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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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白亜の巨人・降・臨 !!


エルガイムMK1

今日のエルガイムのお時間です。
明日完成になると思ったのですが、思ったよりもサクッと終わったので、更新します。

最初に言っておきますが、かなり写真が無茶です。
白という色の撮影が難しいのか、背景と同化してしまうからなのか、根本的にカメラが悪いのか、ちゃんとした写真が撮れませんでした。

まずは三面図+α。


三面図+α

素のまんまのエルガイムさん。
完成間近になって色々と問題が起こってしまったため、一部汚くなってますがご容赦を。

しかし、脆弱なキットでした。
仮組みをばらすとき、二箇所破損。
頬あてを延長し塗装している時に、なぜかモロリと折れる。
計三箇所も壊れてしまいました。

一箇所は完全に修復できたのですが、前腕アキュート可動部はどうしても修復できませんでした。
材質はABSの筈なんですが、瞬着でもくっ付かず、エポキシ接着剤でもくっ付かず。結局、可動を諦め、回りをガチガチに接着する羽目になりましたとさ。

あと、頬あてはちゃんとプラ接着剤で修復したのですが、塗装が終わった段階でなぜかまたモロリ・・・。
もうウンザリして適当に接着しました。なので、割れ目が見えます。変に手を加えると、更に悪化しそうで。
結局、破損とその修復に追われてしまい、かなりウンザリしてしまったため、仕上げがちょっと雑になってしまいました。


ランドブースター

ランドブースター装備。

それでも、そこそこみられるのは、キットがいいからでしょう。
かなり脆弱で塗装しづらい箇所も一部ありますが、全体的にはいいキットですから。

このキットは、願掛けという意味も込めて制作したわけですが、どうなるでしょうかね?R3で出してくれるでしょうか?
当時の技術ではこれが限界だったということでしょうが、今の技術でもう一度作れば相当なデキになると思いますから。
MGなどで培ったフレーム再現技術や各可動ギミックなど、バンダイの十八番ですからね。
エルガイムのデザインには、こういう技術は発揮し易いのでは?


バスターランチャー

バスターランチャー。

願掛け。ある意味叶ったと言えなくもないですね。
なにしろ、ボークスさんがバングをプラキット化するわけですから。
でも、流石にこれはこじつけが過ぎるな。エルガイムとバングの共通点は、同じデザイナーってだけですからね。

私の造形的好みとしては、現時点では魂スペックの超合金エルガイムが一番好きです。
あんな感じで、R3でも是非!!

ただ、魂スペックで出してしまったわけですから、あと数年はないのかも。
ガンダムと違い、エルガイムなんて話にならない露出ですから、そうそう商品化するとは思えませんし。
waveさんが今年の夏にガレキとして出しましたけど、ああいうのが関の山かな。


ランダムスレート

ランドブースター開。

まあ、エルガイムがR3で出るかどうか以前に、R3の存続が怪しいんですけどね。
ウォーカーギャリア発売後、どっかでザブングルの企画進行中みたいな記事を見ましたけど、全然続報がないですしね。
なんとか続けてほしいものです。

しかし、ここのところ、R3で出して欲しいネタが、かなり魂スペックで出ているのが気になるんですよね。
ドラグナー然り、エルガイム然り。
上記以外に、私としてはMGダンバインと並べられるサーバインやらズワース(ズワウスも)やら沢山希望があるわけですが、果たして・・・。


エルガイム

右から目線と煽りで。

しかし、白って色はどうなんでしょう?やりづらいというか何と言うか。
最初はいつも通り、グラデをある程度効かせた塗装にしようかと思ったのです。
で、一旦サフグレーを少し残す感じで塗装してみたのですが、イマイチでした。
やはり目的色が白だと、質感が出るというよりも、なんとなく変に見えてしまう気がして。

結局、グラデも塗りつぶし、グラデはなくしました。
白という色でグラデがしたいのなら、ドライブラシの方がいいのかもしれません。
どこかで実験してみますが、ドライブラシで上手にグラデを付けられるものか・・・?


R3で出して~

左から目線と煽りで。

今回は、白という色が基調の塗装の実験が主たるものでしたが、誤魔化しが聞かないことがよく分かりました。
一部、手間の関係からサフなしで白を塗装した箇所があるのですが、かなり色合いが違います。写真でも、結構目立ってますね。
修正しようと思えばすぐにできるのですが、まあいいかなと。


届け!願掛け制作

いや~、うっつくしいデザインですなあ。
エルガイムはやっぱり、格好いい!!


そんな訳で、恒例のレビューに入ります。

○キットの造形:8点
全体的にかなりいいデキだと思う。
ただし、ABSパーツが結構歪んでいるのが惜しい。


○どれだけ簡単に綺麗に作れるか度:7点
普通はこんなものだと思うが、やはり作りづらい箇所が幾つかある。
塗装まで考えると、フレームと装甲の塗りわけが怨めしい。
特に面倒なのが、前腕。構造も問題があるし、マスキングも立体的過ぎて正確にやり辛い。
ここの構造は、もうワンパーツ増やせば手間はかなり減らせると思うが、省パーツと当時の技術の兼ね合いで、こうなったのかも。

○可動範囲:6点
ま、私基準では普通。
ただ、首が致命的に動かないのがちょっとダメかな。
顎も引けない構造になっているのも欠点。ってか、この欠点。塗装が終わってから気が付いた。
何のための仮組みだ?俺。
 

○関節・武器保持力:6点
別に問題はないと思うが、手首などの保持力は不安。
 

○プレイバリュー:7点
本来、バスターランチャーが付かない筈(らしい)なのに付いているのが大きい。
やっぱり、長物は格好いい。

○置物的価値:7点
普通に格好いい&美しいデザインの上に、見慣れたガンダム的デザインとはまったく違うのでいいのでは?

 
○総合評価:7点
実験的挑戦的要素が多く見られるキットだが、まだ追いつかなかったというのが現実か。
私としては、問題はないと思うが。
ただ、昨今のガンプラと比べて結構作りづらいので、HGUCのノリで始めるとウンザリするかも。 

○お勧め度:7点
脆弱なのはいただけないが、一つや二つの欠点はあるもの。それが造形的欠点でなくて良かったと思う。
ま、これ以上に格好いいラインが見える人もいるのだろうが、私にはわかりません。
ただ、エルガイムは頭部のラインが難しいのだなってのは分かった。


ということで、エルガイムさんは完成。
近い将来、R3で発売されることを願って、制作は終了。



比較

最後に素組みとの比較。
やはり、ただの白とはいえ、質感は段違いですな。

そんな訳で、エルガイムMK1はお仕舞い。

また。

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今日のエルガイムのお時間です。

今回は、エルガイムさんの塗装におけるハイライト、装甲色ホワイトを塗装しました。

いや~、白っていうのは難しいですね。って、毎回同じことを言ってるな、俺。
ともかく、見てみましょう。


白

全景ですな。

私、基本的に白はガイアさんのEXホワイトを使っているのです。大瓶で買えるから安く済むんですね。これ。
で、隠ぺい力に疑問はあったものの、これも実験と思い、使ってみました。

結果。
隠蔽力ダメ!!

いや、決してダメって訳ではないんでしょうが、素晴らしい隠蔽力というには程遠い結果でした。

まず、サフを吹いたパーツとサフなしのパーツで見比べてみると、明らかに違います。
サフを吹いたパーツも一応白に見えるのですが、サフなしのパーツはもっと白くなります。
下地黒~グレーの時に白を塗ると、青っぽくなりますよね。それになっているんです。
勿論、見比べなければちゃんと白なんですけどね。

よって、サフグレーも完璧に隠蔽できない程度の隠蔽力って認識でOKだと思います。
これはこれで使い道があるんですけどね。隠蔽力ってのは、高ければいいってモノでもないですから。
下地を透過させたりする時は、隠蔽力がありすぎると、それも問題ですしね。

ともかく、ガイアさんのホワイトは、調色用と割り切ることにします。
嗚呼、フィニッシャーズさんのベースホワイトやらピュアホワイトを買ってこないとなあ。売ってる所が少ないんだよなあ。フィニッシャーズさんってば。

そんな訳で、今日のエルガイムMK1はお仕舞い。

次は細部塗装と装甲裏面塗装と墨入れですが、イチイチ記事を書くこともないので飛ばします。
よって、明日は更新なしで、明後日で完成になると思います。予定ですが。

では。

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今日のエルガイムのお時間です。

今回から、待望の本塗装に入ります。
で、構造面を色々と考えた結果、こっちの色から。


グレーっぽいパーツ

装甲色白は後回しですね。本当なら、そっちから塗りたいわけですけど。気分的にね。

いやはや。調色って本当に難しいです。いつも言ってますけど。

説明書のカラーガイドの通り装甲色グレー(ほとんど黒だけど)の調色をやってみると、どうしても青っぽくなってしまうんですよ。
いや、青が入るのはいいんです。黒の中になんとなく青が入っているって感じなら。
でも、実際は黒っぽい青になってしまいます。
これはカラーガイドが怪しいのか?

で、結局オリジナルで調色して、まあまあ納得のいく色ができましたとさ。
でも、武器の色はイマイチ・・・。

いや~、調色って本当に難しいものですね。
それではまた来週お会いしましょう。

そんな訳で、今日のエルガイムMK1はお仕舞い。

また。

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今日のエルガイムのお時間です。

今日から師走ですね。12月。
和尚さんも忙しくて走るから師も走るって言うんだそうですよ?

今年中にエルガイムさんとアトールさんの双方を完成させる予定ですが、果たして・・・。
今年下半期は完成品が少ないからなあ。逸騎刀閃のダメージがでかかった。

今回から、漸く装甲の塗装に入れます。嬉しいです。
模型を作るにあたって一番楽しいのは組み立てですが、それに匹敵する楽しさを感じるのが塗装ですから。

時に恐ろしく疲労させ。
時に恐ろしく手間のかかるもの。

それが塗装ですが、成果が目に見えるってのは堪りません。

さて、その第一段階。サフです。


サフ

いや~、パーツ多いです。それも細かいのが多いので、塗装し辛いこと夥しいです。

ここで、エルガイムさんの塗装において、私が気になっていることを纏めておきましょう。

1:透け
要は、光がパーツを透けて玩具っぽくならないかってことですね。
成型色が白で、塗装する時の白だから心配なんですよ。
実際、光にかざすと、かなり透けるんですね。光が。
んで、想定どおりサフでかなり改善されましたけど、やはりまだ透ける。

しかし、今回は下地黒を使いたくないんですよ。
毎回同じ塗装方法ってのも刺激がないですし、目的色白に対して下地黒を使おうと思っているキットは他にあるんです。
なので、その質感の比較のためにも、下地黒は使いたくない。
結局、今回はサフの上から白を吹くことになります。

透けないでね~。

2:装甲裏の塗装
これもねえ。どうしようかと迷っています。
エルガイムさんの装甲裏は黒みたいなんですよ。設定的には。
リアイリティ追求ってことなんでしょうかね。

んで、その塗装ですが、これをどういう手段でやろうかと。
一番良いのは、装甲表面を塗装したあとそこをマスキングして、裏面に黒を塗る。
これが一番ですね。
が、面倒臭い。
ほとんど全パーツをマスキングしてやる必要がありますし、精度も重要になってきます。
当たり前のことですが、装甲には厚みがあるわけです。そこも白なんですね。

どう言ったらいいかな・・・?
こういうことです。

四角をイメージして下さい。
その上の辺が装甲表。
下の辺が裏なわけです。
んで、四角の高さにあたる部分が厚みですね。

この厚みまでも白なんですね。当たり前ですが。
この厚みの部分がマスキングにおいては厄介です。薄いですから。

上のやり方は白→黒の順で塗装する時のシミュレートですが、逆に黒→白で塗装した場合はどうか?
もっと面倒になる気がします。食み出したら隠蔽力の問題が出てきますからね。

で、二つ目の方法。
ラッカーではなくエナメルで誤魔化すというのはどうか?
要は墨入れの理論ですな。
これなら食み出しても拭き取れます。装甲裏面ですから綺麗な塗装である必要はなく、細かい所は筆でペタペタでもOKですし。

こっちが楽かな?

でも、マスキングしてラッカーを使うにしてもエナメルで誤魔化すにしても、腕などフレームと装甲が立体的に重なる部分のやりにくさは残りますねえ。
ま、この手の問題はやる前から「面倒くせー」と考えるより、サクっとやったほうがいいことですけどね。
やっちまえば意外と簡単に終わるものだったりしますから。

結構、塗装が面倒なキットだねい。エルガイムさん。

そんな訳で、今日のエルガイムMK1は終了。

また。

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今日のエルガイムのお時間です。

今回は、接着したパーツの合わせ目消し&整面を行いました。
早速、成果を。


整面

向かって左がまだ接着できないパーツで、右が今回整面したものです。
こうしてみると、かなり合わせ目も少ないことが実感できますね。
キットが進化したお陰で、最初から格好いい造形を手に入れられるだけでなく、手間も減るってのはありがたいことです。

次。
頭部の弄った箇所の整形をしました。


頬延長部分

頬延長部です。
こういうところの形状出しは、根気勝負ですね。
一気にやろうとするとラインが歪んだりして修正できなくなってしまいますから。
地道に少しずつ削って、何度も確認して・・・。

はぁ、疲れた。

とりあえず、全体像を見てみます。


頭部完成


え?変わってないじゃんって?
そんなことはありません。
元のパーツと比較してみますか。


比較

右が元。左が改修後です。

大分印象が変わっていることが分かるかと思います。
ここでちょっと思ったのは、正面から見た感じでは、頬カバーが延長されたことで精悍になったように感じますが、横から見たところ、以前の方がよかったような・・・。

こういうところが立体の難しいところですねい。

もう少し整面で誤魔化せないか研究してみますが、これでほぼ形状は決定とします。
これ以上弄るとなると、根本からやり方を変える必要があることが分かったので。

完全に私好みの形状にするとなると、本当ならば、頬カバー延長ではなくて頬の内側を厚くして外側を削って修正ってのが正しいやり方だったようです。
しかし、これをやるとなると結構面倒ですよ。パーツの内側を整面しなくてはなりませんから。
最初のやり方も微妙に間違ってしまったし、改修後の形状も理想とは違うものになりましたけど割りと好きなので、これで行きます。

そんな訳で、今日のエルガイムMK1はお仕舞い。

次回からまた塗装をします。

では。

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