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私が使っている実体店舗で、「具体的日付は分からない。入荷は下旬」といわれてしまいましたが、そんなはずはないと。
あのお店はしっかりと新製品を入荷するんです。他のお店が入荷していて、このお店だけ月末になるはずはないと。
で、そのお店の新製品入荷商品案内をネットで見てみました(ブログ形式で公表してる)。すると・・・
10/17に、テルス入荷してるじゃん!!俺が電話した次の日じゃん!!
このお店。意外とこういうところの応対が駄目みたいですねえ。多分人に依るんだとは思うんですけどね。
バイトの子でちゃんと仕事してないのがいるんでしょう。
前回も、エアブラシのホースを買いに行ったときに変なことをいっていましたしね。あれはオッサンでしたが。
まあ、私もちゃんと調べていかなかったことも悪かったんですけどね。
こういう業界のスケジュールって分かりませんけども、普通は入荷予定で近いものは、具体的日付は出てると思うんですよね。
それが、前日でさえも分かってないってのはどういうことなんだろうと。
ま、いいや。ネットショップでアレも一緒に買えそうだったから。
取り寄せできなかったら泣きますけどね。
今日のジム・コマンドのお時間です。
今回でジムコマンドさんは完成しました。
なんだか、一気に残りを塗装してしまいました。セレナのノリでやったら、あっという間に終わりますね。
やっぱり、旧キットは軽いです。
その代わり、細かい所は手抜きなんですけどね。
早速、その雄姿を見てみましょう。
三面図。
モールド彫り。下手すぎ・・・。今回は脚だけにしといてよかった。
尻のサーベル。塗り忘れじゃないです。整形色からどのくらい色味が変わってしまったのか知りたくて、わざわざ残しました。
かなりブラウンが濃くなっているようですね。
しかし、カラーガイドにあるサンディブラウンなんて持ってなかったのに、以外と近似色を出せるもんだ。
同じように、チンコの紺色のパーツ。これも塗装してません。艶消しすら吹いてないから、光り具合が違いますけど。
なんでこんなことをしているのかというと、単純に塗装の有無によって出る質感の差ってものを体感してみたかったからです。
世の中には同じキットを二つ買って、一つは素組みのままにしておいて、もう一つを色々と拘るという人がいます。
こうすると、弄った箇所や塗装による質感の向上が激しく体感できるので楽しいのですが、私は勿体ないのでやりません。
欲しいキットなら沢山あるので、そんなことにお金をかけてられません。
なので、こういう意味不明なことをしてみたわけです。
だって、ジムだし。
かなりいい加減な塗装で実戦に出ているかもしれないし。
下手すれば、塗装すらされていないこともあるかもしれないし。
一回やってみたいですね。塗装したりウェザリングしたりするのではなく、塗装されていない金属のままを表現するってのを。
ま、適当なキットが見つかったら、技術的な方法論を体系化できたら、やってみます。
見て分かるように、所々、塗装が剥げています。
なんでか?
実は、今回初めてウォッシングなるものをしてみました。後学の為です。
画像ではあまり分かりませんね。
で、ティッシュで擦っていると剥げるんですねえ。
なんでか?
心当たりは3つあります。
まずはカッパー。これのせいかなと。
しかし、カッパーを塗っていない箇所まで剥がれているので、カッパーのせいではなさそうだ。
次。面倒で、今回はサフの後の水洗いをしなかったんです。
それゆえに、塵となって舞い降りたサフの粉が表面に残っていて、塗膜の食いつきを阻害したのかなと。
カッパーを擦っていたらはげてしまったのも、これが原因かもしれませんね。
前もギラドーガさんで同じことをしていたんですけど、エアブラシなら大丈夫だろうと思って。
本当にこれが原因かは分かりませんけども。
最後。これが当たりだと思うんですが、塗料を溶剤で薄くしすぎたことが原因かも。
キッチリと色は載っているのですが、それは色彩の隠ぺい力の高さゆえであって、塗料が濃かったからではないのかもしれません。
なんでこう思うかというと、サフは剥げていないからです。
エアブラシで吹くときは詰まるのがストレスになるから、ギリギリまで薄めてしまいがちですが、実際には糸を引く2歩手前くらいで塗装した方がいいのかもしれませんね。
塗膜をキチンと張るという意味で。
サフの粉か薄めすぎかのどちらかでしょう。
クレストさんで実験してみます。
エアブラシを使ってサフを吹き、その後洗浄せずに、ある程度濃い目にした塗料で塗膜を張る。
これで剥げるのなら、サフ後の水洗いは必須となりますね。
剥げないのなら、水洗いはしなくてもいいと。パーツが多いキットを塗装する際、サフ後にいちいち水洗いするのって面倒なんですよ。
それだけで一時間以上もかかりますしね。
でも、だからと言ってこれは剥げ過ぎだな。サフなしよりも剥げ易いなんてありえないし。
ウォッシング。面白いですね。簡単な割りに、結構見栄えが変わって。
もうちょっと効果的にやるのなら、エナメルが表面に残り易くするために、軽く艶消しを吹いてからやった方がいいでしょうね。
今回のウォッシングの実験で一番大きな収穫は、凸モールドにはスジ彫りを施して墨入れするのではなく、ウェザリングでをしてやると、ラインの変化が上手に強調できるってことですね。
要するに、ジムの脹脛の膨らみの部分です。
こういう滑らかなラインの変化の箇所にモールドを掘りなおしてキッチリとした墨入れをするのって、いつも違和感を感じていたんですよ。
が、ウォッシングを使うとそういうところを影として強調できるので、いい具合になりました。
今後も、このやり方をしていこっと。
ただ、綺麗な汚し(矛盾?)ってのは難しいですね。それほどきつくないウェザリングが好きなもので。
ティッシュで擦っているうちにティッシュも汚れてきて、落ちてるんだか付けてるんだか分からなくなってきて・・・。ティッシュもボロボロになってしまうし。
もうちょっと頑丈なもの。キッチンペーパーとかを使った方がやり易いかもしれませんね。吸収力抜群だし。
まあ、今後生きることでしょう。
文字ばかりでは何なんで、早速武装。
まずは剣から。
スタンドライトを一つしか使っていないため、カメラの角度によって光量にかなりの差が出てますね。
最低3つは必要なのかもしれませんね。ライト。2つならあるんですけどね。
ついでに、紙も。大きな紙を使えば、もう少し模型を強調した写真が撮れるんですけどね。
作業中はいい加減で仕方ないとしても、完成写真くらいは真面目にやろうかと最近は思い始めました。
でかくて薄水色の紙って、その辺に置いてるかなあ?
でも、撮影に気を使うのが面倒だったりするんですが。
しかし、このジム。ジムのくせに、ちょっと強そうです。
改造のお陰か、アンバランスでひ弱な感じはなくなったと思います。
顔を直していないので、いま二つって感じですが。
次。銃。
やっぱり、この姿が一番落ち着きますね。
やっぱり、ジムなのにCOOOLだ。
主役でもいいんじゃないの?
サンライズもさ、ガンダムに拘らないで、ジム列伝でも作ればいいんだよ。
ジムやザクが主役機になるような、渋いのを。
08小隊はグフがラスボスだったな。ああいうのはいいね。アニメを1mmも見たことのない私がのたまってみました。
見て分かると思いますけど、耳の部分のマスキング。かなりいい加減です。ラインが綺麗な円になってません。ヨレヨレです。
やっぱり、モールドがハッキリしていないと、テープを綺麗に切り取ることができない私は、まだまだ修行が足りないみたいです。
直す気すらもなかったのですが。
結局、頭の合わせ目も消さなかったですしね。クリアパーツの関係上、かなり面倒になるんですよね。
あくしょ~ん!!
とまあ、こんな感じで。
いや~。セレナという重たいキットの後だから感じるのでしょうが、息抜きとして楽な気持ちで作るのも楽しいですね。
変に自分を追い詰めず、楽しいところだけを抽出して作ると。
うん。キットの原点としての面白さだな。
完成度としては、塗らないよりはいいけど、たいしたもんではないってレベルです。
細部とかかなりいい加減です。関節のフレーム露出部も、適当に筆塗りです。各バーニアの塗装なんて、酷いもんです。
塗装の剥げも、酷いところはリタッチしましたが、エッジ部分とかは「塗装の剥げではなく、剥げチョロ加工だ!!」と押し切ってます。
そのほか、沢山の細かいことを放棄しましたけど、まあいいんです。
息抜きットだから。
さて、恒例のキットレビューでもしましょうかね。
○キットの造形:6点
まあまあかとは思うが、四肢のバランスがいまいち。長さもそうだが、もう少し厚みがあると良かった。
長さは簡単に改修できるので問題はないが、厚みとなると意外と大変。
顔が惜しい。カメラ部分をもう少し上下に薄く。耳をもう少し厚くしてくれれば、かなり格好よくなったのではないかと思う。
○どれだけ簡単に綺麗に作れるか度:7点
最近、合わせ目消しなどが当たり前の工作になってきて、MGなどの基本工作をあまりしなくてもいいキットを基準に考えることが難しくなってきた・・・。最後のMGはいつだっけ?
そういうわけで、無駄に高得点です。
パーツも少ないし(重たいセレナと後だから余計に実感)、合わせ目も消しにくい箇所は、肩バーニア内部と脹脛の穴の中程度。私は無視した。
ってか、こういう凹部分の合わせ目は、ほとんど毎回無視している。小さな平刃の彫刻刀があればいいんだが・・・。
素組みだけなら、チンタラやっていても2時間もあれば終わる。
色分けもしっかりなされているので、それはそれで満足。
塗装まで考えると、関節部分が幾らか厄介だが、筆で適当に誤魔化そうぜ!!接着前マスキングは、形状的にテープを剥がせなくなる気がするので、危険だぜ!
○可動範囲:7点
普通に動く。
最近のガンプラに比べて、
○肩が引き出し式ではない
○手首があまり動かない
などの理由によって、ダイナミックでありながら自然なポーズはそれほど取れない(サーベルを持たせると特に感じる)が、個人的には充分。
ってかさあ、手首。内側(?)に曲げられるするより、剣を持ったときに腕と平行に真っ直ぐ伸ばせるようにすると、構えがかなり格好よくなる気がするんだよ。
でも、MGでもその辺は追求されてないよね。やっぱ、保持力に悪影響が出るからなんだろうなあ。
○関節・武器保持力:8点
問題なし。固定指の効果がよく現れている。
MGなどでも変に可動指にしないで、いい造形の手を付けてくれないだろうか?
ハイディテールマニピュレーターなんぞで小金を稼ぐなんてみみっちいことを画策せずに。
いや、ジムコマンドさんの手がいい造形だとは言わないが。
○プレイバリュー:4点
可もなく不可もなく。普通のキット。
特筆すべきこともなし。
○置物的価値:7点
誰がどう見てもジムなので、アイキャッチは抜群だろう。
しかし、彼女を家に呼んだ時、「あ、ジムだ!!」なんて言われたら、百年の恋も冷めるな。
女は傍観者でいてくれ。馬鹿担当は男でいいから。
○総合評価:6点
元々のキットもなかなかいい。
が、ほんのちょっと弄るだけでかなり格好よくなるキットだと思う。
HGUCジムの方が格好いいのは確かだが、わざわざ倍額だして買う必要はないと思う。
勿論、材料と道具とやる気があればの話だが。
○お勧め度:6点
基本工作などで幾らか手間はかかるかもしれないが、作るという楽しみは最近のキットよりも昔キットの方が大きいので。
適当に延長・短縮工作をしてやるだけで、かなり見栄えは良くなるし。
というわけで、ジムコマンドさんが完成しました。
やっぱり、こういう息抜きットは必要ですよ。毎回根をつめて作っていたら、趣味ではなく執念になってしまいますからね。
気楽に作るのも楽しいもんです。
最後に比較をば。
ジム。小さ!!同じ1/144とは思えない。
他がでか過ぎるだけなんですけどね。
もっと書くことあるかと思ったけど、適当に作ったキットってのはいまいち思いつかないなあ。
ま、楽しかったからいいか。
しかし、塗装が2日って!!
セレナさんは、この倍以上の時間を日々費やしながら、尚且つ10日かかったんだぞ!!
では、今日のジムコマンドはお仕舞い。
また。
次の息抜きットはどれにしよう?
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