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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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こんなに大きいストライクガンダムさんですが、小さな子供をターゲットにした物であるせいか(その割りに3500円か7000円という値段)、カラーになっていたり、つくる部分(腕)とかごとに写真を載せて、これからここの作り方を説明しますっていう分かり安い構成になっています。

考えてみれば、これも含めて普通のガンプラの対象年齢は8歳以上(未満のお子様には絶対に与えないで下さい。とか書いてある)なのに対して、MGは15歳以上です。ターゲットは大人と、完全に割り切っているんですね。ま、お陰で、パーツが鋭利になったり細かったりする造型も、安全面の配慮という名の下、ほとんど妥協しなくても済んでいるわけです。
対象年齢なんて、みんな無視してますが。

でも、高校生から二十歳くらいの年齢って、一番模型を作らない年代って感じがします。一番活動的であるが故に、粘りや地道な作業が苦手な年齢だと思うからです。
子供のためなのか、説明書の1ページ目に漫画みたいなのが載ってます。

「ガンプラって難しいんじゃないの?」
「そんなことないわ。この2つの道具(ニッパー、ピンセット)があれば、作れるのよ」
「簡単なんだね!!」

こんな感じで、胸にBANDAIと書かれたシュールなエプロンを着た、
ポニーテールのおねーさんが、優しく教えてくれます。
私が小学校の頃は、道具などなにもなくても作ってましたよ?
パーツを切り取るときは、あればハサミ。なければ、力尽くでもぎ取る。
そりゃ、作っている最中に壊れますよ。
ポニーテールは好きです、私。絵自体はアレでしたが。

そんなところはいい加減に読み飛ばして、楽しみである設定を熟読します。
巨大人型ロボットアニメという超非現実的な物に、必死で細かい設定をつけているところが楽しいんですよ。
性格悪い?

ってか、ジェネレーター出力とかスラスター推力とか、意味も効果も分からない数字を考えるより、ドラゴンボール的に戦闘力という数字で纏めた方が分かり安いですよね。
あるいは、「いいぞ!」「かなり」「まあまあ」「ちょっと・・・」「ダメじゃん」と五段階評価とか。
一年戦争当時なら、「いいぞ」はジオング。
「かなり」はガンダムとシャア専用ゲルググ。
「まあまあ」はガンキャノンやドム。
「ちょっと」はガンタンクやグフ。
「ダメじゃん」はジムやザク、となるわけです。
分かり易いですよね?

マニアが怒りますかそうですか。

さて、取説に書いてある設定ですが、それによると、ストライクガンダムさんは、MS史上初めて携帯用のビーム兵器を持つことに成功したんだとか。
アレ?これってファーストじゃないのか?ってことは、SEEDって宇宙世紀とは違うのか。今更?
しかし、同じ設定を焼き直すとは。
本当に、ガンダムってのはおんなじことばかりやってますよね。個人名とMSデザインとMSの名前が変わるだけで。

アムロもカミーユもジュドーも、たまたまそこに居合わせただけの民間人の子供。
アムロもカミーユもF91の主人公(シーブックだっけ?)も、親がガンダム開発に携わっているらしいし。
みーんな、可愛い幼馴染がいるし。
綺麗なおねーさんもいるし。
顔も知るはずのない敵に、なぜかライバルがいるし。
すべて同じ
ですね。
富野君、君って・・・・。

説明書は、本体部分と付属武器部分とに分かれていて、強引にホッチキスで留めてあるのが分かります。完全に流用完備ですね。
さすが、バンダイ。経費削減は徹底してますな。
これくらいユーザー思い
になってくれたら、文句の無い会社です。

商品展開や、その他いくつかムカつくことはありますが、バンダイのプラモデル部門は、結構いいと思っています。他と比べて安いし、取説も親切だし、パーツ請求も使い易いです。
他のメーカーのパーツ請求なんて、パーツ単位ではなく、ランナーごと請求になってしまいますからね。その分、高くなります。
なによりも、キットのクオリティが高いですよね。

さて、今日はストライクガンダムさんのを作りました。
でかいです。非常に。ガキの頃は1/100ですらでかいと感じていました。復帰して以降はMGを中心に作っていたので、その大きさに慣れていました。
が、そんな感覚を一刀両断するくらいでかいです。
そのデカさ。ほとんど快感です。

では見ていきましょう。
足の構造は非常に簡単です。


でかい足

はい、終わり。
複雑な構造をもつクロボンを作った後だからでしょうが、その単純な構造に驚きます。ですが、合わせ目はないです。楽チン。
見ての通り、土踏まず関節はありません。なので、ポーズの自然さは落ちることになるでしょう。
この辺が、大きい割りに安い原因でしょうか?
ま、MGでも土踏まず関節がちゃんと上下に可動するキットの方が少ないんですけどね。
ほとんどの場合、スライドするだけだったり、別パーツに見えるようにしただけだったり。

作っている最中、その足を手に持ちながらデザインナイフでショリショリと削っていくわけですが、手に持った時の手応えが半端ではありません。
足の小さいクロボンなどでは指2~3本で支えて削るのですが、こいつですと片手全部を使って持てます。
非常に安定、安心で削れます。

では、ディテールなどを見ていきましょうか。


外観

かなりもっさりしていますね。
モールドも少ないし、足の裏の穴はスラスターなのか気分的に付けたデザインなのかすらよく分かりません。スラスターを意識した色で塗ってもいいんすか?
この辺は旧キット基準の私です。特にきになりません。しかしです。もっとヘンテコなことがあるんです。
ご存知の様に、私は「利きガンダム(→フォルムやバランスの分析する能力の意。俺語ができません。上腕が長いとか、腿が太いとか、つまりここのバランスはこうした方が格好いいという感覚を持ち合わせていない人間です。
が、それでもこの足は間違いなく格好悪い
と思います。

この格好悪さの原因が、モデラーのよく言う、所謂エッジというやつか?角が全部死んでいるんですね。丸っこくなっていたり、大きなC面があったり。
しかも、直線なんだろうと思われる(このガンダムのデザインを知らないので)面も、変な曲線で構成されているのです。微妙に曲がっているのですよ。
お陰で、メカニカルな印象はまったくなく、赤いクッションを踏んづけた足みたいなんですね。赤いところがいかにも軟らかそう
です。

さて、どうしたものか?
早くも、このキットに対する情熱がなくなって
きました。
思い入れもない機体だし、格好悪いし。いいのはでかいところだけです。
模型作りには必要ですからね、passion は。
困りました。
高性能で格好いいクロボンを作った後だから余計に、なんだろうとは思いますが。

いくらか削ったりすれば、格好よくなるのかな?
ま、格好悪く思い入れがない分、無茶し易いし、もしかしたら手を入れるかもしれません。
その場合、でかさが足を引っ張るわけですが。

さて、今回から、そのデカさがもたらす破壊力を体感するため、クロボンとは違った比較をしていきましょう。
比較に協力してくれる皆さん
はこちら。


比較に協力してくれる皆さん

クロボンさんと百式さん。
小さめな1/100のクロボンさん。その超MG級の精巧な造りと、無印ガンプラとの構造比較もできるでしょう。
百式さんは、100ガンダムさんの代わりです。というのも、100ガンダムさんは弄りすぎて、元のスケール感がかなり変わっているからなんですね。
なので、それなりに忠実であろうはずの素組み百式さんにご協力頂くことになりました。
こうして並べてみると、大きさの差がよく分かりますね。頭一つぶんとちょっと、身長が違います。

同じポーズを取らせてみましたが、駄目ですね、百式。
脚をがに股にするための可動範囲が極端に狭いため、いまいちハッタリの利いたポーズをビシっとできません。股関節の性能の違いが原因ですな。腿に回転軸もないですし。足首は結構動きますが、脛パーツが干渉して横に回す(?)ことがほとんどできないです。なので、膝と同じ方向にしか、爪先を向けられない。
クロボンを作った後だと、つい3ヶ月前まで素晴らしいキットだと感じていた百式が、「まあまあ」に変貌してしまいました。知るって怖いです。
素立ちしている分には遜色ないと思うのですが、ポーズを付けるとね。下半身の可動性能が劣りますから。
銃を持つと、肘をこれ以上曲げられないのも辛いです。
ま、いいです。模型にとって、可動とは付加価値ですから。

このポーズ。スペースは食うんですが、結構気に入っています。なので、これから私の家ではこのポーズが基本とさせていただきます。
命名「もののふ立ち」。
イメージは「寄らば斬る!!」です。

では、巨大さがもたらす破壊力を存分にお楽しみください。


本当に1.7倍か?

でか!!
なんなんだ、この違いは。百式の倍、クロボンの4倍はあるように感じます。
試しに足のサイズを測ってみます。

クロボン、4.4cm
百式、6cm
ストライクガンダム、8.5cm

むう、クロボンの倍の長さか。

こうして見ると、クロボンと百式も、かなり大きさが違うことが分かりますね。これで同じ1/100なんですから、面白いです。百式は足が大きいほうだとは思いますが。
計算してみると、百式の足は1/60スケールだと10cmほど。やばいくらいでかいな。
これぞ馬鹿の大足?

ま、こんな感じでチマチマと作り、比較していきたいと思います。
でも、あれだね。クロボンやってて知ったんだけど、比較しながら作るのっては楽しいね。
モチベ再燃?

しかし、チンタラペースで作っているので、今年中には完成しないかな。
なので2006年のトリを飾るのは、事実上クロボンさんとなりそうです。

じゃ、また。

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