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ギラドーガさんも終わったので、今回から、既に仮組みが終了しているリ・ガズィさんに戻ります。
今日のリ・ガズィのお時間です。
今回は、リガズィさんの気になるところをチェックしていきます。
まずは全体像をば。
さて、どうでしょうねえ?
気になるところ、沢山ありますよね。
○腿が短い。これはバンダイの悪い癖。
○膝下が長すぎる。上の悪影響。
○腹が短い。これは出渕さんのデザイン癖。
○顔が不細工。逆シャアの呪い。
これだけありますが、これを全部直していたら、相当に根を詰めて頑張っても一月はかかるでしょうねえ。
腿を伸ばすとしたら、相対的に膝下を短縮しなくてはならないわけですが、リガさんの場合、脹脛の外側にバーニアのモールドがあるんですね。これが厄介。
モールドに違和感がないようにするには、その十字となるモールドの位置関係を維持するため、やはり膝下を上下の2箇所で切断・短縮するしかなく、相当面倒です。
かといって、膝下の工作が面倒だから、腿を延長するだけでいいやってわけにも行きませんね。
腿だけ延長すると、ただでさえ脚が長すぎる気がするリガさんのバランスが、さらに悪化しますから。
つまり、腰高になりすぎる。
どうしても、脚の短縮は必要です。
腹の延長も同じようなものです。
延長だけしていると、どうしてもヒョロっとした感じになって、ただでさえ線の細いリガさんが、より一層貧弱に見えてしまいます。
腕も短くなりすぎてしまいますしね。
詰まる所、横と縦の比率はいいと思うのですよ。
ギラさんみたいに胸が太すぎるわけでもないですし。
ただ、その縦の中の胸、腹、腿、膝下の比率が悪いだけで。
横と縦の比率を変えず、縦の中のバランスだけを変えるとなると、これは大事ですね。
考えられるのは、
腹を2mm延長。
腿を3mm延長。
膝下をバーニアを基準にして2箇所で切断、そこで合計4~5mm短縮。
こうなると思います。
面倒になるのは膝下の短縮工作。
膝のモールドや出っ張りなどのところも整形しなくてはなりませんし、脹脛のスラスター部分にも思いっきりかかってくるので、ここも綺麗に処理するのは大変な労力です。
一番厄介なのは、脹脛全体は直線ではなく曲線で構成されていること。
バランスを崩さずに脚の内外、ひいては両脚のラインを綺麗に仕上げるのは大変ですな。
この脹脛の整形処理は、想像以上に大変だと思います。
下手に削ると穴が空いてしまいますから、パテで裏打ちしてあげないといけませんしね。
ってか、脹脛の一番太い部分は、かなり細くしてあげないとラインが破綻しますから。上下部分は細いですからね。短縮しちゃったらその段差を埋めるために、削り込まなくてはならないです。
バーニアモールドの関係上、パテで太くすることはできませんし。
そうすると、脹脛が細くなってしまって、より貧弱になると。
難しすぎ!!
どうすればいいんでしょうねえ。
えらいことです。やりたくねえなあ。迷ってます。
ま、どうせ毎度のことながら股関節は弄るので、その改造の間に決めます。
多分、やりませんが。
元のままでも、これはこれでリガさんらしくて、そこそこ格好いいと思うんですよ。
というのも、個々のフォルムはかなりいいからなんですよね。顔以外は。
胸や肩などはいい形状してますし。
ただ、もっと格好よくしたいなら、上の工作をやった方がいいよってことで。
う~ん。どうしよっかなあ。
あと、顔ですが、これは一応、こうしようという指針は持っています。
頬からアゴのラインが悪いんじゃないかと思うんですね。そこを削ってシャープにしてあげれば・・・。
できるかどうかは分かりませんが、一応やってみたいと思います。
目もちょっと間抜けなんですが、手に余りますねえ。
さて、どうしよっかなあ?俺、手が遅いからなあ。
延長短縮工作。やらないほうに2000点!!
というわけで、今日のリ・ガズィは終了。
また。
~追記~
なんだか夏ごろ?にPGウイングガンダムのスペシャルverが出るみたいで・・・。
なんとお値段3万円!!!!!
ちなみにノーマルバージョンは15000円。
ええっとこれ、プラモだよね。プラスチックモデルキットだよねぇ?
3万はないでしょ、大量生産品で金型完全流用のキットが。
宣伝を見てみるとそれほど凄いことをしているとも思えないのですよ。
曰く、
1:羽を特殊加工で再現(どんな風に特殊かは、今のところまったく不明)
2:ボディの装甲をパールメタリックで再現。
3:羽を半透明素材にする。
4:一部にメッキも使うぜ。
とまあ大体こんな感じなわけです。
またメッキか!!ってのは置いといて。
なんつーか、FSSのメカ表現のパクリじゃん!!とね。
パールとか半透明とか。もう完全にFSSですよ。
モーターヘッドってのは永野さんが稀代のデザイナーであったからこそできた、完全にイメージの中でのロボットなんですよね。
設定の中ではモーターヘッドは最強の兵器であり、同時に最高の芸術品であると。
芸術品であるって言い切っちゃうわけですが、ちゃんと素晴らしいデザインをしているんですね。
溜め息がでますよ、本当に美しくて。
だからこそ、パール塗装とか半透明とか奇抜なメカ表現(パールはどうか知らないけど、半透明は永野さんが考えた)が成立するんですね。
でも、ガンダムって一般的な感性の持ち主(永野さんほどエキセントリックではない)がガンダムの世界を作っていってますから、当然既存の表現に捉われるんです。
なので、リアリティという名のパクリ。スケールモデルの塗装表現を踏襲したんですね。
ま、ガンプラ創成期にスケールモデルからガンプラに移ってきた人が多かったから、ある意味それが習い性になっているだけなんでしょうが。
ガンダムの世界のリアリティがスケールモデルと同じかどうかは知りませんけど。
今回のウィングガンダムは、完全にそれのパクリですよえ。
ま、いいんですよ、物が格好よくなっていれば。
でも、元となるPGウイングガンダムって、それほどいい造形ではなかったような気が・・・。
顔がアレなデキですよね。
メッキコーティングされただけで倍額になるってのはバンダイのお得意ボッタクリなわけですが、15000円を倍にするのはやりすぎではないかと。
これに3万だすなら、私は生嶋さんのバッシュ・ザ・ブラックナイトを買いますね。
25000円で買えますから。
塗装に拘っても、無茶しなければ(マジョーラとか)、3万以内には収まるだろうなと。
造形レベルは比較にならないほど、バッシュのキットの方が優れていますし。
Wガンダムが生後半年の赤ちゃんだとしたら、生嶋さんのバッシュはカール・ルイス(古)です。そのくらい、造形レベルは違うと思います。
ガレージキットとプラキットを比較しても仕方ない部分はありますけどね。
方法論が根底から違うわけですから。目的は同じだと思うんですけどね。
FSSに興味がない人でもね、3万だすなら、1.5万の普通のを買って、残りの1.5万にもう一万を追加してエアブラシを買って、自分で塗装した方が質感やらがしっかり出ますし、後々の模型人生も楽しくなること請け合いですよ。
どれくらい売れるんだろうなあ?
ほんとねえ、知りたいですよ。現在の模型の販売数を。
80年からの売り上げ個数と売上高。そして、購買層。
バンダイもどこを向いてやっているのかねえ。
実に不思議だ。
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