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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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今日のエルガイムのお時間です。

いや~、ちょっと時間が空いてしまいました。
こういうのって、一旦のんべんだらりとすると、なかなか再開のモチベが高まりませんね。
ボンヤリしながらゲームとかしだしたらそれが止まらなくなったりしましたよ。

さて、今回やったことは・・・
パーツをばらしただけ!
スイマセン。この程度で。
しかしですね。このキットは構造的にかなり脆弱なキットでして、面倒なんですよ。ばらすのが。

ほら、これをみてください。


破損・・・

私、いままで作ってきたキットで、壊したことないんですよ。なのに、こんな風に壊れました。
ここだけでなく、もう一箇所やられました。

一応、接着剤で補修したのですが、強度が心配ですねえ。ここなんて特に。関節ですからね。肘の。

壊れたのは二箇所だけですが、実際には曲がったりして白化してしまったパーツが3つあります。
相当運が良くないと、このキットはばらすときに壊れるものだと思います。破損が二箇所ってのも、もしかしたら運がいいのかもしれません。

それもこれも、ABSがいけないんですけどね。
ABSに粘りがあるため、スチロールをはめ込むと、なかなか取れないんですよ。
んで、取れないときは少しずつ動かしたりして外すものですが、動かすことができないんですね。三箇所くらいでガッチリとはめ込まれているので。
なので、ある意味力尽くで外すしかないわけです。

そういうわけで、破損の確率が高いんですねえ。

困ったなあ。ABSフレームにスチロール装甲を付けるキットってのをまだまだ持っているわけですが、それもこんな感じになるのかなあ?


全パーツ

ともあれ、なんとか全パーツをばらすことができました。

今後は、ABSパーツの整面と塗装をします。
本来ならABSにも合わせ目を消す箇所が二箇所あるのですが、そのうちの一箇所は消すとなると恐ろしく面倒な工程を踏まなければならないことが分かりました。
どこかというと、腿と脛を結ぶフレームなんですけどね。その膝に当たる箇所に合わせ目があるんですが、ここを消すとなると、

1:腿内部のフレーム塗装
2:腿内部のフレームと膝フレームをマスキング&腿装甲パーツ合わせ目消し
3:腿装甲パーツ塗装
4:膝フレームの合わせ目消し
5:腿装甲パーツのマキング
6:以下、想像通り。

となるわけです。
面倒極まりないです。

下半身組み立ての記事を見てもらえれば大体分かるかと思うのですが、装甲とフレームの関係が立体的で入り組んでいます。つまり、マスキング自体がかなりやりにくい箇所です。
そこを何度もマスキングするのもなあってんで、ここはオミットします。
ま、装甲の影に合わせ目があるので、よっぽど膝を曲げたりしなければ見えませんし。

もう一箇所は、かかとのフレームです。
ここは簡単なので、消します。
ABSですから、やっぱり瞬着つかわないとねえ。

そんな訳で、今日のエルガイムはお仕舞い。

明日からちょっと忙しくなるので、またもや更新できなくなりそうです。
スミマセンが、ヨロシクお願いします。

では。

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今日のエルガイムのお時間です。

今回で仮組み完了まで持っていきます。
では、早速組み立て。


ランドブースター

ランドブースターです。要するに、ガンダムでいうところのバックパック・ランドセルですな。

白い板状のパーツは伸縮する構造になってますが、特に意味はありません。
短くしても格好よくはなりませんし、動かしまくっているとスチロール同士の摩擦なのですぐにユルユルになります。

で、こいつを背負わせます。


装着

ん!格好よくなった。

やっぱり、何某かのパーツが本体にくっついていたほうが、格好よく見えますね。

さて、残りは武器です。


盾と剣

シールドとセイバーですな。
このシールド、ツェメリットコーティングがされていると言う設定らしいです。
戦車好きな永野さんらしいですな。

あと、画像左上の丸いパーツ二つ。これはSマインというものらしくて、化学反応で爆発する機雷らしいです。
化学反応なので、衝撃などによる誘爆はないそうです。

ということは、スイッチを入れてから何秒かしてから爆発するってことかな?

ん~、使い方が難しそうですね。
手榴弾の様に、ピンを抜いてから10数えて、敵に投げつけるとかなんでしょうか?
普通に銃で撃ったほうが早い気もしますね。こういうロボット同士の戦いだったら。

セイバーの持ち手は、パーツ確認の時にも書きましたけど、柄と一体成型です。
一体成型のため、ちょっと手が薄いのはこのキットの特徴といえましょう。

ま、要するに、造形面でちょっとまずいわけですけどね。

でも、持ち手が一体成型ということで、保持には困りませんし、角度も最初から付いているので、自然な感じになります。
私はMGガンプラなどの可動指が嫌いなので、こういう固定式ハンドにしてくれないかと思っております。
動く指で保持させようとするから保持力もよくないし、開いた時の表情も悪くなるんですね。
固定指の方がパーツも減らせるでしょうし、なぜ可動に拘るのか分からないんですよねえ。

可動でなくても、この間出たHGUCザク改のように(マシンガンとヒートホークの持ち手が共用。つまり、人差し指だけ伸ばした手で斧すらも持たせるという理不尽さ)、手に関しては徹底的に手抜きをする傾向があるバンダイですから、仕方ないのかもしれませんけど。

さて、早速、基本武装を装備させましょう。


装着

ん~、格好よくなった。
やっぱり、何か持っていると、それだけで締まりますな。

次。エルガイムの基本飛び道具であるらしいパワーランチャー。


パワーランチャー

モナカ割りの単純構造です。
これは、合わせ目消しが面倒臭そうだな。

ちなみに・・・


コード

エルガイムの飛び道具には、すべてこのようなコードを本体と接続します。

なんでも、本体から銃にコードを通してエネルギーを送るらしいのです。
こういう発想も、エルガイムが初になるのかな?
ガンダムだと、どこにエネルギーがあるとかそういう設定は、後付けで補完されたぐらいですから。

さて、これも装備させましょう。


構え

ん!やっぱり、銃を持たせると格好いいです。

ガンダムと違い、上腕にそのまま接続させるってところもいかしてます。
私、手に持つよりも、腕に装着させるってほうがメカらしいと思うんですよ。
ロボットがイチイチ手に銃を持つってことは、戦車の砲塔に腕をつけて、その腕に大砲を持たせて、その腕が引き金を引くなりして漸く撃てる構造にするってことですからね。
つまり、恐ろしく回りくどいわけです。

別にリアリティ云々だけでなく、こういうデザインってあまりないんですよね。
ガンダムでは、NT-1アレックスやドライセン、他・・・なんだったかな?ま、そんなにないです。
あまり見ないからこそ、格好よく見えるのかもしれませんね。

あ、あとですね。結構ムカついたんですが、エルガイムはパワーランチャーやバスターランチャーを装備する時に、コードを本体のチンコの部分と接続します。これはキットでも忠実に再現されていますね。
が、このコードが問題児で、かなり応力があるんですよ。
なので、ちょっと動かすと、ランチャー部・チンコ部双方の接続部が外れます。ピン!って感じで抜けるんですよ。
どうしたって、安定して接続していられません。ほんと、イライラします。

ここでムカつくのは、説明書なんですよ。
説明書では、綺麗に接続し、ちゃんとポーズも取っているんです
が、説明書のポーズをこのコードで取ると必ず外れるんです。
なぜ説明書では、コードを外すことなくポーズを取れるのか?
簡単です。

付属のコードを使ってないから

キット付属のコードの反発力がありすぎて使いづらいが故に、説明書の作例では別の物を使っているんですな。これは、ランチャーのコードだけでなく、膝裏のコードも同じです。
なので、スムーズにポーズが取れると。

これはまずいだろ?

模型誌の作例ならばダメなパーツを置換するというのは当たり前の選択でしょうが、キットの説明書にキット付属でないパーツを使うなんて、ちょっとした詐欺ではないか?ウン十年前ならいざ知らず、技術レベルも高まった最近のキットなら尚更ですよ。
ま、詐欺云々に関しては細かいことをウダウダいうつもりはありませんけど、こういう姿勢はムカつくんですね。

説明書の写真も、付属コードを使っているのなら「これは使いにくいです」くらいで終わるんですが、元以上によく見せるために付属ではないパーツにわざわざ置換しているからいらつくんですね。箱の写真も同じですから。
バンダイお得意の誤魔化し
でしかないわけです
ちゃんと、付属パーツだけでやりゃあ、文句も言わないのに。

こういう不満も、付属のコードがあまりにも使い辛いからこそ出てくるわけですが。
開発している段階から分かっている欠陥なんだから、何とかやりようもあったろうに・・・。
同時期に出たMGケンプファーにも同じような箇所がありますが、あっちはメッシュを使ってますからね。
サイズ的にメッシュが厳しいようなら、コードの素材をもっと軟らかい物にすればいいだけで、なんとでもなる範囲だと思うんですよ。

ホビー業界って、こういういい加減さが本当に目立つんですよね。バンダイだけではなく。

例えばボークスさんのスパロボ関連のアクションフィギュア。
実物を見るまでもなく写真レベルで、製品の質がかなり酷いのがわかります。サンプルや売り込みに使っている写真からの劣化が酷すぎるんですね。エッジもモールドのダルダル。塗装も酷いです。
バンダイも、出荷前に撥ねられるべきレベルのMIAやGFFを平気で売ってますし。
こんなのは、完成品市場では日常茶飯事であるんですよねえ。デモンベインのとかメガハウスのとか挙げればキリがないくらい。

基本的に、この手の品質劣化は組み立てキットではあまりありません。完成品などに多く使われるPVCなどの軟らかい素材を使っていないからってのが大きいのでしょうけど。
なので、完成品を買わない私にはあまり関係ないことなんですけど、やっぱり他人事でも腹が立つんですよ。

どこまでいったら、こういうユーザーを舐めた体質は改まるんだろうと。

話を戻します。


装備

パワーランチャー二基は、こうしてシールドの裏面に装着できます。
こりゃあいいぜ!

さて、ここまで来て、私、気が付いたことがあります。
胸にパーツをつけるの忘れてた~!!


忘れてた

ってな訳で、今更装着です。
なんか変だと思ってたんですよねえ。

残す武器は一つ。エルガイムの世界で最強の火器。バスターランチャーですな。


バスターランチャー

これまた単純な構造で・・・。

しかし、この長さは半端ではありません。
どのくらいなのか?見てみましょう。


装備

はい。長いですね。本体の身長を軽く超え、20cmくらいあります。
ちなみに、コードはもう使いません。ここで3本接続するのが正しいエルガイムの姿なのですが、どうやってもコードが外れるので二度と使わないことを決意しました。

ムーバルフレーム。
関節可動部の合理的デザイン。
メカとしてのリアリティ再現。

色々とエルガイムから始まったものってありますけど、このバスターランチャーもその1つだと思います。

つまり、長柄の得物を持たせると格好いい!!

これもまた、永野さんの発明でしょうな。
これは連綿と受け継がれ、Zではメガバズーカランチャー、ハメガランチャーなどと名前を変えて登場し、ガンダム00にも同じような長柄のライフルが出てきましたね。

他にも、脚を長くすると格好よく見えるというのも、永野さんから始まったことでしょう。

さて、漸く仮組み完了のエルガイム。
様々な角度から見てみましょう。


前横

正面と横から。

バスターランチャーがあまりにも長くて、全体をフレームに収めようとすると、どうしても本体が小さくなってしまいますね。
よって、ランチャーはオミット。


本体アップ

ん~、滅茶格好いいですな。

やはり、永野さんのデザインは素晴らしいです。


煽りと俯瞰

俯瞰と煽りで。
どちらも素敵です。
エルガイムは格好いい!!

さて、これで仮組みは終わったわけですが、ここまでの所感を例によって書いておきましょう。

○組み立てづらい箇所が幾つかある。
特に脚に多いかな?前腕もそう感じますけど。コの字型のパーツをプラのしなりを利用してはめ込むって箇所が多いのですな。
組み立てだけならまだいいんですが、このあとバラすとなると、かなり厄介な気がします。

○手の造形がイマイチ
ワンパーツで無理に作ったからでしょうな。かなり薄くて、違和感があります。

○関節部の構造が単純。
ま、私はこんなものでいいと思いますけど、昨今のガンプラと比べると、圧倒的に見劣りする構造になっております。
8年近く前のキットですから、当たり前ですけどね。
よって、可動域自体もそれほど広くはありません。
あ、腕と肩の可動範囲。載せるの忘れたな。
まあいいや。

○首が動かない。
顎を上下させることもほとんどできませんけど、横に振ることもほぼできません。

○全体的にディテールが頑張っている。
これは感じますね。特に露出するフレーム部。ランダムスレート内部とか。
元デザインがそうだったからでしょうけど。

○ボディバランスが秀逸。
これ以上のエルガイムのキットってあるかな?って感じです。
この間のキャラホビでwaveさんが出したガレキもカッコいいですが、アレよりも造形は好きです。
アレはまた別の設定画を元にしているから、かなり違うだけなんですけどね。
オフシュートなどで出たエルガイム、メガハウスから出たものよりも、全然造形は優れていると思います。
両方ともこのキットより後発なのに、あのクオリティは不思議です。
唯一、これよりも優れた造形だなって感じるのは、超合金魂スペックのエルガイムですな。
アレは肩のラインが色っぽいですよ。

○割と塗装し辛い構造。
仕方ないとは思いますけどね。当時の技術で13cmサイズのキットにフレームを盛り込んだわけですから。
それでも、流石にバンダイ。他のメーカーに比べれば、イージーキットですよ。

ざっとそんなところですかね。
細かな部分での欠点はありますけど、全体的に見て相当いいキットであることは間違いないです。

さて、話は変わるんですけど、なんだってこの時期にエルガイムMK1を作ることにしたのか?
一言で言えば、R3でエルガイムMK2と並べられるMK1を出して欲しいからです。
新作リファインされないと思って旧キットを作っていると、発売が決定してゲンナリするって話をよく聞きますけど、私の場合はそれが特に酷いです
逆シャアなんて、数年はないと思っていたのに、根こそぎリファイン。
ポケ戦だって、ザク改もケンプファーも当分HGUCで出ないと思ったのに、シリーズを開始すると発売情報が出る始末。

つーわけで、私が作った旧キットの類は、大体リファインされてしまったわけです。
わざわざ旧キットを作った意味がないのです。ザク改に関しては、旧キットの方がデキがいいと思いますけど、そういう問題ではありません。

このジンクスを逆手にとってやろうと。
もし私がエルガイムを作ってジンクスが発動すれば、滅茶格好いい1/100エルガイムが出るってことになりますからね。現在、エルガイムを出すとなるとR3枠しかないでしょうし、そうなるとMK2と同じサイズで無ければ意味はないわけですし。
実は、ジンクスは既に発動済みともいえるわけですけど。
そろそろエルガイムを作ろうと思っていた矢先に、魂スペックでリリース決定ですからね。これはもう発売されたかな?

ともかく、私はMK2と並べられるような造形と同じサイズのMK1が欲しいのですよ。

ジンクス。発動せ~い!!


イケメン

そんな訳で、今日のエルガイムはお仕舞い。

次回から基本工作に入るのかな?
ん~、どうしようかな。もうちょっと仮組みの姿を見ていたい気もするし・・・。
多分、改造はしないと思うけど。私には直すべき箇所が分からないので。元から格好いいですから。
拳の改修は技術的に追いつきませんって。

また。

拍手[1回]

今日のエルガイムのお時間です。

今回で、本体完成を目指します。

早速、組み立て開始。
まずは拳から。


拳

ワンパーツです。
ワンパーツ一発抜きだとガレキのようなパーツを想像してしまいますが、このキットの拳は見て分かるように、かなりラインがよれています。
ABSという材質と、ヒケなどによる形状変化なんでしょうかね?

やはり、カッチリとした造形には、たとえABSといえど役不足ってことなんでしょうね。PVCなら尚更ってところでしょう。
メカ物には、どうしてもプラかレジンキャストが向いているのでしょう。

ちなみに、この拳はかなり薄いです。
これもヒケ対策なのかもしれませんね。


前腕

上腕です。

ここは組み立てが面倒です。ってか、組み立て自体は普通なんですが、ABS製フレームにスチロール樹脂の装甲をはめていくので、ばらすのが骨です。

次。上腕と肩です。


肩と上腕

ここもABSフレームに装甲をはめていく形になりますが、弄るのは楽です。
結局、はめたところが全然動かせないから外せないわけで、ちょっとでも動かせると外したりしやすいんですね。

で、これらを組み合わせると。


腕完成

腕の完成です。

上腕装甲は、MGや最近のHGUCなどでもよく見られる、筒状のパーツにフレームを通すという構造です。

ここで面白いのは、腕にポリを使っていないところです。一昨年のF91さんやクロスボーンガンダムさんで宣伝文句として使っていた「ポリキャップレス」。
これが、2001年当時でもガンプラ1/144サイズでできたって訳です。

多分、完成度や確実性が求められるガンプラではできない実験・冒険を、非ガンプラでしているってことでしょう。
これは前回も書きましたけどね。

HGHMで実験したABS関節と13cmサイズでのフレーム構造。
ボトムズ関連でのエッチングパーツやリベット構造など(これはガンダムには応用できなさそうですが)。

ファンが小うるさいガンダム系ではなく、非ガンダム系でこういった思い切った実験をするってのは、考え方によってはガンダム以外を舐めているともいえますが、私は実験的姿勢ってのは好きなので別にいいです。
ガンダムというカテゴリで思い切った実験ができないってことは、それだけガンダムカテゴリが老衰しているってことですからね。
ただ、邪推でしょうが、実験のためにデザインが消費されて、結局ガンダムの人柱にされてないか?って考えてしまいますね。
ガンダムに必要な技術模索のために他のメカをキット化してみて、ある程度ノウハウが溜まったらそのメカシリーズは止めてしまう。
こんな循環になってないか?
こう考えてしまいます。

つまり、新しい実験のために非ガンダム系をキット化しているのであって、ハナから完遂するつもりもなく、必要な技術を実験できた段階で終了にすると決めていると。
多分、そこまでの悪循環を意図している訳ではないでしょうが。
普通に売れれば、実験のためだろうがなんだろうが、続けるでしょうしね。
ただ、問題は、シリーズをキチっと続けてくれないところなんですよねえ。バンダイって。
売れないからっていうけど、ただの言い訳ですからね。ガンプラだって、深刻売れない時期もありましたし、売れない個体だってありますから。

結局、数々の悪行をしてきたバンダイだから、こんな邪推をしてしまうんですよ・・・。

邪推でなかったとしたら・・・、いずれマクロスのVF-25も人柱にされて、変形その他のノウハウを吸収したら、シリーズ途中でさっさと止めてしまうのでしょうかね?
そうならないことを祈りますが、まず無理でしょうね。人柱云々以前に、モンスターなどをバンダイがキット化するとは思えませんし。
超合金でマクロス・クォーターが出るそうですが、キットで出してよ!!

御託が長くなりました。
で、腕を本体に付けます。


上半身完成

上半身のバランスがよくなりました。

んで、次は頭です。


頭部の構造

合わせ目の無い秀逸な構造となっています。
ってか、全身に渡って、あまり合わせ目は無いんですけどね。このキット。


頭部完成

なかなかに二枚目です。
ただ、前から感じているのですが、このキットの頭は若干長く、フェイスカバー(?口のところの奴ね)が、ちょっと前に出すぎている気がしてしまうんですよ。
これは、好みの問題だと思いますけどね。キットのままでも相当いい造形ですし。、

さて、これを本体に組み合わせ・・・


本体完成

本体の完成です。

いや~、エルガイムは格好いいです。エノレガ仏。
シンプルでいながら味わい深く、昨今のメカデザインが失ってしまったものを持っていますね。

そんな訳で、今日のエルガイムはお仕舞い。

次回で、仮組み完了までいけるかな。

では。

拍手[0回]

久々に更新です。
といっても、たかが6日間休暇を取っただけなんですけどね。

俺って、勤勉?

そんな訳で、今日のエルガイムのお時間です。

以前からの続きで組み立てをしていきますよ~。
では、腰から再開。


腰周り

ま、割と普通です。
一番左の上下のパーツは、外腿に付けるのを、前回忘れていたものです。


腰横アーマー接続部

腰横アーマーの接続部はポリですが、ポリ♀に差し込むピンが棒ではなく「板」です。

これはちょっと、可動式プラモデルとしては問題なんではないか?

板だとどうして問題なのかは、ガンプラを作った事のある人なら大体分かるとは思いますけど、要は、ポリが削られて痛めつけられて、保持力がなくなるんですよね。ピンが円形でないと。

しかし、なんだってこんな仕様にしたかなあ?
手抜きってほどでもないし。大体、こんなところを板にしても、作業が楽にはならんだろうし・・・。

あ、分かった!
ヒケ対策なんじゃないかな?
現在のガンプラでも結構見られますが、はめ込み式に拘った結果、ポンとダボのところがひけるんですよね。
そのピンを棒ではなく板にすれば、面積は減るわけですからヒケも小さくなるとかそういうことでは?
これははめ込み式の宿命ですけど、こういうのを回避したくて、ガンプラではなかなかできない冒険を、商品自体が少なくて、そこそこの物を出せば大体満足してもらえるような非ガンダム系キットで試したのかもしれませんね。

ま、それはどうでもいいですけどね。私はどうせ動かしませんから。

で、組み立てると・・・


腰


こうなります。

考えてみれば、エルガイムMK2以前に、腰周りに装甲のなかった(フンドシっぽい感じだった)ロボットデザインってあるんでしょうかね?
ま、探せばきっとあるんでしょうが。
ファーストガンダムのころって、結構大袈裟な腰アーマーが主流だったと思います。

さて、次は上半身です。


腹と胸

胸と腹です。
かなり簡単な構造ですね。

ここで特筆すべきは、首パーツ(ブラウンのやつ)がそのまま胸を貫いて、腹との関節部となっているところです。
なんだか、このキットはかなり実験的というか、面白い構造が多いですね。
少ないパーツで多くの可動部をって考えた場合、こういう構成になったってことですかね。

で、これを下半身に合体。


胴体まで完成

ん、締まってきた!

次回で本体完成までいきたいです。

そんな訳で、今日のエルガイムMK1はお仕舞い。

また。

拍手[0回]

今日のエルガイムのお時間です。

まだ雨が降っていますねえ。
相変わらず塗装ができないので、エルガイムの組み立てに勤しみます。

といっても、久しぶりに組み立てフェイズをするので、かなり楽しみです。
やっぱ、新しいキットって楽しいですよね。

まずは、足から。


爪先

爪先です。

特筆すべき事は何もありませんね。

次。踵です


踵

構造がよく考えられていますね。
2001年発売のHGクラスのキットで、爪先が稼働するのって珍しいのでは?よく知りませんけど。

ついでに、踵の爪?蹴爪?みたいなのも画像の様に閉じたり開いたり、上下に回転したりします。

この辺は、元のデザインがしっかりと構造まで含めてデザインされていたからこそできたことかもしれませんね。
永野さんはフレームってものを発明した人ですが、これって単にメカニカルな見せ方ができるってだけでなく、人型ロボットがどう可動するかってのまで考えた結果でてきたものなんですよね。
それまでのロボットはガンダムも含めて絶対に動かないデザインでしたから。

メカニカルなリアリティ、可動部などの構造まで考えたデザイン。そういう意味で、エルガイムってのは革新的だったのですね。
私は当時、ってか今でもアニメを見てないのですけどね。


エルガイムの足

ともかく、足は完成。

FSS初期のデザインでもこういう踵がありますけど、すんごく不思議なんですよ。

引っかからない?

次。脚部です。
いつも通り、膝下から組み立てたかったのですが、フレームの構造上、腿からでないとで組めないのが分かったので、仕方なく腿からやります。


腿

腿ですな。
実に単純な構造です。
特筆すべきは、画像の様に腿から膝関節にかけてのフレーム部分が、引き出し式となっているってことです。
このお陰で、可動範囲が増えるのでしょうね。きっと。


フレーム

んで、膝下のフレーム部分です。

時代相応のディテール精度ですが、いい感じだと思います。
こういう内部ディテールは気持ちいいです。
特にエルガイムの場合、フレームが思いっきり露出するので、内部フレームがしっかりとしていないと格好悪くなるんですな。

こういう可動するためのシリンダーや回転軸のディテールなども、永野さんが最初に考えたんですねえ。
デザインの好き嫌いはあるでしょうが、色んな意味で現在のメカデザインの基礎を作った人な訳で、凄い人ですな。

ちなみに、膝裏にあるビニールチューブですが、説明書では2cmに切るように支持しています。
しかし、実際には2cmでは長く、キッチリと綺麗に決まらないです。長すぎて、途中で折れてしまうんですよ。チューブが。
なので、1.8~1.9mmくらいが丁度いいと思います。
ま、替えのきかないパーツなので、最初は2cmに切って、そこから少しずつ短くしたほうがいいと思います。


膝下

次。フレームに被せる装甲などです。

エルガイムは脹脛の外側が開く構造になっていますが、キットもそれをちゃんと再現しています。
ただ、そのためなのかかなり組みにくい印象です。

さて、フレームに装甲を被せると・・・。


腿~脛


脚が完成です。

あとは、これを足と組み合わせ・・・。


脚部完成

脚部完成。

写真のように、ランダムバインダー(だっけ?)はちゃんと開きます。
想定どおりでしたが、開く角度は任意では決められませんな。

一番開いた状態では固定するための窪みがあるんですが、そこ以外では固定する窪みもまたパーツ同士の摩擦もないため、どうしたって固定はできないのです。
残念。


メカニック

バインダーを開いた時のメカの見え方。

いい感じです。
シリンダーや回転軸モールドを一つ一つちゃんと塗装したら、かなり映えるディテールになりそうです。

・・・って、おいおい。サクっと終わらせる予定だったのに。
キットの魅力を最大限に引き出そうとすると、かなり細かい塗装が必要になるキットですねい。


可動範囲

各関節の可動範囲。

足首はあまり前後には動きません。画像にはありませんけど、左右には充分に動きますけどね。

膝ですが、予想通り、引き出し式を利用すると、かなり可動が増えます。
その代わり、ちょっとおかしな感じになりますけどね。

脚部は、かなり細かいパーツが多くて、また組みにくい構造になっている箇所があるため、結構疲れました。

そんな訳で、今日のエルガイムは終了。

雨が止むまで組み立ては続きます。
組み立てが終わる前に雨がやんでくれないと、やることがなくなってしまうんですけどねえ。

では。

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