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木造機の奇跡 降・臨 !!




今日のモスキートのお時間です

漸く完成しました。
1ヶ月半ほどかかりました。
作業できるのは、おおよそ週に3.5日。
一日作業できる時間は、最大で4時間。平均3時間ほど。
最後の方は、休日を丸々潰して塗装。

ザックリと計算すると、この3機を完成させるのに140時間ほどかかったことになります。

ただモスキート一機をプレゼントするだけだったのに、私の勘違いや作り比べをしたいという欲求のために、作業が莫大に増えてしまいましたよ。
やれやれ。

それでは、まずハセガワ版から一気に写真を載せていきます。


    









背中のアンテナは付けませんでした。プレゼントする前に壊れそうだったし、穴を自分であけなければ、外見上問題ないですからね。スピットは元から穴があいているのでつけましたけど。

エンジンナセルの段差は、写真で見て分かる通りです。
段差はできます。
これを段差なしにするには、パーツの摺り合わせをかなりの精度でしないとダメでしょうね。
怖いんですよ。パーツの摺り合わせ。
合わない物をあとから削るのは簡単ですけど、合わせるために接着面を削るとなると、物凄く高い精度が必要ですよね。
下手に曲がると接着面すらおかしくなってしまうし、修復すら難しくなってしまう。
なので、できる限りやりません。
しかし、ここの部分は、摺り合わせ必須の構造になってます。
ナセル全部のパーツの接着面をすりあわせて、後部とキチンと合うように加工する必要があります。
難しいですよ。これ。

キットの説明書の塗装指示は全然違うものだったのですが、オジさんが普通のRAF洋上迷彩がいいと言っていたので、こうしました。
なので、他の箇所も一般的な色にしてあります。
これはスピットも同じです。


次。タミヤ版




理由はわかりませんが、クリアパーツが曇っただけでなく、一部ヒビがはいってしまいました。
エナメル塗料が染み込んだせいではないかと思っていますが、真相はわかりません。

黒という色の難しさがよくわかりました。
黒に塗ったつもりがなくても黒になってしまう。
その後の汚し塗装が非常に難しい。

デカールの貼り方なども、今回漸く本質がわかってきました。
今まで何百枚も貼ってきましたが、全然分かってなかったんだなあ。

迷彩のマスキングも、型紙の限界が見えてきました。
どうしても三次曲線には馴染ませられないため、クッキリのところとボヤけるところの差が出来てしまいます。
粘土欲しいなあ。

キャノピーのマスキングにはじめてセロテープを使いましたが、かなり使いやすいです。
が、マスキングテープに比べて液ダレでベタベタになりやすいし、粘着力が強すぎるのが欠点です。
粘着力が強すぎて、キャノピの小さなパーツが取れてしまいました。両方共。


あとは適当に。







タミヤ版とハセガワ版の違いは、今まで書いてきました。
一応まとめると、

・コクピットのディテールが、タミヤ版は細かく彫り込まれていてハセガワ版は適当
・ハセガワ版のエンジンナセルの構造が、段差ができてしまうような分割になっていて作りづらい
・ハセガワ版の脚部の構造が、接着面が曖昧なのと接着後も剛性が考えられていないので、不安
・主翼の接着部分も、ハセガワが桁の上だけなのに対し、タミヤ版は左右なので、強度がある

その他、細かいことは色々とありますが、重要なのはこの辺でしょうか。

総じてタミヤ版の方がデキのいいキットだと思います。
作りやすさ、入手しやすさ、ディテール。全てにおいて。
最初に書いたように、タミヤ版の方がモールドも深く、立体的ですしね。

ただ、アウトラインで考えると、どちらもほとんど同じです。
両者の違いを私程度では見つけられませんでした。
キャノピーの大きさが違いますが、これも型番の違いなのかどうか、私はそこまで詳しくはありませんし。

現在、生産休止中のハセガワ版。
元の値段もタミヤ版よりも高いですし、普通にタミヤ版を買っておけば問題なさそうです。

タミヤには、モスキート愛に満ちあふれた方がいらっしゃるようで、48はもとより、今度出る32なんて、圧倒的なキットになりそうですよ。


オマケのスピットも。




スピット4機目。72では3機目。
なので、当然、最初に作ったものよりも段違いに好みに作ることができました。
正直、あげたくないです。
72の後期マーリン・スピットの決定版はやはりハセガワ版でして、それをいい感じに作れたので、かなり気に入ってしまいました。
嗚呼、惜しいなあ。

そんなわけで、ひと月半に渡って勤勉に作業し漸く完成したキット。
こんなにもキット製作に勤しんだのは何年ぶりかな?
しかし同時に、ユックリと作るほうが、やはりキットを作るにおいてはいいと思いました。
期限までになんとかとか、なるべく早めにとか考えると、どうしても楽しんで作れないんですよ。

大量の積みキットをしている身としては、なるべく早くキットを作りたいというのは事実ですが、あくまで作業になれることによるスピードアップを目指すべきで、ただ早く作ろうとするとストレスばかり感じることになってしまいます。

あとですね、やはり2機同時製作とかはあまりよくないですね。
パーツも少なく構造も単純な、例えば72スピットみたいなキットだとそれもアリだとは思いますが、72と雖もモスキートレベルのキットとなると、かなりウンザリします。

エアモデルはキャラクターキットやAFVと違って、作業をまとめて行うことが中々できません。
組立て→塗装→組立て→塗装・・・
こんな感じで作業が進んでいきます。
なので、どうしても面倒な作業というのが繰り返しくるわけです。
それを乗り越えるのは気合いです。
キャノピーの面倒臭いマスキングも、気合いでなんとかこなすわけです。
この時、二つも面倒な物をこなすとなると、どうしても精神的に草臥れてしまうわけです。
これを頑張っても次の工程に移れず、また同じことをしなくてはならないんだよなあと考えてしまい、気合いが削がれてしまうのです。

なので、やはり一つ一つ作業をした方が、結果的には精神衛生上楽で、作業も丁寧かつ早く終わるような気がします。
楽しい作業と辛い作業がせめて交互になれば、達成感を短い感覚で味わえるわけで、気力も続きますしね。

ただ、塗装に関しては、やはり同時に塗ると早いですね。
ハンドピースの洗浄と塗料の調色と稀釈って、意外と時間かかりますし、面倒ですから。

なので、キットによっては、同時進行もアリですね。

既に、オジさんにはプレゼントしました。
喜んでくれました。
無事渡せて、ホッとしました。

そんなわけで、今日のモスキートはお仕舞い。

次回からは、放置してしまったハーディガンを再開かな。
ただ、ちょっとモチベが上がらないなあ。大戦機を作りたい。
ま、いいや。色々と実験してみたいこともあるし、そういうのにはガンプラは向いてるから、やってみっか。

テスタロッサが来たのでやろうかとも考えましたが、他に既にやっている人もいて、手の遅い私が急いでやる必要もなさそうなので、当初考えていた流れでやろうかと考えています。

なので、暫くはヨーロッパ戦線の機体と、ガンダムF91のキットかな。
ま、適当に。

では。

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