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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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今日のジェガン開始です。

ジェガンさん。漸く完成しました。ほとんど一月かかってしまいました。
たいしたことはまったくしておらず、ほとんど素組みなので、要するに手が遅いってことでしょうね。

ま、それでも、今回は色々と新しいことをやったので、知らないことを実験していくという要素が強かったですね。
お陰で、楽しくはあるんですがストレスもそれなりにあり、作業に入るまで結構エネルギーが要りました。

さて、完成したジェガンさんの雄姿を見てみましょうか。


正面
横
背面

って、あれ?なんかおかしくねえか?
ええ、すべて終わって、道具を片付け終わった後に気が付きましたよ。
腰の横についているサーベルラックと手投げ弾ラック。塗装し忘れた!!
あ~あって思いましたが、もういいやと。同じ色は作れないし。
ちゃんとチェックしながらやらないと駄目ですねえ。

いやはや。困りましたよ。
塗装には筆塗りの時に使っていた水性アクリル塗料を使っていたのですが、これがもう!塗膜弱すぎ。
墨入れの時にエナメル塗料を麺棒で落しますよね?この擦る作業だけで、塗膜が落ちていってしまうんですよ。
ちょっと呆れました。
その落ちた塗膜の名残が、右脹脛やバックパックなどに残っていますね。
他にも沢山ありますが・・・。

あとですよ。作業中にちょっと爪が当たったくらいで、アッサリと剥げるんですよ。
えぇ!!って言いたくもなりますよ。
こっちはね。調色したり、塗装を重ねたりしているわけで、簡単にリタッチはできないんですよね。

一回完成してしまえば、私は動かして遊ぶことはないので大丈夫かとも思いますが、作業中ってのはどうしてもあちこち負荷がかかりますからね。ある程度塗膜は強くあってくれないと。

今回のジェガンさんはほとんど実験のために作っていたようなものですから、精神的打撃はほとんどありませんでした。
しかし、これが必死になって作った物だったら・・・。
その痛み。想像するだに恐ろしいですな。

あとですね。〆の艶消しをスプレーしていたら、なぜか被りました。
原因はよく分かりません。雨の日でもないし。
最後の最後で散々失敗して、ジェガンさんは幕となりましたとさ。

根本的に、色もおかしいですな。緑っぽい白が目的だったのに、かなりザクに近い緑になってしまいました。
調色って難しいです。
あと、汚いですよ。全体的に。一見、汚しっぽく見えますが、ただ汚いだけです。


ずるい角度


では、キットレビューなんぞを。
20年前のキットなので、レビューをする必要もないかとも思ったのですが、まあ一応ね。
なんとなくこれまでやっていたし。


○キットのフォルム:8点
20年前ということを考えれば、このフォルム、プロポーションは秀逸だと思う。
というか、最近でているMIAとかを見ても、ほとんど変わっていないと思う。武器の類が若干大型化していて見栄えがするだけで、本体は変化が感じられない。
ということで、完成度は高いと思う。



○作りやすさ:5点
パーツが少なく、ただ組むだけなら簡単だが、合わせ目が全身隈なくあり、顔や肩などに至っては、細かいデコボコの中にまでヤスリをかけなくてはならない。
ま、これは旧キットすべてが持つ宿命。作ろうとする時点で、これに文句を言ってはいけない。
嫌なら旧キットは作らなければいいだけ。

○どれだけ簡単に綺麗に作れるか度:4点
全身のペーパーがけは苦にならないが、肩バーニア内部などのペーパーがけは大変。ヤスリをどうやってかければいいか分からない。
ペーパーを小さく切って、そいつをピンセットで挟んで擦るか?
塗装に関しては、意外と楽だと思う。鬼門は、バックパック関連。バックパック本体とスラスターの塗りわけだろうと思う。
私は筆で誤魔化し、筆でも届かないところは塗っていない。よく見るとおかしな感じになっている。
キチンとするには、スラスターノズルを塗装後にはめ込めるような工作をした方がいいと思う。
全体的にマスキング箇所が結構少なく、しかも直線的なので、それほど大変ではない。


○可動範囲:4点
個々の可動範囲にはあまり問題はない。
問題はボールジョイントが一切使われていないことと、上腕に回転軸がないこと。
これらの問題によって、自然なポーズが取れなくなっている。
でも股関節にボールジョイントを仕込むのはそれほど難しくないし、上腕回転軸の追加にしても同様。
なので、手間さえ惜しまなければ、幾らでも良くなると思う。
ただ、足首に関してはいまいち。接地性が悪く、ガバっと足を開いてもサマにならない。
 

○関節保持力:7点
今のところ問題なし。
元々が中身スカスカだし軽いので、それほど関節ポリに負荷がかからない。
ただ、ライフルをカッチリと保持できない。
ちょっと触っただけでずれてしまうのは、固定ピンもない可動指の宿命か。

 
○プレイバリュー:4点
それほど遊べるキットではないと思う。
付属武器も最低限だし、可動範囲も広いわけではない。
さらに、膝、肘、首、肩の関節♂が相当剛性の低い構造になっているため、ガシガシと動かしていると簡単に折れそう。

○置物的価値:6点
置いておくだけなら不足はない。
関節などを少し弄ってやれば、自然な立ちポーズで飾ることができると思う。

 
○総合評価:6点
可もなく不可もなく。そんなキット。
所詮はジェガン。ジムの発展系ということもあって、たいした思い入れもなくまた格好よさもそれほど求められていない。
ゆえに、雰囲気が出ていれば文句も出ないキットということが一番大きいと思う。
実際、プロポーションはいいと思うし、フォルムも問題ない。
問題は関節だけ。
関節にしても、置物と割り切ってしまえばちょっとの改造で充分なので、結果的には値段も相まってそれなりにいいキットという評価に落ち着く。


○お勧め度:6点
修行者向けの好キット。
構造が簡単なので、細かい技術がなくても簡単に弄れる上に安いという、実験台としては非常に優れたキット。
基本工作は必須になるし、MGなどの高額キットを作る前に色々と実地訓練をしたい人は、このキットを勧める。
って、それは旧キットならなんでもいいか・・・。
ただ、まともに作ろうとすると、キット本体よりも工作に使うパーツや道具の方が高くつくいうのも、いかした旧キットの味。



そんな訳で、ジェガンさんは終了です。
なかなかどうして。色々と学ばせていただきました。
結構、面白かったですよ。実験。

ま、そんな訳で、ジェガンさんの巻きは終了。

では。

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