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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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今日のα-アジールです。

今回で仮組み終了までもって行きます。
さて、組み立て・・・の前に、ちょっとやっておくことがあります。
今後の時間節約のためにね。


中々厄介

こいつです。このキットを面倒臭くしている元凶です。
フードと胸の両方が、このパーツを挟み込むことで接続されているので、合わせ目消しやら塗装が恐ろしく面倒になっていますね。

ちっこいくせに破壊力満点のこのパーツ。組み立て初日に接着しておきました。
で、今回、全身をばらして合わせ目を消し、同時にポリが見えてしまっている変な穴のパテ埋めもしました。
この写真からは見えないんですけど、過去の写真を見ればどっかに出ています。
上下にポリの固定ピンがはみ出しているんですよ。そこにパテを刷り込んでやすって・・・。

めんくさ!

さて、一旦バラバラにしてしまったアルパ・アジールさんですが、もう一度組み立て、前回の所まで戻します。
で、再開。


スカート内部に

手羽先とチューペットではありません。
スカート内部に付く、降着状態の時の脚となるパーツとプロペラントタンクですな。

簡単な構造になっております。
が、脚の塗装は面倒ですねえ・・・って、こればっか。

面白かったのは、手羽先・・・もとい、脚のシリンダーに丸い穴が空いてますね。
これ、爪と同じように肉抜き穴か、押し出しピンのあとかと思ったのです。

が、違いました。

これ、ロックなんですよ!!
腰の接続部の穴に出っ張りがありまして、この穴でロックされる仕組みなんですな。
いや~、魂消たぜ。
スチロール同士なので、10回も抜き差しすればユルユルになりますけどね。


取り付け

くっ付けるとこんな感じに。
プロペラントタンク長いな。
劇中だと、戦艦から切り離され、ちょっと移動しただけでプロペラントを破棄してましたけど・・・。

きっとまだ沢山の燃料が残っていたんだろうなあ。勿体ない。

ま、これで漸くアルパさんが完成したわけです。
早速見てみましょうか。


三面図

お約束の三面図。

脚が付かない方が格好いい気もしますけど、アルパアジールさんのキット。かなり良くできていると思いますね。
以前にも言ったように、人型じゃないからバランスが分からないだけかもしれませんけどね。

一部の手抜きやおかしなところ、首のシリンダー(横から見るとシリンダーだが、前から見るとただの板)とか、肩やスカートなどの装甲内部のスカスカ感など。これらを除けば、造形そのものはかなりいいのではないかと。

造形がそこそこ良い分、綺麗に作ること自体が面倒なキットになってはいますけどね。
あの接続パーツが・・・(しつこいぞ)

このキット、降着状態に変形できるってことが売りみたいなので、私もやっておきました。
変形って程でもないですが。


三面図

間違ってます、この変形。
本当は、胸と腹の接続部で、胸を前にスライドさせなくてはならないんですが、忘れてました。
なんかファンネルに干渉するし、前脚が地面に届かないと思ったよ・・・。
でもま、こんな感じだと思いますよ。

さて、変形には満足したので、二度とこの形態にはしないと思います。

残りはオマケを作ります。
そうです。1/550のνガンダムですよ!!


1/550νガンダム

パーツはこんな感じ。
想定よりも遥かに良くできています。盾のロンドベルマーク(?)とか肩のアムロマークとか、モールドもちゃんと再現されていますね。

横にある定規を見れば分かりますけど、4cmほどです
昔はコンピュータなんぞ使わなかったわけですから、これ、すべて手作業で掘り込んだんでしょうね。
よ~頑張った。

といっても、FSSガレージキットの原型師さんは、もっと凄い匠の技を見せてくれるんですけどね。

さて、組み立ててみましょう。開始から30秒。完成です。


三面図

ジャ~ン。
いいですよね、許せる範囲です。ええ、確かに仰るとおりです。お説ご尤も。

頭が変だろ?

仕方ないじゃないですか。ちっこいんですよ。

さて、オマケも作り終わったので、本体のアルパアジールさんと比較してみましょう。
ニューガンダム22m。
アルパアジール108m。
どれほどの違いがあったのか・・・・。


サイズ比較

こんなに違うの!?

いや~ビックリですね。大人と子供ではなく、大人と胎児ですね。

しかし、このνガンダム、塗るの面倒臭いな。

次はサイズ比較その2です。
普通の1/144サイズと比較するとどんな感じか?
アルパさんは1/550ですからね。


さらにサイズ比較

スタンド分を差し引いても、かなり大きめなことが分かりますね。
スタンドによって、アルパアジールさんはかなり斜めの角度になっているわけですが、それでも高さがリガズィさんと変わってません。

計算してみると、アルパさん、1/550でも19cm以上あることになるんですねえ。
っても、フードを思いっきり高くして、その先端からプロペラントの先までで108mなんでしょうかね?
いまいちどういう状態での全高なのか分かりませんけど。

しかし、108mって、やっぱりアレを意識しているんでしょうかね?
シャアも執着に捉われて隕石落しをしようとしたわけですし、アムロもシャアを倒すことに執着すると。
やっぱり煩悩だよ!

さて、組み立ての所感ですが、

構造が古過ぎる!!

これに尽きますね。
2重のモナカ式によって、かなり面倒な手続きをしなくてはならないキットとなっております。
これがこのキットのネックですな。
あとは深い穴の中に合わせ目があったりして、消すのが大変です。
別パーツ化してくれれば良かったのに。そんなに難しくないでしょ?って箇所が幾つか見られます。

構造が単純なので組み立て作業その物は楽ではありますが、整形作業は面倒この上ないキットです。

なんだかなあ・・・。アルパアジールさん。可動とかも必要ないし、凄く楽なキットだと思っていたのに・・・。

ま、とりあえず今日のα-アジールはお仕舞い。
次回からヤクト・ドーガに戻ります。

では。

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今日のアルパ・アジールです。

今回は本体完成を目指します。

まずは腰周り。


脚?基部

とまあ、なんのパーツかと思いきや、プロペラントタンクと脚(?)みたいなのを固定するための、回転軸を仕込まれた棒でした。

次、腰アーマー。


腰アーマー

いいですねえ。アーマーが付くと、かなり格好よくなります。
こうして見ると、アルパアジールさん。顔が凄く小さいのがわかりますね。
腰アーマーの半分くらいの大きさ。

ついでに胸も細いですね。

次。尻アーマー。


尻アーマー

降着に使う脚とスラスターノズルを取り付け。

このスラスターはどこに燃料が入っているんでしょうね?
スラスターの後ろにある円筒形のものが燃料タンク?20秒でガス欠になりますね。

次はファンネルです。


ファンネル

ん!いい感じになった。
アルパさんのファンネルは9個なんですね。知らなかった。みんな6個だから、宇宙法とかで「インチキ兵器は6個まで」って法律があるのかと思ってましたよ。

ファンネルってインチキですよね。わたし、この兵器が嫌いです。小学生の頃から嫌いです。
そんなに都合のいい武器があってたまるかと。
サイコミュ兵器全般嫌いです。意味分かりませんし。脳波をどうとか・・・。ニュータイプじゃなくても、誰だって脳波は出しているんですけど?
あと、ビームを弾くIフィールドとかも嫌いです。

ま、原作者が富野クンだから、その辺のつまらない戦闘兵器の仕様は仕方ないかな。

次、腕に入ります。


拳
腕

腕完成。

細いですなあ。ただの棒ですよ。役に立つのかな?


有線メガ粒子砲

有線メガ粒子砲ですね。
これでクェスはジェガンをサクサクと落としてました。
なんだかなあ。主要人物意外、自衛本能はないのだろうか?

ガンダムの世界って、兵器の性能だけで勝負が決まりすぎる気がするんですけど。


肩

で、肩を作って腕終了です。

相変わらず、腕は肩で挟みこんでの固定です。
小さい肩なら瞬間接着剤とかでもいいんですけど、このサイズで瞬接はいけるかな?

なによりの欠点は、肩内部がスカスカって所でしょうか。

さて、漸く本体が完成です。


本体完成

格好いいですね。
人型から外れているからでしょう。とてもいい造形だと感じてしまいますね。
大体、アルパさんはそれほど立体化されてこなかったわけでして、私のような素人には比較対照がないと、いいのか悪いのか分からんわけです。

こうして見ると、胸が異常に細いですけど、非人型ゆえ、肩の大きさも相まって、面白いバランスに感じます。

このキットの欠点は、隙間ですな。
頭を包むフードも肩内部もスカスカだし、腰アーマー内部もスカスカ。
肘は思いっきり隙間が開いていて、「これ、うごかねえだろ!!」って見た目になってますね。

可動範囲なんてどうでもいいキットですから、固定モデルにしちゃって、アチコチディテールアップしてしまうのが上手い人のやり方でしょうね。
が、そのディテールアップが分からない人には結構大変。私とか。

さて、全体像を見てみましょうか。


三面図

三面図。いつもと角度が違いますけど。

こうしてみると、全体的なシルエットから、各部のフォルムまで、相当良いデキだと分かります。
元々アンバランスなデザインですから、どこが悪いとか言い辛いってのもあるんでしょうね。
個人的には、後ろからの角度が凶悪な感じがして好きです。

アルパさんを見ていると思いますね。
こういうのこそ、兵器だと。
ガンダムって人型にしたことにより、汎用性が増したとか馬鹿なことを言っているわけですけど、事実は逆だったりするんですよね。
宇宙用の砲撃兵器として考えると、アルパさんのデザインはまあまあ現実的です。

人型兵器は非現実的ですが、なぜか戦車とかよりも格好良いと思ってしまう私はなんなんでしょうね?
小倉優子は馬鹿だなあ、アホだなあ。どうしようもなく愚劣で卑怯な人間だなあと思っていても、やっぱり可愛いと思ってしまうのと同じでしょうか?

中身は大嫌いなユウコリンですが、目の前にあられもない姿で現れたら、激しく戦闘準備完了になること間違いなしですからね。


真横

なんとなく真横から。

元のサイズは108mとかなりでかい設定ですが、キットの縮尺は1/550となっているので、顔の大きさは1/144よりも2周りほど小さいです。
目の塗装が面倒・・・。


スカートめくり

下から。
スッカスカですね。どうしようもないくらい。
スカート内部はまだスラスターなり脚基部なりが入っているので見れますけど、肩がね終わってる。

しかしですよ。こんなところまで自分でスクラッチしていたら、いつまで経っても終わらないと思いますよ?
内部のデザインを考えるのが大変だし、それを仕込んでいくのはもっと大変。
で、形状ができたら、今度はその複雑なものにあわせてマスキング塗装ですよ。
2ヶ月はかかりますね。私なら。

今、ちょっと悩んでいるんですよ。
こういうスカスカなところをなんとか誤魔化してあげて、固定モデルにしちゃおうかなと。
可動なんてある必要のないキットですしね。
降着状態にできなくなるわけですけど、それもいいだろうと。

でも、どういう風にやれば「らしく」見えるのかが分からないんですよねえ。
ネットで見る上手い人ってのは、大抵雑誌とかを参考にしているみたいですね。
やっぱり知っているってのは強いってことですね。

下からなんて、見上げねえから!
でオミットするのも正しい選択だと思います。

そんなわけで、今日のα-アジールは終了です。

次で組み立て完成までいけるかな。

では。




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今日のα-アジールです。

今回から組み立てに入りますが、アルパ・アジールは他のMSとは違い、人型から大きく逸脱したデザインになっております。
故に、今までどおり脚から組んでいっても、立つことができません。
コンパクトに纏めて組み立てるため、今回は組む順番を変えます。

まずはスタンド。


スタンド

非常に簡単な構造です。なったって2パーツですから。
土台と柱だけ。

こだわる人は、プラ板を使って、ついでに自作デカールでもって機体名を印刷して、綺麗なスタンドを作ってあげましょう。
それほど難しくはないと思いますよ。
私はやりませんけど。

さて、自立の準備は整いました(早!)。
本体の制作に入ります。


何のパーツ?

ん?なんだね、このパーツは。

ま、次を見れば分かるでしょう。


胸

上半身?の胸の相当する部分です。
さっきのパーツはここに挟み込むものだったんですね。

次は、腹に相当する部分です。


腹

なんか写真がずれてしまいましたが・・・。
ま、このように腹はスライドします。

大きいパーツの割り分割が単純で、組み立てが簡単なアルパアジールさんです。

しかし、ここまで組むだけで、結構面倒臭い構造になっているのが分かりますね。
小さいパーツを胸で挟み込み、胸を腹で挟み込み・・・。

3段もモナカ式が続いていきます。
合わせ目消し作業が恐ろしく時間かかる仕様になっていますね。

さらに、ジェガンさんの最悪の欠点だったアレ。
腹の下にあるスラスターノズルも、挟み込みでの固定なんですよ。
これは塗装が面倒臭そうだ。

組み立て開始早々に萎えてばかりもいられないので、先に進みます。


バックパック?

バックパックなのかな?

しかし、変なパーツ割になってますね。
太いほうのカバーだけ別パーツになっていて、あとから差込。スラスターノズルで固定するようになっています。
こんなこと、する必要があったのだろうか?
左右二つのモナカ式で普通にいけたんじゃないのかな?

蓋の部分とバックパック本体の噛み合わせ部分が、写真で見ても分かるようにかなりズレがありますからね。
このレベルの段差なり隙間なりを埋めるには、削り込みではちょっと厳しいですね。パーツが歪むだけです。
パテが必要かな。

しかし、なんでこんな分割に・・・・

しかもだ!胸と腹で参っているのに、さらにバックパックまでもこういった構造か。
塗装が非常に大変じゃないか!!
どういう順番でやればいいんだよ?

次。顔です。
今回は一回目から顔が登場です。いつもなら最後まで組み立てを我慢する場所なのに。


顔

はい。非常にいい造形だと思います。
造形だけでなく、首周りのシリンダーなどのディテールも、今のMG以上にしっかりしていると思いますけど、どうでしょうかね?
MGといえども、あまり首周りの造り込みをやってくれないんですよねえ。
ここって結構重要な箇所だと思うんですけど。顔って一番みる場所ですし、その周辺のディテールってのは印象に大きな差を生むとおもうのですが。

正面から見てみましょう。


正面アップ

魚に見えますね。
あるいは、すんごくビックリしたキン肉マン。

正面から見ても破綻のない造形です。
かなりいいと思いますね。
嘘です。破綻してます。ってか、ただの手抜きなんですけど。
横から見るとシリンダーになっている部分が、正面からみるとなっていない!!
どうしたことかバンダイ!
これはちょっと酷い手抜きですね。

あとの欠点は、首周りがちょっとスカスカに感じるところでしょうか。
首が前後にスライドさせる構造になっているためか、周りの隙間が大きいんですよね。
なので、隙間が目立ってスカスカ感が滲み出ていると。

ちなみに・・・


フード

バックパックは頭に被れます。まるでフードのようですな。

なんでも降着状態の時に、こうした姿勢になるそうです。
おいおいこう着状態の全貌も明らかになってくるでしょうから、今は語りませんが。

さて、ここまで組んできての感想ですが、このキット。中々いいです。
いや、パーツの状態が。

これまでだと、結構細かいバリとかがあったんですけど、アルパアジールさんに関しては、かなり少ないです。
売れなかったから、金型の痛みが少ないのかな?

構造そのものはちょっと面倒な感じになってはいますけど、パーツ成型に関してはそれほど面倒ではないかも。
まだ分かりませんけどね。

そんな訳で、今日のα-アジールは終了。

また。

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今回からヤクトドーガさんの接着硬化待ちを利用して、別のキットの仮組みを始めます。

ってなわけで、今日のアルパ・アジールです。

α-アジール。不遇の機体です。
設定上でも、劇中の演出でも、どう考えても最強である筈なのに、ひたすら雑魚(ジェガンさん)を喰ったあと、壊れたリガズィさんの放ったミサイルを受け、あっさりとやられると。
ま、ハサウェイを庇ったからってのがあったんでしょうけどね。
情けないなあ。

なんで、よく知りもしないハサウェイをクェスは庇ったんだろう?
命を的に。

どうでもいいかな。脚本もたいした事のない映画ですしね。

さて、アルパ・アジールさんです
まずはランナー全景を見ていきましょう。


全景

意外とアッサリしていますね。
早速カウント開始。これをやらなくては、新キットの制作を開始した気がしませんから。

ランナー数。
プラ:3枚
ポリ:1枚

パーツ数。
プラ:112個
ポリ:13個
計125個

ということでした~。
ランナーが少なめなのにパーツがそこそこ多いってのは、細かいパーツが多いからなんですね。
マニピュレーターとか肩のビーム砲砲身とか。

さて、気になるパーツを見ていきます。


スタンド

まずはこれ。スタンドですね。この時代からスタンドという発想はあったのです・・・嘘。
発想はなかったわけですが、アルパ・アジールは自立できないデザインなのでね。こうしてあげる必要があったのです。
旧キットのSガンダム・ブースターユニット装着型も、こうしたスタンドが付いてましたね。


いい造形

ちょっと感心したのが、顔。
この造形はかなりいかしていると思います。
今見ても遜色のないディテール表現かと。一瞬、ガレージキットのパーツを見ているような気がしてしまいましたね・・・って、それは言いすぎか。

でも、当時としては最高峰の技術だったと思います。

さて、このキットのウリの一つ?
世界最小のガンダムです。


最小?

サイズ感を出すために指も一緒に写してみました。
本当に世界最小化は知りませんけど、このキットは1/550という設定なのでね。計算上4cm!!
実際には、指を見てもらえれば分かるかと思いますけど、そんなにないですね。3cmほどかな。

あ、そういえば、どっかでケロロ軍曹のキットに1/600のガンダムが付いているとあったなあ・・・。
じゃ、最小ではないか。
あれですね。現在の技術で作られたのと、20年前の技術のちっこいガンダムとを比べてみたいですよね。
技術とは、つねに高性能なものを小さく作るために進歩してきたわけですから。

この間、アマゾンで最近出たガンダムコレクション(だっけ?)の1/400のα・アジールが、半額で投売りされてましたね。
売れていないようです。アルパさんは。
定価だと5250円なわけで、確かに高いかもしれませんね。でも設定上108mなアルパアジールさんですから、1/400だと27cmとPG並みの大きさになるんですけどね。
しかもあれ、組み立てキットという体裁はとっているけれど、実は彩色済みで、ほとんど完成品というものだったような。

それで5250円なら安いかもしれませんね。
私は間違っても買いませんけど。

んなわけで、今日のアルパ・アジールはお仕舞い。

次回から組み立てに入ります。

では。

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近くに住む友人によく私の作った模型を見せています。
「よく」といっても1ヶ月に一遍くらいですが・・・。

んで、その友人は本当にインポテンツな人間でして、格好いい、美しい造形ってものにまったく関心がないんですな。
超格好いいレッドミラージュ・インフェルノナパームや、超美しいオージェの画像を見せても、まったく何の反応も示しません。

男とも思えませんな。
きっと男根は付いていません。

まあ、世の中には造形物にまったく関心を持たない、持てない人間というのは多いです。
女は確実といっていいほど模型なんぞに興味を持ちません。
男でも、そういう人は多いのです。
概ね私は、そういった造形物に興味を持たないひとを「女的感性の持ち主」と呼んでおります。
男なら普通は興味持ちますって。

で、最近思ったんですよ。
男女の趣向で別ける以前に、いい年して模型に興味を持つ人、持たない人ってのはある一定の法則があるのではないかと。

以前にも書きましたが、私、子供時代に玩具はまったくといっていいほど買ってもらえませんでした。
母が教育ママでして、将来の役に立たないものは必要ないって人だったんです。
ちなみに、将来の役に立つものってのは、お勉強を意味します。お勉強の足しにならないものは「下らないもの」「無意味なもの」として、私は与えられませんでした。
こういう母親を持った人間は、非常に辛いのです。ま、愚痴を言うつもりはありませんが。

で、私がこれまでに親に買ってもらった漫画は、ドラエモンの38巻と聖闘士星矢の6巻の、2冊だけです。
買ってもらった玩具は、ミニカーのでかいサイズのパトカーだけです。5歳の時だったかな?クリスマスプレゼントでした。
他にも小さいミニカーが幾つかありましたが、買ってもらった記憶がないです。なので、これは物心が付く以前のものなのでしょう。大体、あんなものは何百円の世界です。
それ以外の玩具は買ってもらっていません。
お金を出してもらったという意味でなら勿論あります。が、これは物を買ってもらえないがために、私が「誕生日プレゼントも物ではなく、お金でくれ」といったからに他なりません。
物で貰おうとすると、どうしても参考書とか辞典とかなってしまうからなのですよ。
子供時代の私がシニカルだったからではなく、必要に迫られた知恵だったわけです。

そんな訳で、子供の頃の私は、誕生日とお年玉となけなしの小遣いをやりくりして、玩具を自分で購っていました。
それでも、誕生日に貰ったお小遣いでゲームを買ってくると、母はグチグチという人でしたが・・・。
「昔の人はね、子供でも働いていたんだよ。玩具なんて買ってもらえなかったんだよ」と。
私は昔の人じゃないし、玩具なんてそもそもあまりなかった時代のことでしょ?それは。
大体、そんな基準を持ってきてしまったら、「昔の人は、敵を片っ端から刀で刺し殺し、その数が多い人ほど出世できたんだよ」なんて言えてしまう訳です。
無茶苦茶な理論です。ただの自己正当化ですな。

そういう物質的にまったく恵まれない子供時代を送った私だからこそ、大人になったとき、ふとした瞬間に当時の乾きを思い出し、趣味の世界(この場合は模型)にのめりこんでしまったのではないだろうか?と思った次第です。

先ほどの模型にまったく興味を示さないインポ友人は、それはそれは凄い勢いで玩具を買ってもらってました。
ゲームなどは、ファミコン、それ以前のカセットビジョン、スーパーファミコンまで買ってもらい、さらにソフトもかなり沢山買ってもらっていたのです。
私からすると夢のようですが、彼としては「たいして買ってもらったわけではないよ」ということです。
まあ、誰しも自分が基準と考え、自分は恵まれた人間だとは思っていないものです。
彼の甥っ子姪っ子に、彼の母親が沢山玩具を与えすぎると、彼は憤っておりました。
私はそんな彼に憤りました。
「お前が言うな!俺の数十倍もの玩具を買ってもらっていたお前がそれを言うな!!」

そういう彼だからこそ、大人になった現在、能動的行動を引き起こす温度の高い主体的趣向というものをあまり持たない人間になったのではないかと思います。

つまり、大人になって何かにのめりこむ人間は、子供時代に恵まれなかっただけなのではないか?

そういうことです。
本を読むといっても、私ほど広範にわたり乱読する人間は見たことがありません。
音楽を聞くといっても、私ほどより良い、より美しい、ジャンルに捉われない楽曲を求め探す人は会ったことがありません。
ゲームをするにしても、私ほどやりこむ人を見たことがないのです。(といっても、ゲーム自体、私は限られたものしかやりませんが。RPGなどは10年以上前から興味も持てません)
そして、これらに新たに加わったのが模型でした。

私がこうまで趣味人になってしまったのは、確かに私個人の性向もあると思います。主体性に手足が生えて生きているような人間ですから、それが楽しいかどうかは自分基準で決めざるを得ないのです。
なので、世の中の流行で満足ができるわけがない人間なんですね、私は。
だから、どうしても自分で調査、研究せざるを得ない。

しかし、それ以上に、子供時代の不遇が、やはり大きかったのではないかと思うのです。
充分に遊ばせて貰えなかった。(小学一年生のころから、毎日何時間もお勉強させられた)
充分に与えられなかった。
そういったことが、今に大きく影響しているとしか思えないのです。
ウチの場合、お金がなくて、親が与えたくても子供に与えてやることができなかったというわけではないですから。
ただ、母の価値基準で「下らない」と思ったから与えなかったというだけで。
さっきも言いましたが、「下らない」というのは、お勉強の足しにならない物という意味です。

勿論、そうでない人も大勢います。
模型を作り続けてウン十年って人がね。
私にしても、本は子供の頃から読み続けてましたからね。
しかし、すべてに当てはまる理論を作るのは不可能です。

よって、私という人間においては、上の理屈が真理なのだろうと思います。
以上のことから、子供を趣味人にしたくないのだったら、ある程度は玩具を与えておいた方がいいと思います。
でないと、どこかで何かに反動が来ますから。

その「何か」が模型や本や音楽ではなく、本当の意味で「下らない(人として)」ものだったら・・・。
その子はおそらく人生を踏み誤ることになるでしょうしね。

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