その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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今日のBf109E-3のお時間です
今回は整面作業から塗装までやりました。
ペーパーがけをして合わせ目を消した後、すべての組立て接着を終えたところです。
タミヤの標準ではありますが、パーツの合いは完璧で、ペーパーがけが凄く楽です。
特に、1992年製のハーディガンをやった後だと、段差もほぼないタミヤのキットは「え?」というくらいあっけなく終わりました。
今回から、キャノピーの接着は、これを使います。
適当に、近所の西友の文具売り場に売っていた接着剤です。
シアノアクリレート系接着剤でキャノピーを接着するのに限界を感じていたんですよ。私。
やり直しが聞かないし、簡単に白化するし、挙句失敗したらどんどんズレが大きくなっていってしまうし。
イイことない!
というわけで、もっと簡単にできる接着剤を開拓しようと、今回はこれを使ってみました。
いや、楽です。
接着強度は瞬着よりもないですが、そもそもキャノピーに強度は必要ありません。
むしろ、失敗してもすぐにはがせるほうがありがたいです。
しかも、この接着剤はゴムのような柔らかさなので、失敗しても接着剤を接着面からはがすのが簡単です。指や爪楊枝でゴリゴリとこするだけで、簡単に取れます。
なので、失敗が怖くありません。
オマケに白化しない。これ、重要。
凄く簡単になったので、暫くはこれで行こうと思います。
んで、ワンパターンで申し訳ないのですが、お馴染みの工程で塗ります。
下地黒を塗って。
機体色A。
エデュアルドの指示に従って、Mrカラーの60番。RLM02です。
いつも通り、わずかなグラデを残しています。
いつも通りマスキングをして。
これまた指示通り、Mrカラー17番。RLM71で塗装。
写真と実際の色がだいぶ違うので、この色味は参考になりません。ご注意ください。
さらにマスキングして、
機体下面をMrカラーの115番。RML65で塗装。
全部、ビン生です。
初めて作る機体の場合、ビン生で色味を確かめてみると、後々自分のイメージに近づけやすくなりますね。
そうそう。この間、こんなものを買ってしまいました。
ずっと欲しかったんだけど、高くてなかなか踏ん切りがつかなかったハンドピースです。
クレオスの0.18mm。
今後、ドイツ機を作るにあたって、モットリングは避けて通れない塗装ですが、これを再現するのに、手持ちの0.3mmではどうしても不可能だったんですよ。
いつも塗装するとき、モットリングの練習をしていたのですが、やはり小さな斑点を作ることができませんでした。
もともとキットが欲しいのであって、道具に興味があるわけではありませんから、こんな高価なハンドピースを買うつもりはなかったのですが、色々と調べてみると、やはりモットリングを塗装するのには、最低でも0.2mmのハンドピースは必要な雰囲気でした。
手持ちの0.3mmで済ますために、例えばマスキング用紙を使って、いつもみたいに適当な距離を離してマスキングすればぼやけたモットリングができるのではないかとも考えてみたのですが、やはり難しそうでした。
かといって、そこだけ筆塗りだと、これまた塗装が変になりそうで。
そんな時にストレスの溜まることがありまして、その反動で買ってしまいました。
使うのが楽しみなんですが、実はまだ暫くは使う予定がないのですね。
今回作っているエミールでモットリングをするつもりはないのです。
ま、G型とかの時に初めて使うかな?
そんなわけで、今日のBf109Eはお仕舞い。
また。
~追記~
7月は色々と話題となるキットが目白押しでした。
まずは、モデルグラフィックス付属のファインモールド製、1/72のF-14D。
やっと完結しましたね。
トムキャット好きは多数生息しているので、色々と厳しい意見が出てきていますが、私は素直にスーパーキットだと思います。
当然作っていないですから、このキットがしきりにアピールしているパーツの合いの良さはわかりませんが、少なくとも叩き込まれたディテールやアウトラインは秀逸だと思います。
惜しむらくは、一般販売ではないことと、総額でしょうか。
確かに高価です。武装まで含めれば9000円くらいしてしまいますからね。
が、これが海外のメーカーが出したキットだったらどうでしょうか?
高いと思いながらも、供給が不安定だし、円安だし仕方ないのかなと買うのではないでしょうかね?
なにしろ、ハセガワ以来、ほぼ30年ぶりとなる新金型ですよ。
間にはレベルやホビーボスなんかは確かにありました。しかし、レベルは売ってないし(私も持ってない)、ホビーボスは、私の目から見ても血が騒ぐキットではありませんでした。
そこに、ファインモールドから出るわけですよ。そして、あの出来ですよ。
噂を聞いたときに期待は否が応にも高くなってしまい、無駄にハードルを自分の中で上げてしまうわけですが、充分それに答えてくれるキットだったと思います。
間違いなく、素晴らしいキットですよ。
今後、A型の一般販売に関してはありそうな雰囲気ですから、もしかしたら・・・と期待してます。
次に、PLATZが出したF-15J。
数年前にフジミが出したF-15Eが大ゴケしたことで、私は半信半疑でした。
国内メーカーだからといって、無条件に信頼をすることはできないと。
フジミのキットも、それ単体で見ればなかなか好キットだったとおもうんですけどね。ディテールなんかもキレがあったし。
が、いかんせん、欠点が大きすぎた。
でも、大好きなF-15ですし、期待してしまうわけです。
金額もだいぶ高めなので、とりあえず一つ、予約してみました。
結論から言うと、スーパーキットには程遠い出来でした。
ダメなキットだとは思いません。
パーツ分割などもパネルラインに合うようにされていて、合わせ目消しなどの労力を減らせるような工夫がしてあるキットです。
が、ディテールが・・・運河モールドと呼んでしまってもいいようなモールドでした。
エアモデルらしい繊細さというかキレというか、そういうものに欠けるキットでした。
ディテールは確かに濃密なのですが、ここまでモールドが太いと、スケール感がないんですね。1/144のキットを見ているような感覚。
ところどころでそれなりに細いモールドにできているのですが、曲面のところでパーツの抜き角度のためか、凄く太くなっているのですね。
太いだけでなく、モールドのエッジも丸くなっているのです。
この辺りは、イタレリやちょっと前の中華キットを見ている感覚。
太く、ダルいモールド。
これが大きな欠点となってしまうキットでした。
一つ買ってみて内容が気に入れば、もう一つ追加で買ってしまおうと思っていたのですが、今はやめておきます。
誤解のないように繰り返しますが、ダメなキットではありません。
充分に好キットです。
ただ、私が比較しているキットのレベルが高すぎるのだと思います。
例えば、タミヤのF-16であったりハセガワのSu-33など、あの辺りのスーパーキットを理想としてF-15を期待してしまったので、落差が激しかったということです。
おそらくですが、モールドの太さも、墨入れの濃さを機体色とあまり変わらない色にしてやれば、ちゃんと塗装した場合、そこまで違和感はないと思われます。
極論、下地黒からグラデーション塗装をして、墨入れしないようにしてもいいかもしれません。
やはり、ディテールなど細部に、メーカーの持つ技術力が最も顕在化してしまうのでしょうね。
もう一つ買うべきかどうか、悩んでます。
いま買わないと、数年は再販がかからなそうですしね。プラッツの場合。
最後に、仰天したキット。
フリーダムモデルキットという台湾の新興メーカーから、なんと1/48でF-20が発売されます。
メッチャ楽しみ!
大好きなんですよ。F-20タイガーシャーク。
ご多分に漏れず、私もエリア88でこの機体が好きになりました。
大人になって、飛行機のことを色々と調べて、F-20という機体がどういうものだったかわかったとき、夢と現実は必ずしも一致しないものだということを学び、一つ成長しましたけどもね。
新興メーカーなので、一体どんなレベルのキットになるのか、まったく見当もつきません。
が、最近のアジアメーカーはいきなり80点のキットを出してくるイメージなので、そこまでおおハズシはしないような気がします。
GWH、AFVクラブ、HKモデル。どれも、タミヤハセガワにはディテールの質感は劣りますが、かなりキレのあるキットを最初から出しています。パーツの合いなどの部分は知りませんけども。
なので、勝手に期待して予約しております。
これは、48F-20が届く前に、ハセガワ72のF-20を作って前祝いしないとダメかな。
発売予定が今月だから、間に合うかどうかわからないけども。
ついこの間発売されたエデュアルドの1/48スピットファイアMK.XVIも素晴らしいキットでした。ちょっとMK16の胴体だけ梨地な気がしましけど。
そんなわけで、まだまだ楽しみなエアモデル業界。
今後も、ドシドシ、素晴らしいキットが出てくることを願ってやみません。
できれば、国内メーカーにもっと頑張ってもらいたいのですけどもね。
今回は整面作業から塗装までやりました。
ペーパーがけをして合わせ目を消した後、すべての組立て接着を終えたところです。
タミヤの標準ではありますが、パーツの合いは完璧で、ペーパーがけが凄く楽です。
特に、1992年製のハーディガンをやった後だと、段差もほぼないタミヤのキットは「え?」というくらいあっけなく終わりました。
今回から、キャノピーの接着は、これを使います。
適当に、近所の西友の文具売り場に売っていた接着剤です。
シアノアクリレート系接着剤でキャノピーを接着するのに限界を感じていたんですよ。私。
やり直しが聞かないし、簡単に白化するし、挙句失敗したらどんどんズレが大きくなっていってしまうし。
イイことない!
というわけで、もっと簡単にできる接着剤を開拓しようと、今回はこれを使ってみました。
いや、楽です。
接着強度は瞬着よりもないですが、そもそもキャノピーに強度は必要ありません。
むしろ、失敗してもすぐにはがせるほうがありがたいです。
しかも、この接着剤はゴムのような柔らかさなので、失敗しても接着剤を接着面からはがすのが簡単です。指や爪楊枝でゴリゴリとこするだけで、簡単に取れます。
なので、失敗が怖くありません。
オマケに白化しない。これ、重要。
凄く簡単になったので、暫くはこれで行こうと思います。
んで、ワンパターンで申し訳ないのですが、お馴染みの工程で塗ります。
下地黒を塗って。
機体色A。
エデュアルドの指示に従って、Mrカラーの60番。RLM02です。
いつも通り、わずかなグラデを残しています。
いつも通りマスキングをして。
これまた指示通り、Mrカラー17番。RLM71で塗装。
写真と実際の色がだいぶ違うので、この色味は参考になりません。ご注意ください。
さらにマスキングして、
機体下面をMrカラーの115番。RML65で塗装。
全部、ビン生です。
初めて作る機体の場合、ビン生で色味を確かめてみると、後々自分のイメージに近づけやすくなりますね。
そうそう。この間、こんなものを買ってしまいました。
ずっと欲しかったんだけど、高くてなかなか踏ん切りがつかなかったハンドピースです。
クレオスの0.18mm。
今後、ドイツ機を作るにあたって、モットリングは避けて通れない塗装ですが、これを再現するのに、手持ちの0.3mmではどうしても不可能だったんですよ。
いつも塗装するとき、モットリングの練習をしていたのですが、やはり小さな斑点を作ることができませんでした。
もともとキットが欲しいのであって、道具に興味があるわけではありませんから、こんな高価なハンドピースを買うつもりはなかったのですが、色々と調べてみると、やはりモットリングを塗装するのには、最低でも0.2mmのハンドピースは必要な雰囲気でした。
手持ちの0.3mmで済ますために、例えばマスキング用紙を使って、いつもみたいに適当な距離を離してマスキングすればぼやけたモットリングができるのではないかとも考えてみたのですが、やはり難しそうでした。
かといって、そこだけ筆塗りだと、これまた塗装が変になりそうで。
そんな時にストレスの溜まることがありまして、その反動で買ってしまいました。
使うのが楽しみなんですが、実はまだ暫くは使う予定がないのですね。
今回作っているエミールでモットリングをするつもりはないのです。
ま、G型とかの時に初めて使うかな?
そんなわけで、今日のBf109Eはお仕舞い。
また。
~追記~
7月は色々と話題となるキットが目白押しでした。
まずは、モデルグラフィックス付属のファインモールド製、1/72のF-14D。
やっと完結しましたね。
トムキャット好きは多数生息しているので、色々と厳しい意見が出てきていますが、私は素直にスーパーキットだと思います。
当然作っていないですから、このキットがしきりにアピールしているパーツの合いの良さはわかりませんが、少なくとも叩き込まれたディテールやアウトラインは秀逸だと思います。
惜しむらくは、一般販売ではないことと、総額でしょうか。
確かに高価です。武装まで含めれば9000円くらいしてしまいますからね。
が、これが海外のメーカーが出したキットだったらどうでしょうか?
高いと思いながらも、供給が不安定だし、円安だし仕方ないのかなと買うのではないでしょうかね?
なにしろ、ハセガワ以来、ほぼ30年ぶりとなる新金型ですよ。
間にはレベルやホビーボスなんかは確かにありました。しかし、レベルは売ってないし(私も持ってない)、ホビーボスは、私の目から見ても血が騒ぐキットではありませんでした。
そこに、ファインモールドから出るわけですよ。そして、あの出来ですよ。
噂を聞いたときに期待は否が応にも高くなってしまい、無駄にハードルを自分の中で上げてしまうわけですが、充分それに答えてくれるキットだったと思います。
間違いなく、素晴らしいキットですよ。
今後、A型の一般販売に関してはありそうな雰囲気ですから、もしかしたら・・・と期待してます。
次に、PLATZが出したF-15J。
数年前にフジミが出したF-15Eが大ゴケしたことで、私は半信半疑でした。
国内メーカーだからといって、無条件に信頼をすることはできないと。
フジミのキットも、それ単体で見ればなかなか好キットだったとおもうんですけどね。ディテールなんかもキレがあったし。
が、いかんせん、欠点が大きすぎた。
でも、大好きなF-15ですし、期待してしまうわけです。
金額もだいぶ高めなので、とりあえず一つ、予約してみました。
結論から言うと、スーパーキットには程遠い出来でした。
ダメなキットだとは思いません。
パーツ分割などもパネルラインに合うようにされていて、合わせ目消しなどの労力を減らせるような工夫がしてあるキットです。
が、ディテールが・・・運河モールドと呼んでしまってもいいようなモールドでした。
エアモデルらしい繊細さというかキレというか、そういうものに欠けるキットでした。
ディテールは確かに濃密なのですが、ここまでモールドが太いと、スケール感がないんですね。1/144のキットを見ているような感覚。
ところどころでそれなりに細いモールドにできているのですが、曲面のところでパーツの抜き角度のためか、凄く太くなっているのですね。
太いだけでなく、モールドのエッジも丸くなっているのです。
この辺りは、イタレリやちょっと前の中華キットを見ている感覚。
太く、ダルいモールド。
これが大きな欠点となってしまうキットでした。
一つ買ってみて内容が気に入れば、もう一つ追加で買ってしまおうと思っていたのですが、今はやめておきます。
誤解のないように繰り返しますが、ダメなキットではありません。
充分に好キットです。
ただ、私が比較しているキットのレベルが高すぎるのだと思います。
例えば、タミヤのF-16であったりハセガワのSu-33など、あの辺りのスーパーキットを理想としてF-15を期待してしまったので、落差が激しかったということです。
おそらくですが、モールドの太さも、墨入れの濃さを機体色とあまり変わらない色にしてやれば、ちゃんと塗装した場合、そこまで違和感はないと思われます。
極論、下地黒からグラデーション塗装をして、墨入れしないようにしてもいいかもしれません。
やはり、ディテールなど細部に、メーカーの持つ技術力が最も顕在化してしまうのでしょうね。
もう一つ買うべきかどうか、悩んでます。
いま買わないと、数年は再販がかからなそうですしね。プラッツの場合。
最後に、仰天したキット。
フリーダムモデルキットという台湾の新興メーカーから、なんと1/48でF-20が発売されます。
メッチャ楽しみ!
大好きなんですよ。F-20タイガーシャーク。
ご多分に漏れず、私もエリア88でこの機体が好きになりました。
大人になって、飛行機のことを色々と調べて、F-20という機体がどういうものだったかわかったとき、夢と現実は必ずしも一致しないものだということを学び、一つ成長しましたけどもね。
新興メーカーなので、一体どんなレベルのキットになるのか、まったく見当もつきません。
が、最近のアジアメーカーはいきなり80点のキットを出してくるイメージなので、そこまでおおハズシはしないような気がします。
GWH、AFVクラブ、HKモデル。どれも、タミヤハセガワにはディテールの質感は劣りますが、かなりキレのあるキットを最初から出しています。パーツの合いなどの部分は知りませんけども。
なので、勝手に期待して予約しております。
これは、48F-20が届く前に、ハセガワ72のF-20を作って前祝いしないとダメかな。
発売予定が今月だから、間に合うかどうかわからないけども。
ついこの間発売されたエデュアルドの1/48スピットファイアMK.XVIも素晴らしいキットでした。ちょっとMK16の胴体だけ梨地な気がしましけど。
そんなわけで、まだまだ楽しみなエアモデル業界。
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