにこれ、私自身は指先がちょっと触るくらいまでしか曲げられません。
腕はキットとで、右が上、左が下ですな。
右が下になるような、つまりキットと同じ形でやると、まったく右肩が曲がってくれません。
どうやら、私の右肩は硬いようです。

そんな訳で、皆さん、寝る前のストレッチに勤しみましょう。
体は軟らかくなるし、なにより熟睡できるようになるみたいですよ?理屈は知りませんが。

じゃ、今日はこの辺で。

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