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デ・ブ・降・臨
漸く完成しました。
今回で、ミラージュ・セレナさんは最終回です。
長かった・・・。
どうでしょう?滅茶苦茶格好いいですよね。
いや、キットが。私の塗装はそれほど貢献してませんが。
それでも、私は非常に満足です。
あ、最初に言っておきますね。
色は、ここまでピンクではありません。もう少し暗いです。ピンクがかった赤褐色です。
今回、照明を側において撮影したのですが、光源が近くにあるとどうしても表層の色が強く出てしまうようですね。
さて、言い訳はいいとしてです。
装甲色レッド。最初は気に入らなかったんですけど、見ているうちに気に入ってきました。
ダークレッドよりも派手で見栄えはいいじゃねえかと。
ちゃんとしたダークレッドを塗装できれば、また意見は変わるのかもしれませんけども。
そんな訳で、完成したセレナさんを見て行きましょう。
お約束の三面図。
ん~、格好いい。
しかし、側にある光源が一つしかないと、どうしても暗い部分ができてしまいますね。
壁がすぐ側にあると、陰ができてしまうし。
撮影って面倒。
さて、ミラージュ・セレナさんのお話です。
このキットでやったことといえば、
組んで、基本工作をして、塗装しただけ。
それだけです。至極普通です。まあ、一部、ポリ移植がありましたけども。
ほとんど当たり前のことをやっただけなのに・・・
一ヶ月と一週間かかったよ~。
まあ、雨の影響で塗装ができない日もありました。
実際、無理して塗装をしたら、カブった箇所もありましたし。数パーツだったので、あとで塗装しなおしましたよ。ブログには書きませんでしたけど。
それでも、ロスはたかが数日です。
記事回数にして言えば25回。
作業時間は、一日に付き、今まで作っていた旧キットの倍くらい。
塗装にいたっては、一日に付き2~3倍の時間を費やし、尚且つ倍以上の日数がかかりました。
総合の労力は、旧キットと比べて5倍以上にもなるでしょう。
MGと比較しても、かなり時間がかかるのではないでしょうか?
それでも、約束された造形がある。
それが、アーマードコアのキットなのです。
ACとMGの総パーツ数は同じくらいだとしても、MGは塗装しなくてもいいフレームなどに大量のパーツを費やしていますから、塗装にかかる労力はやっぱり少ないですよね。
ACは、すべてのパーツを塗装する必要があります。
ええ、無駄なパーツはないんです。
以前にも言いました。
漢のキットです。
まさしく。
三面図と一番上の写真で分かるでしょうか?今回はかなりグラデが上手くいきました。
写真では微妙に写る程度。肉眼でおぼろげに見えるくらい。これを狙っていたのですが、満足のいく結果です。
斜に構えて。
やっぱり、格好いいです。
格好いいロボットは、下手にポーズを取らせるよりも、素立ちの方が見栄えがすると思うのは私だけなんでしょうかねえ。
しっかし、阿呆みたいに塗装に時間がかかりましたよ。
そりゃね、私が悪いんですよ?
「サフ→黒下地→シルバーで黒を隠蔽&グラデ→装甲色」
ただでさえ塗装すべきパーツが多いACで、こんな手間のかかることをわざわざやったんですから。
今、キットを見ながら別パーツとして塗装したパーツ数を数えていたのですが、全部で169個ありました。
塗装の仕方によっても数は変わってきそうですが、私はマジで169個のパーツを4回塗ったのです。
計676個!!
あ、すべてを4回塗ったってのは嘘だな。シルバーのところは3回だし。
でもま、塗装しなおした箇所もあったし、600前後はやっているのではないかと。
もう、ここまで来ると、Ex-S全塗装なんて怖くないですね。
まったく、順番が間違ってるんだよなあ。
旧キットからなら、HGUC→MGって来てからACをやればいいのに。
顔周辺のアップ。
もう一丁、煽りでアップ。
ん~。素晴らしいです。
さて、莫大な手間をかけた価値はあったか?
ありました。間違いなく。
一つには、私自信の技術が確実に向上したと思います。塗装概念を学ぶという意味でもそうですし、より応用の利く方法論を獲得しました。
次に、キットの完成度はかなり上がったと思います。想定どおりの綺麗なグラデが出せました。塗装を3コートした甲斐があるってもんです。
最後に、装甲色を透過して、上手い具合にシルバーのメタリックな質感が出せました。控えめでありながら(ギラギラではなく)、見ればちゃんと金属。そういう感じで。
勿論、これは写真で確認することは難しいですけどね。残念ながら。
上の2枚、顔周辺アップの画像なら、若干分かるでしょうかね。
胸・肩・腕の装甲色レッドが、比較的分かり易いと思います。
ポーズは要らないと思うのですが、一応やっておきます。
前と同じポーズですね。
思いつかないんですよ。動かすの面倒だし。
しかも、光量が足りてない・・・。まあ、薄暗い方がスケール感は出るみたいですね。
生で見てもらえれば、写真とはかなり印象が違うだろうと思います。
写真では、表層の色が強く出てしまうし、グラデもあまり見えないし、なにより写真が下手ですから、綺麗に撮れてません。
まあ、そんな感じの適当な写真でしかお伝えできないのが、私のブログの哀しいところです。
写真をお勉強することは、これからもないと思うのですけど。
あと一つ。手に入れたものといえば、
根性。
やっぱり、これでしょうか。
何しろ、塗装フェイズだけで一日3~4時間。場合によっては5時間もの時間をかけて、尚且つ10日もかかってしまうキットを、手抜きをせずにやりきりましたからね。
サザビーさんとは違った意味で、根性が付きましたよ。
といっても、それは秀逸なデザインであり素晴らしい造形のキットだからこそできたことだと思うんです。
これが、今現在仮組み完了でなんとなく改造も始めてしまっているジムコマンドさんだったらどうか?
セレナさんにやったように、徹底的に時間をかけて、妥協せずに現時点での最高を目指した塗装なんて、おそらくできないと思います。
やっぱり面倒に感じてしまうでしょう。
元となるキットがいいからこそ、モチベも湧くんだと思います。
なので、ヤケに手間のかかったセレナさんでしたけど、私は別に苦ではありませんでした。
全体的に、物凄く楽しく充実した「遊び」だったと思います。
いや、ほんと、思いますよ。
よく遊んだなあって。
一つのキットで、こんなに楽しく遊べましたから。
特に、最後の塗装フェイズでの追い込みは凄まじかったです。なんとか今月中に終わらせたいと。急ぐ意味はなかったのですが、なんとなく切りのいい時に終わらせたかっただけです。
やってもやっても終わらない塗装でしたが、充実感があり、楽しかったです。
何だかんだ言っても、改造って消耗しますからね。楽しい部分もありますけど、なかなか結果が見えてこないから。
改造をすればするだけ、整面作業も二次関数的に増えていきますからね。疲れます。
改造を徹底的にこなし、なおかつ綺麗に仕上げる人って、本当に凄いと思いますね。
塗装ってものは、常に結果が見えますから、精神的に草臥れることが余りありません。
カブって塗装しなおしになった時も、普通にやり直してましたからね。
改造だったら、「え~!!」って叫んでいたことでしょう。
でも、失敗だってことが分かってから修正ができませんね、塗装は。
また最初からやり直すしかないという。
一発勝負。
塗装って本当に難しく、また奥が深いです。
素組みとの比較もしておきましょうか。
はい。光量がかなり違うので色味も変わっているですけど(整形色は、ここまで暗いレッドではありません)、それを差し引いても、全然違う色になってしまいましたね。
本当はこんな筈じゃなかったんですが・・・。
まあ、いいでしょう。今ではこの色味が気に入っていますから。
下地黒と中塗りシルバーが利いて、ピンクっぽい色合いではありますが、重厚さが出ていますし。
発色でいえば、ダークレッドよりも上ですしね。
さて、そんな充実した時間を提供してくれたセレナさんですが、今回で最後となりました。
もう、遊んでもらえません。ただ眺めるだけです。ちょっと寂しいですな。
まあ、沢山キットはありますから。
今回は、ヤケにシルバーを消費しました。本当に阿呆みたいに減りましたね。
スーパーシルバーを1本と半分使いました。ついでに黒も一本使いました。
そりゃ、そうですよね。下地に使っているんですから。
シルバーなんて特に、ほとんどの色にも入れていますし。
今回のセレナさんの思い出はとして一番印象に残っているのは、やっぱり塗装ですね。
特に、装甲色レッドを塗った辺り。2重の下地(黒とシルバー)で、本当に綺麗なグラデができるのかどうか?メタリックな質感が、本当に透過するのか?
それまでの労力を考えて、ハラハラしながらやってました。
ポリも勿論強いインパクトを与えてくれましたが、一日の作業で復旧できたので、よしとしましょう。
これ以降は、こんなことがないように祈ってます。
さて、恒例のキットレビューでもしましょうかね。
○キットの造形:9点
これ以上に優れた造形・ディテールを持ったプラキットを実作業として作ったことが無いので、満点でもいいかなとも思った。
が、これ以上のプラキットが存在していること(ACで言えば、アリーヤやこれから出るテルスなど)を知っているので、あえて満点にはしなかった。
好みもあるだろうが、私はこういうごっつい重装甲デザインは大好き。
細いのも別にいいのですが、すべてが細いと魅力を感じないのです。
○どれだけ簡単に綺麗に作れるか度:5点
最近のガンプラと比較すると、やっぱり厳しい。
求める程度にも依るが、素組み部分塗装までなら7点でもいいと思う。
確かにパーツが多く、しかも細かいのだが、それでも組んだだけで到達するクオリティは、金属粒子を整形色に使い、表面を艶ありの様に綺麗にしているACキットは、MGなどよりも素組みのクオリティは高いと思う。
塗装までするとなると、かなり草臥れる。合わせ目消しなどは気にならないけど、別パーツ化されているディテールが圧倒的に多いので、塗装に恐ろしく時間がかかる。
マスキング自体はほんの数パーツだけしかしなくてもいいので、たいして鬱陶しいとは思わないのだが。
○可動範囲:5点
股関節の可動範囲は狭い方だが、それ以外はいたって普通。90度くらい曲がるし。
よって、表情をつけるには充分。
立ち膝なんてしないでしょ?格好いいわけでもないし。
○関節・武器保持力:4点
保持力自体は良好だが、ポリが割れる。これが痛い。
よって、3点マイナス。
ポリ割れがなければ、7点でいいとおもう。
○プレイバリュー:6点(単体でみれば)。8点(組み替えをするなら)
このキットは、ガンプラの様に、トイとしてガシガシ動かして遊ぶものではなく、ディスプレイを楽しむものだと思う。
まあ、それなりに動くので問題はないのだが。
しかし、組み替えをし始めると、とたんにプレイバリューは高まると思う。
シリーズが充実して来ているので、さらに遊べる可能性は増す筈。
○置物的価値:10点
今まで作ったキットの中で、最高峰の立体物。Ex-Sと同等かそれ以上。
大きさ、迫力で言えばEx-Sだが、緻密で密度感のある造形という点では勝る。
まあ、この辺も好みで。
ただ、知らない人が見たら、ガンプラよりも面白味のある立体物であることは間違いないと思う。
○総合評価:7点
ポリ割れがなければ(しつこいぞ)9点だった。
これほど模型・組み立てキットとして(トイではなく)の面白味を感じさせてくれる物は珍しい。
ACキットを出してくれるコトブキヤさんには感謝。
組むだけでも素晴らしいクオリティになるし、基本工作から塗装までこなせば、見ていて勃起が止まらないキットに変貌する。
総合的に素晴らしい、秀作キット。
文句なし。(ポリ以外は)
○お勧め度:9点
是非とも作っていただきたい。ACのキットを。
そして、味わっていただきたい。この造形美を。
既に9種類ほど出ているので、きっと気に入るデザインがひとつくらいはあると思う。
それを作ってもらえれば、すべてが分かる。そういうしかない。
写真で見ても、その凄まじい立体感や造形美、さらにはハイパーディテールは半分も伝わらないだろうと思う。
素組みだけで溜め息がでるキット。一度作ってみてもらいたい。
作ることが好きな人ならば、より一層お勧めをする。
なぜなら、手応えがガンプラの比ではないからだ。
基本工作などたいした手間ではないが、塗装が想定以上に大変である。
が、やりきった時のカタルシスは、MGですら軽く凌駕する。
ACキットは、どのレベル(素組み、部分塗装、全塗装)で完成としようとも、最高峰のプラキットであることは間違いないのだから。
さて、私にとって最初のACであり、最初のコトブキヤ製キットである記念すべき模型、セレナ。
そろそろお別れのお時間が近づいて参りました。
この一ヶ月間。本当に楽しかったです。
心が折れるのと完成と、どちらが早いかってな感じだったサザビーさんのあとだからこそ、より強く感じるのかもしれません。
元のデキがよく、作り手はただ綺麗に仕上げることにだけ集中すればいい。
そういうキットは、やはり素晴らしいです。
自分で作った物ながら、眺めていて惚れ惚れしてしまいますよ。
そんな訳で、バイバイ。
君の心を打ちぬくぜ!!
さ~て、暫くキット休みを挟んでっと。
次の本気ットは何を作ろうかなあ?
路線を守ってACで行こうか?
それともタイムリーなアレを作ろうか?
贅沢な悩みだぜ、まったく。
では、今日のセレナはお仕舞い。
また。
~追記~
今回は、今迄で一番塗装が綺麗にできたということで、高画質画像を載せておきます。
重たいので、あとで消しまけど。
自然光で撮った物です。曇っていたのでちょっと暗いですけど。
やっぱり、自然光が一番元の色味に近くなりますね。
ちなみに、画像の一番右が自然光+部屋の照明。それ以外はそれ+ライトを側においてみました。
ライトがないとちょっと暗くなりますが、一番近い色だと思います。
この画像で、微妙な色味が分かるといいのですが・・・。
グラデとメタリックの透過。見ていて飽きません。
似ていると評判の(私の中でのみ)サザビーさんと比べてみました。
こうしてみると、かなり赤がピンクっぽくなっていますねえ・・・。
やっぱり、エアブラシで吹くのと、塗料皿の中での色味は違うんですね。
下地にもかなり影響されてますし。
塗装に手間をかけたセレナさんに比べて、やっぱりサザビーさんは玩具っぽく見えます。
「下地白→赤→端っこにシャドウ」ですからね。当然かもしれません。
でも、セレナさんの塗装方法のヒントをくれたのが、サザビーさんなんですよね。
発色を良くする為の苦肉の策(本当はこの使い方は間違っているんだけど)としてやったメタリック下地が、かなり面白い質感になることに気が付いたという。
う~ん。やっぱり、模型って、奥が深いですね。
どこまで行っても、創意工夫は尽きることがないわけです。
この「メタリック下地透過」って方法は、完全なオリジナルの方法論ですけど、ヘタレな私ごときよりももっと上手い人なら、さらに凄い方法論を持っているんだろうなあ。
是非とも知りたいですねえ。
これから、ACをやるときは、黒下地にシルバーでグラデを付けようかしら?
手間はかかるけど、いい質感になりますから。
でもなあ。黒とシルバーの消費が半端じゃないんだよなあ。
労力も莫大になるし・・・。
もし興味が湧いたのなら、皆さんもメタリック下地透過を試してみてくださいね。
手間は膨大ですが、面白い質感になりますよ。
サザビーさんのすぐあとに作ったセレナさんを見ていて思ったのが、
「塗装は手間をかければかけただけ、いいものができる」
これですね。技術云々以前に、労力を惜しまずに色々とやると、いいものができます。
技術的に、サザビーさんからそれほど進化しているとは思えませんから。
下手な私なんぞが、いい加減な推論に基づき実践した塗装でも、これだけ深みのある色彩を表現できたのですから。
上手い具合にプラスチック感を払拭し、金属的質感を再現できたと思います。
いや~、久々に模型らしい模型。正しい模型のあり方(よく分からんけども)を体現しているキットを作った気がします。
はあ、面白かった。あとは眺めて楽しもうっと。
今回は、と細部の塗装をしました。
こんな感じにして見ました。
果たして格好よくなったのかどうなのかは不明ですが、まあ手間はかかったぞと。
他にも、
カラーガイドでは装甲色レッドそのままのところなんですが、ダクトっぽいので金色にしてみました。
そんな感じで、塗装は完了。
はあ~、長かったぜ~。
残る作業は、墨入れとトップコートですな。
トップコートなんですが、今回は悩んでいます。
メタリック色が多く使われていますから、トップコートで雰囲気が変わってしまいそうなので、怖いのです。
艶ありにするとテカテカになってしまうのですが、これは駄目なのです。
鈍い金属感。
これが今回のモットーですから。
で、半艶でいけるものかどうか・・・。
正直、トップコートしていない今の状態が、私の好みなのです。
狙った通りなのです。
が、こういう金属粒子が含まれる塗料は、トップコートをしないと経年劣化で、錆びたり黒ずんだり鈍い色味になったりするんだそうです。
これも嫌です。
さて、どうしようかなあ?
なんとなく完成図の様子です。
残す作業は、墨入れとトップコートだけなのでね。組み上げてしまいました。
わざわざ150個以上のパーツに分けたままトップコートする必要なんてないですから。
面倒なだけ。
最初は気に食わなかったこの色も、くみ上げてみるとアラ不思議。格好よく見えてきました。
ピンクがかった、そしてパープルもちょっと入った、何より金属的な、赤褐色。
こういうと凄そうに感じますね。
やっぱ、元のキットがいいからだろうなあ。
アーマードコアのキットは最高!
そんな訳で、今日のセレナはお仕舞いです。
なんとか今月中に完成できそうですよ。
また。
~追記~
アマゾンのベストセラーランキングで見ると、11月発売予定のフォックスアイはあまり予約が入ってないみたいですね。12月発売のナインボールの方が売れているみたいです。
アマゾンなんてほんの一部でしかないわけですが、面白いなあと。
実は私、ナインボールよりもフォックスアイさんの方が好きだったりします。
セレナさんといい、こういうドッシリとした太いメカが大好きなようです。でも、アリーヤさんの方がセレナさんよりも好きなので、一概には言えないみたいですけどね。
考えてみれば、アリーヤさんはプラモ部門で私の知っている限りでは最高2位でした。
テルスさんは最高3位。ウラヌスさんは5位くらいだったかな?
しかしながら、それ以降のフォックスアイさんやナインボールさんは100位以内にいたのを見たことがないです。
ナインボールさんが渋られる理由ならある程度分かるんです。既存パーツがかなり被るからと言う意味で。
フォックスアイさんは完全新作なんですけどねえ。
やっぱり、ガンダムエクシアをみるまでもなく、太いのよりも細いのが好まれる時代なのでしょう。
まあ、フォックスIも9ボールも、割引率が低いってのが大きいのかもしれませんね。
それだったら、近場の模型店で買った方がいいやという。
アリーヤもテルスもウラヌスも、20%くらいまで値引きしてましたから。あ、テルスは値引率は下がって、今は13%だったな。
なんにしても、セレナさんやフォックスIさんみたく重装甲が好きな私は、今の時代ではちょっと困ったことになりそうですね。
本当は、重装甲好きというよりも、ゴテゴテ好きだと思うんですけどね。
ガンダムでもEx-Sが一番好きだったりするし。
でも、ZZはあまり好きではなかったりします。おかしいぞ?
そして、百式などのシンプルなのも好きなんですよねえ。Zやνも大好きだし。
おかしい。矛盾している。
ん~、自分で自分の好みの傾向が分からん。
結局、細かろうが太かろうが、デザインの面白さってことなのかな?
今回は、いよいよ装甲色レッドの塗装に入ります。
力も入ります。
このために、この赤を格好よくするために、今まで苦労をしてきたんですからね。
2回も下地を塗って・・・。
で、そんな苦労の結末がこれです。
・・・、・・・・ん?変じゃね?
はい、微妙に失敗しました。
下地はかなり良かったと思います。
が、目的色の調色が失敗でしたねえ。
「サビっぽい赤」
本当にこんな感じになってしまいました。
写真ではピンクっぽくも見えますね。
いえいえ、別にこの色合いが嫌いってわけではないです。
が、いままでずっとイメージしてきた色彩とかなりかけ離れているので、ちょっとがっかりしているだけです。
「ダークレッド」
これが欲しかったんですけどねえ・・・。
調色って、やっぱり難しい。
黒を入れればよかったんでしょうかねえ?入れなかったんですよ。カラーガイドには書いてあったんですけど。
レッド30+ブラック30+シルバー20+なんとか
黒を30も赤に入れたら真っ黒だろうと思って入れませんでした。
点数をつけるなら、60点といったところでしょうか?
下地シルバーを透けさせて、上塗りにメタリック色を使わなくても金属感をだす。
ついでに、塗装を透過して見える金属感も追及する。
この意味では、ほぼできました。想定どおりです。写真ではほとんど分からないかもしれませんけどね。
実際に見ると、素晴らしい金属感です。メタリックではなく、「金属的な雰囲気」は再現できましたね。
いままでの塗装を遥かに超える質感が出せました。
が、やはり赤ができなかった・・・。
赤褐色。そういった感じですからねえ。
もう、再現できない色です。色々と混ぜているうちに、変な色合いになるわ、発色は悪くなるわ。
小学生の頃、絵を書いているときも、同じことをしていましたねえ。
色々と混ぜて、暗い色合いになってしまうという。
進化してねえな、俺。
しかも、作った赤。大量に余ってしまいました。
どうしよう?これ。もう使わないんだけど。
はあ、色が失敗した上に、塗料も大量に浪費してしまったか・・・。
完成予想図っぽく。
写真ではかなり明るい色合いに見えますが、実際にはもう少し暗い色です。
照明が側にあると、どうしても表面の色が強調されてしまうようですね。
まあ、嫌いな色でもないし、オリジナリティという意味ではいいかなと、自分を慰めます。
しかし、今まで作ったガンプラの方法論でグラデをしてしまいましたけど、どうなんでしょうねえ?
説明書の完成写真では、グラデは確認できませんね。ドライブラシ(?)により禿チョロを上手に使って、エッジなどを強調していますね。
まあ、もう少しで完成しますよ。
あと2~3日でいけるかな?ってか、今月中に終われる?
開始から、丸一ヶ月経ってしまったけど。
やっぱり、ACは重いよねえ。作業時間を増やしてかなり集中的にこなしているんですが、なかなか終わらないという。
やっぱり、漢のキット!!
そんな訳で、今日のセレナはお仕舞い。
また。
~追記~
突然ですが、http://www.hobby-wave.com/LINE_UP/kit/votoms/data/1_24SD_PF/index.html
う~ん。バンダイのスコープドッグよりも格好いいと感じるのは、私だけですか?
確かに、バンダイのもいいと思います。でも、どっちかっていうと、こっちの方が好きかなあ。
まあ、確かに、作り易さの点では、まったく勝てないですけどね。
あと、割引を入れれば、バンダイの方が安いですけどね。
基本的には20年前のキットなのに、この完成度は凄いよなあ。
いつか作りたいと思いつつも・・・。
MAXファクトリーの出したテスタロッサが欲しい!!
最近、テスタロッサの完成品が出てましたけど、すんごく格好悪い。
なぜ、MAXの奴はアレだけ格好いいのに、最近のは駄目なんだろう?
ボークスさんのもいまいちだったし。
MAXのを原型として、WAVEさんがプラキット化!!なんてなったら、私はエンゲージSR1並みに嬉しいですね。
さらに、http://www.hobby-wave.com/LINE_UP/kanseihin/data/macross02/index.html
またまたWAVEさん。なんか、WAVEさんばっかりですけど、私はWAVEさんの宣伝マンではありませんよ。
うお!!って思い、商品の詳細を見た瞬間。
完成品かよ!!
勿体ないなあ。これ、キットで出してくれればなあ。いつかは買うのに。
ま、複雑なパーツを成型する金型を何枚も作らなくてはならないプラキットよりも、完成品トイとして作れば構造も金型も簡略化でき、開発コストが低くて済むってことなんでしょうねえ。
その辺が、昨今のPVC製完成品があふれる理由だと思いますけど。
要するに、リターンが取り易いという。
まあ、これは完成品と言いつつも、15540円もするんですけどね。
概算で、WAVEさんは一体何体売れると見込んだのだろうか?
興味本位ではありますけど、知りたい。
コトブキヤさんの勢いも凄いけど、最近はWAVEさんの勢いも凄いなあ。
ただ、WAVEさんは統一性がないのが難点だな。
コトブキヤさんみたいに、スパロボであったりACであったり中心がないため、色々と揃えて並べたいという欲求をつつけないんだよなあ。
FSSは頑張ってますけどね。
ってか、これからも頑張って欲しいです。
お願いしますね。WAVEさん!!
今回は、装甲色レッドの最終下地であるシルバーを塗装しました。
おっと、その前に。
二次マスキングですね。同じところを何度もマスキングするのは面倒ですけど、仕方ないです。
頑張ってクリア。
デキが満足できれば、組み立てにかかった時間よりも遥かに長い間、楽しめますからね。
で、漸く最終下地であるシルバーを塗装開始。
こんな感じになりました。
画像で分かりますかね?グラデを付けています。
装甲色レッドを塗った時、下地段階でのグラデが上手く透過しないかなあと思ってやってみました。
以前、サザビーで発見した「メタリック下地→目的色」で金属感がでるというものの応用です。
しかし、メタリックな質感って面白いですよね。特に塗料がいいと尚更。
使っているシルバーはクレオスの「スーパーシルバー」という奴で、まあ普通のシルバーだと思いますけど、性能はいいと思います。
下地黒の影響も相まって、本当に金属に見えます。
あとは、装甲色さえ失敗しなければ、格好よくなるはず。
まだ迷っているんですけどね、レッドをかなり薄く希釈して、下地シルバーが透けるようにするか。
あるいは好ける具合は上よりも少なくし、その代わりレッドに若干のシルバーを混ぜるか。
塗装の下から金属質が見えるようにしたいのですが・・・、難しいですね。
クリアレッドで塗装をすると思いっきりメタリックになってしまうので、今回は我慢。
クリア塗料を使わずに下地の質感を上手く透けさせるってのが、今回の塗装の課題ですから。
さらに、
足首の装甲は、この段階になってようやく接着です。
毎度のこと、塗装開始後に接着箇所が出てくるときは、待ってられないので瞬接を使ってます。
全部に瞬接を使えば早く作れるのかもしれませんけども、接着剤としての性能はプラ用接着剤の方が圧倒的に高いので、なるべく使わないようにしてます。
待ち時間は別のキットの仮組みに充てればいいだけですしね。
塗装工程は、やっと折り返し地点って所かな?
このあとは、
「装甲色レッド→フレーム色→細部塗装→墨入れ→トップコート→完成」
となるわけです。
かなり疲れてきました。出来上がってきているのでモチベそのものは持続もしくは上がり気味なんですが、如何せん労力が莫大です。
今回の中塗りシルバーにしても、塗装だけで3時間かかってます。マスキングや接着した箇所のペーパーがけなどを考えれば、4時間近くかかってますしね。
考えてみれば、塗装する段階でのパーツが150以上あると思われます(いい加減な数字ですが)。
すべてのパーツを一回塗装する労力がすなわち、旧キットガンプラの下地~目的色までかかる労力とほとんど同じでしょう。
しかも、私は150個のパーツをすべて、3回塗装しているわけですから。
サフ。下地黒。シルバーと。
疲れるのも当たり前ですな。
でも、頑張りますよ~。
思えば、回り道をしたもんだ。
でも、下地は終了。あとは目的色を塗装していくだけ。
塗装フェイズも後半戦。
頑張っていこうぜ、俺。
そんな訳で、今日のセレナは終了。
また。
今回は、装甲色シルバーを塗装しました。
こんな感じに。
写真をみてもよく分からないと思うのですが、若干青みがかっています。
これ、クリアブルーが入っているからなんです。
カラーガイドに書いてあるんです。
シルバー60+スモークグレー20+クリアブルー20+etc
とかなんとか。
このクリアブルーが曲者でした。20%って書いてあるからその通りに入れたら、ブルーがかなり強くなってしまいます。
なので、一旦作った装甲色シルバーを別の容器に移し、それに再度シルバーを混ぜるという手順になってしまいました。
ま、失敗したシルバーはフレーム色にでも使おうかしら?かなり余ってしまったので。
ん?使える?
しっかしなあ。クリアブルー20%でこんなに色味が付いてしまうなんて。
カラーガイドは合っているんだろうか?
それ以降も、足りなくなって2回作りなおしたので、本当に微妙にですが、色味が変わってしまいました。
青の強さが若干違うんですよ。まあ、見慣れないと分からないレベルだと思いますけど。
しかし、メタリック塗装をするときは、やっぱり黒下地がいいですね。
発色がよくなります。いい感じに重々しい金属感がでるし。
そんな訳で、装甲色シルバーはお仕舞い。
塗装フェイズの半分くらいは来たかな?
次は・・・フレームとレッド。どっちを塗ろうかな?
では、今日のセレナはお仕舞い。
また。
~追記~
今月号の各模型誌を立ち読みしてきました。お目当ては勿論、WAVEさんの新作、KOG。
ホビージャパンでの扱いが一番大きかったですね。
KOG。顔周辺もアップで出されていて、造形がよく分かりました。
結論。
「メチャ格好いい」
やべえ!!リビドーを押さえるどころか、相当欲しくなってる。
この画像を何度も見ていたら、ボークスさんのKOG.ver3よりも格好よく見えてきました。
KOGで一番ライン取りが難しいと思われる頭部も、いい感じに抑え目で色気があります。
定価としては、ボークス版は38000円らしく、WAVEさんの新作と同じです。
大きさは、ボークスさんの方が大きいですけどね。
買ってしまおうかな?現在存在するKOGの中でベストキットと言えそうだし。
仮に、これを見る前にベストのKOGだと思っていたボークスさんの奴が再販されても、同じお値段だし。
どっちがいいのか、正直判断が付かないんですよ。WAVEさんかボークスさんか。
顔周辺はボークスさんのがいいかな?
でも、頭部はWAVEさんがいい。
胸部もWAVEさんだけど、腰周りはボークスさんがいいかも・・・。
38000円。でかいよなあ。
この先、確実に買うであろう模型は、テルスとエンゲージ。
エンゲージは複数個買いのキットになってしまうからなあ。
フォックスアイはどうしよう?後回しでいいかな。割といつでも買えるだろうし。
煙草やめようかな。月に1万くらい、こんな無駄なことに使っているわけだし。
止めればKOGも普通に買えると。
2008年から成人かどうかの確認を取るとか阿呆なことを言ってるし。
前向きに検討してみよう。
とりあえず、10月下旬まで頑張ってみっと。
受注期間はあと一ヶ月。悩みに悩んで、リビドーに負ける自分の姿が目に浮かぶ・・・。
しかし、アレですね。記事としては、ホビージャパンよりも電撃ホビーの方が面白いですね。
ちゃんとはみていないのですが、ホビー~の方はガンダムばっかでしたが、電撃~の方はそれ以外も結構載ってましたし。
電撃のアーマードコアの色々な作例も面白かったです。
色とかも、「おお、こういう色も面白いな」とか、スクラッチしたコアとかをみて、スゲエなとか。
ニヤニヤしながらみてました。
ああいうのをみると、複数個買って、真面目に組み替えをしたくなります。
とりあえず、欲しいACキットを一通り作ってからって思ってるんですが・・・。
今の勢いで出されると、ただ作るだけでも追いつきませんな。
あと、ざっと見て知ったんですが、フェイ・イェンのシンデレラハートって、限定なんですね。
またか!!ハセガワさん!!
金型作っているわけですし、限定にする必要ってなんだろう?
金型に税金かかるのかな?
だったら、ざっと作ってすぐに破棄する気持ちも分かるけど・・・。
今回ばかりは、前回の限定フェイよりも売れないでしょうなあ。買い疲れ。私も、今回は無視します。
ダイゼンガーも面白かったですね。スクラッチもプラモも。
プラキットの方は、来年の春先に出るみたいですね。今年の冬かと思ってた。
少しお財布が楽になったかな。
これも、面白そうな大作キットですよねえ。馬の塗装が、かなり大変そうですけどね。今までのコトブキヤさんのキットの様に、マスキングはほとんどしなくてもいいってわけにはいかなそうな形状です。
確実にマスキング地獄が待ってると思います。
あと、かなり馬鹿でかくなるみたいです。全高40cmとか書いてあったような。
ガンプラの1/60よりもでかいです。高さも長さも。
お値段、7000~9000円くらいかな。単体のダイゼンガーが3500円くらいだったと思うので8000円までで出るとは思いますけど。
徹底的に作って、床の間に飾りましょう。ガラスケースに入れて。
日本建築の様式美は、まず床の間から。
ん?ダイゼンガーは美か?
それは、あなた次第。
技量と価値観の二つね。
ま、いずれにしても、破壊力満点のKOGをどうするか?
それを考えるのが先決ですね。
プラキットなら、いつかは必ず変えますけど、再生産なしのガレキは今後、無駄にプレミアの付いた値段で、ヤフオクで落すしかなくなるでしょうから。
ボークスさんとは違い、WAVEさんの「限定」は本当に限定ですから。
買うほうに1000点!!
これを買ったら、来年のワンフェスは行けなくなるねえ。
ま、いいさ。知らなければ、欲しくなることもないんだから。
そういや、これまた限定のゼロ戦付きモデルグラフィックスも買わなかったな。
すまん。マジでお財布が厳しいんだ。
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