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今日のエルガイムMK2のお時間です。

いやぁ、前回は意味不明な妄想で突っ走りました。
漸く辿り着きましたよ。エルガイムMK2。発売前から心待ちにしていて、発売後も作りたくて仕方なかったキットですよ。
もう2年・・・1年11ヶ月8日経つんですね。発売が2007年2月8日ですから。
そんな長い期間積んでおいたわけですが、今手を付けることができます。

私が模型に復帰したのが2006年の夏ですから、その半年後に発売だったのですね。
復帰当初、私はガンプラしか見えてなかったわけです。キットを塗装しようなんて夢にも考えませんでしたから。「成型色で色分けされている=塗らなくていいキット」こそが素晴らしいと思ってたんですね。

しかし、あるキットとの出会いが私に衝撃を与え、調査を進めていくうちに、根底から私の模型観を変えてしまったんですね。
それが、FSSでした。
この話は、また後でジックリ書きますけど。

そんな訳で、永野デザインは大好きなんですよ。
メカメカしさでもない、生物的でもない、見慣れたガンダム的ラインでもない。彼独特のデザイン。
少し有機的な感覚を混じっていながらも、メカっぽさを感じさせ、何より美しいライン。
ずっと永野デザインのキットを作りたかったんですね。
が、変に凝り性でもったいぶる癖のお陰で、ドンドン後回しに

エアブラシの習作として、完遂するまで意地で続けた旧キット逆シャアシリーズ。
作りたくて仕方なかったアーマードコアのセレナ、デュアルフェイス、そしてアリーヤ。
適当に楽しもうと思って、現在飽き飽きしてしまった旧キットのポケ戦シリーズ(再始動するつもりですが)。
無闇やたらと時間がかかってしまった逸騎刀閃。
これらのキットを次々と繰り上げてしまったので、遅れに遅れました。

そして、エルガイムMK2の発売当初から前座として作る予定で買ったHGHMも、最後のキット、オージが塗装前まできて、漸くです。
2年の時を経て、エルガイムMK2さんに手が届きましたよ。(模型道とは、業深きものだ)

エルガイムの終局にして、新たなる模型世界への始まりなのです。

さて、まずはいつものようにパーツ確認です。


エルガイムMK2パーツ全景

全景です。
いやー、パーツが多いですな。このクラスのキットは逸騎刀閃以来だな。

○ランナー
プラ:20枚(ラバーパーツのランナー2枚含)
ポリ:1枚
計21枚

○パーツ数
プラ:372個(ラバーパーツ9個含)
ポリ:10個
計382個

ということでした~。
いやー、やっぱりパーツが多いですねえ。AC並み。ってか、MG並みって言ったほうが通りはいいのでしょうけどね。
MGよりも先にACを全塗装で仕上げてしまったので、なぜか基準がMGではなくACになっているのです。
基準がMGではなくACだと、いいことがありますよ!
ちょっとやそっとの煩雑さでは、全然動じないってことです。
だって、ACが煩雑さの極みのようなキットですから。
勿論、上には上がいますけどね。

パーツの多さに反比例して、ポリが異様に少ないです。
これは、MGのF91さんやクロボンさんと同じで、基本はポリキャップレスで作られているからですね。
ただし、必要な箇所、というかポリキャップを使ってもフレームを再現する上で支障のない箇所はポリを使っているってことですね。

ラバーパーツですが、膝裏やバスターランチャーなどに付けるコード、首や腹などに、ゴム製パーツが使われています。
これに関しては、HGHMから大きな進化が見られますよ。
すんごく軟らかいんです
なので、HGHMのように、コードの硬さが災いして、すぐ外れたりポーズが付けられなかったりする事はありません。

考えてみれば、バンダイ製MGクラスのキットで、塗装をする前提で組むのは初めてです
最後に作ったのは2年数ヶ月前のクロボンさんですしね。あの頃はエアブラシなんて買うつもりもなかった・・・。
かなり楽しみ。

バンダイ製なので、色々と他メーカーに比べて作り易いこと確実ですから。
ACよりも楽なはずです。


腹部ラバーパーツ

ラバーパーツの写真です。
歪んでますね
最初これを見たとき、ビックリしました。何しろ、買って中身を確認して以来、一度も箱を開けてなかったものですから。
保存が悪かったのですね。ラバーパーツに変な力が加わった状態で2年も置いといたものだから歪んでしまったのですね。

指でグニグニやって戻そうとしましたが、ちゃんと戻りません。
どうしよう・・・このままだったら。
一応、この後お湯で温めて弄ったら、幾らか増しになりました。
ただし、お湯が熱すぎるとラバーパーツが縮んだり硬くなってしまったりするので、やる人は気を付けてくださいね。
ってか、つんである人は、すぐに中身を確認して、歪まないように工夫したほうが安全確実です。


各部コード類

ラバーパーツもう一枚。
これは膝裏のパーツですが、腹と同じ素材で、軟らかいです。上に書いたとおり。
しかし、HGHMも、なんで再販時に素材を変えたりしないのかな?
R3エルガイムMK2さんのやり方でやれば金型が必要になりますから、設備投資がかかってしまいますけどね。
かといってあのコードはありえないと思うんですよ。

しかし、この手のパーツはちゃんと塗装ができるんだろうか?
大きな問題ですな。
折角塗装しても、グニャグニャのせいで塗膜がはがれてしまっては元も子もないですから。


フレーム

フレームパーツです。
ガンプラMGと同じで、フレームがABSです。

久しぶりにバンダイの最近のキットを作りますが、やはりディテールが気持ちいいですね。
ここのところ、バンダイ製で作っていたのはウン十年の古いキットと8年前のABS黎明期のHGHMですからね。
一気にタイムスリップした気分です。

時代を問わず、色んなキットを作っていると、技術進化の歴史を俯瞰できるのが楽しいですね。
10年後に現在の最新キットを作ったりすると、またこういう感慨を持つのでしょうか?
10年後まで、模型が今のようなポジションに居られるかが怪しいですけどね。
これ以上、マイナーにならないで!!作りにくくなってしまうよ。


頭部フレーム

頭部のフレームですね。
頭部にまでフレームデザインがあるのは、エルガイムだけではないでしょうかね?
オデコには、ファティマのシルエットが彫り込まれています。
設定としてFSSのようなファティマはエルガイム世界にはいないとなっているようですが、裏設定ではアリなんだそうです。
なんだかなあ・・・。

なんでも、エルガイムMK1のファティマはクローソー(FSSにおけるジュノーン=エンゲージのファティマ)で、MK2はティータ(FSSにおける、レッドミラージュのファティマ)なんだそうです。

主人公は反乱軍首領ということで、FSSにおける反乱軍首領の駆るジュノーンのファティマは妥当でしょう。
が、ティータはアマテラスの側であり、反乱軍の最後のモーターヘッドを倒したレッドミラージュのファティマなんですね。
なんだべ?って思ってましたが、エルガイムMK2は、正規軍(ポセイダル)の新型スタックというHMに、発掘した旧世代(設定では、この世界は技術が衰退していて、昔の方が高性能なHMを作れたらしい)のHMの頭部を移植した物なんだそうです。

つまり、発掘した旧世代のHM=ブラッドテンプルがFSSにおけるレッドミラージュであり、FSS冒頭でバッシュ・ザ・ブラックナイトと死闘を演じたティータの乗る騎体なんでしょう。

つまるところ、エルガイムにおけるペンタゴナワールドは、FSSにおけるジョーカー星団の遥か未来ってことでしょうか?
FSSで、物語の途中で崩壊する星も、エルガイムでは既に崩壊していますし。
星の名前は双方同じくカラミティ。

ジョーカー星団にしても、科学技術は衰退しつつあるって言ってますから、エルガイムでは更に衰退した世界ってことでしょうかね。(永野さん。失われた超技術が好きだな)
ってことはだ。エルガイムのヘビーメタルは、FSSのモーターヘッドが劣化したもの?

設定云々に関して、私はまったく興味がないのでどうでもいいですが、永野さんはこういう設定が大好きな人ですからね。
FSSだって、設定ばっかり作って、本編は全然進まないという・・・。
しかもその設定も、その場の都合でコロコロ変えるし・・・。

ストーリーテリングとは何か?
詳細な設定ではない!
衣装とかナンバリングとか家系とか、そんなものはどうでもいいのだ。
説得力のある(ご都合主義でない)シナリオに裏打ちされた、面白い物語だ!!

まあ、私にとっては、メカが格好よければいいのであって、アニメや漫画のクオリティなど二の次ですが。
クオリティの高いお話は、小説に求めます。


装甲パーツ

装甲パーツです。
画像では全然分かりませんけど、やはりモールドなどのディテールが気持ちいいです。
造形もカッチリしていて素晴らしいですな。

不思議なもんですが、最近のキットは、ランナー状態で昔のキットよりも高級感を感じるんですよ。
なんだろう?やっぱりエッジやディテールの精密さがそう感じさせるのかな?
まさか、成型色が綺麗だからじゃないよな。


レーザー加工

もう一枚、装甲パーツを。これは胸部のやつですね。
小さな字が彫ってあるのが分かりますか?私のデジカメではキチンと写せないくらい、小さな文字です。

common my load
pentagona
king

とか、そんなことが書かれているようです。
どうやら、主役のダバ・マイロード=カモン・マイロードが、エルガイムの世界であるペンタゴナワールドの真の王であるという意味のようです。

模型的に余り意味はありません。多分、バンダイの技術、レーザー加工による精密彫刻の宣伝ってところでしょう。
が、こういう拘りは、模型野郎にとって愉しいものです。
処理で少し困るかもしれませんが。


バックパック

バックパックの付いているランナーです。
ちっこいパーツが山ほど付いてますね。それこそ、ザクのパイプのように。
ゲートの位置が親切なので、ゲート跡の処理は楽ですけどね。


スタンド

スタンドです。
最近のバンダイ製キットでは、デフォルトで付くことが多いですね。
どうなんだろうな?バンダイとしては付けたいのかな?付けたくないと思うんだけど。値段も上がってしまうし。
でも、付いていた方がいいキットもありますからね。無駄に付けていてなんかムカつくキットもありますけど。

ところで、このキットの半月後に発売になったアレのこと。憶えていますか?
ええ、アレですよ。Hi-νガンダムです。
色々と話題を呼んだキットでした。

設定と違う造形。
それを正当化するための、設定改変。
旧設定よりも格好悪い新設定。
センスのないディテール。

私は、最近のバンダイの画一化された方法論で作っただけの、つまらない造形に成り下がったキットだったと思っております。
つまり、なんでもかんでもモデル体型にすればいいやっていう方法論です。

この辺りの杓子定規な造形をSEEDのせいにする人が多いですが、そうでしょうか?
SEEDからバンダイが引き摺っている方法論は、何でもかんでも派手派手な色にして、目立つだけでみんな同じように見える羽っぽいバックパックをつけるってことぐらいではないかな。
モデル体型に関しては、むしろカトキさんの影響の方が大きい気がする。

バンダイもこの改変が改悪だったと分かったのか、最近では変に細くすることは少なくなりましたけど。
例を上げるならば、HGUCの逆シャアシリーズですね。
サザビーやギラドーガなどは、ちゃんと太いです。
その代わり、ザク改がおかしなことになってましたけど。

どのような経緯と目的でHi-νがあのような変貌を遂げてしまったのか外野からでは分かりませんけど、1つだけこの二つのキットを通して分かることがあります。

手間をかけただけ、商品はよくなる

エルガイムはガンダムとは違い、マイナーに分類されてしまうメカですね。
だからこそでしょうが、長いことイベントなどを通して宣伝してから発売に至りました。マーケット調査も兼ねてでしょう。
そしてその間、入念に作りこまれたのでしょう。
だからこそ、旧来のファンも満足できる素晴らしいキットになったのでしょう。
が、Hi-νはおそらくですが、大急ぎで作ったのだと思います。発売は2007年2月末でしたが、発表自体は確か2006年の9月か10月くらいだった気が。

突貫工事だったのでしょう。
勿論、あのラインが突貫工事にだけ依るものとはこれっぽっちも思いませんけど、少なくともエルガイムMK2のように、イベントなどで何度も展示してファンの声を聞く様な機会を設けていれば、あのような悲劇は起こらなかったでしょうね。
実際、それ以降に出たハイコンプロなどのHi-νなどは、旧設定寄りにした新設定でしたから。
私は旧デザインのHi-νが大好きなので、がっかりした口ですけどね。

だからこそ。ですよ。
リリースペースを遅くして、もっとユーザーの声を取り込んだ商品にすればいいじゃんというのです。
そうすれば、バンダイのキットは、確実に二段階はよくなると思うのです。
毎月一体はMG出さなきゃなんて思わず、三ヶ月に一体でいいから、造形を追い込んで欲しいなと。
ま、リリースペースはメーカーの都合ですから文句を言うのは筋違いですが、造形に関してはいい加減になって欲しくないのです。

模型ですから!!
粗製濫造は困ります。

それにしても、ほぼ同時期にエルガイムMK2とHi-νという、ある意味では似たような系統(懐かしいメカで、立体化がほとんどされてこなかった、もしくは出ているキットが古過ぎた)のキットがリリースされ、それが正反対の方向性を持ち、また正反対の評価を得ていることは面白いです。

設定を無視したことで酷評されまくったHi-ν。
設定に忠実に(ある意味では、よりブラッシュアップさせ)作り、好評を得たエルガイムMK2。
他社垂涎ものの版権を持っているバンダイですから、ここからちゃんと模型メーカーとして必要なことを学び、ユーザーを満足させてくれるようなキットを出してくれると、私は嬉しいです。

さて、思い入れたっぷりのエルガイムMK2さん。
次回から組み立てに入ります。

では、今日のエルガイムMK2はお仕舞い。

また。

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