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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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夢のお話です。

腕の痛みの煙草の関係の夢を見た次の日に、この夢を見てしまいました。
連日連日、本当に私はドリーマーです。

今回はある意味恐怖物です。
実際、私は夢の中で怖かったです。死にかけたんですからね。

では、はじまり~。


私と友人の佐○と、他女の子(不明人物)と犬がチームを組んで動いていた。
なぜか誰にも見つからないように、隠れながら移動していた。
手にはちょっと小さめなライフルを持っている。
場所はなぜか、私が通っていた小学校だった。(学校の登場率が高いですな)

校庭を横切り、私たちは周囲の様子を窺う。
誰にも見つからなかったようだ・・・。私たちは安堵する。
と、そこで一言言った奴がいた。犬が喋っているのだ。(夢の中なので・・・)

「ねえ、俺たち危険だよ。あそこに奴がいるよ」
と。

私たちは俄然緊張した。「あそこ」を窺うと・・・いた!!奴だ。
その正体は、体長3mを超す熊なのだ。私たちは、どうやら熊から逃げ隠れしていたらしい。
見つかれば襲い掛かってくるという確信がある。
手に持ったライフルは戦うためだったのか。

私たちは隠密行動をして、校庭にある体育倉庫に登る。
ここならひとまずは安心だ。

(この位置関係は、知らない人には分かり辛いのですが、校庭の端っこに倉庫があって、その脇にウンテイがあるんです。
で、そのウンテイを上手に使えば、倉庫の上に登れるんですよ。
ええ、これは実際の小学校もそうなっていました)

倉庫の上に登ったはいいが、熊は倉庫のすぐ下で獲物を探している。まだ私たちには気がついていないようだが・・・。
このままでは、私たちは倉庫から下りることもできずに、いずれ熊に見つかり、奴らの一族(一匹ではないのだ)食われてしまうだろう。
何とかしなければ。

私たちは戦うことを決意する。
手に持ったライフルが役に立つ時が来たのだ。

私は進言する。
「熊の弱点は眉間だという。こんなヘボいライフルでも、眉間を狙い撃ちすれば倒せるのではないか?」
それを受けて、友人が熊を撃つ

シュート!!

外しやがった!!
私たちに気がつく熊。猛然とこちらに走りより、私たちと同じようにウンテイから倉庫の上に登って来た。
まずい。非常にまずい状況ではないか。

倉庫の上に熊が登って来た瞬間を狙って、私が撃つ!!
が、これも微妙に外れ、ほっぺたに当たってしまう。

駄目だ。逃げろ!!

倉庫から飛び降りる佐○と犬。
が、女の子は躊躇している。
阿呆か、貴様!!
私はその子の腰を抱いて、飛ぶ。
そこに間一髪で遅れた熊も飛び降りた。

落下中に下を見ると、かなり倉庫が高かったことが分かる。高さが10mくらい。(本当は4mくらい)
で、倉庫の脇にちょっとした建物があることに気が付く。これの高さは4mくらい。(そんなものは現実にはない)
倉庫とこの建物の隙間に熊を落せば助かると、私は閃いた。

落下しながらライフルでもって、私は熊を突き飛ばす。
熊の落下予測地点がずれ、まんまと隙間に落ち、私たち3人と1匹は建物の上に着地した。
ひとまず助かった。

が、安心してもいられないことが判明。
この建物。すごくもろいのだ。
体長3mの熊がその気になれば、アッサリと破壊できる程度の強度しかない。

ここは、熊の隙をみて、ここから飛び降り、もう一度あの倉庫の上に行くしかない。
そう進言する。

私たちを食ってやろうと、建物の周りをグルグルと回る熊。
一番距離が遠くなったところで、私たちは飛び降り、走った。
数秒置いて、私たちの脱出に気がつく熊。猛然と追いかけてくる。

何とか倉庫の上に登ることが出来たが、すぐに熊も登ってくるだろう。
私はライフルを構える。
熊が現れた瞬間狙って撃つ!
微妙に外れる。眉間にドンピシャではなく、なぜか数cm外れるのだ。
大体、ライフルの性能が凄く悪いのだ。

何度もリロードして撃つ。
ドンピシャではないものの、眉間周辺に弾を喰らったからだろうか?ダメージが蓄積したみたいで、徐々に動きが鈍くなる熊。
しかも何だか知らないが、ダメージを受けるごとに体が小さくなっていくようだ。(まるでゲームみたいだ)

ダメージを受けすぎた熊は、とうとう女の子になってしまった。(夢なので、整合性はね・・・)
そこで私のライフルの弾も切れる。

なぜだか知らないが、私にはこんな確信がある。
ここでこいつを殺しきらないと、ダメージが回復したらまた3mの熊に戻って、私たちを襲ってくる筈だと。
佐○に向かって、私は叫ぶ。
「お前の銃をよこせ!!」

が、佐○はなんと、熊の成れの果ての女の子と親しく語りだし(夢なので)、手持ちの唯一の武器、ライフルまで手渡してしまったではないか!!

私は地団駄踏む。
「何をやってるんだ。折角ここまでこぎつけたのに。すべては水の泡じゃないか」

ドアホウ!!


・・・覚醒。

いや~。変な夢だった。
分析不能。
結局、戦っていたのは俺だけか?
そんな役回りには慣れているけどさ。夢の中までそうである必要はないだろうに・・・。

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