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今日の夜には帰ってくるとは思うのですが、草臥れきっていることでしょうね。
といっても、いつもよりも楽ではあります。
だって、1泊ですから。
いつもなら、2泊のなかでいかに消耗しきるかが、旅の目的ですからね。
そんな訳で、まだまだ模型はできません。
また。
とまあ、これだけでもいいのですが、この間見た屑な生き物たちのお話でもしておきましょうか。
一昨日のことです。夜の11時過ぎ。仕事帰りにコンビニに煙草を買いに立ち寄ると、そのコンビニの前で酒を飲んでいる7人組がおりました。
最初、こんな場所で何をやっているんだ?こいつら。と、状況がつかめなかったので、ジロジロと見ていたのですが、酒の臭いと馬鹿笑いで分かりました。
もうね、むかっ腹が立って仕方なかったです。
なんで、コンビニの店員も注意しないんだよと。
で、コンビニで煙草買って道を渡って家路に付くと、その馬鹿どものところで何かが割れた音がしました。
どうやら、酒の瓶を落として割ったようです。
「あんの生き物。なにやってんだ」
そうおもってみていたら、割れた瓶の破片を自分達の飲んでいる場所から蹴り出していました。
ええ、店の入り口付近の方へと蹴っているのです。
自分達だけが怪我をしないように、人が大勢通る場所へと吹っ飛ばしているのです。
ただでさえ、見当違いの場所(普通に道ですから)で酒を飲んでいて五月蝿いのに、割れたガラスの破片を撒き散らしているのです。
本当に危険です。
もうね、かなり頭にきて、殴ってやろうと戻りかけました。
そこで思い出しました。
「俺は明日から旅行だ。わざわざ怪我しそうなことをする必要などない」
思いなおし、引き返しました。
どうせ、私にはなんの実害もないですしね。近所じゃないし、五月蝿さも感じないと。
ただただ、これらの生き物にムカついただけです。
ほんと、情けない生き物です。
自分では何もできない。なにかする頭も根性もない生き物。
一人でいられるほどの強さもないから、徒党を組まないと安心できない。
全員、金髪でした。ほんと、頭の悪そうな格好。
逆光で薄暗かったので、顔までは見えませんでしたけどね。なので、年齢も分かりません。精神年齢は3歳児ですけど。実年齢で3歳児なら可愛くて好きなんですけど、こいつらはいい年して餓鬼ですから、許しがたいわけです。
一人が女を連れてきているらしく、馴れ馴れしく肩を抱いていましたけど、こういうレベルの生き物たちの恋愛って、本当にしゃらくさく感じるんですよね。
餓鬼同士がゴッコしているようにしか見えなくて。
夏になると、こういうのってアチコチにわくんですよね。外にいても寒くないから。
んで、明るいところに集まるわけです。
虫と同じですな。
やっぱり、こういう生き物を人間って呼ばないよ。
こういうのにも人権を認めるっておかしいよ。人間じゃないんだから。
ま、それを言い出すと、認めるか否かの基準をどうやって設定するのかって話になりますけどね。
こいつらみんな、なんの頭もないから、人のことを思いやることができず、ただただ迷惑な行為をしているだけだし。自分のことしか考えられない。
さらに、なんの度胸も覚悟もないから、金髪とかにして虚勢を張ってないと心配なわけです。
殴り合いの喧嘩なぞしたこともないでしょうしね。
同レベルの生き物との馴れ合いしかした事のない生き物です。
頭もない。心もない。
こういうのを人間とは言いませんね。
人間に似た何かです。
こんな生き物にならないよう、人は日々努力するわけです。
強くなって、人に優しくするのです。
なるべく人に親切にしたいと。
みんなから愛されたいと。
みんなを愛したいと。
それが人ってもんです。
思いやり。これこそが人を人たらしめている要素ですから。
毎年、夏と冬に馬鹿ドライブと称して無駄に草臥れる車の旅をしていることは以前書きましたが、今回のはその夏版です。
いつもなら2泊3日でいくのですが、友人の仕事の都合で、今年は1泊になってしまいました・・・。
残念ですが、仕方ありませんね。この年になってこればそんなことザラですし。
ああ、これからもっと旅がしづらくなるんだろうなあ。
結婚とか出産とか育児とか。
私には当分縁のない話ですがね。
今年は黒部ダム周辺に行く予定です。
ちょっと今年1月の冬ドラに比べてスケールが小さいですが、まあいいでしょう。
チャンスはまたあります。
冬ドラなんて、3泊4日で宮島とか直島とか行ってましたからね。気合いはいりすぎ。
そんな訳で旅行中につき、模型はできません。
また。
~追記~
WAVEさんのFSS20周年記念のKOGの詳細。漸く上がってきました。
買うつもりはなかったのですが・・・。
カッコいい!!
写真を見るだに溜め息が出ましたね。思っていたよりも全然格好いい。
いや、やばいくらいに格好いいです。
買いたくねえけど、欲しいなあ。
どうなんだろ?3~5万くらいになるんでしょうが、高いです。
普通の1/100サイズのお値段以上ですから。
造形的に大好きなボークスさんの1/100KOG・ver3でさえ、3万ちょっとですからね。
あと気になるのが製法。
インサート成型として、クリアレジンの内側に金の整形色のカラーレジンを入れるって技術は確かに凄いんですが・・・、模型としての限界性能が低くなってしまうんではないかな?
金のカラーレジンのところに墨入れをしてメリハリを出せなくなるわけですし。
それ以上に、ゴールドという難しい色を塗装できないわけですから、元の色がかなり良くないと満足できないかと。
かといって、おそらく塗装できるであろう頭以外の金色部分だけ塗装してしまっては、今度は塗装ができない頭との色味が変わってしまう・・・。
結局、クリアのところはどういう風に塗装すれば見栄えが良くなるんだろう?
今までどおり、クリアカラー?クリアイエローにゴールドを少量混ぜて塗装するのかな?
難しいところですねえ。
KOGにクリアレジンはいらないと思うんですよ。
実際には、かなりユーザーフレンドリーな構造なんだと思うんですよ。
塗装とか模型に関する工作が苦手な人向けに、こういった構造やらを考えているんだと分かるんです。
が、完成品の2歩手前みたいな構造では、最初に言った「模型としての限界性能」が低くなってしまうわけです。
自分で色々とやるからこそ、完成品では出せないクオリティを出せる。それが模型の楽しみですから。
まだまだ情報が少ないので分からないことが多いですから、実際にどうなるかわかりませんけど。
ん~。造形としては非常にいいKOGですが、模型としてどうなのか?コストパフォーマンスとしてはどうなのか?
ちょっと不安です。
FSSガレキってものは、その超絶ディテールの再現に恐ろしく手間がかかるものですから、当然そこらのガレキよりも高いんですよね。
それをさらに高くしてしまうってのは・・・。
まあ、クオリティ次第かな。
でも格好いいよなあ。
かなり強いリビドーが湧き上がってきています。
抑えられるかな?
今後、同じFSSでもエンゲージのプラキットも控えているしなあ(これは買うこと決定。3800円くらいだっけ?ちょっと高い気もするけど)。
他にも、秋口くらいから、かなり魅力的な模型が発売されますからねえ。
ん~、貯金は崩したくない~!!
例によって、たいしたことは書いてません。よって、ここで止めるのが、正しい姿勢というべきでしょう。
さて、どこかでも書きましたけど、私は音楽が好きです。
そりゃ、どこに行っても音楽が聴ける昨今、音楽が嫌いなんていう人がいるとは思えませんけどね。
でも、そういうレベルで言っているのではありません。
私、恥ずかしながら作曲もしたことがありますし、ちょっとだけですけどバンドでライブなどもやったことがあります。
こういう次元での「好き」です。
で、そんな好きな音楽ですが、特に好きなジャンルとかはないようです。よく「自分は拘っている」と主張したい勘違い野郎は、「ハードロックだけしか聞かない」とか「ラップが最高」とか言いたがりますけど、それって嘘だと思ってます。
本当に音楽って物が好きなら、ジャンルなんて些細なことです。
クラシックは大好きですし、ジャズだって大好物です。ソウルもファンクもカントリーもオペラもシャンソンだって好きです。
とりわけ好きなのは、やっぱりロックですけどね。
ただ、ヒッピホップやラップは、御免なさい。大嫌いです。聴いていて面白くもなんともない。
あれ、音楽じゃないだろうと思ってます。
情緒も感傷も優しさも爽快さも何にもない。ただの音。ノイズ。
同じフレーズの繰り返し。何の変化もなくダラダラやっているだけ。
やっている奴の自己満足にしか聞こえません。
一番ムカつくのは、かつての名曲をラップでカバーする連中です。
許しがたいです。
サビの部分だけ普通に歌って、あとはサビのコードを延々と流し続ける上にラップを乗せるだけ。
猿ですか?
それは、名曲に対する冒涜ですよ?
マービン・ゲイの「you are everything」も、シェリル・リンの「got to be real」もやられてしまいました。
そんな冒涜されてしまった名曲の一つ。「stand by me」
心底、名曲です。
私が生まれる遥か以前の曲ですが、その鮮やかさはいまだ色褪せることはありません。
知らない人はいないとは思いますけど、念のため。
http://www.youtube.com/watch?v=FX--7gFHkU0&mode=related&search=
そう。映画「スタンド・バイ・ミー」のテーマソングとして有名ですね。
このPVも、映画のものなのでしょうね。リバー・フェニックスとか出てますし。
stand by me。名曲であるが故に、様々なアーティストによってカバーされていますね。
ホント、何個のバージョンがあるんだろうって思います。
が、狭量な話ですが、私はBen・E・Kingのものしか、オリジナルしか認められないのです。
ジョン・レノンですら全然駄目なのです。
あの優しいベースに乗せて聴こえてくる、哀しげなハスキーボイス。
When the night has come
And the land is dark
And the moon is the only light we see
No, I won't be afraid
Oh, I won't be afraid
Just as long as you stand
stand by me
So, darling darling
Stand by me
If the sky that we look upon
Should tumble and fall
Or the mountain
Should crumble to the sea
I won't cry, I won't cry
No, I won't shed a tear
Just as long as you stand
stand by me
Darling darling
Stand by me
Whenever you're in trouble
Won't you stand by me
夜の闇が世界を覆い、見えるものは月だけになっても、僕は怖くないよ。
君が側にいてくれるから。
空が落ちようとも。山が崩れて海になっても。
決して涙を流しはしない。
だって君がいてくれるから。
君が辛い時、いつだって僕は側にいるよ・・・
そんな意味ですな。
なんて優しい歌詞でしょう。
愛だの恋だの想像力の欠片もない歌詞が多い昨今、こんな優しい歌詞の曲って滅多にないですね。
この歌詞から惚れた腫れたを読んでしまう人は、そういう風潮に脳を冒されているのですな。可哀相に。
これって、極限の孤独を歌ったものなのです。
たった独りで満天の星を見上げている時の歌なのです。
孤独の中にいるから、独りでは生きられないって分かる歌なのです。
独りの哀しさを詠った歌なのですよ。
古い名曲でありながら、映画によって知ったって人がほとんどだと思うこの曲ですが、私は幸運なことに映画よりも前に知りました。
なので、先行イメージがないので、とても素直にこの曲を聴けます。
その知ったきっかけがなかなか素敵です。
中学の頃、シコちゃんという理科の先生がいたのですよ。その人が音楽好きで、たまに授業を潰してギターの弾き語りをしてくれたのです。
その時、必ずやったのがこの曲でした。
嗚呼、懐かしい・・・。
私が中2の時、当時の親友が引っ越すことになりました。
そこでお別れ会として、シコちゃんが授業を潰し(担任だった)てくれたのです。
私は一番の友人だったため、別れの挨拶をみんなの前で喋りました。
司会の奴が段取りを間違えまして、最後に言う筈の別れの挨拶を、開会初っ端で喋らされました。
お陰で全然内容を考える暇もなかったですし、グダグダになってしまいましたけどね。
後々、司会の奴(女の子)が来て、「ゴメンネ。間違えちゃった」と。
もういいよって感じですけどね。
ま、聴いていた人に、「お前、良いこというじゃん」なんていわれましたけど、どう考えたってまとまった内容ではありませんでした。
何を言ったのか、私ももうほとんど覚えておりません。
んで、閉会の時、シコちゃんが弾いてくれたんですよ。「stand by me」を。
その時、卒然とこの歌詞の意味が理解できたんですけどね。
「だから、そばにいて欲しい」
恥ずかしいことですが、ほんのちょっぴり泣いてしまったかな。
少年期の友人の多くがそうであるように、彼とはそれ以来会っていない。
「模型はもう辞めてしまおうか・・・」
なんて思っております。
いえ、嘘です。そこまでは考えておりません。これまでに買った大量の在庫を作り上げてから、こういった御託は言いましょうね、俺。
というか、サザビーを見る度にウンザリしてしまうだけなんですけどね。
これって、根本的に格好悪いぞ
とね。どこをどう弄れば良くなるとかってレベルじゃないのです。
例えて言うなら、私を女装させて綺麗に化粧をしたからって、美人にはなれっこないのと同じです。
骨格から無理なのです。
ま、求めているクオリティがハイコンなので、私の腕では土台無理な話なんですけど。
根本的に弄るとか、ほとんどフルスクラッチとか、私の技量と根性を遥かに上回ることはできませんよ。
今までだって、ちょっと弄って格好よく見えないかなってセコイこと考えていたわけですからね。
さて、そんなわけで戯言でも。
私、音楽が好きでして、結構聴いています。最近はあまり聴かなくなったかな。CDも買ってないし。
で、コレクション(?)ともいうべきCDが100枚以上もあるわけですが、そのほとんどが、高校生の頃に買った古いものです。
最近は、年に1枚~3枚程度しか買いませんね。
好きな奴らがなかなか新作を出さないので。死んでしまった人も多いですしね。マービン・ゲイとか。
その昔の曲、いまだに聞いていますが飽きません。
一番好きなバンド、ボストン。出会いが高2の時ですから、かれこれ一昔前ですか・・・。
出会いは鮮烈で、ラジオで聴いたその日にCDを買いました。
その翌日、すべてのアルバムを揃えました。
熱いですな。その行動力。
初めて聴いたボストンサウンドは、4枚目のアルバムでした。「walk on」というタイトルですが、最初は「four real」という名前が付いていたようです。
こっちの方が格好いいけどな。3枚目の「third stage」になぞらえていて。ちなみに1枚目はそのまんま「boston」。二枚目は「dont lock back」です。
それら4枚のアルバム。何度聞き返しても飽きません。10年以上も聴いているのに、まったく飽きないのです。
不思議だなあ。
4枚しかアルバムを出していないから、最近の邦楽のペースで物を考えると、ごくキャリアの浅いバンドなんだろうと考えてしまいそうです。
が、実はこの人たちのデビューは、1976年だったりします。
30年選手ですよ。
ってか、この人たち、というよりもバンドの中心人物のトム・ショルツさんが、仕事が丁寧すぎるというか職人気質というか、自分が納得できるまで音を弄り続ける人なんですね。
もっと根本的に、まずは楽器から造る人なんですよ。
ええ、楽器を造ってます、この人。
なんでも自分で楽器メーカーを経営していて、バンドがアルバムを出すのはそのプロモという位置づけらしいんですね。
だから、徹底的に音を作りこんでいくと。
驚くのは、このご時世にシンセサイザーもコンピューターもを使っていないってことです。
音はすべて手製。実際に楽器を演奏した音。デビュー当時から今までずっと、このポリシーを貫いているそうです。
それで、シンセなどを使った音を遥かに凌駕する音質と重厚さを出すんだから、そりゃ時間かかるわな。
最初は純粋にバンドとしてデビューしたんですけど。
発売年をざっと見ると、
1枚目:1976年
2枚目:1978年
3枚目:1986年
4枚目:1994年
おいおいと思いますね。2枚目以降は8年ごとかよと。
4枚目を買ったとき、たまたまボストンファンが身近にいまして、彼とよく話していたもんです。
「5枚目は2002年に発売だね。先は長いよ」
と。
本当に2002年でした。5枚目の発売が。
8年間待ってましたからね。急いでレコード屋に買いに行きました。んで、帰り車の中で聴きましたとさ。
1曲目「I had a good time」。まさにボストンでした。これがボストン。聴きたかった音。8年間待っていたロック。
これを聴いている時、何でか知りませんけども、涙が出てきました。
楽しかったよね。この8年。
そんな感じで。
楽しかったのかどうなのか良く分かりませんけども、少なくともいろんなことがありましたからね。
でも、この曲を聴いていると、
「グダグダ言ってもはじまらねえや。なんだか楽しかった気がしてきたぜ、こちとら!!(べらんめえ調で)」
そんな感じになるから不思議です。
相変わらず、無反省にご機嫌なギターと重いドラム。ロックのくせにコーラスぶりぶりなところも。
みんな8年前と同じでした。
この8年の間に変わってしまった自分がいて、でも8年前、いやいや26年前からずっと同じ、失わない輝きを放つ音楽たち。
失ったものはとても多く、しかも大きいものばかりだったけど、まだ俺の心は潰れてはいない。
そんな気がしてきたのでしょう。
以来、元気がなくなるとこの曲を聴いています。
音楽を聴いて涙を流したのはこれが初めてでした。
バラードでもなければクラシックでもありません。
無反省で軽快なロック。それを聴いて涙するとは・・・。
自分でも不思議でしたねえ。
次の発売は2010年ですかね?
待機状態の折り返しは過ぎました。あと3年ですね。
最後に女の人が言うんですね。
I wanna do that again
何度でもやっちゃってください。俺、待ってますから。
立派なオッサンになっても、ロックを聴き続けますから。無反省に暴れ続けますから。
嵐に遭遇した1隻の船が沈没してしまいました。
その船に乗っていた人たちの中で、5人が運良く二隻の救命ボートに乗ることが出来ました。
1隻のボートには、若い女性、水夫、それに老人。この三人が乗りました。
もう1隻には、若い女性のフィアンセとその親友。この二人が乗りました。
悪天候のもと、波に揺られる間に二隻のボートは別れ別れになってしまいました。
若い女性の乗ったボートはある小島に付きました。嵐を乗り切ったボートは壊れてしまいました。
フィアンセと離れ離れになってしまった若い女性は、フィアンセの消息を掴もうと、もう1隻のボートを探しましたが、見つかりませんでした。
翌日、天候が回復したので若い女性はなおもフィアンセを捜し求めました。
けれども、その消息はつかめなかったのです。
しかし、若い女性は海の彼方に小さな島影を認めました。
若い女性は矢も立ても溜まらず、フィアンセを探したい一心で、水夫に、
「ボートを修理して、私をあの島に連れて行ってください」
そう懇願しました。
水夫は言いました。
「あなたの願いに応じてもよい。ただし、一つだけ条件がある。それを飲めば、必ずあなたを連れて行ってやろう」
その条件とは・・・
水夫と一夜を共にすること。
若い女性は即座に拒否し、今度はもう一人の助かった人物、老人のもとに行って頼みました。
が、老人は問題の渦中に巻き込まれるのを欲しませんでした。
若い女性は悩みぬいたあげく、水夫の条件を飲みました。
翌日、水夫はボートを修理し、若い女性をその島に連れて行ってやりました。
フィアンセの姿を遠くから見つけた若い女性は、浜辺に着くや遅しとボートから飛び出して駆け上がり、フィアンセの腕の中に飛び込みました。
フィアンセの暖かい腕の中で、若い女性は昨夜の水夫との出来事を話そうかどうか迷いましたが、思い切って打ち明けました。
それを聴いたフィアンセは怒り、若い女性を軽蔑しました。
そして、若い女性を捨てて、どこかへ行ってしまいました。
哀しみに打ちひしがれた若い女性は、フィアンセの親友のところへと行き、泣きながらその事を話しました。
それを聴いた親友は彼女に同情し、フィアンセを探し出し、荒々しく殴りました。
その後、フィアンセがどこかに去ったあと、若い女性とフィアンセの親友は、夕日が沈む海岸で、大声で笑い出しました。
・・・以上。
さて、
若い女性。
そのフィアンセ。
その親友。
水夫。
老人。
この中で、一番の悪党は誰でしょう?
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