その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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各社1/72・F-16キットの比較の、アカデミー編です。
他のメーカーは、
ハセガワ編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/832/
レベル編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/831/
イタレリ編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/830/
フジミ編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/829/
となっています。
また、総括編は、
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/834/
です。
最初に書いておきますが、あくまでパーツレベルでの比較です。
パーツを眺めるのと実際に作るのとでは、根本的に違うのは皆さんご承知ですね。
どんなにパーツに叩き込まれたディテールが優れていようとも、合いが悪かったりすれば台無しなわけです。
そういった組み立てなければ分からないことは、私には分かりません。
まだ組み立てていないので。
また、比較の物差しは、私が実際に作ったハセガワ製となります。
さて、1/72・F-16キットの大本命。アカデミー科学です。
実は、このキットを買って衝撃を受けたがゆえに、各社のキットの比較をしたくなったのです。
それほどに、凄まじい破壊力でした。私にとって。
そう、アカデミーのナナニーF-16はマジでやばい傑作キットです。
ちなみに、ベースのキットとなるCJ型は2008年発売です。一番新しいですね。
では、その素晴らしい内容の一旦をお伝えできればと思いますので、お付き合い下さい。
ついこの間発売になった、F-16C。
同時発売(?)でサンダーバードという航空ショー版限定品もありましたけど、やっぱり地味なミリタリー色の方が好きです。
さて、待望のアカデミー製F-16。
中身を確認しましょう。
構成。
他とあまり違いはありません。
ま、違う構成にするほうが難しいでしょうが。
強いて言えば、ハセガワと違い、レベルと同じくメインギア格納庫が別パーツとなっている点が特徴でしょうか。
本体。
モールドが 半端じゃないです。
本当に1/72か?って言いたくなるくらいの密度です。マジでタミヤの1/48に迫るディテールの濃さです。
ただディテールが細かく彫刻されているだけではありません。
モールドが繊細で綺麗です。ハセガワと同レベルですね。
機銃の部分が別パーツとなっています。
銃口の穴を再現するためかと思われます。
コックピット周辺。
圧巻ですね。
徹底された別パーツ化と、彫刻されたディテールが、これまで見てきたF-16とは別次元です。
とんでもないクオリティです。
翼。
やはり、ここもモールドが半端ではないですね。
おそらく、幾分かはアレンジが入っていると思うのですよ。実機にはないモールドとかリベットとか。
でも、こういう密度間は大好物です。
ランティングギア。
やはりここのディテールも美しいです。
詳細まで作りこみながらも、主脚を左右一体にしてくれたのは嬉しい判断です。
この方が単純に作り易い。
ノズル。
他のパーツと比較すると、ちょっと立体感に欠けるかなという印象ですが、他のメーカーに比べるといいと思います。
なにより、ノズルの内側の段差を再現している1/72はアカデミーくらいでは?
インテーク。
やはり圧倒的なディテールです。
それにしても、ここはどこも変わり映えしない構成ですね。
兵装。
分かりづらいかもしれませんが、兵装のパーツのディテールも、まったく手抜きがありません。
こんなのを見ると、他のキットのミサイルがノッペリし過ぎに感じてしまいます。
キャノピー。
クリアブラウンです。
残念なことに、パーティングラインが入っています。
多分、これは個体差ではなく仕様なので、2000番ペーパーとコンパウドを買ってきましょう。
このキットの残念だったところ。
デカールは綺麗なのですが、蜂の羽が滲んでる!!
多分、印刷がちゃんと乾く前に袋に入れてしまったのでしょう。摺れて滲んでいます。
これ、綺麗にできるのかな?
総評としては、圧倒的なF-16です。
1/72のキットとしては、決定版でしょう。
丁度F-16を作っているときに手に入れたから、より一層衝撃は増しました。
凄まじく密度感のあるモールドは、パーツを見ているだけで楽しいです。
ただ一点、大きな欠点があります。
ノーズコーンです。
アカデミーのサイトに詳細な写真が載っているので、気になる人は見てみてください。
その欠点を差し引いても、私が見た中では、1/72スケールの中では最も優れたF-16です。
これ以上に凄いF-16は、もうタミヤの1/48や1/32を買うしかないですね。
実は、アカデミーってメーカーに対する私の印象は、
「パクリ模型メーカー」
だったのです。
が、このキットを見て、印象がガラリと変わりました。
アッチのお国でも、お金さえかければこれだけ素晴らしいキットを作る技術があるんだねえ。
ハセガワさん。古いキットに追加パーツを付けただけでやけに高い値段にして売っている暇があるなら、金型をリニューアルしたほうがいいですよ。
ま、いまさらお金をかけられないんでしょうね。
ただでさえ腰の重いハセガワさんですから。
でも、アカデミーがこういうキットを出したから、もうパクられる心配ないぞ!
好機だ。今から新規金型でF-16を出して、もう一度A型からI型までやろうぜ!!
俺はついていくぞ!!
それにしても、アカデミーも進化したのだなあ。
このクオリティで1/72を出し続けたら、マジでハセガワ喰われるな。
最後に、F-16のキットでどれを買っていいか迷っている人がいるなら、これを買っとけば間違いないと思います。
ただし、ノーズコーンだけはちゃんと自分で確認してね。
他のメーカーは、
ハセガワ編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/832/
レベル編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/831/
イタレリ編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/830/
フジミ編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/829/
となっています。
また、総括編は、
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/834/
です。
最初に書いておきますが、あくまでパーツレベルでの比較です。
パーツを眺めるのと実際に作るのとでは、根本的に違うのは皆さんご承知ですね。
どんなにパーツに叩き込まれたディテールが優れていようとも、合いが悪かったりすれば台無しなわけです。
そういった組み立てなければ分からないことは、私には分かりません。
まだ組み立てていないので。
また、比較の物差しは、私が実際に作ったハセガワ製となります。
さて、1/72・F-16キットの大本命。アカデミー科学です。
実は、このキットを買って衝撃を受けたがゆえに、各社のキットの比較をしたくなったのです。
それほどに、凄まじい破壊力でした。私にとって。
そう、アカデミーのナナニーF-16はマジでやばい傑作キットです。
ちなみに、ベースのキットとなるCJ型は2008年発売です。一番新しいですね。
では、その素晴らしい内容の一旦をお伝えできればと思いますので、お付き合い下さい。
ついこの間発売になった、F-16C。
同時発売(?)でサンダーバードという航空ショー版限定品もありましたけど、やっぱり地味なミリタリー色の方が好きです。
さて、待望のアカデミー製F-16。
中身を確認しましょう。
構成。
他とあまり違いはありません。
ま、違う構成にするほうが難しいでしょうが。
強いて言えば、ハセガワと違い、レベルと同じくメインギア格納庫が別パーツとなっている点が特徴でしょうか。
本体。
モールドが 半端じゃないです。
本当に1/72か?って言いたくなるくらいの密度です。マジでタミヤの1/48に迫るディテールの濃さです。
ただディテールが細かく彫刻されているだけではありません。
モールドが繊細で綺麗です。ハセガワと同レベルですね。
機銃の部分が別パーツとなっています。
銃口の穴を再現するためかと思われます。
コックピット周辺。
圧巻ですね。
徹底された別パーツ化と、彫刻されたディテールが、これまで見てきたF-16とは別次元です。
とんでもないクオリティです。
翼。
やはり、ここもモールドが半端ではないですね。
おそらく、幾分かはアレンジが入っていると思うのですよ。実機にはないモールドとかリベットとか。
でも、こういう密度間は大好物です。
ランティングギア。
やはりここのディテールも美しいです。
詳細まで作りこみながらも、主脚を左右一体にしてくれたのは嬉しい判断です。
この方が単純に作り易い。
ノズル。
他のパーツと比較すると、ちょっと立体感に欠けるかなという印象ですが、他のメーカーに比べるといいと思います。
なにより、ノズルの内側の段差を再現している1/72はアカデミーくらいでは?
インテーク。
やはり圧倒的なディテールです。
それにしても、ここはどこも変わり映えしない構成ですね。
兵装。
分かりづらいかもしれませんが、兵装のパーツのディテールも、まったく手抜きがありません。
こんなのを見ると、他のキットのミサイルがノッペリし過ぎに感じてしまいます。
キャノピー。
クリアブラウンです。
残念なことに、パーティングラインが入っています。
多分、これは個体差ではなく仕様なので、2000番ペーパーとコンパウドを買ってきましょう。
このキットの残念だったところ。
デカールは綺麗なのですが、蜂の羽が滲んでる!!
多分、印刷がちゃんと乾く前に袋に入れてしまったのでしょう。摺れて滲んでいます。
これ、綺麗にできるのかな?
総評としては、圧倒的なF-16です。
1/72のキットとしては、決定版でしょう。
丁度F-16を作っているときに手に入れたから、より一層衝撃は増しました。
凄まじく密度感のあるモールドは、パーツを見ているだけで楽しいです。
ただ一点、大きな欠点があります。
ノーズコーンです。
アカデミーのサイトに詳細な写真が載っているので、気になる人は見てみてください。
その欠点を差し引いても、私が見た中では、1/72スケールの中では最も優れたF-16です。
これ以上に凄いF-16は、もうタミヤの1/48や1/32を買うしかないですね。
実は、アカデミーってメーカーに対する私の印象は、
「パクリ模型メーカー」
だったのです。
が、このキットを見て、印象がガラリと変わりました。
アッチのお国でも、お金さえかければこれだけ素晴らしいキットを作る技術があるんだねえ。
ハセガワさん。古いキットに追加パーツを付けただけでやけに高い値段にして売っている暇があるなら、金型をリニューアルしたほうがいいですよ。
ま、いまさらお金をかけられないんでしょうね。
ただでさえ腰の重いハセガワさんですから。
でも、アカデミーがこういうキットを出したから、もうパクられる心配ないぞ!
好機だ。今から新規金型でF-16を出して、もう一度A型からI型までやろうぜ!!
俺はついていくぞ!!
それにしても、アカデミーも進化したのだなあ。
このクオリティで1/72を出し続けたら、マジでハセガワ喰われるな。
最後に、F-16のキットでどれを買っていいか迷っている人がいるなら、これを買っとけば間違いないと思います。
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