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さて、今日はクロボンさんの足を作りました。
クロボンさんの作成を開始するにあたって、デザインナイフの刃も新しいのに付け替えました。
今までの刃は長いこと使っていて、旧キットEx-S,MG・Ex-S、グフカスタム、旧キットガンダムと、4つの作成を手伝ってくれた古強者です。
ですが切れ味も落ちてきて、さすがに替えた方がいいだろうとおもって、新調した刃を使ってみたら・・・・
すげー切れ味。
切れ味爽快ですよ。
その分、危険も増したわけで、注意して使います。「切れてな~い」ってわけにはいきませんから。
クロボンさんですが、小型MSだからなのか、パーツが非常に小さいです。
ちょっと見てみると・・・
横幅1cmはいいとしても、縦に伸びる板みたいなのが細いですね。
ランナーから切り離す時、かなり神経を使いました。
デザインナイフでのゲート処理も怖いです。ポッキリ折ってしまいそうで。
と思ったら、上には上がいます。
さらに細い。ただの棒ですから。径が1mm程度の。
これは怖いです。適当に切ると負荷がかかって、簡単に棒が折れてしまいそうです。
うちのニッパーは本当に切れ味悪いのでね。
少しずつ、すこしずつ力を加え、切り離し成功。
は~、怖かった。
新しいニッパー買おうかしら。
しっかし、ここまで来ると、金型を作ってる人も匠の世界ですな。凄い精度です。
どこまでパソコンなど機械で出来るのか分かりませんけど。
で、ここでちょっとした喜びが。
私、今まで土踏まず関節のあるキットを作った試しが、ほとんどないのです。
MGとかにはさすがにありますが、やはり旧キット基準の人間ですから、こんなところに関節があるというだけで、嬉しくなってしまうのです。
で、クロボンさんの土踏まず関節の構造です。
左にある白いパーツは、上にはめる装甲ですな。
これを外した状態です。
分かりますか?
要するに、小さなピン(踵側)と、それを挟み込むパーツ(爪先側)で、合体させているわけですな。
ピンをパチっと押し込むことで固定されるわけです。
こんなパーツ、自前では作れませんね。
で、動かしてみましょう。
こんなに動きます。素晴らしいですね。
さらに驚いたのが、土踏まず関節が可動するとき、赤いところの前の部分と後ろの部分が、ギリギリで干渉しないようになっているんですよ。
実際には、少し擦ってます。が、たいした抵抗もなく、スルって感じで抜けていきます。
凄まじい精度です。もう、0.1mmとかの世界ですよ。
これ以上位置が前後してしまったり、ちょっとパーツが厚くなったりするだけで、この関節は死ぬでしょう。
まさに匠。
両足が完成しました。
折角なので、シリンダーである例の小さなパーツを、メタルシルバーに塗りました。後々隠れてしまって見えなくなるでしょうが、たいした手間じゃないのでね。
こんなことをしておくと、思い入れが湧いて楽しいです。
しかし、細い足ですね。
足だけでも格好いいです。エッジも効いていて、メカニカル。
さすが、最新のMG。伊達じゃありません。
では、第一回:サイズ比較に参りたいと思います。
今日のお題は、
「馬鹿の大足、間抜けの小足。丁度いいのは俺の足」。
足のサイズ。誰が一番?
左は1/100ガンダム、真ん中がクロボン、右がFG1/144ガンダムです。
以降、大体このメンバーで比較していきます。
100ガンダムの足、塗りむらがビシバシなのがばれてしまいますね。
それにしても意外ですね。
前後の長さは、100ガンダムとほとんど変わりませんが、幅は144よりも細いです。
どんだけ細身なんでしょうか?
ってか、ロボットならば、足の幅はあった方がいいと思うんですが。安定した自立には不可欠な要素でしょう。
ま、格好いいからいいんですけど。
300年経っても、ガンダムみたいなメカは作られないでしょうし。
今回、4~5日振りにキットを作ってみての感想。
「組むって楽しい!!」
本当、組むだけなら、すんごく楽しいです。こんなに模型作りって楽しかったんだと、改めて発見しました。
いままで、散々構造とか考えて、変に弄ってましたからね。
なんも考えずにパチパチと組んでいくことが、こんなに楽しいとは。
で、さらに。
「26年の進化は伊達ではなかった」
実感しますよ~。
まず、パーツが綺麗に噛み合う。
今では当たり前のことですが、昔のキットだと、平気でずれてますから。削ったり、パテを盛ったり、面倒な作業をしなければなりませんからね。
しかも、このクロボンさんは、足片方だけで、10個のパーツを使ってますからね。100ガンダムなんて、足先から腿の付け根までのパーツは、両脚あわせて8つでした・・・。
これらのパーツが悉くピッタリ噛み合う様は、見ていて非常に気持ちいいです。
しかも、模型野郎なら分かると思いますが、合わせ目がまったくない!!
10個ものパーツを使っていてですよ。いや、だからこそかな?
とにかく、合わせ目が綺麗に隠れる構造になっているんですね。
例えば、足の赤いところです。
足裏(底)になる部分と、側面になる部分を上下に噛み合わせるようになっているんです。
この時、足裏パーツがやや小さめになっていて、側面パーツの中に押し込まれるようになっているため、合わせ目が目立たない足裏に、しかもモールドの一部のようになるって寸法です。
素晴らしい発想ですね。
色分けも素晴らしい。
昔なら一体成型が当たり前の、足の甲や踵の白い部分も、ちゃんと別パーツ化してくれているお陰で、塗る必要がないんですね。
いや~。最近のガンプラって、本当に凄いです。
26年前から戻ってきたばかりであるが故に、激しく実感しますね。
組み立てキットの楽しみを知るには、まずは精度の高い最近のキットを作る方がいいかもしれませんね。組むだけで、恐ろしく綺麗に仕上がりますから。
昔のは、面倒な作業が盛り沢山ですから。
組むのが楽しいお陰で、今、再びやる気の炎が燃え盛っています。
でも、続きはまた明日。
チマチマ作って楽しまなきゃ。
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