[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今回、やっぱりある程度はディテールアップした方がいいだろうなと思い、怠け癖にも負けず、ちょっとだけ頑張ることを決意しました。
ちょっと思ったんですね。
折角旧キットで修行しているのに、ただ作るだけでいいのかと。
組んで、適当に色を塗るだけで満足かと。
愛していなくとも、努力するべきなんじゃないかと。
ま、御託はいいですね。
早速、写真をば。
これはディテールアップではないですが、結構重要かと思います。
というのも、こういった奥まった場所ってのはペーパーがかけ辛いですから、合わせ目が消しにくいんですよね。
奥の面はバーニアパーツで誤魔化すとして、上下の面はどうしようと考えた時、一番簡単そうだったので、薄いプラ板を張ることにしました。
写真では下にしか張っていませんが、上下両方に貼ります。
んで、次。
プラ板を使った凸モールドですな。接着剤でちょっと汚くなりましたけど、後でペーパーをかければ綺麗になるでしょう。
本当にこれで格好よくなっているのは、私自身としても甚だ疑問ですが、とりあえずやってみます。最後まで。
どこが最後はわかりませんが。
というか、どこが頭か、どこが尻尾かも分からないんですけどね。
次。
腰アーマーです。
片方だけにプラ板を貼り付けてみました。
どうなんでしょうねえ?両方にあった方が収まりはいいとおもうんですけど、あまり五月蝿いのも好きじゃないんですよ。
センスのあるディテールは大好きですが、私はナンセンスですからね。やりすぎると五月蝿いだけで、メカメカしくはならないと思うんです。
難しいなあ。
次。一番面倒だったこと。
やっぱりやりました。腰アーマーのバーニア開口&バーニアパーツ接着。
まだ接着はしていませんけどね。塗装後に接着はする予定です。
にしても、面倒です。
最初、これもお勉強だと思い、ナイフで切れ込みを徐々に深くしていって開口したんですよ。
これが時間かかること夥しいんですね。やってられない。
やっぱり、ピンバイスで穴を開けて、ナイフで切り取った方がいいと思います。
といっても、正確に切り取らなければならないなら、ピンバイスはリスキーですけどね。
穴を開けた後も、今度はバーニアパーツとのすり合わせが厄介。
少しづつ削ってあわせて、もう一回削ってまた合わせて・・・・。
これだけで2時間かかりました。
いや~。草臥れましたね。
なので、今回は中途半端ですが、ここまで。
しかし、これをやってしまうともう面倒なことこの上ない事態になってきますね。
開口した場所の上にある小さなバーニアはどうするのか?
肩のバーニアはどうするのか?
一個やってしまうとね、他はそのままってわけにもいかないんですよね。
結論から言うと、肩はこのままでいいかなって思ってます。
というのも、凹モールドがかなり深いので、黒くしてあげればまだ見れるかなと。
大体、ここに合うようなパーツを持ってないんですが・・・。
しかも、裏がデコボコで、なんにも貼り付けられないんですが・・・。
まあ、開口だけして、ただの穴にしちゃおうかなとも思っておりますが、どうなることやら。
腰の小さなバーニアは、やっぱりパーツは使えないようです。
腰アーマーと腰を接続するためのパーツがあるんですが、それがバーニアのすぐ裏にあるんですね。
そのパーツと腰アーマーの隙間が短いのです。
なので、パーツをはめ込むスペースがないのです。
どうしようかなと考えた末に、出した結論。
プラ板で誤魔化せないかな?
要するに、プラ板にスリットを入れてバーニアっぽくするわけです。
で、そいつを後ろから貼り付ければ、奥行きも出て立体感も増すし、細かい所も情報量が増えると。
実際、綺麗にいくかは分かりませんが、実験してみます。
上手くいくようなら、無断にパーツを使う必要もなくなるわけですしね。
いや、別にアルパアジールが無駄ってわけじゃないですよ。
ま、そんな訳で、造形は割りといいのですが、細かい所が駄目なアルパさんの改修はまだ始まったばかりです。
今日のアルパ・アジールはお仕舞い。
また。
今日のα-アジールです。
今回は、何をどうやったらいいのか分からないので、とりあえず必要な箇所を弄りました。
簡単なことです。
その前に三面図をば。
見て分かるとおり、全体の造形はかなりいいものですね。塗装を綺麗にしてあげれば、写真レベルではかなり映えるものではないかと思います。
ま、私は写真レベルでもいいものは作れていないんですけどね。
何がいけないのか?
要するに、細かい所が全然駄目なんですよ。
この時代のキットですから、当たり前のことではあるんですけどね。
首のシリンダーが前から見ると、ただの板だったり。
アチコチに付いているバーニアが、ただの凹みだけでなんだか分からないものだったり。
モールドなどがほとんどなく、ディテールがかなり甘かったり。
そういったことなんですね。
シリンダーはもう改修不可能です。というのも、この欠点に気が付く前に、「なんにも問題ないだろう」と思って接着しちゃったんですよ。
なので、改修するのはかなり面倒な状態です。なので、諦めます。
バーニアがね、ちょっと何とかならんかなと。
で、こんなことをしてみました。
これ、腹のでかいバーニアスラスターなわけですが、上が元の状態ですが、何も入ってないのが分かりますね。
しかも、こんなに深い穴の奥に合わせ目があるので、消すのが無理です。
で、別売りディテールアップパーツで合わせ目を誤魔化すと共に、格好よくできないかなと。
適当にはめてみましたが、いまいちだな・・・。まだ接着はしてませんけどね。
サイズが合ってないというか。でも、これ以上大きなバーニアパーツは持ってないんだよなあ。
中にプラ板でも張って誤魔化せないかな?
ちなみに、こんなに隙間は開いてないですよ。いくら旧キットといえどもね。
一回開けて、また閉じるのが面倒なので、ちょっとだけはめ込んでいるだけです。
他にも沢山のバーニア部分が無茶なんですよね。
腰アーマーとか、肩とか、でかいプロペラントタンクとか。
全部駄目ですよね。
この時代のキットって、今の時代に弄ると、切りがなくなりますね。
当時、ディテールアップパーツなんて販売されてなかったと思うんですよ。
なので、作る人はプラ板やパテからスクラッチしてあげるしかなかった。
けれど、今では普通に3百円程度で売ってます。なので、これらの作業が素人でもできるようになってはいるんですよね。
だから、誰でも手を着けることはできる時代にはなっているんですよ。
有難いことですね。
が、やはり時間がかかりすぎる。
というか、作り始める前には、こう考えていたんです。
「別に可動とかも必要ないキットだし、適当にサクっと組んで、適当に塗って終わらせよう。一番短時間でできるよな」
とね。それがね、組んでみたらああた。大変なキットじゃないですか。
最初に気合い入れてなかったので、モチベが続きませんな、これは。
困った困った。
とか考えながら、とりあえず次の作業をしてました。
合わせ目消し。
組んだときに、面倒な箇所は先に接着しておいたんですね。
なので、一旦バラバラにしてペーパーを当てました。
胸と腹のモナカ式。
これも難題だったんですが、もう一度調べてみると、ペーパー当てるもの、塗装するのにも、それほど面倒はないかなと思って、腹をさっさと接着しました。
胸の合わせ目消しは先にやった方がいいですけどね。
ついでにやった作業。
尻アーマーです。
あまりにも寂しいので、ちょっとだけモールドを追加してあげました。
エッチングノコを使っての、フリーハンドで彫りました。
ガイドを作って、ナイフやらでけがくよりも、ノコでやった方が簡単かつ短時間でできますね。
細かいのはさすがに難しいですけど、エッチングノコ。便利ですわ。
下の方が白っぽく感じるのは、ペーパーを当ててあげたからです。
ウェルドラインとかがあったものですからね。ノコの跡も消さなくてはなりませんしね。
この時代のキットを作っていて一番痛感するのは、パーツの端っこの精度ですね。
これだけ大きなパーツでも、端っこに段差みたいなのとか、ちょっとしたバリがあるんですよ。
これらを綺麗にペーパーをかけて消してあげないと、ちょっとおかしなことになりますから。
で、次は接着と。
肩以外、全部接着しました。
関節を弄るわけでもないし、内部を開く必要はないかなと。
しかし、ディテールアップはどうしよう?切りないなあ。そんなに沢山の別売りパーツも持ってないし。
ディテールアップパーツだけでなく、凹凸モールドも追加してあげた方がいいような・・・。
全体的にノッペリし過ぎなんですよねえ。
どないしよ。
ぜんぜん簡単キットじゃね~。
そんな訳で、今日のアルパ・アジールはお仕舞いです。
また。
点数:8点
寸評:人を思う心とはかくあるべし!
さて、藤沢周平の傑作の登場です。
数年前に映画化され、知名度はかなり高い作品ではないかと思います。
が、あらかじめ言っておきます。
「小説と映画は別物」
なんでもそうですが、小説を映画化した場合、そのクオリティは相当に下がると思った方がいいです。
ハリーポッターは知りませんけど(読んだことがない)、私が知る範囲では、小説よりもよかった映画など存在しません。
考えてみれば、「たそがれ清兵衛」なんて、かなり無茶な映画化でしたから。
いや、あれもアレで良かったですよ?が、小説版とはまったく違う内容ですよ。
同タイトルの短編小説からいいトコ取りをして、纏めたものが映画バージョンですからね。
さて、蝉しぐれですが、これは紛れもない傑作です。
私、この本を初読したとき、徹夜しました。久しぶりでした。読書で徹夜したのは。
最近、数巻続く本を読むことが多かったので、徹夜してまで読むことがなかったのですな。
ローマ人の物語は本当に面白い歴史叙述ですが、なにせ23巻(当時の文庫版が)もあったわけです。
なので、徹夜してまで一気読みなんて考えもしません。
無駄な抵抗ですからね。
が、蝉しぐれはやってしまいました。
400ページちょっとの内容ですから、徹夜すればいける範囲ですよ。一気にもっさりと読みきりました。
内容はというと、ある少年と少女を描くところから始めるわけです。
彼らがどんな関係で、どんな世界に住んでいるのか。これを丁寧に、しかししつこくならない程度に描いていくんですな。
この辺、さすがに往年の小説家です。上手いもんですよ。
少年と少女の心温まる触れ合い(恋愛ではなく)があり、そこはかとなく漂う慕情がそこに感じられます。
が、やがて少年に悲劇が襲いかかります。
少女は、少年の悲劇を救えないまでも、少しでも共に分かち合おうと、行動で示すわけです。
後、少年は悲劇に押しつぶされそうになりながらも、懸命に自己を維持するため、剣道に打ち込みます。
が、やがて少女との別れが来ます。
少女が別れの挨拶に来た時、少年は道場でシゴキにあっていました。
結局二人は会えず、心にしこりを持ったまま、少年は歳月を跨いでいくのです。
その後、心の一滴を壊してしまう事態が持ち上がります。
少女がなんと・・・。
少年はそこから、心の乾きを背負っていくことになります。
あの時、少女がお別れを言いに来た時、俺が会えていたなら・・・。
月日が過ぎ、少年は青年となり、大人の世界に踏み出します。
そこへ、大人の女性となった少女が絡んできます。
数年ぶりに再開する二人。
少女を襲っためまぐるしい運命。それでも少女を守るため、全身全霊を尽くす少年。
それから20年後・・・。もはや中年となった二人。
その二人の最後の邂逅が待っていた・・・。
「~そのような道はなかったのでしょうか?」
「それができなかったこと。それがし、人生最大の悔いとしております」
なんのことか分からないでしょうし、これを見てもありがちだね!なんていったらいけません。
この本は優れた小説です。ここまで読んで「読まなくてもいいかな」って思ったなら、それは私が悪いのです。
ここまで丁寧に人の心を書いた小説は読んだことがありません。
最後の二人の会話。あれを読んだ時、人ってこういうものだよなあって思いました。
ほんのちょっと歯車がずれただけで、報われない思いってのがあるわけです。
でも、その思いは、その人が生き続ける限り、ずっと心の中で血を流し続けるものです。
その思いが救われたような、ね。
これを読んで感動できるのは、おそらく男だけです。
女性はもっと分かり易く、明確な答えを求めるでしょう。
男性諸君。一度読んでみては如何だろうか?
心を焦がした事のある人なら、きっと知らずに涙が出てくるはずであ~る。
いじょ。
また。
ヤクトドーガさんが完成したことにより、シリーズは折り返し地点を迎えたわけです。
・・・まだ半分か・・・。いい加減草臥れたよ。最近の、造形も構造も優れたキットを弄りたい・・・。
これで、このシリーズも4機目が完成ですか。
そして、開始から3ヶ月と半月くらいと。
開始の時の予想通り、初夏までかかりそうですね。
こうしてみると分かりますが、ヤクトドーガさん。一番ボリュームがありますね。
身長はリガズィさんとほとんど変わらないのですが、幅がね。
やっぱりリガさん、膝下が長すぎるかな。
さて、ヤクトドーガさん。ネオジオンのエース機らしく、ロンドベルのエース機であるリガズィさんと対等というべきデキの造形でした。
全体的に情報量の少ないキットですから、モールド追加とかディテールアップとかしてあげれば、相当格好よくなると思います。
曲面への直線モールド追加ってのは、結構難しいとは思いますけど。これがあって、私も手抜きしました。
ただ、リガさんの頭が小さくて格好いいのに対し、ヤクトさんはちょっとデカ頭ですね。頭が大きいというより、フェイスがでかい。
ヤクトドーガはギラドーガにニュータイプ用のシステムを載せ、改修した機体だとかいう設定らしいんですが・・・。
どう見ても、面影がありません。
別物だろ?これは。身長もちょっと大きくなっているし。サイコミュ兵器を載せると、大型化してしまうんだっけ?
でも、キットを見る分には、脚が長くなっただけって気もするなあ。
サイコミュ兵器って、脚に搭載する物なんだろうか?
そうそう、今回学んだこと。
○消耗品は買いだめしておけ。
常識かもしれませんが。
○メタリック塗装をする時、上手にメタリック塗料でないものを調色に取り入れれば、上手い具合に金属感を出しながら、キラキラにならずに済むかも。
これは仮定です。こんど実験してみたいですが、水性塗料からは、そろそろ脚を洗うのでね。
いつになることやら。
○メタリックグロス仕上げにするなら、表面処理は丁寧にやれ。
これも常識なんでしょうね。
合わせ目自体ではなく、合わせ目周辺の不規則な曲面が目立つとは思いませんでした。
曲面の合わせ目を消す時は、全体にペーパーをかける事が大事ですね。
○メタリック塗料は、トップコートで若干、色味が変わる。
これも常識かもしれませんね。なんというか・・・、濃くなる感じ?
それと鈍い輝きだったものが、ツヤありでキラキラになる感じ。
鈍い輝きのままにするには、半ツヤがいいんでしょうかね?それとも、トップコートなし?
○缶サフはギリギリまで使おうとするな。
もうね、ビビリましたから。あんなザラザラになるとは・・・。
これがあったので、多少手続きが面倒になることを覚悟して、瓶サフを買ってきたくらいですからね。
ま、当分、缶サフがなくなるまでは、使い続けますけど。
今回のヤクトドーガさんは、メタリック塗装ってことで、かなり楽しかったです。
マスキングテープを買ってきてから、かつてないほどに集中して作業してましたからね。
メタリックグロス。たのし~なっと。またやろ。
では。
~追記~
さて、こんなことをしている間に月日は流れ、2ヶ月前からずっと欲しかったビルトラプターが発売を迎えますね!!
あー!欲しい・・・。
でも駄目です。
この間、秋葉原に言った時に、コトブキヤさんの店で完成品が展示してあったのですよ。
格好いいなあと思いつつ下を見たら、アーマードコアのクレスト・デュアルフェイスも展示してあったんですね。
見比べて、優先順位はクレストの方が高い気がしてきて、クレストを選びました。
なので、ラプターは暫くお預けです。
あ~、クレスト作りたいよ~。
でも、これも駄目です。
一個一個完成させていくスタンスは、なるべく崩さないようにしたいのです。
だって、仮組み→放置なんて楽なことを覚えちゃったら、どれだけのキットが放置プレイの憂き目を見るんですか?
模型の醍醐味を楽しまず、適当なところで満足しちゃって。
それでは駄目です。下手でも手抜きでも、完成させる。基本です。
そこで許したら、私は歯止めがきかなくなると思うのです。なので、一個一個完成に持って行きます。
そういえば、2ヶ月、いや3ヶ月近く前にも同じことを言ってましたね。
そう、エルガイムmk2の発売の時です。
エルガイムも作りてー。激しくエルガイムmk2を弄りたい!!
んで、そんなことを言っている間に、6月末が来て「レイレナードAALYAH」の発売になるんでしょうな。
んで、また
作りてー!!
ってのたまうんでしょう。
この間まで立てていた計画とはかなり違うのですが、ちょっと今思いつきました。
このシリーズが終わったら(いつになるかは不明なこと山の如しですが)、ラッカー系塗料に乗り換えます。
んで、ラッカー塗料の習作に一個サクっと手軽にいけるキット(そういうのにはバンダイ製がベストだね)を作ります。ここで、ABS樹脂がラッカーにどれだけ弱いかのテストも兼ねますから、当然、安いキットです。
安くてABS樹脂があるキット。手持ちの中ではアレかな。
で、ラッカーのこともある程度分かるでしょうから、そこで作りたいキット登場!!
コトブキヤさんのキットは造形が秀逸ですから、弄る必要もなく、ただただ綺麗に作ることに集中すればいいと思います。(まだ作ってないから分かりませんけど)
しかし、合わせ目消しなどの基本工作は、バンダイと違ってかなり残っているのがコトブキヤさんのキットです。
なので、そこそこの時間がかかって、あーだこーだで、おそらくはあーなってだな、つまり・・・。
駄目だ・・・。やっぱり予測がつかん。
学ぶべきことが多すぎて、沢山の実験台という名の屍を越えて行かねば、作りたいキットに手を出してはいけない気がする。
後悔はしたくないから。
同じキットを何度も作るのは、色んなものが勿体ないし。
やっぱり、当分は旧キットで知識の貯蓄と技術の向上を目指すしかないのだろうか?
青息吐息です・・・。
あ、まだ逆シャアシリーズも終わってなかったんだね。先のことを考えて、なにを愚痴っているのか、俺。
いつになったら、私はマイティーシリーズやシリコントライブさんのガレージキットに手を着けられるんでしょうか?
温度が下がらないうちに、なんとかかかりたいんですが・・・。
知識と経験がないってのは哀しいねえ。
今回で完成を迎えました。
ギラドーガさんの時に時間がかかってしまいましたが、リガズィさん以降はそこそこのペースで進んでいます。
それでも、一個に付き半月以上かかっているわけですが・・・。
さて、じゃあ見て行きましょうか。
時は来たれり・・・
いや~。格好いいですよね。煽りと目の高さ。どっちが似合っているのか分からなかったんで、両方とも載せちゃいました。
う~ん。格好いい。
では、お約束の三面図。
ちょっと傾いてしまいました。ってか、真っ直ぐに撮るの、難しいです。カメラのスタンドとか、当然の様に使ってないので。
この画像で分かるか怪しいんですが、肩アーマーとそこに乗っているファンネル。
これ、ちょっと実験したんですよ。
肩アーマーは艶ありトップコートを吹いて、ファンネルは吹かないというね。
画質が悪いんであれですが、幾らか色味が変わっていることが分かるんではないでしょうか?
トップコートを吹くと、水でぬらしたように色が濃くなって、ツヤツヤになるんですね。
なので、鈍い光が欲しい。塗料のままの色がいいって人は、トップコートを吹かないほうはいいかもしれません。
でも、こういった金属粒子が入っている塗料を使ってトップコートを吹かないと、後々金属が錆びて黒ずんでしまうとか・・・。
難しい選択ですね。
後ろから見た図を見れば一目瞭然ですが、ファンネルの中、肉抜きのため、空洞です。
何とかしようかと思ったんですが、こんな細かいものにディテールを入れるのは無理だってんで止めました。
そういや、改修部分。
腕の穴塞ぎ。かなり上手くいきました。
まだポリが露出していますが、これ以上ギリギリまでプラ板を寄せると、どう考えても手首が動かなくなるのでね。
ま、動かなくても問題ないキットなんですけど。
自然に手首を真っ直ぐ伸ばすことができるようになったので、まあ良かったですよ。
フル装備。
当然の助動詞「ベシ」として、ライフルはクェス専用。
しかも、テープで固定です。
だって持てないんだもん!!
見ての通り、上腕に回転軸がないため、不自然な構えしかできません。
回転軸を追加しようと考えたのですが、デザイン上、かなり難しいのです。上の写真を見てもらえれば分かるかと思いますが。
パイプが邪魔でね。
なので、諦めました・・・。
そうそう、顔です。
今回は、わりと上手に塗り分けることができました。
別に技術が向上したってわけではなく、たんにモールドがハッキリしていたから塗りやすかっただけです。
墨入れで誤魔化すこともできますしね。
さて、漸く完成したヤクトドーガさんですが、今回も恒例のキットレビューでもしましょうかね。
○キットの造形:6点
全体像はかなりいいと思います。それだけなら、今の目で見ても7点くらいあるのではないかな。
しかしです。アチコチに欠点があります。それも、一目で分かる欠点です。
腕の、人間で言う動脈がある場所に大きな穴が開いていたり、手首を真っ直ぐ伸ばすことができなかったり。
最大の欠点は、ディテールが少ないことかな?やろうと思えばユーザーで追加できることですけどね。今回は面倒臭かったので。
そういったところが明らかにおかしいので、一点マイナスです。
ハイコンプロのヤクトドーガさんと比べるのは酷ですが、結構いいものだと思いますよ。
○どれだけ簡単に綺麗に作れるか度:6点
特に不満はありませんでしたね。が、別に作りやすくもないので、この御点です。
いくつかのパーツ。例えば、腕に生えているパイプなどですが、これの塗装がし辛いのが目立ったくらいです。
中に入れてからでないと、合わせ目が消せないというモナカ式なんですね。
なので、マスキングが筆塗りで解決するしかないわけです。
ただし、時代相応に合わせ目の段差が大きいです。
曲面が多いデザインのヤクトドーガさんですから、綺麗にペーパーをかけてあげないと、あとあと合わせ目付近の微妙にずれた曲面が目立ってしまうのも面倒かな。
○可動範囲:5点
リガズィさんやギラドーガさんよりは動きます。
足回りは特にね。
が、上半身はむしろ動きません。肩アーマーが邪魔して、腕が挙げられないんですな。
あまり表情の幅はないかな。
○関節・武器保持力:3点
関節保持力は、今までどおり普通です。
が、武器が持てない。この武器保持力のなさは今までの比ではありません。
普通にやっていたのでは、まずもてません。それこそ真鍮線などの加工が必要かも。
ま、私は素直にテープですが・・・。
○プレイバリュー:5点
リガズィさんと同じようなものですね。
可もなく不可もなく。持っているはずの武器は、みんな揃っていますから。
クェス機を買えば、ギュネイ機のライフルも入っているので、ちょっとだけお得です。
○置物的価値:6点
これもリガズィさんと同じようなもので、造形そのものはいいので、置いておく分にはいいと思います。
頭の目がオサレですし。
が、手首が真っ直ぐにならないことから、ちょっとダサいですけど。
この辺は何とかしてあげてください。
○総合評価:6点
いくつかの欠点がなければ、逆襲のシャアシリーズでの最高傑作になりえたかもしれないキットです。
上手い人が丁寧に改造・改修をすれば、相当に格好よくなるキットです。
って、毎回、こればっかり言っている気がする・・・。
○お勧め度:6点
ヤクトドーガさんの1/144は相変わらずこれだけです。
逆シャアキットは全部そうなんですけどね。
あ、νガンダムだけは、GFFで出てたか・・・。
立体物としてのデキはハイコンプロには負けますが、結構いい物なので、作ることが好きな人には向いていると思います。
今回は、いつもと違う塗装をしたり、腕の改修などがあったので、結構楽しかったです。
あと、最後の写真を撮っていて気が付いたのですが、頭の位置がもう少し後ろの方が格好いいかも。
前に出ているような感じで、ちょっと猫背に見えますね。
なんで、今頃気が付くかなあ?
あと2mmほど後ろにずらしてやれば、胸を張ったポーズも決まるかと思います。
パイプの関係上、結構改修は面倒臭そうですけど。
腕の回転軸追加よりは楽かな?
ま、そんな訳で、ヤクトドーガさんは終了。
また。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |