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最近、タミヤが出しているスケールモデル。
1/32 エアークラフトシリーズ ロッキードマーチン F-16CJ 『ブロック50』 ファイティングファルコン
って奴が気になって仕方ない私です。
しかし、長い名前ですね。要するに、F16・ファルコンです。
F16って、戦闘機の中で一番好きなんですよ。その流線型が。横から見たのと上から見たのでは、全然印象が違う、不思議な機体ですね。
で、お値段ですが、なななんと定価13000円くらい!!
なんだってこんなに高いんだと調べてみると・・・・でかいみたいです。
1/32なんですが、元のサイズがよく分からないので調べてみました。
本物のサイズは全長15.03m。全幅9.5mだそうです。
1/32サイズですと、長さ47cm、幅30cmくらいになります。
これは、お値段以上に破壊力満点です。置くところがねえな。
ってなわけで諦めた次第でした。
閑話休題。
点数:9点。文句なし
寸評:アルセーヌ・ルパンシリーズの最高傑作。
奇岩城(奇巌城とも書く)。ご存知ですか?
アルセーヌ・ルパンシリーズの最高峰ですよ。
最高峰といっても、実はこの本、ルパンシリーズの初期のものなのです。4冊目だったかな?
ルパンシリーズは全部で26冊(?)だったと思うのですが、残念ながら、全部は読んでいません。
全部を訳出してシリーズ化している出版社って少ないんですよ。
この本に出会ったのは、私が江戸川乱歩を卒業し始めた時、小学校5年生くらいだったと思います。
それから幾星霜。何度も読み返しましたが、今でもたまに取り出して読んでます。飽きません。
出版社はマイナーでして(失礼!)名前を覚えていないのですが、この出版社のみが、全種訳出している(私が知る範囲では)貴重なものです。
訳もスマートで、上手。挿絵もあるのですが、鉛筆でササっと書いたハイセンスなデッサンみたいで素敵でした。
まだこのシリーズはあるんでしょうかね?あったら集めたいところですが、その後本屋で見かけたことがないので、おそらく絶版でしょう。アマゾンで調べても見つからないし。
やっぱり絶版かな。
内容は、ルパン対イジドール・ボートルレというお話です。
この本、詠めば読むほど、主人公はイジドール少年なのではないかと思います。
ある晩、いつもの様に、盗みを働いたルパン一味。
翌日、その現場に、興味本位から記者に変装し潜り込んだイジドール少年。
ちょっとした偶然から捜査に協力することになり、次々とルパンのトリックを見破っていきます。
そこから二人の対決は始まっていきます。
今回、脇役になっているルパンですが、この本が一番ルパンの性格(架空の人物ですが)を上手に描写しているかな。
峻厳かと思えば優しさを見せ、冷徹かと思えば激情に身を焦がす。
切れる男は、いつだって複雑なのです。
この本に出てくる奇岩城ですが、エギーユ・クルーズといって、実際にある岩です。
フランスはノルマンディー地方。エトルタの観光名所となっています。
奇岩城。見るからに変な岩です。
海岸にある大きな岩なのですが、形がなんと三角錐。しかも、回りの沢山の岩たちもおかしな形をしていて、異様な雰囲気を醸し出しています。
初めて見た人ならこれを天然物とは思わず、人口のものだと思うことでしょう。
エギーユ・クルーズの謎。それはフランス王家に古くから伝わる伝説。秘宝とも言うべきものでした。
マリー・アントワネットはその秘密を知らされた数少ない人ですが、翌日断頭台に上がったため、その秘宝が使われることはありませんでした。
マリーの旦那、ルイ14世がバスティーユ監獄に閉じ込めたこれまた伝説的な人物、鉄仮面。
彼がマリーが死んだのち、唯一秘密を知る人物でしたが、だれにもこれを明かさず死にました。
こうして、フランス王家の秘宝は闇の中へと消えて言ったのです。
だが、ルパンだけがその謎を解いた!!その力を蘇らせたのだ。
秘宝の力を駆使し、超人的な活躍を見せ、世界を操ったのだ。
そして今、少年イジドールがその秘宝の核心に挑む。
果たして秘宝の謎とは?
二人の対決の行方は?
それは読んだ人だけのお楽しみ。
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