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最初に言っておきます。
以下に書かれていることは、結構極端な内容ですが、今のところ(あくまで今現在の思考。変わることも平気である)、真実だと思っております。
かといって、これによって善悪を言うわけでもありません。
こういうもんだということです。朝、誰かに会ったら「おはよう」というくらいのもんです。
これによって誰か、何かを非難、否定するつもりもないです。「こういうもの」だからです。
金持ちの家に生まれた奴を「ずるい奴だ」と非難する人がいないように、私は以下の考えで誰かを否定するつもりもありません。
勘違いはしないよう。
では本文開始。
ついに、裁定がでた。結果は、
「ディープの凱旋門賞3着。薬物違反で失格」
やっぱりなあと思った。
フェアネスという言葉ある。これを意識している民族、というか国家は非常に少ない。
日本人はかなりフェアな国民だと思う。一部、戦前あたりからヤクザとかの興行として使われてきたボクシングなどは胡散臭い部分がまだ残るが、それ以外は本当にフェアである。
国産に勝って欲しいと思っても、海外の選手などがいい試合をすれば、ちゃんと褒める。
それが日本人だ。
勿論、例外はあるが、そんなことを言い出したら、個々のデータの羅列だけになり、何もいえなくなるのでオミット。
これの根本は、日本人の甘ったれ体質にも原因があるように思える。
甘ったれ体質とは、外国人に「日本をどう思いますか?」など聞いて、褒めてもらいたがること。
海外から日本はどう思われているかを異様に気にして、存在などしない「世界基準」にあわせようとしたがること。
つまり、自分勝手に生きていけるほど強さがなく、色々と指示してもらわないと動きが取れない子供と同じである。
だから、甘ったれなのだ。
つまり、海外の人間を、なぜか日本人より上に見ているのだ。だから、負かされても悔しいとは思わない。結果的に、フェアになるってことかもしれない。
しかし、やはりフェアであることはいいことだ。
一方、白人国家は違う。(最も、白人だけでなく、東南アジアではもっとあからさまに行われているが。ムエタイとかね)
はっきり言えば、自分達のことしか考えていない。
卑怯な手を使っても勝てばいい。
これが、白人の根本的な思考だ。
殺し合い、生き死にの場面、現実的にはビジネスなどなら、これは真実だ。だが、スポーツとなってくると、この価値観は間違っていると断言できる。
スキージャンプで、かつて日本が日の丸飛行隊と呼ばれ、異常に強い時代があった。この時、自分達の立場を良くする為に白人たちはどうしたか?
練習をしたのではない。ルールを変えてしまったのだ。自分達に都合がいいように。
「スキーの長さは、身長プラス~cmまで」という風にだ。
これでは、背の低い日本人は、高い白人に対して大きく不利になる。なぜなら、絶対値として翼が短くなるのだから。
こういうことをしても勝てば、それで気分がいいのが白人だ。日本人なら、おそらくしないだろう。仮にしても、必ず反対がでて、頓挫する筈だ。
競馬の世界でも同じである。
海外に遠征すると、日本の馬は、事前の話と違って、環境の悪い馬房に入れられたりするらしい。
さらに、事前に注文していた、ちゃんとした藁(馬の食料なり寝床だが)が届けられず、劣悪な代物が送られてくる。
満足に調教もさせてもらえない場合もあるようだ。
レースに向かえば、抽選である筈のゲートがなぜかいつも大外で、スタートから不利を受けたりする。
つまり、レースで打ち勝つのではなく、レース前から勝てないように仕向けていくのだ。
こういった嫌がらせをされるのは、意外と日本人が多いみたいだ。よく分からないが、同じ白人同士、あまりやりあわないということだろうか?でも、ドバイに遠征しても、日本は扱いが悪いらしいんだね。
まあ、伝わってこないだけの可能性が大きいが。
いずれにしても、これが白人の哲学だ。大昔の十字軍の頃から変わっていない。
そして、ディープである。
色々といわれているが、レース直前にセキがでて、これを沈めるために使った治療薬が薬物検査に引っかかったというのだ。
あり得ない事実だ。すでに充分胡散臭い内容である。
むこうでは、海外の獣医師は治療できないため、フランスの獣医師しか治療できないのだ。ならば、明らかにその獣医師に落ち度がある。
というか、レース直前に、なぜわざわざ違法とされている薬物を治療に使ったのか?
これが根本的におかしい。
治療の際、ディープが暴れて、薬が寝藁に飛び散った。薬が付いた寝藁をディープが食べて、体内に入った可能性があるとか言っている。
これも、フランス獣医師に故意がなかったとするための捏造としか思えない。
動物は、基本的に薬物を嫌うものだ。匂い、味、そういったもので。それが撒き散らされた寝藁を大量に食べるだろうか?後の尿検査に引っかかるほど。
実際にどういうものか知らないで言っているので、説得力はまったくないのだが、ちょっと考えるとおかしいのが分かる。
あくまで藁に飛び散ったのだ。それだけで、かなり濃度が薄くなってしまう。それを食べて尿検査に引っかかるってのは、相当な量の寝藁を食べなければ不可能なのではないか?
寝藁はあくまで布団。食料ではないのだ。馬は基本的に草を食んでいるものだが、定期的に来る食料(馬好みの味付けになっているらしい)以外に、そんなに大量に食べるものだろうか?
アラが沢山見えて、どうにも胡散臭い調査結果だ。
フランスでは、海外での資格を持つ獣医師は治療ができない。よって、フランス国内の資格を持つ獣医師が実際には行うか指示する。
これに従った結果、失格。
はあ?というしかない。
これを見て、向こうの違反基準をしっかり勉強しておかなかった当事者も悪いという人もいる。
これも正しい。
が、日本とは世界でも稀に見る、相互信頼の高い国家なのだ。
物を買うとき、必ずといっていいほど、値札が付いている。これ、かなり驚異的なことだ。
さらに、その値札はふっかけていることはまずない。妥当な値段である。どこに行っても、大差のない値段なのだ。それをみんな知っているし、信頼しているのだ。企業も、その信頼を裏切るようなことはまずしない。
だから、みんなシステマティックに買い物ができるのだ。
どこに、こんなに他人を信用する国家があるだろうか。
これはみんな価値観の違いから生まれたことである。
生まれてからここまで、この価値観の中で育ってきたから、こうした行動をしている。
それだけで、そこに悪意というべきものはないかもしれない。
が、相互信頼が基本となっている日本人としては、やはり卑怯といった印象を拭えない。
お互い、価値観が違うのは仕方のないことで、どっちが正しいとかいう議論は無意味だ。
だから、価値観が違うことをお互いちゃんと認識して、大人としての歩み寄りをしなくてはなと思うのである。
ま、ディープが現時点で世界最強であることは間違いないんだけど。
歴代での評価ってのは、競馬界では不可能だしね。ルドルフとディープ、どっちが強いか?そんな比較無理だよ。ほとんどすべてのことが変わっているんだから。強いて言えば、ディープかなとは思うけど。
フランスがなんと言おうと、私の中でのディープ君の光は褪せません。
実際に、あの奇跡の三冠の瞬間を見ているのだから。
デビュー前から注目していた馬。それから2年。最大でも、あと2戦しか走らないディープ。キッチリ網膜に焼き付けておこう。
凱旋門賞、結果はどうあれ、関係者のみんなはよくやったぞ。
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