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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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書き忘れてましたが、指の怪我。完治です。痛みもまったくないです。予告通り、1週間を経ずして完治しました。
さすが、野性の力です。握力60kgは伊達じゃない!!

さて、今日は脚の続きをします。
各パーツを確認しておきましょう。



構造はいたって単純

昨日作って硬化待ちだったパテの基部をなんとなく削り、足首に入れてみます。
大体OKです。こんなものは大体でいいのです。どうせ見えなくなるし。
で、一応、接着前にちょっと動かしてみます。接着はしていないので、足首からパテが外れまくりますが、なんとなく分かりました。

可動範囲せま!!

改修した甲斐があまりないような・・・。
ま、とりあえず見て行きましょう。



こんな感じに

合体しただけの図。
この時点では、特に違和感はありません。



内側への可動範囲

内側に脚を倒してみました。
ふむう。10度くらい?ま、ね。この角度へは、ある程度動けばいいのですが、本体と組み合わせてみたあとで、もしかしたら問題がでてくるかも。



前可動範囲

前に倒してみました。
さらに動きません。5度くらい?
これでは肩膝立ちは無理ですな。って、元から無理なんですけどね。足の前とかかとの間に可動がないと。

この角度にある程度動くと、キットとして格好いい立ち方ができるんですけどねえ。
干渉している部分を削ってみるか?するってえと、新たなる問題がでてくるけどな。



後ろ可動範囲

後ろへ倒した図。
う~ん。どうなんだろ。許容範囲に見えなくもないが。
実際には、足首の可動範囲ってあまり意味がないのです。
というのも、人間の足首って意外と動かないんですよね。じゃあなぜ、足裏がちゃんと接地できるか?
それは、足首の動きを補完する可動を、他の関節がしているからなんですね。
脚の指とかね。

最近のMGとかですと標準装備ですが、このキットは土踏まずの所に可動がないのです。
よって、足首だけが前後に動きまくっても、足裏がちゃんと接地するほどは、どうしても動けないのです。つまり、ちゃんと立てないのです。
スキー靴を履いたときを思い出してみてください。あんな感じです。
よって、足首だけ動いても、効果を最大限に発揮できないわけです。
あ、アレは足首も動かないか・・・。じゃあ、木靴ってことで。俺も履いたことないけどな。

やる前からこの辺のことは分かっていたので、土踏まず関節を作ろうかとも思いました。が、止めました。
激しく面倒だから。まったく思いつかないし。構造が。
なので、ある程度動けば、このキットの場合、問題ないです。

問題は、足首関節の接続部に、思いっきり隙間が見えていること。さらに、前への可動範囲を広げるため、干渉している足首アーマー(?)のような部分を削ると、隙間がより広がって
しまうんですよね。
これも直すの面倒なんですよね。可動の邪魔にならない太さで、関節部を隠す構造(内部フレームみたいな感じで)をスクラッチして接着すればいいのは分かるんですが、作業がね、面倒。リアリティのあるデザインとかもできないし。
おそらく、このディテールアップ作業はやりません。
ガンダムさん、御免なさい。

で、次は左脚・・・といいたいところですが、次ぎは腿の股関節♀を作りましょう。
これ、思っていたより厄介です。
腰を作り終わって気が付いたのですが、腿の長さが足りない
んですよ。圧倒的に。
元のキットが腰にそのまま接着する構造だったので、腰関節があるはずの場所まで腿が伸びてないんです。

分かり易く言いましょう。
玉袋を触ってみてください。その手を横にずらして太ももに付けて下さい。
このキットは、その位置までしか腿がないのです
でも、実際はもっと上まで腿があるから、股関節と接続できているわけでしょう?

ここもスクラッチしないといけませんが、腰のフンドシと同じで、やはりこの部分も負荷が大きいんですよね。
なので、それなりに強度を付けて上げないと。
どうしたものかな。
久しぶりに、ネタが出てこない状態です。今回は、いい加減な方法論しか思いつきません。
困りました

悩みつつ、瞬接の接着待ちに、ちょっと弄っていたら楽しくて、結構進めてしまった腰アーマーを見て、今日は終わりにしましょう。



腰アーマー研磨

綺麗に削ったのは前だけです。横と後ろはまだ汚いままです。
削るだけで、全然変わりますね。ラインがはっきりとして。

画像に向かって左は既に固定してあるので、研磨作業が凄くやりにくかったです。

腿を先にとかいいながら、何も思いつかなかったら他のパーツからやるかもしれませんが。
チンタラしていると、本当にモチベがなくなりそうなので。

じゃ、今日はこの辺で。

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さて、今日は右足を弄ります。
腰アーマーのあと、次は腹か脚かで悩んだんですが、2秒後、脚で行こうと決心しました。
特に理由はありません

弄りはじめる前に、元キットの脚の写真を残しておきましょう。生前の記念にね。
パチリ。



脚線美

見ての通り、空恐ろしくなるほど単純な構造になっております。
股関節が動かなくなったのは、おそらくコアファイター内蔵に原因があると考えられます。
コアファイターが入ったせいで、腰内部に可動部を作る余裕が、当時はなかったのでしょう。
が、足首まで死んでるとはどういうことだ?

つわけで、切ります



断面図

切断後です。
足首の下って、可動部再現のモールドがあって、切り辛いですね。どこを切るといいのかよく分からない。

足首を動かした時をシミュレートしてみたんですが、足の中に足首が少しも入っていかない。
まあ、当たり前のことで、元が一体成型なんだから、口径は同じなんですね。
しかし、これは困るんですよねえ。腰を弄っていた時に考えていた以上に、足首は面倒臭そうだぞ。

仕方ないので、削ります。写真でも確認できるかと思いますが、足首の付け根に広がりがありますね。これをまず削ります。この広がっているのがなくなれば、いくらか余裕はできるはずですから。
次に、足の内側をガシガシ削ります。足首が何の抵抗もないくらいスルっと入るくらいに。
といっても、削りすぎには注意です。隙間ができすぎると、あとでみっともないことになりますからね。

で、何度か試した結果、これでいいかな?くらいで終了です。一応、足に足首をはめたまま前後左右にスイングさせてみましたが、ある程度は動きました。
といっても、ちゃんと軸固定はされていないので、怪しい実験結果ですが。

ともあれ、次ぎの工程に移ります。



足首専用田中君

作るのは何個目か、もう数えるのがになってきましたが、田中君です。それも、足首専用田中君です。
田中君は、色んな形に姿を変えて、色んな場所に登場します。とても重要な人です。
粗略に扱ってはいけません

今回のは、ボールJを使っていますから動く必要が無い
ので、気楽に作ります。固定されていればいいわけですから。
サクサク田中君を終わらせ、最終段階。
足首に♂を生やす工夫を考えます。
・・・・これ、難しいぞ

今までですと、中身が直線主体だったので、プラ板を四角に切り出して、大きさを合わせて接着すればよかったのですが、足首の中身は見ての通り曲線です。しかも、変な曲線です。
これにプラ板を綺麗にあわせるなんて、私には無理です。

中を眺めながら、色々とプラ板の応用技を考えたのですが、どれも難しい上に、強度保持が心もとない。
仕方ないので、パテを使うことにしました。
あんまりパテって使いたくないんですよ。プラ板より対費用効果が圧倒的に低いですから。あんな少ない量で¥400とかするんですよ。
これを足首の隙間に密着させるとなると、かなり大量に使わざるを得ませんな。
でも仕方ありません。それが嫌なら、ハナからこんな挑戦をしなければいいのです。
そして、これをしてこそ漢です。

パテの使い方も何通りか考えました。
そのまま埋め込んでしまおうか?でも、それだと接着力にまったく自信がないな。
後ろからプラ板で補強するとか?ん~、だから曲線にあわせるのがさ・・・。ちゃんとあわせる必要はないけど、プラ板を奥に接着するのはどの程度奥に置くんだ?接着方法は?
じゃあどーすんだよ

で、やったのが、下の写真。



心配な作成後の部品たち

強度かなり不安がありますが、この方法をとります。

まず、このボールJは固いので、取り外しの際に、新造したパーツが破損する恐れがあります。よって、関節の構造は、腰と同じく、♂に二つの♀をくっつける形にします。
足首には、ポリを固定します。固定する際、ポリをパテに埋め込み、このパテを足首の形に合うように造形しておきます。
パテが固まったら、これを足首に瞬接で接着。
あとは、♂と合体。

どうなんでしょうねえ。これで強度保持ができればいいですが。
明日、結果が分かるでしょう。今から心配です。

丁度パテを使う必要がでてきたので、腰アーマーもついでに弄りました。



前よりはマシ

左右で形が違ったところは、0.4mmプラ板で形を作って後ろから張り付けました。
で、あとは元のアーマーパーツとプラ板を一体化して見えるように、パテを盛ります。
このパテを斜めに削れば、おそらくは綺麗に仕上がることでしょう。
かなりパテを大量消費しています。
パテ勿体ねーけどねー。

まだまだ、パテを使う箇所はあるので、予備を買っておいてよかった良かった。

今日はこんなところで。じゃ。

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たった一晩で傷心から立ち直り、作業を再開した私です。

さて、今日は腰にケリをつけます。
前と同じように、バネを着けるための裏側パーツを、プラ板から切り出します。



必要なパーツの切り出し

はい。今回は形を整えて見ました。勿論、前と形が違うことは百も承知です。でも、カンケーありません。
あとで、違いは修正します。
で、これらを組み合わせます。ただし、前回の教訓を生かし、組み合わせる順番は変えます。
ついでに、接着もしません。接着するのは、腰アーマーの基部と、基部につけるバネだけです。
腰アーマーそのものは、いまんとこ接着する予定はないです。接着すると、手を入れにくくなるし、保持力もそれほど問題にはならないような気がするからです。
接着は、最終段階でいいです。
これも学習の結果です。

で、完成図。



完成形

ようやっと腰の完成です。が流れましたよ。2、3滴。

向かって左側が以前、右側が今回作成した方ですね。
左右で大分形が違うので、修正は面倒そうですね。私、タミヤのエポキシパテってのを使ってるんですが、これって接着力が弱いんですよね。やすっているとポロって取れたりします。困るんですよねえ。

まだまだ汚いので、完成形のシルエットしか見えてきませんが、それでも元キットの形に比べてアーマーっぽくなったと思います。少なくとも、オムツには見えません
ね。
部分的に失敗はありましたが、なんとか修正できる範囲ですし、初めてにしては中々上手くいったと思っております。

次は、横から見てみましょう。



向かい合った二匹のヤギ。使いまわしごめん

ここも、前回の反省を踏まえ、横アーマーをやや長めに取りました。お陰で、以前のように大きな隙間が空くようなことにはなりませんでした。
これが経験の強み
って奴です。失敗し易い場所、難しい部分、やりづらい箇所を予測し、対策を立てるのは、経験がなくてはできません。
失敗しないために、もっと上手にこなすために、経験は役に立つものですね。
まず知識、そして方法論、最後に経験。これらがあれば、everything gonna be allrightですよ、おやびん。

次は上下から見てみましょう。



パンチラ?

うわー、きったねえ
仕方ありません。プラ板が丸見えだったり、瞬接が固まって白くなったりして酷い状態ですからね。
スクラッチの中身なんてこんなもんです。
「人間、どんなに親切に見えても、心の中では何を考えているか分からない」という教訓でもあります。
色んなことを教えてくれますな、ガンダムさんは。

スクラッチなり改造なり、非常に面倒ですが、パーツが一つできる(完全な完成ではなくとも)度に、大きな喜び
がありますね。
面倒臭い、やってらんねえ。そう思いながらも続けてしまうのは、この辺に理由があるのでしょう。
ただ組むよりも、遥かに中身が濃い
ですから。

腰には、腕以上に様々なチェックポイントがありました。
吉田君。腰関節可動部。フンドシ。左右腰アーマー。
それぞれをチマチマとクリアして、漸くここまで来ました。何しろ腰だけに6日もかかっているんですから。
マスターグレードでパーツの一番多いEx-Sガンダムですら、さほど急がなくても、組むだけなら終わっているでしょう

あとは、綺麗にするため、手を入れるだけです。これがまた面倒でしょうが。
でも、やっている最中から、ドンドン綺麗になっていくのが分かるので、「手入れ」は好きです。
まあ、所詮は手入れなので、他の改修をしている片手間でやります。
しっかし、きたねえ改修だねえ。ほんと、終わったあと、自分でもビツクリしたぜ。
なんじゃこりゃあ!



胸、完了

乾燥待ちが結構あったので、胸の隙間埋めのために盛っていたパテを削ってみました。
削っている最中、やはりパテがポロって取れました
ああ、もう!!何とかならぬか。
仕方ないので、瞬接で固定しました。

ここでも、誤差が出ています。
向かって左は2mm詰めた
のに、右は何もしてません。ダクトの部分に、その違いが大きく見えてしまっていますね。
まあいいです。目立ちませんしね。

では、今日はこんなところで。

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さて、今日は腰アーマーと決着をつけたいと思います。
簡単だと思ってましたよ。終わるまではね・・・

まずは腰アーマーの裏側を作成します。
これは、バネを取り付けるために必要なパーツです。作業はいたって簡単です。
元となるキットのパーツをプラ板の上に置いて、鉛筆でそれをなぞって線を描いて、切り取ればいいだけです。若干ずれますが、そこはそれ。削ればいいんですよ。



アーマーの裏側作成

できたのがこれ。形がかなりいい加減ですね。いいんです。後でやれば。
穴は、バネと口径をあわせて削りました。ちゃんと差し込めるかチェックです。
次は、前後と横のバネの元となるパーツ作成です。



バネの基部

ぶしっと作りました。実は、作成段階で一回失敗しました。
というのも、腰の上限と吉田君の♂との間のスペースが1cmちょっとしかないのです。
で、この箱を作ったら、思いっきり吉田君と干渉することが判明したので、仕方なく作り直しました。
薄さは前回の半分。強度はそれほど必要なパーツではないので、問題ないでしょう。

で、これらにバネを組み合わせると・・・



イメージ図

こんな感じになるわけっす。これを見れば、もう構造は分かりますね。非常に簡単です。
あとはこいつらを接着していくだけですが・・・。



やばいよ、ナオキ君

ハイ。できました。って、オイ!!思いっきりずれてるよ。
やっちまいました。
角度を変えて、失敗を眺めてみましょう。



大変だよ、マサヒコ君。

そうなのでした。バネの長さはあっているのですが、要は腰横アーマーを削ったのがいけなかったのです。これが、前後の隙間をつくってしまったのです。

横アーマーを取り付けて(未接着)から、この大きな隙間に気が付き、外してバネを短くしようとしました。
が、既に瞬接で基部の箱とバネと腰をくっつけた後だったのです。アロンアルファよ。なぜこういうときだけ、強力に接着しているのだ。
これを修正するのには、最初から作り直すしかない。非常に面倒だ。ここまではそれなりに上手くいっていたのに、やっぱり大きな落とし穴があったよ。
いっつもこうなんだよねえ。ちょっとした思い込みや勘違いで、いつも俺はすべてを台無しにしてしまうんだ

もういいや。このままでいこう。隙間は、最終的な処理の段階で、パテとプラ板で何とか誤魔化そう。
やり直すなんてまっぴら。
俺は後ろを振り返らない男なんだ
左右で腰アーマーの大きさや形状に若干の違いがでてしまうかもしれないが、仕方ない。
元がアレなキットだしな。

てなわけで、傷心な私でした。

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さて、今日は長かったフンドシ新造にケリをつけましょう。
まずは、フンドシを完成させるためのパーツを作っていきます。



吉田君と不愉快な仲間達

左上から吉田君。
左下は腰関節専用田中君です。高さが足りなかったので、プラ板で2mmほど上下に厚みを増しております。
右はこれらのパーツを挟み込むために、プラ板から切り出したものです。これらをどう使うかというと・・・



吉田君とくっついた腰関節

こうなりました。
分かり辛いですね。角度を変えて、上から見てみましょう。


見下ろしてみる

つまりです。まず、横の面に切り出したプラ板を張ります。
で、次に吉田君と田中君の接着部を、瞬間接着剤で接着です。
なぜ瞬接かというと、プラ用接着剤ってのは、シンナーでプラを溶かして接着しているわけです。しかし、吉田君の上の部分はパテです。溶かせません。つまり、接着できません。なので、瞬接です。
田中君と横のプラ板もちゃんと接着です。これで、下と横の2方向から補強されたことになります。

こんな感じで片方の面を塞ぎました。
あとは、もう片方の面を塞いでやるだけです。



合体完了

うっしゃ、完成。下だけでなく、左右からも補強されたので、それなりに強度は増したでしょう。

ですが、肝心の吉田君の強度補完がいまいちなんですよねえ。♂の棒があるから、横から板を張り付けることもできないし。結局、吉田君は上下からの接着だけになってしまいました。
まあ、吉田君の周辺にはパテが詰まってますから、それなりに大丈夫ではないかと思います。

いや~。長かったですね。フンドシ完成まで3日もかかりました。
次は、腰アーマーをつけるための機構を考えて、横に張ったプラ板にくっつけるわけです。
それが済めば腰はすべて完了ですが、まだまだ道のりは長そうです。

今日はここまで。

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