その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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サザビーさん。早くアーマードコアシリーズを開始するため、頑張って作って行きたいと思っています。
といっても、アーマードコアに入る前に、ラッカー塗料に移行するための習作を一つ作っておきたいかな。
それほど変わらないのでしょうけど、新しいことって想定外の事態が必ずありますからね。
ちゃんと作りたい物で実験するほど、私は漢になれません。
・・・サザビーで実験すればいいのか?
さて、今日のサザビーの開始です。
今回は、顔を改修していきます。
いつもなら股関節やそれに準ずる所から始めるのですが、サザビーさんに限っては、簡単なところから始めると、あとでモチベが続かないと踏んで、面倒な箇所からやっていきます。
これが元の顔ですね。ガンプラ史上、ワースト3に入るほどの失敗面ではないでしょうか?
これをなんとかまともにしていきたいのですが・・・。
顔を弄るのって初めてなんですよね。
今まで、顔を改造するのは怖くて手を出しませんでした。
細かいじゃないですか?失敗できないじゃないですか?
今回、失敗しても前ほど悪くはならないだろうと思い、挑戦してみることにしました。
ってか、挑戦しなかったら、どうやったって格好よくはならないんですけどね。
ちなみに、命題はいつも通り、「なるべく簡単な改造で格好よくする」です。
よって、使えるパーツはなるべく使うことが肝心です。上手い人はある部分だけサクっとスクラッチしてしまいますけど、私がそれをやっていると延々終わらないってことになります。
すると、モチベダウン。
私にとって模型は遊びである以上、楽しみながら完成させることが至上命題なので、気力の続く範囲でやることが肝心です。
横からの図。
これから、顔のアチコチをぶった切っていきます。
ああ、怖い。
やってしまった・・・。もう、後戻りはできないぞ、俺。
モデリングソーやデザインナイフなどを使ってやると、意外と綺麗に切り取れるものですね。
ちょっとビックリ。
で、とりあえず、イメージするためにやってみました。
左がキットそのまま。右がフェイスを奥に移動し、尚且つ上にもずらして目を鋭くしたもの。
横顔だけは、かなり良くなったように感じます。
ちょっと、アゴがしゃくれすぎな気もしますが。
次。
ヘルメットをどうするか、イメージを掴むために、下だけ3mm幅増ししてみました。
末広がりの方が格好良いと思ったので。
全然イメージが湧いてこない図ですが、頑張って想像、否、妄想です。
ちょっと頭が丸っこすぎる気もしますね。これを上手に楕円形にするとなると・・・
面倒臭すぎる。だって、頭と襟の部分をぶった切って、頭を削ってあげないといけないわけですよね。
ちょっとそこまでは、センスの無い私には想定が及びません。
既に、ヘルメットの下側に3mm幅のプラ板を、フェイスの上側に1mm幅のプラ板を接着してしまいました。
フェイスも細いような気がしたので。
しかし、斜めに幅増ししなくてはならないので、かなりやり辛いです。接着面が少なくて安定しないし。
はなから斜めに切り取ったプラ板を使うべきなのでしょうかね?
アルテコで誤魔化す予定ですが。
ま、とりあえず、カッターで上手に切り取れば、まだまだプラ板接着面は綺麗にやり直せそうなので、とりあえずこのまま。
フェイスがある程度形になって、ヘルメットの中に入れられるようにならないと、いまいちバランスが見えてきません。
フェイスもアレでいいものか、いまだに分かりませんし。
パーツが小さすぎて、しかも固定方法がないため、ヘルメットとフェイスのお互いのバランスを見れないんですよ。
よって、今回の改修はこれで終了。
フェイスとメットの接着部分が固まったらバランスを見て、再度検討します。
しかし、フェイスの固定方法と首関節のことをまったく考えず、ぶった切ってしまったなあ。
ま、どうにかなるでしょう。
では、今日のサザビーはお仕舞い。
また。
~追記~
最近、マクロス関連に興味を持ち始めています。
ずっと昔、第一次現役時代の頃、もう17年くらい前のことですが、一個だけマクロスのバルキリーのキットを買ったことがあります。
メーカーは分かりません。サイズは・・・ガンプラの1/144と同じくらいだったと思います。
それしかマクロスを買ったことがないのですが、デザインは昔から好きです。
で、ちょくちょくネットで調べたりしているんですけど、意外と作例は見当たりませんね。
好きな人も多いらしく、幾つかのキットを作っているサイトさんもあるのですが、ガンプラと違い、広範にわたって作られているものではないようです。
よって、どんな物なのか分かり辛い。
哀しいかな。人気なんてこんなものです。露出が多い方が人気が出るのです。質とかはほとんど関係ないのです。
ガンダムの方がデザインが優れていたとも思えないのに、模型ではガンダムが圧勝ですから。
マクロスもいいデザインだと思いますけどね。
ガンダムと違い、マクロスは色んなメーカーさんが作ってきたようですね。
ハセガワをはじめ、イマイ、アリイ、最近ではWAVEなど。
イマイさんはもうなくなってしまったようですし(残念!!)、アリイさんもどうやらアレなキットメーカーのようです。WAVEさんも二つくらいしか出していないみたいですし。
つまり、ハセガワさんにマクロスキットの未来がかかっているようですね。
そのハセガワさんが、今夏、マクロスの限定キットを発売するようです。
http://www.hasegawa-model.co.jp/J-index.htm
正直、どうでも良かったりします。既発売のキットを塗装しただけの商品のようですから。
ランナーについたままの塗装だったら、かなり間抜けな状態になってしまいそうですし。ゲート跡とか。
限定といっても、既発売のキットと塗装しか違わないわけで、しかもとりあえず塗装器具を持っている私からすると、キットの作成で一番楽しい塗装工程がないというのは、どうもなって思ってしまいます。
ハセガワさんのキットは、所謂「当たり前の設計」のキットでして、合わせ目などはユーザーが消すことが前提になっています。
これを塗装済みで発売するということは、合わせ目を消せないということですね。
(ハセガワさんのモールドなどは素晴らしいんですよね。かなり繊細でペーパーがけも注意という、上級者向けディテールだったりするんですけど)
キットを、腕前はともかくも全塗装までやることを前提に考えている人からすると、いまいち何がしたいのか分からないキットではあります。
分かり易く言うと、金メッキ仕様の百式です。
色々とやり辛いと。
が、それ以外の人。塗装にしても部分塗装までという人からすると、これは有り難いキットに早変わりするのではないでしょうか?
塗装したくても、模型にそんなにお金をつぎ込めないとか(子供やお父さん)、家庭環境がシンナーなどを許さないとか。
そういった人、沢山いると思います。
でも、彼らだって、綺麗に彩色されたキットが欲しい筈です。
そういった人たちにも、個人で基本工作をやったものよりも完成度は劣るかもしれませんけど、ある程度以上の水準の完成度を提供してくれるという試みは、非常に大事だと思います。
しかもこれ、実際にどうなるのか良く分からないのですが、組み立ては自分でやるものだと思うんですよ。
だって、既発売のキットと同じですから。
とすると、完成品という、どこか受動的で怠惰で堕落した感のあるものとは、一味違うわけです。
「基本工作も塗装をすることもなしに、作ったとは言わない」
こう言う方もいるかもしれませんけど、そんなことはありません。
組み立てるだけで楽しいですし、作った本人には随分と思い入れが違うものですから。
さらに、このキット、相当に良心的です。既発売のキットに塗装を施しているのに、お値段は400円しか上がってません。
バンダイでは考えられない事態です。ちょっとコーティングをしただけで倍額にしてくるメーカーですからね。
模型の裾野を広げていく上で、こういったやり方もまた有りだと思います。
勿論、全部がこうなると、塗装をしたい私には困ったことになりますけどね。いちいち塗装を落とさなくてはならないなんて、嫌ですから。
部分的にこういったことをするのはいいということです。
全塗装やら改造なんてものは、ある意味好みの問題になりつつあるのが現状です。塗装なんてしなくたって、ほとんど色分けされたキットを買える時代ですから。(これはまだ、バンダイやコトブキヤさんくらいなんですけどね)
塗装しなくてもいいキットってのを否定する人もいますけど、これは狭量だと思います。
結局、模型って物はやっている本人がゴールを決める物であって、塗装を必要としないくらいに色分けされているのに満足したなら、組むだけでもOK。それがゴールなのです。
逆に、全塗装をしないと気が済まないのなら、塗ればいいだけのことです。
確かに、塗装をするだけで質感は大幅に上がりますから、とても楽しいですしね。表現の方向性も無限大に広がりますし。
もっと言えば、改造をしたい人は、勝手にすればいいだけです。
模型って何をしなくてはならないというものではなく、そのくらいに幅のある遊びだと思います。
「やりたいようにやる」
これが肝心ですからね。
そんな考えを持つ私は、完成品としてではなく、塗装済み組み立てキットとして「マクロス」を出すことは大いに賛成です。
これを誕生日プレゼントとかに買ってもらった子供が(現在では渋いリクエストだが)、塗装の威力を思い知り、また一歩模型に踏み込んでいくかもしれないではないですか。
子供の頃、金銭的都合によってできなかった塗装がなされたキットを手に取り、お父さんも何とかして嫁を騙くらかし、模型ができる環境にしようとするかもしれないではないですか。
限定品というのが惜しまれますけど。
完成品。つまり、「模型の根本を否定する模型」というアンビバレントな商品が台頭して来ている最中、組み立てるという模型の根本的な楽しさは残しつつも、人によっては「できない・やりたくない」工程を省いたものがあっても良いと思うのです。
その中の何人かが、もう少し深い世界を覗いてみようとするのでしょうから。
まずは、敷居の低い製品で遊べばいいじゃないですか。
マニアックで技術的だから高等・高尚であるわけでもないですからね。
オッカムのカミソリの理論ですよ。
「同じ答えを導き出す二通りの式があるのなら、より単純な方が正解だ」
色々と弄繰り回すなど苦労する必要のあるキットと、最初から格好よく塗装もさほど必要ないキット。目指すものが同じなら、後者が正解に近いってことです。
そこから先のことは、さっきも言ったとおり、自分でゴールを設定すればいいだけのことです。
組み立てキットの楽しさは、この自由度にあるのですから。
そういう意味において、バンダイやコトブキヤさんの色分けがしっかりしているキットってのは素晴らしいと思いますし、塗装済みキットも有りだと思います。
ここまで言っておいて、私はこのキットを買わないんですけどね。
限定品だから何だよと。転売屋さん、頑張れよと。
いや、元々、YF-19は前から凄く欲しいんですよ。この前進翼といい、胴体の流れるようなフォルムといい大好きなんです。グラマンX-29の翼を、私の大好きなF-16の胴体に付けた様なデザイン。
・・・いい!!
でも、今現在、マクロスにまで手を出していてはお財布と時間が間に合わなくなるんですよ。
積みもこれ以上増やしたくないし。
積んであるガンプラの片が付いたら、おそらくボトムズ関連と共にマクロスにも手を出すのでしょうけど。
その前にFSSを何とかしたいなあ。
高いんだよね、アレ。
もっと根本的な理由を言えば、限定版といっても既発売のと同じだし、エアブラシを買って以来塗装の楽しみを知ったので、それがないのをわざわざ買っても仕方ないと。
そんな訳で、このキットを歓迎しながらも、自分では買わないつもりの私です。
これもアンビバレントだねえ。
といっても、アーマードコアに入る前に、ラッカー塗料に移行するための習作を一つ作っておきたいかな。
それほど変わらないのでしょうけど、新しいことって想定外の事態が必ずありますからね。
ちゃんと作りたい物で実験するほど、私は漢になれません。
・・・サザビーで実験すればいいのか?
さて、今日のサザビーの開始です。
今回は、顔を改修していきます。
いつもなら股関節やそれに準ずる所から始めるのですが、サザビーさんに限っては、簡単なところから始めると、あとでモチベが続かないと踏んで、面倒な箇所からやっていきます。
これが元の顔ですね。ガンプラ史上、ワースト3に入るほどの失敗面ではないでしょうか?
これをなんとかまともにしていきたいのですが・・・。
顔を弄るのって初めてなんですよね。
今まで、顔を改造するのは怖くて手を出しませんでした。
細かいじゃないですか?失敗できないじゃないですか?
今回、失敗しても前ほど悪くはならないだろうと思い、挑戦してみることにしました。
ってか、挑戦しなかったら、どうやったって格好よくはならないんですけどね。
ちなみに、命題はいつも通り、「なるべく簡単な改造で格好よくする」です。
よって、使えるパーツはなるべく使うことが肝心です。上手い人はある部分だけサクっとスクラッチしてしまいますけど、私がそれをやっていると延々終わらないってことになります。
すると、モチベダウン。
私にとって模型は遊びである以上、楽しみながら完成させることが至上命題なので、気力の続く範囲でやることが肝心です。
横からの図。
これから、顔のアチコチをぶった切っていきます。
ああ、怖い。
やってしまった・・・。もう、後戻りはできないぞ、俺。
モデリングソーやデザインナイフなどを使ってやると、意外と綺麗に切り取れるものですね。
ちょっとビックリ。
で、とりあえず、イメージするためにやってみました。
左がキットそのまま。右がフェイスを奥に移動し、尚且つ上にもずらして目を鋭くしたもの。
横顔だけは、かなり良くなったように感じます。
ちょっと、アゴがしゃくれすぎな気もしますが。
次。
ヘルメットをどうするか、イメージを掴むために、下だけ3mm幅増ししてみました。
末広がりの方が格好良いと思ったので。
全然イメージが湧いてこない図ですが、頑張って想像、否、妄想です。
ちょっと頭が丸っこすぎる気もしますね。これを上手に楕円形にするとなると・・・
面倒臭すぎる。だって、頭と襟の部分をぶった切って、頭を削ってあげないといけないわけですよね。
ちょっとそこまでは、センスの無い私には想定が及びません。
既に、ヘルメットの下側に3mm幅のプラ板を、フェイスの上側に1mm幅のプラ板を接着してしまいました。
フェイスも細いような気がしたので。
しかし、斜めに幅増ししなくてはならないので、かなりやり辛いです。接着面が少なくて安定しないし。
はなから斜めに切り取ったプラ板を使うべきなのでしょうかね?
アルテコで誤魔化す予定ですが。
ま、とりあえず、カッターで上手に切り取れば、まだまだプラ板接着面は綺麗にやり直せそうなので、とりあえずこのまま。
フェイスがある程度形になって、ヘルメットの中に入れられるようにならないと、いまいちバランスが見えてきません。
フェイスもアレでいいものか、いまだに分かりませんし。
パーツが小さすぎて、しかも固定方法がないため、ヘルメットとフェイスのお互いのバランスを見れないんですよ。
よって、今回の改修はこれで終了。
フェイスとメットの接着部分が固まったらバランスを見て、再度検討します。
しかし、フェイスの固定方法と首関節のことをまったく考えず、ぶった切ってしまったなあ。
ま、どうにかなるでしょう。
では、今日のサザビーはお仕舞い。
また。
~追記~
最近、マクロス関連に興味を持ち始めています。
ずっと昔、第一次現役時代の頃、もう17年くらい前のことですが、一個だけマクロスのバルキリーのキットを買ったことがあります。
メーカーは分かりません。サイズは・・・ガンプラの1/144と同じくらいだったと思います。
それしかマクロスを買ったことがないのですが、デザインは昔から好きです。
で、ちょくちょくネットで調べたりしているんですけど、意外と作例は見当たりませんね。
好きな人も多いらしく、幾つかのキットを作っているサイトさんもあるのですが、ガンプラと違い、広範にわたって作られているものではないようです。
よって、どんな物なのか分かり辛い。
哀しいかな。人気なんてこんなものです。露出が多い方が人気が出るのです。質とかはほとんど関係ないのです。
ガンダムの方がデザインが優れていたとも思えないのに、模型ではガンダムが圧勝ですから。
マクロスもいいデザインだと思いますけどね。
ガンダムと違い、マクロスは色んなメーカーさんが作ってきたようですね。
ハセガワをはじめ、イマイ、アリイ、最近ではWAVEなど。
イマイさんはもうなくなってしまったようですし(残念!!)、アリイさんもどうやらアレなキットメーカーのようです。WAVEさんも二つくらいしか出していないみたいですし。
つまり、ハセガワさんにマクロスキットの未来がかかっているようですね。
そのハセガワさんが、今夏、マクロスの限定キットを発売するようです。
http://www.hasegawa-model.co.jp/J-index.htm
正直、どうでも良かったりします。既発売のキットを塗装しただけの商品のようですから。
ランナーについたままの塗装だったら、かなり間抜けな状態になってしまいそうですし。ゲート跡とか。
限定といっても、既発売のキットと塗装しか違わないわけで、しかもとりあえず塗装器具を持っている私からすると、キットの作成で一番楽しい塗装工程がないというのは、どうもなって思ってしまいます。
ハセガワさんのキットは、所謂「当たり前の設計」のキットでして、合わせ目などはユーザーが消すことが前提になっています。
これを塗装済みで発売するということは、合わせ目を消せないということですね。
(ハセガワさんのモールドなどは素晴らしいんですよね。かなり繊細でペーパーがけも注意という、上級者向けディテールだったりするんですけど)
キットを、腕前はともかくも全塗装までやることを前提に考えている人からすると、いまいち何がしたいのか分からないキットではあります。
分かり易く言うと、金メッキ仕様の百式です。
色々とやり辛いと。
が、それ以外の人。塗装にしても部分塗装までという人からすると、これは有り難いキットに早変わりするのではないでしょうか?
塗装したくても、模型にそんなにお金をつぎ込めないとか(子供やお父さん)、家庭環境がシンナーなどを許さないとか。
そういった人、沢山いると思います。
でも、彼らだって、綺麗に彩色されたキットが欲しい筈です。
そういった人たちにも、個人で基本工作をやったものよりも完成度は劣るかもしれませんけど、ある程度以上の水準の完成度を提供してくれるという試みは、非常に大事だと思います。
しかもこれ、実際にどうなるのか良く分からないのですが、組み立ては自分でやるものだと思うんですよ。
だって、既発売のキットと同じですから。
とすると、完成品という、どこか受動的で怠惰で堕落した感のあるものとは、一味違うわけです。
「基本工作も塗装をすることもなしに、作ったとは言わない」
こう言う方もいるかもしれませんけど、そんなことはありません。
組み立てるだけで楽しいですし、作った本人には随分と思い入れが違うものですから。
さらに、このキット、相当に良心的です。既発売のキットに塗装を施しているのに、お値段は400円しか上がってません。
バンダイでは考えられない事態です。ちょっとコーティングをしただけで倍額にしてくるメーカーですからね。
模型の裾野を広げていく上で、こういったやり方もまた有りだと思います。
勿論、全部がこうなると、塗装をしたい私には困ったことになりますけどね。いちいち塗装を落とさなくてはならないなんて、嫌ですから。
部分的にこういったことをするのはいいということです。
全塗装やら改造なんてものは、ある意味好みの問題になりつつあるのが現状です。塗装なんてしなくたって、ほとんど色分けされたキットを買える時代ですから。(これはまだ、バンダイやコトブキヤさんくらいなんですけどね)
塗装しなくてもいいキットってのを否定する人もいますけど、これは狭量だと思います。
結局、模型って物はやっている本人がゴールを決める物であって、塗装を必要としないくらいに色分けされているのに満足したなら、組むだけでもOK。それがゴールなのです。
逆に、全塗装をしないと気が済まないのなら、塗ればいいだけのことです。
確かに、塗装をするだけで質感は大幅に上がりますから、とても楽しいですしね。表現の方向性も無限大に広がりますし。
もっと言えば、改造をしたい人は、勝手にすればいいだけです。
模型って何をしなくてはならないというものではなく、そのくらいに幅のある遊びだと思います。
「やりたいようにやる」
これが肝心ですからね。
そんな考えを持つ私は、完成品としてではなく、塗装済み組み立てキットとして「マクロス」を出すことは大いに賛成です。
これを誕生日プレゼントとかに買ってもらった子供が(現在では渋いリクエストだが)、塗装の威力を思い知り、また一歩模型に踏み込んでいくかもしれないではないですか。
子供の頃、金銭的都合によってできなかった塗装がなされたキットを手に取り、お父さんも何とかして嫁を騙くらかし、模型ができる環境にしようとするかもしれないではないですか。
限定品というのが惜しまれますけど。
完成品。つまり、「模型の根本を否定する模型」というアンビバレントな商品が台頭して来ている最中、組み立てるという模型の根本的な楽しさは残しつつも、人によっては「できない・やりたくない」工程を省いたものがあっても良いと思うのです。
その中の何人かが、もう少し深い世界を覗いてみようとするのでしょうから。
まずは、敷居の低い製品で遊べばいいじゃないですか。
マニアックで技術的だから高等・高尚であるわけでもないですからね。
オッカムのカミソリの理論ですよ。
「同じ答えを導き出す二通りの式があるのなら、より単純な方が正解だ」
色々と弄繰り回すなど苦労する必要のあるキットと、最初から格好よく塗装もさほど必要ないキット。目指すものが同じなら、後者が正解に近いってことです。
そこから先のことは、さっきも言ったとおり、自分でゴールを設定すればいいだけのことです。
組み立てキットの楽しさは、この自由度にあるのですから。
そういう意味において、バンダイやコトブキヤさんの色分けがしっかりしているキットってのは素晴らしいと思いますし、塗装済みキットも有りだと思います。
ここまで言っておいて、私はこのキットを買わないんですけどね。
限定品だから何だよと。転売屋さん、頑張れよと。
いや、元々、YF-19は前から凄く欲しいんですよ。この前進翼といい、胴体の流れるようなフォルムといい大好きなんです。グラマンX-29の翼を、私の大好きなF-16の胴体に付けた様なデザイン。
・・・いい!!
でも、今現在、マクロスにまで手を出していてはお財布と時間が間に合わなくなるんですよ。
積みもこれ以上増やしたくないし。
積んであるガンプラの片が付いたら、おそらくボトムズ関連と共にマクロスにも手を出すのでしょうけど。
その前にFSSを何とかしたいなあ。
高いんだよね、アレ。
もっと根本的な理由を言えば、限定版といっても既発売のと同じだし、エアブラシを買って以来塗装の楽しみを知ったので、それがないのをわざわざ買っても仕方ないと。
そんな訳で、このキットを歓迎しながらも、自分では買わないつもりの私です。
これもアンビバレントだねえ。
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