その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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「バイオハザード」
点数:6点
寸評:ちょろいゾンビだな?
さて、今回は映画覚書です。ゲームの話ではないです。
この間3が公開になるに当たって、1と2がTVでやってましたね。
話題作ですから、一応見ます。
今回は1のレビューです。
結論から言えば、まあまあだと思います。
中の上といった感じ。
元のゲームからして、かなり映画的な演出をしていたものですから、映画化に関してはかなりやりやすかったでしょうね。
ただ、そこは所謂ハリウッド。オリジナルの雰囲気を強調したがり、原題はResident Evil。意訳すると、「すぐそばにいる魔物」ってところでしょうか?
見ていて特に違和感を感じる部分がなかったのは良かったです。
最初の、記憶喪失ってのはご都合主義だなって思ってしまいますが、それがないとお話が成り立たないという、いわば「設定」の部類ですからね。仕方ないです。
ゾンビなんてありえねえよっていっても、こういう映画には無意味なのと同じです。
ハリーポッターに、誰が「魔法を使えるはずがない」ってイチャモンを付けますか。
しかし、です。一番の誤算は、アンブレラ社お抱えの警備員が両方とも裏切り者だったってことでしょうかね。
施設で極秘研究をしていて、そこの最終の番人である二人の女のほうは、アンブレラを潰すために内部に潜入した人間で、男の方は研究成果を盗んで金を儲けることを考えていただなんて・・・。
両方とも、裏切り者じゃん!!
どういう管理体制だ?
ここに違和感を感じてしまいますね。もう少しバックストーリーを描くか、ミラ・ジョヴォビッチが裏切る方向へと変化していくようにシナリオを変えれば、この辺は違和感なかったんですけどね。
「こんな研究をしていたなんて知らなかった。アンブレラ許さない!!」
みたいなね。
あとおかしいのがもう一つ。人工知能が言ってますね。
「Tウィルスは、空気感染も血液感染もするし、環境に合わせて形態を変える。死滅させることはほとんど不可能。だから閉じ込めるしかなかった」
なのに、後から来た人たちは、ガスマスクなど無しで、なんで感染しないのでしょう?
そこら辺にウィルスは漂っているんじゃないの?
消化剤をまいたから死体内部のウィルス以外は殺菌できたというのなら、死滅させることは不可能って言葉と矛盾しますし。
この辺がおかしいところでしょうか。
ま、でも今上げた欠点は、それほど大きなものではありません。
探そうと思えば見つかる違和感って程度です。
なので、大きな原点対象にはならないんですよね。
では、何が4点もの減点対象になっているのか?
一言でいえば、ゾンビがチョロイんですよ。動きはとろいし、噛むしかしないし。
全然怖くない。
確かに、現実に存在していたら、これほど怖い物はありません。
が、映画としてみれば、全然。
だって、自分の背より高いところに登るとか、そういう知恵すらないんですよ?
地下で逃げ回っている時に、パイプに登って移動するところがありますね。
それだけで、ゾンビを回避できるんですから。
余裕じゃん。こんなの。
俺だって倒しまくれるよ。
そんな訳で、ホラー映画なのに、あまり怖くなかったってことが大きな減点要因ですね。
2も見たんですが、バレーボールの試合が延長になっていて、30分の繰り下げ放送。
お陰で、録画予約が・・・。
気が付いた時にはムカつきましたよ。
でもま、仕方ないかな。バイオハザード2よりも、バレーボール日本代表の試合の方が価値ありますしね。
野球だったら、許しがたいですけど。
プロ野球なんぞ、TVで放送する必要ないだろうって思ってますし。
いや、好きな人もいるんでしょうけど、私はね。
だって、野球って退屈なんですもん。
2もまた、そこそこって感じでしたね。
退屈はしないが、同時に時間を忘れるほどでもないと。
結末が分からないので、いまいち評価しにくいんですよ。ミラが蘇生させられたところで終わってしまったので。
しかし、あんだけ大きな町を、よくもまあ簡単に封鎖できたよなあ。
しかもなに?ネメシスプロジェクトで作られた怪物、前作のマッド君は、無線で言うことを聞いてくれるんだ?
これまたチョロイな。
さらに、マッド君に命令を出しているとき、側にいる人みんなが、恐ろしい殺戮の命令を平気で聞いているのにも違和感がありますね。
ま、こういう映画ってそういう風にしてしまうしかないんですけどね。いちいち通行人Aの心境まで描いてられないと。
だからこそ、悪の組織に属しているというだけで、本人がそれを悪の組織だと知らなかったとしても、害虫の様にバタバタと殺されるんですけどね。
しっかし、映画の中でのアンブレラって、どういう存在?
簡単に町を一個封鎖してしまうし、勝手に市民を撃ち殺すし、武装組織を持っているし、最後は核ミサイルまで使っちゃったよ・・・。
政府よりも凄いじゃん!!
で、ここでも疑問になるんですけどね。
「環境に合わせて形態を変えられるウィルスが、核で死ぬのか?」
こういう一企業の独走による凄惨な状況を描くのなら、もっと閉鎖的な環境ではないと、どうしても無理が生じると思います。
最後のビデオが流れた時、「これは悪質なやらせだと判明しました」なんていっている所も、そんな簡単に隠蔽できるかよと。
TVで流れる前ならば隠蔽できるでしょうが、一旦流れてしまってはねえ。
でも、それなりに楽しい映画であることは間違いないと思います。
全然、怖くないですけど、こういう状況をどうやって脱出するのかって所に絞ってみればね。
その脱出方法も、2ではイマイチでしたけど。
ところで、元のゲームって、どう考えても昔の映画、「バタリアン」のパクリだよな?
死人が歩き回って、人を喰らう。しかも、なにかのウィルスみたいなものによって死者が蘇るって所もさ。
バタリアンの終わり方は良かった。
バッドエンドでループと。
~追記~
再販だ。興味のある奴は買っておけ。
http://www.volks.co.jp/jp/fss/index_fss.aspx
って、ことで、FSSガレキの再販情報でした。
MM仕様のネプチューンは結構レアで、定価以上でヤフオクで取引されていましたからね。
福音になる人も多いのでは?
しかし、去年末から春までの毎月再販の時と、被って再販している物が結構ありますな。
でもだ。なんといっても大きいのは、伝説の超絶ガレキ。レッドミラージュ・インフェルノナパームの再販ですね。
再販は初?
値段も気違いじみた額の8万円!!
これを買う人は、今年のエアコン買いなおしは諦めるしかないねえ。
だって、普通の家電製品よりも高いもん。
家庭持ちのお父さんには、まんず買えないモンだよねえ。
でも、冷静にな、みんな。
これ、完成はおろか、組み立てだけで恐ろしく気合いが必要になり(ガレキのくせに、パーツ数が阿呆みたいに多いぜ)、しかもクリアレジン使いまくりだから、塗装前の処理に恐ろしく手間のかかるキットだから(コンパウドまでやらなきゃだぜ)、実際に作っている人が少ないんだよね。
私は、ネット上で完成した人を、片手で数えるくらいしか見たことがないです。
それも、超上手い人。完成までいった人って、販売数の何%くらいだろ?
なので、ヤフオク常連さんです。勢いで買ったコレクターが沢山いますからね。
インナパ・レッドは、コレクター御用達のキットです。
再販を待つまでもなく、普通に定価で買えますよ。
ま、欲しい人は、劣化が気になるクリアレジンですから、新品で手に入れられる再販は嬉しいですけどね。
現在の私は、シリコントライブさんの超格好いいレッド軽装版(わかり易く言うと、インナパ・レッドのインナパを持っていないもの)を持っているので、特に欲しいと思いません。
高すぎますし。シリトラさんのを買う前は、どっちか迷ったって、以前ブログにも書きましたけどね。
バッシュもWSCさんの方が好きなので、我慢します。
そういえば、WSCさんのバッシュも12月に再販してくれるみたいです。
が、買えません。
だって、38000円のKOGが控えてますからね。
その他、人気とはなりがたいですが、面白いデザインのガレキが結構あります。
ビブロスとかヘルマイネとか。
なので、再販してくれるというこういう心意気は、模型野郎としては嬉しいですよね。
しかし・・・WAVEさんは、再販しないなあ。
AUGE再販して~!!って、何回目の雄叫びだ?
点数:6点
寸評:ちょろいゾンビだな?
さて、今回は映画覚書です。ゲームの話ではないです。
この間3が公開になるに当たって、1と2がTVでやってましたね。
話題作ですから、一応見ます。
今回は1のレビューです。
結論から言えば、まあまあだと思います。
中の上といった感じ。
元のゲームからして、かなり映画的な演出をしていたものですから、映画化に関してはかなりやりやすかったでしょうね。
ただ、そこは所謂ハリウッド。オリジナルの雰囲気を強調したがり、原題はResident Evil。意訳すると、「すぐそばにいる魔物」ってところでしょうか?
見ていて特に違和感を感じる部分がなかったのは良かったです。
最初の、記憶喪失ってのはご都合主義だなって思ってしまいますが、それがないとお話が成り立たないという、いわば「設定」の部類ですからね。仕方ないです。
ゾンビなんてありえねえよっていっても、こういう映画には無意味なのと同じです。
ハリーポッターに、誰が「魔法を使えるはずがない」ってイチャモンを付けますか。
しかし、です。一番の誤算は、アンブレラ社お抱えの警備員が両方とも裏切り者だったってことでしょうかね。
施設で極秘研究をしていて、そこの最終の番人である二人の女のほうは、アンブレラを潰すために内部に潜入した人間で、男の方は研究成果を盗んで金を儲けることを考えていただなんて・・・。
両方とも、裏切り者じゃん!!
どういう管理体制だ?
ここに違和感を感じてしまいますね。もう少しバックストーリーを描くか、ミラ・ジョヴォビッチが裏切る方向へと変化していくようにシナリオを変えれば、この辺は違和感なかったんですけどね。
「こんな研究をしていたなんて知らなかった。アンブレラ許さない!!」
みたいなね。
あとおかしいのがもう一つ。人工知能が言ってますね。
「Tウィルスは、空気感染も血液感染もするし、環境に合わせて形態を変える。死滅させることはほとんど不可能。だから閉じ込めるしかなかった」
なのに、後から来た人たちは、ガスマスクなど無しで、なんで感染しないのでしょう?
そこら辺にウィルスは漂っているんじゃないの?
消化剤をまいたから死体内部のウィルス以外は殺菌できたというのなら、死滅させることは不可能って言葉と矛盾しますし。
この辺がおかしいところでしょうか。
ま、でも今上げた欠点は、それほど大きなものではありません。
探そうと思えば見つかる違和感って程度です。
なので、大きな原点対象にはならないんですよね。
では、何が4点もの減点対象になっているのか?
一言でいえば、ゾンビがチョロイんですよ。動きはとろいし、噛むしかしないし。
全然怖くない。
確かに、現実に存在していたら、これほど怖い物はありません。
が、映画としてみれば、全然。
だって、自分の背より高いところに登るとか、そういう知恵すらないんですよ?
地下で逃げ回っている時に、パイプに登って移動するところがありますね。
それだけで、ゾンビを回避できるんですから。
余裕じゃん。こんなの。
俺だって倒しまくれるよ。
そんな訳で、ホラー映画なのに、あまり怖くなかったってことが大きな減点要因ですね。
2も見たんですが、バレーボールの試合が延長になっていて、30分の繰り下げ放送。
お陰で、録画予約が・・・。
気が付いた時にはムカつきましたよ。
でもま、仕方ないかな。バイオハザード2よりも、バレーボール日本代表の試合の方が価値ありますしね。
野球だったら、許しがたいですけど。
プロ野球なんぞ、TVで放送する必要ないだろうって思ってますし。
いや、好きな人もいるんでしょうけど、私はね。
だって、野球って退屈なんですもん。
2もまた、そこそこって感じでしたね。
退屈はしないが、同時に時間を忘れるほどでもないと。
結末が分からないので、いまいち評価しにくいんですよ。ミラが蘇生させられたところで終わってしまったので。
しかし、あんだけ大きな町を、よくもまあ簡単に封鎖できたよなあ。
しかもなに?ネメシスプロジェクトで作られた怪物、前作のマッド君は、無線で言うことを聞いてくれるんだ?
これまたチョロイな。
さらに、マッド君に命令を出しているとき、側にいる人みんなが、恐ろしい殺戮の命令を平気で聞いているのにも違和感がありますね。
ま、こういう映画ってそういう風にしてしまうしかないんですけどね。いちいち通行人Aの心境まで描いてられないと。
だからこそ、悪の組織に属しているというだけで、本人がそれを悪の組織だと知らなかったとしても、害虫の様にバタバタと殺されるんですけどね。
しっかし、映画の中でのアンブレラって、どういう存在?
簡単に町を一個封鎖してしまうし、勝手に市民を撃ち殺すし、武装組織を持っているし、最後は核ミサイルまで使っちゃったよ・・・。
政府よりも凄いじゃん!!
で、ここでも疑問になるんですけどね。
「環境に合わせて形態を変えられるウィルスが、核で死ぬのか?」
こういう一企業の独走による凄惨な状況を描くのなら、もっと閉鎖的な環境ではないと、どうしても無理が生じると思います。
最後のビデオが流れた時、「これは悪質なやらせだと判明しました」なんていっている所も、そんな簡単に隠蔽できるかよと。
TVで流れる前ならば隠蔽できるでしょうが、一旦流れてしまってはねえ。
でも、それなりに楽しい映画であることは間違いないと思います。
全然、怖くないですけど、こういう状況をどうやって脱出するのかって所に絞ってみればね。
その脱出方法も、2ではイマイチでしたけど。
ところで、元のゲームって、どう考えても昔の映画、「バタリアン」のパクリだよな?
死人が歩き回って、人を喰らう。しかも、なにかのウィルスみたいなものによって死者が蘇るって所もさ。
バタリアンの終わり方は良かった。
バッドエンドでループと。
~追記~
再販だ。興味のある奴は買っておけ。
http://www.volks.co.jp/jp/fss/index_fss.aspx
って、ことで、FSSガレキの再販情報でした。
MM仕様のネプチューンは結構レアで、定価以上でヤフオクで取引されていましたからね。
福音になる人も多いのでは?
しかし、去年末から春までの毎月再販の時と、被って再販している物が結構ありますな。
でもだ。なんといっても大きいのは、伝説の超絶ガレキ。レッドミラージュ・インフェルノナパームの再販ですね。
再販は初?
値段も気違いじみた額の8万円!!
これを買う人は、今年のエアコン買いなおしは諦めるしかないねえ。
だって、普通の家電製品よりも高いもん。
家庭持ちのお父さんには、まんず買えないモンだよねえ。
でも、冷静にな、みんな。
これ、完成はおろか、組み立てだけで恐ろしく気合いが必要になり(ガレキのくせに、パーツ数が阿呆みたいに多いぜ)、しかもクリアレジン使いまくりだから、塗装前の処理に恐ろしく手間のかかるキットだから(コンパウドまでやらなきゃだぜ)、実際に作っている人が少ないんだよね。
私は、ネット上で完成した人を、片手で数えるくらいしか見たことがないです。
それも、超上手い人。完成までいった人って、販売数の何%くらいだろ?
なので、ヤフオク常連さんです。勢いで買ったコレクターが沢山いますからね。
インナパ・レッドは、コレクター御用達のキットです。
再販を待つまでもなく、普通に定価で買えますよ。
ま、欲しい人は、劣化が気になるクリアレジンですから、新品で手に入れられる再販は嬉しいですけどね。
現在の私は、シリコントライブさんの超格好いいレッド軽装版(わかり易く言うと、インナパ・レッドのインナパを持っていないもの)を持っているので、特に欲しいと思いません。
高すぎますし。シリトラさんのを買う前は、どっちか迷ったって、以前ブログにも書きましたけどね。
バッシュもWSCさんの方が好きなので、我慢します。
そういえば、WSCさんのバッシュも12月に再販してくれるみたいです。
が、買えません。
だって、38000円のKOGが控えてますからね。
その他、人気とはなりがたいですが、面白いデザインのガレキが結構あります。
ビブロスとかヘルマイネとか。
なので、再販してくれるというこういう心意気は、模型野郎としては嬉しいですよね。
しかし・・・WAVEさんは、再販しないなあ。
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