その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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今日のモスキートのお時間です。
いきさつは前回の記事を見てもらうとして、とにかく1/72のモスキートを2機とスピット1機を同時進行することになりました。
手の遅い私には絶望的なことながら、遅くても6月末までにこれらのキットを仕上げなくてはなりません。
なので、記事が遅れがちになるでしょう。あまりゆっくりと書いてる暇ありませんから。
ともかく、いつものお約束として、パーツを紹介していきます。
写真が多く、文章量も多くなりそうなので、今回はまずハセガワ版を紹介し、次にタミヤ版。最後にまとめて比較をします。
手間かかるなあ。
今回、プレゼントするキットはこれ。
2014年末にハセガワが出したオーバーロード作戦のコンボキットの一つです。
スピットMK7とモスキートMK6が入っています。
アマゾンで最後の一個が残っており、35%引きとかだったので、急いで買いました。
それが、罠でした。
タミヤも出しておりました。
そっちの方が安く済みました。
手間もかからずに済みました。
泣き言を言っても仕方ありませんね。
次。全景。
モスキートの全景です。
1/72なのに、やけにパーツが多いです。
これ、1/48?と言いたくなるくらいに細かいです。
双発以上の大きめの機体は、これがデフォなんでしょうか?
いままで単発戦闘機しか作ったことがないのでわかりません。
翼の表裏。
いい感じのディテールです。
木製の機体だからか、割とノッペリした感じです。
基本は木製で、部分部分で金属を使っているそうですが、そこの結合はどうしたんでしょうね?
接着剤?
ネジ?
ドイツも同じように木製の機体を作ろうとしたのですが失敗に終わった理由は、接着剤の質が悪かったからって何かに書いてありました。
同じ材質の物を使ったとしても、それを生かすためには別の技術が必要って面白いですね。
考えてみれば、模型でもそうです。
スチロール樹脂とレジンとPVC。それそれ頻繁に模型に用いられる素材ですが、それぞれ短所を出さずに長所を生かすための技術は違いますものね。
模型を製造する上で、というかユーザーが作る上で一番理想に近いのはレジンかもしれません。
流動性が高く、ディテールを再現しやすい上に、ワンパーツでかなり複雑な形状を抜けるからですね。
が、大量生産に向かないので、インジェクションキットとしてスチロールが主流なわけです。
なので、レジンキットをインジェクションで作れれば理想なのかもしれませんが、硬化する時間などの問題で難しいのかな?
スチロールの欠点は単にインジェクションという金型成形に由来するものなので、そこは現在パーツの細分化で欠点を補っている状態ですね。
パーツの細分化をするとディテールの再現性も高くなり、さらに金型の抜き角度のために形状を妥協する必要もなくなります。
が、同時にパーツが増えてしまうので、組み立てにくさが増していきます。
レジンなら無駄なパーツ分割をせずに一発でハイディテールが抜けるわけで、例えば胴体や翼などをワンパーツで成形できるわけです、なので面倒な合わせ目消しなどもなくなるのですが、やはり無理なのでしょう。
レジンで、型をシリコンではなく金型にして、その上でワンパーツで胴体や翼を抜けるようにしたら、プロポーションやディテール、作る手間を総合的に考えれば理想に近いキットができそうですが。
あ、でもあれか。レジンが無茶な形のパーツが抜けるのも、シリコンという柔らかい型を使うからなのか。
金型では結局抜き角度の制限が出てくるから、ダメだな。普通のインジェクションと同じになっちまう。
むう。難しいですな。
胴体。
ここも、モールドが少なく、ノッペリとした印象です。
エンジンのナセル。
一転、ディテールが細かいです。
が、パーツを見ただけで、嫌な予感のする分割ですよね。
説明書を見て、やっぱりだとがっかりしました。
これ、絶対に組み立てにくいですよ。
プロペラ。2種類入っています。
どっちがどうなのか、まったく知識のない私にはわかりません。
幅広で角度の少ないものと、角度はきつめで幅が狭いもの。なにがどう変わるんだろう?
タイヤ。
なかなか彫りの深いディテールでして、かなりいい感じです。
ただ、どうせならホイールは片方だけではなく、両方共別パーツにして欲しかったな。
小物。ロケット砲や爆弾などですね。
この辺りは特に感想もありません。
この当時の兵器として考えると、ロケット砲って実用度はどうだったのかな?
ほとんど当たらなかったんじゃないかな?
まあ、地上の大きな目標に使うものだから、そんなにたいした問題にもならなかったとか?
機種と、その周辺の小物パーツ。
20mm機関砲やレーダーなどですね。
このサイズで機関砲を別パーツにしてくれているのはありがたいです。
排気管。
ちょっとバリがひどいです。
パーツが薄く細かいため、バリの処理も手間がかかりそうです。
というか、パーツが薄いので、バリとパーツの境が曖昧です。
面白かったのは、同じランナーなのに、バリの出ている具合が全く違うことです。
これ、他のランナーとくっつけたりする切替スイッチの都合上、ワンセットを大量に作りおきしておいて、その上でもうワンセットをキット発売の時に他のランナーとくっつけて成形してるんじゃないのかな?
だって、単体のランナーは比較的綺麗なのに、他のランナーと結合している方はバリがかなりひどいもん。
ハセガワって、いつも思うんですが、タミヤと比べて金型の手入れをしないんだろうなあ。
バリが出ていたり、モールドが消えかかっていたり。
タミヤと同じ時期に出ているキットなのに、痛み具合が全然違うんだもんなあ。
コクピット周辺。
操縦桿が二種類ありますね。
なんでしょうか?偵察タイプと爆撃タイプで違うとか?
世界の傑作機シリーズ買ったほうがいいのかな?俺は。
欲しいんだけど、キットごとにそういう資料を買い始めると、金がいくらあっても足りなくなるんだよね。
困ったもんだ。
キャノピー。
ハセガワのクリアパーツは、相変わらず綺麗ですね。
大体こんな感じのパーツ構成とディテールとなっております。
次はタミヤのキットを紹介しますが、長くなってしまうので、このへんで。
では。
いきさつは前回の記事を見てもらうとして、とにかく1/72のモスキートを2機とスピット1機を同時進行することになりました。
手の遅い私には絶望的なことながら、遅くても6月末までにこれらのキットを仕上げなくてはなりません。
なので、記事が遅れがちになるでしょう。あまりゆっくりと書いてる暇ありませんから。
ともかく、いつものお約束として、パーツを紹介していきます。
写真が多く、文章量も多くなりそうなので、今回はまずハセガワ版を紹介し、次にタミヤ版。最後にまとめて比較をします。
手間かかるなあ。
今回、プレゼントするキットはこれ。
2014年末にハセガワが出したオーバーロード作戦のコンボキットの一つです。
スピットMK7とモスキートMK6が入っています。
アマゾンで最後の一個が残っており、35%引きとかだったので、急いで買いました。
それが、罠でした。
タミヤも出しておりました。
そっちの方が安く済みました。
手間もかからずに済みました。
泣き言を言っても仕方ありませんね。
次。全景。
モスキートの全景です。
1/72なのに、やけにパーツが多いです。
これ、1/48?と言いたくなるくらいに細かいです。
双発以上の大きめの機体は、これがデフォなんでしょうか?
いままで単発戦闘機しか作ったことがないのでわかりません。
翼の表裏。
いい感じのディテールです。
木製の機体だからか、割とノッペリした感じです。
基本は木製で、部分部分で金属を使っているそうですが、そこの結合はどうしたんでしょうね?
接着剤?
ネジ?
ドイツも同じように木製の機体を作ろうとしたのですが失敗に終わった理由は、接着剤の質が悪かったからって何かに書いてありました。
同じ材質の物を使ったとしても、それを生かすためには別の技術が必要って面白いですね。
考えてみれば、模型でもそうです。
スチロール樹脂とレジンとPVC。それそれ頻繁に模型に用いられる素材ですが、それぞれ短所を出さずに長所を生かすための技術は違いますものね。
模型を製造する上で、というかユーザーが作る上で一番理想に近いのはレジンかもしれません。
流動性が高く、ディテールを再現しやすい上に、ワンパーツでかなり複雑な形状を抜けるからですね。
が、大量生産に向かないので、インジェクションキットとしてスチロールが主流なわけです。
なので、レジンキットをインジェクションで作れれば理想なのかもしれませんが、硬化する時間などの問題で難しいのかな?
スチロールの欠点は単にインジェクションという金型成形に由来するものなので、そこは現在パーツの細分化で欠点を補っている状態ですね。
パーツの細分化をするとディテールの再現性も高くなり、さらに金型の抜き角度のために形状を妥協する必要もなくなります。
が、同時にパーツが増えてしまうので、組み立てにくさが増していきます。
レジンなら無駄なパーツ分割をせずに一発でハイディテールが抜けるわけで、例えば胴体や翼などをワンパーツで成形できるわけです、なので面倒な合わせ目消しなどもなくなるのですが、やはり無理なのでしょう。
レジンで、型をシリコンではなく金型にして、その上でワンパーツで胴体や翼を抜けるようにしたら、プロポーションやディテール、作る手間を総合的に考えれば理想に近いキットができそうですが。
あ、でもあれか。レジンが無茶な形のパーツが抜けるのも、シリコンという柔らかい型を使うからなのか。
金型では結局抜き角度の制限が出てくるから、ダメだな。普通のインジェクションと同じになっちまう。
むう。難しいですな。
胴体。
ここも、モールドが少なく、ノッペリとした印象です。
エンジンのナセル。
一転、ディテールが細かいです。
が、パーツを見ただけで、嫌な予感のする分割ですよね。
説明書を見て、やっぱりだとがっかりしました。
これ、絶対に組み立てにくいですよ。
プロペラ。2種類入っています。
どっちがどうなのか、まったく知識のない私にはわかりません。
幅広で角度の少ないものと、角度はきつめで幅が狭いもの。なにがどう変わるんだろう?
タイヤ。
なかなか彫りの深いディテールでして、かなりいい感じです。
ただ、どうせならホイールは片方だけではなく、両方共別パーツにして欲しかったな。
小物。ロケット砲や爆弾などですね。
この辺りは特に感想もありません。
この当時の兵器として考えると、ロケット砲って実用度はどうだったのかな?
ほとんど当たらなかったんじゃないかな?
まあ、地上の大きな目標に使うものだから、そんなにたいした問題にもならなかったとか?
機種と、その周辺の小物パーツ。
20mm機関砲やレーダーなどですね。
このサイズで機関砲を別パーツにしてくれているのはありがたいです。
排気管。
ちょっとバリがひどいです。
パーツが薄く細かいため、バリの処理も手間がかかりそうです。
というか、パーツが薄いので、バリとパーツの境が曖昧です。
面白かったのは、同じランナーなのに、バリの出ている具合が全く違うことです。
これ、他のランナーとくっつけたりする切替スイッチの都合上、ワンセットを大量に作りおきしておいて、その上でもうワンセットをキット発売の時に他のランナーとくっつけて成形してるんじゃないのかな?
だって、単体のランナーは比較的綺麗なのに、他のランナーと結合している方はバリがかなりひどいもん。
ハセガワって、いつも思うんですが、タミヤと比べて金型の手入れをしないんだろうなあ。
バリが出ていたり、モールドが消えかかっていたり。
タミヤと同じ時期に出ているキットなのに、痛み具合が全然違うんだもんなあ。
コクピット周辺。
操縦桿が二種類ありますね。
なんでしょうか?偵察タイプと爆撃タイプで違うとか?
世界の傑作機シリーズ買ったほうがいいのかな?俺は。
欲しいんだけど、キットごとにそういう資料を買い始めると、金がいくらあっても足りなくなるんだよね。
困ったもんだ。
キャノピー。
ハセガワのクリアパーツは、相変わらず綺麗ですね。
大体こんな感じのパーツ構成とディテールとなっております。
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