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アメリカでは、Wiiのコントローラーを巡って、訴訟が起きているようですね。
なんでも、「コントローラーが手からすっぽ抜けてTVを壊した。これは構造に欠陥があったからだ。弁償しろ!!」ってなことらしいんですが。
馬鹿ですねえ。さすが、訴訟と利己主義の国、アメリカ。
民度の低いことやってます。「マクドナルドお婆ちゃん訴訟」といい、アメリカは凄まじいですな。
自分で危険を予測して注意するってことができないお子様が多いみたいです。
さて、今日からまた、新しいキットの作成に入ります。
前回のキットは最新(2006年12月19日現在。あと3日で最新の座は奪われます)のMGであるクロスボーンガンダムでした。
クロボンさんは小型MSという設定から、普通の1/100より一回り小さくなっています。その身長は16cm。通常の1/100だと20cm弱なワケですから、たしかに小さいです。
そんな小さなキットを作った後だからこそ燃えるのはこれだ!!
今回作成するキットは、
「1/60 ストライクガンダム+ストライカーウェポンシステム」
であります。
いままでSEEDなぞに興味はないといっておきながら、なぜSEEDのキットを買ったのか?
単純に、買うまでよく分かっていなかったってのもありますが、それだけじゃないんです。
これには深~いワケがあります。話せば非常に長くなります。
つまりです。
でかいガンプラが欲しかった。
これです。これに尽きます。1/60は、ガンプラのなかで最大のスケールですからね。
1/60ってのは、私が子供の頃からの夢なのですよ。圧倒的な大きさ。存在感。
ウム、でかいな。
この満足感が欲しいのです。でも、今まで造ったことがありませんでした。子供の頃は高嶺の花でしたしね。
なので、今回は子供時代の復讐戦ということもかねて、1/60を手に入れたわけです。
でも、でかいだけじゃ駄目なんです。というのもでかければでかいほど、塗装が大変になるからです。
相変わらず筆で頑張っているので、塗る面積の増加は二次関数的に労力を増大させるのであります。
なので、でかくても、なるべく塗る必要のないキットがいいのです。
以前、1/60Zが欲しいと書きましたが、旧キットの1/60は、塗装の面で面倒臭いこと山の如しなので断念しました。
それで探すわけです。塗装がそれほど必要ない1/60はないかなと。
そう、ありますね。パーフェクトグレードです。確かに塗装は要りません。最近のキットなので、クオリティも高いです。
が、こんなもの買ってたら、飯代にも事欠くようになります。平気で1万~2万ですからね。阿呆かと思うわけです。どこにそんなに金をかけているんだと。
つまり、PGは金銭的理由から買いたくない。
そこで安い1/60を探すわけですが、1/60スケール自体一般化したものではなく、種類が少ないんですな。
ようやく見つけてもかなり古いキットで、塗装が・・・ってなるわけです。
そこで発見したのがこいつだったわけですよ、親分!!
調べてみると2002年末に本体が発売され、それから数ヵ月後の2003年春あたりにこのストライカーウェポンシステム付きってのが出たらしいんです。
この辺の商品展開、クロボンとなんら変わりありませんな。
一気に出してユーザーに選択権を与えるのではなく、出し惜しみすることで「出ないだろう」と諦めさせて買わせる。後に追加バージョンを出す。んで、悔しい思いをしているユーザーに両方買わせると。
バンダイさんは、ほんとねえ・・・・。
ユーザーフレンドリーにやると玩具製造をしている企業って潰れるものかな?だったら文句は言えないけど。
信頼性からくる購買力の増加と、抱き合わせ販売に近い、鬱陶しい商品展開からくる収入増加。どっちが大きいんだろう?
で、2002年のキットですよ。私からすれば、ついこの間ですよ。新しいのです。
時代的には1995年開始のMGも円熟期に入り、平均的クオリティも格段に上がってきた頃ですよ。
当然、リサーチ開始です。グーグル先生、教えて~。
結果、新しいお陰で色分けもかなりできていて、塗る必要がないっぽいんですね。
それだけ造り易くて、本体だけだと3675円。増加武装付属バージョンだと7350円です。安いです。あ、値段表記は全部定価です。
増加武装ってのは3種類あって、それがすべてついてくるわけです。相当なボリュームです。なので値段も倍なのですな。
本体だけで3600円ですから、これはお買い得です。
フォルムに難があり、塗るのも大変な旧キットと値段を比べて見ましょうか。
1/60ファーストガンダム:2100円
1/60Zガンダム:3675円。
ねえ?
ストライクGってどうやらPGでも出ているようで、値段を調べてみると、本体だけで14700円。背中バックパックが付いて19950円なわけです。このバックパックってのは上に書いたの増加武装の一つです。他の二つは付いてきません。
それでこのお値段です。
本体だけだと4倍。
付属も付ければ、3つと1つなので単純比較できませんが、2.5倍なわけですよ。
PGは確かに格好いいですよ。ぱっと見で分かるくらい、フォルムが違います。が、知りません、そんなことは。
大体、デカ物が欲しいだけで、思い入れなどないMSですから。
当然、PGは問題外となりました。
あとは本体だけを買うか、増加武装付属を買うかに絞られます。
素体だけだと、やっぱり寂しいんですね。特に背中からみると「何もない感」が漂っているんですよ。
実際、何もないわけですが。
付属を買うと、ゴテゴテと付けられるわけですね。なので奥行きとかがまして圧倒的に迫力があります。
そんな思考の果てに、付属版を買いましたとさ。どこに飾るか、本当に飾れるのかは不明ですが。
どうせ、1/60を買うのなんてこれが最後だろうし。実際、かなり邪魔だろうからね。
ところで、MGとかPGとかのブランドが付かない最近のキットははどう呼べばいいんでしょうね?80年代までは明らかに旧キットと分類していいでしょうが。
こういうのはほとんど新作発売されてないのですが、分類が困ります。
無印?ノーブランド?
ブランドが付かないだけで、お値段が半分以下になるなら、私としてはそっちを・・・。
ま、作っていくうちに、ブランドの価値が分かってくるでしょう。
ちなみに、無銘のキットを、私はこれからノーブランド、略してノーブラと呼ぶことにします。
前置きが長くなりました。
じゃ、ざっとランナー確認に行ってみましょう。
全景です。タグによると、このキットの生産は2005年12月だそうです。
ほっほう、丁度1年前ですか。
しかし、異様に場所をとります。
下においてある茶色の長方形。文庫本の皮カバーです。手垢で黒ずんでます。汚いですが、サイズ比較としておいてみました。
全部拡げると、1畳近いスペースをとります。
が、それほどビックリしなかったりします。
なぜか?それはEx-Sはもっと凄かったから。
箱の大きさなら、Ex-Sとまったく同じですが、ランナーごとのパーツ密度は圧倒的にEx-Sです。
ランナー枚数も、こいつは18枚、Ex-Sは20枚くらいだったかな?
当然、パーツも数えます。新しくキットを作るときの喜びですから。
パーツ数は373個でした。
ん~、微妙な数だ。サイズを考えて多いのか少ないのか。
しかもこれ、本体と武器が綺麗に別ランナーになっているんですよ。なので、別々に数えてみます。
本体:152個。ポリキャップ44個
武装:148個。ポリキャップ29個。
計:300個。ポリキャップ73個。ポリは全部使うか不明。
ちなみに、真ん中をぶった切っている畳の切れ目、ここから左が本体パーツ。右は武器パーツです。
少ない気がしますね、やはり。ポリが多いし。
クロボンはあのサイズで、しかもポリなしで258でしたからね。
Ex-Sは全部で611でした。
Ex-Sがどんだけボリュームのある1/100キットがか分かると思います。サイズが1.7倍の1/60を遥かに凌駕するボリュームですから。
ちなみに、PGのZガンダムは1000弱あるらしいです。
ま、ストGさんにはMGやPGと違って内部フレームがないから。
気になるパーツをみてみましょう。
これには普通に「ストライクガンダム」と書いてありますが・・・・
こっちにはウェポンシステムとあります。
元から、完全に別のパーツとして金型を造り、ランナーがすべて別けられている結果ですな。
このWSが発売された結果、素体の方は人気が急落したらしく、当時投売りに出されていたそうです。
いまでもたまにやってますよ。
hobby shop Tam-Rとかで。なぜか半額になってます。1/60で1800円とはこれ如何に?
武器なぞ要らんという人は、素体だけ買ってみるのもいいかも。最低限のものは付いてきますからね。銃とか盾とか。
その他、1/60の破壊力を実感してみましょう。
私、確認作業中、叫んでおりました。
「でけ~。デッケー。でっかいよ、おかあちゃ~ん」
キットの指と私の指。
でかいです。
さらに足。
でっかいです。
サーベル。
長すぎです。私の足(27cm)と五分です。
さらに長い得物がこちら。
サーベルより長いです。凶悪なサイズ感です。
満足です、私。
この満足感を得たかったのです。もうお腹一杯です。押入れに仕舞ってもいいですか?
さて、色々と語り、みてきたわけですが、最後に比較をしてみましょうか。
下の写真はノーブラとPGの完成写真です。
まったく違いますね。利き酒ならぬ利きガンダムの素人の私から見ても、その完成度の差たるや歴然なのを感じます。
でも、それに対して数倍のお金を出せます?
私は無理です。
じゃ、次回からは制作に入ると思います。
お腹一杯になって、仕舞い込んだりしなければ、ですが・・・・。
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