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折角完成したってのに、テンション低いです。
何でか?
それはま、おいおいね。
ま、とりあえず完成写真の三面図をば。
こんな感じですよ。
よーく見ると分かると思うんですが、左の乳首がおかしいです。
これ、スクラッチです。なんでかって言うと、塗装の最中に左乳首を失くしたからです。
もうね、うんざりですよ。
なんだってこんな小さいが大事なパーツが紛失するのかと。
塗装に入る前に洗浄してたんですよ。
したら、パーツを入れていた箱がなんでかバランスを崩しまして落っこちたんですね。
細かいパーツがバラバラになってしまいました。
スラスターのパーツとかは見つかったんですが、肝心の乳首がない!!
スラスターノズルならまだしも、乳首はガンダム系のチャームポイントですよ?
ないと不自然ですよ。
必死に探しました。が、なぜか見つからない。
諦めて、スクラッチしました。こんな小さなパーツは無理だろうと思いながら・・・。
ま、形が変ですし、微妙に寸法の合っていないのですが、もういいです。
次、墨入れしてたら、なんでか分かりませんけど、エナメル溶剤がバランスを崩して倒れて来まして、パーツがビチャビチャ。
オイオイと。
これのお陰で塗膜がちょっと剥げるし、汚くなるし。
今までで一番塗装を丁寧にやったのに、最後の仕上げでどんでん返しかよと。
なんとか綺麗にふき取っても、パーツが全部溶剤に浸ってしまったわけですから、やっぱり汚くなってしまいましたよ。
で、なんとか墨入れを終了し、最後の組み立てをしていたら・・・。
膝関節部のパーツが「ヘニャ!!」
割れましたよ。
オイオイと。さっきのエナメル溶剤が原因ですよ。エナメルはプラに浸透して、脆くしますからね。
泣く泣く接着です。
んで、さらに組み立てていたら・・・
塗膜がグニャ!!
指で強く押したりすると、剥げるんですよ。指紋の形にね。
これもエナメル溶剤のお陰です。
エナメルはアクリルを侵さないといいますけど、これって程度のことです。
実際には侵します。経験上。
溶剤のせいで塗膜が緩くなっていて、強い力がかかったことにより、ずる剥けたわけです。
最後の最後で、ここまで罠が待っていたなんて思いもしませんでした。
塗膜が剥げたところはちょっと大きかったので、もう一度エアブラシでリタッチしましたけど。
それ以外のところは、もう汚いままです。あちこち溶剤と指紋とで黒ずんでしまいましたよ。
折角、今までで一番塗装を頑張ったのに・・・。
最後、股関節を差し込もうとしたら、いきなり割れました。
ええ、棒に2mm径のピンバイスで穴を空けた所がです。これもエナメルの呪い。
直すのも面倒臭いので、そのまま無理矢理差し込みました。
お陰で、プラプラです。保持力がありません。
模型に復帰して以来早半年以上。
ここまでウンザリしたのは初めてです。
そこまで裏切らなくてもいいじゃないかと。
・・・リガさん。トラウマです。
そんな訳で、最後の最後に無茶苦茶になってしまった、リガズィさんでした。
お後はキットレビューをば。
○キットの造形:6点
結構いいと思います。完成して眺めていると、「格好いいじゃん」って思いますね。
ただやっぱり、全体のバランスがちょっと悪いですからね。
やはり、脚のバランスがちょっとね。
でも、それ以外のフォルムはかなりいいと思います。顔なんて時代不相応の小顔ですし、上半身や肩などのバランスはかなり良いデキです。腹が少し短いですが。
で、欠点を直そうとすると、今度は相当煩雑な作業をせざるを得ません。ギラドーガさんみたく、結構簡単には改修できないと思います。
改修しなくても格好いいとは思いますが、改修するとなるとかなり煩雑になるので、この御点。
○どれだけ簡単に綺麗に作れるか度:5点
まあ、普通だと思います。
長所としては、意外と成型色の色分けがキッチリとしているので、部分塗装だけでかなり映えるデキになるところですね。
ですが同時に欠点もあります。
年代物の金型だからなのか、時代的に仕方なかったのかは知りませんが、パーツにかなりバリがあります。
小さい物なんですが、こいつのせいで、噛み合わせが悪くなる箇所が結構あります。
次に、パーツの継ぎ目の噛み合わせがちょっと悪いです。隙間ができるとかではなくて、段差になったりズレていたりするんですよ。
これの修正がかなり大変です。正直、隙間ができる方が、ずれるよりもずっと修正は楽です。パテ盛りしてあげればいいだけですから。
ずれるとかなり削り込まなければならないんですが、それをすると、パーツが歪むんですね。
なので、本当に綺麗に作ろうとすると、今までのキット以上に大変だと思います。
○可動範囲:4点
ギラドーガさんと同じくらいにしか動きません。
下半身の腰アーマーは後ろ以外全部可動式になってはいるんですが、あまり意味が無いです。
腰アーマーに干渉するのではなく、腰アーマー基部に干渉するからですね。
時代的には普通のキットだろうと思います。
○関節:・武器保持力:4点
相変わらず意味の分からない項目ですが、今回から武器の保持力も考慮します。
関節はいいと思います。ってか、今まででどうしようもなかったポリ仕様のキットはありません。
ですが、リガさん。武器をまともに保持できません。ライフルを全然持てないんですよ。
今作っているヤクトドーガの方がやばいとは思いますけどね。
なので、この御点。
○プレイバリュー:5点
これまた普通です。特に何もありません。動くわけでもないし、ギラさんみたく、色々換装できるわけでもありません。
元々こんなものなんですけどね、模型なんてのは。
私は動かして遊ばないので、この項目が一番どうでもいいんですけど。
○置物的価値:6点
造形その物は結構いいと思います。あくまで「結構」ですが。それも「ガンプラ」というカテゴリの中で。しかも「旧キットという分野で。
そういう意味で、今日的視点から見れば、平均程度のデキだと思います。
○総合評価:6点
それほど悪いキットではありませんね、リガズィさんは。
根本的に顔と脚だけが問題で、それ以外はかなりいい感じにまとまっていますから。
武器の保持力も問題だったな・・・。
ま、セロハンテープで頑張ってくっ付けてください。
○お勧め度:5点
が、顔の大きさという点では、こっちの方が明らかにいいです。
MGリガズィはでかいんですよね、頭が極端に。しかも不細工。
旧キットは小顔なんですよ。しかも、胸とかのバランスが良く取れているので、角度と距離によってはかなり格好よく見えます。
MGは斜め煽り専用のキットでしたから。
そんな訳で、丁寧に作ることを苦にせず、色も塗ってあげられる人にはMGよりもコストパフォーマンスは高いです。
そんな訳で、シリーズ最速で終わらせたリガズィさんでしたが、様々な罠が待っておりました。
よって、テンションが下がりまくりの私です。
一瞬、本気でこのシリーズを止めてやろうかとも思いました。
が、もう少し頑張ることにします。
次はヤクトドーガかあ・・・。ちょっと草臥れてきたなあ、おれ。
ああ、最後にお顔を撮っておきましょう。
ほとんど唯一の改修点ですからね。
こうして見ると分かりますね。エナメル溶剤で汚くなってしまったってのが。
今まで一番、グラデーションが上手くいったのになあ・・・。
では。
~追記~
地上デジタル放送について。
http://news.goo.ne.jp/article/nbonline/business/nbonline-123311-01.html
これを読むと、まったくその通りだと思うんですね。
極端な話、TV局ってのは日本で最強の権力を持つ機構だと思うんですよ。
TV局を敵に廻して勝った者っていないんです。
ここに書いてあることはまったくその通りだと思うのですが、世の中バランスです。
TV局の反対尋問も聞いてみたいですよね。
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