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さて、いよいよ始まりました。人生初の、シリーズ通しての作成です。
構想3ヶ月。長い熟考の末に始まり、工程はダラダラと進んでいく流れとなるでしょう。
逆シャア祭りの第一弾は、ジェガンです。
ガンダム史上最高の雑魚キャラ、ジム。そいつのひ孫くらいにあたる本機体は、映画の中で大層な大活躍をしておりました。
ええ、やられ役として。
私の記憶にある限り、敵の雑魚ギラ・ドーガすら落していないのでは?
やられてばっかのジェガンさんです。
が、デザインはジム系の中では格好いい部類だと思っております。
ジムって最近のリデザインをみても、どこか愛嬌があるというか、頭弱そうというか。
でも、ジェガンさんはちょっと格好いいです。顔も悪そうですし。
説明書によると、逆シャアシリーズの第五弾として、88年3月に発売された模様です。
丁度19年前ですか・・・。あのころ、私は今に輪をかけてハナタレ小僧でしたからねえ。
ちなみに、このシリーズの第一弾は、おそらくですが(持っていない)νガンダムです。
いきなり主役機をだしたわけです。最近でもこの傾向はありますよね。
主役機を早く出してシリーズを通して売ろうとする気持ちは分かるのですが、その方針のお陰で、主役機が一番、シリーズの中でデキが悪くなるわけです。
でも、推測ですが、このシリーズは、すべての設計が終了した段階で、第一弾を発売していると思います。
なので、シリーズ通して、デキは同じだと思います。構造という意味ではですが。
なぜこんな推測が成り立つかと言うと、シリーズのすべてのキットに使っているポリが完全に同じだから!!
ひどい流用ですな。ジェガンもνもサザビーも、果てはαアジールも、みんな同じポリキャップですよ。
関節の数も同じですよ。だって、ポリの数に限界があるんですからね。
これ以前のガンプラシリーズは、残念ながらシリーズ物で作ったことがないのでどうだったか知りません。Zシリーズなら幾らか作りましたが、覚えてません。
ま、最近のMGやHGUCでもポリパーツ流用は当たり前ですけどね。
それにしたって、もう少しマシな感じでやってはいますが。
早速、パーツチェックです。
最近のキットしか作った事のない子供たちは驚くでしょうね。
パーツはこれだけです。当時はこれが普通だったのです。
逆シャアの直後に出たシリーズ、センチネルのキットは、かなりパーツが増えて、100個とかになりましたがね。
旧Ex-Sは、120個くらいあった気が。その分、お値段も1400円とかになりましたけど。
ジェガンさんのパーツを数えてみます。
ランナー数。
プラ:3枚。
ポリ:1枚。
計4枚。
パーツ数。
プラ:64個。
ポリ:13個。
計77個。
非常に少ないですね。小学生でも、数時間もあれば組み立て終了までいけるでしょう。
この頃はまだ、ガンプラは子供の遊びだったのです。
現在は、大人向けの精巧で高価な物になっていますが。
とすると、あと20年もすれば、ガンプラは消えてなくなるということです。
現在のメインターゲットである大人が作るのを止めたら、もう誰も作らなくなってしまうんですからね。
次世代ユーザーを開拓するためにも、低価格シリーズを残しておくべきだったのではないかと思います。FGとかね。
最近、どんどんガンプラは高価格化していって、根本を忘れているような気がしますねえ。
20年後には、組み立てキットはなくなり、完成品のトイだけになるのでしょうね。
作る楽しみを忘れちまった子供たち。
寂しいことです。
気になったので、ランナータグを調べて見ました。
生産は96年10月だそうです。
10年4ヶ月前!!
今現在、ガンプラを作っている子供たちの中には、このキットが生産された頃にまだ生まれていなかった子もいることでしょう。
十年一昔です。ガンプラの歴史を感じますね。
他には、得に気になるパーツはありません。旧キット基準の私ですから、いたって普通です。通常です。
むしろ、MGの方が異常だと、未だに感じています。
数年前のMGでも使われていた部品。 ↓
ビスですね。今のMGのビスは、ポリの保持力強化や調節に使われますが、当時はパーツの固定のために使われておりました。
というのも当時、まだスナップフィット、すなわち接着剤要らずのはめ込み式が完全ではなく、ビスで固定したのです。
ここで、当然の疑問として浮かび上がってくるのが、
「ビスの穴はどうなっていたのか?」
ですね。
MGならば、内部フレームにしかビスを使わないので、装甲をつけると見えなくなりました。
いやさ、フレーム自体でビスを隠す構造になっているものもありましたね。
が、この時代のガンプラは、フレームなどという発想がない時代です。
ランナーを見れば一目瞭然ですが、当時のキットは、左右からの挟みこみ式が当たり前です。
どうやってビスの帳尻を合わせるつもりか?
ま、作成していけば、追々分かることでしょう。
先ほど、ポリはシリーズ通して完全流用といいましたが、上の写真のがそうです。
逆シャアシリーズは、すべてこのポリランナーです。
脇に一個だけはみ出している奴。これ、ほとんどのキットで使いません。
一体、誰が使うことになるのか?
そうそう、当時としては当たり前でしたが、今では間抜けすぎるネタもありました。
塗装解説です。
ランナーに付けたまま、塗装をしています。
いや~。馬鹿ですねえ。こんな間違ったことを子供に教えてはいけませんよ。
だって、こんな状態で塗装をしたら、ランナーから切り取ったが最後、ゲート跡が目立つし。
合わせ目処理をすると、塗装が剥がれるし。
訳が分かりませんね。
塗装の意味ねーじゃん!!
でも、そうじゃないのです。確かに馬鹿っぽいですが、この状態で色を説明してもらった方が、塗る側としては分かりやすいのですよ。
完成後の写真とかだと、隠れてしまう場所、例えば脇の下なんてどんな感じ(色ではなく、塗装する場所など)で塗っているのか分かりませんからね。
この説明。センチネルの頃までやっておりました。
ZとZZの時代はどうだったか?丸っきり覚えておりません。
今回の説明で困ったのが、本体色の緑色。これの説明がないんですよ。何色と何色を混ぜるとかがない!!
一番、塗る面積が多く、目立つ色なのに。
要するに、成型色を生かして作れということでしょうか?
自前で、勘と経験を頼りに調色しろということでしょうか!
困りましたねえ。
どうしたって、盾は本体色のグリーンで塗らなければならないのに。どうなってやがるんだぜ?
と思ったら、書いてありました。上のほうに。
デイトナグリーンに白を混ぜて作るそうです。成る程。
ま、こんな感じで、昨今のキットに比べれば、恐ろしく単純な構造です。
同じ1/144の筈のフライルーとは雲泥の差ですね。ま、フライルーはMGクラスでしたが。
サクサクと組み上げてしまいましょう。
作成は次回から。
では。
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