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ノーブランドのストライクガンダムさんを弄り続けます。
って、このセリフ。前にもどっかで・・・。
しっかし、これ、ストライクフリーダムガンダム。物凄く売れているみたいですな。
豪華仕様とノーマル仕様とがあるようで、豪華な方は、ほとんどどこに行っても売り切れ状態のようです。
値段が7000円以上するものなのに、ここまで爆発的に売れるとは・・・。
SEEDって人気あったのかな?
しかし、バンダイさんも憎いことをやりましたね。私はどっちも買わないでしょうが、同時に2つの仕様を発売して、ユーザーに選択権を持たせてくれるってのは良いと思います。
ようやく分かってきたかな?
と思いきや、実は違うんですね。
豪華仕様は最初、クリスマス商戦のための限定版ということだったとか。だから、物凄い勢いで予約が殺到し、どこを見ても売り切れになったんですね。
今しか手に入らないから。
しかし、その後、豪華仕様の売れ行きに気を良くしたバンダイさんは、「限定にするのは勿体ない」ってんで、これからも作り続けることに大決定したんだとか。
約めて言えば、こうです。
ユーザーのことを考えて2通りの商品を同時発売したのではなく、クリスマス商戦のためにやった企画が予想外に好評だったので、結果的に、これからも続けていくことになっただけ。
自社本位が、たまたまユーザーの願いと噛み合っただけのことです。
哀しいですな。
さらに、爆発的に売れたのは、限定版という情報が最初にあったためなんですね。
その証拠に、みてください。ノーマル仕様はどこに行っても買えますよ。豪華仕様に売り上げの半分を取られたとしても、これは誤魔化しきれませんね。
今しか買えないというステータスが、ここまで売り上げを引っ張って来ただけです。
最初からいつでも買えると分かっていたら、ここまでは売れなかったんじゃないかな?
さて、今日はストライクガンダムさんの腰を作ってあげましょう。
人間、なにをするにしても腰が大事ですからね。歩くのも走るのも物を持ち上げるのも、うどん粉を捏ねるのだって、腰ですよ。
そんな動きの中心となる腰です。丁寧に作ってあげましょう。
第一段階。
腰の基部ですな。
腰アーマーを動かすために、前と左右にポリが使われております。
このキットでいつも気になるのは、パーツ分割の場所です。
腰基部を見ても分かりますが、関節となる棒の部分、この画像なら股関節のボールジョントの♂ですが、これをいつも真っ二つに切っているんですな。
これだと、♂が折れ易くなるんじゃないでしょうか?
もう何mmかどっちかにずらせば良いだけだと思うのですが。金型製造のコストもそれほどかわらないでしょうし。
挟み込みの位置が変わることで、ポリなどを仕込む箇所を作るのが大変になるのだったら、♂の部分だけ迂回して分割すればいいし。これはMGでもやっていることですね。
なぜやらないのか?よく分かりませんな。
で、基部に外装をくっ付けていきます。
第二段階。
こんな風になりました。
MGみたいに、アーマーの裏パーツをくっ付けるようになっているので、細かな色分けもできていますね。
大変結構です。
その他、細かいモールドもかなりカッチリと入っていて、ディテールも良いと思います。
ちなみに、
腰前アーマーはこんなに動きます。180度回転ですよ。脚の可動をまったく殺さずに済みますね。
しかも、見えるでしょうか?MGでは標準仕様となっている、アーマーの裏側のモールドも、そこそこ再現されています。
しかし、残念なことに、後ろアーマーは完全固定式で、腰基部にがっちりとくっ付いています。
よって、稼動しません。脚の可動を殺しまくりです。
この辺は、各自勝手に工作しろということでしょうか?
ま、気が向いたらやるかも。
実際のところ、後ろに脚を曲げることなんて、あまりないんだけどね。
おっと、取説の順番が変になっているお陰で忘れるところだったぜ。
腰横アーマーですな。
それぞれ、2つのパーツでおしまいです。
パーツ別けされているところには、こんな可動ギミックがあります。
なんに使うのかな?
さて、横アーマーを合体させ、両脚をくっつけて、下半身完成。
見てみましょう。
でかいね~。
デキはかなり良いと思いますね。腰部分は予想外にディテールに凝っていたので、メカニカルです。
ただ、やっぱりエッジがちょっと甘いかなとは思いますが。
さて、可動確認。いってみましょうか。
がに股。
股関節のボールジョイントしか使ってない割には、結構曲がりますね。
同じ構造の百式さんよりは全然曲がります。百式さんは、あんまりがに股にできませんから。
クロボンさんと比べるのは酷でしょう。彼は腿の付け根に回転軸があって、360度回転できますからね。
次ぎです。
前後。
前には90度曲がります。アーマーが異様に動くお陰ですね。
しかし、後ろのアーマーは稼動しないため思いっきり干渉して、20度くらいしか曲がりません。
残念。
次ぎ、横に曲げてみましょう。
かなり開くと思います。
足首もかなり曲げられますから、踏ん張ったポーズとか容易にできるでしょうね。
さて、恒例の比較研究です。
下半身が出来上がった1/60の破壊力や如何に?
でかいよ、とうちゃん!!
とうとう百式さんを超してしまいました。まだ下半身だけなのに。
こりゃあ、本当に置き場所に困ることになるぞ?
今更ながら、その破壊力に恐れをなした私です。
では、また。
この間、アマゾンでF91が37%引きだったのを見つけて、二日間悩んだ末、その安売りっぷりに負けて買ってしまった私です。
皆さん、寒い中、如何お過ごしでしょうか。
だーってさぁ~、あのかっちょええF91がですよ。クロボンの双子の兄(構造的に)がですよ。元が3360円の代物が、たったの2100円で買えるんですよ?
そりゃさ、「なんとぉーっ」て言いたくもなるさ。
http://www.bandaigames.channel.or.jp/list/ps2_gundam_climax/movie/movie.html
のプロモVの第2弾。最後のほうで、叫んでますね。
こういう気合い。私は大好きです。叫びというより、咆哮。これですね。
でも、バンダイのゲームは買わないほうがいいと思います。99%の確率で糞ですから。
小中学生のなけなし小遣いを、何だと思ってるんだ?
キャラゲームってこんなレベルでも売れるんだと、ある意味感心しますが。
このゲーム。PVを見ている分には、かなりムービーは綺麗ですよね。巨大なMSの動きが綺麗に表現できていて。
作っていた人も、「ちょーかっけーよ。俺のCG」とかいいながら、自己満足の中で、激しくオルガズムに達していたんでしょうねえ。
ええ、ガンプラと同じです。
F91の主題歌。eternal wind。歌手は森口博子(元気か?)。この曲が大好きだったりします。
公開当時、小6だったと思いますが、この曲を友達がなぜか持っていて、ガンダムに使われているとは知らずに、テープにダビング(死語)してもらったんですね。なので、印象は強いです。
上のPVでも使われていますが、もっとハッキリ聴こえるものを。
http://youtube.com/watch?v=3rqjHyX3lQU&mode=related&search=
こんな曲なんですが、いいですね。
この曲で凄いと思うのは、ハープです。題名通り、(永遠の)風というテーマを、詩以上にハープが表現しているんですよね。ここに音を重ねていくのがいいんですよ。
静かな風が沸き起こり、徐々に風が強まっていく。そして曲の終わり際、一陣の強風が吹きすぎて、強い向かい風も止むと。
アレンジした人、凄いセンスだと思います。
たいして美人なわけでもないのに、それなりに人気のあった森口博子。私は好きでした。頭の良さと性格が。
歌上手いですしね。アイドルとは思えませんよ。
さて、今日はストライクガンダムさんの脚を作ってあげました。
ええ、でかいですよ。
早速、見ていきましょう。
第一段階ですな。
これ、どうやら膝フレームとなるようです。膝下と腿を繋ぐパーツですね。
右の丸っこい棒は何かというと・・・後で分かるでしょう。
これらのパーツを脛フレームに挟みます。
こんな感じ。
棒は、足首とのジョイントだったわけですね。
フレームといっていますが、MGと違って内部フレームはありません。当たり前ですが。
膝下だけ、フレーム部分が露出するデザインになっているので、こういう内部構造的なパーツを作っているのでした。
で、続き。
脛に装甲を付けます。
こんな変な装甲になっているが故に、フレームみたいな構造になっていたわけです。
説明書によると、フェイズシフトとかいう機能を持っていて、物理的ダメージを減らすため、装甲を移動できるらしいです。なので装甲が少ないみたいです。
説明書を熟読しましたが、フェイズシフトとは具体的にどういうこと指すのか、さっぱり分からなかったことを、ここに告白します。
ともかく、次ぎに移ります。
写真の枚数を減らすため一気に纏めてしまいましたが、左上が足首となるパーツと装甲。左下が腿です。
これらを組むと、右の様になり、完成というわけです。
腿の構造は、ほぼ旧キットと同じ構造です。モナカ式で、中にポリを仕込むだけ。
こういうのを見ると、最近のMGがいかに優れているか分かります。
足首ですが、ここはかなり優れた構造になっています。
が、話が前後してしまうので、説明は後で。
このキットの膝関節は、以下のような接続方法を取っています。
完全に旧キットと同じです。挟み込みによる接続。
これはかなり厄介ですね。
塗装する人は、一気に作業ができないわけですから。
まず膝下の合わせ目消しをした後に塗装を済ませ、のちに腿と合体させて、腿の合わせ目を消して、膝下に塗料がかかってしまわないように保護してから腿を塗装。
合わせ目消しの待ち時間だけで、4~5日。ちゃんとする人なら一週間の無駄ができてしまうわけです。
待ちきれないときは、瞬間接着剤を使いましょう。
1990年代前後から、ブロック・ビルドアップ・システムとかなんとか。つまり五体各部分を完成させて、後から接続できる構造になっていたのですが、このキットは、20年前と同じような構造に退化していますね。
この辺も安さの原因?
それとも、巨大さ故の、剛性補完?
ここまででお分かりと思いますが、このキット。合わせ目満載です。
ほとんどすべての部分でモナカ式を取っているため、しかも合わせ目の位置がど真ん中にくるため、結構大変な作業になりそうです。
しかし、私は今のところ合わせ目消しをしておりません。なぜか?
万が一、手を入れたくなった場合に接着してあると困るから。
本当に改修をするのかは不明ですが、とりあえず仮組みとして、今は組み立てていこうと思います。
が、ここで問題発生。
キットがでかいからなのか、金型の精度が低いからなのか、パーツを固定する部分(穴とピンですな)の噛み合いがキツイのです。差し込むだけで、ヘタすると破損しかねないくらいです。
なので、一旦組むと、外すことが困難です。それこそ、破損覚悟になります。
破損は嫌です。当然、知恵を絞ります。
で、やったのが上の写真ですな。ピンが斜めに切られているのが分かるでしょうか?
こうしておくとピンの差込が甘くなって、固定はされるが外し易くなるのです。玄人の人はもっと賢いやり方を知っているのでしょうが、素人の私にはこれくらいしか思いつきませんでした。
というわけで、一旦、こんなやり方で組み上げて、その後にまとめて合わせ目消しを行いたいと思います。
いちいちピンを切るのは面倒だし、凄く無駄な手順を踏んでいるような気もするんですけどね。
ま、旧キット基準の人間ですから、このくらいなんともありません。
そんなことを言っている間に、もう片方の足も完成しました。
どうでしょうか?フォルムは。
私的には及第点です。格好悪くはないと思いますよ。
ただ、どうかと思うのが踵です。踵の部分に覆いというか装甲というか、そんなのがないお陰で、思いっきりサンダルしていますね。簡単に脱げそうです。
これはちょっと格好悪いかな・・・・。
膝下が短いようにも感じますが、足首が長いので、これはまあいいでしょう。
じゃ、可動範囲を確認してみましょう。
HGUCでもMGでもPGでもないタダのノーブラだが、ほんの数年前に発売されたばかりのキット。
その性能や如何に?
横に倒してみました。
かなり曲がりますね。クロスボーンガンダムさんと五分くらいです。百式よりは確実に曲がってます。
こんなに曲がる理由は、脛装甲が短く、足首パーツが細いからなんですね。なので、上下にある装甲に干渉されにくい。
胴体から見て、外よりも内側の方が曲がるようです。
次ぎの確認。
向かって左がすべての関節を後ろに曲げた状態。
右が前に~です。
後ろにはかなり曲がります。
膝は90度くらい曲がりますし、足首にいたっては、私が作ったどのガンプラよりも曲がります。
クロボンより上ですよ。
翻って前ですが、まったくと言っていいほど曲がりません。
膝はそれでいいとしても、足首は少しでいいから前に曲がって欲しかった。
足首が前に曲がると、格好いい立ち方ができるんですよね。
さて、ストGさん(すと爺さん?)。旧キットみたいな構造をしているくせに、なぜか膝に二重関節を使っています。そんな高等な関節技を持っておきながら、なぜ90度しか曲がらないのか。
原因を探ってみましょう。
これが理由です。
左が、二重関節の上の部分だけを限界まで曲げた状態。
右は、二重関節の下の~。
つまり、上の関節がまったくといっていいほど役に立っていません。
どこの職場にも、こういうおばちゃんが必ずいるものですな。まったく貢献していないくせに、態度はでかい。
次ぎの可動確認はこちら。
足首を横に回転です。
すんごく曲がりますね。
さっきのもそうですが、このキット、足首の可動範囲は最高クラスなんではないだろうか?前には曲がらないけど。
一体、どういう構造になっているのか?
こうなってました。
分かります?実はここも二重関節になっているんです。ただ、普通の二重関節とはちょっと構造が違いますが。
足首パーツがありましたね。こいつと足が接続する部分がボールジョイントになっています。
んで、それの可動を補完するために、足首と脛の接続部に可動軸があるんですな。それが、足首側に見える棒です。
上から2枚目の写真を見れば、その可動軸が写ってます。
これが後ろに倒した時にかなり曲がるので、足首を伸ばせるわけですし、横回転の時は回転軸となるわけです。
足首を別パーツ化して、可動軸を増やすこの技術。MGにも取り入れればいいのにな。高性能だよ。
もしかしたらあるのかもしれませんが、今まで作った中にはありませんでした。
曲げた時、おかしな感じになるってのは確かにありますがね。
人間で言えば、脛が曲がっているわけですから。
じゃ、今日の比較を行ってみましょう。
1/60の破壊力をご堪能下さい。
はい、どーん。
何も言う必要ないですね。凄まじくでかいことが、この画像からも分かっていただけるかと思います。
脚だけで、クロボンさんを超え、百式さんと同じくらいの高さにまでなっております。
1/60は快楽です。
じゃ、今日はこの辺で。
また明日。
こんなに大きいストライクガンダムさんですが、小さな子供をターゲットにした物であるせいか(その割りに3500円か7000円という値段)、カラーになっていたり、つくる部分(腕)とかごとに写真を載せて、これからここの作り方を説明しますっていう分かり安い構成になっています。
考えてみれば、これも含めて普通のガンプラの対象年齢は8歳以上(未満のお子様には絶対に与えないで下さい。とか書いてある)なのに対して、MGは15歳以上です。ターゲットは大人と、完全に割り切っているんですね。ま、お陰で、パーツが鋭利になったり細かったりする造型も、安全面の配慮という名の下、ほとんど妥協しなくても済んでいるわけです。
対象年齢なんて、みんな無視してますが。
でも、高校生から二十歳くらいの年齢って、一番模型を作らない年代って感じがします。一番活動的であるが故に、粘りや地道な作業が苦手な年齢だと思うからです。
子供のためなのか、説明書の1ページ目に漫画みたいなのが載ってます。
「ガンプラって難しいんじゃないの?」
「そんなことないわ。この2つの道具(ニッパー、ピンセット)があれば、作れるのよ」
「簡単なんだね!!」
こんな感じで、胸にBANDAIと書かれたシュールなエプロンを着た、ポニーテールのおねーさんが、優しく教えてくれます。
私が小学校の頃は、道具などなにもなくても作ってましたよ?
パーツを切り取るときは、あればハサミ。なければ、力尽くでもぎ取る。
そりゃ、作っている最中に壊れますよ。
ポニーテールは好きです、私。絵自体はアレでしたが。
そんなところはいい加減に読み飛ばして、楽しみである設定を熟読します。
巨大人型ロボットアニメという超非現実的な物に、必死で細かい設定をつけているところが楽しいんですよ。
性格悪い?
ってか、ジェネレーター出力とかスラスター推力とか、意味も効果も分からない数字を考えるより、ドラゴンボール的に戦闘力という数字で纏めた方が分かり安いですよね。
あるいは、「いいぞ!」「かなり」「まあまあ」「ちょっと・・・」「ダメじゃん」と五段階評価とか。
一年戦争当時なら、「いいぞ」はジオング。
「かなり」はガンダムとシャア専用ゲルググ。
「まあまあ」はガンキャノンやドム。
「ちょっと」はガンタンクやグフ。
「ダメじゃん」はジムやザク、となるわけです。
分かり易いですよね?
マニアが怒りますかそうですか。
さて、取説に書いてある設定ですが、それによると、ストライクガンダムさんは、MS史上初めて携帯用のビーム兵器を持つことに成功したんだとか。
アレ?これってファーストじゃないのか?ってことは、SEEDって宇宙世紀とは違うのか。今更?
しかし、同じ設定を焼き直すとは。
本当に、ガンダムってのはおんなじことばかりやってますよね。個人名とMSデザインとMSの名前が変わるだけで。
アムロもカミーユもジュドーも、たまたまそこに居合わせただけの民間人の子供。
アムロもカミーユもF91の主人公(シーブックだっけ?)も、親がガンダム開発に携わっているらしいし。
みーんな、可愛い幼馴染がいるし。
綺麗なおねーさんもいるし。
顔も知るはずのない敵に、なぜかライバルがいるし。
すべて同じですね。
富野君、君って・・・・。
説明書は、本体部分と付属武器部分とに分かれていて、強引にホッチキスで留めてあるのが分かります。完全に流用完備ですね。
さすが、バンダイ。経費削減は徹底してますな。
これくらいユーザー思いになってくれたら、文句の無い会社です。
商品展開や、その他いくつかムカつくことはありますが、バンダイのプラモデル部門は、結構いいと思っています。他と比べて安いし、取説も親切だし、パーツ請求も使い易いです。
他のメーカーのパーツ請求なんて、パーツ単位ではなく、ランナーごと請求になってしまいますからね。その分、高くなります。
なによりも、キットのクオリティが高いですよね。
さて、今日はストライクガンダムさんの足を作りました。
でかいです。非常に。ガキの頃は1/100ですらでかいと感じていました。復帰して以降はMGを中心に作っていたので、その大きさに慣れていました。
が、そんな感覚を一刀両断するくらいでかいです。
そのデカさ。ほとんど快感です。
では見ていきましょう。
足の構造は非常に簡単です。
はい、終わり。
複雑な構造をもつクロボンを作った後だからでしょうが、その単純な構造に驚きます。ですが、合わせ目はないです。楽チン。
見ての通り、土踏まず関節はありません。なので、ポーズの自然さは落ちることになるでしょう。
この辺が、大きい割りに安い原因でしょうか?
ま、MGでも土踏まず関節がちゃんと上下に可動するキットの方が少ないんですけどね。
ほとんどの場合、スライドするだけだったり、別パーツに見えるようにしただけだったり。
作っている最中、その足を手に持ちながらデザインナイフでショリショリと削っていくわけですが、手に持った時の手応えが半端ではありません。
足の小さいクロボンなどでは指2~3本で支えて削るのですが、こいつですと片手全部を使って持てます。
非常に安定、安心で削れます。
では、ディテールなどを見ていきましょうか。
かなりもっさりしていますね。
モールドも少ないし、足の裏の穴はスラスターなのか気分的に付けたデザインなのかすらよく分かりません。スラスターを意識した色で塗ってもいいんすか?
この辺は旧キット基準の私です。特にきになりません。しかしです。もっとヘンテコなことがあるんです。
ご存知の様に、私は「利きガンダム(→フォルムやバランスの分析する能力の意。俺語」ができません。上腕が長いとか、腿が太いとか、つまりここのバランスはこうした方が格好いいという感覚を持ち合わせていない人間です。
が、それでもこの足は間違いなく格好悪いと思います。
この格好悪さの原因が、モデラーのよく言う、所謂エッジというやつか?角が全部死んでいるんですね。丸っこくなっていたり、大きなC面があったり。
しかも、直線なんだろうと思われる(このガンダムのデザインを知らないので)面も、変な曲線で構成されているのです。微妙に曲がっているのですよ。
お陰で、メカニカルな印象はまったくなく、赤いクッションを踏んづけた足みたいなんですね。赤いところがいかにも軟らかそうです。
さて、どうしたものか?
早くも、このキットに対する情熱がなくなってきました。
思い入れもない機体だし、格好悪いし。いいのはでかいところだけです。
模型作りには必要ですからね、passion は。
困りました。
高性能で格好いいクロボンを作った後だから余計に、なんだろうとは思いますが。
いくらか削ったりすれば、格好よくなるのかな?
ま、格好悪く思い入れがない分、無茶し易いし、もしかしたら手を入れるかもしれません。
その場合、でかさが足を引っ張るわけですが。
さて、今回から、そのデカさがもたらす破壊力を体感するため、クロボンとは違った比較をしていきましょう。
比較に協力してくれる皆さんはこちら。
クロボンさんと百式さん。
小さめな1/100のクロボンさん。その超MG級の精巧な造りと、無印ガンプラとの構造比較もできるでしょう。
百式さんは、100ガンダムさんの代わりです。というのも、100ガンダムさんは弄りすぎて、元のスケール感がかなり変わっているからなんですね。
なので、それなりに忠実であろうはずの素組み百式さんにご協力頂くことになりました。
こうして並べてみると、大きさの差がよく分かりますね。頭一つぶんとちょっと、身長が違います。
同じポーズを取らせてみましたが、駄目ですね、百式。
脚をがに股にするための可動範囲が極端に狭いため、いまいちハッタリの利いたポーズをビシっとできません。股関節の性能の違いが原因ですな。腿に回転軸もないですし。足首は結構動きますが、脛パーツが干渉して横に回す(?)ことがほとんどできないです。なので、膝と同じ方向にしか、爪先を向けられない。
クロボンを作った後だと、つい3ヶ月前まで素晴らしいキットだと感じていた百式が、「まあまあ」に変貌してしまいました。知るって怖いです。
素立ちしている分には遜色ないと思うのですが、ポーズを付けるとね。下半身の可動性能が劣りますから。
銃を持つと、肘をこれ以上曲げられないのも辛いです。
ま、いいです。模型にとって、可動とは付加価値ですから。
このポーズ。スペースは食うんですが、結構気に入っています。なので、これから私の家ではこのポーズが基本とさせていただきます。
命名。「もののふ立ち」。
イメージは「寄らば斬る!!」です。
では、巨大さがもたらす破壊力を存分にお楽しみください。
でか!!
なんなんだ、この違いは。百式の倍、クロボンの4倍はあるように感じます。
試しに足のサイズを測ってみます。
クロボン、4.4cm
百式、6cm
ストライクガンダム、8.5cm
むう、クロボンの倍の長さか。
こうして見ると、クロボンと百式も、かなり大きさが違うことが分かりますね。これで同じ1/100なんですから、面白いです。百式は足が大きいほうだとは思いますが。
計算してみると、百式の足は1/60スケールだと10cmほど。やばいくらいでかいな。
これぞ馬鹿の大足?
ま、こんな感じでチマチマと作り、比較していきたいと思います。
でも、あれだね。クロボンやってて知ったんだけど、比較しながら作るのっては楽しいね。
モチベ再燃?
しかし、チンタラペースで作っているので、今年中には完成しないかな。
なので2006年のトリを飾るのは、事実上クロボンさんとなりそうです。
じゃ、また。
アメリカでは、Wiiのコントローラーを巡って、訴訟が起きているようですね。
なんでも、「コントローラーが手からすっぽ抜けてTVを壊した。これは構造に欠陥があったからだ。弁償しろ!!」ってなことらしいんですが。
馬鹿ですねえ。さすが、訴訟と利己主義の国、アメリカ。
民度の低いことやってます。「マクドナルドお婆ちゃん訴訟」といい、アメリカは凄まじいですな。
自分で危険を予測して注意するってことができないお子様が多いみたいです。
さて、今日からまた、新しいキットの作成に入ります。
前回のキットは最新(2006年12月19日現在。あと3日で最新の座は奪われます)のMGであるクロスボーンガンダムでした。
クロボンさんは小型MSという設定から、普通の1/100より一回り小さくなっています。その身長は16cm。通常の1/100だと20cm弱なワケですから、たしかに小さいです。
そんな小さなキットを作った後だからこそ燃えるのはこれだ!!
今回作成するキットは、
「1/60 ストライクガンダム+ストライカーウェポンシステム」
であります。
いままでSEEDなぞに興味はないといっておきながら、なぜSEEDのキットを買ったのか?
単純に、買うまでよく分かっていなかったってのもありますが、それだけじゃないんです。
これには深~いワケがあります。話せば非常に長くなります。
つまりです。
でかいガンプラが欲しかった。
これです。これに尽きます。1/60は、ガンプラのなかで最大のスケールですからね。
1/60ってのは、私が子供の頃からの夢なのですよ。圧倒的な大きさ。存在感。
ウム、でかいな。
この満足感が欲しいのです。でも、今まで造ったことがありませんでした。子供の頃は高嶺の花でしたしね。
なので、今回は子供時代の復讐戦ということもかねて、1/60を手に入れたわけです。
でも、でかいだけじゃ駄目なんです。というのもでかければでかいほど、塗装が大変になるからです。
相変わらず筆で頑張っているので、塗る面積の増加は二次関数的に労力を増大させるのであります。
なので、でかくても、なるべく塗る必要のないキットがいいのです。
以前、1/60Zが欲しいと書きましたが、旧キットの1/60は、塗装の面で面倒臭いこと山の如しなので断念しました。
それで探すわけです。塗装がそれほど必要ない1/60はないかなと。
そう、ありますね。パーフェクトグレードです。確かに塗装は要りません。最近のキットなので、クオリティも高いです。
が、こんなもの買ってたら、飯代にも事欠くようになります。平気で1万~2万ですからね。阿呆かと思うわけです。どこにそんなに金をかけているんだと。
つまり、PGは金銭的理由から買いたくない。
そこで安い1/60を探すわけですが、1/60スケール自体一般化したものではなく、種類が少ないんですな。
ようやく見つけてもかなり古いキットで、塗装が・・・ってなるわけです。
そこで発見したのがこいつだったわけですよ、親分!!
調べてみると2002年末に本体が発売され、それから数ヵ月後の2003年春あたりにこのストライカーウェポンシステム付きってのが出たらしいんです。
この辺の商品展開、クロボンとなんら変わりありませんな。
一気に出してユーザーに選択権を与えるのではなく、出し惜しみすることで「出ないだろう」と諦めさせて買わせる。後に追加バージョンを出す。んで、悔しい思いをしているユーザーに両方買わせると。
バンダイさんは、ほんとねえ・・・・。
ユーザーフレンドリーにやると玩具製造をしている企業って潰れるものかな?だったら文句は言えないけど。
信頼性からくる購買力の増加と、抱き合わせ販売に近い、鬱陶しい商品展開からくる収入増加。どっちが大きいんだろう?
で、2002年のキットですよ。私からすれば、ついこの間ですよ。新しいのです。
時代的には1995年開始のMGも円熟期に入り、平均的クオリティも格段に上がってきた頃ですよ。
当然、リサーチ開始です。グーグル先生、教えて~。
結果、新しいお陰で色分けもかなりできていて、塗る必要がないっぽいんですね。
それだけ造り易くて、本体だけだと3675円。増加武装付属バージョンだと7350円です。安いです。あ、値段表記は全部定価です。
増加武装ってのは3種類あって、それがすべてついてくるわけです。相当なボリュームです。なので値段も倍なのですな。
本体だけで3600円ですから、これはお買い得です。
フォルムに難があり、塗るのも大変な旧キットと値段を比べて見ましょうか。
1/60ファーストガンダム:2100円
1/60Zガンダム:3675円。
ねえ?
ストライクGってどうやらPGでも出ているようで、値段を調べてみると、本体だけで14700円。背中バックパックが付いて19950円なわけです。このバックパックってのは上に書いたの増加武装の一つです。他の二つは付いてきません。
それでこのお値段です。
本体だけだと4倍。
付属も付ければ、3つと1つなので単純比較できませんが、2.5倍なわけですよ。
PGは確かに格好いいですよ。ぱっと見で分かるくらい、フォルムが違います。が、知りません、そんなことは。
大体、デカ物が欲しいだけで、思い入れなどないMSですから。
当然、PGは問題外となりました。
あとは本体だけを買うか、増加武装付属を買うかに絞られます。
素体だけだと、やっぱり寂しいんですね。特に背中からみると「何もない感」が漂っているんですよ。
実際、何もないわけですが。
付属を買うと、ゴテゴテと付けられるわけですね。なので奥行きとかがまして圧倒的に迫力があります。
そんな思考の果てに、付属版を買いましたとさ。どこに飾るか、本当に飾れるのかは不明ですが。
どうせ、1/60を買うのなんてこれが最後だろうし。実際、かなり邪魔だろうからね。
ところで、MGとかPGとかのブランドが付かない最近のキットははどう呼べばいいんでしょうね?80年代までは明らかに旧キットと分類していいでしょうが。
こういうのはほとんど新作発売されてないのですが、分類が困ります。
無印?ノーブランド?
ブランドが付かないだけで、お値段が半分以下になるなら、私としてはそっちを・・・。
ま、作っていくうちに、ブランドの価値が分かってくるでしょう。
ちなみに、無銘のキットを、私はこれからノーブランド、略してノーブラと呼ぶことにします。
前置きが長くなりました。
じゃ、ざっとランナー確認に行ってみましょう。
全景です。タグによると、このキットの生産は2005年12月だそうです。
ほっほう、丁度1年前ですか。
しかし、異様に場所をとります。
下においてある茶色の長方形。文庫本の皮カバーです。手垢で黒ずんでます。汚いですが、サイズ比較としておいてみました。
全部拡げると、1畳近いスペースをとります。
が、それほどビックリしなかったりします。
なぜか?それはEx-Sはもっと凄かったから。
箱の大きさなら、Ex-Sとまったく同じですが、ランナーごとのパーツ密度は圧倒的にEx-Sです。
ランナー枚数も、こいつは18枚、Ex-Sは20枚くらいだったかな?
当然、パーツも数えます。新しくキットを作るときの喜びですから。
パーツ数は373個でした。
ん~、微妙な数だ。サイズを考えて多いのか少ないのか。
しかもこれ、本体と武器が綺麗に別ランナーになっているんですよ。なので、別々に数えてみます。
本体:152個。ポリキャップ44個
武装:148個。ポリキャップ29個。
計:300個。ポリキャップ73個。ポリは全部使うか不明。
ちなみに、真ん中をぶった切っている畳の切れ目、ここから左が本体パーツ。右は武器パーツです。
少ない気がしますね、やはり。ポリが多いし。
クロボンはあのサイズで、しかもポリなしで258でしたからね。
Ex-Sは全部で611でした。
Ex-Sがどんだけボリュームのある1/100キットがか分かると思います。サイズが1.7倍の1/60を遥かに凌駕するボリュームですから。
ちなみに、PGのZガンダムは1000弱あるらしいです。
ま、ストGさんにはMGやPGと違って内部フレームがないから。
気になるパーツをみてみましょう。
これには普通に「ストライクガンダム」と書いてありますが・・・・
こっちにはウェポンシステムとあります。
元から、完全に別のパーツとして金型を造り、ランナーがすべて別けられている結果ですな。
このWSが発売された結果、素体の方は人気が急落したらしく、当時投売りに出されていたそうです。
いまでもたまにやってますよ。
hobby shop Tam-Rとかで。なぜか半額になってます。1/60で1800円とはこれ如何に?
武器なぞ要らんという人は、素体だけ買ってみるのもいいかも。最低限のものは付いてきますからね。銃とか盾とか。
その他、1/60の破壊力を実感してみましょう。
私、確認作業中、叫んでおりました。
「でけ~。デッケー。でっかいよ、おかあちゃ~ん」
キットの指と私の指。
でかいです。
さらに足。
でっかいです。
サーベル。
長すぎです。私の足(27cm)と五分です。
さらに長い得物がこちら。
サーベルより長いです。凶悪なサイズ感です。
満足です、私。
この満足感を得たかったのです。もうお腹一杯です。押入れに仕舞ってもいいですか?
さて、色々と語り、みてきたわけですが、最後に比較をしてみましょうか。
下の写真はノーブラとPGの完成写真です。
まったく違いますね。利き酒ならぬ利きガンダムの素人の私から見ても、その完成度の差たるや歴然なのを感じます。
でも、それに対して数倍のお金を出せます?
私は無理です。
じゃ、次回からは制作に入ると思います。
お腹一杯になって、仕舞い込んだりしなければ、ですが・・・・。
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