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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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さて、今日はクロボンさんのを作りました。

クロボンさんの作成を開始するにあたって、デザインナイフの刃も新しいのに付け替えました。
今までの刃は長いこと使っていて、旧キットEx-S,MG・Ex-S、グフカスタム、旧キットガンダムと、4つの作成を手伝ってくれた古強者です。
ですが切れ味も落ちてきて、さすがに替えた方がいいだろうとおもって、新調した刃を使ってみたら・・・・
すげー切れ味
切れ味爽快ですよ。
その分、危険も増したわけで、注意して使います「切れてな~い」ってわけにはいきませんから。

クロボンさんですが、小型MSだからなのか、パーツが非常に小さい
です。
ちょっと見てみると・・・


ちいせえ

横幅1cmはいいとしても、縦に伸びるみたいなのが細いですね。
ランナーから切り離す時、かなり神経を使いました。
デザインナイフでのゲート処理も怖いです。ポッキリ折ってしまいそうで。

と思ったら、上には上がいます。


さらにちいせえ

さらに細い。ただの棒ですから。径が1mm程度の。
これは怖いです。適当に切ると負荷がかかって、簡単に棒が折れてしまいそうです。
うちのニッパーは本当に切れ味悪いのでね。
少しずつ、すこしずつ力を加え、切り離し成功。
は~、怖かった。
新しいニッパー買おうかしら。

しっかし、ここまで来ると、金型を作ってる人も匠の世界ですな。凄い精度です。
どこまでパソコンなど機械で出来るのか分かりませんけど。

で、ここでちょっとした喜びが。
私、今まで土踏まず関節のあるキットを作った試しが、ほとんどないのです。
MGとかにはさすがにありますが、やはり旧キット基準の人間ですから、こんなところに関節があるというだけで、嬉しくなってしまう
のです。
で、クロボンさんの土踏まず関節の構造です。


土踏まず関節の構造

左にある白いパーツは、上にはめる装甲ですな。
これを外した状態です。

分かりますか?
要するに、小さなピン(踵側)と、それを挟み込むパーツ(爪先側)で、合体させているわけですな。
ピンをパチっと押し込むことで固定されるわけです。

こんなパーツ、自前では作れませんね
で、動かしてみましょう。


動くぞ、こいつ

こんなに動きます。素晴らしいですね。
さらに驚いたのが、土踏まず関節が可動するとき、赤いところの前の部分と後ろの部分が、ギリギリで干渉しないようになっているんですよ。
実際には、少し擦ってます。が、たいした抵抗もなく、スルって感じで抜けていきます。

凄まじい精度です。もう、0.1mmとかの世界ですよ。
これ以上位置が前後してしまったり、ちょっとパーツが厚くなったりするだけで、この関節は死ぬでしょう。
まさに匠


両足完成

両足が完成しました。
折角なので、シリンダーである例の小さなパーツを、メタルシルバーに塗りました。後々隠れてしまって見えなくなる
でしょうが、たいした手間じゃないのでね。
こんなことをしておくと、思い入れが湧いて楽しいです。

しかし、細い足ですね。
足だけでも格好いいです。エッジも効いていて、メカニカル。
さすが、最新のMG。伊達じゃありません。

では、第一回:サイズ比較に参りたいと思います。
今日のお題は、
「馬鹿の大足、間抜けの小足。丁度いいのは俺の足」
足のサイズ。誰が一番?


比較

左は1/100ガンダム、真ん中がクロボン、右がFG1/144ガンダムです。
以降、大体このメンバーで比較していきます。
100ガンダムの足、塗りむらがビシバシなのがばれてしまいますね。

それにしても意外ですね。
前後の長さは、100ガンダムとほとんど変わりません
が、幅は144よりも細いです。
どんだけ細身なんでしょうか?
ってか、ロボットならば、足の幅はあった方がいいと思うんですが。安定した自立には不可欠な要素でしょう。
ま、格好いいからいいんですけど。
300年経っても、ガンダムみたいなメカは作られないでしょうし。


今回、4~5日振りにキットを作ってみての感想。
「組むって楽しい!!」
本当、組むだけなら、すんごく楽しいです。こんなに模型作りって楽しかったんだと、
改めて発見しました。
いままで、散々構造とか考えて、変に弄ってましたからね。
なんも考えずにパチパチと組んでいくことが、こんなに楽しいとは。

で、さらに。
「26年の進化は伊達ではなかった」
実感しますよ~。

まず、パーツが綺麗に噛み合う
今では当たり前のことですが、昔のキットだと、平気でずれてますから。削ったり、パテを盛ったり、面倒な作業をしなければなりませんからね。
しかも、このクロボンさんは、足片方だけで、10個のパーツを使ってますからね。100ガンダムなんて、足先から腿の付け根までのパーツは、両脚あわせて8つ
でした・・・。
これらのパーツが悉くピッタリ噛み合う様は、見ていて非常に気持ちいいです。

しかも、模型野郎なら分かると思いますが、合わせ目がまったくない!!
10個ものパーツを使っていてですよ。いや、だからこそかな?
とにかく、合わせ目が綺麗に隠れる構造になっているんですね。

例えば、足の赤いところです。
足裏(底)になる部分と、側面になる部分を上下に噛み合わせるようになっているんです。
この時、足裏パーツがやや小さめになっていて、側面パーツの中に押し込まれるようになっているため、合わせ目が目立たない足裏に、しかもモールドの一部のようになるって寸法です。
素晴らしい発想ですね。

色分けも素晴らしい
昔なら一体成型が当たり前の、足の甲や踵の白い部分も、ちゃんと別パーツ化してくれているお陰で、塗る必要がないんですね。

いや~。最近のガンプラって、本当に凄いです。
26年前から戻ってきたばかり
であるが故に、激しく実感しますね。

組み立てキットの楽しみを知るには、まずは精度の高い最近のキットを作る方がいいかもしれませんね。組むだけで、恐ろしく綺麗に仕上がりますから。
昔のは、面倒な作業が盛り沢山ですから。

組むのが楽しいお陰で、今、再びやる気の炎が燃え盛っています。

でも、続きはまた明日。
チマチマ作って楽しまなきゃ。

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さて、気力も回復したところで、新たな模型作りに勤しみたいと思います。

ガンダムを作っていたときからずっと作りたかったアイツ
ガンダムにくたびれた時、説明書を眺めて癒してもらっていたアイツ
非常に格好いいアイツ
でも、まったく知らないので思い入れなんてないアイツ
最古の1/100を作った後であるが故に、作るのが楽しみな、最新の1/100であるアイツ


ver.Ka ヴァーカ

ってなわけで、ヴァーカ・・・・もとい、Ver.Ka(ヴァージョン・カトキ)のキット、
「クロスボーンガンダム」を、これから作っていきましょう。
買ってから今まで、2ヶ月間熟成させていました。さぞかし美味しくなったことでしょう。

これ、06年の9月末に発売された、MGの中では今んとこ最新のキットです。
え?最新は、ストライクガンダム+iwspだろって?いやいや、そりゃ違うでしょ
だって、あれは金型流用でしょ?本体は使いまわしで、背中のでかいのだけ新規パーツでしょ?
手抜きですよ。バンダイさんお得意の、商品水増し戦法です。
Seedなんてまったく知らないんですが、ストライク~って装備とかに色々バージョンがあるんでしょ?そのバージョンを一個一個キット化していくと、それぞれ欲しい人は買うわけですよ。
するってえと、最終的に本体のガンダムは何体売れるんですか?設備投資は同じで、もうけはウン倍。
これぞ、バンダイマジック
賢いのか、消費者泣かせなのか・・・。
ま、すべてをそろえて並べたい人もいるんでしょうから、そういう人は、装備を一括して出されると無駄が多くて困るって
なるでしょうね。

そんな話はいいです。で、クロボンさん
このキットはF91で新たに確立されたポリキャップレスとかいう技術を使われているのですね。
ま、そんなたいそうなもんでもないと思いますが。
要は、設定上、小型MS(16mらしい。ガンダムは18m。サザビーは23m)であるが故に、キット化に伴って関節も小さくなってしまい、外装、フレームを作りこむとポリを入れる隙間が厳しくなってしまった。
がゆえに、ポリではなくフレームに直接つけたABS樹脂でもって関節を作ろうってことだと思います。

実際にはこれより小さい1/144でポリは、遥か大昔から普通に使われているわけですから、小さくて入らないというのはです。
つまり、内部フレームにガンがあるわけです。
値段高騰の原因になるだけなんだし、なくしちゃえよ?フレーム。

でも、最近知ったんですが、この内部フレームも意外と貢献している場合があるんですな。
フレームそのものがスライドすることで、膝とかの可動範囲が大幅にアップしているものがあるそうなんです。
凄い技術ですね。
ホント、バンダイのキット成型技術は世界一だと思います。
可動範囲が120
度から180度まで増えたことに対して、倍額の金を払うのはやはり嫌ですが・・・。

このキットを買うとき、本当はF91を買うために玩具屋に行ったんです。
が、Fは売り切れていた。で、大量にあったのが発売されたばかりのクロボン。
手にとって見ると、デザイン的にどうかと思う部分もあったが、フォルムそのものはFよりも格好いい気がした。
で、これを買いましたとさ。

買うまでまったく知らなかったMSですが、こいつは漫画で連載されていたガンダムの主役機らしいです。
海賊がモチーフになっているため、髑髏の意匠があったりするんですが・・・。
ま、ガンダムの嫌いなところは、細かいところにだけ、下らない理屈をこねてリアリティを出そうとするくせに、肝心なところは車田正美的な無茶苦茶さをもっているところです。
なので、「
完全にアニメですよ。漫画ですよ。リアリティなんて糞喰らえですよ」ってノリで作っているこいつには、それなりに好感が持てます。

いや~、ガンダムを作っているとき、こいつが誘惑してくるんですよ。
「そんな幾ら弄っても俺に勝てないキットを必死に作っているより、もとから格好いい俺をサクっと作って快楽に浸れよ」と。
強烈な誘惑でした。が、耐えました
色々と同時進行をすると、キット一つごとの価値が薄まって
しまいそうで。
折角金を払ってるんですから、楽しまないとね。

じゃ、パーツを見て行きましょうか。


全景

MGとしては、標準的でしょうか。
試しに数えてみました。

パーツ数、258個
これには、数字が重複している(同じ形のパーツ)の場合は、その個数だけ上乗せ(番号15が4つあったら、一個ではなく、4つのパーツとする)。
ランナーについていても、組み立てに使わない(説明書に×と書いてある)ものは含まない。
ポリパーツ、ビス、その他組み立てに必要な部品も、使うものだけ含む。
ま、今回はポリはないですが。
シールは含まない。
で、この数です。やや多目かな。

たしかグフん時は200と数十。Ex-Sは数えなおしたら611でしたけどね。
試しに百式も調べたら、200ちょっとだった気が。意外と少ない。
Zのヴァージョン1は300ほどだったかな。
うろ覚え。

以下、ざっと気になるパーツを見ていきましょう。


内部フレーム

フレームのパーツですね。
モールドなどが綺麗に作りこまれていて、流石はMGといった感じです。
これは脚のフレームでしょうね。1/100ガンダムを見慣れた後だと、クロボンさんの脚の小ささ
が衝撃的です。
これで同じ1/100なんですから、面白いですね。

ま、後々、ガンダムとの比較もしていきましょう。


多いシール

シールです。
多すぎです。
私、シールはあまり張らない人なんですねえ。
面倒臭いからってのが一番の理由です。あまり格好よくなるわけでもないですし。
それ以上に、機体番号とかが、なんで機体に書かれてんだよ!って思ってしまうわけです。
ま、今回は張ってみようかな。どの位変わるか知りたいですし。


マントって?

問題のマントですな。
どうなんでしょうねえ?16mのロボットにマント。
なんでもこれ、ABCマント(アンチビームコーティング)とかいうらしいです。ビームを受けた時に、表面が蒸発して、機体に損傷を与えるのを防ぐとかなんとか。
そんなものでビームを防げるのなら、ビーム兵器なんてですな。

他に気になったパーツが下。


専用ランナー

ドクロが・・・はまあ置いておくとして、ランナーに「クロスボーンガンダム」って書いてありますね。
これは流用の効かない、クロボンさん専用にランナーだということでしょう。

しかし、


流用ランナー

こっちは「MGフレーム」としか書かれていません。
F91で使われていたパーツなのでしょうか?
それとも、今後発売される予定の、バリエーション展開を踏まえたランナー流用作戦なんでしょうか?

ここら辺の時代(1990年代以降)のガンダムって、ほとんどの人が見てないと思うんですよね。
ファーストやZなどで好きになった人も、もうそんな歳じゃなくてアニメを知らない
と思うんです。
かといって、直撃世代の子供達にしても、ゲームが遊びの主体で、キットとかに思い出はないと思うんですよね。
ガンダムのアニメって、結局は関連玩具の宣伝なわけで、関連玩具に興味がなければ、当然アニメも見ない
わけです。
私の様に、関連玩具に興味はあってもアニメは見ない人もいますが。

結局、MGって、現在の子供向けの玩具ではなく、出戻りの大人のためのキットですから。明らかにね。
値段とか複雑さとか精巧な作りとか。
これらのクオリティの高さが、かつて子供時代に作った記憶のある人達を惹き付けて、MG万歳の時代が来たわけですから。

とすると、まったく知らない時代のガンダムキットに、そういった大人たちをどう引き込むのか、結構難しい問題ですよね。
何しろ思い入れがまったく無いんですから。
ま、私は買ってしまいましたが

他にも気になる文字が。


海外用も出る?

見えますか「国内用」の文字が。
なんでしょうね。海外用もでるってことでしょうか?

アメリカとかだと、スターウォーズを作った伝説のオタ、ジョージ・ルーカスはガンダムが大好きで、映画の中でもぱくったりしているらしいですから、海外の人気も高いのかもしれません。
でも、模型作りが一般的に娯楽になっているのって、日本だけっぽいんですよね。
あっちのほうだと、そんな手間のかかって面倒なもの
は売れないんだとか。
故に、フィギュアとか即物的な玩具のほうが人気があるんだそうです。

私も、白人国家に模型は根付かないと思います。彼らは合理主義ということでは一貫してますから。模型なんて、非合理の賜物ですよね。
ま、海外にも沢山、模型メーカーはあるんですけどね。
一般的なのは帆船、戦闘機、戦艦の類。
ガンプラはどうなんでしょうねえ?

ま、次回から作成に入りたいと思います。
写真で見る限り、かなりフォルムは格好いいので、楽しみです。

俺に26年の進化を体験させてくれ!!
日本中で、今の私ほどガンプラの進化を体感できる状況にある人も、そうはいないでしょうから。
なんたって、最古の1/100を作った直後ですから。

こういう贅沢な状況は、精一杯満喫しないとね。

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あさって

点数:6点。恥ずかしがらずによくやった。
寸評:期待してみると痛い目に会うが、そうでなければ楽しめる。

さて、今日ご紹介する映画は
「the
day after tommrow」
です。
随分前の公開時に、結構話題になりましたね。

キャストを見てみますと・・・・。
私好み
ですねえ。まず、なんたってこいつです。非二枚目で、つか、下手するとキモイ感じになりかねないが、どこか田舎臭い垢抜けなさが、それをいい具合に払拭してくれている人。
ジェイク・ギレンホール!!
この人、かの有名な「オクトバースカイ」の主人公ですな。

そして、この映画の主人公はデニス・クエイド。この人、大好きです。中堅みたいな感じの俳優で、いまいち傑出した映画に恵まれませんが、いい味出してます。
私、エド・ハリスといい、こういった渋いオッサンが好きなようです。

デニスの嫁役に、セーラ・ウォード。
名前知りませんでした。
この人どっかで見たことあるなあと、必死で思い出しました。
逃亡者にでてましたね。ハリソン・フォードの嫁役で出てきて、冒頭、アッサリと殺される役。これしか知りません。
御免なさい。

で、内容なんですが、いや~。なんつーか、突っ込みどころ満載の映画ですな。
展開がすべて読めるし。
こういう風になるもんなの?嘘くせーって内容です。

見ていて思ったのが、この映画、キャストが中堅から下みたいな人ばっかりですね。
これ、CGに予算を使いすぎて、そっちに金がまわらなかったからではないか?と邪推してしまいました。
ま、キャストが有名だろうが無名だろうが、私には関係ないんですが。映画として面白いかどうかだけですから。

地球温暖化によって、逆に寒冷化がもたらされるって前提の映画です。
温暖化がどうして寒冷化になるの?って言う人もいるでしょうが、私、この説は既に知っていました。
さいとうたかをさんの漫画、「サバイバル」って奴に載ってましたから。ゴルゴ13の作者ですよ。
これ、面白いですよ。普段、漫画なんてまったく読まない私ですが、結構はまりました。途中までしか読んでないんですがね。

寒冷化ですが、要するに、海流は微妙な塩分濃度の違いによって整然と流れている。この海流が、暖かい地方から寒い地方へ、暖気をもたらしたりしているわけです。
しかし、温暖化で極地の氷が溶けることによって、大量の淡水が海水に流れでる。これにより、海流が激変。
今まで上手くいっていた、自然の温度調節がぶっ壊れるってわけです。

ですが、そんなに早く気候って変わるのかよ!!
映画の中では、たった二日三日くらいですよ。そんだけで、北半球全域が凍土になってしまいました。ダイアモンドダストより凄い凍気ですよね。セブンセンシズを超えてます。氷河くんも真っ青。
「人間は、1万年前の氷河期も生き延びたんだ。これだってそうなるさ」
とかいってましたが、この激変には対応できないでしょう。

つぎ、ヒロインがムカつく
オクトーバースカイの男の子=ジャックが思いを寄せる女の子がいるわけです。
こいつがね、ムカつくのよ。一見、清純そうですが、ちょっと二枚目の金持ちに出会うと仲良くしてみたり
で、自分をジャックが救ってくれると、今度は私が暖めてあげる(ウホ!!)とか言って、抱きついたり。
まあね。男なら、好きな女の子のために、粉骨砕身するのは分かりますよ。男って、致命的に単純かつ馬鹿ですから。
でも、簡単にあっち行ったりこっち行ったりしている女にはシンパシーはもてません。

さらに、シナリオを先読みできすぎです
デニスが息子のジャックのところに行く途中、氷の下に隠されていたビルの窓ガラスが割れて、仲間が転落するんですよ。
でも、アンザイレンがあったお陰で、途中で止まったんです。
ですが、所詮、地面がガラスなので、割れはじめてしまって、さてどうすベ?ってシーンがあるんです。
もうね、転落した時点で予想がつき、ガラスにヒビが入り始めたところで確信ですよ。

落っこちた彼は、自分ひとりを救うために仲間を危険にさらすことを嫌い、自ら
命綱を切り、転落死しました。
アホか
なんの感動もありません。予想通りですから。

で、結末もアレです。
なんたって、地球規模で、とんでもない速度で氷河期が始まっているんですよ。そんな壮大な前フリしちゃったんですから、どうやってオチをつけるか、楽しみじゃないですか?
用意された結末は・・・。

氷河期になりかけましたが、なんだかよく分からないけど、途中で収まりました
しかも、南部はまだ暖かいようでした。
ハッピーエンド。

ど阿呆か!!

やっている人間たちも、こんなもん駄目だろうと思っていたでしょう。
が、開き直って、恥ずかしがらずにやりきった男気に乾杯!(←褒めてます)

地球寒冷化が進み、氷河期が再度始まったとしても、さすがにこうはならないだろうと、何にも知らない私ですら思います。
それこそ、どデカイ隕石でも落っこちてきて、爆風と粉塵の雲で太陽光線が長く遮られれば、つまり逆襲のシャアみたいなことにでもなれば、これもある程度までならありうるかなってところです。
海流の変化ごときでは、こうまでラディカルでドラスティックな変動は起こらないでしょう。

書いた人は、地球環境を大切にしましょーっていうヒューマンドラマを書いたつもりでしょうが、この辺のリアリティのなさが、かえって切迫感をなくしてしまった
かな。

ある意味、コメディだと思ってみれば、それなりに楽しめますよ?
私は楽しめました。

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you tube で見つけた、素晴らしい映像集。
http://www.youtube.com/watch?v=6M1yGndpz9s
確かに、たしかに言葉に出来ないよ・・・・。
哀しみに沈んだあなたの心でも、きっと癒してくれますよ。

ついでに、
http://www.youtube.com/watch?v=SZHjhZnsMi4&mode=related&search=
こんなに行動力と発想が豊かなガキなんて、そういないと思いますが、いて欲しいですね。
男の子は、やっぱ阿呆でなくちゃ。


この間、サフ吹きが終わった時点で、友人に懇願して嫌々ながらも来て見てもらいました。
というのも、この友人、キットごときには興味がまったくない人なんですね。

で、どうでもいいという表情の友人に、色々と自慢していたら、彼は突然見つけました。
「これ何?」
その手にあったのは、ファーストグレードシリーズのガンダム。

旧キットではありますが、1/144を持っているのに、なぜFGも手に入れたのか?
答えはいたって単純です。
改修に当たってのスタイルを、立体として知りたかったから。

でも、これ、それだけのために買ったんですよ250円くらいで安かったですし、あまり作る気がなかったんです。
で、チャンス到来とばかりに、私は言いました。「やるよ。お前、これ作っていいよ」
ガンプラ道に引き込むチャンスです。
ほとんど無理矢理作らせたところ、それなりに真面目に作ってました。

しっかし、驚きました。
何をはじめるかと思ったら、いきなり胴体パーツを切ろうとするんですよ。
「おいおい、何するつもりだ?」
「え、だって切らないと」
「いやいや、そうじゃなくて、作り方わからんだろう?説明書を見ろよ
「でもさあ、これ、どれなの?どのパーツか分からないよ・・・ああ、ここに番号が書いてあるんだ

そうです。友人、ガンプラを作ったことがないんですね。なので、説明書の使い方すら知らないわけです。
私たちの世代って、ギリギリなんですよ。ガンプラブームの時代でもないし。ま、逆シャアがやってましたから、ある程度はあったんでしょうが、当時、ファミコンが一般化して、スーパーファミコンも出るかでないかって時でしたからね。
子供の遊びはそっちにいっていたんです。
なので、ほとんどの人は作った経験がないんですね。

本当に知らない人なので、丁寧にゲート処理の方法を説明しました。
「いいか?ニッパーでいきなりギリギリを切ると、パーツをえぐってしまう。特に、このニッパーは6年もの
だ。サビが酷く切れ味も悪い。だから、まずは余裕を持って切り取るんだ。然る後、その出っ張ったゲート跡を、ナイフでショリショリ削り、最後はペーパーで綺麗にするんだ」
「う~ん。こんな感じ?」
「お、いいぞ!」
そんな感じでレクチャーして、彼のガンプラヴァージンは奪われました。
が、初心者というのは、必ずするんです。私も覚えがあります。
面倒臭くなって、適当に済まそうとするんですね。

「おいおい!ほとんどえぐれてるじゃないか。駄目だ。これじゃ傷が残るだろう。ナイフも無理に削ろうとせず、ペーパーでやれって言っただろう」
「だって、面倒なんだもん

「おいおい、まだ出っ張ってるじゃないか。ちゃんとやすらないと駄目だ。なんだ、この2~3回、気持ちだけ擦ってみました
みたいなのは」
「うん、そう。よく分かったね」

結局、ガンプラって面倒なんですよ。作るのは。
ただ、その作る作業を楽しく感じるためには、何度か作成を経験して、いつか必ず完成するという確信があるから、チンタラつくってもストレスを感じなくなるんですね。
私も、1/100ガンダムを改修していて、かなり根気が付いた
と思います。
焦らなくなるというか、急がなくていいじゃないかというか、そんな感じで。
初めて使う道具で、初めて作業をするわけですから、友人のクオリティの低さも仕方ありません。こんなもんです。

こんな感じで作業は順調に進んでいきました。
完成しました。
作成時間は1時間30分。パーツは40個ちょっとしかないわけですから、かなり遅いですけどね。ついでにあちこちえぐれてますが。
初めてですから。こんなもんですよ。


代々のガンダム

いや~。FGガンダム。300円とは思えない格好よさですね。
なんでもPGのスタイルをいフィードバックして作ったらしいんですけど、スタイルいいです。全体的には綺麗にまとまっています。
300円でこのクオリティなら大満足です。

しかし、圧倒的な必死さ
を持って作った私の100よりも、友人が初めて作ったFGの方が格好いいというのはムカつきますね。
努力の甲斐がないじゃないか!!


そして伝説へ

初めてガンプラを作った感想を聞いたら、
「意外と楽しいね」
ということでした。その通り、ただ組むだけでも楽しいのです。その達成感が。

「これで300円?いいねえ。かなり楽しめるよ
私もそう思います。ファーストグレードをもっと出して欲しいですね。

確かに、すべて白の1色成型で色分けもまったくされてないし、合わせ目もこれでもかというくらい目立ちます
が、スタイルはいいし、可動範囲も予想よりは悪くはありません。ポリなど使ってませんけどね。

しかも、作っている友人の脇から覗き見していたんですが、構造にびっくり
する事もありました。
上腕の付け根に回転軸がちゃんとあって、腕のポージングがかなり自由なんです。
股関節も、可動軸が細かく作られているので、股を横に開けますし、前後にスウィングすることもできます。流石にがに股にするのは無理ですが、最初から角度をつけた構造になっているので、見栄えはそれなりにします。

ゲート処理や合わせ目消しといった基本工作がちゃんとできていれば、かなり綺麗に仕上がりますし、塗装もすれば、HGUCにも匹敵する物だと思います。

300円でこのクオリティですから。すんごく満足ですよ。
今現在、FGででているのはガンダム、シャアザク、ザクの3種類だけです。
人気がまったくないみたいで、2000年から新製品は出ていませんね。
もっともっと増やして欲しいです。
極端な話、HGUCやMGへのスタイルの叩き台でもいいから、大量にシリーズ展開して欲しいですね。
安いから、コレクションにも最適だし、塗装の練習や、改造工作をする対象としてもいい素材です。

煙草1箱の値段で、これだけ遊べるもの
は、そうはありません。
綺麗に作ろうとすると面倒臭いキットではありますが、その面倒臭さが組み立てキットの
しさですから。

登山と同じですよ。みんなで達成感を味わいましょう。

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なんだか、07年の春に、Hi-νガンダムが待望のMG化されるらしいですね。
非常にいいニュースですね。ハイ・ニューはメッチャカッコええですから。
ただ、お値段がちょっと心配ですね。8000円を平気で超えそうなよ・か・ん。

つわけで、私は本能の赴くままに動く阿呆であると証明されたので、その事例をここに紹介したいと思います。

時は2006年11月25日。
土曜の気だるい午後
次ぎに作る予定のキットのための塗料一瓶(ゴールド)を買うため、私は最寄のトイザラスに向かった。
トイザラスなどはただの玩具屋で、工作用具など置いていないが、なぜかあそこには塗料があった。
電車で模型店に行くのも煩わしいので、車でヒョイっといけるトイザラスを選んだだけである。

そこで塗料を選んだ後、ちょっとガンプラコーナーを見てまわるのは、私のような人間には致し方ないことである。
いや、本来、これが間違っているのだ
前々から言っているではないか。
「玩具屋にいくと、必要ないもの、ただ欲しいだけのものまで買ってしまう。だから行くな
なので、逃げるようにその場を後にすべきなのだが、在庫確認もしておきたいではないか。後々、無駄足を踏まないために。

そこで出会ってしまった
のが。これである。


地球に住むものは自分の事しか考えていない

ならば、愚民どもすべてに、今すぐ英知を授けてみせろ!!

むっは~!!メッチャ格好いい。何者なんだ、お前は。
いや、知っていた。そう、これはバンダイが出しているガンダム玩具シリーズの一つ。
ハイコンプリートモデル・プログレッシヴ。略して、ハイコン・プロ。さらに略してHCM・pro
これの、サザビー・スペシャルペインテッド

今まで、11月に新商品として出ますよ。っていう宣伝は、バンダイのホビーサイトで見て知ってました。
が、買う気はさらさらありませんでした。
理由としては、小さいこと。写真で見ても、その精巧なつくりは実感できましたが、それだけでした。
大きいことはいいことと信じているのが私ですし、いずれ機が熟したら、評判のわるいMGでも買って改修でもしようかと思っていたからです。

ぐわ!!ですよ。
このブログを始めて初めて知ったんですが(すげー日本語)、「写真では、どんなに綺麗にとっても立体には勝てない」ということを学びました。
これが正に自分に直撃したのです。
写真では、「へ~。格好いいね。MGよりも」くらいでした。
しかし、実物を見たら、そんなもんじゃありませんでした。
「うっは~。なんだこの格好よさは。なんだ、この迫力は。なんだこの重厚さは」
私は萌え殺されました

が、ここは我慢です。
どんなにティムティムおっきしても、リビドーに身を任せ、官能の渦に浸ってはいけない相手がいるように’(友人の彼女とか人妻とか幼い少女とか愛犬とか)、積みキットが溜まってきた昨今、こんなものまで手を出していては、財布が持ちません。
泣きすがる美女(サザビー)を振り切り、私は戦場(自宅)へ向かいました。

その後、アマゾンなんかで調べてみると、どうも販売数が少ないみたいで、予約しても買えない人が続出しているみたいですね。
仮に予約できても、それが次回出荷分のもので、手に入るのが12月とか。
おいおい、発売してから間もない、ってか発売する直前から既に次回出荷分の予約って、どんな状況だよ。
しかも、色んな店舗で調べてみましたが、ほとんどが定価で売っているんですよ。
このことから、異常な人気商品なんだと分かりました。定価でも売れるんです。
あるところなんか、入荷日に即日完売してましたからね。定価なのに。

で、これを見た私は居ても立っても
いられなくなりました。
これを逃したら、私は一生、美女(サザビー)と添い遂げることができなくなるのではないか。
阿呆な妄想にとらわれつつ、一晩懊悩に苦しんだ後、収入と支出と財布の中身を、相当前向きに計算した結果。
「いける!!」
と確信し、翌日朝一でトイザラスへ。この辺、百式やEx-SのMGと同じ道を辿っていますな。進化のない私。

トイザラスって意外と割引率が低くて使いたくないんです。が、どこを見ても私の行動圏内では定価だったのを受けて、定価上等の覚悟で向かいました。

定価とは、定価より高くならないということである。
地獄と同じである。地獄のいいところは、それより悪くはならないというところなのだから。
あんまり関係ありませんな。

ちなみに、前日の調査の段階で、なぜかトイザラスのサザビーには値札が付いてなくて、一体幾らなのか分かりませんでした。
定価は税込み4725円ですから、痛い出費ではありますが、いいのだ。なぜなら、これで8000円、割引で買っても7000円するMGサザビーを買わずに済むのだから。
そう言い訳をし、手に美女(サザビー)を捧げ持ち、レジに向かいました。

幾らなんだろう。ちょっとドキドキ、大半は諦めモードでお会計を待っていたら・・・
3499円です
え?あれ??嘘?

商品を確認します。これ、スペシャル・ペインテッドっていうヴァージョンなので、つまりこれより安いノーマルがあるんですよね。普通の赤のが。
スペシャルってのは、それの塗装をメタルレッドにしている奴なわけです。それだけで、価格が1500円上がるのはどうかと思いますがね。
2回確認しましたが、やはりスペシャルの文字が躍っています。商品もメタリックです。
でも、怖いので一応、レシートは受け取り、財布の奥深くにしまいこみました。
車に戻った後も、5回確認しました。一文字ずつ確認をし、自分が間違っていないことをチェック。

ラッキー!!
みんなが定価で買っている物を、私は1226円引きで買えちゃったよ~。
買いたくても買えなかった人。御免ね。俺のように、興味なかった人が買ってしまって。

ワクワクしながら家に帰り、ブツを確認します。
一言で言うなら「精緻な工芸品」
。これです。
メタリック塗装も相まって、玩具という感じがまったくしないのです。
凄まじい精度と、完璧なデザインと、緊密感です。
美しいとすら言えるでしょう。
私の中では、明朝時代の青磁の陶器よりも素敵な工芸品です。
そんなものは、欠片ほども欲しいとは思いませんが、サザビーはみぞおちズキンですから。

だって、サザビーですよ。ラスボスですよ。
最終兵器、リーサルウェポンですよ。
正に最強のMSに相応しい、秀逸なデザインですよ。
私の中では、ニューガンよか全然強いイメージなんですな。

さて、物を手にとっての感想です。
ネットとかで見てきた素組みのMGサザビーなんかに比べられないくらい、本当にフォルムがいいです。
サザビーって、本当に綺麗な曲線を持つ機体なんですよね。それが素晴らしいバランスで再現されていて、文句の付けようがありません。
曲線主体のデザインって、立体にするのが難しい
と思うのです。絵と違って、ごまかしも聞かないし。見ている人間は、2Dほど3Dは脳内補完しませんしね。
なので、MGではちょっと・・・なデキだったのでしょう。
が、ハイコンのサザビーは、私のようなたいした鑑識眼を持たない人間からすると、完璧です。
MGのEx-Sを作って以来の衝撃でした。

サザビーは、曲線主体であるが故に、、MGなどのキットを改修するのには相当のスキルが要求されるわけです。
とてもじゃないですが、そこら辺の有象無象に改修できるレベルじゃありません。
なので、最初から完璧なフォルムをもつハイコンプロのサザビーは、それだけで貴重でしょう。

次に、関節が異常に動く
半端じゃありません。こんなに小さいのに、なんだってこれほど動くんだ?
MGで可動に難とか言われていたのは、やはり手抜きの結果だったのか?
そう思うくらい凄いです。
普通にある関節の可動範囲は文句ない上に、土踏まず関節もあるんですね。このサイズで。
しかも、肩と肩アーマーが独立して動かせるんです。
肩そのものは、引き出し式の間接になっていて、前後へのスイングがかなり動きます。30度くらいかな。
なので、相当動きの自由度は高いです。
肩アーマーも、どういう構造か分からない
のですが、肩と関係なく前後上下にかなり動かせます。
腰も、腰アーマー(横以外)も、脛アーマーも、背中のファンネルコンテナも、プロペラントタンクも、盾も、みんな動きます。
驚くのは、顔を上下に開いて、モノアイを動かしたりできるんですね。
このサイズで

可動を説明していくと切がないので、まとめます。
「動きべき部分は全部動く」

腰も完璧に動きますよ。まわすだけなら360度
上下への捻りは20度くらい?
左右への捻りは5度くらいまで。
ま、この辺はねじる人間はあまりいないでしょうが。

あまりの格好よさに、思わず逆襲のシャアのビデオを10年ぶりくらいに引っ張り出してきて観賞しながら、同時にサザビーを鑑賞してました。
サザビーのデザインがね、全然違う!!ということに気が付きました。
いや、デザインではなくフォルムか。映画の中のサザビーは、もっとベチャっと潰れたような感じのデブですが、ハイコンプロのは胴体自体はスマートで、手足などが大きくなっていて、これが重厚な雰囲気を出しているんですな。
ま、アニメの中で、デザイン画と同じ画をいちいち描いて動かすのが大変だったから、手抜きしただけかもしれませんが。
それにしても、16年の歳月の中で洗練され続けてきたからこそ、このバランスに届いたのでしょう。

無駄に文章が長くなりました。じゃ、ざっと見て行きましょうか。

・・・の前に、一枚の参考画像を頭に叩き込んでください。
以下、最初の画像のみ、MGのサザビーの素組みです。
どっかのサイトで拾ったもので、勝手に使っていいのか分かりませんが、まあいいでしょう。素組みですから。
改造してあると文句言われても言い返せませんけどね。素組みなら、みんなこうなるって参考になるじゃないかと。

で、MG。

特に顔がね・・・

いいですか?
じゃ、ハイコンのサザビー開始。

だから抹殺すると宣言した
私、シャア・アズナブルが粛清しようというのだ、アムロ
誰かが、人類の業を背負わねばならん
ララァの死んだ時の苦しみ、存分に思い出せ
地球がもたん時が来ているのだ
私は世直しなど考えていない

どうでしょうか?完璧といえるのではないでしょうか。
私にはフォルムに欠点は見つけられません。
ガンプラですと、もう少し顔を小さくとか、上腕や腿、脛を長くとかあるんですが、これに関してはまったく注文が思いつきません。
人型から遠いからでしょうか。
しかし、これほどまでに曲線を精緻に再現したキットは、他にないのでは?
サザビーの立体物では、おそらく現時点で最高峰でしょう。

次は、ディテールをちょっとだけ見てみましょうか。


この緊密度

肩内部。
ここって普通はすかすかになってしまう場所なんですよね。一番、玩具っぽく感じさせる部分です。
これが、きっちり作りこまれてます。


このディテール

装甲内部。
これまた完璧です。
スカスカになるところも、ちゃんと内部フレームを作りこみ、塗装もしてあるお陰で、玩具感がありません。

こんな感じで、わざわざ裏返さないと見れない場所も、まったく手を抜かず作りこんでいるお陰で、これは本当は機械なんです。動きますよ。といわれても不思議ではないくらいです。
中身がまったく見えないのでね。


行けい、アクシズ。忌まわしい記憶と共に
精悍でいて悪そうな顔
正にラスボスに相応しい

顔周辺。
バランス、完璧ですね。バランスのいい小顔と、特徴的な襟足部分が、本当に素晴らしいです。
いつ見ても、サザビーのお顔は、鉄兜を被ったナイトみたいですな。

一部の人が悪い点として、クリアパーツが実際にはクリアではなく、モノアイが見えないってのを挙げてましたが、私は全然気になりません。
確かにまったく見えないのですが、むしろ見える方がおかしいだろうと。
カメラがなぜ光るのか?

いままで、いいところばかり挙げてきましたが、悪い点も勿論存在します。
以下、欠点。

合わせ目消しができていない。足、腿、肩。
元から切り取られている部分(盾が特に)のゲート処理ができていない。えぐれている。折角メタル塗装をしているのに、そこだけ黒ずんで抉れているのは減点。

私の目から見れば、こんなもんですな。
ま、今までのサザビーに比べて、あまりにもクオリティが高いので霞んでしまいますが、この辺もちゃんとしてくれれば満点だったでしょう。

最後に、私、ずっと小さいちいさいと言ってきましたが、どれくらいのサイズなのか?
身長12.5cmである、1/144のファーストグレード・ガンダムと比較して、見てみましょう。


115mmで、この重量感

ハイコンプロのシリーズは1/200スケールです。
サザビーの大きさは115mm。MGの半分ですね。

どうでしょう?いままで見てきた写真から、この小ささが想像できましたか?
大人の片手に納まるサイズです。実際のサイズ以上にスケール感を感じさせるのは、つまりそれだけ良く出来ているからに他なりません。
これだけの可動ギミックやディテールを満載して、このサイズです。その技術力に乾杯!!
ま、大きい方が、私としては楽しいんですけどね。

ともかく、これで私は8000円するMGサザビーを買い、多大なリスクを背負いつつ改修する必要がなくなったので、満足しています。

生まれて始めて、私は組み立てキット以外のガンダム玩具を買ったわけですが、おそらく最初で最後でしょう。原則として興味がないので。
ガンダムとは、組み立てるものです。
これを買ったのも、立体物に恵まれないサザビーであったが故、ですからね。
この間、大人買い
した逆襲のシャア旧キットシリーズのサザビーを、これを目標にして改修するという楽しみもできました。私には不可能でしょうけどね。

皆さんもどうでしょう?お部屋のインテリアに一つ。
精緻な工芸品といってもいいクオリティです。綺麗な塗装も相まって、ちょっと素敵なお部屋を演出できますよ?

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