その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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さて、レッドミラージュを作ったら、やっぱりコイツも並べないと嘘だよね!!
ってことで、次のキットはこいつです。
今日のKOG.ver3のお時間です。
こいつの購入時期は、確か2007年2月です。
初めての、そして今のところ最後のワンフェスのチケット(ガイドブック?)を買いにいったら置いてあったので、購入したのですな。
かつて、waveさんがモータヘッドのインジェクションキットを出してくれる、唯一のメーカーでした。
そして、そのインジェクションの第一弾は、おそらく1/100KOGです。
おそらくと言うのは、バンダイ以外のメーカーって、キットの発売時期を商品紹介にあまり書いてないから、不明なのです。
商品紹介といいましたが、1/100KOGは紹介もされてません。
絶版です。
どうも、デキがかなり悪かったようですね。
当たり前です。
インジェクション初参戦で初MH、おまけに簡易金型ですからね。
デキは推して知るべしです。
その後、現在でも発売されているジュノーン初期型、バッシュ・ザ・ブラックナイトが出て、その後にやっと本金型を使ったレッドミラージュが出るわけです。
ここまできて、waveさんもノウハウの蓄積に自信を持ったのか、1/144でインジェクションMHを出します。
これが、KOGです。
発売時期は、やっぱり不明です。
レッドの数年前ではないかと思われるので、1990年代の後半ですね、きっと。
バンダイは丁度MGを開始した頃と重なるのかな?
さて、そんな流れを経て発売されたKOG。早速内容を見ていきましょう。
まずは、足。
パーツ分割が少ないですね。サクっと完了しますよ。
足裏のディテールは、キチンと入ってます。
なかなかよろしいかと。
パーツが少ないがゆえに、ディテール省略が目立つのでは本末転倒ですが、この時代にしては、かなり頑張っていると思います。
次、脚部。
かなり一体整形が目立ちますね。
レッドだと3つとも別パーツにしていたイレイザーエンジンが、すべて一体整形。
おまけに、足首アーマーも一体なので、ちょっと立体感が乏しいです。
ともあれ、組み立て完了。
ま、レッドと比較するのはちょっと無理があるのかもしれません。
作っていて実感するのが、パーツ構成や構造、造型が、KOGからレッドの進化が半端ではないと言うことです。
なるべく一体整形をしてコスト削減ってのは、90年代後半までキャラクターモデルの主流でしたが、レッドはことごとく別パーツ化しているのですね。
コトブキヤさんの鬼分割も、MGのマスキングいらずも、レッドが源流なのでは?
まあ、キャラクターモデルに限らず、現在はスケールモデルも、なるべく別パーツ化が基本となっていますからね。
価格を抑えて子供向けに作るよりも、高額帯になっても、造型を優先させて大人向けに作るほうが、売れ行きがよいのでしょう。
次。腰。
非常に作り易い構成です。
面白いのが、タコ足みたいなポリ。
ユルユルなのですぐに取れてしまいますが、まあね。しょうがないです。
下半身完成。
次。胸部。
やはり、できるだけ一体整形。
肩軸が不思議な構造ですね。
挟み込んで接着するんですよ。
なんで、こんな風にしたんだろう?
腹と胸部の接合面になんのガイドもない上にピッタリと面が合わないので、真鍮線を通します。
次、肩。
やっぱり、一体整形が目立ちますね。
むしろ、よく抜けたなって思いますが。
さて、はっけーん!!
左右で形が違いますね。
向かって左側。こいつが湯流れ不良のパーツです。
もう片方の肩のパーツはちゃんとしてましたから、個体差でしょうかね。
肩完成。
凄まじく厚みのある肩ですな。
次。腕部。
肘関節が、ポリにポリを挿すという構成で、かなりユルユルです。
さて、はっけーん!!
さっきの湯流れ不良とは違い、これは完全な管理不足による不良パーツです。
写真だと分かりづらいので説明すると、上のパーツ。上腕です。そして、手首間接のためにポリを細いほうに入れるんですが、その部分にでかい塊があるのです。
多分、金型がこの部分が砕けているのでしょうね。
お陰でポリを入れるスペースにプラの塊が詰まっているので、ポリが入りません。
これ、両手共になっております。
完全に、管理放棄ですな。何年も前からこの欠点は放置されているんですよ。
仕方ないので、ナイフでゴリゴリ削ります。
さて、腕も完成です。
次、頭部。
KOGのキモとなる、重要な部分ですな。
あんだけデカイ頭だったら普通アンバランスで格好悪くなるはずなのに、なぜか格好いいのがKOG。
デザインの妙なのでしょうな。
永野さん。メカデザイナーとしては、超一流だと思います。
あくまでメカデザイナーとしては、ですけどね。
ゴリっと男らしい分割。
頭頂部のディテールが、下手したら合わせ目消しで死んでしまうよ!!
ボークスさんのGGIみたく、頭頂部だけ別パーツにすりゃいいのに。
あと、フェイスも合わせ目があるのは厳しいんでは?
それにしても、頭頂部のプラ、分厚いですね。5mmくらいあります。
ここまで分厚いプラパーツを見たのは、アラレちゃんのファンタジーライオンくらいだな。
ヒケとか大丈夫か?
意外と、ヒケてないですけどね。
最後、スタビライザーと武装です。
武装といっても、KOG.ver3は弓しか持っていないので、少ないですけどね。
一応、使わないパーツに、バスターランチャーのパーツの一部があるんですけど、あくまで一部なので、ランチャーは作れません。
さて、全景。
弓のすべてを取ろうとするとこんなになってしまうので、もっとアップにします。
三面図。
かなり良いかと思います。
確かに、レッドと比べると相当落ちますが、それでも格好良いKOGにはなっているのではないでしょうかね。
今のところまだ、いつでも帰るインジェクションのKOGはコイツのみですし、造形的にもどうしようもないものでもないです。
私にとって、最高のKOGは、同じwaveさんが2007年末に発売した超絶GK、syujyuさん原型の1/144KOGなんです。
あれに比べると圧倒的にクオリティが違いますが、そもそも両者は比べるものではないですね。
最高の造型を目指して徹底的なコダワリで作られた最新のガレキ版KOGと、インジェクション技術がまだ熟練したとは言いがたい頃の本キットですから。
これで批判されたら、後出しジャンケンですな。
それよりも、品質に問題があると思います。
手首の金型、修正しないとまずいと思いますけどね。明らかに確信犯だし。
あと、このKOGを作って実感したのが、WSCの生嶋さんの言葉。
以前、生嶋さんがアシュラテンプルを作り直すときに、
「足をヒールにしたお陰で、ほとんどすべてのパーツのバランスを変えなくてはならなくなった」
って仰ってたんですよ。
そのとき、たかがヒールにするだけで、そんなに印象に変化がでるもんかな?って思ってたんですが・・・。
正面の写真を見ると、明らかにバランスがおかしいですね。下半身の。
なるほど、こういうことかと。
今になってやっと分かりました。
ま、私は、基本的にFSSのキットは改造しないと決めているので(その時代の限界や、その原型師の解釈が面白いと思うので)、このまま完成させますけどね。
最後に、サイズ比較。
でかいな。KOG。ヒールにして、余計にそう感じる。
こうして並べると、やはりレッドのデキの良さが伝わりますね。
どうして、こんなに一気に進化したんだろ?
まあ、造型的には圧倒的にレッドに対してKOGの完敗ですが、作りやすさという意味では、かなり楽ですよ。
何しろ、パーツが少ないですからね。
構造も考えられていて、完全に工作と塗装を分離できます。
なので、ストレスなく進んでいけますね。
さて、KOGの仮組みも終わったので、次はF-16の仕上げだな。
しっかし、ネタを貯めて一気に更新すると、回数が少なくて楽だが、その分一回の量が多いので、疲れますね。
そんな訳で、今日のKOGはお仕舞い。
また。
ってことで、次のキットはこいつです。
今日のKOG.ver3のお時間です。
こいつの購入時期は、確か2007年2月です。
初めての、そして今のところ最後のワンフェスのチケット(ガイドブック?)を買いにいったら置いてあったので、購入したのですな。
かつて、waveさんがモータヘッドのインジェクションキットを出してくれる、唯一のメーカーでした。
そして、そのインジェクションの第一弾は、おそらく1/100KOGです。
おそらくと言うのは、バンダイ以外のメーカーって、キットの発売時期を商品紹介にあまり書いてないから、不明なのです。
商品紹介といいましたが、1/100KOGは紹介もされてません。
絶版です。
どうも、デキがかなり悪かったようですね。
当たり前です。
インジェクション初参戦で初MH、おまけに簡易金型ですからね。
デキは推して知るべしです。
その後、現在でも発売されているジュノーン初期型、バッシュ・ザ・ブラックナイトが出て、その後にやっと本金型を使ったレッドミラージュが出るわけです。
ここまできて、waveさんもノウハウの蓄積に自信を持ったのか、1/144でインジェクションMHを出します。
これが、KOGです。
発売時期は、やっぱり不明です。
レッドの数年前ではないかと思われるので、1990年代の後半ですね、きっと。
バンダイは丁度MGを開始した頃と重なるのかな?
さて、そんな流れを経て発売されたKOG。早速内容を見ていきましょう。
まずは、足。
パーツ分割が少ないですね。サクっと完了しますよ。
足裏のディテールは、キチンと入ってます。
なかなかよろしいかと。
パーツが少ないがゆえに、ディテール省略が目立つのでは本末転倒ですが、この時代にしては、かなり頑張っていると思います。
次、脚部。
かなり一体整形が目立ちますね。
レッドだと3つとも別パーツにしていたイレイザーエンジンが、すべて一体整形。
おまけに、足首アーマーも一体なので、ちょっと立体感が乏しいです。
ともあれ、組み立て完了。
ま、レッドと比較するのはちょっと無理があるのかもしれません。
作っていて実感するのが、パーツ構成や構造、造型が、KOGからレッドの進化が半端ではないと言うことです。
なるべく一体整形をしてコスト削減ってのは、90年代後半までキャラクターモデルの主流でしたが、レッドはことごとく別パーツ化しているのですね。
コトブキヤさんの鬼分割も、MGのマスキングいらずも、レッドが源流なのでは?
まあ、キャラクターモデルに限らず、現在はスケールモデルも、なるべく別パーツ化が基本となっていますからね。
価格を抑えて子供向けに作るよりも、高額帯になっても、造型を優先させて大人向けに作るほうが、売れ行きがよいのでしょう。
次。腰。
非常に作り易い構成です。
面白いのが、タコ足みたいなポリ。
ユルユルなのですぐに取れてしまいますが、まあね。しょうがないです。
下半身完成。
次。胸部。
やはり、できるだけ一体整形。
肩軸が不思議な構造ですね。
挟み込んで接着するんですよ。
なんで、こんな風にしたんだろう?
腹と胸部の接合面になんのガイドもない上にピッタリと面が合わないので、真鍮線を通します。
次、肩。
やっぱり、一体整形が目立ちますね。
むしろ、よく抜けたなって思いますが。
さて、はっけーん!!
左右で形が違いますね。
向かって左側。こいつが湯流れ不良のパーツです。
もう片方の肩のパーツはちゃんとしてましたから、個体差でしょうかね。
肩完成。
凄まじく厚みのある肩ですな。
次。腕部。
肘関節が、ポリにポリを挿すという構成で、かなりユルユルです。
さて、はっけーん!!
さっきの湯流れ不良とは違い、これは完全な管理不足による不良パーツです。
写真だと分かりづらいので説明すると、上のパーツ。上腕です。そして、手首間接のためにポリを細いほうに入れるんですが、その部分にでかい塊があるのです。
多分、金型がこの部分が砕けているのでしょうね。
お陰でポリを入れるスペースにプラの塊が詰まっているので、ポリが入りません。
これ、両手共になっております。
完全に、管理放棄ですな。何年も前からこの欠点は放置されているんですよ。
仕方ないので、ナイフでゴリゴリ削ります。
さて、腕も完成です。
次、頭部。
KOGのキモとなる、重要な部分ですな。
あんだけデカイ頭だったら普通アンバランスで格好悪くなるはずなのに、なぜか格好いいのがKOG。
デザインの妙なのでしょうな。
永野さん。メカデザイナーとしては、超一流だと思います。
あくまでメカデザイナーとしては、ですけどね。
ゴリっと男らしい分割。
頭頂部のディテールが、下手したら合わせ目消しで死んでしまうよ!!
ボークスさんのGGIみたく、頭頂部だけ別パーツにすりゃいいのに。
あと、フェイスも合わせ目があるのは厳しいんでは?
それにしても、頭頂部のプラ、分厚いですね。5mmくらいあります。
ここまで分厚いプラパーツを見たのは、アラレちゃんのファンタジーライオンくらいだな。
ヒケとか大丈夫か?
意外と、ヒケてないですけどね。
最後、スタビライザーと武装です。
武装といっても、KOG.ver3は弓しか持っていないので、少ないですけどね。
一応、使わないパーツに、バスターランチャーのパーツの一部があるんですけど、あくまで一部なので、ランチャーは作れません。
さて、全景。
弓のすべてを取ろうとするとこんなになってしまうので、もっとアップにします。
三面図。
かなり良いかと思います。
確かに、レッドと比べると相当落ちますが、それでも格好良いKOGにはなっているのではないでしょうかね。
今のところまだ、いつでも帰るインジェクションのKOGはコイツのみですし、造形的にもどうしようもないものでもないです。
私にとって、最高のKOGは、同じwaveさんが2007年末に発売した超絶GK、syujyuさん原型の1/144KOGなんです。
あれに比べると圧倒的にクオリティが違いますが、そもそも両者は比べるものではないですね。
最高の造型を目指して徹底的なコダワリで作られた最新のガレキ版KOGと、インジェクション技術がまだ熟練したとは言いがたい頃の本キットですから。
これで批判されたら、後出しジャンケンですな。
それよりも、品質に問題があると思います。
手首の金型、修正しないとまずいと思いますけどね。明らかに確信犯だし。
あと、このKOGを作って実感したのが、WSCの生嶋さんの言葉。
以前、生嶋さんがアシュラテンプルを作り直すときに、
「足をヒールにしたお陰で、ほとんどすべてのパーツのバランスを変えなくてはならなくなった」
って仰ってたんですよ。
そのとき、たかがヒールにするだけで、そんなに印象に変化がでるもんかな?って思ってたんですが・・・。
正面の写真を見ると、明らかにバランスがおかしいですね。下半身の。
なるほど、こういうことかと。
今になってやっと分かりました。
ま、私は、基本的にFSSのキットは改造しないと決めているので(その時代の限界や、その原型師の解釈が面白いと思うので)、このまま完成させますけどね。
最後に、サイズ比較。
でかいな。KOG。ヒールにして、余計にそう感じる。
こうして並べると、やはりレッドのデキの良さが伝わりますね。
どうして、こんなに一気に進化したんだろ?
まあ、造型的には圧倒的にレッドに対してKOGの完敗ですが、作りやすさという意味では、かなり楽ですよ。
何しろ、パーツが少ないですからね。
構造も考えられていて、完全に工作と塗装を分離できます。
なので、ストレスなく進んでいけますね。
さて、KOGの仮組みも終わったので、次はF-16の仕上げだな。
しっかし、ネタを貯めて一気に更新すると、回数が少なくて楽だが、その分一回の量が多いので、疲れますね。
そんな訳で、今日のKOGはお仕舞い。
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