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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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はい。こんばんは。
アオシマさんから、1/48・ガーンズバックが発売予定だそうですよ!!
楽しみですね。
1/48ってことは、キットはどのくらいのサイズになるのだ?元を知らないから、全然分からん。

それにしても、東京は凄い雪でしたね。雨から雪に変わり、雪がみぞれ混じりとなってまた雨へ・・・。
結局、雪は積もらず。雪が降っていたのなんて、実質数時間程度ですからねえ。
雪。大好きなんですよ。大雪で積もり積もってほしいものです。
なんていったら、北国の方に怒られちゃうかな?

「お前は雪の本当の恐さを知らない!!」

はい。知りません。すいません。

ってなわけで、本日。スーパーパックを買ってきました。
いや、アルト機製作記に書いている通り、アルト機には付けませんよ?こいつは、ノーマルのままファイター形態固定で完成させます。
ファイターで1番美しいのは、ノーマルだって分かりましたから。
アーマードのファイター形態は、造形とバランスによってはアリだと思ってますが。

定価2100円の代物ですが、中身を見て一言。
ま、割高だよね。

なんで割高に感じるかといえば、パーツが80数個程度なんですな。最近のHGUCよりも少ないです。それでも、値段は同じくらいです。
箱も思っていたよりも小さく、普通にガンダム00の1/144程度のザイズだと思います。HGUCより小さいです。
このセット自体、所詮は追加装甲で、しかもアーマードとは違い大きめのパーツは翼に付ける追加ブースター(?)くらいなので、ボリュームという意味では、やはり高いかな。

が、仕方ないと思います。別売りなんて、本体がなければ意味のないものですし、
「スーパーパックの売れる個数<VF-25本体の売れた個数」
こうなるのは明白で、それでもVF-25を買ったユーザーを裏切らずに別売りしてくれたバンダイには感謝しなければならないでしょう。
それに、割高なんていってしまうのは、ガンプラ基準で考えた場合です。
こんな別売りパーツ。普通はもっとしますよ。
コトブキヤさんのAC.viのウェポンユニットや、waveさんが出しているスナッピングタートルなどのアップデートパーツを見れば、一目瞭然ですよね。

ガンプラ基準で考えれば、値段とボリュームはかみ合わないでしょう。
が、内容と他の一般的な基準で考えれば、安いほうです

最近、私の中で、着々とバンダイへの信用が大きくなってきています
元が低すぎですけどね。
このまま、アーマードパックやVF-27、ケーニッヒモンスターも是非お願いします。(毎度毎度、VF-25の話題が出るたび言ってて、いい加減しつこい)
アーマードパック別売りは、幾らくらいだろう?3000円以内にして欲しいな。

制作記の仮組み終了の時にも書きましたけど、このキットって10年遊べる(作り続けられる)キットだと思うんですよ。
といっても、10年間これだけを作り続けるわけではないですよ?勿論ね。
やる気になれば、10個以上作れそうです。様々な模型的アプローチでキットを制作すれば。
ファイター。ガウォーク。バトロイド。さらには主役4機種にパックが3つってことで、10個以上ってことじゃないですよ?これやると、36個作れる計算になるけど、徒労というものです。

ファイター形態に特化し、装甲のズレを修正し、美しいラインで仕上げる。
インテークやベクターノズルなどのエンジンメカ部を作りこむ。
自前で武装を翼にくっ付けてみる。
これらのことを、ファイター、バトロイド双方でやると沢山のバリエが作れそうです。
オマケに、スーパーパックもありますし、多分アーマードパックも別売りされるでしょう。
簡単に10個くらいの案は出ますよ。実際にやるのは、すんごく大変でしょうけどね。

スーパーP別売りで見える可能性としては、ハセガワさんから出ているマクロス関連と絡められるかもって所ですね。スケールも同じ1/72だし。
各部のボリュームが違うように見えるので、すり合わせがかなり難しそうですけどね。
俺が1番好きなVF-○○に、VF-25のオプションパックを付けてやるぜ!!なんて遊びもできそうですよ。

んで、スパパクを手に取りお店を巡回していたら、発見しました。
VF100’s。
最近発売だったのかな?興味ないので、ぜんぜん知らなかったんですが。
中身が見えるような箱だったので、ちょっと眺めてみました。

・・・普通にプラキットの方が、デキは良くないか?

そう思いますねえ。
材質はPVCかなにかでしょうかね?この手のアクションフィギュア特有のモッサリ感のある、キットと比べてダルい形状でしたね。
やっぱり硬い素材じゃないと、エッジは出ませんから、その意味ではプラキットの方がいいわけです。
ディテールのみならず、スタイルもプラキットの方がいいかも。アクションフィギュアの方も悪くはないのですが、顔やファイター形態の機首などは、プラキットに比べて劣るかなと。

ここで普通に疑問が浮かぶんですが、これを買う人って、なぜこれなんでしょうかね?
大きさは1/100。プラキットに比べ、造形も変形内容(フィギュアは差し替え)も劣る。しかし、値段はキットより高いと。
ハッキリ言って、このアクションフィギュアにはいいところは何もない気がするんですが・・・。

なんでしょう?高い金をだしてもいいから、造形が劣ってもいいから、完成品の方がいいってことでしょうか?
バンダイ製キットを組めない人なんてまずいないでしょうし、色分けにしてもシールがほぼカバーしてますから、難易度が高めの水転写デカールも使わなくていいわけです。
キットを部分塗装で仕上げる場合、塗装すべき箇所は、キャノピーと頭部のレーザー機銃くらいでしょうかね?ラクチンです。
時間がないからって理由も、基本工作+全塗装ならまだしも部分塗装仕上げなら当てはまりませんし。一日60分もやれば、1週間かからずに完成しますよ。
休日を使えば、一日でできないこともないです。

正直、VF100's版のVF-25の存在意義が分からなかったりします。
強引に理由をつけるとするなら、サイズくらいですね。どうしても1/100がいい!!って人。もしかしたらいるかもしれません。MGと並べたいんだい!!って人。
まあ、1/60超合金版は、完全に存在意義がなくなった気がします。
同じ完成品のVF100's版に比べてディテールはカッチリしているものの、値段も倍以上の上に、どう考えてもスタイリングがおかしい超合金は、居場所なさそうです。
これも、意味があるとしたらサイズくらい?
どうしても1/60じゃないとヤダ!!やまとのマクロスシリーズと並べたいんだい!!
そのくらいでしょうか。

ってか、普通にキットを組めばいいのではないでしょうかね?
バンダイキットなんですから、まったく難しいところはないです。むしろ、組んでいて楽しいですよ。驚異的な構造のキットですから。
組んで、シール貼って、数箇所だけ塗装すれば、完成品よりもクオリティの高いVF-25が手に入りますよ。他のに比べて1番安いのにね。
なんだって高い金を払って、デキがキットに劣る完成品を買うのか?
それほどまでに、キットを組むのが面倒臭いのかな?
・・・わからん。

最終的には、人それぞれって万能の切り口上を使って、強制終了でしょうね。

ただ、VF100'sってシリーズそのものには、大きな意義があると思うのですよ。現在ではなかなかキット化されづらいマクロス関連のデザインを立体化するというね。
これで、立体物がなかった&あっても現在では手に入らない状態&デキが悪かった、などのものが出れば、大きな意味がありますからね。
是非とも、長くシリーズを続けて欲しいものです。
本当は、キットとして出して欲しいですけどね。
模型野郎としては、VF100'sで出てしまったが故にキット発売の可能性が消えるほうが哀しいですが・・・。

スーパーパックと並んでルカ機もあったのですが、我慢です。
他、欲しいキットも幾つかあったのですが、それらも全部我慢。金もない上に、これ以上積みを増やしてどうすると。
嗚呼、再販になったマクロス7関連やらグラージやらトマホークが欲しかったよう。
タカラタコも欲しかったよう。
ドラグナー関連も欲しかったよう。
その他まだまだあったよう。

あのお店。最近、露骨にキャラキットを減らしているのが気掛かりです。
ガンプラ以外のキットなんて、本当に少ないです。
最近、ガンプラに興味の薄い私ですから(欲しいキットはありますが、優先順位は低いです。いつでも買えますから)、これは困るんですが・・・。
ざっと見たところ、ACは2種類。スパロボは3種類。マクロスも3種類くらいでしたねえ。それぞれ1個か2個程度しかない状態で。
waveさんのキットは全部で5つくらいしかありませんでしたよ。サクラ大戦のキットばかりでしたけどね。

キャラキットを減らしてスケールモデルを増やしたのは、意味不明ですが理解できるんです。模型野郎の端くれとして。
が、Nゲージまで増えているとなると、これは完全にキャラキット撤退を意味しているのでは?
金と時間がある団塊の世代目当ての内容に変えていくつもりでしょうかね?スケールモデルとNゲージから推して。
1番近場で、塗料工具がある程度揃っているお店はここしかないので、なんとかキャラキットも続けて欲しいのですが。

さて、今回買った別売りスーパーパック。このセットを使うのは、おそらく・・・まあずっと先です。
なら、なんでそんなに急いで買ったんだ!!
自分にとって絶対に必要なキットは、なるべく早く買うのが、私の主義です。
といっておきながら、買えていないキットが山ほどありますが。

明日あたりは晴れて欲しいなあ。暖かくないと、整面にかかる気力も起きん。作業部屋は寒いですから。

では。

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皆さんこんばんは。
整面作業が面倒臭くて、重い腰がなかなか上がらない私です。
お元気ですか?

さて、この間も書いた、1/32・レッドミラージュの胸像(バストアップモデル)。
サイズ表記が1/32なのに、70cmもあるという変な仕様ですよね。1/32で胸像なら、20~30くらいになるはずですから。

なんだべねーって考えてたんです。なんだってこんな意味不明な大きさなんだろうなあと。
思いつきました。理由を。

70cmということは、ほぼ等身大なんですよね。大人と。
つまり、キットを完成させた後自分と目線を合わせれば、自分とほぼ同じ大きさのレッドを見ることが出来る。
そのための、70cmというサイズだったのではないでしょうか?

面白そうですよね。完成させて飾ったら。
なにしろ、自分と同じくらいの大きさなわけですから。
てことで、おそらく70cmというサイズは、等身大を意識したってことであってると思います。
で、1/32ってサイズ表記は、おそらく書いた人の間違いですね。
前にも書きましたけど、デザインの設定全高を、胸像の全高でそのまま割ってしまったのだろうと。これだと計算があいますから。

ちょっと頭悪そうだぞ。

しっかし、凄いキットですよ。
普通、大きなキットって、どうしてもノッペリするものですが、それが全然ない。ってか、むしろ大きさに対して二次関数的にディテールが増えてますから。
これは、胸像のくせにパーツ数201点ってことからもわかりますね。

値段は良心的だと思うんです。
今時は、1/100で2~3万する時代ですからね。こいつの3倍の体積ですから、それが12万ってのは破格ではないかと。
が、やっぱり置けないですよね
結局、こういう大型キットって、どう飾るか?ってのがネックになると思うんですよ。

買った人の何%が完成まで漕ぎつけられるか?分かりません。おそらく、一桁だろうと思いますけど。
で、完成させた場合、どうやって飾るのか?
まずスペースが問題ですよね。

折角完成させても、そこらに置いといては、汚くなります。クリアレジンの上にキットがでかいので、汚れも目立つことでしょう。
かといって、大きな棚でも、1つの段の高さが70cm以上もあるようなのはそうそうないですし、なかなか棚に入れることもできません。
専用のケースを買う&作る?
これにしても、なかなか難しそうですね。
キットにアクリルケースがセットになっていればいいのですが、ボークスさんはそこまで考えたことはないようです。
プラス1万だせば、専用ケースが付いてくるって販売方法もすればいいのにな。
絶対に、みんな買うと思いますけど。
裸でそこらに置いておけないキットですからね。
このサイズのキットを収納できるケースが、1万で収まるかは分かりませんけど。

で、かりにケースに入れられたとしましょう。
実は、ここからが難題のキットなんですよ。ケース程度なら、金さえ積めば手に入れられるでしょうから。
が、金では解決できない問題が存在するのですな。

こういうでかいキットは、自重に依る経年劣化が激しいものです。たとえ、硬いレジンを使ったとしても、免れません。
PVCなどならただ曲がるだけですが、レジンの場合はどうか?やっぱり、大体は曲がるだけに留まります。
が、でかいキットの場合、肉厚がある上に自重がありすぎるので、曲がるとかそういう問題では済まなくなりそうです。

自壊・・・

この二文字が付いてまわりますね。でかいキットってのは。
これを防ぐためには、バラバラにしてしまえばいいわけです。一部に自重がかかり続けるから劣化するんですからね。
が、自壊を恐れて飾れないようでは、模型とはいえません。何のために作ったのかということになります。

そういう意味でも、やっぱりボークスさんは、このキットに専用ケースと台座をつけるべきだと思うんです。
台座のことはサイトでも載っていないですが、胸像なので確実に付くことでしょう。
が、ただの置くためのものでは駄目なんですよ。
重量を分散し、経年による変形や自壊を防ぐための台座でなければ。
ついでに、ケースはUVカットになっているのが望ましいですね。紫外線で色が退色してしまうのは哀しいですよ。これだけのキットを塗装したのに。

自壊を防ぐために重量を分散させるような台座を自前で作るのは、かなり難しいですよ。
一部に重さがかかっていけないんですから。
できれば、頭部、肩部、腹部の三つで、それぞれの重さを支えるようなものが望ましいわけです。
そして、それぞれの重さを支える箇所も、なるべく広い面積でキットに接地できるようなものでなければなりませんからね。

買うのも難しい。
作るのは、更に難しい。
飾るのも、やっぱり難しい。
普遍的ディスプレイは、確実な解決法がない。

色々と難問の多いキットですね。
私としては、物凄く欲しいわけですが、これらの問題をクリアできそうにないので、諦めかな。
買えなくはないです。
作れるとも思います。相当の地獄を見ると思いますが、一日3個ずつパーツを弄っていけば、1年もあれば終わるでしょう。
が、飾れないのです。

なんとかスペースを確保しても、その後のことを考えると、悩みは尽きません。
仕舞う時だって、結局嵩張るのは同じですよ。下手に収納すると、飾っている時よりも破損する可能性が高くなりますからね。
パーツが大きくなっても、強度は同じなのですから。

すんごく欲しいキットなのですけどねぇ・・・。
1/32・レッドミラージュ・バストアップモデル。
模型史に残る、超絶ガレキですよ。これは。
参加できたら、模型野郎の本懐。これに優るものなしでしょうね。

ありえないとは思うのですが、数年後にこの胸像にあわせた腕と下半身が発売されたりして。
そうすると、170cmくらいになるのでしょうかね?1/10レッドミラージュ全身像とか。

だから、どうやって飾るんだって!!

結局、この歴史的キットも、コレクターアイテムと化してしまうのかな。
1/100ツインタワー。1/8スコープドッグ&ターブカスタムなどと一緒で・・・。
でも、真・模型野郎の多いFSSマニア。ツインタワーだって、ネットで幾つか完成品を見られるわけですからね。
きっとレッドの胸像も、完成品を拝める時が来るでしょう。

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今日のVF-25・メサイアバルキリー・アルト機のお時間です。

今回は、素組み無塗装のVF-25を、様々な角度から撮ってみました。
ついでに、変形などもね。

まずは、ファイター形態から。
一気にいってみましょう!!


VF-25前後
VF-25横上
VF-25斜め

や、格好いいですね!ホント、惚れ惚れしますよ。

前回、ガトリングの組み立ての時に言及し忘れたんですが、説明書ではガトリングを機体下部に付ける時、同時に補助脚みたいなのも取り付けるように指示してあるんですね。
が、見た目上、これは余り宜しくないわけです。
こうした気持ちは分かるんですよ。
ギアのはめ込みだけでは自重を支えるのに不安があって、万が一ギアが外れてキットが壊れた、あるいはギアが折れた。弁償しろなんていうクレームが来たら面倒ですからね。
なので、こういう補助脚をつけて補強したのでしょう。

どこの世界にも、とんでもない阿呆っているものです。
その阿呆のせいで、良識ある人が損をするのも、これまたどこの世界も同じです。
このキットに関しては、損はしてませんけどね。

しっかし、どこから見ても格好いいなあ。VF-25。
あ、ちなみに、ガトリングをつけるとグラグラする場合がありますが、両腕をしっかりとあるべき位置に置けば、このぐらつきは軽減します。
つまり、ぐらつくのであれば、位置が悪いってことです。

さて、次はVF-25を飛ばしてみましょう。


VF-25飛翔

飛ばすといっても、勿論ぶん投げるわけではなく、スタンドでそれらしくするだけですけどね。

バンダイから絶賛発売中のスタンドですが、もうかれこれ2年以上も前に買いました。
の割りに、一回も使ってませんでした。使うまでもないキットしか作ってないですからね。
ですので、今回は試しに。
SMS仕様のスタンドが別売りされていますが、別段必要ないと思います。
支柱がぶっとくて目立つってのは、どっちも同じですから。

さて、今度は飛翔しているVF-25を、様々な角度で眺めてみましょう。


VF-25斜め
VF-25斜め下
VF-25真横
VF-25突撃
VF-25下
VF-25斜め下

同じような画像しか撮れなくてスマン。
飛行機の模型ってば初めてで、撮る時のお約束とかが分からないんだ。
個人的には、やや前からやや後ろの角度で、さらにちょっと上からみるのが1番格好よく見えると思います。

それにしても、美しい!!
こいつが、人型に変形するなんて、マクロスを知らない人が見たら信じないでしょう。

さて、色々と問題も多いキットです。
1番の問題は、ファイター形態の時、上面の装甲がイマイチ噛み合わないことでしょうか?
肩の装甲は、ハッキリ言ってこれが限界だと思います。
ですが、以前触れた、主翼付け根のやや前にある、バルカン砲っぽいモールドがなされたパーツは、やり方によってはかなり噛み合うようになります。

このパーツ。普通に組んだだけでは、まずずれます。凄くずれます。ずれるだけじゃなくて、斜めになってしまいます。
なので、1番の問題児です。

そんなパーツなので、ムカついている人も多いでしょう。
このパーツが与える影響で、買うのを控えている人もいるかもしれません。
そこで、ちょっとここでは、簡単な解決法を書いておきます。

まず、このパーツがなんでずれるかというと、意味不明なボールジョイント接続で腿に接続しているから、おかしな角度でずれるわけです。
それプラス。位置を安定させるためのものが何一つないってのも理由ですね。いや、あるにはあるんですが、余り役に立ってないです。
そして、ここは主翼と脚部の微妙なズレが1番大きく影響するポイントでもあります。
逆の言い方をすれば、これらを解消してやれば、結構良くなります。

上の画像を見てください。以前の画像に比べて、格段に噛み合いが良くなっていることが分かっていただけると思います。

噛み合いを良くする為には・・・

①バトロイド状態での股関節で、腿を思いっきりがに股にしておく。
これ、重要です。できる限り、がに股にしておきましょう。説明書では「やや開いて置いてください」なんて書いてありますけど、限界まで開きましょう。
こうすることで腿の1番上の部分(インテーク部)が、ファイター形態におけるそのすぐ上のパーツの斜めのラインとキッチリ噛み合いやすくなるので、ズレが起こりにくくなります。
一番上の正面からの画像を見てもらうと分かり易いんですが、インテークの上に、斜めになっているパーツがありますよね。
こいつとラインがずれたままだと、絶対にずれますから。外側が下がろうとして、問題児パーツにテンションがかかり、結果ずれるんですね。

②ファイター形態で脚を収容する時、思い切って踵を上に上げておく。
ちょっと説明し辛いんですけどね。
股関節部分をはめ込むとき、なんとなく機体上部と平行にはめたくなるじゃないですか。これを止めましょう。
踵を後ろに跳ね上げたまま押し込みましょう。
すると、いい具合まで勝手に股関節が回転してくれるので、踵の位置が限界まで上になります。
すると、股関節へのテンションが少なくなり、ズレが起こりにくくなります。
ついでに、踵が上に上がっていると、ファイター形態でもベクターノズルがいい位置にくるので格好よく見えます。下がっているとダサいんですね。

③股関節を一番奥まで押し込むのは止めよう
やや股関節を引き出した状態ではめ込むのがいいです。
そうすると、①でも触れたインテーク上部のパーツに腿上部の突起が干渉するんですが、ここは股関節を押し込んではめるのではなく、なるべく押し込まないようにしてゴリっとはめましょう。
こうすることで、上部のパーツと腿のパーツが密着し、腿パーツが股関節可動に従って、外側に垂れてしまうことが少なくなります。
元々、問題児パーツのズレは、股関節の位置がベストの位置にないことが原因で起きてます。

④脚部を股関の中心線とキチンと平行にしよう
両脚が外側や内側に曲がっていると、無駄なテンションがかかってずれ易いです。

大体、以上のことをやれば、そこそこいい位置に来ると思います。
文章で説明するのはちょっと難しいですけどね。

さて、お次はガウォークです。


ガウォーク三面図
ガウォーク上から

すいません、格好よく撮れません。
脚が開きにくい上に、前に脚を持ってきにくく、重心も前にあるため、倒れてしまいます。
よって、中途半端な立ち姿しかできませんでした。

といっても、格好いいガウォークの写真を見たことがあるので、おそらく私のバランス感覚とポージングセンスがないためと思われます。

さて、最後。きちんと変形しますよ。
そういえば、エルガイムMK2も変形キットだったな。2個続けて変形メカか。今気が付いた。


VF-25バトロイド三面図

お約束の三面図ですね。
いや~、格好いいです。
あの美しい戦闘機が、こんな風になるなんて誰が(略)


VF-25バトロイド斜め
バトロイド武装

あまりがに股にできないので、ちょっと決まりづらいですが。
それにしてもかっこうええですなあ。

銃の保持力は、かなり低いです。
折角の固定指だってのに、一体なにを考えてるんだ!!

グリップが回転すること。拳の穴に刺すだけの構造であること。
以上のことからかなり余裕を見たクリアランスを取ったのでしょう。
で、結局保持力が下がってしまったと。
バトロイド状態で飾るのなら、接着が1番簡単ですね。その際、グリップの回転もできないようにしておきましょう。
変形させて遊びたいなら、拳に真鍮線を仕込み、銃のグリップに穴を開けたほうがいいでしょうね。
穴を2個、真鍮線を二本にすれば、いい具合に保持できそうです。


VF-25アルト機構え

最後に、構えの図。

さて、所感でも書きましょうか。
一言で言えば、本当に素晴らしいキットです。
バトロイド、ファイター両形態で、ベストともいえるプロポーションを再現しています。
全体のシルエットだけではありません。ディテールなども綺麗に彫り込まれており、キットを見ていて気持ちいいです。
全然ノッペリ感がないんですな。

今後10年作り続けられるキットになるだろうと思います。

が、素晴らしいが故に、細かい所が気になるのも仕方ないところです。
上にも書いたように、ファイター形態で、装甲の隙間・ズレが酷いですね。
これは、正直、何の工作もなしでは解消できない問題だと思います。
両手両脚など、沢山の可動部が動いて背中の装甲を形成しているのに、腕脚をあるべき箇所にキチっと納めるようなロック機構がないんですね。
なので、どうしても微妙なズレが生まれる。そのズレが、装甲のズレとなるわけです。
この問題は、ファイター形態だけです。バトロイド形態ではないもんだいですな。

結局、この問題を根本的に解決したければ、各装甲を接着するしかないです。

さて、私はどうしようかな?
スーパーパックを見た瞬間に確信したんですが、私、ファイター形態においては、おそらくノーマル状態が1番好きです
ファイター形態だと、スーパーPの装甲を付けた場合、流れるような美しいラインがどうしてもスポイルされている印象を受けるんですね。
逆に、バトロイド形態だと、ノーマルが1番どうでもいいです。

式にします。

ファイター形態。
ノーマル>アーマードパック>スーパーパック

バトロイド形態
アーマード>スーパー>>ノーマル

こうなります。失礼ながら、ガウォークは1番どうでもいい形態だったりします。
アーマードに関しては、まだ製品としてどうなるか分からない状態ですから、なんとも言えませんけどね。
CGから受けるアーマードの印象で言うと、こうなります。
ということで、今回はノーマルとしてVF-25を完成させるわけですから、ファイター形態固定として作ることに決定します。

このタイミングで作ってるし、もしかしたらそろそろ発売になるスーパーパックをつけるんじゃないかと推測していた方がいらっしゃいましたら、すみません。
スーパーPは、また今度やります。いつになるか分かりませんけどね。
スーパー&アーマードは、おそらくバトロイド形態専用として作ると思いますが・・・。ま、アーマードのファイター形態が思いのほか格好よければ、ファイター形態固定版も作るかもしれませんね。
・・・何年後になるか検討も付きませんが。

装甲のズレだけでなく、他にも欠点はありますね。
コクピット内部の再現がヘボい。
ベクターノズル内部にメカディテールがなく、ただ関節があるだけ。
これらのことは、模型的観点から見ると、結構大きな欠点だと思います。
ハセガワさんは、ちゃんとやってましたからね。この点は。

そうそう。最後に、VF-25・バトロイド形態のサイズ比較でもしておきましょうかね。


VF-25バトロイドサイズ比較

MGグフさん。久々の登場。酷い仕上げだ。

見て分かるとおり、MGよりちょっと背が高いです。
が、かなり細いです。

さて、さっき私は10年作り続けられるキットになるのでは?と書きました。
上に上げたような欠点があるのに、なんだってそんなに人気が継続するの?って話になりますね。

思うんです。模型って、自分の理想の具現化が楽しいからやっている娯楽ではないかと。
つまり、自分の理想を投影できるキットこそが、「長く愛されるキット」だと思うんですよ。

タカラのスコープドッグの歴史を考えるといつも思うのですが、組むだけで完結してしまうキットって、「いいキット」という評価は貰えても、「愛されるキット」にはなれないと思うんですよ。
タカラのスコタコが長く作り続けられたのは、なにもインジェクションのボトムズキットがそれしかなかったからではありませんね。
第一条件として、キットが優れていたからというのは動きませんけど、それだけでは、同じ人が何体も買っては作った説明がつきません。

この間発売されたMG・シナンジュ。いいキットだと思います。
造形も良く、可動も優秀。模型を作る際にどうしても負担となる基本工作も、最低限に抑えられるように設計されていますね。
そこで、考えるんです。

だからといって、何体も作る人がいるのかな?

私の勝手な想像ですが、そんなに沢山はいないと思うんですよ。このキットを何度も作りたい人って。
色を変えてみよう。
武器を変えてみよう。
ちょっと改造してみよう。
そういうことをこのキットでやる人って、ほとんどいないと思います。
一回作って、「いいキットだったね」で仕舞だと思うんです。

なぜか?

それは、このシナンジュが、キット自身だけで完結してしまっているからだと思うんです。
色んな方向性を作り手に想像させるようなキットではないからだと。
色変え程度ならあるかもしれませんが、妄想を刺激し作らせるような「なにか」が、決定的にシナンジュには不足していると思います。

かといって、これは欠点ではありません。むしろ、キットとしての美徳です。
キットが進化してきたからこそ持ちえた、「完結性」ですから。

そう。「完結性」。これがなかったからこそ、タカラタコは20年以上にも渡り、作り続けられてきたのではないでしょうか?

全体的に凄くいいキットだ。
でも、ここをもうちょっと。
あそこをもうちょっと。
こんな感じにしたら、今までとは違う面白いものが作れそうだ。

そんな風に、作り手の想像力を刺激するものがあったからこそ、タカラタコは「愛されるキット」となり得たのではないでしょうか?

これはそのまま、VF-25に当てはまると思うんですよ。
スーパーはまだ作ってないし、アーマードは発売すら決定していませんから何とも言えませんが、ノーマル形態に関して言えば、こうです。

全体的に凄く優れている。
プロポーションもいいし、個々の形状もいい。
オマケにディテールもしっかりしているし、変形もほぼ完璧。
組み立てて基本工作をして塗装をするだけで、充分満足できるキットだ。

だが!細かく見ると、惜しい箇所がある。
ファイター形態での、装甲の隙間とズレ。これが1番大きい。
ここをなんとかするとなると・・・

つまり、これなんですよ。作り手の想像力を刺激するところって。
元のままでもいいけど、ここをちょっとこうすると、もっと良くなるんじゃないかって妄想をさせるんですね。
なので、

ファイター形態固定で作ってやろう。ちゃんと隙間もなくして。
戦闘機がモチーフなんだから、もっと現実的&どっかの部隊の色に塗ってしまっても面白いかも知れんな。
更に、現用戦闘機のように、羽に沢山武器を付けてみてはどうか?ミサイル・ロケットランチャーその他。格好よくなりそうだ。
難しいけど、戦闘機としてあるべきディテールを、このキットで再現してみよう。インテークを開いてその中に内部メカを再現してみよう。ベクターノズルの噴射口も作ってみよう。

次は、バトロイド形態だ。
以下エンドレス。

これらの想像に、スーパーパックやアーマードパックなどをも考え合わせていくと・・・。
果てしなく妄想は膨らみますね。

どうですか?作ってみたくなりませんか?こういうの。

完結していないところを、ユーザーが想像力で補っていく。それが楽しい。
だからこそ、作り続ける。何度も。
VF-25は、タカラタコ同様、「愛されるキット」になりそうな気がします。キット自身が完結していないという、ちょっとした欠点によって。

さて、色々と書きましたが、やっぱり考えてしまうのは、
「各形態の固定モデルも出して欲しいな」
これですね。
ファイター形態固定でのキットがあれば、装甲の隙間もちゃんとしているでしょうし、コクピットも作りこんであるし、ベクターノズルやインテーク内部も作りこんであるでしょう。
まあ、絶対に出せませんけどね。各形態すべてにおいての決定版を目指して設計され、実際に細かい所はおいといて、それは果たされたといってもいいくらいのクオリティですから。

模型と玩具は似て非なるものですが、VF-25に関しては、両方に求められる要素を、かなり高いレベルで融合させているのではないでしょうか。
でも、やっぱり考えちゃいますよね。

「VF-25のファイター形態をハセガワさんが出したら、どうなっていたかな?」

できれば出して欲しいですが、これも無理な注文でしょう。
バンダイが許すはずもないし、ハセガワさんも既製品でいいキットがあるようなリスキーな製品は作りませんって。

ま、そういうことで、VF-25は、おそらくファイター形態固定で作ると思います。
その際必要な小改造が、私に出来ればですけどね。肩関節やらを弄らなきゃならなそうだし。

そんな訳で、今日のVF-25はお仕舞い。

エルガイムMK2に戻って、1番面倒な整面作業に入ります。

では。

拍手[0回]

今日のVF-25・メサイアバルキリー・アルト機のお時間です。

今回で、組み立てフェイズは最後になります。
残りは、付属武器を組み立てるだけですからね。

さて、まずは・・・名前なんだっけ?
ガトリング。ガトリングでいいや。見た目そうだし。


武器

出来上がり。
割と単純な構造に見せかけて、結構いい仕事してます。
ガトリングの砲身が、結構いい具合なんですよ。
流石に一本一本別パーツとはいきませんけど(サイズ的に)、それでも3パーツに分かれてますしね。
立体感がかなりあります。

ま、後ろのストック部分はモナカ式ですけど、仕方ないかな?


可動ギミック

可動ギミック。
画像ではやり忘れましたけど、ストック部分も伸ばすことができます。
顎が凄く開いてますが、ここまで拡げる必要性はまったくないですね。格好悪いし。

んで、このままではファイター形態には接続できないので・・・


接続

接続用パーツを使ってつけます。

ここが惜しいところですね。
接続用パーツ自体は仕方ないと思うんですよ。
が、かなり接続部がぐらつくんですね。そりゃそうです。腕の間の隙間に挟みこんでいるだけですから。
前の部分は、機首の根っこらへんに引っ掛けているだけです。ちょっと力が加われば、グラグラします。取れます。

これが残念ですね。もうちっといい方法はなかったかな・・・。


車輪

ギア部分ですね。

支柱がぶっとすぎっていう意見をよく聞きますね。確かにエアモデルなどと比べると、太いです。
ハセガワさんのマクロスキットと比べても太いです。

ま、この辺のエアモデル的ノウハウが、バンダイにはないってことでしょう。

あと、ノーズギアがやや前過ぎ。メインギアがやや後ろすぎってのが気になりますが、これでも格好いいと思います。


完成

そんな訳で、組み立てが完了しました。VF-25。

あとは・・・


拳

バトロイド形態にしたときに使う拳パーツを組んで、組み立ては完全終了!!

いや~、マジで格好ええですわ。
その分、細かい所の欠点も目に付きますけどね。
ま、その辺は組み立てフェイズの最後に纏めて書きます。

そんな訳で、今日のVF-25はお仕舞い。

また。


~追記~

今日は、なんかのイベントがあったみたいですね。
トレジャーフェスタin幕張。
全然知らないイベントでした。最近、イベントが増えてきて良いもんだか悪いもんだか・・・。

で、当然、これでの注目アイテムは・・・

1/32 レッドミラージュの胸像!!
1/100 バングのプラキット!!

これらの情報は、模型誌に出てたんですね。んで、その時からある程度のアナウンスはあったんですね。

1/32レッドのバストアップモデル。つまり、胸像?!マジですか、ボークスさん!!
最初は、本当に耳を疑いましたよ。いや、目ですか。読んだわけだし。

ボークスさんって、どうしてこうも大作志向なんでしょう?
私もそういう傾向がありますけど、ここまでじゃないですよ。
だって、1/32ですよ?18m級のロボットですよ?元は。

もう十年以上も前になりますか。ボークスさんが1/35で、レッド、KOG、シュペルターを出したのは。
数字で大きさを表すと、50cm弱の身長となります。
昔実物が秋葉原ボークスショールームに飾ってあったので見たことがあるんですが、イマイチなデキでした。
というか、でかいから当たり前なんですが、ノッペリして見えるわけです。
模型って、気持ちよい大きさがあればそれでいいわけで、でかすぎるとむしろディテールなどの情報量という面白さがスポイルされてしまうんですね。
そういう意味で、イマイチだと感じました。
1/35に10万だすなら、1/100レッド・インフェルノナパームに8万出すよと。そう思いました。

ボークスさんて、実は大作志向がこれだけじゃないんですね。
1/100ヤクトミラージュ。本編版と、バスターランチャー2本を装備したツインタワーの両方を出しましたね。先にツインタワーでしたが。
しかも、MMで。

ヤクトに関しては、ちょっと嫌な噂があります。ワークショップキャストの生嶋さん潰しだったとか・・・。
多くは語りませんけどね。
以前色々とあったからでしょうかね?
ボークスさん。模型メーカーとして一流ですが、結果的に良い悪いは別としても、えげつない部分もありますからね。

それ以外にも、実はあったり。
1/8スコープドッグ。ご存知でしょうかね?いまだにその時の遺産が、中古ショップやネットオークションなどで見られますね。
そして、ネットで幾ら探しても、1/8スコタコのい完成品は見られません。そして、中古として売られています。
ガレキのくせに、パーツ点数が800点とかあったらしいですよ。金属シャフトやナットなども含めてですけどね。
レジンパーツだけだと、600点とか言ってたかな?
並大抵の根気と愛情では完成しませんね。確かに。

99990円で販売し、原型生写真とか意味不明なものを5000円とかで売ってたみたいです。
なにやってんだ?生写真って・・・。

その後、1/8スコタコを元に、こんどはターボカスタムを発売!!
お値段168000円也!!!!

もうね。
誰が買うんだ?
誰が作るんだ?
誰が飾れるんだ?
そういう世界ですよ。日本の住宅事情って物を・・・。

スコタコとターボカスタムの間に、パラシュートザックとラウンドムーバーの別売りが55500円で発売されたらしいですが、それも凄い冒険ですな。

で、1/32レッド胸像は駄目な商品か?
いえいえ、全然。素晴らしいじゃないですか。こういう意気込み。模型メーカーとして、歴史に残る大作を作ってやるんだって根性。
どう考えても、採算度外視のキットですよ。これらは。
画像を見れば分かりますが、1/35レッドとかみたいに、ノッペリ感は全然ないですよ。凄まじい情報量です。
それになりより、格好いいです。

金とスペースがあればねえ。私も買いたいですよ。
お値段10万ですからね。最終的には12万になるそうですが。
そこらに10万。落ちてねえかなあ?そしたら、間違いなく買うぞ。そして、10年後に作るぞ。
10年もしたら、経年劣化で変形しまくりかもね。

おそらくこのご時世ですから、このキットの装甲パーツはクリアレジンでしょう。
経年でどこまで劣化するものか・・・。恐いですな。ストックしとくのが。

しっかし、格好いいよなあ。原型師さんは大石さんですか。
昔のエンゲージとかはあまり好きじゃなかったんですが、KOGとかバビロンズとかから滅茶格好いい原型を作ってますよね。
そして、このレッドミラージュですか。

いやはやなんとも。何年がかりだったんでしょうね?原型制作。
お疲れ様でした。
でも、幾ら欲しくても、10万はちょっと出せません。マイティシリーズでは出しましたけどね。
あれは3体揃って10万ですから。
こっちは幾ら大きくても1体ですよ。それに、胸像です。
胸像だからこそできる、内部構造再現とかやってるみたいですけど(胸像のくせにパーツ数201点!!!)、やっぱり全身が欲しいです。

巨大キットではなく、やはり手頃なサイズで(15~30cmくらい)精密なキットを作って欲しいですなあ。

ちょっと気になったのですが、スケールが1/32となっているのに、サイズは700mmと表記しているところですね。
ええっと、MHって肩高14mくらいなんですよね?全高18~20数mくらいですよね。
それの1/32って言ったら大体60cm弱となるわけで、その胸像といったら、どうしたって30cm以下20cm程度になるんじゃないですか?

なんだろう?MHの全高と、腹から上しかないキットの全高を、そのまま割り算しているんだろうか?
キットは半身しかないって事実を忘れているのだろうか?
どうでもいいけど、1/32って表記は間違っていると思うぞ。

あと、バンドールですが、サンプルが展示してあったみたいですね。
画像をみたら・・・。

前回のやつよりも圧倒的に良化してる~!!!
なんでしょう?なにがあったのでしょう?私の願いを聞き届けてくれたのでしょうか?
普通に、ガレキと同じようなプロポーションとなっています。

ってことは、以前のやつはなんだったんだ?

ともあれ、バングの発売は確か6月で8000円ちょっとだった気がします。
精々、お金を溜めておかなければなりませんね。

アレも欲しいコレも欲しい。でも金がない。時間もない。
どうすりゃいいんだ?模型道。

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今日のVF-25・メサイアバルキリー・アルト機のお時間です。

今回は、脚部の組み立てを行いました。
早速、成果を。


足の構造

まずは足です。

ベクターノズルと足首の可動のため、割と複雑な構造になってます。
といっても、結構前に発売されたハセガワさんも、似たような構造になってるんですよね。ここは。
で、変形がある分、ここからの構造が全然違うわけです。ハセガワさんとバンダイは。


腿構造

腿です。
ただの腿なのに、複雑極まりないです。
股関節、膝関節の基本的な可動部に加え、変形のための腿のスライドギミックも入ってますからね。

ハセガワさんの場合、こういう可動部のための構造にではなく、ディテールのためにパーツを費やしていますね。
例えば、インテーク。
バンダイのは一枚のパーツにモールドを掘り込んで終わりなので、ちょっと立体感が乏しいです。
が、ハセガワさんのはフィン一枚一枚が別パーツになっているので、立体的ですね。

この辺も、おそらくは変形との兼ね合いでしょう。
これだけギミックを詰め込んで、その上でフィンを可動式なんかにできないでしょうから。
インテークのフィンを可動式にするとなると、内部のタービンまで再現する必要性に迫られて・・・。
て、実は、ベクターノズル内部にはタービンがないんですけどね。ハセガワさんのにはあったのに。

だったら、フィンも可動式で良かったんじゃないか?


脚完成

んで、腿と足を繋ぐ脛パーツを組み立てて、脚は完成です。

膝にある車輪を内蔵するところは、さすがにギミックでの再現が難しかったらしく、差し替えとなっています。

では、本体に取り付けます。


脚部接続

ふむ。やっぱり、ちゃんと胴体が隙間なく埋まると、格好よくなるよね。

ちなみにですね。足首を組み立てる際、かなり注意したほうがいいです。
かなりパーツの向きが分かり辛いんですよ。
私は足首をスライドさせるパーツの向きと、爪先と踵の可動基部の向きが逆にはめてしまい、組んだ後一旦ばらさなければならなくなりました。
ほんと、面倒臭かったです。

いつもの線画ではなく、変にCGっぽい絵で説明しているので分かり辛いですが、キチンと向きを確認すればなんとかなります。
向きを間違えて直そうとばらしたら、パーツが破損してしまったなんてなったら、目も当てられないですから。
気を付けて下さいね。

次は、その他の細かいパーツです。


その他のパーツ

ファイター形態の時のバルカン砲部分?とシールドですね。
シールドは、一体成型となっている両手に差し込むだけです。


本体完成

漸く、本体完成!!

いや~、マジで格好いいです
リアリティを充分に感じさせながらも、フィクションの戦闘機としてデザインの美しさも盛り込んだ、秀逸なデザインですね。
それを、ここまでの造形で再現してくれたことは、本当に感謝してもしきれませんね。
バンダイ。いい仕事をしましたね!!

ただ、細かい所で結構不満があるのも事実。
アチコチで組み立て状態を見かけたときから知っていたんですけどね。これらのことは。

先ほども書いたとおり、インテークの造形とベクターノズルのところのディテールですね。
変形というギミックを内包するために切り捨てたディテールでしょうが、あるのとないのとではやはり説得力がちがうのですね。

他にも。こっちの方がもっと大きい欠点だと思うのですが、ファイター形態の背中の各パーツが、キチっとかみ合わないんですよ。
隙間ができるのが1番嫌ですが、デコボコしてもいるのが気になりますね。折角美しいデザインなのに・・・。
1番酷いのが、最後につけたバルカン砲みたいなディテールが掘り込まれているパーツ。
主翼付け根のやや前にある、ずれたパーツですね。
こいつが、綺麗にはまりませんねえ。なぜか、下にずれるんですよ。

ま、その辺は、仮組み所感で纏めて書きます。

そんな訳で、今日のVF-25はお仕舞い。

次回は、武器他、見組み立てのパーツを組んで、組み立て完了までいきます。

では。

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