その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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今日のVF-25・メサイヤバルキリー・アルト機のお時間です。
今回は、胴体を組み立てます。
VF-25を組んでいて1番困ったのは、
「人型ロボットのように部位が明確ではないから、区切りを付け辛い。それ以上に、組み立て途中の画像をどう区切っていいものやら」
てことでしたねえ。
ま、その辺は適当に。
では、早速組み立て開始。
なんだね?この部分は、一体どこに付くんだね?
相変わらず、昨日と同じ状況に悩まされます。
で、とりあえずこいつは置いといて、次。
これは分かりますね。首基部です。
で、これらと幾つかのパーツを前回組んだ機首パーツに付けていきます。
おお!なんだか、変形機っぽくなったぞ!
ここで初めて金属シャフトが使われるわけですが・・・なるほど。そういう意味だったのですね。
最初は、なんだって金属なんだろうと思ってました。プラでいいじゃんと。
が、結局は、剛性の問題だったのですね。
変形の時に負荷がかかる場所で、しかも折れたら何にもできない箇所だからこそ、金属で剛性確保したのでしょう。
ん。いいぞ。こういうユーザーのことを考えたやり方は大事だもんな。
「コストが・・・」とか愚痴ったであろう上司を、よく説得して標準装備にしたな。設計担当の方。
いや、知りませんけどね。どういう状況で金属製になったのか。もしかしたら、上司に剛性確保せよと指令を出されて、已む無く採用かもしれませんし。
さて、次です。
これも分かりますね。顔です。
いやはや、しかしなんとも。
いつも組み立てるときは、顔を最後にしていたものです。
なぜかって?こだわりに決まっているじゃないですか。
顔って、キットの印象を1番左右する大事な箇所ですよ。そこを最後に作りたいって気持ち分かりますよね?
美味しいものは取っておく。私の癖です。
だからこそ、積みが増えるんですけどね。
顔三面図です。
キットのも充分格好いいのですが、もうちょっと何とかならなかったのかなって思いました。
いえ、充分格好いいんですよ?
なんつーか、潰れているんですね。
ま、オズマ機が発売されて、謎は解けましたけど。
ファイター形態の時に、スペースが足りないんですね。だから、上下に薄くするより他なかったと。
オズマ機は、顔を上下にスライドさせて潰すようにできるみたいです。これのお陰で、あのお顔を仕舞うことができるんですな。
さて、上え作ったパーツを、機首に取り付けていくと・・・
うん。戦闘機っぽさがさらにアップした!!
次です。
だから、なんの可動部だよ!って感想は置いといて、サクサクと行きましょう。
主翼ですな。
このキットの欠点の1つだと思われる主翼可動基部のオモチャっぽさ。
これはもう仕方ないですね。
こういう構造にしなければ変形はできなかったわけですし。
主翼と尾翼の可動基部には、またしても金属シャフトが使われています。
これってどうなんだろうな?金属だけど、動かしまくってたらプラプラになるんじゃないか?
シャフトは金属だけど、それを保持する穴はプラだしな。
あとですね。主翼の前にある鋭い突起。
これ、マジで刺さりますよ。気を付けて下さい。
ここまで鋭いパーツにしてくれたことに感謝ですが、こういうのを見ると、やはりバンダイエッジなるものが「社内の安全基準を満たすため」なんていうのは嘘だろうなって思いますね。
ある程度本当のことなんでしょうが、こうしてチョコチョコとバンダイエッジをこえる鋭さがでてくると、そんなルール、あってないようなもんじゃないかって思いますし。
大体、90度もないような箇所でもバンダイエッジは存在するわけで、バンダイエッジがなくても刺さらないような箇所に安全基準を厳しくしているのか?って考えるわけですよ。
結局、パーツ抜きの事情やら金型の延命とか、そっちの方が正しいと思います。
さて、胴体部も大詰めです。
主翼をつけた胴体に、上側の装甲を取り付けて・・・
胴体完成!
胴体が完成したはずなのに、このスカスカ感はどうしたものか?!
ま、それが変形機の変形機たる所以ですよね。
よっぽど単純な変形でない限り、装甲の中身は空っぽにならざるをえないわけです。
中身があっては、逃がしどころがなくなりますから。
ま、こいつに関しては、胴体の殆どの部分が四肢に占められているからなんですけどね。
そんな訳で、今日のVF-25はお仕舞い。
では。
~追記~
本当はね、VF-25がマクロスキットの第一弾になる予定じゃなかったんですよ。
ハセガワさんのマクロスキットに敬意と感謝を感じながら、VF-1もしくはVF-0から作るつもりだったんです。
ですが、積みキットやら発売ペースやら抑えられない情熱やらの関係で、VF-25が最初に来てしまったんです。
というか、去年末から決めていたんですが、
「今年は、シリーズや関連性に捉われず、作りたいキットを作るぞ!!」
という決意がありまして、惜しげもなく傑作キットを弄りはじめている訳です。
本来、私は貧乏性な人間ですから、何度も同じキットを買いたくないんです。
なるべく一回で好みの仕上げにしたいんですね。
そのために、キットの完成イメージをまず始めに固めておいて、それに相応しい技術やらを理解してから、本気ットにかかりたいわけです。
だからこそ、旧キットなどで実験し続けていたわけですね。安いし元から格好悪いから、失敗してもどうということありませんから。
が、これだと精神衛生上よくないってことに気が付きました。
作りたいキットを溜めておいてそれほど高いモチベがないキットで実験ばかりやっていると、作りたい物を作れないというフラストレーションが溜まります。
それだけでなく、作りたいキットに対するモチベも下がってしまうんですよ。
正確に言うと、モチベが下がるではなく、「分散する」なんですけどね。
例えば、超作りたかったエルガイムMK2。
作りたいのを我慢して二年。この間に、どれだけ私の心を捉えるキットを購入したことでしょう?
ACだけでも沢山発売され、FSSのキットもプラ・ガレキ問わず手に入れ、マクロスだってボトムズだって・・・。その他、過去の遺産ともいえるキットも手に入れ続けるわけです。
そうなってくると、エルガイムに対する思いは他のキットに分散するんですね。
大好物だって気持ちは変わりありません。
が、作りたいキットが他に山のやまのようにあると、一個に対する情熱ってものは確実に減退しますね。
アレも作りたいし、コレも作りたいわけですから。
これは、積みキットがある人なら、誰でも分かっていただけると思います。
ここで、二通りの考えがあると思います。
1つは、
「なるべく早くこれらのキット全部を仕上げよう」
という、積極的解決思考。
もう1つは、
「どうせ積みなんかなくなりゃしないんだから、一体一体時間をかけるさ」
という開き直り思考。
どっちがいいのか分かりませんが、私としては、後者でありたいと思っています。
折角お気に入りにデザインが、格好いいキットとして発売してもらえたんだから、なんとか自分なりの傑作として完成させたいですからね。
前者の考えで突き詰めてしまえば、結局は長く観賞を楽しめない作品ばかりでてきそうですから。
基本工作なしでも全塗装すれば増しなほうで、極端な話、簡単フィニッシュという最近の「成型色を生かした仕上げ」に行き着いてしまうんですよ。
でも、これをしちゃうと、同じキットを作ったのに、飽きが早いと思うんですよ。
勿論、同じキットでも、作った人の数だけ正解があるわけで、パチ組みだけで完成とするのもいいと思います。
バンダイやコトブキヤさんのキットは、組み立てるだけで高い満足感を得られるようになってますしね。
作った人が満足すれば、それが正解なのが模型ですから、こうすべきって形式は1つもありません。色んな事情がありますからね。
やりたいようにやればいいだけです。
しかし、です。長く観賞を楽しみたいのなら、結論としてはやっぱりこうなるんじゃないでしょうか?
「作った本人が、どれだけのこだわりを持ってキットを完成させたか?」
これが、完成したキットを眺める喜びと楽しめる時間を、飛躍的に高めるのではなかろうかと。
だからこそ、私個人としては、できるだけ好みの塗装したいのです。
折角作ったキットですから、できるだけ長く眺めて楽しみたいですし、塗装がもたらす圧倒的質感を、体感してしまったのですから。
模型において、一番大事なのは造形ですが、それと同等に大事なのは、塗装だと思ってます。
どんなに造形が優れたキットを作ったとしても、塗装が無茶では眺めて楽しめません。
逆に、造形そのものはたいしたことがなくても、塗装が優れていると結構楽しめるものです。
そんな訳で、模型制作において一番手のかかる整面や塗装を、結局私はお座成りにできないようです。
ハナから適当に作ろうとか、実験のためのキットであるならば、手抜きもしますけどね。
となれば、やはり一体一体大事に作るしかないじゃないかと。
作った本人しか分からない自己満足的感慨と感動と思い出に長く浸りたいのなら、手早く完成なんてできないじゃないかと。
だからこそ、作りたいキットから作ることに決めたのです。
どうせ新製品はドンドン発売されるわけですし、作りたいキットは次々と生まれてくるでしょう。
生まれてこなくても、過去の遺産キットの中でも作りたいキットは山のようにあるわけですから。
流れ、シリーズに拘らない。作りたいキットを優先する。
そういうことです。
今回は、胴体を組み立てます。
VF-25を組んでいて1番困ったのは、
「人型ロボットのように部位が明確ではないから、区切りを付け辛い。それ以上に、組み立て途中の画像をどう区切っていいものやら」
てことでしたねえ。
ま、その辺は適当に。
では、早速組み立て開始。
なんだね?この部分は、一体どこに付くんだね?
相変わらず、昨日と同じ状況に悩まされます。
で、とりあえずこいつは置いといて、次。
これは分かりますね。首基部です。
で、これらと幾つかのパーツを前回組んだ機首パーツに付けていきます。
おお!なんだか、変形機っぽくなったぞ!
ここで初めて金属シャフトが使われるわけですが・・・なるほど。そういう意味だったのですね。
最初は、なんだって金属なんだろうと思ってました。プラでいいじゃんと。
が、結局は、剛性の問題だったのですね。
変形の時に負荷がかかる場所で、しかも折れたら何にもできない箇所だからこそ、金属で剛性確保したのでしょう。
ん。いいぞ。こういうユーザーのことを考えたやり方は大事だもんな。
「コストが・・・」とか愚痴ったであろう上司を、よく説得して標準装備にしたな。設計担当の方。
いや、知りませんけどね。どういう状況で金属製になったのか。もしかしたら、上司に剛性確保せよと指令を出されて、已む無く採用かもしれませんし。
さて、次です。
これも分かりますね。顔です。
いやはや、しかしなんとも。
いつも組み立てるときは、顔を最後にしていたものです。
なぜかって?こだわりに決まっているじゃないですか。
顔って、キットの印象を1番左右する大事な箇所ですよ。そこを最後に作りたいって気持ち分かりますよね?
美味しいものは取っておく。私の癖です。
だからこそ、積みが増えるんですけどね。
顔三面図です。
キットのも充分格好いいのですが、もうちょっと何とかならなかったのかなって思いました。
いえ、充分格好いいんですよ?
なんつーか、潰れているんですね。
ま、オズマ機が発売されて、謎は解けましたけど。
ファイター形態の時に、スペースが足りないんですね。だから、上下に薄くするより他なかったと。
オズマ機は、顔を上下にスライドさせて潰すようにできるみたいです。これのお陰で、あのお顔を仕舞うことができるんですな。
さて、上え作ったパーツを、機首に取り付けていくと・・・
うん。戦闘機っぽさがさらにアップした!!
次です。
だから、なんの可動部だよ!って感想は置いといて、サクサクと行きましょう。
主翼ですな。
このキットの欠点の1つだと思われる主翼可動基部のオモチャっぽさ。
これはもう仕方ないですね。
こういう構造にしなければ変形はできなかったわけですし。
主翼と尾翼の可動基部には、またしても金属シャフトが使われています。
これってどうなんだろうな?金属だけど、動かしまくってたらプラプラになるんじゃないか?
シャフトは金属だけど、それを保持する穴はプラだしな。
あとですね。主翼の前にある鋭い突起。
これ、マジで刺さりますよ。気を付けて下さい。
ここまで鋭いパーツにしてくれたことに感謝ですが、こういうのを見ると、やはりバンダイエッジなるものが「社内の安全基準を満たすため」なんていうのは嘘だろうなって思いますね。
ある程度本当のことなんでしょうが、こうしてチョコチョコとバンダイエッジをこえる鋭さがでてくると、そんなルール、あってないようなもんじゃないかって思いますし。
大体、90度もないような箇所でもバンダイエッジは存在するわけで、バンダイエッジがなくても刺さらないような箇所に安全基準を厳しくしているのか?って考えるわけですよ。
結局、パーツ抜きの事情やら金型の延命とか、そっちの方が正しいと思います。
さて、胴体部も大詰めです。
主翼をつけた胴体に、上側の装甲を取り付けて・・・
胴体完成!
胴体が完成したはずなのに、このスカスカ感はどうしたものか?!
ま、それが変形機の変形機たる所以ですよね。
よっぽど単純な変形でない限り、装甲の中身は空っぽにならざるをえないわけです。
中身があっては、逃がしどころがなくなりますから。
ま、こいつに関しては、胴体の殆どの部分が四肢に占められているからなんですけどね。
そんな訳で、今日のVF-25はお仕舞い。
では。
~追記~
本当はね、VF-25がマクロスキットの第一弾になる予定じゃなかったんですよ。
ハセガワさんのマクロスキットに敬意と感謝を感じながら、VF-1もしくはVF-0から作るつもりだったんです。
ですが、積みキットやら発売ペースやら抑えられない情熱やらの関係で、VF-25が最初に来てしまったんです。
というか、去年末から決めていたんですが、
「今年は、シリーズや関連性に捉われず、作りたいキットを作るぞ!!」
という決意がありまして、惜しげもなく傑作キットを弄りはじめている訳です。
本来、私は貧乏性な人間ですから、何度も同じキットを買いたくないんです。
なるべく一回で好みの仕上げにしたいんですね。
そのために、キットの完成イメージをまず始めに固めておいて、それに相応しい技術やらを理解してから、本気ットにかかりたいわけです。
だからこそ、旧キットなどで実験し続けていたわけですね。安いし元から格好悪いから、失敗してもどうということありませんから。
が、これだと精神衛生上よくないってことに気が付きました。
作りたいキットを溜めておいてそれほど高いモチベがないキットで実験ばかりやっていると、作りたい物を作れないというフラストレーションが溜まります。
それだけでなく、作りたいキットに対するモチベも下がってしまうんですよ。
正確に言うと、モチベが下がるではなく、「分散する」なんですけどね。
例えば、超作りたかったエルガイムMK2。
作りたいのを我慢して二年。この間に、どれだけ私の心を捉えるキットを購入したことでしょう?
ACだけでも沢山発売され、FSSのキットもプラ・ガレキ問わず手に入れ、マクロスだってボトムズだって・・・。その他、過去の遺産ともいえるキットも手に入れ続けるわけです。
そうなってくると、エルガイムに対する思いは他のキットに分散するんですね。
大好物だって気持ちは変わりありません。
が、作りたいキットが他に山のやまのようにあると、一個に対する情熱ってものは確実に減退しますね。
アレも作りたいし、コレも作りたいわけですから。
これは、積みキットがある人なら、誰でも分かっていただけると思います。
ここで、二通りの考えがあると思います。
1つは、
「なるべく早くこれらのキット全部を仕上げよう」
という、積極的解決思考。
もう1つは、
「どうせ積みなんかなくなりゃしないんだから、一体一体時間をかけるさ」
という開き直り思考。
どっちがいいのか分かりませんが、私としては、後者でありたいと思っています。
折角お気に入りにデザインが、格好いいキットとして発売してもらえたんだから、なんとか自分なりの傑作として完成させたいですからね。
前者の考えで突き詰めてしまえば、結局は長く観賞を楽しめない作品ばかりでてきそうですから。
基本工作なしでも全塗装すれば増しなほうで、極端な話、簡単フィニッシュという最近の「成型色を生かした仕上げ」に行き着いてしまうんですよ。
でも、これをしちゃうと、同じキットを作ったのに、飽きが早いと思うんですよ。
勿論、同じキットでも、作った人の数だけ正解があるわけで、パチ組みだけで完成とするのもいいと思います。
バンダイやコトブキヤさんのキットは、組み立てるだけで高い満足感を得られるようになってますしね。
作った人が満足すれば、それが正解なのが模型ですから、こうすべきって形式は1つもありません。色んな事情がありますからね。
やりたいようにやればいいだけです。
しかし、です。長く観賞を楽しみたいのなら、結論としてはやっぱりこうなるんじゃないでしょうか?
「作った本人が、どれだけのこだわりを持ってキットを完成させたか?」
これが、完成したキットを眺める喜びと楽しめる時間を、飛躍的に高めるのではなかろうかと。
だからこそ、私個人としては、できるだけ好みの塗装したいのです。
折角作ったキットですから、できるだけ長く眺めて楽しみたいですし、塗装がもたらす圧倒的質感を、体感してしまったのですから。
模型において、一番大事なのは造形ですが、それと同等に大事なのは、塗装だと思ってます。
どんなに造形が優れたキットを作ったとしても、塗装が無茶では眺めて楽しめません。
逆に、造形そのものはたいしたことがなくても、塗装が優れていると結構楽しめるものです。
そんな訳で、模型制作において一番手のかかる整面や塗装を、結局私はお座成りにできないようです。
ハナから適当に作ろうとか、実験のためのキットであるならば、手抜きもしますけどね。
となれば、やはり一体一体大事に作るしかないじゃないかと。
作った本人しか分からない自己満足的感慨と感動と思い出に長く浸りたいのなら、手早く完成なんてできないじゃないかと。
だからこそ、作りたいキットから作ることに決めたのです。
どうせ新製品はドンドン発売されるわけですし、作りたいキットは次々と生まれてくるでしょう。
生まれてこなくても、過去の遺産キットの中でも作りたいキットは山のようにあるわけですから。
流れ、シリーズに拘らない。作りたいキットを優先する。
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