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今回で、漸く完成を迎えます。
1/144のくせに細かいフライルーさん。お陰で、完成まで半月もかかってしまいました。
今回の作業は、最後のお手入れです。
すなわち、墨入れ、シール張りですな。今日で、フライルーさんと遊ぶのが最後になるかと思うと、万感の極みです。
ま、これからは眺めて暮らします。
早速、完成した格好いいフライルーを見物しましょう。
正面です。
いやはや、お世辞抜きで格好いいと思いませんか?
迫力があって、ゴテゴテしていて、メカニカルで。とても1/144サイズとは思えませんな。
サーベルは、付属の奴ではなく、旧キット1/144Ex-Sのを使っています。なんかジャンク箱に入っていたので。
付属のは、短すぎるんですよね。こんだけ本体が大きいのに、あの長さはないですよ。
横から。
ビームライフル。手に持たせると保持しにくい上に、破損の恐れもあるので、やめました。
で、肩かアームかになるわけですが、肩だと前に突き出しすぎて、飾っておくのに邪魔なんですよ。
なので、アームにくっつけました。
こっちの方がメカっぽくて好きですけどね。
シールドのTRの文字。これシールです。でかいシールです。よって、シワにならないように、空気が入らないように張るのが難しいです。
私は空気が入ってしまいました。
車のスモークを自前で綺麗に張るのと同じくらいの難易度ですよ、これは。
背面。
馬鹿でかいスラスターが目立ちますね。
アームを肩に持っていったお陰で、尻のポリが丸見えです。
まるで肛門ですよ、これじゃあ。
ま、いっか。俺にも付いているし。
上から。
ショルダーパーツがどんだけでかいか、これで分かると思います。
これがあるお陰で格好よさは3倍ですが、肩の動きはかなり制限されるようになっていますね。
私は、可動よりもフォルムの格好よさを模型に求めるので、この程度の低下であれば問題ありません。
顔。
ガンダムに似せた顔とかいう設定らしいですが、全然ガンダムに見えません。精々角がそう見えるくらい。
アゴがね、凄いんですな。友人にも一人、こういうアゴの持ち主がいます。
モヒカンのところ、クリアシールになっているってことは、ここもカメラなんでしょうかね?
中のモノアイが、縦に動くとか?
さて、ただ作っただけなのに、かなり時間がかかって完成したフライルーさんですが、とても楽しかったです。
やっぱ、キットが格好いいと、モチベが違いますね。
さすがはフライルー!!
さて、恒例のキットレビューにいってみましょう。
○キットのフォルム:9点
相当格好いいと思う。元のギャプランよりもずっと。といっても、思い入れのある人は、また違うことを言うかな?
MS形態は折り紙つきだし、MA形態もかなり素敵。
両形態での格好よさは、Zガンダムとタメをはれると思う。というか、MA形態を格好いいと思えるデザインは、ギャプランとZだけだったりするんだが。
Ex-Sは、格好いいというより「迫力がある」だし。
やっぱ、ギャプランのデザインが優れていたからこそ、フライルーが格好よくなったのだろうなあ。
○作りやすさ:6点
人によっては、割と作りにくいかも。
説明書にちょっと難、という点がある。
パーツのはめ込みとかも、結構無理がある場所が腰周りに多く、分かりにくかったりする。
また、胴体がかなり複雑。個人的にはその構造が作っていて楽しかったが、人によっては鬱陶しいかな?
ある意味、ギャプランに無理矢理増加パーツをくっ付けられるようにしているわけだし。
いずれにしても、1/144サイズのHGUCなのに、MG並みのパーツ数があるので、それほど気軽ではないキットかな。
個人的には、問題ない範囲。
○どれだけ簡単に綺麗に作れるか度:8点
作ったことがなかったので知りませんでしたが、HGUCも塗るところほとんどないんですね。
楽でいいや。
が、脛、腿、前腕、肩、バックパックなど、合わせ目消しをすべき箇所がある。
といっても、それほど大きくもないので、たいしたことはない。
といっても、デコボコの中にまで合わせ目があるため、油断をするとペーパーがけで形がおかしくなる。
ま、かなり楽な部類だと思う。
○可動範囲:6点
下半身は充分に合格点ですが、上半身、というか肩周りがね、あんまり動かない。
肩増加パーツと、シールドのお陰で、いまいち動かせないんですな。
といっても、それら二つは格好よさアップに貢献しているので、仕方ない。
ま、表情をつけるには充分に動かせるので、私は不満はないです。
模型は置物ですから。
○関節保持力:7点
巷では、重いシールドを支える肩周辺の関節が弱いと聞きますが、ウチのフライルーさんは大丈夫だと思います。・・・今のところは。
この先どうなるのかは知りませんけどね。もう、接着しちゃったから。
下半身は問題ありません。
○プレイバリュー:7点
変形!!
それが大きいかな。それ以外は、普通のキットだと。
が、胴体周辺が複雑で可動部が多いことから、子供のように動かして遊ぼうとすると、破損の恐れあり。
手に持って眺めようとしても、どこを持てば安定するのか分からないくらいですから。
ガシガシと遊んでいると、股関節その他が緩んできて、変形した時にキッチリと決まらなくなるかも。
ボールを太らせればいいだけなんだけど。
とりあえず、動かして遊ぶと壊しそうで怖いキットではある。
○置物的価値:9点
可動範囲そのものは並みでも、表情をつけるには充分以上で、しかもちょっと角度をつけてやると物凄く格好よくなるので、飾っておくと映えるキット。
上でも書いたが、この格好よさは変形しても維持されているので、漢の2個買いをして並べて飾ると、オルガズムを得られること請け合い。
私はしないと思いますが。
ただし、スタンドはMA形態を飾るとき以外役に立たない。MS形態の時は素直に立たせた方が無難。
ホント、落っこちそうになる。
動かして遊ぶのには向かないと思うが、飾っておく分にはとてもいいキットだと思います。
○総合評価:8点
特に大きな欠点というものがなく、また設計も優秀で非常にいいキット。
フライルーになって一部差し替えにはなったものの、やはり変形のギミックは凄い。こうやって腹で分割するのかと。
ただ、バンダイの癖で、できるところをやらず、下らない所で手を抜くのが出ている点が気になる。
合わせ目とかは基本工作の範疇なので気にならないが、剣がクリアパーツではないとはどういうことか?
1990年代初頭から、既にクリアだったのに。
あと、素のギャプランについていたブースターのためのパーツが余剰で余りまくるのも頂けない。
あと200円アップしてもいいから、ブースター本体も同梱してしまえば、付属パーツでは剣以外は文句なしになったんじゃないだろうか?
コストダウンが大事なら、ブースターのパーツを全部抜いて、もっと安くすればいいじゃないか。
同ランナーだからって知るか!!バンダイの都合を押し付けすぎだ。
非常にいいキットだけに、こういったところが気になるのは、仕方ない。
あと、実は素のギャプランとコンパチキットだったりする。
色は変わってしまうけど、ちゃんと普通のギャプランも組める。
そういう意味でもお得。
これ、やれば良かったな。まず、普通のギャプランを作って、そのあと増加パーツを装備していく。面白かっただろうなあ。
ちょっと後悔。
○お勧め度:9点
HGUCの中では高い部類だが、MGと比べると全然安いし。
安めの値段で、これほどのクオリティならほとんど文句も出ないと思う。
ただし、安めといっても2500円なので、旧キット基準の私からすると高性能な1/100や古い1/60の値段の間違いじゃないの?って思ってしまうわけだが。
ま、パーツの数が、当時とは比べ物にならないくらい増えているし、色分けもシール込みでほぼ完璧。
妥当な値段かな。
最近の子供が可哀相だ。あ、奴らは5000円もするゲームをいっぱい持ってるか・・・。
初めてHGUCを作ったわけですが、このシリーズも楽しいですね。最初につくったキットがフライルーだったからかもしれませんが。
これからはHGUCも視野に入れておこう。
ひょんげー格好いいνガンダムとサザビーがHGUCで出るといいなあ。MGでのバージョンアップは望めないだろうし。
そんな訳で、格好よかったフライルーの章も終了です。
最後に見得を切ってもらいましょうか。
ほえ~。かっけ~な~。
さすがはフライルー!!
では、また次ぎの章で。
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