その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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今回は、以前に書いたマイティシリーズ・ハイパーエキシビジョン2007の詳細・・・でもないですが、それぞれのキットをちょっと調べてみましょう。
といっても、個人的にはかなり精査して楽しんでいるんですけどね。
で、紹介第一弾はハイドラミラージュ・シュペルターセカンド。
マイティシリーズの中では、一番人気がありそうなデザインですね。私も非常に好きです。
では写真をば・・・
おっと、その前に。
(C)TOYSPRESS
まずは全体像。
これでパーツ全部です。
未だに袋から出していません。こんな状態でパーツチェックをした物ですから、もしかしたら不足やら鏡面対象であるはずのものが同じ者で2つ入っていたりするかも知れません。
こうして見ると、ガレージキットとしてはかなりパーツが多いことが分かります。
しかし、エッチングパーツがでかいことが分かりますね。
次、フレームパーツ。
どうでしょう?凄まじい造形&ディテールですね。
2001年(だっけ?)のマイティシリーズを持っていないのでなんともいえないのですが、2007年版になって、造形とか変わったんでしょうかね?
フレームを見ていて思ったのが、同じく超絶造形のシリコントライブさんよりも、さらに細かい彫刻がなされているってことですな。
さらに面白かったのは、シリコントライブさんのディテールがチューブの束などの現実にあるメカを参考にしているのだろうなというディテールアップに対し、ボークスさんのディテールはチューブ表現などは余りなく、何と言ったらいいか・・・近未来的というか金属的面で構成された凹凸でディテールを造形しているのですな。
こういう、原型師の好みとかイメージとかが反映されるのも、ガレキの楽しみかも。
そして、フレームという見えなくなる場所までも、徹底的に作りこむ原型師さんのこだわりも、また面白味ですね、ガレージキットの。
次は装甲です。
写真ではまったく分からないですが、どうしようもありません。
半透明という設定ですが、見るからに半透明です。これ以外のクリアレジンだと本当にクリアなんですが、こいつは乳白色みたいな感じです。
なんでかっていうと、クリアパーツの中に、パール顔料を仕込んでいるからなんですね。
磨けばハッキリとパールが見えてくると思うのですが、この時点ではほとんど分かりません。
光にすかすと反射が不均一だから、これはパールだろうと分かる程度です。
あるところで、ニューマイティシリーズのパーツチェックで、何十個もの装甲パーツ(クリアパーツ)に気泡が入っていたって書いてあったんですよ。
私も心配になって再調査してみたら・・・このハイドラのパーツに2個だけ気泡が入ってました。他の2騎は大丈夫だと思います。
目立つのはそれくらいでして、他はもしかしたら気泡かな?程度でした。
気泡が気になる人も多いのでしょうが、私はそれほど気にならなかったです。でかいわけでもないし、ある程度塗ってしまえばほとんど見えなくなるだろうといった印象を受けたからです。
ま、気泡がないに越したことはないんですが。
しかしアレですねえ。パール顔料混入のクリアパーツはいらないかな?
クリアであっても一応パールで塗装するわけですし、中にパールが混入されているとむしろ塗装が難しくなる上に、綺麗に仕上げるのは困難になるのではないかと。
しかも、混入されているパールが均一なら良いんですが、実際は斑なんですよ。
濃いところ、薄いところがあるんです。エッジ部分なんてほとんどパールがない。
なので、これも塗装の難しさをアップさせていますね。
次、売り物のエッチングパーツ。
ハイドラミラージュのエッチングパーツは、ニューマイティシリーズの中でも一番多いです。
インストを見るまでは相当に難しいのかと思ってましたが、実際には煩雑なだけで、たいして難しい作業ではなさそうです。
というのも、エッチングパーツに元から穴が空いていて、そいつに真鍮線を通して、その真鍮線で位置決めをしながら接着していくという作業になっているからなんですね。
なので、作る側は一枚一枚を慎重に位置決めする必要はなく、「パーツを真鍮線に通す→接着→またパーツを・・・」となるわけです。
面倒臭い作業です。インストを見るまでもなく、膨大な枚数のエッチングパーツを作っていかなくてはなりませんから。
が、難しくはないと思います。煩雑なだけです。
ま、現在の模型は煩雑さを極力減らして、お手軽に作れるキットってのが目標になっていますからね。そういう意味では、時代に逆行はしていると思います。
が、ハイクオリティを求めるのなら、模型制作ってのは煩雑な作業は避けて通れませんし、実際に出来上がったものを見ると、圧巻なディテールになります。
新しい試みとして、私は賛成してます。
作り始めたら、意見が変わるのかもしれませんけどね。
「面倒臭いぜ~」って。
そういえば、デストニアスのエッチングパーツが入ってなかったって以前書きましたが、まだ届いてません。
今日中に、遅くても明日明後日には発送しますって言ってたんですけどねえ?
既に連絡してから10日。電話口での言葉では対応が早いかと思ったのですが、さすがはボークスさん。遅すぎるだろう。
この手の常習犯であるボークスさんなので、あまりみんな怒ってないようですが、実際には問題大有りなんですけどね。
一般的に客商売ってのは、この手の処理は相当大事なんですけどねえ。
問題があったら、最速で対応するから信用が勝ち取れるんですけど・・・。
店としては、客なんてのはone of themなわけですから、10個のうち1個に問題があっても、仕方ないなって思うんですよ。気持ちは良く分かります。
が、客としては自分が全部ですから、お店側はその辺の認識のギャップを理解していないと、客商売では信用を勝ち取れません。
客商売ってのは、本当に面倒臭いですからね。
客にミスがあっても店員のせいにされたり。客って本当に愚劣に思えてきますよ。
その辺が分かるから、私も気長に待つつもりではいますけどね。怒ってもいませんし。
しかし、バンダイといいボークスさんといい、模型メーカーってのはこの辺がいい加減なのですねぇ。
小売店と違って、直接客に接してないから阿呆になるのかな。
次。メタルパーツ。
頭のカウンターウェイト。腕の何とかブレードがメタルパーツになってます。
これ、どうしようか考え中です。
というのも、相当に重たいんですよ。模型を普遍的に飾っておきたいのなら、重さってのは天敵なんですよね。
経年変化で曲がったりする要因は重さですから。
しかも重いパーツが頭と腕という、上半身に集中するわけです。当然、安定は悪くなります。重心が上にあるわけですから。
しかも重いですから、倒れたら破損確実です。
メタルパーツ。あまりいいところがないような・・・。
まあ、後々作るときに磨いてみて、その質感が塗装では追いつけないものであったのなら、あるいは使う価値はあるかもしれませんね。
そんな訳で、ニューマイティシリーズの紹介第一弾のハイドラミラージュ・シュペルターセカンドでした。
また今度、残りをやります。
おっと、最後にもう一度。
(C)TOYSPRESS
では。
といっても、個人的にはかなり精査して楽しんでいるんですけどね。
で、紹介第一弾はハイドラミラージュ・シュペルターセカンド。
マイティシリーズの中では、一番人気がありそうなデザインですね。私も非常に好きです。
では写真をば・・・
おっと、その前に。
(C)TOYSPRESS
まずは全体像。
これでパーツ全部です。
未だに袋から出していません。こんな状態でパーツチェックをした物ですから、もしかしたら不足やら鏡面対象であるはずのものが同じ者で2つ入っていたりするかも知れません。
こうして見ると、ガレージキットとしてはかなりパーツが多いことが分かります。
しかし、エッチングパーツがでかいことが分かりますね。
次、フレームパーツ。
どうでしょう?凄まじい造形&ディテールですね。
2001年(だっけ?)のマイティシリーズを持っていないのでなんともいえないのですが、2007年版になって、造形とか変わったんでしょうかね?
フレームを見ていて思ったのが、同じく超絶造形のシリコントライブさんよりも、さらに細かい彫刻がなされているってことですな。
さらに面白かったのは、シリコントライブさんのディテールがチューブの束などの現実にあるメカを参考にしているのだろうなというディテールアップに対し、ボークスさんのディテールはチューブ表現などは余りなく、何と言ったらいいか・・・近未来的というか金属的面で構成された凹凸でディテールを造形しているのですな。
こういう、原型師の好みとかイメージとかが反映されるのも、ガレキの楽しみかも。
そして、フレームという見えなくなる場所までも、徹底的に作りこむ原型師さんのこだわりも、また面白味ですね、ガレージキットの。
次は装甲です。
写真ではまったく分からないですが、どうしようもありません。
半透明という設定ですが、見るからに半透明です。これ以外のクリアレジンだと本当にクリアなんですが、こいつは乳白色みたいな感じです。
なんでかっていうと、クリアパーツの中に、パール顔料を仕込んでいるからなんですね。
磨けばハッキリとパールが見えてくると思うのですが、この時点ではほとんど分かりません。
光にすかすと反射が不均一だから、これはパールだろうと分かる程度です。
あるところで、ニューマイティシリーズのパーツチェックで、何十個もの装甲パーツ(クリアパーツ)に気泡が入っていたって書いてあったんですよ。
私も心配になって再調査してみたら・・・このハイドラのパーツに2個だけ気泡が入ってました。他の2騎は大丈夫だと思います。
目立つのはそれくらいでして、他はもしかしたら気泡かな?程度でした。
気泡が気になる人も多いのでしょうが、私はそれほど気にならなかったです。でかいわけでもないし、ある程度塗ってしまえばほとんど見えなくなるだろうといった印象を受けたからです。
ま、気泡がないに越したことはないんですが。
しかしアレですねえ。パール顔料混入のクリアパーツはいらないかな?
クリアであっても一応パールで塗装するわけですし、中にパールが混入されているとむしろ塗装が難しくなる上に、綺麗に仕上げるのは困難になるのではないかと。
しかも、混入されているパールが均一なら良いんですが、実際は斑なんですよ。
濃いところ、薄いところがあるんです。エッジ部分なんてほとんどパールがない。
なので、これも塗装の難しさをアップさせていますね。
次、売り物のエッチングパーツ。
ハイドラミラージュのエッチングパーツは、ニューマイティシリーズの中でも一番多いです。
インストを見るまでは相当に難しいのかと思ってましたが、実際には煩雑なだけで、たいして難しい作業ではなさそうです。
というのも、エッチングパーツに元から穴が空いていて、そいつに真鍮線を通して、その真鍮線で位置決めをしながら接着していくという作業になっているからなんですね。
なので、作る側は一枚一枚を慎重に位置決めする必要はなく、「パーツを真鍮線に通す→接着→またパーツを・・・」となるわけです。
面倒臭い作業です。インストを見るまでもなく、膨大な枚数のエッチングパーツを作っていかなくてはなりませんから。
が、難しくはないと思います。煩雑なだけです。
ま、現在の模型は煩雑さを極力減らして、お手軽に作れるキットってのが目標になっていますからね。そういう意味では、時代に逆行はしていると思います。
が、ハイクオリティを求めるのなら、模型制作ってのは煩雑な作業は避けて通れませんし、実際に出来上がったものを見ると、圧巻なディテールになります。
新しい試みとして、私は賛成してます。
作り始めたら、意見が変わるのかもしれませんけどね。
「面倒臭いぜ~」って。
そういえば、デストニアスのエッチングパーツが入ってなかったって以前書きましたが、まだ届いてません。
今日中に、遅くても明日明後日には発送しますって言ってたんですけどねえ?
既に連絡してから10日。電話口での言葉では対応が早いかと思ったのですが、さすがはボークスさん。遅すぎるだろう。
この手の常習犯であるボークスさんなので、あまりみんな怒ってないようですが、実際には問題大有りなんですけどね。
一般的に客商売ってのは、この手の処理は相当大事なんですけどねえ。
問題があったら、最速で対応するから信用が勝ち取れるんですけど・・・。
店としては、客なんてのはone of themなわけですから、10個のうち1個に問題があっても、仕方ないなって思うんですよ。気持ちは良く分かります。
が、客としては自分が全部ですから、お店側はその辺の認識のギャップを理解していないと、客商売では信用を勝ち取れません。
客商売ってのは、本当に面倒臭いですからね。
客にミスがあっても店員のせいにされたり。客って本当に愚劣に思えてきますよ。
その辺が分かるから、私も気長に待つつもりではいますけどね。怒ってもいませんし。
しかし、バンダイといいボークスさんといい、模型メーカーってのはこの辺がいい加減なのですねぇ。
小売店と違って、直接客に接してないから阿呆になるのかな。
次。メタルパーツ。
頭のカウンターウェイト。腕の何とかブレードがメタルパーツになってます。
これ、どうしようか考え中です。
というのも、相当に重たいんですよ。模型を普遍的に飾っておきたいのなら、重さってのは天敵なんですよね。
経年変化で曲がったりする要因は重さですから。
しかも重いパーツが頭と腕という、上半身に集中するわけです。当然、安定は悪くなります。重心が上にあるわけですから。
しかも重いですから、倒れたら破損確実です。
メタルパーツ。あまりいいところがないような・・・。
まあ、後々作るときに磨いてみて、その質感が塗装では追いつけないものであったのなら、あるいは使う価値はあるかもしれませんね。
そんな訳で、ニューマイティシリーズの紹介第一弾のハイドラミラージュ・シュペルターセカンドでした。
また今度、残りをやります。
おっと、最後にもう一度。
(C)TOYSPRESS
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