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今日のサザビーのお時間です。

今回は、あちこちを接着しました。


接着

とうとう胸も接着し、次回からは胸の幅詰めにかかれそうです。

別に接着を急いでいるわけでもないのですが、逆シャア祭りはこれが最後のキットなので、接着剤硬化待ち時間を利用して・・・っていうのをしたくないんですよね。
途中で別のキットを仮組みしてしまうと、最後って気がしないので。
ええ、気持ちの問題です。

なので、弄る必要がない場所は接着してしまいました。
接着が遅れた箇所も、こういったところの整形作業をして時間稼ぎをすれば、硬化待ち時間をとらなくてもいいだろうという計算です。

今回、脛カバー(?)の裏をパテで裏打ちしました。
ここ、かなり丸っこいので、後でエッジ出しをしてあげようかと思ったからです。

んで、ポリパテの蓋を開けようと思ったら、これが開かない。
今までもこんなことが何度もあったんですけどね。ここ最近、毎回でした。
「いつか、チューブが千切れるぞ」て思っていたら、やっぱり穴が開いてしまいました・・・。
それも、2箇所も。

アチコチからもれるパテですが、ムカついてきたので、思いっきり力を入れたら、蓋が開きました。
穴を塞ごうにも無理なので、放置です。
固まったら固まったで、捨てますよ。
まだ、7割くらい残ってますけど。ああ、勿体ない。

ほんとねえ、蓋の工夫をして欲しいよなあ。
ネジみたいに回す奴だから、チューブが千切れるんだよ。そこらの食器洗剤みたく、蓋を上に引っ張ってパカって開けられるものであれば、ある程度口でパテが固まってしまってもダメージは少ないだろうに。
機密性が保持できないのかねえ?

それなら、捻ってもダメージの少ない材質で、チューブを作るとかあるじゃん。
なんで、アルミ?

これからは、蓋をしっかり閉めるの、止めます。
緩くしておきます。

構造を考えたり、固定方法を考えたりする面倒な改造はもう終わったので、次回からは比較的簡単な改造に移行します。
スピードアップできたらいいけどね。

そういや、膨大な量の整形作業が残っていたな・・・。

そんな訳で、今日のサザビーはお仕舞い。

また。

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無題
先日はコメント投稿ありがとうございました。
近々、クレスト軽量級を入手予定なので、そちらも詳しくレビューする予定です。
是非宜しくお願いいたします。

ポリパテなら、造形切り出しならエポパテ、盛り付けならばアルテコパテをオススメしますよー。
1000円以上するのが厄介ですけども・・・

そういえばこんな勇猛果敢な方を見つけました。
(言語が少々地方弁っぽいです)
http://katouseisakujyoxrated.web.fc2.com/CC/POKEMONBATTLE.htm

小さい型のフィギュアが大好きな方らしです。
最近プラモより小フィギュアが持て囃される理由がちょっと分析できました。
それにしても、バーチャロンのプラモですら「ガレキみたいなモン」とは・・・
(私はガレキ作ったことがありますが、全然違いました)

今のホビー好きな方はそこまで平均的に制作意欲が低下しているのでしょうかねえ。
どうお思いになりますでしょうか。
コスオルモス URL 2007/07/22(Sun)22:30:59 edit
Re:無題
クレスト軽量級。楽しみにしております。
コスオルモスさんは計画的に模型を購入・制作されているみたいで、しっかり者ですね。
物欲に勝てない自分を糺そうと、私は最近我慢しております。

パテ。色々と実験して分かってきました。
ブログに乗せるのは先になるとは思うのですが、元パーツをポリパテで形状変更していたのですよ。
これがかなり厄介でした。


>http://katouseisakujyoxrated.web.fc2.com/CC/POKEMONBATTLE.htm

この言葉遣いの元ネタは「巨人の星」ではないかな。
星飛雄馬って主人公と、九州弁を喋るライバルがいたという知識だけある私です。
なので、確答ではないですが。

さて、私もハセガワさんのバーチャロンのプラモ。一個持ってます。
造りで言うと、創成期のMG+αって感じですよね。

○パーツ割などは初期MGまでの時代準拠。合わせ目消し必須
○関節機構は独特。最近のMGよりも可動などのトイ的趣向性は劣るものの、バンダイで言うところのABSで露出部分の誤魔化しなどは一切なく、造形的趣向性は勝る。
○色分けもかなりなされていて、親切。(マクロスキットはそうでもないですが)
○造形やディテールでは超バンダイレベル

この辺は、コトブキヤさんと大体同じですよね。
コトブキヤさんに比べて、一段作業が増えるのが、

○膨大な量のデカール(水転写)を張らなくてはならない。

これが、彼の中で大きな問題になっているのではないでしょうか。組むだけなら小学生でもできるくらいの物ですし。
元のデザインからして沢山のマーキングの入ったもので、それが塗装での再現も困難な代物ですから、当然の処置だとは思いますが。

超親切なバンダイ製キットしか作ったことがない人は、基本工作や水転写デカールなどに、拒絶反応を起こすのかもしれませんね。

私も水転写デカールは半ズボンをはいていた頃に何度かお目にかかったくらいで、それ以来ご無沙汰です。ちょっと怖いです。
でも、別段それが私には減点要素にならないわけです。
というのも、根本的にシールや擦って転写するデカールと比較した場合の水転写デカールの性能の高さを私は知っているからです。
要は求めるクオリティと労力のバランスの違いが、評価にまで影響しているってことでしょうか。

スケールモデルとは違い、キャラクター物っていうのは延々と「なんとなくこんな感じ」で進んでいくものですし、それがある種明確な方向性を持ちえるのは個人的趣向であったり、上手い人の作例を見て受けた衝撃だったりするわけですよね。

そういった主体的方向性がない人には、「なんとなく」のクオリティがそれほど高くなくてもいいから、ひたすらお手軽であることが望ましいのかもしれません。
この辺は価値観の問題ですね。

なので、お手軽さのないキットは、すべてガレキに分類されてしまうのかもしれませんね。
アレな言い方ですが、物知らず特有の「断片的知識→偏見→断定」という三段論法。
「手間がかかって難易度が(比較的)高いキット=ガレキ」
の図式で。

私はまだガレキを作ったことはないですが(制作する自信がまだ持てません。美しく作りたいですから)、持っているガレキを精査しながら脳内モデリングした結果、ガレキとハセガワさんのキット。作るのはどっちが楽?って聞かれれば、「圧倒的にハセガワプラモだ」って断言できます。

パーツを組むのに、何も考えず合わせていけばいいプラキットとは違い、真鍮線を通す穴を正確に開ける必要のあるガレキは、それだけで難易度は数段高くなると思います。
全塗装必須ですし。

といっても、ボークスさんのガレキは例外で、原型時点での開口部が残っているので、それを目安に使えばプラキットよりも仮組み自体は手早くできるかもしれません。

要するに、ガレージキットや一般的なプラキットがどういうものなのか。知識すら持っていないんだと思います。この人。
しかも、コレクターですね。
なので、元々作ることに楽しさを感じない人ではないかと。

制作意欲ってものは、いままでの言葉でいえば、「なんとなくこんな感じ」を追求するところから始まるんだと思うんですよ。

「塗装は絶対に嫌だ」
「立体物であれば種類は問わない」
「手を加える必要のないものなら尚良い」

そういう価値観の人は、手のかかる組み立てキットに拘るとは思えません。
その一段上のクオリティ。

「うそ臭くなる合わせ目は消したい」
「なるべく綺麗に作りたい」
最終的に「自分なりに頑張ったという満足が欲しい」

こういった趣向性でのみ、組み立てキットの楽しさって成立し得ると思うんです。

運動嫌いな人が、絶景を見るために登山をしようとは思わないでしょうし。
「そんなの、TVやDVDで見られる」
そう言われれば、
「そうじゃない。自分がその場に立って見る景色はまったく別物なんだ。臨場感といえばいいかな。しかもそれが辛い登坂のあとだと、より満足度が高くなるんだ」
そう言っても、お互いに理解し合えないと思うんですよ。

どこに価値を見出すか。それは人それぞれで、どっちが正しいとか高尚だとかそんなものはないんだと思います。所詮、娯楽ですから。
模型に形而上的要素はほとんどないと思ってます。
ただの娯楽であって、それが楽しいかどうか。これだけですから。

そこに価値を見出した人だけが、主体的な追求をしていくもの。
それが娯楽の本質ですからね。

私が模型に嵌った原因は、方法論や表現の多彩さ、複雑さ。そういったものに面白味を感じたからです。
そういう応用性に気が付かなければ、模型を1年近くも続けることはなかったでしょし、ましてや手のかかる改造なんてするわけないです。
キットを数体作って終わり。それだけのものだったかもしれません。

かといって、そういう広がりに万人が気付くものでもないでしょうし、ましてや受け入れられるとも思いません。
本を読む人よりも、楽ではあるが遥かにクオリティの劣るTVや映画を見る人の方が圧倒的に多いのと同じですね。

クオリティはそこそこでも良いから、より簡単で手間のかからないもの。

そういう観点からすれば、完成品は必然でしかないわけです。
が、完成品は所詮完成品でしかなく、そこに許された娯楽性のキャパシティは、自分で作る模型に比べてずっと小さいわけです。
それに気が付き、深淵を覗いてみる人もまた、多くいるのだと思います。

以前、「模型業界は衰退したわけではなく、成熟しただけだ」と書きましたが、こんなことを考えながら書きました。
補助となる道具は既に揃っていますし、昔よりも深淵に入っていき易いでしょう。

今は過渡期であって、そのうち組み立てキットと完成品は共存できる状態になるのかもしれません。
その共存が、作りたい人にとって満足できる状態なのか、逆なのか。それとも両者共に幸せでいられるのか。全然予測が付きませんが。

少なくとも、TVが一般化して以降50年経っても、本というメディアはちゃんと生き残っているわけですよ。TVなどに負けず。
本と模型とではまったく趣旨の異なる分野ではあります。が、「表現の可能性と労力の兼ね合い」いう意味では、TVと本の関係はそのまま完成品と組み立てキットに当てはめられると思います。

模型に関しては自分でできることは自分でやりたいって人。どれだけいるのか分かりません。
が、そう思わせるデザインなりキットなりをメーカーも開発していかなくては、組み立てキットの将来は危ういでしょうね。

○作りやすい構造。
○整形色での綺麗な色分け。
○面倒な工作なしに綺麗に仕上がる。
○造形的に優れている。

こういった消費者が作りたくなるものを、メーカーさんも追求していくべきなのだと思います。
その上で初めて、組み立てキットというジャンルは生き残れる。昔と違って、今はそういう時代なのかなと。

物事が洗練されていけば、よりストレスフリーであることを消費者が求めるのは、どこの業界でも同じですから。
【2007/07/24 07:08】
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