その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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さて、今回は、マイティシリーズ最後の商品、レッドミラージュ・バビロンズを調査していきます。
一般的にはマイティシリーズの中での一番人気はハイドラミラージュ・シュペルターセカンドみたいなんですが、私個人としてはバビロンズが一番好きだったりします。
やっぱり重装甲なデザインの方が好きだってことなんでしょうかね?
でも、MHの中で一番好きなのはレッドミラージュなんですけどね。
一番美しいと思うのは、エンゲージオクターバーSR1かネプチューンで迷います。豪奢華麗だと思うのはマシンメサイヤ・オージェですね。
この4つは大好きです。
さて、バビロンズです。写真を載せる前にやっておくべきこと。
(C)TOYSPRESS
まずは全景ですね。
今までで一番ボリュームがあります。さすがは重装甲MH。
これを見ると、ボリューム半分くらいのデストニアスが4万でバビロンズが5万ですから、変なお得感を感じてしまいますね。
といっても、両方とも馬鹿高いんですけどね。
まずはフレームから。
袋二つですが、一杯になっています。
造形も相変わらず凄まじいディテールの嵐で、見ているだけで幸せになってしまいますね。
折角の超絶ディテールですが、半分以上が完成すると見えなくなってしまうと言う、哀しいものです。
が、そこに拘るからこそ、ガレージキットなのですねぇ。
所詮、無益な力だ。だか、そこがいい。(前田慶次郎)
ここでふと考えてしまいました。
完成後見えなくなるところのディテールなどはすべてオミットして、見える部分だけこの造形技術でやったとしたら、コストはどれくらい下がるのだろうか?
マイティシリーズの場合、半透明装甲ということで、僅かに装甲が透けてしまうわけですから、ある程度は作りこまなくてはならないわけです。
が、そういうものではなく、普通の装甲を持ったMHの造形を、サボれるところはサボったらってことです。
それによってかなりの額が変わってしまうのなら、安いほうに流れてしまいそうな私がいます。
現在、模型はドンドン高額化しています。売れないから、単価を上げざるを得ないってことだと思います。
が、高額化によりユーザー離れが起こっているのも、また事実だと思うんですよ。
要するに悪循環。
そこで、見えなくなるような装甲裏やフレームなどの造形を最低限にしてコスト削減をしたら、どうなるんだろうかと。
ガレージキットってのは凄い造形を手に入れられるって意味では、最高峰の模型カテゴリだと思います。
が、やはり値段がネックになっているのも事実でして、一個あたりで普通に2万3万とかは、やはり尋常ではないと思うのです。
コストダウンを図って、1万くらいにまで下がったとしたら、プラキットといい勝負になると思うんですけどね。
少なくとも造形レベルはプラキットとは比べ物にならない模型なわけですし。
現在、FSSガレキメーカーとして牽引役であるボークスさんに、コストダウンの新しい試みをしてみて欲しいですね。
例えば、このバビロンズを出すに当たって、見えなくなる場所はやってませんという「オミットバージョン」を出すわけです。
んで、その後に、見えない場所も徹底的に造り込みましたっていう「スピリットバージョン」を発売するわけですよ。
この時に、将来の展開を不透明にしておくとバンダイみたく詐欺的商品展開になってしまうので、オミットバージョンを出すときにあらかじめ予告しておくといいと思いますね。
「何ヶ月かあとになると、スピリットバージョンが出ますよ」と。
このやり方なら、原型師さんも途中の段階で一回販売。その後さらに作りこんで最終版を販売って形になると思うので、2種類の原型を作る必要はないと思うんです。
でもこれはリスキーかな?一つの商品2度美味しいなんてやるのは。
相当価格差がない限り、オミットバージョンは売れないだろうし。
オミットバージョンが1万。
スピリットバージョンが2万。
これなら、かなりいけるでしょうけどねえ。
すると、スピリットバージョンの売れ行きが悪くなり、ガレージキット本来の拘りや超絶造形が薄れていくことにも繋がるのか・・・。
やっぱり、クオリティはそのままで、コストダウンをする方法を考えた方が、健康的な需給バランスができそうですね。
閑話休題。
次は装甲です。
やっぱり、一番ボリュームがありますね。
装甲裏などのディテールも、一番情報量が多いです。
バビロンズが一番、装甲に混入されたパーツが分かり易いですね。装甲がでかいし分厚いからでしょうか。
ええ、かなり分厚いですよ。所によっては5mmくらいの厚みがありますしね。
いいですねえ、重装甲。
次はエッチングパーツ。
やっぱりコメントすることがありません。ハイドラミラージュで言いたいことは全部言ってしまいましたから。
しかし、一番ボリュームがある割りに、エッチングパーツがハイドラミラージュよりも少ないってのはなんでしょうね?
作る労力を考えた選択の結果でしょうか?
んで、メタルパーツです。
やっぱり使わないだろうなあと思いますね。重たいし。
特に両腕につけるなんとかブレードは、思いっきり肩周辺を痛めそうですし。
こういうところをメタルにするよりも、関節接続部分、特に肩、股関節、足首などをメタルパーツを使用して耐久力を上げると共に、真鍮線などを使った接着方式ではなくハメ込み式(着脱可能で)にしたら、相当作りやすいキットになろうかと思うんですよね。
極端な話、この間ボークスさんが海洋堂さんからパクったリボルバージョイント関節。これってガレージキットには福音ともなる関節構造だと思うんですよ。
ポリキャップだとどうしても重さを支えられなかったわけですが、こういう金属関節を使用することで、耐久性も保持力も大幅にアップできるわけです。
よって、確実な可動を仕込んだレジンキャストキットってのも、既にできる技術が揃っているわけですね。
あとは、ガレージキットの造形を崩さずに、どうやって可動を仕込んでいくか?これが問題となるでしょうね。
ガレージキットを作る人ってのはガンプラにしか興味がない人と違って、可動よりも造形に興味のある人ですから。
可動に偏重して造形を壊されたら、ここもユーザー離れが起こってしまいますからね。
可動による流入と流出。どっちが多いか、見当も付きませんけど。
それらの技術の上で、コストを上げないっていう努力が必要になってくるわけですが・・・。
関節がある程度動いただけで1万上乗せなんて言われたら、誰だって固定式モデルを買いますよね。
でも、一度やってみる価値はあると思います。
売れ線のレッドミラージュを新規造形して、組み立ての際にリボルバージョイントを埋め込めるようにして可動を実現すると。
ボークスさんなら、MMなどで可動式ガレキってのをやった実績があるわけですし(評判が悪くて新製品は出てませんけど)、ノウハウはあるんじゃないかな?
まあ、そうすると、関節の表現が難しくなりますけどね。
模型に可動は付加価値でしかないわけですから、私にとってはどうでもいい部類です。
が、ユーザーが増えれば増えるほど、単価は下がっていくわけで、これからも模型を作っていきたいと思う私には、これは大事なことです。
ってなわけで、色々とやってみませんか?ボークスさんにWAVEさん。
最後に・・・
(C)TOYSPRESS
っと。
では、レッドミラージュ・バビロンズの調査結果でしたぁ。
一般的にはマイティシリーズの中での一番人気はハイドラミラージュ・シュペルターセカンドみたいなんですが、私個人としてはバビロンズが一番好きだったりします。
やっぱり重装甲なデザインの方が好きだってことなんでしょうかね?
でも、MHの中で一番好きなのはレッドミラージュなんですけどね。
一番美しいと思うのは、エンゲージオクターバーSR1かネプチューンで迷います。豪奢華麗だと思うのはマシンメサイヤ・オージェですね。
この4つは大好きです。
さて、バビロンズです。写真を載せる前にやっておくべきこと。
(C)TOYSPRESS
まずは全景ですね。
今までで一番ボリュームがあります。さすがは重装甲MH。
これを見ると、ボリューム半分くらいのデストニアスが4万でバビロンズが5万ですから、変なお得感を感じてしまいますね。
といっても、両方とも馬鹿高いんですけどね。
まずはフレームから。
袋二つですが、一杯になっています。
造形も相変わらず凄まじいディテールの嵐で、見ているだけで幸せになってしまいますね。
折角の超絶ディテールですが、半分以上が完成すると見えなくなってしまうと言う、哀しいものです。
が、そこに拘るからこそ、ガレージキットなのですねぇ。
所詮、無益な力だ。だか、そこがいい。(前田慶次郎)
ここでふと考えてしまいました。
完成後見えなくなるところのディテールなどはすべてオミットして、見える部分だけこの造形技術でやったとしたら、コストはどれくらい下がるのだろうか?
マイティシリーズの場合、半透明装甲ということで、僅かに装甲が透けてしまうわけですから、ある程度は作りこまなくてはならないわけです。
が、そういうものではなく、普通の装甲を持ったMHの造形を、サボれるところはサボったらってことです。
それによってかなりの額が変わってしまうのなら、安いほうに流れてしまいそうな私がいます。
現在、模型はドンドン高額化しています。売れないから、単価を上げざるを得ないってことだと思います。
が、高額化によりユーザー離れが起こっているのも、また事実だと思うんですよ。
要するに悪循環。
そこで、見えなくなるような装甲裏やフレームなどの造形を最低限にしてコスト削減をしたら、どうなるんだろうかと。
ガレージキットってのは凄い造形を手に入れられるって意味では、最高峰の模型カテゴリだと思います。
が、やはり値段がネックになっているのも事実でして、一個あたりで普通に2万3万とかは、やはり尋常ではないと思うのです。
コストダウンを図って、1万くらいにまで下がったとしたら、プラキットといい勝負になると思うんですけどね。
少なくとも造形レベルはプラキットとは比べ物にならない模型なわけですし。
現在、FSSガレキメーカーとして牽引役であるボークスさんに、コストダウンの新しい試みをしてみて欲しいですね。
例えば、このバビロンズを出すに当たって、見えなくなる場所はやってませんという「オミットバージョン」を出すわけです。
んで、その後に、見えない場所も徹底的に造り込みましたっていう「スピリットバージョン」を発売するわけですよ。
この時に、将来の展開を不透明にしておくとバンダイみたく詐欺的商品展開になってしまうので、オミットバージョンを出すときにあらかじめ予告しておくといいと思いますね。
「何ヶ月かあとになると、スピリットバージョンが出ますよ」と。
このやり方なら、原型師さんも途中の段階で一回販売。その後さらに作りこんで最終版を販売って形になると思うので、2種類の原型を作る必要はないと思うんです。
でもこれはリスキーかな?一つの商品2度美味しいなんてやるのは。
相当価格差がない限り、オミットバージョンは売れないだろうし。
オミットバージョンが1万。
スピリットバージョンが2万。
これなら、かなりいけるでしょうけどねえ。
すると、スピリットバージョンの売れ行きが悪くなり、ガレージキット本来の拘りや超絶造形が薄れていくことにも繋がるのか・・・。
やっぱり、クオリティはそのままで、コストダウンをする方法を考えた方が、健康的な需給バランスができそうですね。
閑話休題。
次は装甲です。
やっぱり、一番ボリュームがありますね。
装甲裏などのディテールも、一番情報量が多いです。
バビロンズが一番、装甲に混入されたパーツが分かり易いですね。装甲がでかいし分厚いからでしょうか。
ええ、かなり分厚いですよ。所によっては5mmくらいの厚みがありますしね。
いいですねえ、重装甲。
次はエッチングパーツ。
やっぱりコメントすることがありません。ハイドラミラージュで言いたいことは全部言ってしまいましたから。
しかし、一番ボリュームがある割りに、エッチングパーツがハイドラミラージュよりも少ないってのはなんでしょうね?
作る労力を考えた選択の結果でしょうか?
んで、メタルパーツです。
やっぱり使わないだろうなあと思いますね。重たいし。
特に両腕につけるなんとかブレードは、思いっきり肩周辺を痛めそうですし。
こういうところをメタルにするよりも、関節接続部分、特に肩、股関節、足首などをメタルパーツを使用して耐久力を上げると共に、真鍮線などを使った接着方式ではなくハメ込み式(着脱可能で)にしたら、相当作りやすいキットになろうかと思うんですよね。
極端な話、この間ボークスさんが海洋堂さんからパクったリボルバージョイント関節。これってガレージキットには福音ともなる関節構造だと思うんですよ。
ポリキャップだとどうしても重さを支えられなかったわけですが、こういう金属関節を使用することで、耐久性も保持力も大幅にアップできるわけです。
よって、確実な可動を仕込んだレジンキャストキットってのも、既にできる技術が揃っているわけですね。
あとは、ガレージキットの造形を崩さずに、どうやって可動を仕込んでいくか?これが問題となるでしょうね。
ガレージキットを作る人ってのはガンプラにしか興味がない人と違って、可動よりも造形に興味のある人ですから。
可動に偏重して造形を壊されたら、ここもユーザー離れが起こってしまいますからね。
可動による流入と流出。どっちが多いか、見当も付きませんけど。
それらの技術の上で、コストを上げないっていう努力が必要になってくるわけですが・・・。
関節がある程度動いただけで1万上乗せなんて言われたら、誰だって固定式モデルを買いますよね。
でも、一度やってみる価値はあると思います。
売れ線のレッドミラージュを新規造形して、組み立ての際にリボルバージョイントを埋め込めるようにして可動を実現すると。
ボークスさんなら、MMなどで可動式ガレキってのをやった実績があるわけですし(評判が悪くて新製品は出てませんけど)、ノウハウはあるんじゃないかな?
まあ、そうすると、関節の表現が難しくなりますけどね。
模型に可動は付加価値でしかないわけですから、私にとってはどうでもいい部類です。
が、ユーザーが増えれば増えるほど、単価は下がっていくわけで、これからも模型を作っていきたいと思う私には、これは大事なことです。
ってなわけで、色々とやってみませんか?ボークスさんにWAVEさん。
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