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超・絶・完・成

意味不明なフリで始まりました。
今日のνガンダムのお時間です。

ちょっと時間があったので、未塗装の細かい箇所と墨入れ、トップコートまで一気に仕上げてしまいました。
開始から一月半かかっての完成です。

まずはお約束の三面図から。


三面図

ん~。いかしてますね。とても旧キットとは思えません。え?そうでもないですか?
ま、それは私の腕が悪いからですよって。

かなり青白いというかグレーがかって見えますけど、もうちょっと白いです。実物は。
脛の間違ったモールド。面倒なので、修正しませんでした。
あんまり変わんねえよってことで。ま、実際には随分と違うのですけどね。

さて、まずは基本装備。


基本装備

銃と盾。

やっぱり、きまってますね。滅茶格好いいですよ。
しかし、たった2mm脚を幅増ししただけで、ここまで逞しさが増すとは思いませんでしたね。
立体造形って不思議ですね。

お次はバズーカ。


バズーカ装備

ガシャコンっと。
ガンダムと言えばバズーカ・・・なのかどうかは知りませんけど、まあ格好いいと思います。
どちらかと言えばビームライフルの方がガンダムらしいかな。

そして、最後で散々活躍した白兵戦用武器。


サーベル

ビームサーベル。

νのサーベルって特徴的なデザインが好きです。日本刀の様に反りがありますしね。
あの微妙な反りが鉄製の刀では切れ味を増す秘訣なわけですけど、ビーム製の刀の場合はどうなんでしょうね?

んで、最終兵器登場。


最終兵器フィン・ファンネル

フィン・ファンネルですな。

ファンネルってだけでインチキなのに、相手の攻撃を跳ね返してしまう盾の役割もしてしまうなんて・・・。
ちょっとずるいですよ、ニューガンダムさん?

この片方に重心の寄ったデザインが非常に格好いいわけですけど、模型としてはかなり厄介な代物ですね。
このキットは股関節基部が若干動くんですけど、案の定、左に曲がってしまいます。
ちゃんと踏ん張れば後ろへは仰け反らないので、なんとかなりますけどね。

しっかし、このファンネルの塗りわけはかなり面倒でした。結構手抜きしてしまいましたけどね。


さて、恒例のキットレビューでもします。

○キットの造形:7点
いくつか欠点とも言うべきものがありますけど、そのほとんどが個人的好みに依る物だと思います。
例えば、私は下半身が貧弱に感じましたが、人によっては細めの方が好きって人もいることでしょう。
最も大きな欠点だと思うのは、顔。νらしくない気がしますね。
ま、これはこれで格好いいんですけどね。
そんな訳で、シリーズで最も造形的には優れていると思います。


○どれだけ簡単に綺麗に作れるか度:6点
特に問題点はなし。金型の劣化が激しいのか、バリが数多く見られたり、時代相応の精度なんでしょうけど合わせ目の段差が大きかったりもしますけど、ゴチャゴチャ言うほどのことでもありません。
よって、サクサクと組み立てられます。
塗装に関しても、結構パーツ分けが綺麗になされていて、やり易いです。
ただファンネルだけはいくらか面倒です。噛み合わせもあまりよくないですし、塗装も面倒。
仕方ないのですけどね。ま、ファンネルなしバージョンを買えば、7点でもいいかな?


○可動範囲:6点
シリーズの中でも動くほうだと思います。ジェガンさんに匹敵するのでは?
いや、肘関節を回転軸にできる分、こっちが上だな。
ただし、足首が致命的に動かないので、どうしてもキッチリと接地させたい場合は、軸を伸ばしてやるか、裾を削ってやる必要がありますね。
私はしませんでしたけど。
股関節もしくは腿を改造してがに股にできるようにすると、意外と接地の悪さも気にならなくなりますし。
 
膝も他より若干曲げられる角度が少ないですが、ポーズには膝よりも股関節の方が大事なので、これも同上ですね。


○関節・武器保持力:6点
シリーズの中で最も武器保持が安定しているキットだと思います。
それもこれも、ライフル専用の手が付いているからですね。
サーベルもなんとか保持できますし、バズーカは引っ掛けているだけですけど元々そんなに取り回しきかない物ですし。
ほとんど問題はないかな。
関節はいたって普通に丈夫です。

 
○プレイバリュー:6点
武器も比較的豊富ですし、ファンネルも付いているのでガチャガチャ遊ぶ人でもそこそこ楽しめるのでは?
ファンネルは色々と制約が多いですけどね。
股関節も動かし易いですから、わりとポーズも付け易いですしね。



○置物的価値:7点
シリーズ中、最もいい造形だと思うので。知名度も高いですし。
丁寧に仕上げてやれば、最近のキットにも負けないクオリティになると思います。 
νさんはシリーズで最初に発売になったキットのはずですが、後の物が悉く劣化しているってのはどうなんでしょうかね?
造形的にはサザビーを除いて、そこそこなレベルを維持していると思うんですけど、関節やら武器保持やらが比較できないくらい悪くなっていますしね。
やっぱり主役機ってことで気合いが入っていたんでしょうか?


○総合評価:7点
 かなりいいキットだと思います。組み立てて部分塗装で終わらせても、色プラが結構綺麗にはまっているので見栄えもしますしね。
全塗装までやれば、相当のものが出来るかと思います。
今のキットに比べて幾らか面倒な手順を踏まなければならないのは仕方ありませんが、このクオリティを1000円くらいで手に入れられるのは美味しいと思います。
MGだと5000円。GFFだと・・・幾らだろ?知らん。
ま、そんな感じで。充分に現役だと思いますよ。


○お勧め度:7点

頑張って作る価値のあるキットだと思います。
上にも書いたように、造形も結構いいですし、値段も安いと。
上手い人が上手に手を入れた作例が見てみたいのですが、ないですねえ。

レビュー終了っと。

ま、かなりいいものだとは思います。間違いなく、シリーズ最高のデキ。
今のレベルで考えれば、それはちょっと辛いですけどね。

そんな訳で、今日のニューガンダムは終了。

シリーズも残すところサザビーのみ。
でも、アレが一番難易度も、心を砕く破壊力も高いんだよねえ。
頑張れ、俺。

では。


~追記~

今回のνガンダム。個人的にはかなり満足のいく塗装ができたので、いつもよりも高画質で重たい画像を載せちゃいます。
重いので、近いうちに消すつもりですけどね。


焼き直し
比較1
比較2

すべて、上の載っている画像の高画質版といった感じです。
2枚目からは、素組みとの比較としてますけどね。

やっぱ、脛を幅増しして良かったな。
MGなどでも、脛はこんなに太くないんですけどね。
それでも下半身が貧弱に見えないってことは、MGは旧キット1/144に比べて、上半身のボリュームが抑えられているってことなんでしょうね。
模型ってのは何mmの差が大きな印象の違いになるものですから、開発者の研究と労力は大変だと思います。

しかしこうしてみると、塗装ってものの威力の大きさが分かりますねえ。
昔と違って、今はネットで超絶作例を沢山見られますから、私の様に目だけ肥えてしまった人間でも分かることですけどね。
この程度のレベルの塗装でも、圧倒的に質感が増す模型ってのは不思議。

塗装。もう少しやり方を研究しないといけないなあ。
勿論、雑誌などは読まずに自力でね。

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無題
おめでとうございます。
いよいよ次はサザビー・・ですね!
(確かにあのプロポーションはやばいですね・・・)

いやしかし旧キットとはいえ、スジ彫りしたりしっかり塗装すれば、最新のHGUCよりもカッコよくなるんですね。
素組み時よりも、はるかにカッコ良くなりましたよ(^^)
グラデ塗装って私は苦手なのですが、
無礼部員1様はかなりお上手に塗られますね。
私は結構、筆塗りで済ませてしまうことも多いので・・・。

ハイコンプロに負けないνガンダムになったと思いますよ。
お疲れ様でしたー。
コスオルモス URL 2007/07/10(Tue)21:57:13 edit
Re:無題
お褒めの言葉、ありがとうございます。
やっぱり、褒められとモチベは上がりますね。

次のサザビー。ええ、頑張りますとも!鋭意制作していきます。
といっても、心が折れない範囲での改修ということで。
じゃないと、途中で放り出してしまいそうなので。

完成させることが第一!

グラデ。もう少し上手になりたいですね。有るか無きか程度がいいのかもしれません。そうすると、写真映えしないんですけどね。
グラデと発色。両方を達成できないかと、これからも研究していきます。
やっぱ、シャドウを実験してみよう・・・。

20年前とはいえ、このシリーズ以降って、今見てもそれなりにいいデキなんですよね。
そりゃ、最近のキットに比べればディテールが格段に甘いですけど。フォルムは及第点だと思います。
模型は置物と考えれば、可動範囲の狭さだって気になりませんし。

筆塗りは難しいです。筆で綺麗に塗装するのは私には不可能だと、幾つかのキットで実験してみて分かりました。(実験ばっか)
部分塗装ですら、スジができる。塗膜が厚くなる。色彩が均一にならない。などなど。
なので、筆で綺麗に仕上げられる人は凄いと思います。

現在、修行をしたくて旧キットばかり作っているわけですが、確かにいい練習台になりますね。
安めだから惜しくないし、どうしたって元よりは悪くならないし。
開き直って、実験台として使ってます。

修行もいいのですが、心底作りたいキットも溜まって参りましたので(レイレナードとか)、シリーズが終わったらアーマードコアシリーズにかかる予定です。

なるべく早く、やりたいキットを作成できるよう、頑張ってサザビーを作って行きます。

では。
【2007/07/11 00:42】
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