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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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突然ですが、エルガイムmk2。9日に買ってきました!!
トイザラスになくて、店員に聞いたら「10日に入荷」ということでした。バンダイとトイザラスの間に問屋が挟まっているのかな?ちょっと遅めですね。

仕方なく、別の模型店、というかホビーショップに行き、そこでゲット。
どうせ、今後のための各種道具も仕入れなければならなかったので、二度手間を回避できました。
トイザラスには工具やら道具はありませんから。

説明書を見て「ほえ~」って感じです。組み立て、構造の解読が非常に面白いです。ゴムの線などが多用されていますし。
色分けもほぼ完璧のようですし、各可動部も既存のMGとは違った方式でして、見ていて面白いです。

好奇心をくすぐられたのが、肩周りでした。変形のためなのか、可動が複雑に仕込まれていて、説明書だけでは胸フレームに仕込まれた回転軸のポリの意味が、解読できなかったです。
組めば分かるのでしょう。ワクワク。

リアル・ロボット・レボリューション、通称R3ですが、これ、MGよりも作りこまれているのではないでしょうか?
前作のレイズナーは作っていないので知りませんが。
レイズナー。あるところではぼろ糞に言われていますが、実際のところどうなんでしょうね?原作を知らない私にはよくできているとしか思われなかったのですが。

内部フレーム。これ、MGの定番となっていますが、ごく最近でもリアリティのある造型ではありませんでした。
装甲をはめ込むためのダボとかそういうのが目立ち、脹脛や胸など一部を除いて、いかにも玩具の骨組みという感じでした。
が、エルガイムmk2は、かなりリアリティがありますね。元々、フレームが動くという発想を始めてしたのが、原作者の永野護さん(事実は、富野クンではないらしい)みたいですし、その辺も考え抜かれたと言うことでしょうか。

フレームを見ていて気になっていた腰。背骨一本だけで、上半身と腰を接続していました。
こいつの材質はABS樹脂でした。壊れそうで怖いですね。
できれば金属パーツがよかった。真鍮線を通すなり、自己流で加工した方がいいかもしれません。

あと、手ですが、一つだけ接着が必要なパーツを発見しました。最近では珍しいです。
可動指ではなく、もう一つの方。固定指で、武器を持つための手なのですが、永野さんが書くメカは手が細いので、突起とかで誤魔化せなかったようですね。
手はABSなので、普通(?)の接着剤は使えません。コンビニで瞬間接着剤でも買ってきましょう。
って、実際には、バンダイのABS樹脂は、スチロール樹脂用接着剤でも溶けてくっ付くという噂を聞いたことがあります。ランナーで試してみるといいかも。

様々なギミックと表現(盾の中にまで、設定上の武器が仕込まれているという拘りっぷり)。
これで5500円なら買いだと思います。実売4500円前後になるでしょうしね。

Hi-νと比べて考えて思ったのですが、やはり開発期間の長さは重要だと思いますね。
おそらくですが、MGよりもR3は充てられた開発費は、少ないと思うのですよ。
どう考えたって、購買層が限られてきますからね。
私のように、原作などまったく知らないが、メカデザインが好みだから買うって人は、ごくマイノリティのようですし。
やっぱり、アニメやゲームなどの媒体で宣伝していないと子供たちは買わないのでしょう。
仮に格好いいと思っても、R3自体が大人をターゲットにしているので少々高めです。子供のお小遣いでは、そうそう買えませんね。

以上のことから、R3は、ネームバリューの劣るMGと比べて不利な状況で開発されているんだと思います。
でも、実際には、MGと同等か、それ以上のクオリティを作り上げているので、そこはやはり開発期間かなと。
設計者の拘りもあるのかもしれませんが、よいものを作ってくれたなと思います。

そんな訳で、ランナー確認をして欠品がないことを確かめたあと、順調に積んでおきました。
積むのなら、急いで買う必要ないじゃないかとも思うのですが、エルガイムmk2は、初回の出荷で大きく売れて、それ以降あまり生産せず、なかなか見つからないなんてことになりそうなのでね。
ガンプラとは違いますから。

ま、順繰りと手持ちを減らしていって、時が来たら運命の邂逅を果たすことでしょう。

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人間の欲という物は造られるものです。
最初に欲があって、然る後、行動が起こる訳ではありません。
人に何かをさせようと思うのなら、まずは知識を植えつけることです。
そうすれば、個々人の趣向もありますが、その知識によって勝手に妄想を始め、行動するのが人間です。


と、いきなり哲学じみた出だしで始まりました今回の雑文です。
なんでこんなことを書いているのか?
それは・・・

出して欲しいプラスチックキットが沢山あるから。

本当にね、バンダイさんは商品展開が下手糞だと思います。
変に反感を買うような展開をするし、無駄にバリエーションをだして購買欲を失くさせるし。いや、それが価値のあるバリエーションならいいんですが。
色違いだけとか、武装が違うだけとか。んで、それぞれに価値を持たせるために、無理矢理、付属アイテムを両方とも中途半端にして、両方とも買わないときっちりと補完できないようにしたり。

こんなつまらないことをして欲しくないわけです。
コトブキヤさんを見習いなさいよと。
では、何を求めているのか?

もっと色々なデザインがあるだろう。それを立体化しなさいよ。

例えばΞガンダムですよ。一般的にはΞはクサイと読まれるのですが、ガンダム界ではクスィーです。
「臭いガンダム」じゃあ駄目だからでしょうね。
このガンダム。小学生の頃から私は知っておりました。なぜ知っていたのかというと、まあ当然ながら、小説を読んだからです。
ハナタレ小僧の頃から、私は本読みだったわけです。
「閃光のハサウェイ」って小説ですが、これがまたつまらない。最近のは知りませんが、少なくともこの頃の富野クンは、文才がないと思います。内容もまるっきり覚えてません。
富野クンって、変にエロい描写が大好きなんですよね。ガンダムなんて子供向けの漫画なのに。
よっぽど何かコンプレックスが・・・。

が、Ξの格好よさは折り紙付です。
なんでこれをキット化しないのか?

私も数ヶ月前に知ったのですが、ΞはGFFで立体化されているんですね。驚きました。
それを見ると分かりますが、相当格好いいです。
が、GFFは嫌なのです。見た目、如何にも玩具という感じで安っぽい塗装だし。なんかシリーズを通して全体的に顔がシャープじゃないし。そもそも完成品だし。
組み立てプラスチックキットで出して!!

バンダイは、こういういいデザインを独占しているくせに、なぜ下らないバリエーションばっかり出すんでしょうか?
分かったような顔をして、「マイナーな物は売れないからだよ」という人が大勢いますが、違うと思います。
最初にも言ったように、欲とは作られるものです。バンダイは購買者の欲をつつけばいいのです。
これ、非常に簡単です。なぜなら、今はネコも杓子もインターネットの時代だから。

ちょっと前までは、ガンダムの宣伝はTVアニメでしかできませんでした。ほとんどの人が模型雑誌なんて買わないでしょうしね。
なのでその時点で放送していないアニメキャラクターの宣伝は難しかったのです。
映像化=宣伝=欲創造だったのですな。
まあ、私みたいに、原作なんぞまったく見ていないくせに、ガンプラを買い漁っている人も中にはいると思いますが。

ですが、ネットです。
キットを造る際に、最近では3Dポリゴンを使っているのだそうです。まあ、素人でも、そういった技術が設計にもたらす恩恵の大きさは想像が付きます。
そのCGを使って、適当に戦闘シーンのムービーを作って、そいつを無料で配信して宣伝すればいいじゃないか。
なぜこれをしないのか?
本当に不思議でなりません。
ここで造ったCGを流用して、糞つまらないゲームは量産するのに、ですよ。

ちょっとした物でいいわけで、そんなに費用もかかりませんし、TVアニメといった媒体を使わなくても、相当の宣伝効果と応用性があるわけです。
Ξガンダムというデザインそのものはマイナーでも、大本のガンダムというブランドは超メジャーなわけですから、簡単に集客できるのです。
バンダイさんのお偉方は、頭の固い旧時代の人間だから気が付いていないのかもしれませんが(バンダイのMG公式HPも、半年くらい更新されてないし)、今やネットの力って異様にあるのです。
ほとんどの情報を、相当の正確さで手に入れられるのですから。
ネットでの情報収集はただですし、興味のあることなら、誰だって利用します。

クロスボーン・フルクロスが、ちょっと前にVer.Kaが出ているにも関わらず結構売れたのは、ネットによってそれがいい製品だということが分かったからです。
Hi-νが、発売前にも関わらず散々文句を言われたのは、開発中の物の写真が流れたからです。
それでもまだ格好よかったのは事実で擁護派もかなりいましたが、今ではそれが覆って、擁護派が少数になった印象なのは、誤魔化しがまったくない素の写真がネットで流れたからです。
みんな思ったわけです。「これは、ちょっと格好悪いぞ」と。

こんな風に都合の悪いことも沢山あります。が、これはバンダイが悪いからです。
本当にいい製品を作れば、ネットという媒体を通して、それがドンドン広がっていくのですよ。
消費者同士で、勝手に宣伝してくれるわけです。
んで、そのキットは長い年月、売れ続けるのです。
エルガイムMk2を見てください。リアルタイムで見ている人がどれだけいるのか不明ですが、アマゾンで相当予約が入っているではないですか。
場合によっては、意図的な宣伝すら要らないのです。物が良ければ。

ちゃんと時間をとって、、ちゃんとした製品を作って、ちゃんと宣伝すれば、どんなにマイナーだと思われるキットでも売れるのです。
クロボンがそれを証明しているではないですか(私の言う宣伝はしてなかったですが)。
手抜きをすればした分だけ、評価は正確に低くなるご時世です。情報の共有性が高くなりましたからね。

そんな訳で、ΞガンダムをMGで出して欲しいです。
サイズがでかいから(設定では28mらしい。サザビーよりも遥かに・・・。1/100でも1/60並みになる)、お値段が高くなりそうですけどね。ちゃんとしていれば(下らない手抜きをしない。コストダウンを図って、付けるべき物を省略しない。造型をきっちりとする。見切り発車をせず、難点はちゃんと解消する。無駄に値段を吊り上げるためのオプションを付けない。ということ)、頑張って買いますよ。
MGで駄目なら、HGUCでもいいですから。

バンダイさんのキットの値段設定を見ていると、MGは8000円まで。HGUCは2500円までって決めている気がしますね。一部、例外はありますが。
そういう意味で、ガンダムというものの中でかなり大きい部類に入るΞは出しづらいのかもしれませんが、キッチリ造りこめば、必ず売れると思いますよ。
極端な話、1/100とか意識しなくてもいいから、適当な縮尺で20cmくらいにしちゃって構わないから、MGで出して欲しいですな。
やっぱり、20cm前後って、一番満足感がある大きさなんですよ。程よく大きいという感じがね。

本当はΞだけじゃないんです。
一杯、欲しいと思うキットがあるんです。が、どれも出ていなかったり、あってもガレージキットとかで作るのが大変だったり、高価だったりで困るのです。

今、一番欲しいキットシリーズは、実はガンダムじゃなかったりします。
原作はまったく知らないのですが、一部ではカリスマ的人気があるみたいですね。永野護さんが書いた漫画だとか。永野護といえば、百式とかキュベレイとかエルガイムとかをデザインした人ですな。このデザイン、私も大好きです。
で、その漫画にでてくるメカの
デザインが異様に格好いい!!突き抜けてますよ、本当に。どれを見ても素晴らしいデザインでして、集めたいところですが、残念ながら、ガレージキットが主流で、しかもほとんどが限定発売なんですな。お値段、2万前後。これは無理だ。
「ボークス オージェ」で検索すると、凄まじいまでの造形物、工芸品が見られますよ。
私、あれを見て勃起が止まりませんでした。
格好いいとかじゃないんです。美しいんです。

あるメーカーが、廉価版として一部をプラスチックキットで出してくれています。これを私も二つばかり購入しましたが、これがハードルが高いんですよ。プラのくせに。どう考えてもエアブラシが必要になるし。
なので、今は手が出ません。もう少し上手に作れるようになったら、挑戦してみようかと思います。

バンダイは絶対にやらないだろうから、コトブキヤさんにお願いしたいですな。
簡単に作れて、色分けも抜群なFSSのプラキットを出してくれませんか?私、集めますから。

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点数:8点。悪いところもあるが、補って余りある痛快さ。
寸評:途中で、ルパンとルノルマンの関係が読めてしまった私は、哀しいミステリ読者だ。

813。ご存知でしょうか?知っている人ならピンとくる数字です。
ハチイチサンと読みます。

これ、アルセーヌ・ルパンの小説のひとつです。傑作といっていいでしょう。個人的には前回紹介した奇岩城の方が好きなんですけどね。
形式としては、813と続813の二編に分かれていて、繋がってはいますが、前編というべき813も一応の完結をしているところが特徴でしょうか。

ルパンシリーズのいいところとして、次々のお話が展開していくことですね。読んでいるものを飽きさせない。
会話も巧妙で、センスがあります。

が、同時に欠点として、細かいところがちゃんと説明されていないところがあります。
推理物ですから、このへんは謎解きして欲しかったんですけどね。
事件が起こって、その当時は神秘的な様相を呈していたのが、あとになってそれは偶然の要素が働いてそう見えただけとか。
こういうオチはちょっとと思ってしまいます。
あと、無駄が多いんですよね。著者、モーリス・ルブランが勢いで書いたのかな?ってところがかなりあります。
あまり推敲をしない人だったのでしょうか?

ま、これらの欠点を差し引いても、やはり面白いです。既に4回も読んでいますが、まだ飽きませんしね。
上に上げた要素。ホームズ物と真反対ですね。
コナン・ドイルは徹底的に推敲し、無駄を省いた絶妙のストーリーテリングでお話を進めていきます。変に盛り上げようともせず、淡々と。
曖昧なところなどありませんし。
なので、再読しても、いい加減に読み飛ばす箇所ってのがないんですな。
ルパンはとりあえず盛り上げとけ!みたいなところがあるので、結構飛ばすところがあります。
フランス人とイギリス人の違いでしょうか?

どっちがいいのか?
私はどっちも好きですね。
強いて言えば、少年時代はルパン。今ではホームズでしょうか。
いずれにせよ、時代を超えて愛されるミステリってのは数少ないわけです。
その中でもトップのこの二つが相反する内容だってのは面白いですな。


荒筋。

ある金持ちが殺された。謎の数字「813」と書かれたメモを残して。
その背後に影にちらつくルパンの影。ルパンが初めての殺人を犯したのか?
ルパンは、決して人殺しをしない。他に犯人がいるはずだと信じる名刑事ルノルマンは、捜査を開始する。
ルパンもこの刑事の方針に感謝するが、同時にライバルとして刑事と衝突することとなる。
そして、ルパンを陥れようとする謎の殺人鬼。

果たして813とは何を表すのか?
殺人犯の目的は?
そして、その正体とは?
ルパンは何を目論んでいるのか?
結末は如何に?

それは、読んだ人だけのお楽しみ。

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さて、今日のフライルーの時間です。
今回で、漸く完成を迎えます。
1/144のくせに細かいフライルーさん。お陰で、完成まで半月もかかってしまいました。

今回の作業は、最後のお手入れです。
すなわち、墨入れ、シール張りですな。今日で、フライルーさんと遊ぶのが最後になるかと思うと、万感の極みです。
ま、これからは眺めて暮らします。

早速、完成した格好いいフライルーを見物しましょう。


正面

正面です。
いやはや、お世辞抜きで格好いいと思いませんか?
迫力があって、ゴテゴテしていて、メカニカルで。とても1/144サイズとは思えませんな。

サーベルは、付属の奴ではなく、旧キット1/144Ex-Sのを使っています。なんかジャンク箱に入っていたので。
付属のは、短すぎるんですよね。こんだけ本体が大きいのに、あの長さはないですよ。


横

横から。

ビームライフル。手に持たせると保持しにくい上に、破損の恐れもあるので、やめました。
で、肩かアームかになるわけですが、肩だと前に突き出しすぎて、飾っておくのに邪魔なんですよ。
なので、アームにくっつけました。
こっちの方がメカっぽくて好きですけどね。

シールドのTRの文字。これシールです。でかいシールです。よって、シワにならないように、空気が入らないように張るのが難しいです。
私は空気が入ってしまいました。
車のスモークを自前で綺麗に張るのと同じくらいの難易度ですよ、これは。


後ろ

背面。
馬鹿でかいスラスターが目立ちますね。
アームを肩に持っていったお陰で、尻のポリが丸見えです。
まるで肛門ですよ、これじゃあ。

ま、いっか。俺にも付いているし。


上

上から。
ショルダーパーツがどんだけでかいか、これで分かると思います。
これがあるお陰で格好よさは3倍ですが、肩の動きはかなり制限されるようになっていますね。

私は、可動よりもフォルムの格好よさを模型に求めるので、この程度の低下であれば問題ありません。


アップ

顔。
ガンダムに似せた顔とかいう設定らしいですが、全然ガンダムに見えません。精々角がそう見えるくらい。
アゴがね、凄いんですな。友人にも一人、こういうアゴの持ち主がいます。

モヒカンのところ、クリアシールになっているってことは、ここもカメラなんでしょうかね?
中のモノアイが、縦に動くとか?

さて、ただ作っただけなのに、かなり時間がかかって完成したフライルーさんですが、とても楽しかったです。
やっぱ、キットが格好いいと、モチベが違いますね。

さすがはフライルー!!


さて、恒例のキットレビューにいってみましょう。

○キットのフォルム:9点
相当格好いいと思う。元のギャプランよりもずっと。といっても、思い入れのある人は、また違うことを言うかな?
MS形態は折り紙つきだし、MA形態もかなり素敵。
両形態での格好よさは、Zガンダムとタメをはれると思う。というか、MA形態を格好いいと思えるデザインは、ギャプランとZだけだったりするんだが。
Ex-Sは、格好いいというより「迫力がある」だし。
やっぱ、ギャプランのデザインが優れていたからこそ、フライルーが格好よくなったのだろうなあ。


○作りやすさ:6点
人によっては、割と作りにくいかも。
説明書にちょっと難、という点がある。
パーツのはめ込みとかも、結構無理がある場所が腰周りに多く、分かりにくかったりする。
また、胴体がかなり複雑。個人的にはその構造が作っていて楽しかったが、人によっては鬱陶しいかな?
ある意味、ギャプランに無理矢理増加パーツをくっ付けられるようにしているわけだし。
いずれにしても、1/144サイズのHGUCなのに、MG並みのパーツ数があるので、それほど気軽ではないキットかな。
個人的には、問題ない範囲。



○どれだけ簡単に綺麗に作れるか度:8点
作ったことがなかったので知りませんでしたが、HGUCも塗るところほとんどないんですね。
楽でいいや。
が、脛、腿、前腕、肩、バックパックなど、合わせ目消しをすべき箇所がある。
といっても、それほど大きくもないので、たいしたことはない。
といっても、デコボコの中にまで合わせ目があるため、油断をするとペーパーがけで形がおかしくなる。
ま、かなり楽な部類だと思う。

○可動範囲:6点
下半身は充分に合格点ですが、上半身、というか肩周りがね、あんまり動かない。
肩増加パーツと、シールドのお陰で、いまいち動かせないんですな。
といっても、それら二つは格好よさアップに貢献しているので、仕方ない。
ま、表情をつけるには充分に動かせるので、私は不満はないです。
模型は置物ですから。
 

○関節保持力:7点
巷では、重いシールドを支える肩周辺の関節が弱いと聞きますが、ウチのフライルーさんは大丈夫だと思います。・・・今のところは。
この先どうなるのかは知りませんけどね。もう、接着しちゃったから。
下半身は問題ありません。
 

○プレイバリュー:7点
変形!!
それが大きいかな。それ以外は、普通のキットだと。
が、胴体周辺が複雑で可動部が多いことから、子供のように動かして遊ぼうとすると、破損の恐れあり。
手に持って眺めようとしても、どこを持てば安定するのか分からないくらいですから。
ガシガシと遊んでいると、股関節その他が緩んできて、変形した時にキッチリと決まらなくなるかも。
ボールを太らせればいいだけなんだけど。
とりあえず、動かして遊ぶと壊しそうで怖いキットではある。


○置物的価値:9点
可動範囲そのものは並みでも、表情をつけるには充分以上で、しかもちょっと角度をつけてやると物凄く格好よくなるので、飾っておくと映えるキット。
上でも書いたが、この格好よさは変形しても維持されているので、漢の2個買いをして並べて飾ると、オルガズムを得られること請け合い。
私はしないと思いますが。
ただし、スタンドはMA形態を飾るとき以外役に立たない。MS形態の時は素直に立たせた方が無難。
ホント、落っこちそうになる。
動かして遊ぶのには向かないと思うが、飾っておく分にはとてもいいキットだと思います。 

○総合評価:8点
特に大きな欠点というものがなく、また設計も優秀で非常にいいキット。
フライルーになって一部差し替えにはなったものの、やはり変形のギミックは凄い。こうやって腹で分割するのかと。
ただ、バンダイの癖で、できるところをやらず、下らない所で手を抜くのが出ている点が気になる。
合わせ目とかは基本工作の範疇なので気にならないが、剣がクリアパーツではないとはどういうことか?
1990年代初頭から、既にクリアだったのに。
あと、素のギャプランについていたブースターのためのパーツが余剰で余りまくるのも頂けない。
あと200円アップしてもいいから、ブースター本体も同梱してしまえば、付属パーツでは剣以外は文句なしになったんじゃないだろうか?
コストダウンが大事なら、ブースターのパーツを全部抜いて、もっと安くすればいいじゃないか。
同ランナーだからって知るか!!バンダイの都合を押し付けすぎだ。
非常にいいキットだけに、こういったところが気になるのは、仕方ない。
あと、実は素のギャプランとコンパチキットだったりする。
色は変わってしまうけど、ちゃんと普通のギャプランも組める。
そういう意味でもお得。
これ、やれば良かったな。まず、普通のギャプランを作って、そのあと増加パーツを装備していく。面白かっただろうなあ。
ちょっと後悔。

 

○お勧め度:9点

デザインが気に入ったなら迷わず買いだ!!
HGUCの中では高い部類だが、MGと比べると全然安いし。
安めの値段で、これほどのクオリティならほとんど文句も出ないと思う。
ただし、安めといっても2500円なので、旧キット基準の私からすると高性能な1/100や古い1/60の値段の間違いじゃないの?って思ってしまうわけだが。
ま、パーツの数が、当時とは比べ物にならないくらい増えているし、色分けもシール込みでほぼ完璧。
妥当な値段かな。
最近の子供が可哀相だ。あ、奴らは5000円もするゲームをいっぱい持ってるか・・・。


初めてHGUCを作ったわけですが、このシリーズも楽しいですね。最初につくったキットがフライルーだったからかもしれませんが。
これからはHGUCも視野に入れておこう。
ひょんげー格好いいνガンダムとサザビーがHGUCで出るといいなあ。MGでのバージョンアップは望めないだろうし。

そんな訳で、格好よかったフライルーの章も終了です。
最後に見得を切ってもらいましょうか。



やっぱこれ

ほえ~。かっけ~な~。

さすがはフライルー!!

では、また次ぎの章で。

拍手[1回]

さて、今日のフライルーです。
今回は頑張りましたよ。ええ。
なんたって、合わせ目消しのためのペーパーがけと、モールド彫りの第2段も一緒にやりましたからね。

ペーパーがけに2時間。
モールドに1時間半といったところでしょうか。
3時間半もありゃ、ジェット機だって直らぁ!!(無理)

ってなわけで、まずは合わせ目です。


消えました

はい。綺麗に消えていますね。
というのは嘘です。一部、ちゃんとパーツが噛みあっていなかったせいか、白い線が僅かに浮き出しているところがありました。
どうしてこうなったのかは不明です。
というより、ほとんど必ずといっていいほど起こることだと思います。パーツのズレが原因かとは思いますが。

塗装をせずに、合わせ目を完璧に消す方法はないと思います。
精々、目立たなくするといった程度だと。
成型色の色が濃いほど、さらに消しにくくなりますよね。シンナーが浸透して、色が薄くなって余計目立ったり。

ま、仕方ないです。目立たなければそれでいいので。

次ぎ、二度目のモールド彫りです。
前回よりは、少しだけ上手くやりたいものですが・・・。


モールドのガイド

色々考えた結果、ガイドはマスキングテープで充分だと思い、適当に張ります。
で、そいつをガイドにして、ナイフの反対側でけがいていきました。


片脚完成

で、できたのがこちら。
前回よりも幾分マシだとは思いますが、やはり線が交差するところが甘いです。
それに、やっぱり線の幅が一定ではなく、どことなく曲がった印象を与えます。

ケガキ棒ではなく、Pカッターといわれるものでやった方がいいのだろうか?

もう片方の脚も頑張ります。


両脚完成

シンメトリーが取れていませんが、そこはそれ。ちゃんと計ってやらないからですね
目分量でやるなという反面教師です。
ま、こうして並べるから気になるだけで、本体に接続してしまえば気にならない・・・かな?


たったこれだけのモールド彫りですが、疲れました。
異様に細かい作業になりますし、失敗は許されませんからね。

結果論ですが、このモールド。要らなかったかな?あまり格好よくなっていない気がします。
ま、それもいいです。今後のためです。
色々とやってみるのが楽しいわけですから。

んなわけで、今日のフライルーは終了です。
おそらく、次回に完成します。

では。

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