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☆2015年追記
この記事は2011年に書かれたものであり、2015年現在ではもはや通用するものではありません。
というのも、2014年春にタミヤが1/72でF-16CJを出したからです。その後、2015年2月にフル武装版を出したことで、決定版について議論する必要性が完全に失われたのです。
そうです。タミヤ版1/72 F-16は、それほどに凄まじいスーパーキットです。
ですので、現在はF-16が作りたければ、タミヤ版を買えば間違いありません。
ええ、全く疑いの余地はありません。
値段も、フル武装版で2000円ちょっとで変えますし、それよりも高い海外メーカーのキットを買う必要もありません。
タミヤ版を除いて現時点で、デカールを除きキット単体で作る価値のあるものは、ハセガワ版くらいでしょう。
30年近く前のキットですから、値段も安く、しかもクオリティも充分に高いです。
また、タミヤ版の大きな欠点ですが、発売されているのがCJだけというのが、F-16LOVERには悲しいところです。
通称ビッグマウスのみしか出してませんので、その前のA~C型を作れないのです。
CJフル武装版を出してからもう1年半も経ってますし、そろそろバリエーションでC型も出してもらいたいものです。
特にC型は格好いいマーキングが豊富ですからね。
とまあ、そういうバリエーション違いを作りたいという方には、やはりハセガワ版がオススメです。
あ、アカデミーもC型は出してるね。ただ、ノーズコーンがねえ・・・。
結局、タミヤが過去作を完全に陳腐化する超絶ファルコンを72で出してくれたお陰で、多数ある他社のF-16のほとんどは駆逐され、
クオリティを求めるならばタミヤ版
バリエーションやコストパフォーマンスを求めるならばハセガワ版
という状態に落ち着きました。
タミヤには、せめてC型のバリエーション展開を熱望するとして、追記終了です。
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全国2000万のF-16LOVERの皆さん。お元気でしょうか?
スケールモデルを作るにあたって最初の難関が、
「どこのメーカーのキットがいいの?」
ずばり、これでしょう。
意外と、メーカーごとの詳細って分かりませんよね。
国産であるハセガワさんなら、ネットで検索すれば大抵のキットの作例は見られます。
が、海外製キットとなると・・・。かなり見つけにくいです。
仮に見つけても、改造してあったりすると、参考にならないし。
結局、色々調べては見たけれど、どこのキットのどこがどう良いのか悪いのか、サッパリ分かりませんよね。
F-16LOVEな私には幸せなことに、キットに恵まれています。
多分、現用戦闘機の中で、一番キットの種類が豊富な戦闘機でしょう。
ただ、恵まれていればいるほど、悩ましいのも事実です。
どのF-16を買っていいのか分からん!!
良いのか悪いのか以前に、どこがどう違うのか、ネットで調べても中々分からないのが現状です。
あるネットショップだと、説明書の組立図を載せてくれているので、パーツ構成は分かるのですが、そのディテールとなると、まずネットでの調査は難しいです。
そもそも、スケールモデルにはコピーキットという忌まわしい風習が根強くあり、下手に海外製キットを買うと、国産キットの劣化コピーだったなんてこともあります
それだけなら海外製、というかアジア圏のキットを買わなければいいのですが、ただの劣化コピーではなく良化コピーもあったりするから、更に自体を複雑化させています。
まるで、クレタ島の住人はみんな嘘つきだと、クレタ島の住人に言われているような気持ちです。
誰が敵か?誰が味方か?
このように、スケールモデルを作りたい人にとって、事態は混迷を極めています。
世界のハセガワといっても、商品宣伝にはほとんど力を入れておらず、内容の詳細をちゃんとサイトで乗せているキットなんて、ほとんどありません。
小さな写真一枚だけあれば良い方で、下手すれば実機の写真が一枚あるだけ。
最悪、イメージイラスト一枚で終わり・・・。
ユーザーを舐めんな!!
ごめんなさい。言い方悪いですけど、正直、こう思いますよ。
内容も伝えないまま、キットを買わせるつもりかと。
というか、それで売れると思っているのかと。
エアモデル買う人なら、どんな形してるか知ってるでしょってことでしょうか?
それとも、既存のバリエーションキットだから、分かってるでしょってことでしょうか?
いずれにしても、こういうメーカーのユーザーに対する甘えはよくないと思うのです。
こんなことをやっているから、初心者に敷居が高くなり、更にスケモの衰退が加速するのです。
とはいえ、メーカーがやってくれない以上、ユーザーも頑張る必要があるわけです。
ある程度、自分を犠牲にしてね。
何でもかんでも、メーカーの責任だ!なんて言ってたら、ただ権利主張を繰り返すばかりの愚民ですから。
日本が豊かになったからか、こういう輩はかなりいるんですけどね。
責任はすべて他者に押し付けて、労力と時間を無視した結果だけを手に入れようとする愚民が。
双方の思いやりと歩み寄りが必要です。
それができれば、相乗効果で、もっともっと良い世界になります。
そんな訳で、F-16LOVEの皆さんの参考になればと思い、各社のF-16を写真で比較してみようかと思います。
とはいえ、F-16すべてのキットを手に入れるなど事実上不可能です。お金も勿体ないしね。
なので、ハセガワ、イタレリ、フジミ、レベル、アカデミーという代表的なメーカーのF-16を比較してみようかと思います。
ま、ハセガワ製はF-16LOVEな皆さんなら大体知っていると思うので、あえてする必要はないかもしれませんけどね。
あくまで、良く分からん人向けです。
下のリンクから、各ページに飛んでください。
フジミのF-16はコチラ
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/829/
イタレリのF-16はコチラ
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/830/
レベルのF-16はコチラ
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/831/
ハセガワのF-16はコチラ
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/832/
アカデミーのF-16はコチラ
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/833/
ここからは、各社F-16キットを比較しての総括レビューです。
各ページでも書きましたが、ここでも一応書いておきます。
この比較は、あくまでパーツレベルでの比較です。
ハセガワさんのF-16は実際に作りましたが、他のメーカーのはまだです。
ですから、当然キットの根本的なデキである、パーツの精度などは分かりません。
どんなにディテールが優れていようとも、パーツがまったく合わないのでは、そのキットは駄作以外何物でもありません。
しかし、私は作っていないので、実際に作らなければわからないことは分かりません。
どんなに顔は可愛くて凄い美人でも、脱がせたら凄まじいまでのタレパイだったら、無理でしょ?男として。
パーツレベルとは、人間で言えば顔です。顔だけ見て、この比較レビューを書いているわけです。
ですから、どれだけヨセアゲしているかまでは、私には分かりません。
脱がせてませんから。
その辺はご自分でお確かめ下さい。
まあ、私もいずれ作ると思うので、その時はちゃんと書きますけどね。長短を。
さて、まずは簡単に書きましょうか。
アカデミー>>>レベル≧ハセガワ>>フジミ>イタレリ
こんな印象です。
私は実機の再現度というのは、あまり念頭においてません。
というか、実機のことをそこまで知らないのです。
パネルラインがどうとか、サイズや長さがどうとか、そんなことは知りません。
簡単に言えば、キットとして格好いいかどうか。それだけです。
勿論、まったく実機と違うのではスケールモデルの意味がなくなってしまうので、フォルムは重要ですけどね。
ディテール面に関しては、格好良ければそれでいいという感じです。
まず、キットとしての格好良さ。
その上で、実機の再現度が高ければ尚良し。
そういう感じです。
簡単に言えば、
可愛ければ良し。
その上で、オッパイがナイスサイズなら尚良し。
更に、形が綺麗ならグレート。
しかも、薄ピンクならファッキングレート。
そういうことです。
なぜアカデミーの評価がこんなに高いのか?
簡単に言えば、精密感が圧倒的だからです。
1/72としては破格のモールド群。ここまでやるかというようなパーツ分割。
こういうところが、私のフェティシズムを刺激しました。
それまで、アカデミーはただのパクリ模型メーカーだと思っていた私の偏見を、ぶっ飛ばしましたね。
1/48に迫るディテールを1/72に掘り込むと、視覚的に情報が圧縮されて、ここまで密度感・精密感がでるのかと思いました。
まるで、タミヤの1/48・F-16を見たときの興奮と同種でした。
タミヤ版ヨンパチF-16も、1/32を圧縮したお陰で、密度感・精密感が半端なくなったわけですから。
その結果、ヨンパチF-16で、これ以上のキットはもう出ないとまで言われたわけですからね。
とはいえ、欠点もあるんですよね。アカデミー版。
やはり、ノーズコーンのシャクレがちょっとね。
ま、真横から見なければ、問題ないですよ。きっとね。
レベルは、ハセガワ版よりもずっと後に出ただけあって、ディテール再現は勝っているように感じます。
ただ、これも欠点が。
単座と複座の違いを、コックピット周辺を別パーツにすることで再現しているんですね。
この場合、モールドとは全然違う隙間が、その部分にできてしまうわけで、気になる人には気になるでしょうね。
ハセガワ版は、やはり20年来のスタンダードは伊達じゃないと言うところでしょうか。
必要充分なディテール再現。
作りやすい構成。
パーツの合いの良さ。
ほとんど完璧に格好いい全体のフォルム。
欠点がほぼありません。ま、ハセガワに多い、バリが面倒くさいですけどね。
レベルが若干上かとも思いますが、価格を考えれば(レベルはハセガワの倍以上)、ハセガワの方が総合的にいいかもしれませんね。
上の評価では真ん中扱いですが、価格や入手のし易さ、作りやすさなどを考えれば、アカデミーに匹敵するキットだと思います。
フジミは、コックピットがショボ過ぎるのと、モールドがほとんど死に掛けているので、素組みで作るにしても、結構手間がかかると思います。
やっぱり、フジミといえば、カーモデルなのかなあ。
ハセガワと言えばエアモデル。タミヤと言えばAFV。フジミと言えばカーモデル。
では、アオシマは何だ?艦船?
ま、フジミも、昔はかなりエアモデルを出していたんですけどね。
イタレリは、まず買わなくていいキットです。
これを買うなら、ハセガワでいいです。ハセガワがいいです。
価格も同じくらいなのですが、キットのデキに差がありすぎます。
まあ、フジミも結局は同じですけどね。
やっぱり、イタリア人だよねえ、って感じですか。
大味なんですよね。イタレリって。キット全般が。
運河モールドはいつものことだし、ディテールも少ないし。
武装の豊富さと、発売までの早さと、種類の多さ。これが、イタレリの武器でしょうか。
X-32をキット化するなんて、イタレリならではの行動力ですよ。
そんなところでしょうか。
約めて言えば、
ハセガワ買っとけば、間違いはなし!
作り易いし、手に入り易いし、安いし。
超絶ディテールを味わいたいなら、アカデミーを買えば間違いなし。
価格は高いが、モールドは圧倒的。ノーズコーンはアレだけど。
イタレリ、フジミは、ハセガワの前では霞んで見える。
レベルは、総合的にハセガワよりもデキがいいが、アカデミーがある以上、あまり存在感ない。
あとは、実際に作ってみてからのお楽しみ。
いつになるか分かりませんが、必ず全メーカーを作りますよ。
そして、各メーカー、各スケールのF-16を並べるのだ!!
それが、F-16LOVEである漢の掟なのだから!!!
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