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さて、スピットファイアMK.VIIIも終わり、次にやるべきキットは・・・、

コイツだ!!

今日のF-16CJのお時間です。

本当は、スピットファイアの前から組み始めていたのですが、急遽スピットをやることになり、こっちは後回しになってました。
中途半端なところで止めると、なんだか分からなくなりますね。


100_4118.JPG

ちょっと前にF-16を作った気がしますが、考えてみれば、もう一年位前になるのですね。
私は手が異常に遅いので、月日と完成品の数が比例しません。

さて、写真にもあるように、今回は2機同時進行します。
タミヤのスーパーキット、1/48のF-16CJと、1/72のスタンダード、ハセガワのF-16CJです。
なんで2機同時進行かというと、手間は大して変わらずに2機作れそうな気がするから。
というか、ある意味では、ヨンパチの実験台という意味も兼ねてます。ナナニイの方は。

タミヤのスーパーキット、ヨンパチF-16。ずっと作りたかったんですね。
が、中々踏ん切りがつかなかったんです。キットが凄すぎて。
でも、そんなことを言ってばかりいたんじゃ、いいキットにいつまで経っても挑戦できませんし、曲がりなりにも3つ完成させたんだから、やってみてもいいだろうと。
このキットは、いつでも買えますしね。世の中には、中々買えないスーパーキットも多数あるわけで、いつでも買えるスーパーキットなら、安心して挑戦できるし。

まずは、全景から。


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ちゃんと写ってませんが、本当に素晴らしいディテールです。
私好みの、糸を引くくらい濃密なディープキ・・・もといディテールです。

このキットは2007年発売ですね。
2000年代のタミヤのエアモデルは、総じてハイパーディテールです。ハセガワがそこまでハイパーディテールではないのと対照的です。
最近のタミヤの方針、大スケールで超絶ディテールのキットを作り、それをダウンスケールしていく。
F-16はその奔りです。

2004年。考えられる限りの要素を詰め込んだ、理想のF-16を1/32でタミヤは出してくれました。
本当に究極のF-16でしょう。
こいつをダウンスケールしたのが、1/48のF-16。
ヨンパチというスケールにおいて、不必要なものをサンニイからオミットし、しかしディテールやフォルムはそのままで小さくしたわけです。
なので、大きさや価格を考えれば、ベストなF-16はこのキットかもしれません。

このやり方は、後に零戦でも踏襲されていますね。
ウンチクを語りだすとキリがないので、やめます。


100_4114.JPG

このキットはネジも使うので、こんなものも付いてきます。
親切なのか、そもそもネジなんて使わなくても組み立てられるようにすべきだったのかは、人それぞれの考え方次第でしょう。

さて、早速組立て開始。
いつものように、コクピットから。


100_4125.JPG
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100_4137.JPG

外部のディテールもさることながら、内部も手抜きがありませんな。
エアモデルはディテール命な所があるので、作り手も最新の注意を払って組み立てる必要があります。
これが結構ストレス。
流し込み接着剤を流してたら、持っているところにいつの間にか流れ込んでて、指のあとがパーツについて汚くなってしまって、ペーパーがけで綺麗にしたらモールドが消えてしまった。なんていう失敗は誰でもあるはず。

ほんと、キャラクターモデルの3倍は疲れるよな。エアモデル。
組立ても疲れるし、塗装ははるかに大変だし。


100_4142.JPG

気合のマスキング。
ベースのグレーを塗った後、黒く塗る箇所を残してテープを貼ってます。
ホント、疲れる。


100_4151.JPG

ノーズギア周辺。
タービンの重なり具合がイカス!!


100_4163.JPG
100_4166.JPG

頑張って塗り分けました。
計器版のデカールがいい感じです。

やっぱり、計器版はデカールか、さもなきゃカラーエッチングだよなあ。
塗装でここまで細かい塗りわけはできないよ。

んで、胴体接着。


100_4173.JPG
100_4178.JPG

今回、ちょっと失敗したのが、胴体上部の2分割されたところのライン。
綺麗に合わせられませんでした。

キットのパーツの合いはほとんど完璧なのですが、私が下手すぎてダメにしてしまったのです。
整面作業の時にやすって均すことにしましょう。

そう、パーツの合いが完璧です。ビックリするぐらいに綺麗にピッタリと合います。
合い過ぎて、流し込み接着剤が毎回多すぎてしまうくらいピッタリです。

こういうスーパーキットを作っていると、いかに自分が下手なのか、如実に感じますなあ。
普通のキットなら大して上手くなくてもちゃんと出来た気がするのですが、キットの質が高い、すぐに自分の失敗が分かるので、余計に実感しますね。
なんだか、逆な感じもするけどね。
手が遅い上に、超絶不器用ですからねえ。私。

それにしても、組立て始めて改めて思った。
初1/48でこのキットは失敗だったかも。パーツ多いし。疲れる。
ま、大好きなF-16のスーパーキットですからね。気合入れて、じっくり作っていきましょう。

そんな訳で、今日のF-16CJはお仕舞い。
また。

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