その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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寒い冬も終わりかけの昨今ですが、皆さんお元気でしょうか?
私は相変わらず元気です。
たまには入院してみて、美人な看護婦さんとムフフでグヘヘでオラオラな感じになりたいと思うのですが、なかなか病気になってくれない元気なカラダが、頼もしくもあり恨めしくもあります。
さて、3/11に親友に子供が生まれまして、何かプレゼントしたいなと考えました。
オトナの儀式、お祝いはともかくとして、それだけでは驚きがなくつまらないなと。
んで、思いついたのが、模型を作ってプレゼントすること。
0歳児に、しかも女の子に、更に親友は模型にまったく興味がないのに、それでもあえて模型。
まさに誰も得をしない、見当外れなプレゼント。
もらった瞬間、友達がどんな顔になるかも想像できる感じ。
われながら良いアイデアだと思い、早速キット選定を開始。
作るもの自体はすぐに決まりました。
スピットファイアです。
私がレシプロ機で最も愛する機体。
イギリス救国の戦闘機。
会戦前から終戦後まで主力であり続け、最強レベルであり続けた稀有な機体。
美しく優雅なそのラインは、まさに女の子にふさわしい。
まあ、模型って段階でふさわしくもない気がしますが、そこはそれ。
もう決めたことですから。
んで、どのキットにするかと考えます。
私の持っているスピットは1/72から1/32まで沢山ありますが、まずプレゼントを渡すのが、3/20だということがネックでした。
知らせを受けたのが、生まれたその日3/10ですから、実質10日で作れるキットが前提になるわけです。
この時点で、1/72になることは必定です。
んで、積んであるナナニーのスピットをつらつらと眺め、考え込みます。
まず、72スピットでいつでも買えるキットを持っていないのです。
全部、供給が不安定な海外製キットなのです。国産キットを持っていないのです。
いや、1/32以外、すべて海外製キットなのです。
エアフィックス、スウォード。ICM。どれも、下手したら再入手できなくなるかもしれない。
いや、長い目で見ればいつかはまた買えるのでしょうが、大好きな機体のキットは、いつでも作れるように手元に置いときたいというのは、模型野郎の共通の思いでしょう。
ともかく、どのスピットのキットを作るかで悩みます。
悩んだ挙句、先日発売されたばかりのユニマックスが出した1/72スピットファイアMK.Ⅸにしようかとも思いました。
が、こんな駄作キットをあげるのはただの厄介払いでしかなく、あげるなら良いキットを作って渡したいのです。
いっそ、P-51Dマスタングにしてしまおうかとも思いましたが、女の子って感じがしません。マスタングは。
スピットに拘りたい。
そこで思い出したのが、丁度一年前くらいにハセガワが出していたスピットMK8のコンボキット。
探しました。
ありました。
買いました。
要は同じキットが2個あれば、上げるのが惜しくならない。
更に、初めて作る愛するレシプロ機を1個しか作らないとすると、惜しくなる。
ならば、同じキットを二個作ってしまえば、片方を上げてももう片方は残る。
みんながキモチイイ!!
アマゾンで注文したのですが、早く入手しなければ、プレゼントに間に合いません。
追加料金を払って、お急ぎ便にしました。
翌日配送なんて言ってるけど、ホントかよ!
多少の疑いを持ちながら・・・。
マジで来ました。翌日に。
さて、作るにあたって、綿密な計画が必要でした。
今まで私はチンタラとキットを作ってきたので、9日で作るなんて空前絶後未曾有の早作りなのです。
しかも、2機同時進行です。
最悪、自分の分は後回しにしてプレゼント用だけでも終わらせることもできますが、なんかそれは釈然としない。
最初に決めたのは、2機を同時進行で3/20までに完成させ、会ったときにプレゼントすることですからね。
なんでもそうですが、目指すものがある場合、納期をまず決め、そこから逆算して予定を立てたほうが効率はいいです。
闇雲に行動しても、無駄が多くなりますから。
行程を整理し、手のかかる作業を把握し、効率よく配置し、納期に間に合うようにすると。
だから仕事をするときに予定表が必要なんですけどね。
予定表を考える必要がない仕事をしている人が羨ましい・・・。
さて、予定表。
○3/20
プレゼント
○3/19
最終組立て→トップコート→完成
○3/18
墨入れ
○3/17
デカール終了→乾燥待ち
○3/16
細部塗装→機体色C塗装→塗装作業すべて完了
○3/15
機体色B塗装→マスキング
○3/14
機体色A塗装→マスキング
○3/13
整面作業→洗浄
○3/12
胴体&翼接着→硬化待ち
○3/11
コクピット完成まで。
文字にすると、本当に厳しいです。
しかも、2機です。
しかし、わかってはいるが、わかるわけにはいかん!!
必ず完成させて、あいつに微妙な顔をさせてやるのだ!!
以下、その製作の記録です。
ところどころ写真が抜けていますが、まあいいでしょう。
DAY1
3/11
今日のノルマ
○最低
コクピット塗装まで完了。
○理想
胴体接着まで。
エアモデルを作るうえで、最初にすべきこと。
当然、コクピットの完成です。
まずは、説明書を熟読。構造やパーツ構成を把握。効率のいい作り方を考えます。
といっても、所詮は1/72。あまり変わりませんけどね。
パーツはこんな感じ。
標準的なナナニーです。
ディテールもなかなかいいキットです。
たしか、2000年あたりに発売だったと思います。
モールドは綺麗で、思ったよりもクッキリしてます。
このキットと同時購入で、タミヤのMK.Vも買ったのですが、甲乙付けがたいディテールですな。
若干タミヤの方が後だったようで、ディテールも幾らか勝っているような気もしますけどね。
1/72と1/48において、タミヤが前期スピット。ハセガワが後期スピットって分類になっている気がするのですが、なにか協定でもあるのでしょうか?
そして、グリフォン・スピットはいつ出してくれるのでしょうか?
あの超絶キット、1/32スピットと並べられる超絶グリフォン・スピットを発売して欲しいものです。
コクピット組立て完了。
コクピットのデキは、タミヤの方がいいとおもいます。
計器版は、デカールを貼るから、接着は後回し。
写真ではくっ付いているように見えますが、座席も接着は塗装後にしたほうがいいです。
接着してしまうと、座席後方を塗装するのに、狭くなりすぎますから。
完成。
ハセガワの指定通りに塗ったのですが、後で気が付きました。
シートって、全部同じ色じゃなくね?
タミヤの説明書を見たら、やはり塗りわけがありました。
ちなみに、ハセガワの指定塗料はRAFセットの特色なのですが、現在廃盤。
結局色が分からず、資料をあたります。
結構明度の高い緑だな。レストア機なので合ってるのか知らんけど、コレで行きます。
が、胴体に閉じ込めた後だったので、諦め。
コクピット塗装後、乾燥待ちを利用して翼を接着。
パチピタ。
流石、ハセガワ。根本技術は最高レベルですな。
パーツが合わないと、無駄な作業が増えて、なかなか完成しなくなります。
ここで誤算発覚。
接着に流し込み接着剤を使ったのですが、当然ヒケるわけです。
早作りの一番ネックとなる問題点は、この合わせ目のヒケです。
この対策として、私は流し込み接着剤を最低限にして、意図的に合わせ目をヒケさせる。
んで、瞬間接着剤を刷り込んで、合わせ目を消す。
そう考えていたのです。
が、最低限なんていうコントロールができないー!
パーツの合いがいいので、どうやってもムニュっと出てきてしまうー!
仕方ないので、盛大に流し込んでやりました。
最初から瞬間接着剤を使えば?って思う方もいるでしょうが、私はなるべく瞬着は使いたくないのです。
なぜなら、強度がないから。そして、経年劣化に弱いから。
完成後のことを考えれば、時間がかかってもシンナー接着剤に拘るべきでしょう。
ましてや、壊れても直す道具を持っていない人にプレゼントするなら、壊れにくいように作るべきでしょう。
とりあえず、合わせ目ができるパーツをすべて接着するところまでこれました。
理想達成。
頑張った。俺。
作業終了が午前2時。
明日も仕事。
恐ろしく眠い・・・。
寝る。
DAY2
3/12
今日のノルマ
○最低
プロペラや脚部など、小物のの塗装完了まで。
○理想
迷彩塗装のための型紙作成と、接着時に荒れた表面をキレイキレイ。
最初に立てた予定とは違いますが、実際に弄るとどうしても変わりますね。
模型の説明書すら見ずに立てた予定ですから、所詮、机上の空論ですね。
仕事から帰って、お腹いっぱい食べたら、恐ろしく眠くなりました。
ただでさえ寝不足ですしね。
睡魔を蹴っ飛ばして、作業開始。
この日は凄く寒く、しかも強風の日でした。
しかも、花粉が凄かった日。鼻水が半端じゃなく出る。
そんな中、窓全開にして塗装をしてたので、凍えましたよ。
作業をやめたのが、1時。
あまりにも眠く、寒く、耐え難かったので、やめました。
小物の塗装も完全には終わってなかったのですけどね。
明日も仕事だし。
布団に入っても、体が凍えてしまって、眠いのに寝られない・・・。
1時間くらい寝返りをうって、やっと眠れました。
DAY3
3/13
休みの前日。
ここで、待ち時間のかかる作業をすべて終えてしまいたいのだが・・・。
今日のノルマ
○最低
ペーパーがけ終了と小物塗り残しの片付け。
○理想
マスキング用型紙作成。
作業開始。
まずは、ペーパーがけ。洗浄するので、乾燥に待ち時間が必要ですからね。
400番で合わせ目を削り、消えたモールドを適宜彫り直し、1000番で綺麗に均します。
ま、これはなにを作っても同じですな。
ただでさえ退屈なペーパーがけを2機同時にやるのは、精神的にきついですな。
作業開始から3時間。ペーパーがけ終了。
時間は12時過ぎ。
眠い。連日5時間睡眠でしたから。
もう寝る。明日は休日だから、そこで頑張る。
DAY4
3/14
今日はお休みなので、ここで稼げるかどうかが、納期に間に合うかどうかを決める。
しかも、暖かい。
この季節は天気がすぐに変わりますからね。エアブラシはなるべく早く終わらせたい。
今日のノルマ
○最低
キャノピーマスキング→型紙作成→機体色A塗装→機体色B塗装
○理想
細部までエアブラシ塗装をすべて完了
ま、塗装の乾燥待ちが何度も必要な工程ですからね。
ここまで合わせ目消しのために翼と胴体を接着しなかったのですが、いよいよそこも閉じます。
このキットの唯一の欠点ですが、胴体パーツと翼パーツの合わさる部分、胴体下面の接合部ですね。
ここの合いが悪い。
というか、この部分に接着面が確保されておらず、しかもパーツが若干反っているのか、隙間ではなく、面がズレるんですよ。
仕方なく、内部にプラ板を噛ませて、そこに強引に接着面を確保してくっつけてしまおうと思ったのですが、貼り付けたプラ板が翼パーツと角度が合ってなかったみたいで、ガイドになってない。
そんな訳で、テープでパーツをあるべき角度に強引に固定し、隙間に流し込み接着剤を流し、少ない接着面で無理に固定することにしました。
あとは、面倒なマスキング。
レシプロ機は現用機に比べて、枠が多いので、キャノピーマスキングが大変です。
2.5mmテープを三角形に切り出し、まずスミを決める。
然る後、直線を決めて全体をマスキングする。
これを2機分。
精神的にかなりきましたねえ。
マスキングが終わったところで、かなり眠くなったので、一旦昼寝。
起きたら17時。
腹が減ったのでラーメン作って食べて、作業再開が19時。
まずは、オーシャングレーを塗装します。
この色も、ハセガワの指定は廃盤の塗料だし、タミヤはタミヤカラーのみだし、海外キットはオーシャングレーとしか書いてくれないし。
写真は同じものでも本によって色味が違うし。
なんの基準もないので、色が全然分からないわけです。
とりあえず似てそうなダークシーグレーとエクストラダークシーグレーを塗ってみます。
ん~!ちょっとグレーが濃すぎるなあ。
左がダークシーグレー。右がエクストラ~です。
ま、いいや。次。
作っておいた型紙を貼り付けます。
フリーハンドではぼやけすぎ、マスキングテープではハッキリしすぎるのが、こういう迷彩塗装の面倒なところ。
常套手段ですが、型紙を作り、丸めたテープで貼り付けると、丸めたテープの厚み分キット表面から型紙が浮くわけで、その浮いた分、迷彩の境界がぼやけるわけですな。
それにしても、型紙を作るのって面倒。
紙は硬いからキットになじまず、迷彩ラインを描いていくのが困難。
仕方なく、2次元的作業の繰り返しで3次元に対応しましたよ。
翼、横、上。キットのアウトラインを紙に書き(キットに紙をあて擦った)、そこに迷彩柄がつながるように注意しながら書き込み、切り取ると。
これはハセガワの指定色と同じハズのダークグリーンを塗装。
思ったよりも緑色だな。
もう少し濃いと良かった。
ま、今回塗ったことで、自分が欲しいスピット色が具体的にイメージできたので、次回からもっといい色に塗れることでしょう。
と、ここまでやって、時間はもう1時。
流石に疲れた。明日からまた仕事だよ。
お休み。
DAY5
3/15
今日のノルマ
○最低
マスキング→機体下面塗装
○理想
細部まで完全に塗装し、塗装完了まで
と思っていたのですが、エクストラダークシーグレーに塗ったほうがあまりにも暗い色合いなのに我慢できず、塗りなおし。
ダークシーグレーにサンディブラウンを混ぜて明度を上げ、そいつを上塗り。
だいぶ明度が上がり、理想に近い色になった。
が、今度は別の問題発生。
フリーハンドで塗ったため、迷彩の境界がぼやけすぎてしまった。
仕方なく、型紙を再利用。もう一度ダークグリーンを塗るが、折角だから別の色で塗ろうと思い、ブラックグリーンで塗装。
うん。こっちのほうがいい。
余計な作業にかなり時間を取られ、マスキングして下面を塗装。
下面が写ってませんが、塗りました。
そこまでやって、この日はお仕舞い。
眠すぎる。
DAY6
3/16
今日も寒い。
だが、俺はもっと厳しい環境でも塗装をしてきた。
これしき。
これしきー!!
強がり、自分を奮い立たせる。
今日のノルマ。
○最低
細部塗装完了まで
○デカールいい感じに進める。
さて、早速細部を塗装します。
細部塗装とは、7.7mm機銃周辺ですな。これは簡単。
これを終わらせた後、予定変更。
プレゼントするのに持ち運びするわけですから、破損の可能性をなるべく減らしたい。
そんなことを考え、脚部を先に接着することにしました。
これが、イライラするー!!
ハセガワのキットは全部そうですが、脚部接着のときに角度が決まらないのですよ。
接着面が少なすぎるから、すぐに自重で曲がってしまうし。
しかも大戦機って、脚部に微妙な角度が付いていますからね。
やりにくいことこの上ない。
脚部をはめ込みにすれば、圧倒的に作りやすくなるのにな。
パーツの勘合やディテールなどは進化していますが、こういうところはハセガワがまったく進化しない部分。
塗装すると接着剤が余計付かなくなるからね。はめ込みにすべき箇所でしょ。
こんなことに時間を取られ、やっと接着し終わったのが12時過ぎ。
眠い。
寝る。
DAY7
3/17
今日は朝から雨。
しかし、運がいいことに、いや努力の成果だ。エアブラシ塗装が終わっている。
ザマアミロ!!
今日は、デカール貼り。
ハセガワのキットはデカールを沢山付けてくれるので、ありがたい。
が、デカールを沢山付けるのは、苦行でしかない。
ホント、デカール貼りは辛い作業です。
ひたすら水につけ、台紙からはがし、キットに付けていく。
1機につき50枚くらいあるから、これは1日では終わらないな。
キチンとつけるために、マークセッターを使う。
それでもシルバリングしてしまうことが判明。
これってさ、デカールが硬いから面に馴染まないんじゃないの?
ハセガワさん。もっと柔らかいデカールにしてください。
ちなみに、余白も要りません。小さな箇所に張る小さなデカールなのに、余白のせいで貼れないとか、意味不明ですよ。
余白は、百害あって一利なしです。やめてください。
余白はともかく、シルバリングはなんとか、対策を考える。
マークセッターをデカールの上に塗り、デカールを上からデザインナイフでツンツンとつついて小さな穴を開ける。
すると、小さな穴からマークセッターが流れ込み、キット表面とデカールの隙間を埋めてくれて、シルバリング回避ってわけです。
よっぽど塗膜が艶消しになっていてデコボコになっていない限り、これでシルバリングは防げるはずです。
1機分デカールを張り終わって時間を見たら1時過ぎ。
お休み。
DAY8
3/18
今日でデカールを終わらせないと、納期に間に合わない。
必死です。
でも、作業は機能と同じです。
2機目のデカール完了。
昨日よりも1時間早く終わらせられたぞ。
疲れきってしまったので、すぐ寝ます。
DAY9
3/19
今日で完成させないとなっと。
墨入れ。これは簡単。
なんとなく汚しを残しながら拭き取り。
私は、墨入れが、組立ての次に好きな作業です。楽しいです。
んで、トップコート。
試しに半ツヤで塗ったら結構ツヤが出たので、半ツヤに1/3くらい艶消しを混ぜて、両方とも厚めに塗装。
デカールの段差が結構気になるんですよね。余白があるせいで。
段差を完全に消すには、何度もトップコートをして、削りださないとダメですけどね。
ま、模型を知らない奴に上げるわけですから、トップコートを厚めにしておかないと、塗膜を剥がしてしまいそうですからね。
そして・・・
かんせいー!!
やったよ。マジで9日で2機作ったよ、俺。
手の遅い俺でも、やる気になればできるんだ。
連日寝不足だったけど、間に合うことが一番重要だからね。
頑張った。俺。
長くなったので、完成写真は別の記事で。
私は相変わらず元気です。
たまには入院してみて、美人な看護婦さんとムフフでグヘヘでオラオラな感じになりたいと思うのですが、なかなか病気になってくれない元気なカラダが、頼もしくもあり恨めしくもあります。
さて、3/11に親友に子供が生まれまして、何かプレゼントしたいなと考えました。
オトナの儀式、お祝いはともかくとして、それだけでは驚きがなくつまらないなと。
んで、思いついたのが、模型を作ってプレゼントすること。
0歳児に、しかも女の子に、更に親友は模型にまったく興味がないのに、それでもあえて模型。
まさに誰も得をしない、見当外れなプレゼント。
もらった瞬間、友達がどんな顔になるかも想像できる感じ。
われながら良いアイデアだと思い、早速キット選定を開始。
作るもの自体はすぐに決まりました。
スピットファイアです。
私がレシプロ機で最も愛する機体。
イギリス救国の戦闘機。
会戦前から終戦後まで主力であり続け、最強レベルであり続けた稀有な機体。
美しく優雅なそのラインは、まさに女の子にふさわしい。
まあ、模型って段階でふさわしくもない気がしますが、そこはそれ。
もう決めたことですから。
んで、どのキットにするかと考えます。
私の持っているスピットは1/72から1/32まで沢山ありますが、まずプレゼントを渡すのが、3/20だということがネックでした。
知らせを受けたのが、生まれたその日3/10ですから、実質10日で作れるキットが前提になるわけです。
この時点で、1/72になることは必定です。
んで、積んであるナナニーのスピットをつらつらと眺め、考え込みます。
まず、72スピットでいつでも買えるキットを持っていないのです。
全部、供給が不安定な海外製キットなのです。国産キットを持っていないのです。
いや、1/32以外、すべて海外製キットなのです。
エアフィックス、スウォード。ICM。どれも、下手したら再入手できなくなるかもしれない。
いや、長い目で見ればいつかはまた買えるのでしょうが、大好きな機体のキットは、いつでも作れるように手元に置いときたいというのは、模型野郎の共通の思いでしょう。
ともかく、どのスピットのキットを作るかで悩みます。
悩んだ挙句、先日発売されたばかりのユニマックスが出した1/72スピットファイアMK.Ⅸにしようかとも思いました。
が、こんな駄作キットをあげるのはただの厄介払いでしかなく、あげるなら良いキットを作って渡したいのです。
いっそ、P-51Dマスタングにしてしまおうかとも思いましたが、女の子って感じがしません。マスタングは。
スピットに拘りたい。
そこで思い出したのが、丁度一年前くらいにハセガワが出していたスピットMK8のコンボキット。
探しました。
ありました。
買いました。
要は同じキットが2個あれば、上げるのが惜しくならない。
更に、初めて作る愛するレシプロ機を1個しか作らないとすると、惜しくなる。
ならば、同じキットを二個作ってしまえば、片方を上げてももう片方は残る。
みんながキモチイイ!!
アマゾンで注文したのですが、早く入手しなければ、プレゼントに間に合いません。
追加料金を払って、お急ぎ便にしました。
翌日配送なんて言ってるけど、ホントかよ!
多少の疑いを持ちながら・・・。
マジで来ました。翌日に。
さて、作るにあたって、綿密な計画が必要でした。
今まで私はチンタラとキットを作ってきたので、9日で作るなんて空前絶後未曾有の早作りなのです。
しかも、2機同時進行です。
最悪、自分の分は後回しにしてプレゼント用だけでも終わらせることもできますが、なんかそれは釈然としない。
最初に決めたのは、2機を同時進行で3/20までに完成させ、会ったときにプレゼントすることですからね。
なんでもそうですが、目指すものがある場合、納期をまず決め、そこから逆算して予定を立てたほうが効率はいいです。
闇雲に行動しても、無駄が多くなりますから。
行程を整理し、手のかかる作業を把握し、効率よく配置し、納期に間に合うようにすると。
だから仕事をするときに予定表が必要なんですけどね。
予定表を考える必要がない仕事をしている人が羨ましい・・・。
さて、予定表。
○3/20
プレゼント
○3/19
最終組立て→トップコート→完成
○3/18
墨入れ
○3/17
デカール終了→乾燥待ち
○3/16
細部塗装→機体色C塗装→塗装作業すべて完了
○3/15
機体色B塗装→マスキング
○3/14
機体色A塗装→マスキング
○3/13
整面作業→洗浄
○3/12
胴体&翼接着→硬化待ち
○3/11
コクピット完成まで。
文字にすると、本当に厳しいです。
しかも、2機です。
しかし、わかってはいるが、わかるわけにはいかん!!
必ず完成させて、あいつに微妙な顔をさせてやるのだ!!
以下、その製作の記録です。
ところどころ写真が抜けていますが、まあいいでしょう。
DAY1
3/11
今日のノルマ
○最低
コクピット塗装まで完了。
○理想
胴体接着まで。
エアモデルを作るうえで、最初にすべきこと。
当然、コクピットの完成です。
まずは、説明書を熟読。構造やパーツ構成を把握。効率のいい作り方を考えます。
といっても、所詮は1/72。あまり変わりませんけどね。
パーツはこんな感じ。
標準的なナナニーです。
ディテールもなかなかいいキットです。
たしか、2000年あたりに発売だったと思います。
モールドは綺麗で、思ったよりもクッキリしてます。
このキットと同時購入で、タミヤのMK.Vも買ったのですが、甲乙付けがたいディテールですな。
若干タミヤの方が後だったようで、ディテールも幾らか勝っているような気もしますけどね。
1/72と1/48において、タミヤが前期スピット。ハセガワが後期スピットって分類になっている気がするのですが、なにか協定でもあるのでしょうか?
そして、グリフォン・スピットはいつ出してくれるのでしょうか?
あの超絶キット、1/32スピットと並べられる超絶グリフォン・スピットを発売して欲しいものです。
コクピット組立て完了。
コクピットのデキは、タミヤの方がいいとおもいます。
計器版は、デカールを貼るから、接着は後回し。
写真ではくっ付いているように見えますが、座席も接着は塗装後にしたほうがいいです。
接着してしまうと、座席後方を塗装するのに、狭くなりすぎますから。
完成。
ハセガワの指定通りに塗ったのですが、後で気が付きました。
シートって、全部同じ色じゃなくね?
タミヤの説明書を見たら、やはり塗りわけがありました。
ちなみに、ハセガワの指定塗料はRAFセットの特色なのですが、現在廃盤。
結局色が分からず、資料をあたります。
結構明度の高い緑だな。レストア機なので合ってるのか知らんけど、コレで行きます。
が、胴体に閉じ込めた後だったので、諦め。
コクピット塗装後、乾燥待ちを利用して翼を接着。
パチピタ。
流石、ハセガワ。根本技術は最高レベルですな。
パーツが合わないと、無駄な作業が増えて、なかなか完成しなくなります。
ここで誤算発覚。
接着に流し込み接着剤を使ったのですが、当然ヒケるわけです。
早作りの一番ネックとなる問題点は、この合わせ目のヒケです。
この対策として、私は流し込み接着剤を最低限にして、意図的に合わせ目をヒケさせる。
んで、瞬間接着剤を刷り込んで、合わせ目を消す。
そう考えていたのです。
が、最低限なんていうコントロールができないー!
パーツの合いがいいので、どうやってもムニュっと出てきてしまうー!
仕方ないので、盛大に流し込んでやりました。
最初から瞬間接着剤を使えば?って思う方もいるでしょうが、私はなるべく瞬着は使いたくないのです。
なぜなら、強度がないから。そして、経年劣化に弱いから。
完成後のことを考えれば、時間がかかってもシンナー接着剤に拘るべきでしょう。
ましてや、壊れても直す道具を持っていない人にプレゼントするなら、壊れにくいように作るべきでしょう。
とりあえず、合わせ目ができるパーツをすべて接着するところまでこれました。
理想達成。
頑張った。俺。
作業終了が午前2時。
明日も仕事。
恐ろしく眠い・・・。
寝る。
DAY2
3/12
今日のノルマ
○最低
プロペラや脚部など、小物のの塗装完了まで。
○理想
迷彩塗装のための型紙作成と、接着時に荒れた表面をキレイキレイ。
最初に立てた予定とは違いますが、実際に弄るとどうしても変わりますね。
模型の説明書すら見ずに立てた予定ですから、所詮、机上の空論ですね。
仕事から帰って、お腹いっぱい食べたら、恐ろしく眠くなりました。
ただでさえ寝不足ですしね。
睡魔を蹴っ飛ばして、作業開始。
この日は凄く寒く、しかも強風の日でした。
しかも、花粉が凄かった日。鼻水が半端じゃなく出る。
そんな中、窓全開にして塗装をしてたので、凍えましたよ。
作業をやめたのが、1時。
あまりにも眠く、寒く、耐え難かったので、やめました。
小物の塗装も完全には終わってなかったのですけどね。
明日も仕事だし。
布団に入っても、体が凍えてしまって、眠いのに寝られない・・・。
1時間くらい寝返りをうって、やっと眠れました。
DAY3
3/13
休みの前日。
ここで、待ち時間のかかる作業をすべて終えてしまいたいのだが・・・。
今日のノルマ
○最低
ペーパーがけ終了と小物塗り残しの片付け。
○理想
マスキング用型紙作成。
作業開始。
まずは、ペーパーがけ。洗浄するので、乾燥に待ち時間が必要ですからね。
400番で合わせ目を削り、消えたモールドを適宜彫り直し、1000番で綺麗に均します。
ま、これはなにを作っても同じですな。
ただでさえ退屈なペーパーがけを2機同時にやるのは、精神的にきついですな。
作業開始から3時間。ペーパーがけ終了。
時間は12時過ぎ。
眠い。連日5時間睡眠でしたから。
もう寝る。明日は休日だから、そこで頑張る。
DAY4
3/14
今日はお休みなので、ここで稼げるかどうかが、納期に間に合うかどうかを決める。
しかも、暖かい。
この季節は天気がすぐに変わりますからね。エアブラシはなるべく早く終わらせたい。
今日のノルマ
○最低
キャノピーマスキング→型紙作成→機体色A塗装→機体色B塗装
○理想
細部までエアブラシ塗装をすべて完了
ま、塗装の乾燥待ちが何度も必要な工程ですからね。
ここまで合わせ目消しのために翼と胴体を接着しなかったのですが、いよいよそこも閉じます。
このキットの唯一の欠点ですが、胴体パーツと翼パーツの合わさる部分、胴体下面の接合部ですね。
ここの合いが悪い。
というか、この部分に接着面が確保されておらず、しかもパーツが若干反っているのか、隙間ではなく、面がズレるんですよ。
仕方なく、内部にプラ板を噛ませて、そこに強引に接着面を確保してくっつけてしまおうと思ったのですが、貼り付けたプラ板が翼パーツと角度が合ってなかったみたいで、ガイドになってない。
そんな訳で、テープでパーツをあるべき角度に強引に固定し、隙間に流し込み接着剤を流し、少ない接着面で無理に固定することにしました。
あとは、面倒なマスキング。
レシプロ機は現用機に比べて、枠が多いので、キャノピーマスキングが大変です。
2.5mmテープを三角形に切り出し、まずスミを決める。
然る後、直線を決めて全体をマスキングする。
これを2機分。
精神的にかなりきましたねえ。
マスキングが終わったところで、かなり眠くなったので、一旦昼寝。
起きたら17時。
腹が減ったのでラーメン作って食べて、作業再開が19時。
まずは、オーシャングレーを塗装します。
この色も、ハセガワの指定は廃盤の塗料だし、タミヤはタミヤカラーのみだし、海外キットはオーシャングレーとしか書いてくれないし。
写真は同じものでも本によって色味が違うし。
なんの基準もないので、色が全然分からないわけです。
とりあえず似てそうなダークシーグレーとエクストラダークシーグレーを塗ってみます。
ん~!ちょっとグレーが濃すぎるなあ。
左がダークシーグレー。右がエクストラ~です。
ま、いいや。次。
作っておいた型紙を貼り付けます。
フリーハンドではぼやけすぎ、マスキングテープではハッキリしすぎるのが、こういう迷彩塗装の面倒なところ。
常套手段ですが、型紙を作り、丸めたテープで貼り付けると、丸めたテープの厚み分キット表面から型紙が浮くわけで、その浮いた分、迷彩の境界がぼやけるわけですな。
それにしても、型紙を作るのって面倒。
紙は硬いからキットになじまず、迷彩ラインを描いていくのが困難。
仕方なく、2次元的作業の繰り返しで3次元に対応しましたよ。
翼、横、上。キットのアウトラインを紙に書き(キットに紙をあて擦った)、そこに迷彩柄がつながるように注意しながら書き込み、切り取ると。
これはハセガワの指定色と同じハズのダークグリーンを塗装。
思ったよりも緑色だな。
もう少し濃いと良かった。
ま、今回塗ったことで、自分が欲しいスピット色が具体的にイメージできたので、次回からもっといい色に塗れることでしょう。
と、ここまでやって、時間はもう1時。
流石に疲れた。明日からまた仕事だよ。
お休み。
DAY5
3/15
今日のノルマ
○最低
マスキング→機体下面塗装
○理想
細部まで完全に塗装し、塗装完了まで
と思っていたのですが、エクストラダークシーグレーに塗ったほうがあまりにも暗い色合いなのに我慢できず、塗りなおし。
ダークシーグレーにサンディブラウンを混ぜて明度を上げ、そいつを上塗り。
だいぶ明度が上がり、理想に近い色になった。
が、今度は別の問題発生。
フリーハンドで塗ったため、迷彩の境界がぼやけすぎてしまった。
仕方なく、型紙を再利用。もう一度ダークグリーンを塗るが、折角だから別の色で塗ろうと思い、ブラックグリーンで塗装。
うん。こっちのほうがいい。
余計な作業にかなり時間を取られ、マスキングして下面を塗装。
下面が写ってませんが、塗りました。
そこまでやって、この日はお仕舞い。
眠すぎる。
DAY6
3/16
今日も寒い。
だが、俺はもっと厳しい環境でも塗装をしてきた。
これしき。
これしきー!!
強がり、自分を奮い立たせる。
今日のノルマ。
○最低
細部塗装完了まで
○デカールいい感じに進める。
さて、早速細部を塗装します。
細部塗装とは、7.7mm機銃周辺ですな。これは簡単。
これを終わらせた後、予定変更。
プレゼントするのに持ち運びするわけですから、破損の可能性をなるべく減らしたい。
そんなことを考え、脚部を先に接着することにしました。
これが、イライラするー!!
ハセガワのキットは全部そうですが、脚部接着のときに角度が決まらないのですよ。
接着面が少なすぎるから、すぐに自重で曲がってしまうし。
しかも大戦機って、脚部に微妙な角度が付いていますからね。
やりにくいことこの上ない。
脚部をはめ込みにすれば、圧倒的に作りやすくなるのにな。
パーツの勘合やディテールなどは進化していますが、こういうところはハセガワがまったく進化しない部分。
塗装すると接着剤が余計付かなくなるからね。はめ込みにすべき箇所でしょ。
こんなことに時間を取られ、やっと接着し終わったのが12時過ぎ。
眠い。
寝る。
DAY7
3/17
今日は朝から雨。
しかし、運がいいことに、いや努力の成果だ。エアブラシ塗装が終わっている。
ザマアミロ!!
今日は、デカール貼り。
ハセガワのキットはデカールを沢山付けてくれるので、ありがたい。
が、デカールを沢山付けるのは、苦行でしかない。
ホント、デカール貼りは辛い作業です。
ひたすら水につけ、台紙からはがし、キットに付けていく。
1機につき50枚くらいあるから、これは1日では終わらないな。
キチンとつけるために、マークセッターを使う。
それでもシルバリングしてしまうことが判明。
これってさ、デカールが硬いから面に馴染まないんじゃないの?
ハセガワさん。もっと柔らかいデカールにしてください。
ちなみに、余白も要りません。小さな箇所に張る小さなデカールなのに、余白のせいで貼れないとか、意味不明ですよ。
余白は、百害あって一利なしです。やめてください。
余白はともかく、シルバリングはなんとか、対策を考える。
マークセッターをデカールの上に塗り、デカールを上からデザインナイフでツンツンとつついて小さな穴を開ける。
すると、小さな穴からマークセッターが流れ込み、キット表面とデカールの隙間を埋めてくれて、シルバリング回避ってわけです。
よっぽど塗膜が艶消しになっていてデコボコになっていない限り、これでシルバリングは防げるはずです。
1機分デカールを張り終わって時間を見たら1時過ぎ。
お休み。
DAY8
3/18
今日でデカールを終わらせないと、納期に間に合わない。
必死です。
でも、作業は機能と同じです。
2機目のデカール完了。
昨日よりも1時間早く終わらせられたぞ。
疲れきってしまったので、すぐ寝ます。
DAY9
3/19
今日で完成させないとなっと。
墨入れ。これは簡単。
なんとなく汚しを残しながら拭き取り。
私は、墨入れが、組立ての次に好きな作業です。楽しいです。
んで、トップコート。
試しに半ツヤで塗ったら結構ツヤが出たので、半ツヤに1/3くらい艶消しを混ぜて、両方とも厚めに塗装。
デカールの段差が結構気になるんですよね。余白があるせいで。
段差を完全に消すには、何度もトップコートをして、削りださないとダメですけどね。
ま、模型を知らない奴に上げるわけですから、トップコートを厚めにしておかないと、塗膜を剥がしてしまいそうですからね。
そして・・・
かんせいー!!
やったよ。マジで9日で2機作ったよ、俺。
手の遅い俺でも、やる気になればできるんだ。
連日寝不足だったけど、間に合うことが一番重要だからね。
頑張った。俺。
長くなったので、完成写真は別の記事で。
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雄猫 降・臨
今日のF-14のお時間です。
やっと完成です。
考えてみれば、今年初の完成です。
いや、情けない。サボりながらだから、全然完成しない・・・。
ともあれ、できました。F-14。
作るまであまり好きな機体ではなかったんですけど、完成したら
かっけーっっっ!!
普通にトムキャットは格好ええですな。
勿論、翼も可動です。
別に要らないかもしれませんが、翼が動かせるのは、地味に嬉しいです。
と言うのも、私、翼を広げた姿も好きだからです。
ハセガワ凹モールド新金型は、選択式なんですよね。可動できない。
まあ、ここを可動式に改造するツワモノもいますけどね。
にしても、アウトラインいいじゃないですか。
私、あーだこーだ言えるほど知らないですけど、格好良いキットですよ。これ。
パーツも少ないし、作りやすいし、良いキットじゃないですか。
まあ、凸モールドはいただけないですけど、意外と何とでもなりますね。
作ってみてわかりました。
ペーパーがけで消えちまったモールドなど、知らん顔すればいいのだ!!
凸モールドなんで、塗装後どうやってモールドを浮かすかってのが一番の悩み処だったんですが、ウォッシングで結構浮き上がってきました。
ドライブラシで、最悪描くことすら考えていたのですが、そこまでしなくても良いみたいですね。
ただ、ウォッシングで浮き上がってきたのは、多分強度の艶消しにしたからだと思います。
少しでもモールドが浮き上がってきて欲しいので、結構吹き付けたんですよ。艶消し。
艶消しにし過ぎるとかえって金属感がなくなってしまうのですが、まあ仕方ないでしょうね。
ってか、金属感を通常の塗料で出すのって、異様に難しいですね。
ネットで調べると、綺麗に金属感のある作例に出くわしますが、ホント、どうやってるのか不思議。
かなり手抜きで作りました。
最近、思うのですが、根を詰めて「傑作を!」ってやるより、「楽しけりゃいいや」ってやったほうが楽しいかも。
よく2日で仕上げたとかいう話を聞きますが、そういうノリの方が模型って楽しいのかもな。
だって、丁寧な合わせ目消しとか考えるとペーパーがけが億劫になるし、下地から計算した美しい彩色なんて考えると、塗装が億劫になりますしね。
適当で良いやって思うと、楽に作業にかかれるよ。
まあ、どこかで気合を入れて作るからこそ、手抜きをして作ることが楽しいのかもしれないし、結局はバランスかな。
仕事があるから、休みが楽しいわけだしね。
それに、スーパーキットを適当に作ることなんて、できませんしね。心情的に。
タミヤの1/32シリーズとか。
アレ、説明書を見てるだけで、作業のあまりの多さにえづきますね。
アフターバーナー全開。急上昇。
そんなイメージで。
F-14と言えば、1/72も1/48決定版はずっとハセガワ新金型であり続けたわけです。
発売は・・・1988年とかだったかな?確か、1/48が1年早かったと思う。
20年以上も、ハセガワ版が王座に居座っていたわけです。
しかし、ここ数年で大きく状況は変わり、ホビーボスから新たなトムキャットが1/72と1/48の両スケールで出ました。
これをダメキットという人がいますが、私はベストキットだと思ってます。
最初にも書いたように、細かなディテールの違いやラインの間違いが分からないので。
ただ、ホビーボスの最大の欠点は、無駄に高いこと。
元の定価が高いのか、中間搾取が酷いのか知りませんけどね。
1/48が1万円は、流石にやりすぎでしょう。
タミヤのスーパードゥーパーキットである、1/32のF-16ですら、13000円くらいなんですから。
ただ、工作能力が高く、根性もある人なら、ハセガワ版のほうが最終的には良くなるのかも。
私としては、ハセガワさんにちゃんと金型のお手入れをして欲しいです。モールドが完全に消えてる箇所がありますからね。
なんで、ハセガワさんは金型のお手入れをしないんだろ?
キットってのは、限界性能ってのがあるんですよね。人と同じで。
その人の通常の状態の性能と、本気になったときの性能ってのは、案外違うものです。
性能って言葉はニュアンスが違うかもしれませんが。
キットのそれは、パーツ割りであったり、表面に叩き込まれたディテールの質(量ではなく)だったりするわけです。
例えば、タミヤの1/32とハセガワの1/32を比べた場合、どちらが通常性能、限界性能が高いのか?
答えは作る人の技量に依ってくるわけで、一概には言えません。
通常性能なら、圧倒的にタミヤでしょうね。いわゆる素組みですな。
フルリベットとも思えるくらいの、糸を引くような濃密なディープキス・・・もといディテールですからね。
おまけに、コクピットはもとより、エンジンから機銃やらなにやら、いわゆる臓物までも丁寧に再現されているわけです。
ただ説明書通り作るだけで、凄まじい完成度になることは請け合いです。
翻ってハセガワはどうか?
できるだけ簡略化し、臓物などほぼなし。ディテールもタミヤに比べると大味です。リベットもバッサリとオミットですからね。
作るうえでは、ハセガワの方が圧倒的に簡単にできます。タミヤのは、士の字になるまでが、本当に大変だと思いますし。
つまり、タミヤ1/32を一機作るうちに、ハセガワ1/32を2~3機作れるんじゃないかと思います。
価格も半額くらいですしね。
その時間を、自分なりのディテールアップや塗装へのコダワリに割いたとすると・・・。
まあ、やはりその人の技量と根性しだいですね。
どんなにキットの通常性能が優れていても、さらに手を加えて完成度を上げることは、できる人にはできるわけですからね。
個人的には、両者ともに反対の方向性であることはありがたいことだと思っております。
アイテムがカブっても、各々に存在価値があるわけですからね。
そういう意味で、凸モールド版F-14も、存在意義はあると思うのです。
サクっと作れる。
安い。
適当に作っても惜しくない。
遊びとしての模型道には、重要な要素ですよ。
勿論、
時間をかける。
高価でレアだけど、完成度高いキット。
だから、徹底的に拘って作る。
これもまた、模型道の楽しみ方ですが。
ちなみに、1/72・F-14のキットの通常性能と限界性能ですが、ホビーボスとハセガワでは、通常性能はホビーボス、限界性能ではハセガワだと思います。
1/48は・・・、どっちもホビーボスな気がするなあ。
そんなに悪いかなあ?ホビーボス版F-14。
そんなに優れてるかなあ?ハセガワ版F-14。
詳しい人にホビーボス版のダメな箇所を教えてもらえれば分かるのかもね。
あとは、適当にアップ写真を。
うん、適当に作った割りに、良い感じ。
下地黒を塗らなくても、別に軽い感じはしない。
ただ、艶消しを吹きすぎて、柔らかそうに見えるのは事実だな。
写真で分かるように、ピトー管や機種のL字みたいな細かいパーツは、塗装中に折れてしまい、放棄しました。
アメリカ製戦闘機の最強伝説を築いた2機。
配備から30年が経過し、色んな事情があったにせよ、両者への評価は完全に別れてしまったけど、それでもこの2機が長い長い時間の中で、世界中のチビッコたちの憧れであったことは事実なのです。
さて、大して好きでもなかったF-14ですが、作った今では大好きな機体の一つになってしまいました。
今にも崩れてきそうな在庫の山の中にも、いくつかF-14があります。
まあ、おいおい作ることにしましょう。
そんな訳で、今日のF-14はお仕舞い。
では。
今日のF-14のお時間です。
やっと完成です。
考えてみれば、今年初の完成です。
いや、情けない。サボりながらだから、全然完成しない・・・。
ともあれ、できました。F-14。
作るまであまり好きな機体ではなかったんですけど、完成したら
かっけーっっっ!!
普通にトムキャットは格好ええですな。
勿論、翼も可動です。
別に要らないかもしれませんが、翼が動かせるのは、地味に嬉しいです。
と言うのも、私、翼を広げた姿も好きだからです。
ハセガワ凹モールド新金型は、選択式なんですよね。可動できない。
まあ、ここを可動式に改造するツワモノもいますけどね。
にしても、アウトラインいいじゃないですか。
私、あーだこーだ言えるほど知らないですけど、格好良いキットですよ。これ。
パーツも少ないし、作りやすいし、良いキットじゃないですか。
まあ、凸モールドはいただけないですけど、意外と何とでもなりますね。
作ってみてわかりました。
ペーパーがけで消えちまったモールドなど、知らん顔すればいいのだ!!
凸モールドなんで、塗装後どうやってモールドを浮かすかってのが一番の悩み処だったんですが、ウォッシングで結構浮き上がってきました。
ドライブラシで、最悪描くことすら考えていたのですが、そこまでしなくても良いみたいですね。
ただ、ウォッシングで浮き上がってきたのは、多分強度の艶消しにしたからだと思います。
少しでもモールドが浮き上がってきて欲しいので、結構吹き付けたんですよ。艶消し。
艶消しにし過ぎるとかえって金属感がなくなってしまうのですが、まあ仕方ないでしょうね。
ってか、金属感を通常の塗料で出すのって、異様に難しいですね。
ネットで調べると、綺麗に金属感のある作例に出くわしますが、ホント、どうやってるのか不思議。
かなり手抜きで作りました。
最近、思うのですが、根を詰めて「傑作を!」ってやるより、「楽しけりゃいいや」ってやったほうが楽しいかも。
よく2日で仕上げたとかいう話を聞きますが、そういうノリの方が模型って楽しいのかもな。
だって、丁寧な合わせ目消しとか考えるとペーパーがけが億劫になるし、下地から計算した美しい彩色なんて考えると、塗装が億劫になりますしね。
適当で良いやって思うと、楽に作業にかかれるよ。
まあ、どこかで気合を入れて作るからこそ、手抜きをして作ることが楽しいのかもしれないし、結局はバランスかな。
仕事があるから、休みが楽しいわけだしね。
それに、スーパーキットを適当に作ることなんて、できませんしね。心情的に。
タミヤの1/32シリーズとか。
アレ、説明書を見てるだけで、作業のあまりの多さにえづきますね。
アフターバーナー全開。急上昇。
そんなイメージで。
F-14と言えば、1/72も1/48決定版はずっとハセガワ新金型であり続けたわけです。
発売は・・・1988年とかだったかな?確か、1/48が1年早かったと思う。
20年以上も、ハセガワ版が王座に居座っていたわけです。
しかし、ここ数年で大きく状況は変わり、ホビーボスから新たなトムキャットが1/72と1/48の両スケールで出ました。
これをダメキットという人がいますが、私はベストキットだと思ってます。
最初にも書いたように、細かなディテールの違いやラインの間違いが分からないので。
ただ、ホビーボスの最大の欠点は、無駄に高いこと。
元の定価が高いのか、中間搾取が酷いのか知りませんけどね。
1/48が1万円は、流石にやりすぎでしょう。
タミヤのスーパードゥーパーキットである、1/32のF-16ですら、13000円くらいなんですから。
ただ、工作能力が高く、根性もある人なら、ハセガワ版のほうが最終的には良くなるのかも。
私としては、ハセガワさんにちゃんと金型のお手入れをして欲しいです。モールドが完全に消えてる箇所がありますからね。
なんで、ハセガワさんは金型のお手入れをしないんだろ?
キットってのは、限界性能ってのがあるんですよね。人と同じで。
その人の通常の状態の性能と、本気になったときの性能ってのは、案外違うものです。
性能って言葉はニュアンスが違うかもしれませんが。
キットのそれは、パーツ割りであったり、表面に叩き込まれたディテールの質(量ではなく)だったりするわけです。
例えば、タミヤの1/32とハセガワの1/32を比べた場合、どちらが通常性能、限界性能が高いのか?
答えは作る人の技量に依ってくるわけで、一概には言えません。
通常性能なら、圧倒的にタミヤでしょうね。いわゆる素組みですな。
フルリベットとも思えるくらいの、糸を引くような濃密なディープキス・・・もといディテールですからね。
おまけに、コクピットはもとより、エンジンから機銃やらなにやら、いわゆる臓物までも丁寧に再現されているわけです。
ただ説明書通り作るだけで、凄まじい完成度になることは請け合いです。
翻ってハセガワはどうか?
できるだけ簡略化し、臓物などほぼなし。ディテールもタミヤに比べると大味です。リベットもバッサリとオミットですからね。
作るうえでは、ハセガワの方が圧倒的に簡単にできます。タミヤのは、士の字になるまでが、本当に大変だと思いますし。
つまり、タミヤ1/32を一機作るうちに、ハセガワ1/32を2~3機作れるんじゃないかと思います。
価格も半額くらいですしね。
その時間を、自分なりのディテールアップや塗装へのコダワリに割いたとすると・・・。
まあ、やはりその人の技量と根性しだいですね。
どんなにキットの通常性能が優れていても、さらに手を加えて完成度を上げることは、できる人にはできるわけですからね。
個人的には、両者ともに反対の方向性であることはありがたいことだと思っております。
アイテムがカブっても、各々に存在価値があるわけですからね。
そういう意味で、凸モールド版F-14も、存在意義はあると思うのです。
サクっと作れる。
安い。
適当に作っても惜しくない。
遊びとしての模型道には、重要な要素ですよ。
勿論、
時間をかける。
高価でレアだけど、完成度高いキット。
だから、徹底的に拘って作る。
これもまた、模型道の楽しみ方ですが。
ちなみに、1/72・F-14のキットの通常性能と限界性能ですが、ホビーボスとハセガワでは、通常性能はホビーボス、限界性能ではハセガワだと思います。
1/48は・・・、どっちもホビーボスな気がするなあ。
そんなに悪いかなあ?ホビーボス版F-14。
そんなに優れてるかなあ?ハセガワ版F-14。
詳しい人にホビーボス版のダメな箇所を教えてもらえれば分かるのかもね。
あとは、適当にアップ写真を。
うん、適当に作った割りに、良い感じ。
下地黒を塗らなくても、別に軽い感じはしない。
ただ、艶消しを吹きすぎて、柔らかそうに見えるのは事実だな。
写真で分かるように、ピトー管や機種のL字みたいな細かいパーツは、塗装中に折れてしまい、放棄しました。
アメリカ製戦闘機の最強伝説を築いた2機。
配備から30年が経過し、色んな事情があったにせよ、両者への評価は完全に別れてしまったけど、それでもこの2機が長い長い時間の中で、世界中のチビッコたちの憧れであったことは事実なのです。
さて、大して好きでもなかったF-14ですが、作った今では大好きな機体の一つになってしまいました。
今にも崩れてきそうな在庫の山の中にも、いくつかF-14があります。
まあ、おいおい作ることにしましょう。
そんな訳で、今日のF-14はお仕舞い。
では。
今日のF-14のお時間です。
今回から、塗装に入ります。
パーツが少ないので、かなり楽なんですが、恐ろしく寒いので、作業は遅々として進みません。
早くあったかくなあれ。
では、成果。
表しか写ってませんが、裏も塗装しました。
機体しか写ってませんが、兵装も塗装しました。
適当にやりすぎて、写真をほとんど撮ってません。
ゴメンナサイ。
今回は、黒下地ではなく、指定色を塗装した後、その色にほんの僅かに白を混ぜてグラデとしました。
思ったよりも自然なグラデになって、ちょっとビックリ。
何事もやってみないとわからんなあ。
んで、細部の塗装も終わったので、ウォッシング。
まあ、艦載機はかなり汚くなるので、かなり適当に塗ってしまいましたが、どうなるのかねえ?
全然関係ないけど、最近、エアレーサーの機体のキットが欲しくて仕方ない。
しかし、どこも出してない。
あるとしても、エアフィックスの50年前のキットとかになる始末。
骨董品かよ!!
タミヤさん。
スーパーキットとしてマスタングを出してくれて有難うございます。
できれば、バリエーションキットとして、P-51ブードゥーとか出してくれませんか?
だいぶ形が違うからバリエにはならないでしょうけど、出してくれたら必ず買います。私。ホントに。
シュナイダーカップのレーサーとかも出して欲しいなあ。
スーパーマリンS.6とか、M.C.72とか。
M.C.72も、半世紀以上前のキットしかないんだよなあ。
このキット、キャノピーなんて、クリアパーツじゃなくて、塩ビのシートだぜ!?それを、アタリもないままに折り曲げて使えって書いてあるんだぜ!?
スゲーキットだ。
現代のエアレーサーと過去のエアレーサー。
どっちもメチャクチャ格好良いんですけどね。
ただ、マイナーだからなあ。
ブードゥーは、レジンキットであるけど、無駄に高いし。
メーカーの写真が適当で判然としないが、パネルラインやリベットはデカールで再現しているっぽいのが気になる。
レジンキャストでは、精密なモールドは難しいのかなあ?
それにしても、どこもかしこも、おんなじ様なキットばっかりなんだよなあ。
もっとオリジナリティのあるキットを出して欲しいよ。
タミヤとハセガワはほとんどのキットが被ってるし。
同じ様なキット出すくらいなら、完全新金型でF-15とかF-14とかやって欲しいよ。
最近、チェコのメーカーがお気に入り。
エデュアルドとかスウォードとかAZモデルとか、ウクライナのICMも素敵ね。
エデュアルドなんて、複葉機をバンバン出してるし、見向きもされないMIG-21を超精密キットにしてくれたし。
今度、Bf109E型を出す予定で、しかもそれが超精密。この勢いで、Bf109系では一番美しいF型を出してくれるとありがたい。
Bf109のキットは数あれど、精密!!って感じのはない気がする。ハセガワの48も32も素敵だけど、リベットはバッサリとオミットだし。
是非とも近いうちにBf109F型を!
スウォードなんて、日本のメーカーが捨てたレシプロ機1/72で、アイテム拡充をしてくれてるし。
しかも、丁寧にスピットファイアの各型をリリースしてくれているし。
この調子ならいつかはやってくれると思ってたら、本当にグリフォン・スピットも今度出すみたいだし。
しかも、マイナーなMK.XV初期型と後期型、それとMK.XVII。MK.17はエアフィックスが1/48で出してたけど、1/72ってのはありがたいよね。
日本のメーカーは、なんでグリフォン・スピットに見向きもしないんだろ?レシプロ戦闘機史上、最も美しいこの機体の魅力が分かってないのかな?
スウォードは簡易金型らしいけど、パーツは凄く綺麗だし、レジンパーツで再現されたエンジンも素敵。
P-47Nなんて、1/72とは思えないハイパーディテールだったぜ!!スピット系は、普通のディテールだけどな。
あると知って探したときにはどこにも在庫がなかった疾風を早く再販してくれ!
エアフィックスも元気出てきたね。
今度、1/72でスピットMK.22を出すみたいだし、P-51と並んでF-51も出すみたいだ。
これは楽しみ。
スーパーキットのシーファイアMK.46/47はいつ再販するんだろ?だいぶずれ込んでるみたいだけど。
AZモデルのグリフォン・スピットは、本当にありがたい1/72のキットだったしね。
成型技術がやろうとしていることに追いつかない感じでかなり厳しいけど、ディテールもヨンパチ並に入ってるよ。
いまんところ、1/72で二重反転プロペラのスピットを再現できる唯一のキットかも?
中国韓国台湾のメーカーはずっと元気だし。
今度、スパイトフルを出すねえ。Su-27UBも出すねえ。良いところを突くんだよなあ。
日本のメーカーはずっと元気ないねえ。
ここでエアレーサーをドーンと揃えれば、一気に巻き返せるかも?
ハセガワさん。現代のエアレーサーから、まずは出してみましょうよ。メッチャカッコええから、売れるって。
大好きなバリエーションは出来ないかもしれないけど、ダイジョブだって。
あ、版権が取れないとかなのかなあ?
じゃ、シュナイダートロフィーからでもいいからさ。
オリジナリティを出していこうぜ!!
そんな訳で、今日のF-14はお仕舞い。
次回で完成かな?
今回から、塗装に入ります。
パーツが少ないので、かなり楽なんですが、恐ろしく寒いので、作業は遅々として進みません。
早くあったかくなあれ。
では、成果。
表しか写ってませんが、裏も塗装しました。
機体しか写ってませんが、兵装も塗装しました。
適当にやりすぎて、写真をほとんど撮ってません。
ゴメンナサイ。
今回は、黒下地ではなく、指定色を塗装した後、その色にほんの僅かに白を混ぜてグラデとしました。
思ったよりも自然なグラデになって、ちょっとビックリ。
何事もやってみないとわからんなあ。
んで、細部の塗装も終わったので、ウォッシング。
まあ、艦載機はかなり汚くなるので、かなり適当に塗ってしまいましたが、どうなるのかねえ?
全然関係ないけど、最近、エアレーサーの機体のキットが欲しくて仕方ない。
しかし、どこも出してない。
あるとしても、エアフィックスの50年前のキットとかになる始末。
骨董品かよ!!
タミヤさん。
スーパーキットとしてマスタングを出してくれて有難うございます。
できれば、バリエーションキットとして、P-51ブードゥーとか出してくれませんか?
だいぶ形が違うからバリエにはならないでしょうけど、出してくれたら必ず買います。私。ホントに。
シュナイダーカップのレーサーとかも出して欲しいなあ。
スーパーマリンS.6とか、M.C.72とか。
M.C.72も、半世紀以上前のキットしかないんだよなあ。
このキット、キャノピーなんて、クリアパーツじゃなくて、塩ビのシートだぜ!?それを、アタリもないままに折り曲げて使えって書いてあるんだぜ!?
スゲーキットだ。
現代のエアレーサーと過去のエアレーサー。
どっちもメチャクチャ格好良いんですけどね。
ただ、マイナーだからなあ。
ブードゥーは、レジンキットであるけど、無駄に高いし。
メーカーの写真が適当で判然としないが、パネルラインやリベットはデカールで再現しているっぽいのが気になる。
レジンキャストでは、精密なモールドは難しいのかなあ?
それにしても、どこもかしこも、おんなじ様なキットばっかりなんだよなあ。
もっとオリジナリティのあるキットを出して欲しいよ。
タミヤとハセガワはほとんどのキットが被ってるし。
同じ様なキット出すくらいなら、完全新金型でF-15とかF-14とかやって欲しいよ。
最近、チェコのメーカーがお気に入り。
エデュアルドとかスウォードとかAZモデルとか、ウクライナのICMも素敵ね。
エデュアルドなんて、複葉機をバンバン出してるし、見向きもされないMIG-21を超精密キットにしてくれたし。
今度、Bf109E型を出す予定で、しかもそれが超精密。この勢いで、Bf109系では一番美しいF型を出してくれるとありがたい。
Bf109のキットは数あれど、精密!!って感じのはない気がする。ハセガワの48も32も素敵だけど、リベットはバッサリとオミットだし。
是非とも近いうちにBf109F型を!
スウォードなんて、日本のメーカーが捨てたレシプロ機1/72で、アイテム拡充をしてくれてるし。
しかも、丁寧にスピットファイアの各型をリリースしてくれているし。
この調子ならいつかはやってくれると思ってたら、本当にグリフォン・スピットも今度出すみたいだし。
しかも、マイナーなMK.XV初期型と後期型、それとMK.XVII。MK.17はエアフィックスが1/48で出してたけど、1/72ってのはありがたいよね。
日本のメーカーは、なんでグリフォン・スピットに見向きもしないんだろ?レシプロ戦闘機史上、最も美しいこの機体の魅力が分かってないのかな?
スウォードは簡易金型らしいけど、パーツは凄く綺麗だし、レジンパーツで再現されたエンジンも素敵。
P-47Nなんて、1/72とは思えないハイパーディテールだったぜ!!スピット系は、普通のディテールだけどな。
あると知って探したときにはどこにも在庫がなかった疾風を早く再販してくれ!
エアフィックスも元気出てきたね。
今度、1/72でスピットMK.22を出すみたいだし、P-51と並んでF-51も出すみたいだ。
これは楽しみ。
スーパーキットのシーファイアMK.46/47はいつ再販するんだろ?だいぶずれ込んでるみたいだけど。
AZモデルのグリフォン・スピットは、本当にありがたい1/72のキットだったしね。
成型技術がやろうとしていることに追いつかない感じでかなり厳しいけど、ディテールもヨンパチ並に入ってるよ。
いまんところ、1/72で二重反転プロペラのスピットを再現できる唯一のキットかも?
中国韓国台湾のメーカーはずっと元気だし。
今度、スパイトフルを出すねえ。Su-27UBも出すねえ。良いところを突くんだよなあ。
日本のメーカーはずっと元気ないねえ。
ここでエアレーサーをドーンと揃えれば、一気に巻き返せるかも?
ハセガワさん。現代のエアレーサーから、まずは出してみましょうよ。メッチャカッコええから、売れるって。
大好きなバリエーションは出来ないかもしれないけど、ダイジョブだって。
あ、版権が取れないとかなのかなあ?
じゃ、シュナイダートロフィーからでもいいからさ。
オリジナリティを出していこうぜ!!
そんな訳で、今日のF-14はお仕舞い。
次回で完成かな?
今日のF-22のお時間です。
大分時間が空いてしまいました。
寒くて、塗装したくないのです。
私の塗装環境は、塗装ブースなどないので、窓を全開にして塗装するのです。
普通に凍えるのです。
指など動かなくなるのです。
それでも、積みを見るたびに、なんとかして作らねばと思うのです。
脚庫です。
プラ板箱組み的な構造ですが、致し方ない部分でしょうか。
こんな感じに。
インテーク周辺。
曲面なのに、綺麗にパーツが合います。
流石に、2010年発売のキット。
タービン。
特にコメントがないですな。
ザッと塗装。
これで、機体内部に入れるパーツのすべてが塗装し終わったはず。
インテークの中は、面倒な位置にデカールを張ります。
まあ、これは実機がそうなっているから仕方ないでしょう。
フジミもハセガワも、みんなこうなってます。
エアモデルで一番嫌なのは、あとで接着する部分も塗装せざるを得ないこと。
例えば、パイロン。
例えば、車輪の軸。
例えば、コクピットと射出座席。
こういうところって、はめ込みに出来ないの?
メーカーがサボってるだけじゃないの?
イチイチ塗膜を落として接着するのって、凄く面倒。
接着。
パーツがかなりの精度で合います。
やはり、機首は最後に接着したほうが良いです。
じゃないと、隙間ができる確率200%。
というか、ここまでやって気がつきました。
翼端のクリアパーツと、背中の給油口。内部から接着するんじゃん!!
このあと必死でパーツを削り、なんとか外側から接着しましたが、多分ずれてるし、汚くなってます。
はあ、もういいや。
そんな訳で、F-22の組立ては完了。
いやー、やっぱり模型ってば、組み立ててるときが一番楽しいな。
すんごく集中できる。
そんな訳で、今日のF-22はお仕舞い。
次回から、F-14の塗装に入ります。
では。
大分時間が空いてしまいました。
寒くて、塗装したくないのです。
私の塗装環境は、塗装ブースなどないので、窓を全開にして塗装するのです。
普通に凍えるのです。
指など動かなくなるのです。
それでも、積みを見るたびに、なんとかして作らねばと思うのです。
脚庫です。
プラ板箱組み的な構造ですが、致し方ない部分でしょうか。
こんな感じに。
インテーク周辺。
曲面なのに、綺麗にパーツが合います。
流石に、2010年発売のキット。
タービン。
特にコメントがないですな。
ザッと塗装。
これで、機体内部に入れるパーツのすべてが塗装し終わったはず。
インテークの中は、面倒な位置にデカールを張ります。
まあ、これは実機がそうなっているから仕方ないでしょう。
フジミもハセガワも、みんなこうなってます。
エアモデルで一番嫌なのは、あとで接着する部分も塗装せざるを得ないこと。
例えば、パイロン。
例えば、車輪の軸。
例えば、コクピットと射出座席。
こういうところって、はめ込みに出来ないの?
メーカーがサボってるだけじゃないの?
イチイチ塗膜を落として接着するのって、凄く面倒。
接着。
パーツがかなりの精度で合います。
やはり、機首は最後に接着したほうが良いです。
じゃないと、隙間ができる確率200%。
というか、ここまでやって気がつきました。
翼端のクリアパーツと、背中の給油口。内部から接着するんじゃん!!
このあと必死でパーツを削り、なんとか外側から接着しましたが、多分ずれてるし、汚くなってます。
はあ、もういいや。
そんな訳で、F-22の組立ては完了。
いやー、やっぱり模型ってば、組み立ててるときが一番楽しいな。
すんごく集中できる。
そんな訳で、今日のF-22はお仕舞い。
次回から、F-14の塗装に入ります。
では。
今更ですが、皆さん。あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
正月休みに、実に15年ぶりにスキーに行きまして、全然出来ないのではないかと思っていたのですが、思ったよりも体が動いてくれました。
ただ、昔のようには流石に行かず、傾斜が30度近くなるとまともに滑れませんでした。
格好良く滑れるか否かよりも、腿の筋肉がかなり弱体化してしまったようで、ちょっと滑るとパンパンになってしまいました。
お陰で、下まで一気に滑空とはいかず、休み休みになってしまいました。
1週間、1週間で良いから、ずっとスキーをさせてもらえればかなり上達して、きっと綺麗にウェーデルンまでできるようになるだろうな・・・。
そんなことを毎回思うのですが、そんなに時間は与えられないのも毎度のことです。
まだまだ滑れる。そんな自信は得られましたが、もっと上手くなるには時間が圧倒的に足りないですな。
大人は辛いです。
さて、新年一発目はなにを作ろうかと思案しておりまして・・・というのは嘘で、ずっと前から決めておりました。
F三兄弟を作ったら、最後におまけとしてF-22を作ろうと。
んで、1/72スケールにおけるラプターはフジミとアカデミーがありまして(イタレリはどう考えても駄キット。価格だけが取り柄。レベルは良く分かりません)、どっちを作ろうかと考えておりました。
今日のF-22のお時間です。
さて、フジミとアカデミーのF-22。どちらを先に作るべきか?
どちらが優れたキットか。
人それぞれに応えはあるのでしょうから、ここは自分で考えて見ましょう。
上がアカデミー。下がフジミ。
この距離だと違いがわかりませんね。
もっとよってみましょう。
先にアカデミーから。
流石に2010年に発売されただけあって、モールドは綺麗です。
次。フジミ。
アカデミーよりも実機に忠実なようです。
モールドも立体的で美しいですな。
そんな訳で、フジミのほうがよくできていると思ったので、先にアカデミー版を作ります。
アカデミー版には、クリアパーツが色違いで二つ付いてきます。
キャノピーは当たり前ですが、ウェポンベイまでクリアパーツです。
なんでだ?
スケルトン仕様?
早速、コクピットから。
白が飛んでディテールが写ってませんが、かなり細かいパーツ分けです。
だって・・・
こんな小さなパーツまであるんですよ。
洒落にならん。
大体組みあがりました。
計器版もクリアパーツです。結局塗ってしまうので、ほぼ意味ないと思うのですが。
ま、超絶精密ゴッドハンドを持っている人なら、計器のガラスを再現すべく、裏側から塗装するなんてこともできるかも。
良いデキのコクピットです。
今まで古いエアモデルばかり作ってきたので、感涙です。
ただ、シートベルトを綺麗に塗れるほど、器用出ない自分が哀しいですが。
サブウェポンベイは別パーツ。
仮組みしてみると、ちょっと長さが足りない気がするのですが、そんなことないの?
ちょっと隙間ができるんですけど。
機首の部分はフジミや1/48のハセガワと違って分割。
ここは慎重に組んだほうがいいでしょうね。
説明書通りの順番だと、機首取り付け角度がずれ易く、胴体を接着するときに機首に隙間ができる可能性が高いですから。
つまり、胴体を取り付けてから、機首を接着したほうがいいでしょうね。
ちょっとパーツが多くて、一気に組立て終了とは行きませんでした。
そんな訳で、今日のF-22はお仕舞い。
今年は沢山飛行機を作るぞ!
でも、仕事から帰ってくると、模型を触る気力がないことが多いぞ。
どうしてくれよう。このヤワなサボり体質。
では。
本年もよろしくお願いいたします。
正月休みに、実に15年ぶりにスキーに行きまして、全然出来ないのではないかと思っていたのですが、思ったよりも体が動いてくれました。
ただ、昔のようには流石に行かず、傾斜が30度近くなるとまともに滑れませんでした。
格好良く滑れるか否かよりも、腿の筋肉がかなり弱体化してしまったようで、ちょっと滑るとパンパンになってしまいました。
お陰で、下まで一気に滑空とはいかず、休み休みになってしまいました。
1週間、1週間で良いから、ずっとスキーをさせてもらえればかなり上達して、きっと綺麗にウェーデルンまでできるようになるだろうな・・・。
そんなことを毎回思うのですが、そんなに時間は与えられないのも毎度のことです。
まだまだ滑れる。そんな自信は得られましたが、もっと上手くなるには時間が圧倒的に足りないですな。
大人は辛いです。
さて、新年一発目はなにを作ろうかと思案しておりまして・・・というのは嘘で、ずっと前から決めておりました。
F三兄弟を作ったら、最後におまけとしてF-22を作ろうと。
んで、1/72スケールにおけるラプターはフジミとアカデミーがありまして(イタレリはどう考えても駄キット。価格だけが取り柄。レベルは良く分かりません)、どっちを作ろうかと考えておりました。
今日のF-22のお時間です。
さて、フジミとアカデミーのF-22。どちらを先に作るべきか?
どちらが優れたキットか。
人それぞれに応えはあるのでしょうから、ここは自分で考えて見ましょう。
上がアカデミー。下がフジミ。
この距離だと違いがわかりませんね。
もっとよってみましょう。
先にアカデミーから。
流石に2010年に発売されただけあって、モールドは綺麗です。
次。フジミ。
アカデミーよりも実機に忠実なようです。
モールドも立体的で美しいですな。
そんな訳で、フジミのほうがよくできていると思ったので、先にアカデミー版を作ります。
アカデミー版には、クリアパーツが色違いで二つ付いてきます。
キャノピーは当たり前ですが、ウェポンベイまでクリアパーツです。
なんでだ?
スケルトン仕様?
早速、コクピットから。
白が飛んでディテールが写ってませんが、かなり細かいパーツ分けです。
だって・・・
こんな小さなパーツまであるんですよ。
洒落にならん。
大体組みあがりました。
計器版もクリアパーツです。結局塗ってしまうので、ほぼ意味ないと思うのですが。
ま、超絶精密ゴッドハンドを持っている人なら、計器のガラスを再現すべく、裏側から塗装するなんてこともできるかも。
良いデキのコクピットです。
今まで古いエアモデルばかり作ってきたので、感涙です。
ただ、シートベルトを綺麗に塗れるほど、器用出ない自分が哀しいですが。
サブウェポンベイは別パーツ。
仮組みしてみると、ちょっと長さが足りない気がするのですが、そんなことないの?
ちょっと隙間ができるんですけど。
機首の部分はフジミや1/48のハセガワと違って分割。
ここは慎重に組んだほうがいいでしょうね。
説明書通りの順番だと、機首取り付け角度がずれ易く、胴体を接着するときに機首に隙間ができる可能性が高いですから。
つまり、胴体を取り付けてから、機首を接着したほうがいいでしょうね。
ちょっとパーツが多くて、一気に組立て終了とは行きませんでした。
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