その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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今日のオージのお時間です。
やっぱり、パテが固まらなかったのは、硬化不良だったみたいです。パテを変えたら、すんなり固まりましたから。
なので、作業が進め易くなりました。
今回は、中塗りシルバーの塗装をしました。
全景ですな。
いつもながら、これだけでは分かり辛いので、拡大画像を。
となりました。
今回の中塗りシルバーはいつものように、透過させて金属感を出すためではありません。
ま、ここまでやれば、筋金入りの模型野郎の皆さんなら分かると思いますけど、金色の塗装を、ゴールドの塗料を使わずに再現してみる実験です。
簡単に言えば、シルバーの下地に、クリアイエローとクリアオレンジを混ぜたものを吹き付けて、ゴールドっぽくするってことですね。
昔はメタリック塗料の性能が悪かったらしく、ゴールド塗装の際には、こうしていい色合いの金色を作っていたようです。
要は、必要に迫られ編み出された技術ってことですね。
が、現在では高性能のメタリック色が沢山あるため、こんな面倒臭いことをする人は殆どいません。
精々やっても、既成ゴールドにクリアオレンジを混ぜて赤っぽくしたり、白を混ぜて薄めにしたりするくらいですね。
他の色では(メタリックレッドやブルー、グリーンなど)、まだまだいい色が少ないため、クリア塗料を使った技法は生き残ってますけど。
では、なぜ二層もの下地が必要な面倒臭い、そしてゴールドでは必要ない塗装法を試すのか?
ただの実験です。クリア塗料を使った塗装法の。
いままでクリア塗料は殆ど使ってきませんでしたので、ちょっとノウハウの蓄積しておきたいなと。これから、メタリックに塗るキットもあるだろうし。
それよりも重要なのは、ゴールドで塗装する予定のキットが、これを含めて4つあるから。
金色は、各メーカーから何種類か出てますね。
クレオスさんの、普通のゴールド。スーパーゴールド。
ガイアさんからもあって、フィニッシャーズさんからも複数。さらにボークスさんからは、パール塗料としてのゴールドがあります。
私はメタリック塗装が好きなのでそれぞれ試したいところですが、メタリック塗料が大体高いですし、メタリックは使いすぎると玩具っぽくなってしまうので、余り使う機会がありません。
なので、良いと思われるクレオスさんのスーパーゴールドを基準としてやっていこうと思ってます。600円もする高級塗料だけどね。
ですが、金色に塗るキット4つすべてが、全部同じ金色ではつまらないと思うわけです。
少しずつしか使わないメタリック塗料を何種類も買っておいて、プラ板で実験だけするってのも勿体ない話ですし、汎用性の高いゴールドと、ゴールドの質感に拘っている良いゴールドの二種類があればいいのかなと。
私の中で、汎用性の高いゴールドは、フィニッシャーズさんの青金です。赤金もいいと聞きますが、金色は赤っぽくないほうが冷たい感じがして好きなんですよ。
んで、切り札として相応しい、晴らしい質感と色合いだと感じるのは、クレオスさんのスーパーゴールドです。アリーヤなどでワンポイントとして使いましたが、本当にいい色です。
この二つが基本としてゴールド塗装に使っていきたい色です。
それとは違う色にしたかったので、今回はクリア塗料を使ってのゴールド再現を実験したというわけです。
色々と噂は聴きますけど、どうなんでしょうね?
クリア塗料は吹き重ねるごとに色が濃くなるから、エアブラシ塗装はちょっと難しめとか。
狙った色を出すのも、クリア塗料では難しそうですよね。
そんな訳で、違うゴールドで塗装するため。ついでにクリア塗料の実験も兼ねて、今回は普通とは違うやり方でいきます。
しかし、クレオスさんは、クリア塗料の成分を変えて、クリアっぽい顔料系塗料に変更したらしいなあ。つまり、いままでの染料系ではなくなったと。
どうなんだろう?ちゃんとクリアとして使えるものなんだろうか?いやまあ、使えるんだろうけど。
宣伝では、吹き重ねても濃くならないって書いてあった気がするが、それって濃くなる性質を利用した技術が失われるってことだしなあ。
難しいところだ。
ついでに、スーパーメタリック・メッキシルバーも販売終了らしいし。アレ、ずっと欲しかったけど買う機会がないまま終わりそう。
培われた塗装技術が、素材の減少に合わせて衰退していってしまうのが哀しいですなあ。
そんな訳で、今日のオージはお仕舞い。
次回は、クリアを塗装し、ゴールドに仕立て上げます。
では。
~追記~
いやはやなんとも。
数日前から出ていた噂。HGUCνガンダムのバリエーション。ヘビーウェポンシステムがマジで発売決定したみたいですね。
情報が出たときは「嘘くせえな。やるとしてもジスムナイパー2と同じで、Bクラブで誤魔化す程度じゃないの?」とか思っていたんですが、まさかマジだったとは・・・。
最近のバンダイには、商品展開にかなり気合いを感じます。
2007年はエルガイムMK2と、装甲騎兵ボトムズからスコープドッグのキット化。
両方とも素晴らしいキットでした。そして、両方とも、ファンは長いこと待ち望んだキットだったわけです。
スコタコなんて、20数年ぶりの完全新規のキット。
劇中のスコタコの設定。
「初期に作られたATだが、戦闘力と汎用性、拡張性が非常に高いにもかかわらず、低コストで製造できたが故に、アストラギウス銀河で1億台以上生産され、その後数十年以上にも渡って、続々と開発される新型ATを差し置いて主力であり続けた機体」
ってのがありましたが、タカラのキットも正にこの設定どおりの素性を持ってしまったのは皮肉ですねい。
タカラのスコタコなんて、1983年発売ですからね。2007年までずっと現役であり主力であり続けたキットですよ。え?いまでも主力?味は違いますが、バンタコもいいデキですよ。
まあ、ボトムズのお話は長くなるので、またいずれしましょう。キットを作るときにでも。
2008年のバンダイはここで書いたようになかなか気合いが入ってましたもんね。
VF-25を傑作といえる内容でキット化したり。かなり遅かったですけどね。
んで、2008年の遺産を継いで、逆シャアのMSVからHWSですか・・・。
金型が完全流用できたからこそのキット化でしょうが、こうなるとナイチンゲールやら「ちゃんとした」Hi-νが欲しくなりますね。
ってか、νが発売された頃、HWSを出してくれとか言ってたな。金型流用できるから、問題ないだろとか。
あれから一年。ドンピシャで来てしまった。
そんな訳で、かなり楽しみなキットとなりました。まだHGUCのνも買ってないですし。
着膨れ感が酷い(特に胸部)HWSですが、格好いいですもんね。
しかし、悩みどころは、νも好きなこと。
飾る時、どっちで飾るべきか?
おそらくHWSのキットには素のνが丸々入っていると思うので、換装は簡単だと思うんです。(VF-25に倣って、増加装甲だけ別売りってことなないでしょうからね)
シンプルさが素晴らしいνか?
着膨れ感がイマイチだが、ゴテゴテ感が素晴らしいHWSか?
ガンプラでは2個買いが嫌なので(マクロス、ボトムズならウェルカムなのですが)、両方買って作るってのは無理です。
まあ、この段階では、HWSを買っておけば問題なしだろう。
だがしかし、私にHWSを作っている時間があるかどうかが問題だ。
独り逆シャア祭りを再度開催したくても、他に作りたいキットが山ほどあるのだ。
今年一年は、作りたいキット優先でいくって決めたので、やるとしても来年以降かなあ。
でも、来年になっても在庫は無くなる筈はないから、やっぱりわかんないなあ。
ま、いずれってことで。
やっぱり、パテが固まらなかったのは、硬化不良だったみたいです。パテを変えたら、すんなり固まりましたから。
なので、作業が進め易くなりました。
今回は、中塗りシルバーの塗装をしました。
全景ですな。
いつもながら、これだけでは分かり辛いので、拡大画像を。
となりました。
今回の中塗りシルバーはいつものように、透過させて金属感を出すためではありません。
ま、ここまでやれば、筋金入りの模型野郎の皆さんなら分かると思いますけど、金色の塗装を、ゴールドの塗料を使わずに再現してみる実験です。
簡単に言えば、シルバーの下地に、クリアイエローとクリアオレンジを混ぜたものを吹き付けて、ゴールドっぽくするってことですね。
昔はメタリック塗料の性能が悪かったらしく、ゴールド塗装の際には、こうしていい色合いの金色を作っていたようです。
要は、必要に迫られ編み出された技術ってことですね。
が、現在では高性能のメタリック色が沢山あるため、こんな面倒臭いことをする人は殆どいません。
精々やっても、既成ゴールドにクリアオレンジを混ぜて赤っぽくしたり、白を混ぜて薄めにしたりするくらいですね。
他の色では(メタリックレッドやブルー、グリーンなど)、まだまだいい色が少ないため、クリア塗料を使った技法は生き残ってますけど。
では、なぜ二層もの下地が必要な面倒臭い、そしてゴールドでは必要ない塗装法を試すのか?
ただの実験です。クリア塗料を使った塗装法の。
いままでクリア塗料は殆ど使ってきませんでしたので、ちょっとノウハウの蓄積しておきたいなと。これから、メタリックに塗るキットもあるだろうし。
それよりも重要なのは、ゴールドで塗装する予定のキットが、これを含めて4つあるから。
金色は、各メーカーから何種類か出てますね。
クレオスさんの、普通のゴールド。スーパーゴールド。
ガイアさんからもあって、フィニッシャーズさんからも複数。さらにボークスさんからは、パール塗料としてのゴールドがあります。
私はメタリック塗装が好きなのでそれぞれ試したいところですが、メタリック塗料が大体高いですし、メタリックは使いすぎると玩具っぽくなってしまうので、余り使う機会がありません。
なので、良いと思われるクレオスさんのスーパーゴールドを基準としてやっていこうと思ってます。600円もする高級塗料だけどね。
ですが、金色に塗るキット4つすべてが、全部同じ金色ではつまらないと思うわけです。
少しずつしか使わないメタリック塗料を何種類も買っておいて、プラ板で実験だけするってのも勿体ない話ですし、汎用性の高いゴールドと、ゴールドの質感に拘っている良いゴールドの二種類があればいいのかなと。
私の中で、汎用性の高いゴールドは、フィニッシャーズさんの青金です。赤金もいいと聞きますが、金色は赤っぽくないほうが冷たい感じがして好きなんですよ。
んで、切り札として相応しい、晴らしい質感と色合いだと感じるのは、クレオスさんのスーパーゴールドです。アリーヤなどでワンポイントとして使いましたが、本当にいい色です。
この二つが基本としてゴールド塗装に使っていきたい色です。
それとは違う色にしたかったので、今回はクリア塗料を使ってのゴールド再現を実験したというわけです。
色々と噂は聴きますけど、どうなんでしょうね?
クリア塗料は吹き重ねるごとに色が濃くなるから、エアブラシ塗装はちょっと難しめとか。
狙った色を出すのも、クリア塗料では難しそうですよね。
そんな訳で、違うゴールドで塗装するため。ついでにクリア塗料の実験も兼ねて、今回は普通とは違うやり方でいきます。
しかし、クレオスさんは、クリア塗料の成分を変えて、クリアっぽい顔料系塗料に変更したらしいなあ。つまり、いままでの染料系ではなくなったと。
どうなんだろう?ちゃんとクリアとして使えるものなんだろうか?いやまあ、使えるんだろうけど。
宣伝では、吹き重ねても濃くならないって書いてあった気がするが、それって濃くなる性質を利用した技術が失われるってことだしなあ。
難しいところだ。
ついでに、スーパーメタリック・メッキシルバーも販売終了らしいし。アレ、ずっと欲しかったけど買う機会がないまま終わりそう。
培われた塗装技術が、素材の減少に合わせて衰退していってしまうのが哀しいですなあ。
そんな訳で、今日のオージはお仕舞い。
次回は、クリアを塗装し、ゴールドに仕立て上げます。
では。
~追記~
いやはやなんとも。
数日前から出ていた噂。HGUCνガンダムのバリエーション。ヘビーウェポンシステムがマジで発売決定したみたいですね。
情報が出たときは「嘘くせえな。やるとしてもジスムナイパー2と同じで、Bクラブで誤魔化す程度じゃないの?」とか思っていたんですが、まさかマジだったとは・・・。
最近のバンダイには、商品展開にかなり気合いを感じます。
2007年はエルガイムMK2と、装甲騎兵ボトムズからスコープドッグのキット化。
両方とも素晴らしいキットでした。そして、両方とも、ファンは長いこと待ち望んだキットだったわけです。
スコタコなんて、20数年ぶりの完全新規のキット。
劇中のスコタコの設定。
「初期に作られたATだが、戦闘力と汎用性、拡張性が非常に高いにもかかわらず、低コストで製造できたが故に、アストラギウス銀河で1億台以上生産され、その後数十年以上にも渡って、続々と開発される新型ATを差し置いて主力であり続けた機体」
ってのがありましたが、タカラのキットも正にこの設定どおりの素性を持ってしまったのは皮肉ですねい。
タカラのスコタコなんて、1983年発売ですからね。2007年までずっと現役であり主力であり続けたキットですよ。え?いまでも主力?味は違いますが、バンタコもいいデキですよ。
まあ、ボトムズのお話は長くなるので、またいずれしましょう。キットを作るときにでも。
2008年のバンダイはここで書いたようになかなか気合いが入ってましたもんね。
VF-25を傑作といえる内容でキット化したり。かなり遅かったですけどね。
んで、2008年の遺産を継いで、逆シャアのMSVからHWSですか・・・。
金型が完全流用できたからこそのキット化でしょうが、こうなるとナイチンゲールやら「ちゃんとした」Hi-νが欲しくなりますね。
ってか、νが発売された頃、HWSを出してくれとか言ってたな。金型流用できるから、問題ないだろとか。
あれから一年。ドンピシャで来てしまった。
そんな訳で、かなり楽しみなキットとなりました。まだHGUCのνも買ってないですし。
着膨れ感が酷い(特に胸部)HWSですが、格好いいですもんね。
しかし、悩みどころは、νも好きなこと。
飾る時、どっちで飾るべきか?
おそらくHWSのキットには素のνが丸々入っていると思うので、換装は簡単だと思うんです。(VF-25に倣って、増加装甲だけ別売りってことなないでしょうからね)
シンプルさが素晴らしいνか?
着膨れ感がイマイチだが、ゴテゴテ感が素晴らしいHWSか?
ガンプラでは2個買いが嫌なので(マクロス、ボトムズならウェルカムなのですが)、両方買って作るってのは無理です。
まあ、この段階では、HWSを買っておけば問題なしだろう。
だがしかし、私にHWSを作っている時間があるかどうかが問題だ。
独り逆シャア祭りを再度開催したくても、他に作りたいキットが山ほどあるのだ。
今年一年は、作りたいキット優先でいくって決めたので、やるとしても来年以降かなあ。
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