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今日のDr.スランプ アラレちゃん・ファンタジーライオンのお時間です。

今回で仮組み完了までいきますが・・・。
やはり、無茶なキットですね。これは。作り手のことを考えていないというか、そもそも作ることを考えて設計されたものであるかも疑わしくなります。
いくら22年前のキットだからって、ここまで酷いキットってのも珍しいとおもいます。
それこそ、80年代に発売されたガレキと同じかそれよりも酷いのではないでしょうかね?

そんなんだから、22年前に発売されたまま、再販もなくなってしまったんだよ。
誰も作ろうと思わないもの。組み立てを開始した瞬間に、諦めるもの。
まともに作れる代物じゃないもの。

ま、そこはそれ。
やると言ったからにはやります。
たとえ綺麗に仕上がらなくても。
たとえ実力が追いつかなくても。
たとえ死にそうになっても。

では、仮組みフェイズの最後です。


無線機?

まずは、ライオンの背中に背負う無線機のようなもの。
かなりディテールが細かいです。
ですが、パーツが1mmくらい短いところがあります。写真でいえば、背面ですね。下に隙間が開いていますね。
さて、ここはどうしてくれよう?

問題は、ライオンに固定するための棒の接着が結構困難なところです。
塗装前に接着すると、塗装が綺麗にいきません。後ろ側まで縄目があるので。
かといって塗装してから接着すると、接着面に塗料が乗っているので汚くなるかも。

ん~、どうしよう?
とにかく、テープで無理矢理固定します。
すんごくやりづらい作業です。


装着

これってさ、接着する時、微妙に角度が合わずに隙間ができたりしない?
なんか、凄く恐い設計なんですが・・・。

とにかく、次です。


アラレちゃんパーツ

アラレちゃん本体ですね。
ここも無茶です。
それぞれ接続のためのガイド(ピンとダボ)がありますが、相変わらずユルユルです。
しっかし、ライオンの腕はワンパーツだったくせに、なぜアラレちゃんの四肢は分割なんだよ。
こういうラインって合わせ目消しが大変じゃないか!!

ちなみに本来なら手にはライオンを操るためと思われる手綱を持たせなければなりません。
が、まだ今は持たせません。接着する時にでもね。

両手足の接着ですが、当然ガイドとなるピン・ダボはありません。
気合いと根性と野生の勘で何とかしてください。


完成

組み立てるとこんな感じです。
テープが汚いですけどね。

あとは細々したもの。


その他のアイテム

カタツムリみたいな鳥。
水筒。
バケツ
等ですね。

鳥は両目と脚の接着部分が不安定です。このキットはどこもそうだといえばその通りなんですけど。
胴体の合わせ目を消さないで目や脚を接着すると面倒になること確実なので、これらの接着は後回し。
こういうところに、模型の経験が生きてきますなあ。
初心者だったら、何も考えずに接着しちゃって、後から泣く羽目になりますよ。このキットはそういうところが多いです。

あ、初心者には組み立てすら無理か・・・。
いや、組むことだけならできると思うぞ。「綺麗に」という付帯条件をつけなければ。
ってか、俺も綺麗には作れないかも。
まだまだ初心者ですから。

ともかく、仮組み完了です。


完了

上のアラレちゃんの写真で載せ忘れましたけど、ヘルメットがあります。
このヘルメット。後から乗せることができません。
なので、アラレちゃんの頭を塗装してからヘルメットを被せ、合わせ目を消してから塗装をして・・・。
ってことになります。
これは余りにも面倒なので、削り込みで後ハメ(?)できないかやってみます。

さて、仮組みが終わっての所感です。
先に褒めておきましょう。

造形は非常に素晴らしいです。
見て分かるように、プラキットとはとても思えないほど表情豊かで、しかも温かみのある造形です。
個々のパーツのディテールも素晴らしいです。無線機のダイヤルやらなにやらのメカニカルさや、アラレちゃんの服の造形。さらにはライオンの毛の質感など。
思うに、元はプロの原型師さんが作った原型なのではないかな?それをプラキットに無理矢理したという。
そう考えると、この無茶な構造も納得できるものですね。

とうことで、このキットの長所。

造形だけ!!

あとは全部ダメです。
構造が余りにも不親切すぎます。作ることを前提に設計されたとは思えないくらい。
接着部分にガイドがないなんて・・・。
ガレキならまだいいんです。そういうことが分かっている大人が、高い金を払って苦労を買うと知っている大人が楽しむものですから。
が、プラキットは、しかもアラレちゃんという子供向けのアニメキャラクターのキットがこういう構造では、誰が作れるのでしょうか?
子供には、組み立てることすら困難でしょう。
ガレキの予備知識を持っていないのならば、大人でも無理です。
ってか、ガレキよりも難易度高いですから。最近のガレキは、本当に親切かつ精度が高いですしね。

そう、上の構造の悪さをさらに酷くしているのが、パーツ精度の低さ。
合わせ目のズレ・段差・隙間は何とか我慢するにしても、ライオンやアラレちゃんの四肢の接着部分の精度が余りにも酷く、隙間ができまくりです。
接着部分にガイドがないことも相まって、どこにくっ付ければいいのか?安定するのか?まったく分からない状態です。
手足首。そういうところに隙間があっては、興醒めですよね。こういう生き物のキットってのは。
なので、自分で真鍮線を通し、仮組みを行って、隙間はパテで埋めていかなければなりません。

とか何とか散々に言っていますけど、
「模型は造形が第一」
何とか頑張ろうという気にはさせてくれます。

といっても、まともに作れるレベルかと言われると・・・。
ま、私の技術が低いだけなんですけどね。ネットで探してみたら、一つは見つけましたから。見事な作例を。

時間短縮のため、次回からさっさと接着していきます。

そんな訳で、今日のファンタージードラゴンはお仕舞い。

また。


~追記~

ホワイトグリントかっけー!!

http://jp.youtube.com/watch?v=H273Tbtl4B0&feature=related

やっぱり変形したか。大層な変形でもないけど。これはギャプラン式変形だな。うん。
これ、キット化してくれないかなあ。変形可能なキットなら、二つかって、両形態を並べたいですね。
って、無理だ!!アリーヤを上回る作業量になるぞ!!俺には無理だ!!

周辺の動画をみると、ACFAのACデザインが幾つか見れます。
格好いいです。アリーヤ2.0とかあるんだねえ。

ここでアーマードコアの人気投票とかしたら、何が一番になるでしょうね?
ゲームをやっているのといないのとではデザイン云々よりも思い入れなどで語る人もいるでしょうし、全然違う結果になりそうですが。

私はというと、レイレナード・アリーヤが今のところ一番好きです。
ホワイトグリントよりもテルスよりも。
あの極端なデザインと禍々しさが堪らない。

そういえば大きなニュースが。
ガンプラが値上げになるみたいですよ。
再販時に順次値上げ。10~20%の上乗せになるみたいです。

はあ。困った時代だぜ。

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